JPS6340666Y2 - - Google Patents
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- JPS6340666Y2 JPS6340666Y2 JP4006786U JP4006786U JPS6340666Y2 JP S6340666 Y2 JPS6340666 Y2 JP S6340666Y2 JP 4006786 U JP4006786 U JP 4006786U JP 4006786 U JP4006786 U JP 4006786U JP S6340666 Y2 JPS6340666 Y2 JP S6340666Y2
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- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は制動円板に対して少なくとも1つの摩
擦パツドが液圧作動装置のピストンにより直接摩
擦係合される形式のデイスクブレーキの制動間隙
自動調整装置に関するものである。
擦パツドが液圧作動装置のピストンにより直接摩
擦係合される形式のデイスクブレーキの制動間隙
自動調整装置に関するものである。
[従来の技術]
従来の制動間隙自動調整装置を備えたデイスク
ブレーキは、摩擦パツドの変形やキヤリパの拡が
り変形などに伴つて制動間隙が不必要に調整さ
れ、ブレーキ解除状態でも摩擦パツドが制動円板
に係合したままとなり、引摺りを生じることがあ
る。
ブレーキは、摩擦パツドの変形やキヤリパの拡が
り変形などに伴つて制動間隙が不必要に調整さ
れ、ブレーキ解除状態でも摩擦パツドが制動円板
に係合したままとなり、引摺りを生じることがあ
る。
このような問題を一応解決するものとして、特
開昭49−133770号公報に開示されるものがある。
これはブレーキ作用時不動の調整ボルトに螺合さ
れた調整ナツトがピストンに追随して制動間隙調
節作用をし、ブレーキ解除時不動の調整ボルトに
対して調整ナツトが所定の量だけ戻され、ピスト
ンの戻りを阻止するストツパとしての役割を果
す。このような調整作用は皿ばねの撓みによつて
作動されるので、この皿ばねのばね特性のバラ付
きに大きく左右されるばかりでなく、構造が非常
に複雑であり、長期使用に対する作動の信頼性に
問題がある。
開昭49−133770号公報に開示されるものがある。
これはブレーキ作用時不動の調整ボルトに螺合さ
れた調整ナツトがピストンに追随して制動間隙調
節作用をし、ブレーキ解除時不動の調整ボルトに
対して調整ナツトが所定の量だけ戻され、ピスト
ンの戻りを阻止するストツパとしての役割を果
す。このような調整作用は皿ばねの撓みによつて
作動されるので、この皿ばねのばね特性のバラ付
きに大きく左右されるばかりでなく、構造が非常
に複雑であり、長期使用に対する作動の信頼性に
問題がある。
また、特公昭39−27597号公報に開示されるも
のも、ブレーキ作用時調整ボルトに対して調整ナ
ツトがピストンに追随し、ブレーキ解除時所定の
量、すなわち皿ばねの初期撓み分だけ調整ナツト
が後退螺動し、ピストンの戻り量を制限するもの
であり、皿ばねのばね特性が性能に影響し、制動
間隙にバラ付きが生じやすい。
のも、ブレーキ作用時調整ボルトに対して調整ナ
ツトがピストンに追随し、ブレーキ解除時所定の
量、すなわち皿ばねの初期撓み分だけ調整ナツト
が後退螺動し、ピストンの戻り量を制限するもの
であり、皿ばねのばね特性が性能に影響し、制動
間隙にバラ付きが生じやすい。
[考案が解決しようとする問題点]
そこで、本考案の目的は上述の問題に鑑み、構
成が簡単で、性能にバラ付きがなく、過大なブレ
ーキ力に対してブレーキ液圧を感知して制動間隙
調整作用が中断されるデイスクブレーキの制動間
隙自動調整装置を提供することにある。
成が簡単で、性能にバラ付きがなく、過大なブレ
ーキ力に対してブレーキ液圧を感知して制動間隙
調整作用が中断されるデイスクブレーキの制動間
隙自動調整装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本考案の構成はピ
ストンを嵌合するシリンダの端壁に回転不可能で
あつて軸方向運動停止可能に支持した調整ボルト
と、該調整ボルトに螺合され先端が前記ピストン
の端壁に対向している調整ナツトと、該調整ナツ
トに巻き付けられ、一端が前記ピストンに係止さ
