JPS6337651B2 - - Google Patents
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- JPS6337651B2 JPS6337651B2 JP3980382A JP3980382A JPS6337651B2 JP S6337651 B2 JPS6337651 B2 JP S6337651B2 JP 3980382 A JP3980382 A JP 3980382A JP 3980382 A JP3980382 A JP 3980382A JP S6337651 B2 JPS6337651 B2 JP S6337651B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pot
- rice
- heat
- heater
- temperature
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は鍋の外周囲に加熱用の空間部を形成し
この空間部内に配設した複数本のヒータからの輻
射熱および空間部内の加熱空気の対流によつて鍋
を加熱する方式の炊飯器に関するもので、特に業
務用などの大型炊飯器において、複数本のヒータ
の通電開始時期に時間差を設けることにより多量
炊飯時の炊きむらを低減できる炊飯器を提供しよ
うとするものである。
この空間部内に配設した複数本のヒータからの輻
射熱および空間部内の加熱空気の対流によつて鍋
を加熱する方式の炊飯器に関するもので、特に業
務用などの大型炊飯器において、複数本のヒータ
の通電開始時期に時間差を設けることにより多量
炊飯時の炊きむらを低減できる炊飯器を提供しよ
うとするものである。
従来、炊飯容量3.6〜6程度の主に業務用の
炊飯器としてはガス式のものが殆んどであり、電
気式のものとしては3.6程度の業務用としては
小型の炊飯器に一部見受けられる程度である。業
務用などのように、多量の炊飯を行なう場合、鍋
も大型となりご飯層も深くなることから、加熱源
として高い熱量が要求されること、ご飯をうまく
炊く方法として、鍋外周全面から加熱することが
有効な方法として知られているが、ガス式の場
合、ガス燃焼加熱空気が鍋を囲む形となり、鍋側
面からも熱吸収が大きく、炊飯開始から比較的早
い時期から被炊飯物の上部も温度上昇が始まると
いう点からガス式炊飯器が業務用等の大型炊飯器
として広く使用されている理由と考えられる。し
かし高温度のガス燃焼炎は鍋底面を直接加熱する
ことから、ガス燃焼炎が当たる部位は加熱が急激
で、炊飯中、常に高温炎にさらされることから加
熱過多となり、所謂べとべとした状態に炊飯され
ることが多く、全体として味が落ちる欠点があ
る。またこの燃焼炎による集中加熱を緩和させべ
とつき状態を低減させる方法として、鍋の底部肉
厚を10mm前後と非常に厚肉とすることが提案さ
れていたが、べとつき状態を解決するには至つて
いなく、厚肉のために鍋は紋り加工が不可能で、
鋳造で造られ、鍋底以外も比較的厚肉と成つてお
り、炊飯容量6クラスで鍋だけの重量が4Kgを
超えるもので非常に鍋重量が大きく、使用性も悪
く、加工費も高価なものである。また、ガス式炊
飯器の場合、炊飯完了消火後、殆んど所謂追い炊
き効果としての熱量が無いために被炊飯物の温度
降下が早く、鍋底部被炊飯物の焦げを防ぐ面では
利点はあるが、蒸らし効果が弱く水つぽい炊き上
りとなり、おいしく旨味のあるご飯ではなかつ
た。
炊飯器としてはガス式のものが殆んどであり、電
気式のものとしては3.6程度の業務用としては
小型の炊飯器に一部見受けられる程度である。業
務用などのように、多量の炊飯を行なう場合、鍋
も大型となりご飯層も深くなることから、加熱源
として高い熱量が要求されること、ご飯をうまく
炊く方法として、鍋外周全面から加熱することが
有効な方法として知られているが、ガス式の場
