JPS634851Y2 - - Google Patents
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- JPS634851Y2 JPS634851Y2 JP16642484U JP16642484U JPS634851Y2 JP S634851 Y2 JPS634851 Y2 JP S634851Y2 JP 16642484 U JP16642484 U JP 16642484U JP 16642484 U JP16642484 U JP 16642484U JP S634851 Y2 JPS634851 Y2 JP S634851Y2
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- pulley
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- oil
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Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は車両等に用いられるベルト式無段可変
伝動装置に関し、特にベルトに対する潤滑油の給
油構造の改良に係るものである。
伝動装置に関し、特にベルトに対する潤滑油の給
油構造の改良に係るものである。
(従来技術及びその問題点)
従来、油圧アクチユエータにより溝幅を軸方向
に可変制御し得る如く夫々構成した駆動軸プーリ
及び被駆動軸プーリと、これら両プーリ間に捲装
した無端状の金属ベルトと、前記油圧アクチユエ
ータに油圧を供給する油圧供給装置と、前記油圧
アクチユエータに対する油圧の供給及び排出を切
換制御する制御装置とを具備し、前記両プーリの
溝幅を変化させることにより前記ベルトの変速比
を無段階に変えるようにしたベルト式無段可変伝
動装置は公知である。
に可変制御し得る如く夫々構成した駆動軸プーリ
及び被駆動軸プーリと、これら両プーリ間に捲装
した無端状の金属ベルトと、前記油圧アクチユエ
ータに油圧を供給する油圧供給装置と、前記油圧
アクチユエータに対する油圧の供給及び排出を切
換制御する制御装置とを具備し、前記両プーリの
溝幅を変化させることにより前記ベルトの変速比
を無段階に変えるようにしたベルト式無段可変伝
動装置は公知である。
斯かるベルト式無段可変伝動装置においては、
ベルトが金属製であるため、潤滑する必要があ
り、そのため従来は油圧アクチユエータへ油圧を
供給する高圧給油ラインからの油の一部を高圧の
まま直接的に前記ベルトへ潤滑油として供給して
いる。
ベルトが金属製であるため、潤滑する必要があ
り、そのため従来は油圧アクチユエータへ油圧を
供給する高圧給油ラインからの油の一部を高圧の
まま直接的に前記ベルトへ潤滑油として供給して
いる。
しかしながら、前記ベルトの潤滑油は高圧であ
る必要はなく、むしろ流量を必要とするものであ
るにも拘らず、従来の如く高圧給油ラインからそ
の高圧油の一部をベルトに給油するものでは、油
圧供給装置であるポンプは前記ベルトへ高圧油の
一部が供給されることによる高圧給油ライン中の
油圧の低下を補足する分、余分な負荷を担うこと
となる。
る必要はなく、むしろ流量を必要とするものであ
るにも拘らず、従来の如く高圧給油ラインからそ
の高圧油の一部をベルトに給油するものでは、油
圧供給装置であるポンプは前記ベルトへ高圧油の
一部が供給されることによる高圧給油ライン中の
油圧の低下を補足する分、余分な負荷を担うこと
となる。
(考案の目的)
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、油
圧アクチユエータに対する油圧の供給圧力を所定
設定値に保持するための油圧調節器からの排出油
をベルトに対する潤滑油として利用し、油圧供給
装置の負担を軽減し得るようにしたベルト式無段
可変伝動装置を提供することを目的とするもので
ある。
圧アクチユエータに対する油圧の供給圧力を所定
設定値に保持するための油圧調節器からの排出油
をベルトに対する潤滑油として利用し、油圧供給
装置の負担を軽減し得るようにしたベルト式無段
可変伝動装置を提供することを目的とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するために本考案においては
油圧アクチユエータに対する油圧の供給圧力が所
定設定値を超えた時該超過分の油を低圧側へ排出
させることにより前記供給圧力を所定設定値に保
持するための油圧調節器からの排出油を利用し、
これを金属ベルトへ潤滑油として供給し得る如く
構成している。
油圧アクチユエータに対する油圧の供給圧力が所
定設定値を超えた時該超過分の油を低圧側へ排出
させることにより前記供給圧力を所定設定値に保
持するための油圧調節器からの排出油を利用し、
これを金属ベルトへ潤滑油として供給し得る如く
構成している。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面は本考案の車両用ベルト式無段可変伝
動装置の構成図であり、同図中1は発進クラツチ
で、内燃機関(図示省略)の出力軸に連結されて
回転する入力軸2とベルト式無段可変伝動装置3
の駆動軸4との間に介装されている。前記発進ク
ラツチ1は、前記入力軸2と一体回転する入力側
回転体5と、出力軸である前記駆動軸4と一体回
転する出力側回転体6とを有している。
する。図面は本考案の車両用ベルト式無段可変伝
動装置の構成図であり、同図中1は発進クラツチ
で、内燃機関(図示省略)の出力軸に連結されて
回転する入力軸2とベルト式無段可変伝動装置3
の駆動軸4との間に介装されている。前記発進ク
ラツチ1は、前記入力軸2と一体回転する入力側
回転体5と、出力軸である前記駆動軸4と一体回
転する出力側回転体6とを有している。
前記入力側回転体5は前記入力軸2にスプライ
ン嵌合されてボルト7にて固定された円板8より
なり、該円板8には公知のクラツチダンパ機構9
が装着されている。前記入力側回転体5の出力側
回転体6との対向面には後述する調圧弁10を制
御する制御機構11が組み込まれている。該制御
機構11は遠心ガバナ機構であつて、前記入力側
回転体5にリベツト止めされたガバナハウジング
12内に軸方向に摺動自在に嵌装されたカムプレ
ート13と、該カムプレート13のカム面13a
と前記ガバナハウジング12のガイド面12aと
の間に位置して径方向に摺動自在に介装されたガ
バナボール14とを有し、前記カムプレート13
は該カムプレート13とばね受部材15との間に
介装されたコイル状のばね16により前記入力側
回転体5側に付勢されている。そして、前記入力
軸2の回転数が所定設定値以下の時、前記ガバナ
ボール14は中心側に偏位した状態にあつて、前
記カムプレート13は前記ばね16の付勢力にて
前記入力側回転体5側に偏位した状態になつてお
り、この状態から前記入力軸2の回転数が所定設
定値以上になると、前記ガバナボール14は遠心
力の作用にて外周側に偏位し、該偏位に伴つて前
記カムプレート13は前記ばね16の付勢力に抗
して出力側回転体6側に偏位するようになつてい
る。
ン嵌合されてボルト7にて固定された円板8より
なり、該円板8には公知のクラツチダンパ機構9
が装着されている。前記入力側回転体5の出力側
回転体6との対向面には後述する調圧弁10を制
御する制御機構11が組み込まれている。該制御
機構11は遠心ガバナ機構であつて、前記入力側
回転体5にリベツト止めされたガバナハウジング
12内に軸方向に摺動自在に嵌装されたカムプレ
ート13と、該カムプレート13のカム面13a
と前記ガバナハウジング12のガイド面12aと
の間に位置して径方向に摺動自在に介装されたガ
バナボール14とを有し、前記カムプレート13
は該カムプレート13とばね受部材15との間に
介装されたコイル状のばね16により前記入力側
回転体5側に付勢されている。そして、前記入力
軸2の回転数が所定設定値以下の時、前記ガバナ
ボール14は中心側に偏位した状態にあつて、前
記カムプレート13は前記ばね16の付勢力にて
前記入力側回転体5側に偏位した状態になつてお
り、この状態から前記入力軸2の回転数が所定設
定値以上になると、前記ガバナボール14は遠心
力の作用にて外周側に偏位し、該偏位に伴つて前
記カムプレート13は前記ばね16の付勢力に抗
して出力側回転体6側に偏位するようになつてい
る。
前記出力側回転体6は前記駆動軸4にスプライ
ン嵌合されてナツト17にて固定されたクラツチ
シリンダ18と、該クラツチシリンダ18の外周
に周方向及び軸方向共に移動不可能に固定された
クラツチアウタ19とからなる。前記クラツチシ
リンダ18内には軸方向に摺動自在にクラツチピ
ストン(押圧体)20が嵌装されている。該クラ
ツチピストン20は後述する摩擦板21を押圧す
るもので、該クラツチピストン20と前記クラツ
チシリンダ18との間に設けられた圧力室22内
に導入される圧力油により作動する。前記クラツ
チピストン20は皿状のばね23により出力側回
転体6側に付勢されている。
ン嵌合されてナツト17にて固定されたクラツチ
シリンダ18と、該クラツチシリンダ18の外周
に周方向及び軸方向共に移動不可能に固定された
クラツチアウタ19とからなる。前記クラツチシ
リンダ18内には軸方向に摺動自在にクラツチピ
ストン(押圧体)20が嵌装されている。該クラ
ツチピストン20は後述する摩擦板21を押圧す
るもので、該クラツチピストン20と前記クラツ
チシリンダ18との間に設けられた圧力室22内
に導入される圧力油により作動する。前記クラツ
チピストン20は皿状のばね23により出力側回
転体6側に付勢されている。
前記圧力室22には前記クラツチシリンダ18
