JPS6342148B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6342148B2 JPS6342148B2 JP16380183A JP16380183A JPS6342148B2 JP S6342148 B2 JPS6342148 B2 JP S6342148B2 JP 16380183 A JP16380183 A JP 16380183A JP 16380183 A JP16380183 A JP 16380183A JP S6342148 B2 JPS6342148 B2 JP S6342148B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- crankshaft
- damper
- clutch
- gears
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/129—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は主として自動二輪車用エンジンに好適
な動力伝達装置に関する。
な動力伝達装置に関する。
(従来技術)
例えば、2本のクランク軸をエンジンの前後に
平行に配置したエンジン(以下縦置配列エンジン
という)において、前後のクランク軸ギヤが1枚
のクラツチギヤにそれぞれ噛合し、動力伝達を行
なう構成が既に知られている。その構成では前後
のクランク軸ギヤが1枚のクラツチギヤを介して
リジツドに連結されている。そのため前後の気筒
で発生した動力は、クランク軸ギヤ、クラツチギ
ヤ、クラツチハウジングを介して変速機へと伝達
されると同時に、1枚のクラツチギヤを介して一
方のクランク軸ギヤが他方のクランク軸ギヤに対
して互いに力を及ぼし合つている。従つて、前後
の気筒にはそれぞれ回転変動があることから、各
クランク軸ギヤを1枚のクラツチギヤでリジツド
に連結すると、各ギヤの歯面が互いに叩き合つて
大きな打音を発生し、更には歯の折損等の不具合
が生じる。
平行に配置したエンジン(以下縦置配列エンジン
という)において、前後のクランク軸ギヤが1枚
のクラツチギヤにそれぞれ噛合し、動力伝達を行
なう構成が既に知られている。その構成では前後
のクランク軸ギヤが1枚のクラツチギヤを介して
リジツドに連結されている。そのため前後の気筒
で発生した動力は、クランク軸ギヤ、クラツチギ
ヤ、クラツチハウジングを介して変速機へと伝達
されると同時に、1枚のクラツチギヤを介して一
方のクランク軸ギヤが他方のクランク軸ギヤに対
して互いに力を及ぼし合つている。従つて、前後
の気筒にはそれぞれ回転変動があることから、各
クランク軸ギヤを1枚のクラツチギヤでリジツド
に連結すると、各ギヤの歯面が互いに叩き合つて
大きな打音を発生し、更には歯の折損等の不具合
が生じる。
(発明の目的)
縦置配列エンジンの前後各気筒で発生した動力
を変速機へ確実に伝達はするが、他方のクランク
軸へは回転変動に伴う亜影響を及ぼさないように
して、騒音の低減を図り、各ギヤの歯の折損を防
止して耐久性の向上を図る。
を変速機へ確実に伝達はするが、他方のクランク
軸へは回転変動に伴う亜影響を及ぼさないように
して、騒音の低減を図り、各ギヤの歯の折損を防
止して耐久性の向上を図る。
(発明の構成)
本発明は、少くとも2本のクランク軸と、各々
のクランク軸ギヤに直接噛み合うクラツチギヤを
有するエンジンにおいて、次の事項を特徴とする
エンジンの動力伝達装置である。
のクランク軸ギヤに直接噛み合うクラツチギヤを
有するエンジンにおいて、次の事項を特徴とする
エンジンの動力伝達装置である。
(a) クラツチギヤを少くとも2枚の歯車で構成す
る。
る。
(b) 上記各歯車のそれぞれが、各クランク軸ギヤ
と一対の噛合いをなすように構成する。
と一対の噛合いをなすように構成する。
(c) 各々の歯車を、ダンパーを介してクラツチハ
ウジングに連結する。
ウジングに連結する。
(実施例)
第1図において、前クランク軸1と後クランク
軸2とは同一平面上に中心線O1,O2を有し、中
心線O1,O2は左右方向(紙面と直角方向)に平
行に配置されている。又両クランク軸1,2はそ