合、ガス燃焼加熱空気が鍋を囲む形となり、鍋側
面からも熱吸収が大きく、炊飯開始から比較的早
い時期から被炊飯物の上部も温度上昇が始まると
いう点からガス式炊飯器が業務用等の大型炊飯器
として広く使用されている理由と考えられる。し
かし高温度のガス燃焼炎は鍋底面を直接加熱する
ことから、ガス燃焼炎が当たる部位は加熱が急激
で、炊飯中、常に高温炎にさらされることから加
熱過多となり、所謂べとべとした状態に炊飯され
ることが多く、全体として味が落ちる欠点があ
る。またこの燃焼炎による集中加熱を緩和させべ
とつき状態を低減させる方法として、鍋の底部肉
厚を10mm前後と非常に厚肉とすることが提案さ
れていたが、べとつき状態を解決するには至つて
いなく、厚肉のために鍋は紋り加工が不可能で、
鋳造で造られ、鍋底以外も比較的厚肉と成つてお
り、炊飯容量6クラスで鍋だけの重量が4Kgを
超えるもので非常に鍋重量が大きく、使用性も悪
く、加工費も高価なものである。また、ガス式炊
飯器の場合、炊飯完了消火後、殆んど所謂追い炊
き効果としての熱量が無いために被炊飯物の温度
降下が早く、鍋底部被炊飯物の焦げを防ぐ面では
利点はあるが、蒸らし効果が弱く水つぽい炊き上
りとなり、おいしく旨味のあるご飯ではなかつ
た。
本発明は上記事情に鑑みて炊飯熱量制御が行な
い易いという電気式の利点を生かして発明された
ものであり、以下本発明の一実施例について図面
を参照して説明する。
い易いという電気式の利点を生かして発明された
ものであり、以下本発明の一実施例について図面
を参照して説明する。
第1図において、1は筒状の外ケースで、上方
内面に金具2が対向して2ケ所固着されている。
3は内ケースで上部開口部は外周方向に突出した
縁部を有しており、縁部下方外周側に金具4が縁
部上端内周側にスペーサ5の締結と同時に略等間
隔に4ケ所固着されている。前記金具4は外方他
端を外ケース1の上端部に係止され下方部は前記
金具2とネジにより対向して2ケ所で締結されて
いる。前記スペーサ5は内ケース3の縁部上端か
ら上方へ若干凸状となつており、締結部は凹状に
成形されて締結部品の頭部が突出しない形状に耐
熱プラスチツクスの材料で成形され略等間隔に4
個配置されている。6は開口上端部を外方に突出
させたフランジ部を有する肉厚2mmのプレス加工
の鍋で、このフランジ部下端をスペーサ5に載置
して吊り下げ状態に内ケース3に着脱自在に収納
されている。これにより鍋6の側面外周と底部下
方に連続して加熱空間が形成されている。7はツ
マミ8を有する蓋で、鍋6のフランジ部に載置し
鍋6を閉塞している。10は支持脚9を有する底
板で、通気孔39を複数箇所成形させてあり外ケ
ース1の下端部に嵌着固定されている。内ケース
3の底部は内面側に凸状とした略環状のリブ11
a,11bが成形されており、リブ11bの内周
側に通気孔12が間欠して複数個成形されてい
る。前記リブ11a,11bの上面にはヒータの
熱を鍋6側に反射する反射体13が載置され、ヒ
ータ台14の固着と同時に内ケース3の底部に固
着されている。この反射体13の外周側は略円弧
状に上方に伸ばされ外周径は内ケース3の内径と
微少な間隙となつており、内周側は凸状に成形さ
れ凸状上面に通気孔15が間欠して複数個成形さ
れている。ヒータ台14はL字形に成形され上端
部に4ケ所切欠き部16を有し、この切欠き部1
6に2本の内周部ヒータ17,18と1本の外周
部ヒータ19の3本のシーズヒータが載置され、
シーズヒータが上方に外れないようにヒータ押え
金具20,21が固着されている。このヒータ台
14の固定は取付部の一方をクランク状に成形
し、内ケース3底部のリブ11a上面に設けた孔
に挿通係止させ、他方をリブ11b上面のツボ穴
にビスにより反射体13を介して固着されてい
る。また、ヒータ台14のクランク状成形側の反
射体13の孔とリブ11a上面の孔はヒータ通電