のボス部に径方向に沿つて穿設された供給ポート
24から圧力油が導入されると共に、該圧力室2
2内に導入された圧力油は、前記クラツチピスト
ン20のボス部に軸方向に沿つて穿設された嵌装
孔(圧力室22の吐出口)25内に摺動自在に嵌
装された前記調圧弁10を介して外方に吐出し得
るようになつている。前記嵌装孔25は一端が前
記供給ポート24に連通していると共に他端が前
記クラツチシリンダ18のボス部の前記入力側回
転体5側端面に開口している。前記調圧弁10は
前記駆動軸4の軸線方向に沿つて所定ストローク
摺動するもので、一端が開口し他端が閉塞された
中空パイプよりなり、閉塞端側の周側壁にその径
方向に沿つて吐出ポート26が穿設されている。
のボス部に径方向に沿つて穿設された供給ポート
24から圧力油が導入されると共に、該圧力室2
2内に導入された圧力油は、前記クラツチピスト
ン20のボス部に軸方向に沿つて穿設された嵌装
孔(圧力室22の吐出口)25内に摺動自在に嵌
装された前記調圧弁10を介して外方に吐出し得
るようになつている。前記嵌装孔25は一端が前
記供給ポート24に連通していると共に他端が前
記クラツチシリンダ18のボス部の前記入力側回
転体5側端面に開口している。前記調圧弁10は
前記駆動軸4の軸線方向に沿つて所定ストローク
摺動するもので、一端が開口し他端が閉塞された
中空パイプよりなり、閉塞端側の周側壁にその径
方向に沿つて吐出ポート26が穿設されている。
前記入力軸2の回転数が所定設定値以下の時前
記調圧弁10は前記供給ポート24から導入され
る圧力油の作用で入力側回転体5側に偏位してそ
の吐出ポート26が開口し、該吐出ポート26か
ら前記圧力室22内の圧力油が吐出するため該圧
力室22内の圧力は上昇せず前記クラツチピスト
ン20はばね23の付勢力で出力側回転体6側に
偏位している。また、前記入力軸2の回転数が所
定設定値以上の時前記調圧弁10はカムプレート
13により押圧されて、出力側回転体6側に偏位
してその吐出ポート26が閉塞されて圧力室22
内の圧力が該吐出ポート26と後述するオリフイ
ス48との開口比によつて調圧されるようになつ
ている。
記調圧弁10は前記供給ポート24から導入され
る圧力油の作用で入力側回転体5側に偏位してそ
の吐出ポート26が開口し、該吐出ポート26か
ら前記圧力室22内の圧力油が吐出するため該圧
力室22内の圧力は上昇せず前記クラツチピスト
ン20はばね23の付勢力で出力側回転体6側に
偏位している。また、前記入力軸2の回転数が所
定設定値以上の時前記調圧弁10はカムプレート
13により押圧されて、出力側回転体6側に偏位
してその吐出ポート26が閉塞されて圧力室22
内の圧力が該吐出ポート26と後述するオリフイ
ス48との開口比によつて調圧されるようになつ
ている。
前記クラツチピストン20により押圧される前
記摩擦板21は、前記入力側及び出力側回転体5
及び6との間に位置して、前記クラツチアウタ1
9の内周面に回転不可能で軸方向に移動可能に嵌
装されている。前記摩擦板21とクラツチアウタ
19の入力側回転体5側端面内側との間にはクラ
ツチフエーシング27が介装され、該クラツチフ
エーシング27は前記ガバナハウジング12の外
周に回転不可能で軸方向に移動可能に嵌装されて
いる。そして、前記クラツチピストン20により
摩擦板21をクラツチフエーシング27を介して
クラツチアウタ19に押圧せしめることにより入
力側回転体5と出力側回転体6とが動力伝達可能
状態となり、前記押圧を解除すれば動力伝達不可
能状態となる。
記摩擦板21は、前記入力側及び出力側回転体5
及び6との間に位置して、前記クラツチアウタ1
9の内周面に回転不可能で軸方向に移動可能に嵌
装されている。前記摩擦板21とクラツチアウタ
19の入力側回転体5側端面内側との間にはクラ
ツチフエーシング27が介装され、該クラツチフ
エーシング27は前記ガバナハウジング12の外
周に回転不可能で軸方向に移動可能に嵌装されて
いる。そして、前記クラツチピストン20により
摩擦板21をクラツチフエーシング27を介して
クラツチアウタ19に押圧せしめることにより入
力側回転体5と出力側回転体6とが動力伝達可能
状態となり、前記押圧を解除すれば動力伝達不可
能状態となる。
前記ガバナハウジング12及びクラツチピスト
ン20の周側壁の所定個所には圧力油分配孔12
b及び20aがそれぞれ穿設されている。そして
前記調圧弁10の吐出ポート26からガバナハウ
ジング12の内部及び該ガバナハウジング12と
クラツチピストン20との間に吐出した圧力室2
2内の圧力油が、前記圧力油分配孔12b及び2
0aを介してクラツチフエーシング27の摺接部
分に導かれるようになつており、これによりクラ
ツチフエーシング27の半クラツチ時における焼
付事故を防止し得る。
ン20の周側壁の所定個所には圧力油分配孔12
b及び20aがそれぞれ穿設されている。そして
前記調圧弁10の吐出ポート26からガバナハウ
ジング12の内部及び該ガバナハウジング12と
クラツチピストン20との間に吐出した圧力室2
2内の圧力油が、前記圧力油分配孔12b及び2
0aを介してクラツチフエーシング27の摺接部
分に導かれるようになつており、これによりクラ
ツチフエーシング27の半クラツチ時における焼
付事故を防止し得る。
尚、前記供給ポート24は前記ベルト式無段可
変伝動装置3に組み込まれた圧力油切換バルブ機
構41を介して圧力油供給源であるポンプ(油圧
供給装置)29に接続されている。
変伝動装置3に組み込まれた圧力油切換バルブ機
構41を介して圧力油供給源であるポンプ(油圧
供給装置)29に接続されている。
また、前記発進クラツチ1は、入力軸2、入力
側回転体5(円板8)、ボルト7、クラツチダン
パ機構9、制御機構11(ガバナハウジング1
2、カムプレート13、ガバナボール14、ばね
受部材15、ばね16)により入力側アツセンブ
リAを構成し、また駆動軸4、出力側回転体6
(クラツチシリンダ18、クラツチアウタ19)、
調圧弁10、クラツチピストン20、摩擦板2
1、ばね23、クラツチフエーシング27により
出力側アツセンブリBを構成しており、これら両
アツセンブリA,Bは予め個々に組み立てた後、
クラツチフエーシング27の中心とガバナハウジ
ングの中心とを合わせて両アツセンブリA,Bを
互いに嵌合することにより発進クラツチ1全体の
組み立てが完了するようになつており、従つて組
み立て性の向上が計れるようになつている。
側回転体5(円板8)、ボルト7、クラツチダン
パ機構9、制御機構11(ガバナハウジング1
2、カムプレート13、ガバナボール14、ばね
受部材15、ばね16)により入力側アツセンブ
リAを構成し、また駆動軸4、出力側回転体6
(クラツチシリンダ18、クラツチアウタ19)、
調圧弁10、クラツチピストン20、摩擦板2
1、ばね23、クラツチフエーシング27により
出力側アツセンブリBを構成しており、これら両
アツセンブリA,Bは予め個々に組み立てた後、
クラツチフエーシング27の中心とガバナハウジ
ングの中心とを合わせて両アツセンブリA,Bを
互いに嵌合することにより発進クラツチ1全体の
組み立てが完了するようになつており、従つて組
み立て性の向上が計れるようになつている。
以上の如くして発進クラツチ1が構成されてい
る。
る。
前記駆動軸4は両端面開口の中空パイプよりな
り、その両端側が変速機ボツクス30の一端側両
側壁にボールベアリング31,32を介して回転
自在に支承されている。前記ボツクス30内に位
置して前記駆動軸4には油圧制御にて溝幅を軸方
向に変化し得る駆動軸プーリCが設けられてい
る。
り、その両端側が変速機ボツクス30の一端側両
側壁にボールベアリング31,32を介して回転
自在に支承されている。前記ボツクス30内に位
置して前記駆動軸4には油圧制御にて溝幅を軸方
向に変化し得る駆動軸プーリCが設けられてい
る。
該駆動軸プーリCは前記駆動軸4の発進クラツ
チ1側外周に一体形成されたデイスク状固定プー
リ33と、該固定プーリ33と対向して前記駆動
軸4の外周にその軸線方向に沿つて摺動可能に且
つ回転不可能に複数のボール35を介して嵌合さ
れた可動プーリ34とからなる。該可動プーリ3
4は円筒状ボス部34aの一端側外周にデイスク
状プーリ本体34bを一体に突設し、該本体34
bの外周面にその軸方向に沿つて固定プーリ33
と反対の方向に突出する円筒状周壁34cを一体
に突設すると共に、該円筒上周壁34cの突出端
側内周面に環状閉塞板34dを嵌着してなるドラ
ム状をなしている。
チ1側外周に一体形成されたデイスク状固定プー
リ33と、該固定プーリ33と対向して前記駆動
軸4の外周にその軸線方向に沿つて摺動可能に且
つ回転不可能に複数のボール35を介して嵌合さ
れた可動プーリ34とからなる。該可動プーリ3
4は円筒状ボス部34aの一端側外周にデイスク
状プーリ本体34bを一体に突設し、該本体34
bの外周面にその軸方向に沿つて固定プーリ33
と反対の方向に突出する円筒状周壁34cを一体
に突設すると共に、該円筒上周壁34cの突出端
側内周面に環状閉塞板34dを嵌着してなるドラ
ム状をなしている。
前記可動プーリ34内には固定ピストン部材3
6が嵌合されている。該固定ピストン部材36は
一端面壁中央に嵌合孔を有し他端面が開放する円
筒体36aの他端外周に径方向に向けて環状フラ
ンジ36bを一体に突設してなる。そして前記固
定ピストン36はその一端面壁中央の嵌合孔が前
記駆動軸4の外周に回転不可能及び軸方向移動不
可能に嵌合されていると共に、円筒体36aの内
周面が前記可動プーリ34のボス部34aの外周
面に遊嵌合され、更にフランジ36bの外周面が
前記可動プーリ34の円筒状周壁34cの内周面
に液密且つ摺動自在に嵌合されている。また、前