れぞれ略前後に並置された2つの気筒のコネクテ
イングロツド(共に図示せず)に連結されてい
る。両クランク軸1,2の右端部(第1図の手前
側部分)には、それぞれ小径のクランク軸ギヤ
3,4が固定され、各ギヤ3,4には各下方より
大径のクラツチギヤ5が噛合されている。クラツ
チギヤ5はクラツチハウジング6にダンパー(後
に詳述)を介して弾性的に連結され、クラツチハ
ウジング6はクラツチ機構(第1図では示さず)
を介して中心部の出力軸7に連結している。この
クラツチ8の中心線O3はクランク軸ギヤ3,4
の中心線O1,O2と平行で、各中心線O1,O2と共
に下向きの二等辺三角形Aの頂点を占める位置に
配置されており、各クランク軸ギヤ3,4は三角
形Aの長さの等しい辺上でクラツチギヤ5にそれ
ぞれ噛合している。
軸2とは同一平面上に中心線O1,O2を有し、中
心線O1,O2は左右方向(紙面と直角方向)に平
行に配置されている。又両クランク軸1,2はそ
れぞれ略前後に並置された2つの気筒のコネクテ
イングロツド(共に図示せず)に連結されてい
る。両クランク軸1,2の右端部(第1図の手前
側部分)には、それぞれ小径のクランク軸ギヤ
3,4が固定され、各ギヤ3,4には各下方より
大径のクラツチギヤ5が噛合されている。クラツ
チギヤ5はクラツチハウジング6にダンパー(後
に詳述)を介して弾性的に連結され、クラツチハ
ウジング6はクラツチ機構(第1図では示さず)
を介して中心部の出力軸7に連結している。この
クラツチ8の中心線O3はクランク軸ギヤ3,4
の中心線O1,O2と平行で、各中心線O1,O2と共
に下向きの二等辺三角形Aの頂点を占める位置に
配置されており、各クランク軸ギヤ3,4は三角
形Aの長さの等しい辺上でクラツチギヤ5にそれ
ぞれ噛合している。
詳細に示す第2図において、前クランク軸ギヤ
3はクランク軸1の右端部に形成されたスプライ
ン9にスプライン嵌合している。クランク軸1の
軸受10とギヤ3との間には略円筒状のスペーサ
11が嵌合し、軸1の先端部にナツト12が螺合
することによつて、ギヤ3はワツシヤ13とスペ
ーサ11とで挾まれ、軸1上に固定されている。
又後クランク軸ギヤ4はクランク軸2の右端部に
形成されたスプライン14にスプライン嵌合して
いる。クランク軸2の軸受15とギヤ4間には上
記スペーサ11より中心線O2−O2方向に短いス
ペーサ16が嵌合し、ギヤ4の右側にはスペーサ
16が短い分だけの長さを有する円筒形のスペー
サ17が嵌合している。軸2の右端部にはナツト
18が螺合し、ワツシヤ19を介してスペーサ1
7を押圧することにより、ギヤ4は軸2上に固定
されている。
3はクランク軸1の右端部に形成されたスプライ
ン9にスプライン嵌合している。クランク軸1の
軸受10とギヤ3との間には略円筒状のスペーサ
11が嵌合し、軸1の先端部にナツト12が螺合
することによつて、ギヤ3はワツシヤ13とスペ
ーサ11とで挾まれ、軸1上に固定されている。
又後クランク軸ギヤ4はクランク軸2の右端部に
形成されたスプライン14にスプライン嵌合して
いる。クランク軸2の軸受15とギヤ4間には上
記スペーサ11より中心線O2−O2方向に短いス
ペーサ16が嵌合し、ギヤ4の右側にはスペーサ
16が短い分だけの長さを有する円筒形のスペー
サ17が嵌合している。軸2の右端部にはナツト
18が螺合し、ワツシヤ19を介してスペーサ1
7を押圧することにより、ギヤ4は軸2上に固定
されている。
出力軸7にはブツシユ20を介してクラツチギ
ヤ5が回転自在に支承されている。クラツチギヤ
5は右ギヤ21と左ギヤ22(歯車の一例)とが
重ね合わされて形成されており、両ギヤ21,2
2はそれぞれ外周部に環状の段部23,24を有
し、段部23,24の外周面に歯25,26が形
成されている。右ギヤ21はクランク軸ギヤ3に
のみ噛合しており、左ギヤ22はスペーサ16が
スペーサ11より短い分だけ左側に位置するギヤ
4に噛合している。
ヤ5が回転自在に支承されている。クラツチギヤ
5は右ギヤ21と左ギヤ22(歯車の一例)とが
重ね合わされて形成されており、両ギヤ21,2
2はそれぞれ外周部に環状の段部23,24を有
し、段部23,24の外周面に歯25,26が形