によるヒータ台14の熱膨張を逃がすために膨張
代を見込んで径大としてある。
内面に金具2が対向して2ケ所固着されている。
3は内ケースで上部開口部は外周方向に突出した
縁部を有しており、縁部下方外周側に金具4が縁
部上端内周側にスペーサ5の締結と同時に略等間
隔に4ケ所固着されている。前記金具4は外方他
端を外ケース1の上端部に係止され下方部は前記
金具2とネジにより対向して2ケ所で締結されて
いる。前記スペーサ5は内ケース3の縁部上端か
ら上方へ若干凸状となつており、締結部は凹状に
成形されて締結部品の頭部が突出しない形状に耐
熱プラスチツクスの材料で成形され略等間隔に4
個配置されている。6は開口上端部を外方に突出
させたフランジ部を有する肉厚2mmのプレス加工
の鍋で、このフランジ部下端をスペーサ5に載置
して吊り下げ状態に内ケース3に着脱自在に収納
されている。これにより鍋6の側面外周と底部下
方に連続して加熱空間が形成されている。7はツ
マミ8を有する蓋で、鍋6のフランジ部に載置し
鍋6を閉塞している。10は支持脚9を有する底
板で、通気孔39を複数箇所成形させてあり外ケ
ース1の下端部に嵌着固定されている。内ケース
3の底部は内面側に凸状とした略環状のリブ11
a,11bが成形されており、リブ11bの内周
側に通気孔12が間欠して複数個成形されてい
る。前記リブ11a,11bの上面にはヒータの
熱を鍋6側に反射する反射体13が載置され、ヒ
ータ台14の固着と同時に内ケース3の底部に固
着されている。この反射体13の外周側は略円弧
状に上方に伸ばされ外周径は内ケース3の内径と
微少な間隙となつており、内周側は凸状に成形さ
れ凸状上面に通気孔15が間欠して複数個成形さ
れている。ヒータ台14はL字形に成形され上端
部に4ケ所切欠き部16を有し、この切欠き部1
6に2本の内周部ヒータ17,18と1本の外周
部ヒータ19の3本のシーズヒータが載置され、
シーズヒータが上方に外れないようにヒータ押え
金具20,21が固着されている。このヒータ台
14の固定は取付部の一方をクランク状に成形
し、内ケース3底部のリブ11a上面に設けた孔
に挿通係止させ、他方をリブ11b上面のツボ穴
にビスにより反射体13を介して固着されてい
る。また、ヒータ台14のクランク状成形側の反
射体13の孔とリブ11a上面の孔はヒータ通電
によるヒータ台14の熱膨張を逃がすために膨張
代を見込んで径大としてある。
鍋6の底部の断面形状は内面側凹状の略球状断
面となつており、前記3本のヒータと鍋6底部と
の間隔は鍋底断面形状に対して2重巻に形成され
た内周部ヒータ17は他の2本のヒータ18,1
9に比べ上方に位置しており、ヒータピツチはヒ
ータ17外周側とヒータ18との間隔は他に比べ
大としてある。外周部ヒータ19は鍋6の最下部
下方に配設され、ヒータ18と19は同一平面上
に位置されているので、ヒータ18の鍋底との間
隔はヒータ19のそれに比べ大となつている。鍋
6の底部中央には鍋温度を感知して炊飯を制御す
る感熱装置22が配設され、その周囲は加熱空間
部からの熱影響を避けるために感熱装置外ケース
23、遮熱リング24、遮熱筒25が配設されて
いる。遮熱リング24はアルミニウム生地の板材
を断面U字形の筒状に成形したもので、有底筒状
の感熱装置外ケース23と感熱装置摺動板26と
の固着により、両者にはさまる形で嵌着されてい
る。また、感熱装置摺動板26は下方に3ケ所略
等間隔にツメ27が突出されており、内ケース3
底部中央に固着された感熱装置固定板28に形成
されたツメ貫通孔にツメ27の折曲げにより挿通
係止されている。感熱装置22の底部からもツメ
が下方に突出されており、感熱装置摺動板に形成
されたツメ貫通孔にツメの折曲げにより挿通係止
されている。29は感熱装置を常に上方へ付勢す
るコイルバネで、30は遮熱リング24、感熱装
置外側ケース23、感熱装置摺動板26を常に上