記可動プーリ34の閉塞板34dの中心孔の内周
側に位置して前記固定ピストン部材36の円筒体
36aの外周側には両端面開口の円筒状のガイド
筒37が嵌合され、該ガイド筒37はその一端外
周の取付鍔部37aがボルト38にて前記変速機
ボツクス30の一側壁内面に取り付けられてい
る。
6が嵌合されている。該固定ピストン部材36は
一端面壁中央に嵌合孔を有し他端面が開放する円
筒体36aの他端外周に径方向に向けて環状フラ
ンジ36bを一体に突設してなる。そして前記固
定ピストン36はその一端面壁中央の嵌合孔が前
記駆動軸4の外周に回転不可能及び軸方向移動不
可能に嵌合されていると共に、円筒体36aの内
周面が前記可動プーリ34のボス部34aの外周
面に遊嵌合され、更にフランジ36bの外周面が
前記可動プーリ34の円筒状周壁34cの内周面
に液密且つ摺動自在に嵌合されている。また、前
記可動プーリ34の閉塞板34dの中心孔の内周
側に位置して前記固定ピストン部材36の円筒体
36aの外周側には両端面開口の円筒状のガイド
筒37が嵌合され、該ガイド筒37はその一端外
周の取付鍔部37aがボルト38にて前記変速機
ボツクス30の一側壁内面に取り付けられてい
る。
前記可動プーリ34のプーリ本体34bとプー
リシリンダ36のフランジ36bとの間には第1
の圧力室39が形成され、また前記可動プーリ3
4の閉塞板34dと固定ピストン部材36のフラ
ンジ36bとの間には第2の圧力室40が形成さ
れている。これらの第1及び第2の圧力室39及
び40は圧力油切換バルブ機構41を介して前記
ポンプ29に接続されている。
リシリンダ36のフランジ36bとの間には第1
の圧力室39が形成され、また前記可動プーリ3
4の閉塞板34dと固定ピストン部材36のフラ
ンジ36bとの間には第2の圧力室40が形成さ
れている。これらの第1及び第2の圧力室39及
び40は圧力油切換バルブ機構41を介して前記
ポンプ29に接続されている。
前記圧力油切換バルブ機構41は、前記駆動軸
4の発進クラツチ1側端内部に嵌合固定された軸
受円筒体42と、該軸受円筒体42の発進クラツ
チ1と反対側に隣接させて前記駆動軸4の内周面
にその軸方向に沿つて所定ストローク摺動自在に
嵌合された第1の弁体43と、該第1の弁体43
と一端を対向させ且つ他端を前記変速機ボツクス
30の一側壁外方に設けた外壁部材30aに設け
たガバナ室44内に延出させて前記駆動軸4の内
周面にその軸方向に沿つて所定ストローク摺動自
在に嵌合された第2の弁体45と、前記軸受円筒
体42、第1の弁体43及び第2の弁体45の各
内周面に亘つて摺動自在に嵌合された第3の弁体
46とを有している。
4の発進クラツチ1側端内部に嵌合固定された軸
受円筒体42と、該軸受円筒体42の発進クラツ
チ1と反対側に隣接させて前記駆動軸4の内周面
にその軸方向に沿つて所定ストローク摺動自在に
嵌合された第1の弁体43と、該第1の弁体43
と一端を対向させ且つ他端を前記変速機ボツクス
30の一側壁外方に設けた外壁部材30aに設け
たガバナ室44内に延出させて前記駆動軸4の内
周面にその軸方向に沿つて所定ストローク摺動自
在に嵌合された第2の弁体45と、前記軸受円筒
体42、第1の弁体43及び第2の弁体45の各
内周面に亘つて摺動自在に嵌合された第3の弁体
46とを有している。
前記軸受円筒体42は一端面が開口する有底短
軸円筒状をなし、ストツプリング47にて位置決
めされて駆動軸4内に液密に嵌合されている。前
記軸受円筒体42はその周側壁所定個所に径方向
に沿うオリフイス48を有し、該オリフイス48
は前記駆動軸4の周側壁に径方向に沿つて穿設さ
れた第1ポート49及び該駆動軸4の外周面と発
進クラツチ1のクラツチシリンダ18のボス部内
周面との間の環状溝50を介して前記発進クラツ
チ1の圧力室22の供給ポート24と連通してい
る。
軸円筒状をなし、ストツプリング47にて位置決
めされて駆動軸4内に液密に嵌合されている。前
記軸受円筒体42はその周側壁所定個所に径方向
に沿うオリフイス48を有し、該オリフイス48
は前記駆動軸4の周側壁に径方向に沿つて穿設さ
れた第1ポート49及び該駆動軸4の外周面と発
進クラツチ1のクラツチシリンダ18のボス部内
周面との間の環状溝50を介して前記発進クラツ
チ1の圧力室22の供給ポート24と連通してい
る。
前記第1の弁体43は両端面が開口すると共に
一端側外周に大径部を有する短軸円筒状をなし、
駆動軸4内周面に大径部外周面が液密に且つ摺動
自在に嵌合され、その小径部外周面と前記駆動軸
4の内周面との間に圧力室43aが形成されてい
る。前記第1の弁体43はその小径部周側壁所定
個所に前記圧力室43aに開口するポート51が
径方向に沿つて穿設されている。
一端側外周に大径部を有する短軸円筒状をなし、
駆動軸4内周面に大径部外周面が液密に且つ摺動
自在に嵌合され、その小径部外周面と前記駆動軸
4の内周面との間に圧力室43aが形成されてい
る。前記第1の弁体43はその小径部周側壁所定
個所に前記圧力室43aに開口するポート51が
径方向に沿つて穿設されている。
前記第2の弁体45は両端面が開口する長軸円
筒状をなし、軸方向略中間部外周面に所定軸長に
亘る環状溝52及び該環状溝52より第1の弁体
43側に所定軸長偏位して径方向に沿つてポート
53がそれぞれ形成されている。前記第2の弁体
45の第1の弁体43側端部には小径ばね受部4
5aを有し、該ばね受部45aと前記第1の弁体
43の第2の弁体45側端面に嵌合されたばね受
部材兼用ストツパ当接部材54との間に介装した
コイル状のばね55により第1の弁体43は発進
クラツチ1側に且つ第2の弁体45は反発進クラ
ツチ1側にそれぞれ付勢されている。前記第2の
弁体45のガバナ室44内への延出端外周には大
径鍔部45bが一体形成され、該鍔部45bには
ガバナウエイト56が衝合している。該ガバナウ
エイト56はエンジン回転数の上昇に伴つて軸5
7を中心に図中反時計方向に回動し第2の弁体4
5をばね55の付勢力に抗して発進クラツチ1側
に摺動させる。
筒状をなし、軸方向略中間部外周面に所定軸長に
亘る環状溝52及び該環状溝52より第1の弁体
43側に所定軸長偏位して径方向に沿つてポート
53がそれぞれ形成されている。前記第2の弁体
45の第1の弁体43側端部には小径ばね受部4
5aを有し、該ばね受部45aと前記第1の弁体
43の第2の弁体45側端面に嵌合されたばね受
部材兼用ストツパ当接部材54との間に介装した
コイル状のばね55により第1の弁体43は発進
クラツチ1側に且つ第2の弁体45は反発進クラ
ツチ1側にそれぞれ付勢されている。前記第2の
弁体45のガバナ室44内への延出端外周には大
径鍔部45bが一体形成され、該鍔部45bには
ガバナウエイト56が衝合している。該ガバナウ
エイト56はエンジン回転数の上昇に伴つて軸5
7を中心に図中反時計方向に回動し第2の弁体4
5をばね55の付勢力に抗して発進クラツチ1側
に摺動させる。
前記第3の弁体46は発進クラツチ1側端面が
開口し反発進クラツチ1側端面が閉塞された長軸
円筒状をなし前記軸受円筒体42、第1の弁体4
3及び第2の弁体45の内周面に液密に且つ摺動
自在に嵌合されている。前記第3の弁体46の反
発進クラツチ1側端部周側壁に径方向に沿つて第
1のポート58が、また発進クラツチ1側端部周
側壁に径方向に沿つて第2ポート59及び周方向
に沿つて環状溝59aがそれぞれ設けられてい
る。これら第2ポート59と環状溝59aは前記
第1の弁体43のポート51と、所定時択一的に
連通するものである。
開口し反発進クラツチ1側端面が閉塞された長軸
円筒状をなし前記軸受円筒体42、第1の弁体4
3及び第2の弁体45の内周面に液密に且つ摺動
自在に嵌合されている。前記第3の弁体46の反
発進クラツチ1側端部周側壁に径方向に沿つて第
1のポート58が、また発進クラツチ1側端部周
側壁に径方向に沿つて第2ポート59及び周方向
に沿つて環状溝59aがそれぞれ設けられてい
る。これら第2ポート59と環状溝59aは前記
第1の弁体43のポート51と、所定時択一的に
連通するものである。
前記第3の弁体46の反発進クラツチ1側端部
にはロツド60の一端がピン61にて回動自在に
連結され、該ロツド60の他端は両端面開口の圧
力油導通パイプ62内を遊嵌状態に嵌挿されてそ
の外方に延出してアクセルコントロールフオーク
63にピン64にて回動自在に連結されている。
前記圧力油導通パイプ62は一端がガバナ室44
の外側壁に固定され他端は第2の弁体45の内周
面に液密且つ摺動自在に嵌合されている。前記ア
クセルコントロールフオーク63は前記ガバナ室
44の外方に位置して前記外壁部材30aに設け
たコントロールフオーク室44a内に設けられて
おり、スロツトル(図示省略)に連動して軸65
を中心に回動するもので、該スロツトルの開度を
高めるのに伴い図中時計方向に回動し第3の弁体
46を反発進クラツチ1側に摺動させる。前記コ
ントロールフオーク室44a内は前記圧力油導通
パイプ62を介して前記第2の弁体45の内部と
連通している。前記第3の弁体46の周側壁外面
にはリング状ストツパ66が突設されており、該
ストツパ66に前記第1の弁体43に設けたばね
受部材兼用ストツパ当接部材54が所定時当接す
ることにより、スロツトル急閉時の第1の弁体4
3の追従遅れを防止し得るようになつている。
にはロツド60の一端がピン61にて回動自在に
連結され、該ロツド60の他端は両端面開口の圧
力油導通パイプ62内を遊嵌状態に嵌挿されてそ
の外方に延出してアクセルコントロールフオーク
63にピン64にて回動自在に連結されている。
前記圧力油導通パイプ62は一端がガバナ室44
の外側壁に固定され他端は第2の弁体45の内周
面に液密且つ摺動自在に嵌合されている。前記ア