れ、他端が前記調整ナツトのフランジに衝合され
ていて前記調整ナツトの前進螺動を許すが後退螺
動を阻止する螺旋状のクラツチばねと、前記調整
ナツトの外周面に形成され基端が小径となつてい
る段付軸部に摺動可能に外嵌されかつ前記フラン
ジとの間に皿ばねを介装された段付スリーブと、
前記ピストンに結合した座板と前記段付スリーブ
の基端面との間に介装したスラスト軸受とを具備
するものである。
ストンを嵌合するシリンダの端壁に回転不可能で
あつて軸方向運動停止可能に支持した調整ボルト
と、該調整ボルトに螺合され先端が前記ピストン
の端壁に対向している調整ナツトと、該調整ナツ
トに巻き付けられ、一端が前記ピストンに係止さ
れ、他端が前記調整ナツトのフランジに衝合され
ていて前記調整ナツトの前進螺動を許すが後退螺
動を阻止する螺旋状のクラツチばねと、前記調整
ナツトの外周面に形成され基端が小径となつてい
る段付軸部に摺動可能に外嵌されかつ前記フラン
ジとの間に皿ばねを介装された段付スリーブと、
前記ピストンに結合した座板と前記段付スリーブ
の基端面との間に介装したスラスト軸受とを具備
するものである。
[作用]
シリンダ6へ圧液が加えられると、ピストン1
7の左方運動に伴つて座板25、スラスト軸受1
1、段付スリーブ12および皿ばね14を介して
調整ナツト20に推力が働き、不動の調整ボルト
18に対して調整ナツト20がピストン17に追
随して螺動する。クラツチばね15は巻きほぐさ
れるような力を受けるだけで、調整ナツト20の
螺動を妨げない。
7の左方運動に伴つて座板25、スラスト軸受1
1、段付スリーブ12および皿ばね14を介して
調整ナツト20に推力が働き、不動の調整ボルト
18に対して調整ナツト20がピストン17に追
随して螺動する。クラツチばね15は巻きほぐさ
れるような力を受けるだけで、調整ナツト20の
螺動を妨げない。
キヤリパ3が変形するほど高い圧液がシリンダ
6へ加えられると、段付スリーブ12および調整
ナツト20の各両端の受圧面積差により両者が皿
ばね14に抗して互いに接近する、しかし、調整
ナツト20の後退(右方移動)はクラツチばね1
5の巻き付き作用により阻止され、段付スリーブ
12が左方へ移動し、止め輪22および座板25
から離れて、ピストン17が調整ナツト20へ及
ぼす推力が解放されるので、調整ナツト20がそ
の位置に停止し、制動間隙調整作用が中断され
る。これにより摩擦パツドの制動円板への異常な
接近が阻止され、適正な制動間隙が維持される。
6へ加えられると、段付スリーブ12および調整
ナツト20の各両端の受圧面積差により両者が皿
ばね14に抗して互いに接近する、しかし、調整
ナツト20の後退(右方移動)はクラツチばね1
5の巻き付き作用により阻止され、段付スリーブ
12が左方へ移動し、止め輪22および座板25
から離れて、ピストン17が調整ナツト20へ及
ぼす推力が解放されるので、調整ナツト20がそ
の位置に停止し、制動間隙調整作用が中断され
る。これにより摩擦パツドの制動円板への異常な
接近が阻止され、適正な制動間隙が維持される。
シリンダ6の液圧を解放すると、ピストン17
が右方へ戻り、ピストン17の端壁が調整ナツト
20に当り、調整ナツト20を後退させようとす
ると、クラツチばね15が調整ナツト20に強く
巻き付いて調整ナツト20の後退螺動を阻止する
ので、ピストン17がその戻り位置で停止する。
が右方へ戻り、ピストン17の端壁が調整ナツト
20に当り、調整ナツト20を後退させようとす
ると、クラツチばね15が調整ナツト20に強く
巻き付いて調整ナツト20の後退螺動を阻止する
ので、ピストン17がその戻り位置で停止する。
[考案の実施例]
本考案の構成を図示の実施例に基づいて説明す
る。まず、本考案が適用される一般的なデイスク
ブレーキについて説明すると、第1図に示すよう
に、制動円板43の外周を跨いで逆U字状に折り
曲げられた平板からなる固定部材44の上部周縁
を制動円板の側面から見てU字状に切り欠いて形
成した壁面44a,44bの切欠46にそれぞれ
1対の摩擦パツド42,47を摺動可能に支持す
るとともに、固定部材44に対してキヤリパ3を
摺動可能に支持し、このキヤリパ3と一体をなす
シリンダ6にシールリング16を介して嵌合した
ピストン17の先端を摩擦パツド47の裏板48
に衝合し、さらにキヤリパ3が制動円板43の外
周を跨いで制動円板43の反対側に垂下する二股