方へ付勢するコイルバネであり、前記コイルバネ
29に比べバネ力を大としてある。
面となつており、前記3本のヒータと鍋6底部と
の間隔は鍋底断面形状に対して2重巻に形成され
た内周部ヒータ17は他の2本のヒータ18,1
9に比べ上方に位置しており、ヒータピツチはヒ
ータ17外周側とヒータ18との間隔は他に比べ
大としてある。外周部ヒータ19は鍋6の最下部
下方に配設され、ヒータ18と19は同一平面上
に位置されているので、ヒータ18の鍋底との間
隔はヒータ19のそれに比べ大となつている。鍋
6の底部中央には鍋温度を感知して炊飯を制御す
る感熱装置22が配設され、その周囲は加熱空間
部からの熱影響を避けるために感熱装置外ケース
23、遮熱リング24、遮熱筒25が配設されて
いる。遮熱リング24はアルミニウム生地の板材
を断面U字形の筒状に成形したもので、有底筒状
の感熱装置外ケース23と感熱装置摺動板26と
の固着により、両者にはさまる形で嵌着されてい
る。また、感熱装置摺動板26は下方に3ケ所略
等間隔にツメ27が突出されており、内ケース3
底部中央に固着された感熱装置固定板28に形成
されたツメ貫通孔にツメ27の折曲げにより挿通
係止されている。感熱装置22の底部からもツメ
が下方に突出されており、感熱装置摺動板に形成
されたツメ貫通孔にツメの折曲げにより挿通係止
されている。29は感熱装置を常に上方へ付勢す
るコイルバネで、30は遮熱リング24、感熱装
置外側ケース23、感熱装置摺動板26を常に上
方へ付勢するコイルバネであり、前記コイルバネ
29に比べバネ力を大としてある。
31は感熱装置22の炊飯制御の動作をマイク
ロスイツチ32に伝達するレバーであり、外ケー
ス1に固着された操作板33に取付けられたフレ
ーム34の軸受35で回動可能に取付けられてい
る。36は炊飯を開始させるための炊飯ボタンで
ある。40は電装部品等を収納するケースであ
り、ヒータ側からの輻射熱と、水の浸入を遮へい
する板41が間隙を持たせて固着されている。4
2は内周部ヒータ17,18の通電を制御するタ
イマー機能を有する回路基板で、リレー43が配
設されている。
ロスイツチ32に伝達するレバーであり、外ケー
ス1に固着された操作板33に取付けられたフレ
ーム34の軸受35で回動可能に取付けられてい
る。36は炊飯を開始させるための炊飯ボタンで
ある。40は電装部品等を収納するケースであ
り、ヒータ側からの輻射熱と、水の浸入を遮へい
する板41が間隙を持たせて固着されている。4
2は内周部ヒータ17,18の通電を制御するタ
イマー機能を有する回路基板で、リレー43が配
設されている。
次に以上のように構成した本実施例の作用につ
いて説明する。外ケース1と内ケース3とはスペ
ーサ5と同時に内ケース3に固着された金具4と
外ケース1に固着された金具2によりビスで締結
固定させている。鍋6内に水洗いした米37とこ
の米37の炊飯に必要な水38を収納し、鍋6を
内ケース3内に収納する。この時鍋6は内ケース
3上部に固着されたスペーサ5に案内されて内ケ
ース3のほぼ中央部に位置され、鍋6のフランジ
部が耐熱プラスチツクスで成形されたスペーサ5
の上面に載置され吊り下げ状態に内ケース3内に
収納され、加熱用の空間部が形成され、鍋6側面
外周の加熱空間は略均一に形成される。またスペ
ーサ5は内ケース3の上端面から突出されている
ので鍋6フランジ部と内ケース3の上端面との間
に間隙が形成されて加熱空間部は外部と連通さ
れ、鍋6フランジ部が内ケース3上端開口縁に直
接接触されないために金属同志の接触が回避され
る。また、スペーサ5の締結部品もスペーサ5内
に収納されているので、鍋6側面を傷つけない。
鍋6の内ケース3内への収納により、内ケース3
の底部中央に配設された感熱装置22が鍋6収納
にともない押下げられ乍ら鍋6底部に押圧され、
感熱装置22を上方に付勢しているコイルバネ2
