JPS6345369B2 - - Google Patents

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JPS6345369B2
JPS6345369B2 JP54164245A JP16424579A JPS6345369B2 JP S6345369 B2 JPS6345369 B2 JP S6345369B2 JP 54164245 A JP54164245 A JP 54164245A JP 16424579 A JP16424579 A JP 16424579A JP S6345369 B2 JPS6345369 B2 JP S6345369B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copper
trichophyton
therapeutic
therapeutic agent
fatty acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54164245A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5687521A (en
Inventor
Takuo Shiga
Tadao Nagasawa
Toshiaki Iso
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pola Orbis Holdings Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Pola Chemical Industries Inc filed Critical Pola Chemical Industries Inc
Priority to JP16424579A priority Critical patent/JPS5687521A/ja
Publication of JPS5687521A publication Critical patent/JPS5687521A/ja
Publication of JPS6345369B2 publication Critical patent/JPS6345369B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規な白癬菌治療剤、さらに詳しくは
特定の脂肪酸銅塩を含有してなる顕著な治療効果
を有する白癬菌治療剤に関するものである。 水虫は白癬菌という名前のついたカビの一種で
ある。水虫は表皮の一番外側の角質層に住みつい
ているが、そこからさらに深く侵入することはな
くその周りへ広がるだけである。皮膚の角質はケ
ラチンでできており、そこは生きている細胞では
なく云わば死んだ組織であるが、水虫はそのケラ
チンを好み、それを溶かす酵素を持つている。こ
のため、水虫はケラチンのあるところへは広がつ
ても、それより下層の生きている細胞のあるとこ
ろへは入らないのである。これは水虫すなわち白
癬菌の特性と云える。この様な白癬菌の特性を踏
まえて、従来より各種の治療剤が開発されている
が未だ満足すべきに到つていない。 公知の白癬菌治療剤としては、例えばにんに
く、アロエ、酢酸、ヨードチンキ、ごま油、米糖
油、せんぶり等を用いた民間薬的なもの、あるい
は新規物質を用いたものなどが主に挙げられる
が、前者についてはまず適用生成物を得るための
処理工程が一般的に煩雑なものが殆んどで、さら
にこれらの生成物を含有した治療剤を水虫患部に
塗布しても治癒するまでかなりの長期間を要し、
しかも治癒後の再発を完全に抑制し得る程の効果
的なものは皆無と云つてよく、また塗布後におい
て不快臭を伴なうものが多く望ましいものではな
い。後者である新規物質を用いた白癬菌治療剤は
治療効果において優れたものが若干認められる
が、完治するまでの著効を有するものはなく、さ
らに副作用の全くない安全なものは今日まで見出
されていない。 また、銅塩類を有効成分とするものが特開昭53
―99330,54―147935号公報に開示されているが、
これらに配合されている銅塩類は例えば硫酸銅、
酢酸銅、塩化第二銅など何れも水溶性であつて水
溶液中でイオンを発生し或いは分解して殺菌効果
を発揮するものであるが、白癬菌が好んで住みつ
いている角質層への浸透性が本来的に悪く充分な
治療効果を期待できない。特に特開昭53―99330
号公報のものはワセリンなどの油性の軟膏基剤に
酢酸銅の微粉を混和させたものであるため酢酸銅
の皮膚への接触率がきわめて低く治療効果が殆ど
期待できない。 本発明者等は上記の如き公知の白癬菌治療剤で
は得られない著効を有する治療剤を得んものと広
範に亘る実験、研究を行なつた結果、ついに望む
べき本発明白癬菌治療剤を完成するに到つた。 本発明は、一般式 (RCOO)2Cu (式中、Rは炭素数5〜11の直鎖または分岐の