状の反力片1を摩擦パツド42の裏板41に衝合
して構成される。
る。まず、本考案が適用される一般的なデイスク
ブレーキについて説明すると、第1図に示すよう
に、制動円板43の外周を跨いで逆U字状に折り
曲げられた平板からなる固定部材44の上部周縁
を制動円板の側面から見てU字状に切り欠いて形
成した壁面44a,44bの切欠46にそれぞれ
1対の摩擦パツド42,47を摺動可能に支持す
るとともに、固定部材44に対してキヤリパ3を
摺動可能に支持し、このキヤリパ3と一体をなす
シリンダ6にシールリング16を介して嵌合した
ピストン17の先端を摩擦パツド47の裏板48
に衝合し、さらにキヤリパ3が制動円板43の外
周を跨いで制動円板43の反対側に垂下する二股
状の反力片1を摩擦パツド42の裏板41に衝合
して構成される。
固定部材44の制動円板43と平行をなす壁面
44a,44bは補強板45によりそれぞれ補強
される。ピストン17の外端とキヤリパ3との間
に防塵ブーツ28が取り付けられる。
44a,44bは補強板45によりそれぞれ補強
される。ピストン17の外端とキヤリパ3との間
に防塵ブーツ28が取り付けられる。
第2図に示すように、本考案による制動間隙自
動調整装置は、キヤリパ3の端壁に通孔29が設
けられ、これに調整ボルト18の基端部がシール
リング24を介して支持され、かつこの頭部18
aとシリンダ6の端壁との間に皿ばね23が介装
されている。シリンダ6の端壁には1対のブラケ
ツト8が延出され、これに軸受27を介してカム
軸26が支持され、このカム軸26の周面に設け
た切欠と調整ボルト18の頭部18aの端面に設
けた切欠との間に、断面卵形のカム9が皿ばね2
3の力により係合されており、これにより調整ボ
ルト18は回転せず、かつ軸方向の運動を規制さ
れている。つまり、液圧によるブレーキ作用時調
整ボルトは軸方向に移動し得ない。なお、カム軸
26およびカム9は防塵カバー7により覆われ
る。
動調整装置は、キヤリパ3の端壁に通孔29が設
けられ、これに調整ボルト18の基端部がシール
リング24を介して支持され、かつこの頭部18
aとシリンダ6の端壁との間に皿ばね23が介装
されている。シリンダ6の端壁には1対のブラケ
ツト8が延出され、これに軸受27を介してカム
軸26が支持され、このカム軸26の周面に設け
た切欠と調整ボルト18の頭部18aの端面に設
けた切欠との間に、断面卵形のカム9が皿ばね2
3の力により係合されており、これにより調整ボ
ルト18は回転せず、かつ軸方向の運動を規制さ
れている。つまり、液圧によるブレーキ作用時調
整ボルトは軸方向に移動し得ない。なお、カム軸
26およびカム9は防塵カバー7により覆われ
る。
シリンダ6の内部へ調整ボルト18の先端が延
出しており、これにリードの大きいねじ溝を介し
て調整ナツト20が螺合され、この先端はピスト
ン17の閉鎖端壁に接近される。調整ナツト20
の外周にコイルばねからなる一方向のクラツチば
ね15が巻き付けられ、端部19がピストン17
の端壁に設けた調整ボルト18と同方向の穴に係
合される。調整ナツト20の中央部分にフランジ
20aが形成され、これよりも右側部分に段部2
1を境として大径部分と小径部分とを有する段付
軸部が形成され、これに段付スリーブ12がシー
ルリング4,5を介して摺動可能に外嵌される。
そして、シールリング4のバツクアツプリング1
3とフランジ20aとの間に皿ばね14が介装さ
れる。段付スリーブ12は調整ナツト20に装着
した止め輪22によりこの軸方向移動を規制され
る。ピストン17の開口端部すなわち右端部には
止め輪10を介して座板25が係止され、この座
板25と前述した段付スリーブ12との間にスラ
スト軸受11が介装される。
出しており、これにリードの大きいねじ溝を介し
て調整ナツト20が螺合され、この先端はピスト
ン17の閉鎖端壁に接近される。調整ナツト20
の外周にコイルばねからなる一方向のクラツチば
ね15が巻き付けられ、端部19がピストン17
の端壁に設けた調整ボルト18と同方向の穴に係
合される。調整ナツト20の中央部分にフランジ
20aが形成され、これよりも右側部分に段部2
1を境として大径部分と小径部分とを有する段付
軸部が形成され、これに段付スリーブ12がシー
ルリング4,5を介して摺動可能に外嵌される。
そして、シールリング4のバツクアツプリング1
3とフランジ20aとの間に皿ばね14が介装さ
れる。段付スリーブ12は調整ナツト20に装着