9よりも遮熱リングを上方に付勢しているコイル
バネ30の方がバネ力が強いため、遮熱リング2
4の上端開口縁部も同様に鍋6底部に押圧され加
熱空間部熱気の感熱装置22側への浸入を防止す
ると同時に、遮熱リング24が受けた熱を鍋6底
部中央付近に積極的に伝達する役目を果す。鍋6
が内ケース3に収納された状態で蓋7をツマミ8
を持つて鍋6を閉塞し炊飯ボタン36を下方へ押
下げるとレバー31がフレーム34の軸受35を
支点に回動されて感熱装置22に吸着保持されマ
イクロスイツチ32が閉路されて加熱過程の最初
から外周部ヒータ19が通電されると同時に回路
基板42のタイマー機能が開始する。外周部ヒー
タ19の通電に伴ない加熱空間部は温度上昇し鍋
外周囲を加熱する。外周部ヒータ19は鍋底外周
の最下部の曲率の小さい円弧状の下方に配設され
ているために、シーズヒータ19周辺の鍋底を急
激に温度上昇させることがなく、加熱空気は上昇
気流となつて鍋側面外周を炊飯加熱過程の初期か
ら加熱させることができ、被炊飯物の上部の温度
上昇を鍋底部被炊飯物の温度上昇に近づける効果
が得られる。また、外周部シーズヒータ19だけ
による通電中において内周部ヒータ17,18に
近接する鍋底部周辺も加熱空間下部の雰囲気が温
度上昇するために、ゆるやかに温度上昇し米の水
分吸収を促進させ、米の熱伝導率を高め、内周部
ヒータ17,18の通電により受ける熱の上部へ
の伝達を良好とさせることができる。外周部ヒー
タ19だけによる通電時間の設定は米が糊化温度
に達する加熱過程の途中でリレー43が作動し内
周部ヒータ17,18の通電が行なわれるよう
に、タイマー機能回路の素子の定数により設定し
ている。このようにして炊飯の加熱過程の途中か
ら内周部ヒータ17,18の通電が行なわれ、通
電の経過にともない加熱空間部は更に温度が上昇
しヒータ周辺の高温空気は内ケース3底部に設け
られた通気孔12と、それと連通した反射体の通
気孔15から加熱空間下部中央の感熱装置22の
遮熱の役目を果す遮熱リング24下部へ内ケース
3外周囲の空気の流入により鍋6側面外周囲を経
由して鍋6フランジ部と内ケース3上端開口縁と
の間隙から外部へ流出する。これにより鍋側面か
らの被炊飯物の加熱は一層促進され被炊飯物上部
は水38の鍋6中心部と周辺部との対流により、
鍋6中心部の上部も加熱される。第4図に上記説
明した効果を図で示す。第4図aはシーズヒータ
17,18,19の3本を同時に加熱過程の最初
から通電させた時のA、B点の温度変化で、A、
B点の温度差が大きく、B点は100℃に達すると
直ちに断電状態と成り、上部は炊き込み不足で吸
水が少なく硬く、鍋底部はやわらかい状態で炊き
むらが大きい。これに対して本実施例では第4図
bに示すように、A、B点の温度差が小さくB点
も100℃に長く保持させることができており、鍋
底部も急激な温度上昇とならないために全体とし
て炊きむらは非常に少なくできる。
いて説明する。外ケース1と内ケース3とはスペ
ーサ5と同時に内ケース3に固着された金具4と
外ケース1に固着された金具2によりビスで締結
固定させている。鍋6内に水洗いした米37とこ
の米37の炊飯に必要な水38を収納し、鍋6を
内ケース3内に収納する。この時鍋6は内ケース
3上部に固着されたスペーサ5に案内されて内ケ
ース3のほぼ中央部に位置され、鍋6のフランジ
部が耐熱プラスチツクスで成形されたスペーサ5
の上面に載置され吊り下げ状態に内ケース3内に
収納され、加熱用の空間部が形成され、鍋6側面
外周の加熱空間は略均一に形成される。またスペ
ーサ5は内ケース3の上端面から突出されている
ので鍋6フランジ部と内ケース3の上端面との間
に間隙が形成されて加熱空間部は外部と連通さ
れ、鍋6フランジ部が内ケース3上端開口縁に直
接接触されないために金属同志の接触が回避され
る。また、スペーサ5の締結部品もスペーサ5内
に収納されているので、鍋6側面を傷つけない。