クセルコントロールフオーク63は前記ガバナ室
44の外方に位置して前記外壁部材30aに設け
たコントロールフオーク室44a内に設けられて
おり、スロツトル(図示省略)に連動して軸65
を中心に回動するもので、該スロツトルの開度を
高めるのに伴い図中時計方向に回動し第3の弁体
46を反発進クラツチ1側に摺動させる。前記コ
ントロールフオーク室44a内は前記圧力油導通
パイプ62を介して前記第2の弁体45の内部と
連通している。前記第3の弁体46の周側壁外面
にはリング状ストツパ66が突設されており、該
ストツパ66に前記第1の弁体43に設けたばね
受部材兼用ストツパ当接部材54が所定時当接す
ることにより、スロツトル急閉時の第1の弁体4
3の追従遅れを防止し得るようになつている。
前記駆動軸4の周側壁には径方向に沿い且つそ
の軸線方向略中間部より反発進クラツチ1側に向
かつて順次第2、第3、第4及び第5ポート6
7,68,69及び70が所定間隔を存して穿設
されている。前記第2ポート67は前記駆動軸プ
ーリCの溝幅が最大の時、即ち固定プーリ33と
可動プーリ34とが最も離間した状態の時、これ
ら両プーリ33,34相互間略中央に位置して前
記変速機ボツクス30内に開口している。尚、前
記駆動軸プーリCの溝幅が最小の時即ち固定プー
リ33と可動プーリ34とが最も接近した状態の
時、該可動プーリ34のボス部により前記第2ポ
ート67の開口端が覆われた状態となつても、第
2ポート67の変速機ボツクス30内への導通を
確保するための切欠溝71が駆動軸4の外周に形
成されている。前記第3ポート68は前記駆動軸
プーリCの溝幅が最大のとき、前記可動プーリ3
4のボス部の軸方向略中間部分に位置し、また前
記第3ポート68は前記駆動軸プーリCの溝幅が
最小の時、前記可動プーリ34のボス部の反発進
クラツチ1側端部分に位置している。
の軸線方向略中間部より反発進クラツチ1側に向
かつて順次第2、第3、第4及び第5ポート6
7,68,69及び70が所定間隔を存して穿設
されている。前記第2ポート67は前記駆動軸プ
ーリCの溝幅が最大の時、即ち固定プーリ33と
可動プーリ34とが最も離間した状態の時、これ
ら両プーリ33,34相互間略中央に位置して前
記変速機ボツクス30内に開口している。尚、前
記駆動軸プーリCの溝幅が最小の時即ち固定プー
リ33と可動プーリ34とが最も接近した状態の
時、該可動プーリ34のボス部により前記第2ポ
ート67の開口端が覆われた状態となつても、第
2ポート67の変速機ボツクス30内への導通を
確保するための切欠溝71が駆動軸4の外周に形
成されている。前記第3ポート68は前記駆動軸
プーリCの溝幅が最大のとき、前記可動プーリ3
4のボス部の軸方向略中間部分に位置し、また前
記第3ポート68は前記駆動軸プーリCの溝幅が
最小の時、前記可動プーリ34のボス部の反発進
クラツチ1側端部分に位置している。
前記第3及び第4ポート68及び69の外周側
開口端は前記駆動軸4の外周面と可動プーリ34
のボス部内周面との間の環状溝72及び該可動プ
ーリ34のボス部34aの端面と固定ピストン部
材36の円筒体36aの内端面との間の間隙を介
して可動プーリ34のプーリ本体34bと固定ピ
ストン部材36のフランジ36bとの間の第1圧
力室39に連通している。尚、駆動軸プーリCの
溝幅が最大の時、即ち可動プーリ34のボス部3
4aの端面が固定ピストン部材36の円筒体36
aの内端面に当接時環状溝72と第1圧力室39
との連通を確保するためボス部34aの端面に切
欠溝73が設けてある。前記第3ポート68は前
記第2の弁体45のポート53と所定時連通す
る。前記第5ポート70は前記固定ピストン部材
36の円筒体36aの外端面とベアリング32と
の間に位置しており、前記円筒体36aの外端面
中央ボス部の切欠溝74及び前記ガイド筒37を
介して前記可動プーリ34の閉塞板34dと前記
固定ピストン部材36のフランジ36bとの間の
第2圧力室40に連通している。前記第4ポート
69と第5ポート70とは、前記第2の弁体45
の周側壁外面に設けた環状溝52を介して所定時
互いに連通する。
開口端は前記駆動軸4の外周面と可動プーリ34
のボス部内周面との間の環状溝72及び該可動プ
ーリ34のボス部34aの端面と固定ピストン部
材36の円筒体36aの内端面との間の間隙を介
して可動プーリ34のプーリ本体34bと固定ピ
ストン部材36のフランジ36bとの間の第1圧
力室39に連通している。尚、駆動軸プーリCの
溝幅が最大の時、即ち可動プーリ34のボス部3
4aの端面が固定ピストン部材36の円筒体36
aの内端面に当接時環状溝72と第1圧力室39
との連通を確保するためボス部34aの端面に切
欠溝73が設けてある。前記第3ポート68は前
記第2の弁体45のポート53と所定時連通す
る。前記第5ポート70は前記固定ピストン部材
36の円筒体36aの外端面とベアリング32と
の間に位置しており、前記円筒体36aの外端面
中央ボス部の切欠溝74及び前記ガイド筒37を
介して前記可動プーリ34の閉塞板34dと前記
固定ピストン部材36のフランジ36bとの間の
第2圧力室40に連通している。前記第4ポート
69と第5ポート70とは、前記第2の弁体45
の周側壁外面に設けた環状溝52を介して所定時
互いに連通する。
前記変速機ボツクス30の他端側には被駆動軸
プーリDが設けられている。即ち、変速機ボツク
ス30の他端側両側壁には被駆動軸(プーリ軸)
75の両端側がボールベアリング76,77を介
して回転自在に支承されている。ボツクス30内
に位置して前記被駆動軸75には油圧制御にて溝
幅を変化し得る被駆動軸プーリDが設けられてい
る。該被駆動軸プーリDは前記被駆動軸75の外
周に一体形成された固定プーリ78と、該固定プ
ーリ78と対向して前記被駆動軸75の外周にそ
の軸線方向に沿つて摺動可能に且つ回転不可能に
複数のボール80を介して嵌合された可動プーリ
79とからなる。
プーリDが設けられている。即ち、変速機ボツク
ス30の他端側両側壁には被駆動軸(プーリ軸)
75の両端側がボールベアリング76,77を介
して回転自在に支承されている。ボツクス30内
に位置して前記被駆動軸75には油圧制御にて溝
幅を変化し得る被駆動軸プーリDが設けられてい
る。該被駆動軸プーリDは前記被駆動軸75の外
周に一体形成された固定プーリ78と、該固定プ
ーリ78と対向して前記被駆動軸75の外周にそ
の軸線方向に沿つて摺動可能に且つ回転不可能に
複数のボール80を介して嵌合された可動プーリ
79とからなる。
該可動プーリ79は円筒状ボス部79aの一端
側外周にデイスク状のプーリ本体79bを一体に
突設し、該本体79bの反固定プーリ78側の面
の径方向略中間部にその軸方向に沿つて円筒状周
壁79cを一体に突設すると共に、該円筒状周壁
79cの突出端側内周面に環状閉塞板79dを嵌
着してなるドラム状をなしている。
側外周にデイスク状のプーリ本体79bを一体に
突設し、該本体79bの反固定プーリ78側の面
の径方向略中間部にその軸方向に沿つて円筒状周
壁79cを一体に突設すると共に、該円筒状周壁
79cの突出端側内周面に環状閉塞板79dを嵌
着してなるドラム状をなしている。
前記可動プーリ79内には固定ピストン部材8
1が嵌合されている。該固定ピストン部材81は
ボス部81aの一端側外周に漸次大径となるテー
パ筒部81bを一体に設けると共に、該テーパ筒
部81bの大径端部に径方向に向けて環状フラン
ジ81cを一体に突設してなる。そして、前記固
定ピストン部材81は、そのボス部81aが前記
被駆動軸75の外周に回転不可能及び軸方向移動
不可能に嵌合され、且つフランジ81cの外周面
が前記可動プーリ79の円筒状周壁79cの内周
面に液密且つ摺動自在に嵌合されている。前記可
動プーリ79のプーリ本体79bと固定ピストン
部材81のフランジ81cの対向面間にはコイル
状のばね82が介装されており、該ばね82によ
り可動プーリ79は固定プーリ78側(溝幅が小
さくなる側)に付勢されている。このばね82は
後述する第1圧力室内の圧力が万一漏れた時に急
激にベルトがゆるむのを防止するためのものであ
る。
1が嵌合されている。該固定ピストン部材81は
ボス部81aの一端側外周に漸次大径となるテー
パ筒部81bを一体に設けると共に、該テーパ筒
部81bの大径端部に径方向に向けて環状フラン
ジ81cを一体に突設してなる。そして、前記固
定ピストン部材81は、そのボス部81aが前記
被駆動軸75の外周に回転不可能及び軸方向移動
不可能に嵌合され、且つフランジ81cの外周面
が前記可動プーリ79の円筒状周壁79cの内周
面に液密且つ摺動自在に嵌合されている。前記可
動プーリ79のプーリ本体79bと固定ピストン
部材81のフランジ81cの対向面間にはコイル
状のばね82が介装されており、該ばね82によ
り可動プーリ79は固定プーリ78側(溝幅が小
さくなる側)に付勢されている。このばね82は
後述する第1圧力室内の圧力が万一漏れた時に急
激にベルトがゆるむのを防止するためのものであ
る。
前記可動プーリ79のプーリ本体79bと固定
ピストン部材81のテーパ筒部81b及びフラン
ジ81cとの対向面間は第1圧力室83となつて
おり、また前記可動プーリ79の閉塞板79dと
前記固定ピストン部材81のテーパ筒部81b及
びフランジ81cとの対向面間は第2圧力室84
となつている。前記第1及び第2圧力室83及び
84相互間は、前記固定ピストン部材81のボス
部81aに軸方向に沿つて穿設されたオリフイス
85及び該ボス部81aの外周面と前記可動プー
リ79の閉塞板79dに内・外周面が遊嵌された
ガイド筒86を介して互いに連通している。該ガ
イド筒86は前記被駆動軸75に一体回転自在に
嵌着されている。前記第1圧力室83は被駆動軸