アルキル基もしくはアルケニル基を表わす)で示
される脂肪酸銅塩を有効成分として含有すること
を特徴とする新規な白癬菌治療剤に関するもので
ある。 本発明白癬菌治療剤に適用される脂肪酸銅塩を
具体的に挙げると、カプロン酸銅、カプリル酸
銅、カプリン酸銅、ラウリン酸銅、ウンデシレン
酸銅、ソルビン酸銅、2―エチルヘキサン酸銅、
ネオデカン酸銅等好ましくはカプリン酸銅、ウン
デシレン酸銅で、これらを一種または二種以上有
効成分として各種の白癬菌治療剤の剤型に合せて
配合するものであり、通常は全重量中0.1〜10重
量%含有せしめれば至適である。上記式中の各ア
ルキル基の炭素数が4以下では臭いが強く使用に
耐えない。従来より知られている脂肪酸銅塩であ
る酢酸銅はこの一例であり、しかもこれらは白癬
菌の治療効果についてあまり満足すべき結果を与
えない。また、同じく炭素数が12以上の場合は、
抗菌力が殆んどなく、本治療剤の基剤成分に対す
るる溶解性が極めて悪く実用に供すべきものでは
ない。 上記脂肪酸銅を得る方法としては種々あるが、
純度の点を考慮すると脂肪酸ナトリウム塩と硫酸
銅との交換反応を用いることが好適である。すな
わち、脂肪酸を70℃程度に加熱し、これに水酸化
ナトリウム水溶液を加えて脂肪酸ナトリウム塩を
生成させ、保温した状態で硫酸銅水溶液を加えて
反応させ、次いで吸引過、水洗を必要に応じ繰
り返して洗浄することにより得る方法である。こ
の他にも脂肪酸に直接酸化銅または炭酸銅を作用
させる方法などがあるが、精製が容易でないこと
から実際上は使用を避けるべきである。 上記脂肪酸銅塩の特徴はおのおのにより多少の
ちがいはあるが、一般的に共通点として次のこと
が挙げられる。 白癬菌治療剤に配合した場合、顕著な治療効
果を有すると共に水虫の完治が期待できる。 ほとんど無臭できれいな青色を呈している。 刺激および副作用は全くと云つてよい程な
い。 症状に合わせて種々の剤型に安定化配合され
る。さらに外用は勿論のこと外用以外でも用い
ることができる。 白癬菌治療剤に配合して患部へ適用した場
合、付着性が良いため効果が持続する。 次に本発明白癬菌治療剤が抜群の治療効果を有
することが実証された症例治癒結果を、従来の市
販品との比較において表―に示す。治療方法と
しては後記実施例〜の白癬菌治療剤を適宜選
択し、男女計20名の水虫症状を呈する患部に約
0.2〜1.0gの範囲で入浴後および朝一日2回塗布
して行ない、適用患部の治療状態を観察、判定し
た。 なお、表―1における症状の形態の内で趾間型
は主に足指間にビランを伴つて発生するものであ
り、小水疱型は足裏、足指間、指先などに水疱を
伴つて発生するものであり、角質増殖型は主に足
裏に発生するものである。また、ビランはいわゆ
るただれであつて湿潤性のものを指称し、それ以
外は乾燥性である。
【表】 更に表―に本発明および特開昭53―99330,
54―147935号公報などに示されてい銅塩類を含有
する白癬菌治療剤との治療効果を示す。 尚、表記したそれぞれの試料は、予めワセリン
8部と流動パラフイン1部とを混合して作成した
軟膏基剤に銅塩1部を加えて均一に混合て作成し
たものであり、本発明品である試料Aは銅塩とし
てウンデシレン酸銅を、比較品である試料B,
C,Dは銅塩として硫酸銅、酢酸銅、ウンデシレ
ン酸と酢酸銅との等量混合物をそれぞれ用い、選
択された男女80名の被検者の患部に1日2回、20
〜40日間に亘つて塗布した。また、治療効果の判
定は次の通りであり、被検者の趾間型、小泡型、
角質増殖型の症状を判定した後、無作為に抽出し
た20名について表記した。 著 効;患部の症状が消失し、皮膚組織が正常に
回復したもの。 有 効;患部の症状が改善されたもの。 無 効;患部の症状が改善されないもの。
【表】 表―に示す治療効果の判定結果によれば、本
発明の試料Aが銅塩を有する試料BならびにC、
更には銅塩と脂肪酸とを有する試料Dと比べて格
段の治療効果を有していることが確認される。 従つて、表―および表―から本発明の白癬
菌治療剤が従来市販され、或いは知られている他
の治療剤と異なりきわめて顕著な治療効果を有し
ていることは明かである。 尚、脂肪酸ならびにその塩としてウンデシレン
酸、ウンデシレン酸亜鉛が本発明に適用される各
種脂肪酸塩よりもはるかに効果が劣るものである
ことはこの結果からも明白である。 本発明白癬菌治療剤の使用方法としては、前述
の症状治癒に用いた治療方法のように、入浴後お
よび朝の一日2回適量を患部に塗布することが望
ましく症状により剤形の適したものを選択する。 例えば、ビランを伴なう趾間型白癬と小水疱型
白癬の治療は軟膏状および粉末状の本剤を用いて
まずビランを治した後、症状に応じて液状あるい
は軟膏状の本剤を塗布して根気よく続ける。ビラ
ンを伴わない小水疱型白癬と角質増殖型白癬は液
状あるいは軟膏状のものを同じく使用する。本発
明における特筆すべき点は、本発明白癬菌治療剤