鍋6の内ケース3内への収納により、内ケース3
の底部中央に配設された感熱装置22が鍋6収納
にともない押下げられ乍ら鍋6底部に押圧され、
感熱装置22を上方に付勢しているコイルバネ2
9よりも遮熱リングを上方に付勢しているコイル
バネ30の方がバネ力が強いため、遮熱リング2
4の上端開口縁部も同様に鍋6底部に押圧され加
熱空間部熱気の感熱装置22側への浸入を防止す
ると同時に、遮熱リング24が受けた熱を鍋6底
部中央付近に積極的に伝達する役目を果す。鍋6
が内ケース3に収納された状態で蓋7をツマミ8
を持つて鍋6を閉塞し炊飯ボタン36を下方へ押
下げるとレバー31がフレーム34の軸受35を
支点に回動されて感熱装置22に吸着保持されマ
イクロスイツチ32が閉路されて加熱過程の最初
から外周部ヒータ19が通電されると同時に回路
基板42のタイマー機能が開始する。外周部ヒー
タ19の通電に伴ない加熱空間部は温度上昇し鍋
外周囲を加熱する。外周部ヒータ19は鍋底外周
の最下部の曲率の小さい円弧状の下方に配設され
ているために、シーズヒータ19周辺の鍋底を急
激に温度上昇させることがなく、加熱空気は上昇
気流となつて鍋側面外周を炊飯加熱過程の初期か
ら加熱させることができ、被炊飯物の上部の温度
上昇を鍋底部被炊飯物の温度上昇に近づける効果
が得られる。また、外周部シーズヒータ19だけ
による通電中において内周部ヒータ17,18に
近接する鍋底部周辺も加熱空間下部の雰囲気が温
度上昇するために、ゆるやかに温度上昇し米の水
分吸収を促進させ、米の熱伝導率を高め、内周部
ヒータ17,18の通電により受ける熱の上部へ
の伝達を良好とさせることができる。外周部ヒー
タ19だけによる通電時間の設定は米が糊化温度
に達する加熱過程の途中でリレー43が作動し内
周部ヒータ17,18の通電が行なわれるよう
に、タイマー機能回路の素子の定数により設定し
ている。このようにして炊飯の加熱過程の途中か
ら内周部ヒータ17,18の通電が行なわれ、通
電の経過にともない加熱空間部は更に温度が上昇
しヒータ周辺の高温空気は内ケース3底部に設け
られた通気孔12と、それと連通した反射体の通
気孔15から加熱空間下部中央の感熱装置22の
遮熱の役目を果す遮熱リング24下部へ内ケース
3外周囲の空気の流入により鍋6側面外周囲を経
由して鍋6フランジ部と内ケース3上端開口縁と
の間隙から外部へ流出する。これにより鍋側面か
らの被炊飯物の加熱は一層促進され被炊飯物上部
は水38の鍋6中心部と周辺部との対流により、
鍋6中心部の上部も加熱される。第4図に上記説
明した効果を図で示す。第4図aはシーズヒータ
17,18,19の3本を同時に加熱過程の最初
から通電させた時のA、B点の温度変化で、A、
B点の温度差が大きく、B点は100℃に達すると
直ちに断電状態と成り、上部は炊き込み不足で吸
水が少なく硬く、鍋底部はやわらかい状態で炊き
むらが大きい。これに対して本実施例では第4図
bに示すように、A、B点の温度差が小さくB点
も100℃に長く保持させることができており、鍋
底部も急激な温度上昇とならないために全体とし
て炊きむらは非常に少なくできる。
炊き込みが進むと鍋6内の水は米の吸水と蒸発
により少なく成り、鍋6底部は所謂空焼き状態に
近い状態となつて急激に温度上昇する。この温度
変化を鍋6底部に押圧された感温装置22が感知
し、所定の温度でレバー31の吸着を解除し、レ
バー31を押下げてマイクロスイツチ32を開路
し、シーズヒータ17,18,19を断電する。
断電後も加熱空間部内は高温のために対流が続い
ており、内ケース3底部に設けられた通気孔12
と反射体15を連通して外気の流入が引き続き行
なわれる。この外気流入が鍋6底部の所謂空焼状
態の進行を抑えて焦げを防ぐ役目を果たす。ま
た、遮熱リング24の配設により感熱装置22を
低い温度で動作させることが可能で焦げを防ぐ利