成されている。右ギヤ21はクランク軸ギヤ3に
のみ噛合しており、左ギヤ22はスペーサ16が
スペーサ11より短い分だけ左側に位置するギヤ
4に噛合している。
又ギヤ22は内周側に小径に始動ギヤ27を一
体に有しており、図示しないスタータに連結され
る。両ギヤ21,22は段部23,24よりも内
周側に、円周方向等間隔に3箇所の孔28,29
を有しており、各孔28,29にはクラツチハウ
ジング6の左側壁6aに一体に形成されたボス部
30がゴム状弾性体より成るダンンパー31を介
して嵌合している(後に詳述)。嵌合したボス部
30の左先端面には、孔28,29よりも半径方
向に幅の広い環状板32が当接し、左右方向のリ
ベツト33がボス部30及び環状板32を貫通し
てかしめ止められている。ハウジング6の左側壁
6aの内周端は右ギヤ21の内周部に形成された
ボス部34の外周面に嵌合することによつて中心
線O3−O3を中心とする位置に保持されている。
体に有しており、図示しないスタータに連結され
る。両ギヤ21,22は段部23,24よりも内
周側に、円周方向等間隔に3箇所の孔28,29
を有しており、各孔28,29にはクラツチハウ
ジング6の左側壁6aに一体に形成されたボス部
30がゴム状弾性体より成るダンンパー31を介
して嵌合している(後に詳述)。嵌合したボス部
30の左先端面には、孔28,29よりも半径方
向に幅の広い環状板32が当接し、左右方向のリ
ベツト33がボス部30及び環状板32を貫通し
てかしめ止められている。ハウジング6の左側壁
6aの内周端は右ギヤ21の内周部に形成された
ボス部34の外周面に嵌合することによつて中心
線O3−O3を中心とする位置に保持されている。
クラツチハウジング6の円筒部6bの内周側に
は、円筒部6bに連結された環状のドライブプレ
ート35と、内周側のハブ36に連結されたドリ
ブンプレート37とが互い違いに重ね合わされて
いる。ハブ36は、内周端が出力軸7にスプライ
ン嵌合し、又半径方向外方に突出するフランジ3
6aを有し、フランジ36aは最左端のプレート
35に接している。最右端のプレート35には、
中心線O3−O3を中心とするプレツシヤプレート
38の外周部が接しており、プレート38の内周
端は軸受39を介して中心線O3−O3を中心とす
るロツド状のプツシヤー40に回転自在に支承さ
れている。プツシヤー40は出力軸7の中心の孔
に摺動自在に嵌合し、プツシヤー40の左端はプ
ツシユロツド41の右端に当接している。プツシ
ユロツド41は図示しないクラツチ作動機構によ
つて出力軸7の中心の孔内を左右方向に摺動する
ようになつている。又プレツシヤプレート38と
ハブ36間に縮設されたコイルスプリング42に
よつて、プレート38とハブ36とは常時近付く
方向に付勢されている。
は、円筒部6bに連結された環状のドライブプレ
ート35と、内周側のハブ36に連結されたドリ
ブンプレート37とが互い違いに重ね合わされて
いる。ハブ36は、内周端が出力軸7にスプライ
ン嵌合し、又半径方向外方に突出するフランジ3
6aを有し、フランジ36aは最左端のプレート
35に接している。最右端のプレート35には、
中心線O3−O3を中心とするプレツシヤプレート
38の外周部が接しており、プレート38の内周
端は軸受39を介して中心線O3−O3を中心とす
るロツド状のプツシヤー40に回転自在に支承さ
れている。プツシヤー40は出力軸7の中心の孔
に摺動自在に嵌合し、プツシヤー40の左端はプ
ツシユロツド41の右端に当接している。プツシ
ユロツド41は図示しないクラツチ作動機構によ
つて出力軸7の中心の孔内を左右方向に摺動する
ようになつている。又プレツシヤプレート38と
ハブ36間に縮設されたコイルスプリング42に
よつて、プレート38とハブ36とは常時近付く
方向に付勢されている。
第3図に明らかなように、孔28,29は略回
転方向に延在する略長向形に形成されており、中
央部にボス部30の嵌合するダンパー31も略同
一形状に形成されている。ダンパー31の回転方
向の長さは孔28,29よりも距離L1だけ短く
設定されている。なお第3図のダンパー31は比
較的剛性の高いゴム状弾性体より形成されている
が、回転方向等間隔に配置されたダンパー31の