75の軸心内部に沿つて設けた圧力油導通路87
に、被駆動軸75の周壁に径方向に沿つて穿設し
た連通孔88を介して連通している。
ピストン部材81のテーパ筒部81b及びフラン
ジ81cとの対向面間は第1圧力室83となつて
おり、また前記可動プーリ79の閉塞板79dと
前記固定ピストン部材81のテーパ筒部81b及
びフランジ81cとの対向面間は第2圧力室84
となつている。前記第1及び第2圧力室83及び
84相互間は、前記固定ピストン部材81のボス
部81aに軸方向に沿つて穿設されたオリフイス
85及び該ボス部81aの外周面と前記可動プー
リ79の閉塞板79dに内・外周面が遊嵌された
ガイド筒86を介して互いに連通している。該ガ
イド筒86は前記被駆動軸75に一体回転自在に
嵌着されている。前記第1圧力室83は被駆動軸
75の軸心内部に沿つて設けた圧力油導通路87
に、被駆動軸75の周壁に径方向に沿つて穿設し
た連通孔88を介して連通している。
前記圧力油導通路87は両端面が開口する圧力
油導通パイプ89を介して圧力油流入口90に連
通している。前記圧力油導通パイプ89はその一
端側が前記被駆動軸75の圧力油導通路87の内
方に遊嵌されて該圧力油導通路87の軸方向略中
間位置まで延出されている。また前記圧力油導通
パイプ89の他端側外周面は前記変速機ボツクス
30の前記ベアリング77と圧力油流入口90と
の間の壁面に液密に嵌合されている。
油導通パイプ89を介して圧力油流入口90に連
通している。前記圧力油導通パイプ89はその一
端側が前記被駆動軸75の圧力油導通路87の内
方に遊嵌されて該圧力油導通路87の軸方向略中
間位置まで延出されている。また前記圧力油導通
パイプ89の他端側外周面は前記変速機ボツクス
30の前記ベアリング77と圧力油流入口90と
の間の壁面に液密に嵌合されている。
前記圧力油導入口90は、前記外壁部材30a
に設けられて前記ポンプ29の吐出口29aと前
記コントロールフオーク室44aとの間を連絡し
てなる圧力油供給路(高圧給油ライン)91に連
通している。前記ポンプ29の吸入口29bはフ
イルタ92を介して油タンク93に連通してい
る。また、前記変速機ボツクス30内に溜まつた
油を前記油タンク93へ戻すためのもどし配管9
9が、前記変速機ボツクス30の一側壁の連通孔
100と油タンク93との間に設けてある。前記
駆動軸プーリCと被駆動軸プーリDとの間には無
端状の金属(スチール)ベルト101が捲装さ
れ、該ベルト101を介して駆動軸プーリCの回
転動力が被駆動軸プーリDに伝達され、これら両
プーリC,Dの溝幅を変化させることによつて前
記ベルト101の変速比を無段階に変化させるこ
とができるようになつている。
に設けられて前記ポンプ29の吐出口29aと前
記コントロールフオーク室44aとの間を連絡し
てなる圧力油供給路(高圧給油ライン)91に連
通している。前記ポンプ29の吸入口29bはフ
イルタ92を介して油タンク93に連通してい
る。また、前記変速機ボツクス30内に溜まつた
油を前記油タンク93へ戻すためのもどし配管9
9が、前記変速機ボツクス30の一側壁の連通孔
100と油タンク93との間に設けてある。前記
駆動軸プーリCと被駆動軸プーリDとの間には無
端状の金属(スチール)ベルト101が捲装さ
れ、該ベルト101を介して駆動軸プーリCの回
転動力が被駆動軸プーリDに伝達され、これら両
プーリC,Dの溝幅を変化させることによつて前
記ベルト101の変速比を無段階に変化させるこ
とができるようになつている。
尚、前記駆動軸プーリCの可動プーリ34のシ
リンダ径である円筒状周壁34cの内径D1は、
被駆動軸プーリDの可動プーリ79のシリンダ径
である円筒状周壁79cの内径D2より大、即ち
D1>D2に設定してある。
リンダ径である円筒状周壁34cの内径D1は、
被駆動軸プーリDの可動プーリ79のシリンダ径
である円筒状周壁79cの内径D2より大、即ち
D1>D2に設定してある。
前記圧力油供給路91の途中には前記ベルト式
無段可変伝動装置3の内圧を所定設定値に保持す
るための油圧調節器110が変速機ボツクス30
の一側壁と外壁部材30aの内側壁との間に位置
して該外壁部材30aの内側壁に固着されてい
る。前記油圧調節器110は、中空円筒状のハウ
ジング111と、同じく中空円筒状の弁体112
と、該弁体112を閉弁方向に付勢する戻しばね
(付勢部材)113とからなる。ハウジング11
1は一端面のみ開口すると共に該一端面側周壁に
ポート114を有している。そして、一端面が前
記外壁部材30aの内側壁に固定され、該内側壁
の連通孔115を介して、前記ハウジング111
の内部と前記圧力油供給路91とが連通してい
る。弁体112は一端面のみ開口するもので、そ
の閉塞端側を前記連通孔115側に向けて前記ハ
ウジング111内に前記ポート114を開閉し得
る如く軸方向に移動自在に且つ液密に嵌装され、
その閉塞端面が受圧面116となつている。
無段可変伝動装置3の内圧を所定設定値に保持す
るための油圧調節器110が変速機ボツクス30
の一側壁と外壁部材30aの内側壁との間に位置
して該外壁部材30aの内側壁に固着されてい
る。前記油圧調節器110は、中空円筒状のハウ
ジング111と、同じく中空円筒状の弁体112
と、該弁体112を閉弁方向に付勢する戻しばね
(付勢部材)113とからなる。ハウジング11
1は一端面のみ開口すると共に該一端面側周壁に
ポート114を有している。そして、一端面が前
記外壁部材30aの内側壁に固定され、該内側壁
の連通孔115を介して、前記ハウジング111
の内部と前記圧力油供給路91とが連通してい
る。弁体112は一端面のみ開口するもので、そ
の閉塞端側を前記連通孔115側に向けて前記ハ
ウジング111内に前記ポート114を開閉し得
る如く軸方向に移動自在に且つ液密に嵌装され、
その閉塞端面が受圧面116となつている。
戻しばね113はコイル状のばねよりなり、該
ばね113は前記弁体112の内周に遊嵌され
て、該弁112の内端面と前記ハウジング111
の内端面との間に介装されている。
ばね113は前記弁体112の内周に遊嵌され
て、該弁112の内端面と前記ハウジング111
の内端面との間に介装されている。
前記ポート114にはベルト給油管118の一
端が接続されており、該ベルト給油管118の他
端側は途中で直角に屈曲されて、変速機ボツクス
30の両プーリC,D相互間他側壁を貫通してそ
の外方へ延出し、その延出端は前記油タンク93
に連通されている。給油管118は前記ボツクス
30内においては前記金属ベルト101の両側直
線状部相互間内に位置し、前記給油管118に
は、前記ベルト101の部分に位置して給油穴1
19が2箇所穿設されている。該給油穴119か
らベルト101に給油し得る。
端が接続されており、該ベルト給油管118の他
端側は途中で直角に屈曲されて、変速機ボツクス
30の両プーリC,D相互間他側壁を貫通してそ
の外方へ延出し、その延出端は前記油タンク93
に連通されている。給油管118は前記ボツクス
30内においては前記金属ベルト101の両側直
線状部相互間内に位置し、前記給油管118に
は、前記ベルト101の部分に位置して給油穴1
19が2箇所穿設されている。該給油穴119か
らベルト101に給油し得る。
前記弁体112は前記圧力油供給路91内の油
圧の供給圧力が所定設定値を超えたとき、前記ば
ね113の付勢力に抗して開弁されて、ポート1
14と連通孔115を連通し、前記供給圧力が所
定設定値内にある時は、ばね113の付勢力にて
弁体112が開弁されて、ポート114と連通孔
115との連通を遮断する。
圧の供給圧力が所定設定値を超えたとき、前記ば
ね113の付勢力に抗して開弁されて、ポート1
14と連通孔115を連通し、前記供給圧力が所
定設定値内にある時は、ばね113の付勢力にて
弁体112が開弁されて、ポート114と連通孔
115との連通を遮断する。
(作用)
次に、本考案のベルト式無段可変伝動装置の作
用を説明する。
用を説明する。
(1) 始動時
内燃機関の出力軸の回転に伴い発進クラツチ1
の入力軸2と共に入力側回転体5及び制御機構1
1が回転する。しかし、ポンプ29からの圧力油
の圧力が上昇しないと共に、入力軸2の回転数が
所定設定値以下のために、制御機構11のガバナ
ボール14にはカムプレート13の付勢ばね16
に打ち勝つだけの遠心力が発生せず、従つて調圧
弁10の吐出ポート26は開口した状態となつて
いる。また、第2のバルブ45は図示の状態にあ
つて、該第2のバルブ45のポート53は駆動軸
4の第3ポート68との連通が遮断された状態と
なつていると共に、駆動軸プーリCの第1の圧力
室39は可動プーリ34の切欠溝73→駆動軸4
と可動プーリ34との間の環状溝72→駆動軸4
の第4のポート69→第2の弁体45の環状溝5
2→駆動軸4の第5ポート70→固定ピストン部
材36の切欠溝74→ガイド筒37の経路を介し
て駆動軸プーリCの第2圧力室40と連通してい
る。更に第3の弁体46も図示の状態にあつて、
その第2ポート59は第1の弁体43のポート5
1との連通が遮断された状態となつている。
の入力軸2と共に入力側回転体5及び制御機構1
1が回転する。しかし、ポンプ29からの圧力油
の圧力が上昇しないと共に、入力軸2の回転数が
所定設定値以下のために、制御機構11のガバナ
ボール14にはカムプレート13の付勢ばね16
に打ち勝つだけの遠心力が発生せず、従つて調圧
弁10の吐出ポート26は開口した状態となつて
いる。また、第2のバルブ45は図示の状態にあ
つて、該第2のバルブ45のポート53は駆動軸
4の第3ポート68との連通が遮断された状態と
なつていると共に、駆動軸プーリCの第1の圧力
室39は可動プーリ34の切欠溝73→駆動軸4
と可動プーリ34との間の環状溝72→駆動軸4