点がある。反射体13はシーズヒータの熱を上方
に反射させることと、反射体13と内ケース3底
部に囲まれて形成された空間部37,38で断熱
効果を高めて熱効率を高めると同時に内ケース3
外周と外ケース1で形成される空間部の温度上昇
を抑えることができる。
により少なく成り、鍋6底部は所謂空焼き状態に
近い状態となつて急激に温度上昇する。この温度
変化を鍋6底部に押圧された感温装置22が感知
し、所定の温度でレバー31の吸着を解除し、レ
バー31を押下げてマイクロスイツチ32を開路
し、シーズヒータ17,18,19を断電する。
断電後も加熱空間部内は高温のために対流が続い
ており、内ケース3底部に設けられた通気孔12
と反射体15を連通して外気の流入が引き続き行
なわれる。この外気流入が鍋6底部の所謂空焼状
態の進行を抑えて焦げを防ぐ役目を果たす。ま
た、遮熱リング24の配設により感熱装置22を
低い温度で動作させることが可能で焦げを防ぐ利
点がある。反射体13はシーズヒータの熱を上方
に反射させることと、反射体13と内ケース3底
部に囲まれて形成された空間部37,38で断熱
効果を高めて熱効率を高めると同時に内ケース3
外周と外ケース1で形成される空間部の温度上昇
を抑えることができる。
また、第2図に示すようにヒータ17は2重巻
に曲成され、他のヒータは略環状の1巻に曲成さ
れている。これにより三者のヒータの展開長を近
づけることができ、業務用は200Vクラスの電源
を使用することがほとんどであり、三相電源を使
用する時の電源設備不平衡率を小さくすることが
できる。他にヒータ本数も減らせることからコス
ト的にも安くなりヒータ温度も近づけることがで
き、炊きむらを抑え、ヒータの寿命も近づけるこ
とができる。
に曲成され、他のヒータは略環状の1巻に曲成さ
れている。これにより三者のヒータの展開長を近
づけることができ、業務用は200Vクラスの電源
を使用することがほとんどであり、三相電源を使
用する時の電源設備不平衡率を小さくすることが
できる。他にヒータ本数も減らせることからコス
ト的にも安くなりヒータ温度も近づけることがで
き、炊きむらを抑え、ヒータの寿命も近づけるこ
とができる。
以上の説明で明らかなように、本発明によれ
ば、加熱用の空間部に加熱過程の最初から通電す
る外周部ヒータと、加熱過程の途中から通電する
内周部ヒータを配設しているため、鍋底を急激に
加熱することなく、かつ鍋内被炊飯物上部も鍋底
部温度上昇に近づけることができることから、炊
きむらを低減させることができる。またシーズヒ
ータの輻射熱はガス燃焼炎に比べ高度が低くシー
ズヒータの配設方法や、電力バランス、発熱の制
御を適切に設定することにより鍋底面の均一加熱
を得やすく、したがつて業務用等の大型炊飯器に
おいても鍋肉厚は1.5〜2mm程度まで薄肉化する
ことが可能となり、鍋の軽量化で使用性のよい炊
飯器を提供できるという利点がある。鍋の薄肉化
により鍋の加工もプレス成形が可能でありコスト
的にも利点があるものである。また加熱源のシー
ズヒータは比熱の大きい加熱源であることから炊
飯完了による断電後も高い熱量を有しており、こ
の熱量が所謂追い炊き効果を生み、被炊飯物の温
度降下を抑制して余分な水分を蒸発させる熱量と
して働らき、蒸らし効果を高め、旨味のあるご飯
を提供できるという利点がある。
ば、加熱用の空間部に加熱過程の最初から通電す
る外周部ヒータと、加熱過程の途中から通電する
内周部ヒータを配設しているため、鍋底を急激に
加熱することなく、かつ鍋内被炊飯物上部も鍋底
部温度上昇に近づけることができることから、炊
きむらを低減させることができる。またシーズヒ
ータの輻射熱はガス燃焼炎に比べ高度が低くシー
ズヒータの配設方法や、電力バランス、発熱の制
御を適切に設定することにより鍋底面の均一加熱
を得やすく、したがつて業務用等の大型炊飯器に
おいても鍋肉厚は1.5〜2mm程度まで薄肉化する