うちの1つ(例えばダンパー31′(第2図))
は、剛性の比較的低いゴム状弾性体より成る。そ
してダンパー31′の回転方向の長さは自由状態
において孔28,29と同一に設定され、ダンパ
ー31′に関する第3図の距離L1は自由状態では
ゼロである。なお第2図に示すようにダンパー3
1、孔28を有するギヤ21と同一厚さのダンパ
ー部分31aと孔29内を有するギヤ22と同一
厚さのダンパー部分31bとからなり、両ダンパ
ー部分31a,31bは同一形状である。
転方向に延在する略長向形に形成されており、中
央部にボス部30の嵌合するダンパー31も略同
一形状に形成されている。ダンパー31の回転方
向の長さは孔28,29よりも距離L1だけ短く
設定されている。なお第3図のダンパー31は比
較的剛性の高いゴム状弾性体より形成されている
が、回転方向等間隔に配置されたダンパー31の
うちの1つ(例えばダンパー31′(第2図))
は、剛性の比較的低いゴム状弾性体より成る。そ
してダンパー31′の回転方向の長さは自由状態
において孔28,29と同一に設定され、ダンパ
ー31′に関する第3図の距離L1は自由状態では
ゼロである。なお第2図に示すようにダンパー3
1、孔28を有するギヤ21と同一厚さのダンパ
ー部分31aと孔29内を有するギヤ22と同一
厚さのダンパー部分31bとからなり、両ダンパ
ー部分31a,31bは同一形状である。
次に作動を説明する。第2図においてクランク
軸1,2の回転方向をそれぞれ矢印X1,X2方向
とする。エンジンが作動すると、クランク軸1,
2はそれぞれ回転し、前クランク軸1の動力はギ
ヤ3、ギヤ21、ダンパー部分31aを介してク
ラツチハウジング6に伝達され、又後クランク軸
2の動力はギヤ4、ギヤ22、ダンパー部分31
bを介してクランクハウジング6に伝達される。
始動時には硬いダンパー31と孔28,29間に
距離L1が予め設けられていることから、まず軟
いダンパー31′が圧縮され、続けて硬いダンパ
ー31が圧縮されるため緩衝作用が生じる。クラ
ツチ接続状態では、プレート35,37がコイル
スプリング47によつてフランジ36aとプレツ
シヤプレート38間で圧接状態にあるため、ハウ
ジング6に伝達された動力はプレート35,3
7、ハブ36を介して出力軸7に伝達される。図
示しないクラツチ作動機構によつてプツシユロツ
ド41が右側に摺動させられると、プレツシヤプ
レート38はスプリング42に打ち勝つて右側に
移動する。その結果両プレート35,37間の圧
接状態が解除されて、クラツチ8は切断状態とな
り、動力は出力軸7に伝達されなくなる。
軸1,2の回転方向をそれぞれ矢印X1,X2方向
とする。エンジンが作動すると、クランク軸1,
2はそれぞれ回転し、前クランク軸1の動力はギ
ヤ3、ギヤ21、ダンパー部分31aを介してク
ラツチハウジング6に伝達され、又後クランク軸
2の動力はギヤ4、ギヤ22、ダンパー部分31
bを介してクランクハウジング6に伝達される。
始動時には硬いダンパー31と孔28,29間に
距離L1が予め設けられていることから、まず軟
いダンパー31′が圧縮され、続けて硬いダンパ
ー31が圧縮されるため緩衝作用が生じる。クラ
ツチ接続状態では、プレート35,37がコイル
スプリング47によつてフランジ36aとプレツ
シヤプレート38間で圧接状態にあるため、ハウ
ジング6に伝達された動力はプレート35,3
7、ハブ36を介して出力軸7に伝達される。図
示しないクラツチ作動機構によつてプツシユロツ
ド41が右側に摺動させられると、プレツシヤプ
レート38はスプリング42に打ち勝つて右側に
移動する。その結果両プレート35,37間の圧
接状態が解除されて、クラツチ8は切断状態とな
り、動力は出力軸7に伝達されなくなる。
両クランク軸1,2間で回転変動が生じた場合
には、次のように作動する。まず第3図において
回転方向X1,X3に対し逆方向の回転変動が生じ
たとする。この場合はボス部30に対してギヤ2
1に逆X3方向の相対回転が生じ、ダンパー部分
31a(第2図)が圧縮されて、回転変動を緩衝
する。この場合も距離L1がゼロの軟いダンパー
31がまず圧縮され、次に剛性の高いダンパー3
1が圧縮されるので、緩衝作用は滑らかに行なわ