の第4のポート69→第2の弁体45の環状溝5
2→駆動軸4の第5ポート70→固定ピストン部
材36の切欠溝74→ガイド筒37の経路を介し
て駆動軸プーリCの第2圧力室40と連通してい
る。更に第3の弁体46も図示の状態にあつて、
その第2ポート59は第1の弁体43のポート5
1との連通が遮断された状態となつている。
経時に伴つてポンプ29からの圧力油は圧力油
供給路91→流入口90→圧力油導通パイプ89
→圧力油導通路87→連通孔88の経路で第1圧
力室83に充満して、圧力油導通路87内の圧力
が上昇する。
供給路91→流入口90→圧力油導通パイプ89
→圧力油導通路87→連通孔88の経路で第1圧
力室83に充満して、圧力油導通路87内の圧力
が上昇する。
また、ポンプ29から供給される圧力油は圧力
油供給路91→コントロールフオーク室44a→
圧力油導通パイプ62→第2の弁体45内→第3
の弁体46の第1ポート58→第3の弁体46内
→軸受円筒体42内→軸受円筒体42のオリフイ
ス48→駆動軸4の第1ポート49→駆動軸4と
クラツチシリンダ18との間の環状溝50→クラ
ツチシリンダ18の供給ポート24の経路を介し
て発進クラツチ1の圧力室22内に流入するも、
該圧力油の作用で調圧弁10が入力側回転体5側
に押圧されてその吐出ポート26が開放した状態
にあるため、該吐出ポート26から圧力油がガバ
ナハウジング12の内方に吐出する。従つて、発
進クラツチ1の圧力室22内の圧力は上昇せず、
クラツチピストン20は摩擦板21を押圧しな
い。このため、発進クラツチ1の入力軸2の回転
動力は駆動軸4に伝達されないため、駆動軸プー
リCと共に被駆動軸プーリDは静止状態にある。
油供給路91→コントロールフオーク室44a→
圧力油導通パイプ62→第2の弁体45内→第3
の弁体46の第1ポート58→第3の弁体46内
→軸受円筒体42内→軸受円筒体42のオリフイ
ス48→駆動軸4の第1ポート49→駆動軸4と
クラツチシリンダ18との間の環状溝50→クラ
ツチシリンダ18の供給ポート24の経路を介し
て発進クラツチ1の圧力室22内に流入するも、
該圧力油の作用で調圧弁10が入力側回転体5側
に押圧されてその吐出ポート26が開放した状態
にあるため、該吐出ポート26から圧力油がガバ
ナハウジング12の内方に吐出する。従つて、発
進クラツチ1の圧力室22内の圧力は上昇せず、
クラツチピストン20は摩擦板21を押圧しな
い。このため、発進クラツチ1の入力軸2の回転
動力は駆動軸4に伝達されないため、駆動軸プー
リCと共に被駆動軸プーリDは静止状態にある。
また、該駆動軸プーリCにおいては、前述した
如く第2の弁体45のポート53が駆動軸4の第
3ポート68と隔絶されているため、第1圧力室
39内へ圧力油は供給されず、可動プーリ34は
固定プーリ33より最大限離間し、駆動軸プーリ
Cの溝幅は図示の如く最大となつている。
如く第2の弁体45のポート53が駆動軸4の第
3ポート68と隔絶されているため、第1圧力室
39内へ圧力油は供給されず、可動プーリ34は
固定プーリ33より最大限離間し、駆動軸プーリ
Cの溝幅は図示の如く最大となつている。
一方、被駆動軸プーリDにおいては、ポンプ2
9から供給される圧力油が前述した如く圧力油供
給路91→圧力油流入口90→圧力油導通パイプ
89→被駆動軸75の圧力油導通路87及び連通
孔88の経路を介して第1の圧力室83内に流入
し、該圧力油とばね82の付勢力により、可動プ
ーリ79は固定プーリ78に最も接近し、被駆動
軸プーリDの溝幅は図示の如く最小となつてい
る。このため、ベルト101は駆動軸プーリCに
おいては最も中心側に、被駆動軸プーリDにおい
ては最も外周側に摺接した最低速状態となつてい
る。
9から供給される圧力油が前述した如く圧力油供
給路91→圧力油流入口90→圧力油導通パイプ
89→被駆動軸75の圧力油導通路87及び連通
孔88の経路を介して第1の圧力室83内に流入
し、該圧力油とばね82の付勢力により、可動プ
ーリ79は固定プーリ78に最も接近し、被駆動
軸プーリDの溝幅は図示の如く最小となつてい
る。このため、ベルト101は駆動軸プーリCに
おいては最も中心側に、被駆動軸プーリDにおい
ては最も外周側に摺接した最低速状態となつてい
る。
(2) 発振時
前記機関始動後、発進すべくアクセルペダル
(図示省略)を徐々に踏み込みスロツトル開度を
徐々に高めることにより、内燃機関の回転数が
徐々に増加し、所定回転数に達すると、ガバナボ
ール14に遠心力が作用してカムプレート13が
ばね16の付勢力に抗して反入力側回転体5側に
押圧移動され、該カムプレート13により調圧弁
10が反入力側回転体5側に押圧移動されてその
吐出ポート26が閉塞される。従つて、発進クラ
ツチ1の圧力室22内の圧力が上昇し、該圧力に
てクラツチピストン20が入力側回転体5側に押
圧移動され、該クラツチピストン20により摩擦
板21がクラツチフエーシング27を介してクラ
ツチアウタ19の内端面に押圧され、これにより
入力軸2の回転動力が駆動軸4に伝達され、該駆
動軸4と共に駆動軸プーリCが回転し、該駆動軸
プーリCの回転動力はベルト101を介して被駆
動軸プーリDに伝達され、該プーリDと一体に被
駆動軸75が回転し、該被駆動軸75の回転によ
り車両の駆動輪(図示省略)が最低速状態で回転
される。
(図示省略)を徐々に踏み込みスロツトル開度を
徐々に高めることにより、内燃機関の回転数が
徐々に増加し、所定回転数に達すると、ガバナボ
ール14に遠心力が作用してカムプレート13が
ばね16の付勢力に抗して反入力側回転体5側に
押圧移動され、該カムプレート13により調圧弁
10が反入力側回転体5側に押圧移動されてその
吐出ポート26が閉塞される。従つて、発進クラ
ツチ1の圧力室22内の圧力が上昇し、該圧力に
てクラツチピストン20が入力側回転体5側に押
圧移動され、該クラツチピストン20により摩擦
板21がクラツチフエーシング27を介してクラ
ツチアウタ19の内端面に押圧され、これにより
入力軸2の回転動力が駆動軸4に伝達され、該駆
動軸4と共に駆動軸プーリCが回転し、該駆動軸
プーリCの回転動力はベルト101を介して被駆
動軸プーリDに伝達され、該プーリDと一体に被
駆動軸75が回転し、該被駆動軸75の回転によ
り車両の駆動輪(図示省略)が最低速状態で回転
される。
(3) 加速時
発進後、更に速度を高めるべくアクセルペダル
を徐々に踏み込み徐々にスロツトル開度を高める
ことにより、機関回転数が所定設定値以上に上昇
すると、ガバナウエイト56が図中反時計方向に
回動し、該ガバナウエイト56にて第2の弁体4
5が発進クラツチ1側にばね55の付勢力に抗し
て押圧移動され、該第2の弁体45のポート53
が駆動軸4の第3ポート68と合致連通すると共
に、駆動軸4と第2の弁体45との間の環状溝5
2を介した駆動軸4の第4ポート69と第5ポー
ト70との連通が遮断される。すると圧力油導通
パイプ62を介して第2の弁体45内に流入した
圧力油は、該第2の弁体45のポート53→駆動
軸4の第3ポート68→駆動軸4と可動プーリ3
4のボス部34aとの間の環状溝72→可動プー
リ34のボス部34aの切欠溝73の経路を介し
て、可動プーリ34と固定ピストン部材36との
間の第1圧力室39内に流入し、該第1圧力室3
9内の圧力が上昇し、該圧力にて可動プーリ34
が図示の状態から固定プーリ33側に移動されて
溝幅が減少し、該減少に伴いベルト101が駆動
軸プーリCの外周側に向けて強制移動される。一
方、駆動軸プーリCのシリンダ径D1が被駆動軸
プーリDのシリンダ径D2より大きく設定されて
いるため、駆動軸プーリC側のベルト101の面
圧が、被駆動軸プーリD側のベルト101の面圧
より大きい。従つて、前記駆動軸プーリC側のベ
ルト101が外周側に向かつて移行するのに伴な
い、該ベルト101の面圧を受けて被駆動軸プー
リDの可動プーリ79が、流入口90→圧力油導
通パイプ89→可動プーリ79の圧力油導通路8
7及び連通孔88の経路を介して可動プーリ79
と固定ピストン部材81との間の第1圧力室83
内に流入している圧力油の圧力及びばね82の付
勢力に抗して、反固定プーリ78側に移動し、被
駆動軸プーリD側のベルト101は中心側に移行
され、被駆動軸プーリDの回転は低速状態から
中・高速状態に無段階に変化する。即ち、駆動軸
プーリCと被駆動軸プーリDの径方向略中間位置
にベルト101が位置している状態(溝幅が両プ
ーリC,D共に中間状態)が中速状態であり、駆
動軸プーリC側のベルト101が最も外周側(溝
幅が最大)に位置していると共に、被駆動軸プー
リD側のベルト101が最も中心側(溝幅が最
小)に位置している状態が最高速状態である。
を徐々に踏み込み徐々にスロツトル開度を高める
ことにより、機関回転数が所定設定値以上に上昇
すると、ガバナウエイト56が図中反時計方向に
回動し、該ガバナウエイト56にて第2の弁体4
5が発進クラツチ1側にばね55の付勢力に抗し
て押圧移動され、該第2の弁体45のポート53
が駆動軸4の第3ポート68と合致連通すると共
に、駆動軸4と第2の弁体45との間の環状溝5
2を介した駆動軸4の第4ポート69と第5ポー
ト70との連通が遮断される。すると圧力油導通
パイプ62を介して第2の弁体45内に流入した
圧力油は、該第2の弁体45のポート53→駆動
軸4の第3ポート68→駆動軸4と可動プーリ3
4のボス部34aとの間の環状溝72→可動プー
リ34のボス部34aの切欠溝73の経路を介し
て、可動プーリ34と固定ピストン部材36との
間の第1圧力室39内に流入し、該第1圧力室3
9内の圧力が上昇し、該圧力にて可動プーリ34
が図示の状態から固定プーリ33側に移動されて
溝幅が減少し、該減少に伴いベルト101が駆動