ことが可能となり、鍋の軽量化で使用性のよい炊
飯器を提供できるという利点がある。鍋の薄肉化
により鍋の加工もプレス成形が可能でありコスト
的にも利点があるものである。また加熱源のシー
ズヒータは比熱の大きい加熱源であることから炊
飯完了による断電後も高い熱量を有しており、こ
の熱量が所謂追い炊き効果を生み、被炊飯物の温
度降下を抑制して余分な水分を蒸発させる熱量と
して働らき、蒸らし効果を高め、旨味のあるご飯
を提供できるという利点がある。
第1図は本発明の一実施例を示す業務用炊飯器
の縦断面図、第2図は同業務用炊飯器の鍋を取り
出した状態の本体の平面図、第3図は同電気回路
図、第4図は被炊飯物の温度上昇曲線を示す図で
あり、aは従来の炊飯器の場合、bは本実施例の
場合を示す。 1……外ケース、3……内ケース、6……鍋、
17,18,19……シーズヒータ、42……タ
イマー機能を有する回路基板、43……リレー、
44……温度ヒユーズ。
の縦断面図、第2図は同業務用炊飯器の鍋を取り
出した状態の本体の平面図、第3図は同電気回路
図、第4図は被炊飯物の温度上昇曲線を示す図で
あり、aは従来の炊飯器の場合、bは本実施例の
場合を示す。 1……外ケース、3……内ケース、6……鍋、
17,18,19……シーズヒータ、42……タ
イマー機能を有する回路基板、43……リレー、
44……温度ヒユーズ。
Claims (1)
- 1 鍋を収納する内ケースと鍋の外周囲との間に
加熱用の空間部を形成し、前記加熱用の空間部に
加熱過程の最初から通電する外周部ヒータと、加
熱過程の途中から通電する内周部ヒータを配設し
た炊飯器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57039803A JPS58155819A (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57039803A JPS58155819A (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 炊飯器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58155819A JPS58155819A (ja) | 1983-09-16 |
| JPS6337651B2 true JPS6337651B2 (ja) | 1988-07-26 |
Family
ID=12563108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57039803A Granted JPS58155819A (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 炊飯器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58155819A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0445645Y2 (ja) * | 1987-05-15 | 1992-10-27 | ||
| JPH0540827Y2 (ja) * | 1987-05-30 | 1993-10-15 | ||
| JP2574296Y2 (ja) * | 1992-06-22 | 1998-06-11 | 象印マホービン株式会社 | 調理器の加熱装置 |
-
1982
- 1982-03-12 JP JP57039803A patent/JPS58155819A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58155819A (ja) | 1983-09-16 |
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