れる。クランク軸1にX1方向の回転変動が発生
したときも同様に、ダンパー部分31aが圧縮さ
れて緩衝作用が生じる。又クランク軸2に回転変
動が生じたときは、第2図の左ギヤ22によつて
ダンパー部分31bが圧縮されることにより緩衝
が行なわれる。この場合もまず軟いダンパー31
が圧縮されるため、滑らかに緩衝が行なわれる。
なおこの実施例ではダンパー31としてゴム状弾
性体を用いたので、その内部摩擦により回転変動
の吸収はより効率的に行なわれる。
には、次のように作動する。まず第3図において
回転方向X1,X3に対し逆方向の回転変動が生じ
たとする。この場合はボス部30に対してギヤ2
1に逆X3方向の相対回転が生じ、ダンパー部分
31a(第2図)が圧縮されて、回転変動を緩衝
する。この場合も距離L1がゼロの軟いダンパー
31がまず圧縮され、次に剛性の高いダンパー3
1が圧縮されるので、緩衝作用は滑らかに行なわ
れる。クランク軸1にX1方向の回転変動が発生
したときも同様に、ダンパー部分31aが圧縮さ
れて緩衝作用が生じる。又クランク軸2に回転変
動が生じたときは、第2図の左ギヤ22によつて
ダンパー部分31bが圧縮されることにより緩衝
が行なわれる。この場合もまず軟いダンパー31
が圧縮されるため、滑らかに緩衝が行なわれる。
なおこの実施例ではダンパー31としてゴム状弾
性体を用いたので、その内部摩擦により回転変動
の吸収はより効率的に行なわれる。
(発明の効果)
各クランク軸の回転変動がクラツチギヤの各歯
車(例えば右ギヤ21と左ギヤ22)を介して、
別々にダンパーに伝達され、独立的にダンパによ
つて回転変動が緩衝されるので、一方のクランク
軸の回転変動が他方のクランク軸へ直接的に悪影
響を及ぼすことがなくなる。従つて騒音の低減を
図ることができ、又各ギヤの歯の折損が防止でき
ることから耐久性の向上が図ることができる。
車(例えば右ギヤ21と左ギヤ22)を介して、
別々にダンパーに伝達され、独立的にダンパによ
つて回転変動が緩衝されるので、一方のクランク
軸の回転変動が他方のクランク軸へ直接的に悪影
響を及ぼすことがなくなる。従つて騒音の低減を
図ることができ、又各ギヤの歯の折損が防止でき
ることから耐久性の向上が図ることができる。
(別の実施例)
(a) ダンパー31を部分31a,31bに分け
ず、一体としてもよい。
ず、一体としてもよい。
(b) 距離L1がゼロのダンパー31′は予圧縮状態
で孔28,29内に嵌合してもよい。
で孔28,29内に嵌合してもよい。
(c) 距離L1部分に軟いダンパーを挿入してもよ
い。この場は軟いダンパー31′を用いなくて
も同様の効果が得られる。
い。この場は軟いダンパー31′を用いなくて
も同様の効果が得られる。
(d) 回転変動の緩衝には右ギヤ21と左ギヤ22
間の摩擦も有効である。両ギヤ21,22間に
摩擦材を介在させてもよい。この場合は左ギヤ
22と環状板32間等にコーンスプリング等を
挿入して摩擦材に積極的に面圧をかけるように
することもできる。
間の摩擦も有効である。両ギヤ21,22間に
摩擦材を介在させてもよい。この場合は左ギヤ
22と環状板32間等にコーンスプリング等を
挿入して摩擦材に積極的に面圧をかけるように
することもできる。
(e) ダンパー31はゴム状弾性体に限らず、例え
ばコイルスプリング等の金属製ばね部材をボス
部30の回転方向両側に縮設してもよい。
ばコイルスプリング等の金属製ばね部材をボス
部30の回転方向両側に縮設してもよい。
(f) 本発明は縦置配列エンジンに採用される場合
に限らず、第4図に示すように、2本のクラン
ク軸1,2が同心に対向して配置されている場
合にも同様に採用できる。
に限らず、第4図に示すように、2本のクラン
ク軸1,2が同心に対向して配置されている場
合にも同様に採用できる。
(g) 第5図に示すように、3本のクランク軸5
1,52,53を有し、各クランク軸51,5
2,53上のクランク軸ギヤ54,55,56
がそれぞれクラツチギヤ5に噛合している場合
にも、本発明の採用は可能である。この場合は
第6図に示すように、クラツチギヤ5は3枚の
歯車57,58,59を有している。もちろん
4本以上のクランク軸を有する場合でも本発明