した止め輪22によりこの軸方向移動を規制され
る。ピストン17の開口端部すなわち右端部には
止め輪10を介して座板25が係止され、この座
板25と前述した段付スリーブ12との間にスラ
スト軸受11が介装される。
次に、本考案によるデイスクブレーキの制動間
隙自動調整装置の作動について説明する。ブレー
キ作用時シリンダ6の内部へ圧液が供給される
と、ピストン17が左方へ移動し、摩擦パツド4
7(第1図)を制動円板43の右側面に摩擦係合
し、同時に反力を受けるキヤリパ3が固定部材4
4に対して右方へ摺動し、反力片1により摩擦パ
ツド42を制動円板43の左側面に摩擦係合して
制動力を発生する。ピストン17の左方運動に伴
つて座板25、スラスト軸受11、段付スリーブ
12および皿ばね14を介して調整ナツト20に
推力が働き、不動の調整ボルト18に対して調整
ナツト20が回転しつつ左方へ移動する、この
時、クラツチばね15は巻きほぐされるような力
を受け、調整ナツト20の前進螺動を妨げない。
隙自動調整装置の作動について説明する。ブレー
キ作用時シリンダ6の内部へ圧液が供給される
と、ピストン17が左方へ移動し、摩擦パツド4
7(第1図)を制動円板43の右側面に摩擦係合
し、同時に反力を受けるキヤリパ3が固定部材4
4に対して右方へ摺動し、反力片1により摩擦パ
ツド42を制動円板43の左側面に摩擦係合して
制動力を発生する。ピストン17の左方運動に伴
つて座板25、スラスト軸受11、段付スリーブ
12および皿ばね14を介して調整ナツト20に
推力が働き、不動の調整ボルト18に対して調整
ナツト20が回転しつつ左方へ移動する、この
時、クラツチばね15は巻きほぐされるような力
を受け、調整ナツト20の前進螺動を妨げない。
摩擦パツドが変形しあるいはキヤリパ3の反力
片1がシリンダ部に対して拡がり変形するほど過
大な圧液がシリンダ6に加えられると、段付スリ
ーブ12および調整ナツト20の各両端の液圧作
用面積差に基づいて両者を皿ばね14の力に抗し
て互いに接近させる力が作用する。この場合、調
整ナツト20の右方への後退螺動はクラツチばね
15の巻き付き作用により阻止され、段付スリー
ブ12だけが左方へ移動する。すなわち、段付ス
リーブ12は止め輪22および座板25から離れ
て、ピストン17から調整ナツト20へ伝達され
ていた推力を解放する。したがつて、調整ナツト
20の前進螺動による制動間隙調整作用が阻止さ
れる。
片1がシリンダ部に対して拡がり変形するほど過
大な圧液がシリンダ6に加えられると、段付スリ
ーブ12および調整ナツト20の各両端の液圧作
用面積差に基づいて両者を皿ばね14の力に抗し
て互いに接近させる力が作用する。この場合、調
整ナツト20の右方への後退螺動はクラツチばね
15の巻き付き作用により阻止され、段付スリー
ブ12だけが左方へ移動する。すなわち、段付ス
リーブ12は止め輪22および座板25から離れ
て、ピストン17から調整ナツト20へ伝達され
ていた推力を解放する。したがつて、調整ナツト
20の前進螺動による制動間隙調整作用が阻止さ
れる。
皿ばね14にはクラツチばね15を弛ませ、調
整ナツト20を回転させる軸方向の力と、段付ス
リーブ12の液圧作用面積差に基づく段付スリー
ブ12に作用する液圧力(通常のブレーキ液圧
で)との和に相当する荷重がセツトされている。
これにより摩擦パツドの制動円板に対する異常な
接近が阻止され、適正な制動間隙が確保される。
整ナツト20を回転させる軸方向の力と、段付ス
リーブ12の液圧作用面積差に基づく段付スリー
ブ12に作用する液圧力(通常のブレーキ液圧
で)との和に相当する荷重がセツトされている。
これにより摩擦パツドの制動円板に対する異常な
接近が阻止され、適正な制動間隙が確保される。
ブレーキを解除すると、シリンダ6の液圧が解
放され、シールリング16のせん断変形に基づく
復元力によりピストン17は右方へ戻り、また制
動円板43と摩擦パツドとの摩擦振動に伴つてキ
ヤリパ3は左方へ戻る。そして、ピストン17の
端壁が調整ナツト20に当り、調整ナツト20を
螺動させようとすると、クラツチばね15が調整
ナツト20に強く巻き付いて調整ナツト20の回
転を阻止する。したがつて、調整ナツト20は不
動の調整ボルト18に固定された状態にあつて、
ピストン17のそれ以上の戻りを阻止する。
放され、シールリング16のせん断変形に基づく
復元力によりピストン17は右方へ戻り、また制