軸プーリCの外周側に向けて強制移動される。一
方、駆動軸プーリCのシリンダ径D1が被駆動軸
プーリDのシリンダ径D2より大きく設定されて
いるため、駆動軸プーリC側のベルト101の面
圧が、被駆動軸プーリD側のベルト101の面圧
より大きい。従つて、前記駆動軸プーリC側のベ
ルト101が外周側に向かつて移行するのに伴な
い、該ベルト101の面圧を受けて被駆動軸プー
リDの可動プーリ79が、流入口90→圧力油導
通パイプ89→可動プーリ79の圧力油導通路8
7及び連通孔88の経路を介して可動プーリ79
と固定ピストン部材81との間の第1圧力室83
内に流入している圧力油の圧力及びばね82の付
勢力に抗して、反固定プーリ78側に移動し、被
駆動軸プーリD側のベルト101は中心側に移行
され、被駆動軸プーリDの回転は低速状態から
中・高速状態に無段階に変化する。即ち、駆動軸
プーリCと被駆動軸プーリDの径方向略中間位置
にベルト101が位置している状態(溝幅が両プ
ーリC,D共に中間状態)が中速状態であり、駆
動軸プーリC側のベルト101が最も外周側(溝
幅が最大)に位置していると共に、被駆動軸プー
リD側のベルト101が最も中心側(溝幅が最
小)に位置している状態が最高速状態である。
(4) 減速時
上述した加速時と逆の動作が行なわれて駆動軸
プーリC側のベルト101は中心側に且つ被駆動
軸プーリD側のベルト101が外周側に移行して
減速される。
プーリC側のベルト101は中心側に且つ被駆動
軸プーリD側のベルト101が外周側に移行して
減速される。
(5) 急発進時(キツクダウン時)
通常状態で、即ち徐々にアクセルペダルを踏み
込みスロツトル開度を徐々に高めると、該アクセ
ルペダルと連動してアクセルコントロールフオー
ク63が図中時計方向に回動することにより、ロ
ツド60を介して第3の弁体46が図示の状態か
ら反発進クラツチ1側(図中下側)にわずかに移
動し、該第3の弁体46の第2ポート59と第1
の弁体43のポート51とがわずかながら連通
し、第3の弁体46内の圧力油が該第3の弁体4
6の第2ポート59及び第1の弁体43のポート
51を介して、駆動軸4と前記第1の弁体43と
の間の圧力室43a内にわずかだけ供給される。
該圧力室43aに圧力油が供給されると、第1の
弁体43が反発進クラツチ1側に移動し、該第1
の弁体43のポート51と第3の弁体46の第2
ポート59との連通が遮断され、第1の弁体43
が当該移動した位置にて静止固定され、その移動
した分だけばね55のばね圧が増加したことにな
り、ガバナウエイト56を介してガバナの作用は
少しだけ制限される。
込みスロツトル開度を徐々に高めると、該アクセ
ルペダルと連動してアクセルコントロールフオー
ク63が図中時計方向に回動することにより、ロ
ツド60を介して第3の弁体46が図示の状態か
ら反発進クラツチ1側(図中下側)にわずかに移
動し、該第3の弁体46の第2ポート59と第1
の弁体43のポート51とがわずかながら連通
し、第3の弁体46内の圧力油が該第3の弁体4
6の第2ポート59及び第1の弁体43のポート
51を介して、駆動軸4と前記第1の弁体43と
の間の圧力室43a内にわずかだけ供給される。
該圧力室43aに圧力油が供給されると、第1の
弁体43が反発進クラツチ1側に移動し、該第1
の弁体43のポート51と第3の弁体46の第2
ポート59との連通が遮断され、第1の弁体43
が当該移動した位置にて静止固定され、その移動
した分だけばね55のばね圧が増加したことにな
り、ガバナウエイト56を介してガバナの作用は
少しだけ制限される。
また、アクセルペダルの踏み込みを解除してス
ロツトル開度を低下させると、該アクセルペダル
に連動してアクセルコントロールフオーク63が
元位置に戻されると、第1の弁体43のポート5
1と、第3の弁体46の環状溝59aとがわずか
ながら連通し、圧力室43a内の圧力油がポート
51及び環状溝59aを介して第3の弁体46と
駆動軸4との間の間隙内を通り、該駆動軸4の第
2ポート67からボツクス30内へ排出される。
このようにして圧力室43a内の圧力油が排出さ
れると第1の弁体43が発進クラツチ1側(図中
上側)に移動し、ポート51と環状溝59bとの
連通が遮断される。
ロツトル開度を低下させると、該アクセルペダル
に連動してアクセルコントロールフオーク63が
元位置に戻されると、第1の弁体43のポート5
1と、第3の弁体46の環状溝59aとがわずか
ながら連通し、圧力室43a内の圧力油がポート
51及び環状溝59aを介して第3の弁体46と
駆動軸4との間の間隙内を通り、該駆動軸4の第
2ポート67からボツクス30内へ排出される。
このようにして圧力室43a内の圧力油が排出さ
れると第1の弁体43が発進クラツチ1側(図中
上側)に移動し、ポート51と環状溝59bとの
連通が遮断される。
ここまでの動きは、ガバナの動きに対してあま
り影響がない程度のものである。
り影響がない程度のものである。
しかし、アクセルペダルを急速に踏み込みスロ
ツトル開度を急速に高めると、第3の弁体46が
反発進クラツチ1側に大きく移動し、該第3の弁
体46の第2ポート59と第1の弁体43のポー
ト51とが大きく連通し、よつて圧力室43a内
に圧力油が多く供給され、その分だけ第1の弁体
43が反発進クラツチ1側に多く移動され圧力室
43a内の圧力とばね55のバランスが大きく崩
れることによつてガバナの動きに大きな影響を与
え、ガバナウエイト56が図中時計方向に戻し回
動されて、しいては減速状態へと移行させる。
尚、ポート51と59との連通度とガバナのバラ
ンス及びばね55のばね圧との関係は設計レベル
での設定により上記の如き作動が可能となるもの
である。
ツトル開度を急速に高めると、第3の弁体46が
反発進クラツチ1側に大きく移動し、該第3の弁
体46の第2ポート59と第1の弁体43のポー
ト51とが大きく連通し、よつて圧力室43a内
に圧力油が多く供給され、その分だけ第1の弁体
43が反発進クラツチ1側に多く移動され圧力室
43a内の圧力とばね55のバランスが大きく崩
れることによつてガバナの動きに大きな影響を与
え、ガバナウエイト56が図中時計方向に戻し回
動されて、しいては減速状態へと移行させる。
尚、ポート51と59との連通度とガバナのバラ
ンス及びばね55のばね圧との関係は設計レベル
での設定により上記の如き作動が可能となるもの
である。
尚、減速作用時駆動軸プーリCの第2圧力室4
0内へ圧力油が排出されるが、該油は遠心力にて
該第2圧力室40の外周側に溜まり、該溜まつた
圧力油にて、第1圧力室39側から、固定ピスト
ン部材36のフランジ36bに作用する力に対し
て反力をかけ、該フランジ36bの両側に作用す
る遠心力による荷重を均等にしている。また、被
駆動軸プーリDにおいても第1圧力室83内から
オリフイス85を介して第2圧力室84内に圧力
油が流入して外周側に溜まるため、該溜まつた油
にて固定ピストン部材81のフランジ81cの両
側に作用する遠心力による荷重を均等にしてい
る。
0内へ圧力油が排出されるが、該油は遠心力にて
該第2圧力室40の外周側に溜まり、該溜まつた
圧力油にて、第1圧力室39側から、固定ピスト
ン部材36のフランジ36bに作用する力に対し
て反力をかけ、該フランジ36bの両側に作用す
る遠心力による荷重を均等にしている。また、被
駆動軸プーリDにおいても第1圧力室83内から
オリフイス85を介して第2圧力室84内に圧力
油が流入して外周側に溜まるため、該溜まつた油
にて固定ピストン部材81のフランジ81cの両
側に作用する遠心力による荷重を均等にしてい
る。
更に、前述した如く前記第1圧力室39内の圧
力油が第2圧力室40内へ排出されるため、再び
第1の弁体43と第2の弁体45は、ばね55と
ガバナウエイト56との合力にて元位置に戻さ
れ、第1圧力室39内の圧力油が第2圧力室40
内へ排出されるのが停止して減速動作が停止し、
これにより減速し過ぎるということが防止される
ものである。尚、この第1の弁体43の反発進ク
ラツチ1側への移動限界位置の規制は、ストツパ
当接部材54がストツパ66に当接することによ
り行なわれる。従つてストツパ当接部材54とス
トッパ66との間の間隙によりキツクダウン幅が
設定されるものである。
力油が第2圧力室40内へ排出されるため、再び
第1の弁体43と第2の弁体45は、ばね55と
ガバナウエイト56との合力にて元位置に戻さ
れ、第1圧力室39内の圧力油が第2圧力室40
内へ排出されるのが停止して減速動作が停止し、
これにより減速し過ぎるということが防止される
ものである。尚、この第1の弁体43の反発進ク
ラツチ1側への移動限界位置の規制は、ストツパ
当接部材54がストツパ66に当接することによ
り行なわれる。従つてストツパ当接部材54とス
トッパ66との間の間隙によりキツクダウン幅が
設定されるものである。
次に、本考案のベルト式無段可変伝動装置のベ
ルトへの潤滑油の給油作用について説明する。
ルトへの潤滑油の給油作用について説明する。
ポンプ29からの油圧の供給圧力が、所定設定
値以上になると該圧力が連通孔115を介して受
圧面116に作用して弁体112がばね113の
付勢力に抗して開弁方向に移動してそのポート1
14と連通孔115とが連通し、圧力油供給路9
1内の圧力油の超過圧力分が、連通孔115→ポ
ート114→給油管118の経路を介して低圧側
である例えば油タンク93内へ排出される。この
とき、給油管118内の油の一部が給油穴119
からベルト101へ潤滑油として供給される。そ
して、前記ポンプ29からの油圧の供給圧力が所
定設定値に戻ると、弁体112がばね113の付
勢力により閉弁方向に移動され、ポート114と
連通孔115との連通が遮断される。
値以上になると該圧力が連通孔115を介して受