の場合、水虫の予防および足ムレ、足のニオイの
防止を目的として、清潔な靴下をはいた上から液
状の本剤を靴下に噴霧することが可能となつた点
にあり、これにより白癬菌および悪臭の原因とな
る雑菌の増殖を抑えることができる。なお、靴下
に噴霧した本剤は洗濯により容易に落ちるもので
ある。 本発明白癬菌治療剤を得る場合には、通常の基
剤成分である粉体、油剤、活性剤、水、アルコー
ル類等に目的とする本剤の剤型に応じて適宜の方
法により脂肪酸銅塩を配合せしめればよく、必要
ならば公知の白癬菌治療物質を併用してもよいも
のである。 以上詳述した如く、本発明は脂肪酸銅塩を含有
した白癬菌治療剤に関するものであり、粉末状か
ら液状までの任意の剤型に調製して患部へ適用す
ることにより、従来になく治療効果が優れたもの
であるばかりでなく、皮膚への刺激や副作用がな
いため皮膚の炎症に基づく治療効果の阻害は生ぜ
ず、効果が持続するばかりか、湿潤性および乾燥
性の別を問わず水虫の完治が期待され、また使用
に際しては靴下の上からの使用が可能なものであ
る。 次に本発明に係る白癬菌治療剤の実施例を述べ
る。含有割合は重量部である。 実施例 液剤状白癬菌治療剤 イソプロパノール 9.7 ウンデシレン酸銅 0.3 ウンデシレン酸 1.0 イソプロピルミリステート 2.0 実施例 軟膏状白癬菌治療剤 鉱 油 5.0 セタノール 4.0 ミリスチン酸 3.0 鯨ロウ 3.0 ウンデシレン酸銅 2.0 グリセロールモノステアレート 2.0 ポリエチレングコールステアリン酸エステル
2.0 プロピレングリコール 5.0 水 74.0 実施例 粉末状白癬菌治療剤 タルク 96.0 ウンデシレン酸銅 3.0 ウンデシレン酸 1.0 実施例 液状白癬菌治療剤 エタノール 96.7 スクワラン 2.0 イソプロピルミリステート 1.0 カプリン酸銅塩 0.3 実施例 軟膏状白癬菌治療剤 セレシン 7.0 マイクロクリスタリンワツクス 6.0 ワセリン 30.0 流動パラフイン 50.0 カプリン酸銅塩 7.0 実施例 粉末状白癬菌治療剤 タルク 90.0 カプリン酸銅塩 10.0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (RCOO)2Cu (式中、Rは炭素数5〜11の直鎖または分岐の
    アルキル基もしくはアルケニル基を表わす)で示
    される脂肪酸銅塩を有効成分として含有すること
    を特徴とする白癬菌治療剤。
JP16424579A 1979-12-18 1979-12-18 Remedy for tricophytia Granted JPS5687521A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16424579A JPS5687521A (en) 1979-12-18 1979-12-18 Remedy for tricophytia

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16424579A JPS5687521A (en) 1979-12-18 1979-12-18 Remedy for tricophytia

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5687521A JPS5687521A (en) 1981-07-16
JPS6345369B2 true JPS6345369B2 (ja) 1988-09-09

Family

ID=15789428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16424579A Granted JPS5687521A (en) 1979-12-18 1979-12-18 Remedy for tricophytia

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JP (1) JPS5687521A (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5399330A (en) * 1977-02-04 1978-08-30 Riyuuichirou Shimizu Ointment for treating dermatophytosis
JPS54147935A (en) * 1978-05-12 1979-11-19 Masao Kurishima Ointment for treating dermatophytosis

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5687521A (en) 1981-07-16

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