動円板43と摩擦パツドとの摩擦振動に伴つてキ
ヤリパ3は左方へ戻る。そして、ピストン17の
端壁が調整ナツト20に当り、調整ナツト20を
螺動させようとすると、クラツチばね15が調整
ナツト20に強く巻き付いて調整ナツト20の回
転を阻止する。したがつて、調整ナツト20は不
動の調整ボルト18に固定された状態にあつて、
ピストン17のそれ以上の戻りを阻止する。
上述のように、調整ナツト20はブレーキ作用
時はピストン17に追随して調整ボルト18の先
端側へと螺動し、逆にブレーキ解除時はクラツチ
ばね15により螺動による後退を阻止され、ピス
トン17の戻り運動を阻止するストツパとして作
用する。したがつて、ブレーキ作用の都度、ピス
トン17がシリンダ6から僅かずつ押し出され、
摩擦パツドと制動円板との制動間隙が常に適正に
維持される。
時はピストン17に追随して調整ボルト18の先
端側へと螺動し、逆にブレーキ解除時はクラツチ
ばね15により螺動による後退を阻止され、ピス
トン17の戻り運動を阻止するストツパとして作
用する。したがつて、ブレーキ作用の都度、ピス
トン17がシリンダ6から僅かずつ押し出され、
摩擦パツドと制動円板との制動間隙が常に適正に
維持される。
なお、本考案によるデイスクブレーキは、駐車
のためのブレーキにも供することができるように
なつている。すなわち、運転席から遠隔的にカム
軸26を反時計方向に回転すると、カム9が左方
へ押し出され、調整ボルト18が皿ばね23の力
に抗して左方へ移動する。この時、調整ナツト2
0はクラツチばね15の作用により螺動すること
はできず、調整ボルト18と一体的に移動し、ピ
ストン17の端壁に衝合してピストン17を左方
へ押動し、液圧によるブレーキ作用の場合と同様
に制動力を発生するが、制動間隙調整作用は行わ
ない。そして、カム軸26を時計方向に回転して
ブレーキを解除すると、ピストン17はシールリ
ング16の弾性復元力により、また調整ボルト1
8は皿ばね23の力により旧位置に戻される。
のためのブレーキにも供することができるように
なつている。すなわち、運転席から遠隔的にカム
軸26を反時計方向に回転すると、カム9が左方
へ押し出され、調整ボルト18が皿ばね23の力
に抗して左方へ移動する。この時、調整ナツト2
0はクラツチばね15の作用により螺動すること
はできず、調整ボルト18と一体的に移動し、ピ
ストン17の端壁に衝合してピストン17を左方
へ押動し、液圧によるブレーキ作用の場合と同様
に制動力を発生するが、制動間隙調整作用は行わ
ない。そして、カム軸26を時計方向に回転して
ブレーキを解除すると、ピストン17はシールリ
ング16の弾性復元力により、また調整ボルト1
8は皿ばね23の力により旧位置に戻される。
[考案の効果]
本考案は上述のように、デイスクブレーキの制
動間隙自動調整装置として、キヤリパのシリンダ
の端壁に調整ボルトを回転および軸方向運動を阻
止し得るように支持し、この調整ボルトのピスト
ン内部へ突出する先端部に調整ナツトを螺合し、
調整ナツトとピストンとの間にクラツチばねを装
架する一方、調整ナツトの段付軸部に段付スリー
ブを外嵌し、この段付スリーブと調整ナツトとの
間に介装した皿ばねの力により、段付スリーブを
スラスト軸受を介してピストンに衝合させたもの
であるから、ブレーキ液圧が所定値以下では、段
付スリーブがピストンの運動を調整ナツトに伝え
て調整ボルトの先端側へ螺動させる一方、ブレー
キ液圧が所定値を超えると、段付スリーブは液圧
を受けて皿ばね14を撓ませながらピストンから
離れ、ピストンの推力が調整ナツトへ作用するの
を遮断する。
動間隙自動調整装置として、キヤリパのシリンダ
の端壁に調整ボルトを回転および軸方向運動を阻
止し得るように支持し、この調整ボルトのピスト
ン内部へ突出する先端部に調整ナツトを螺合し、
調整ナツトとピストンとの間にクラツチばねを装
架する一方、調整ナツトの段付軸部に段付スリー
ブを外嵌し、この段付スリーブと調整ナツトとの
間に介装した皿ばねの力により、段付スリーブを
スラスト軸受を介してピストンに衝合させたもの
であるから、ブレーキ液圧が所定値以下では、段
付スリーブがピストンの運動を調整ナツトに伝え
て調整ボルトの先端側へ螺動させる一方、ブレー
キ液圧が所定値を超えると、段付スリーブは液圧
を受けて皿ばね14を撓ませながらピストンから
離れ、ピストンの推力が調整ナツトへ作用するの
を遮断する。