圧面116に作用して弁体112がばね113の
付勢力に抗して開弁方向に移動してそのポート1
14と連通孔115とが連通し、圧力油供給路9
1内の圧力油の超過圧力分が、連通孔115→ポ
ート114→給油管118の経路を介して低圧側
である例えば油タンク93内へ排出される。この
とき、給油管118内の油の一部が給油穴119
からベルト101へ潤滑油として供給される。そ
して、前記ポンプ29からの油圧の供給圧力が所
定設定値に戻ると、弁体112がばね113の付
勢力により閉弁方向に移動され、ポート114と
連通孔115との連通が遮断される。
尚、前述したようにアクセルペダルの踏み込み
を解除してスロツトル開度を低下させた場合は、
圧力室43a内の圧力油が第2ポート67からボ
ツクス30内へ排出されるが、その排出油の一部
がベルト101へふりかかるため、該ベルト10
1の潤滑がなされる。
を解除してスロツトル開度を低下させた場合は、
圧力室43a内の圧力油が第2ポート67からボ
ツクス30内へ排出されるが、その排出油の一部
がベルト101へふりかかるため、該ベルト10
1の潤滑がなされる。
従つて、車両の走行中において、ポンプ29か
らの油圧の供給圧力が所定設定値を超えた場合、
油圧調節器110から排出される超過分の油の一
部がベルト101へ潤滑油として供給され、アク
セルペダルの踏み込みを解除してスロツトル開度
を低下させた場合は、第2ポート67からの排出
油がベルト101へ潤滑油として供給される。
らの油圧の供給圧力が所定設定値を超えた場合、
油圧調節器110から排出される超過分の油の一
部がベルト101へ潤滑油として供給され、アク
セルペダルの踏み込みを解除してスロツトル開度
を低下させた場合は、第2ポート67からの排出
油がベルト101へ潤滑油として供給される。
尚、上記実施例においては給油管118の他端
側をボツクス30の他側壁外方に延出させて油タ
ンク(低圧側)93に直接油を戻す場合について
説明したが、これに限られることなく、油圧調節
器110のポート114から排出される油を全て
金属ベルト101へ潤滑油として供給すべく低圧
側であるボツクス30内に排出した後、その油を
該ベルト101から変速機ボツクス30内の底面
部へ落として、戻し配管99を介して油タンク9
3へ戻すようにしてもよい。
側をボツクス30の他側壁外方に延出させて油タ
ンク(低圧側)93に直接油を戻す場合について
説明したが、これに限られることなく、油圧調節
器110のポート114から排出される油を全て
金属ベルト101へ潤滑油として供給すべく低圧
側であるボツクス30内に排出した後、その油を
該ベルト101から変速機ボツクス30内の底面
部へ落として、戻し配管99を介して油タンク9
3へ戻すようにしてもよい。
(考案の効果)
以上詳述した如く本考案のベルト式無段可変伝
動装置は、油圧アクチユエータにより溝幅を軸方
向に可変制御し得る如く夫々構成した駆動軸プー
リ及び被駆動軸プーリと、これら両プーリ間に捲
装した無端状の金属ベルトと、前記油圧アクチユ
エータに油圧を供給する油圧供給装置と、前記油
圧アクチユエータに対する油圧の供給及び排出を
切換制御する制御装置とを具備し、前記両プーリ
の溝幅を変化させることにより前記ベルトの変速
比を無段階に変えるようにしたベルト式無段可変
伝動装置において、前記油圧アクチユエータに対
する油圧の供給圧力が所定設定値を超えた時該超
過分の油を低圧側へ排出させることにより前記供
給圧力を所定設定値に保持するための油圧調節器
を設け、該油圧調節器からの排出油を前記ベルト
へ潤滑油として供給し得る如く構成したことを特
徴とするものである。
動装置は、油圧アクチユエータにより溝幅を軸方
向に可変制御し得る如く夫々構成した駆動軸プー
リ及び被駆動軸プーリと、これら両プーリ間に捲
装した無端状の金属ベルトと、前記油圧アクチユ
エータに油圧を供給する油圧供給装置と、前記油
圧アクチユエータに対する油圧の供給及び排出を
切換制御する制御装置とを具備し、前記両プーリ
の溝幅を変化させることにより前記ベルトの変速
比を無段階に変えるようにしたベルト式無段可変
伝動装置において、前記油圧アクチユエータに対
する油圧の供給圧力が所定設定値を超えた時該超
過分の油を低圧側へ排出させることにより前記供
給圧力を所定設定値に保持するための油圧調節器
を設け、該油圧調節器からの排出油を前記ベルト
へ潤滑油として供給し得る如く構成したことを特
徴とするものである。
従つて、金属ベルトへの潤滑油は、油圧調節器
からの排出油を利用するものであるから、油圧供
給装置であるポンプは余分な負荷を担わなくて済
み、特に機関の高速回転時においては、油圧ポン
プの吐出量が必要以上に高くなり、同時にベルト
に供給しなければならない潤滑油が増加するた
め、本考案の構成が有効となる。
からの排出油を利用するものであるから、油圧供
給装置であるポンプは余分な負荷を担わなくて済
み、特に機関の高速回転時においては、油圧ポン
プの吐出量が必要以上に高くなり、同時にベルト
に供給しなければならない潤滑油が増加するた
め、本考案の構成が有効となる。
図面は本考案の一実施例を示すベルト式無段可
変伝動装置の断面図である。 29……ポンプ(油圧供給装置)、41……圧
力油切換バルブ機構(制御装置)、75……被駆
動軸(プーリ軸)、78……固定プーリ、79…
…可動プーリ、87……圧力油導通路、91……
圧力油供給路、93……油タンク、101……金
属ベルト、110……油圧調節器、118……ベ
ルト給油管、119……給油穴、C……駆動軸プ
ーリ、D……被駆動軸プーリ。
変伝動装置の断面図である。 29……ポンプ(油圧供給装置)、41……圧
力油切換バルブ機構(制御装置)、75……被駆
動軸(プーリ軸)、78……固定プーリ、79…
…可動プーリ、87……圧力油導通路、91……
圧力油供給路、93……油タンク、101……金
属ベルト、110……油圧調節器、118……ベ
ルト給油管、119……給油穴、C……駆動軸プ
ーリ、D……被駆動軸プーリ。
Claims (1)
- 油圧アクチユエータにより溝幅を軸方向に可変
制御し得る如く夫々構成した駆動軸プーリ及び被
駆動軸プーリと、これら両プーリ間に捲装した無
端状の金属ベルトと、前記油圧アクチユエータに
油圧を供給する油圧供給装置と、前記油圧アクチ
ユエータに対する油圧の供給及び排出を切換制御
する制御装置とを具備し、前記両プーリの溝幅を
変化させることにより前記ベルトの変速比を無段
階に変えるようにしたベルト式無段可変伝動装置
において、前記油圧アクチユエータに対する油圧
の供給圧力が所定設定値を超えた時該超過分の油
を低圧側へ排出させることにより前記供給圧力を
所定設定値に保持するための油圧調節器を設け、
該油圧調節器からの排出油を前記ベルトへ潤滑油
として供給し得る如く構成したことを特徴とする
ベルト式無段可変伝動装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16642484U JPS634851Y2 (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 | |
| US06/780,118 US4673379A (en) | 1984-09-26 | 1985-09-25 | Infinitely variable transmission |
| DE8888109193T DE3582806D1 (de) | 1984-09-26 | 1985-09-26 | Stufenloses getriebe. |
| EP88109193A EP0318635B1 (en) | 1984-09-26 | 1985-09-26 | Infinitely variable transmission |
| EP85306861A EP0176367A1 (en) | 1984-09-26 | 1985-09-26 | Infinitely variable transmission |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16642484U JPS634851Y2 (ja) | 1984-11-05 | 1984-11-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6182166U JPS6182166U (ja) | 1986-05-31 |
| JPS634851Y2 true JPS634851Y2 (ja) | 1988-02-08 |
Family
ID=30724243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16642484U Expired JPS634851Y2 (ja) | 1984-09-26 | 1984-11-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS634851Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07117132B2 (ja) * | 1985-12-28 | 1995-12-18 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | Vベルト式無段変速機 |
-
1984
- 1984-11-05 JP JP16642484U patent/JPS634851Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6182166U (ja) | 1986-05-31 |
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