の採用は可能であり、クランク軸の数に合わせ
てクラツチギヤ5の歯車の枚数が決定される。
又3本のクランク軸51,52,53のうち、
2本を第4図のように同心に配置してもよい。
1,52,53を有し、各クランク軸51,5
2,53上のクランク軸ギヤ54,55,56
がそれぞれクラツチギヤ5に噛合している場合
にも、本発明の採用は可能である。この場合は
第6図に示すように、クラツチギヤ5は3枚の
歯車57,58,59を有している。もちろん
4本以上のクランク軸を有する場合でも本発明
の採用は可能であり、クランク軸の数に合わせ
てクラツチギヤ5の歯車の枚数が決定される。
又3本のクランク軸51,52,53のうち、
2本を第4図のように同心に配置してもよい。
第1図は本発明による動力伝達装置の右側面略
図、第2図は第1図の−断面詳細部分図、第
3図は第2図の−断面部分図、第4図は別の
実施例の断面部分図、第5図は更に別の実施例の
第1図に相当する図、第6図は第5図の実施例の
断面模式図である。1,2……クランク軸、3…
…前クランク軸ギヤ、4……後クランク軸ギヤ、
5……クラツチギヤ、6……クラツチハウジン
グ、21……右ギヤ(歯車の1つ)、22……左
ギヤ(歯車の1つ)、31……ダンパー、51,
52,53……クランク軸、54,55,56…
…クランク軸ギヤ、57,58,59……歯車。
図、第2図は第1図の−断面詳細部分図、第
3図は第2図の−断面部分図、第4図は別の
実施例の断面部分図、第5図は更に別の実施例の
第1図に相当する図、第6図は第5図の実施例の
断面模式図である。1,2……クランク軸、3…
…前クランク軸ギヤ、4……後クランク軸ギヤ、
5……クラツチギヤ、6……クラツチハウジン
グ、21……右ギヤ(歯車の1つ)、22……左
ギヤ(歯車の1つ)、31……ダンパー、51,
52,53……クランク軸、54,55,56…
…クランク軸ギヤ、57,58,59……歯車。
Claims (1)
- 1 少くとも2本のクランク軸と、各々のクラン
ク軸ギヤに直接噛み合うクラツチギヤを有するエ
ンジンにおいて、クラツチギヤを少くとも2枚の
歯車で構成し、各歯車のそれぞれが各クランク軸
ギヤと一対の噛合いをなすように構成し、各々の
歯車はダンパーを介してクラツチハウジングに連
結されていることを特徴とするエンジンの動力伝
達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16380183A JPS6057054A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | エンジンの動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16380183A JPS6057054A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | エンジンの動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6057054A JPS6057054A (ja) | 1985-04-02 |
| JPS6342148B2 true JPS6342148B2 (ja) | 1988-08-22 |
Family
ID=15780955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16380183A Granted JPS6057054A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | エンジンの動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6057054A (ja) |
-
1983
- 1983-09-05 JP JP16380183A patent/JPS6057054A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6057054A (ja) | 1985-04-02 |
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