こうして、過大なブレーキ作用時に、制動間隙
調整作用を中断させて制動間隙の過調整を防止
し、常に適正な制動間隙を維持し、摩擦パツドの
制動円板に対する引摺りを防止することができ
る。
調整作用を中断させて制動間隙の過調整を防止
し、常に適正な制動間隙を維持し、摩擦パツドの
制動円板に対する引摺りを防止することができ
る。
そして、従来例のようにブレーキ作用時調整ナ
ツトをピストンに追随させ、ブレーキ解除時に所
定の量(ばねの初期撓み量)だけ調整ナツトを調
整ボルトに対して後退螺動させてピストンの戻り
量を制限するものに比べて、ばねの特性のバラ付
きに影響されることがなく、調整ナツトが段付軸
部に作用する液圧により動作するので、作動の信
頼性に優れている。
ツトをピストンに追随させ、ブレーキ解除時に所
定の量(ばねの初期撓み量)だけ調整ナツトを調
整ボルトに対して後退螺動させてピストンの戻り
量を制限するものに比べて、ばねの特性のバラ付
きに影響されることがなく、調整ナツトが段付軸
部に作用する液圧により動作するので、作動の信
頼性に優れている。
第1図は本考案が適用されるデイスクブレーキ
の一般的に構成を示す側面断面図、第2図は本考
案に係るデイスクブレーキのおける制動間隙自動
調整装置の側面断面図である。 3:キヤリパ、4,5:シールリング、6:シ
リンダ、11:スラスト軸受、12:段付スリー
ブ、13:バツクアツプリング、14:皿ばね、
15:クラツチばね、17:ピストン、18:調
整ボルト、20:調整ナツト、23:皿ばね。
の一般的に構成を示す側面断面図、第2図は本考
案に係るデイスクブレーキのおける制動間隙自動
調整装置の側面断面図である。 3:キヤリパ、4,5:シールリング、6:シ
リンダ、11:スラスト軸受、12:段付スリー
ブ、13:バツクアツプリング、14:皿ばね、
15:クラツチばね、17:ピストン、18:調
整ボルト、20:調整ナツト、23:皿ばね。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ピストンを嵌合するシリンダの端壁に回転不可
能であつて軸方向運動停止可能に支持した調整ボ
ルトと、 該調整ボルトに螺合され先端が前記ピストンの
端壁に対向している調整ナツトと、 該調整ナツトに巻き付けられ、一端が前記ピス
トンに係止され、他端が前記調整ナツトのフラン
ジに衝合されている前記調整ナツトの前進螺動を
許すが後退螺動を阻止する螺旋状のクラツチばね
と、 前記調整ナツトの外周面に形成され基端が小径と
なつている段付軸部に摺動可能に外嵌されかつ前
記フランジとの間に皿ばねを介装された段付スリ
ーブと、 前記ピストンに結合した座板と前記段付スリー
ブの基端面との間に介装したスラスト軸受とを具
備することを特徴とするデイスクブレーキの制動
間隙自動調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4006786U JPS6340666Y2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4006786U JPS6340666Y2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61164832U JPS61164832U (ja) | 1986-10-13 |
| JPS6340666Y2 true JPS6340666Y2 (ja) | 1988-10-24 |
Family
ID=30548609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4006786U Expired JPS6340666Y2 (ja) | 1986-03-19 | 1986-03-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6340666Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-19 JP JP4006786U patent/JPS6340666Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61164832U (ja) | 1986-10-13 |
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