JPH0711294B2 - 発進クラツチ - Google Patents

発進クラツチ

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JPH0711294B2
JPH0711294B2 JP59147341A JP14734184A JPH0711294B2 JP H0711294 B2 JPH0711294 B2 JP H0711294B2 JP 59147341 A JP59147341 A JP 59147341A JP 14734184 A JP14734184 A JP 14734184A JP H0711294 B2 JPH0711294 B2 JP H0711294B2
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pressure
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side rotating
input
clutch
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耕平 大薗
清孝 林
充 齋藤
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Honda Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units
    • B60W30/18Propelling the vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W10/00Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
    • B60W10/02Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of driveline clutches
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W10/00Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D43/00Automatic clutches
    • F16D43/28Automatic clutches actuated by fluid pressure
    • F16D43/284Automatic clutches actuated by fluid pressure controlled by angular speed

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両の自動無段変速機構に組み込み使用される
発進クラツチに関する。
(従来技術及びその問題点) 従来の発進クラツチは、ガバナ機構の力によつて直接摩
擦板を押圧させていたため、規定の伝達トルクを得るに
は、ガバナ機構の径が大きくなり、また、通常の油圧ク
ラツチではその油圧の供給元圧を制御することにより直
接的に摩擦板の押圧力を制御していたために機構が複雑
になると共に、組立性が悪いという問題があつた。
(本発明の目的) 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、構造簡単で
コンパクトなものでありながら、摩擦板の押圧力を十分
得ることができるようにすると共に、半クラツチ時にお
ける摩擦部分の焼付事故を未然に防止できると共に、組
立性の向上が図れるようにした発進クラツチを提供する
ことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため本発明においては入力軸と一
体回転する入力側回転体と、出力軸と一体回転する出力
側回転体と、これら入力側回転体及び出力側回転体との
間に接離自在に介装されてその圧着時前記入力側回転体
の回転動力が前記出力側回転体に伝達されると共にその
離間時前記入力側回転体の回転動力が前記出力側回転体
に伝達されない摩擦板と、該摩擦板を前記両回転体が動
力伝達可能状態となる如く押圧せしめる押圧体と、該押
圧体と前記出力側回転体との間に設けられ且つ前記押圧
体作動用の圧力流体が流出入すると共に前記摩擦板側に
向けて圧力流体を吐出する吐出口を有する圧力室と、該
圧力室内の圧力を調整する調圧弁と、前記圧力室内の圧
力が前記入力軸の回転数に比例する如く前記調圧弁を制
御する制御機構とを具備し、前記制御機構は、前記入力
側回転体に組み込まれて入力側アッセンブリの一部を構
成し、前記圧力室と前記調圧弁は、前記出力側回転体に
組み込まれて出力側アッセンブリの一部を構成し、前記
入力側アッセンブリと前記出力側アッセンブリとを互い
に嵌合して組み付けてなり、前記入力軸の回転数に比例
する値の圧力流体を発生する圧力流体供給源により前記
圧力室へ圧力流体を供給し得る如く構成したことを特徴
とするものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は本発明の発進クラツチを具備した車両用自動無段
変速機の構成図であり、同図中1は本発明の発進クラツ
チで、内燃機関(図示省略)の出力軸に連結されて回転
する入力軸2と自動無段変速機3の駆動軸4との間に介
装されている。前記発進クラツチ1は、前記入力軸2と
一体回転する入力軸回転体5と、出力軸である前記駆動
軸4と一体回転する出力側回転体6とを有している。
前記入力側回転体5は前記入力軸2にスプライン嵌合さ
れてボルト7にて固定された円板8よりなり、該円板8
には公知のクラツチダンパ機構9が装着されている。前
記入力側回転体5の出力側回転体6との対向面には後述
する調圧弁10を制御する制御機構11が組み込まれてい
る。該制御機構11は遠心ガバナ機構であつて、入力側回
転体5にリベツト止めされたガバナハウジング12内に軸
方向に摺動自在に嵌装されたカムプレート13と、該カム
プレート13のカム面13aと前記ガバナハウジング12のガ
イド面12aとの間に位置して径方向に摺動自在に介装さ
れたガバナボール14とを有し、前記カムプレート13は該
カムプレート13とばね受部材15との間に介装されたコイ
ル状のばね16により前記入力側回転体5側に付勢されて
いる。そして前記入力軸2の回転数が所定設定値以下の
時、前記ガバナボール14は中心側に偏位した状態にあつ
て、前記カムプレート13は前記ばね16の付勢力にて前記
入力側回転体5側に偏位した状態になつており、この状
態から前記入力軸2の回転数が所定設定値以上になる
と、前記ガバナボール14は遠心力の作用にて外周側に偏
位し、該偏位に伴なつて前記カムプレート13は前記ばね
16の付勢力に抗して出力側回転6側に偏位するようにな
つている。
前記出力側回転体6は前記駆動軸4にスプライン嵌合さ
れてナツト17にて固定されたクラツチシリンダ18と、該
クラツチシリンダ18の外周に周方向及び軸方向共に移動
不可能に固定されたクラツチアウタ19とからなる。前記
クラツチシリンダ18内には軸方向に摺動自在にクラツチ
ピストン(押圧体)20が嵌装されている。該クラツチピ
ストン20は後述する摩擦板21を押圧するもので、該クラ
ツチピストン20と前記クラツチシリンダ18との間に設け
られた圧力室22内に導入される圧力流体(圧力油)によ
り作動する。前記クラツチピストン20は皿状のばね23に
より出力側回転体6側に付勢されている。
前記圧力室22には前記クラツチシリンダ18のボス部に径
方向に沿つて穿設された供給ポート24から圧力流体が導
入されると共に、該圧力室22内に導入された圧力流体は
前記クラツチピストン20のボス部に軸方向に沿つて穿設
された嵌装孔(圧力室22の吐出口)25内に摺動自在に嵌
装された前記調圧弁10を介して外方へ吐出し得るように
なつている。前記嵌装孔25は一端が前記供給ポート24に
連通していると共に他端が前記クラツチシリンダ18のボ
ス部の前記入力側回転体5側端面に開口している。前記
調圧弁10は前記駆動軸4の軸線方向に沿つて所定ストロ
ーク摺動するもので、一端が開口し他端が閉塞された中
空パイプよりなり、閉塞端側の周側壁にその径方向に沿
つて吐出ポート26が穿設されている。
前記入力軸2の回転数が所定設定値以下の時、前記調圧
弁10は前記供給ポート24から導入される圧力流体の作用
で入力側回転体5側に偏位してその吐出ポート26が開口
し、該吐出ポート26から前記圧力室22内の圧力流体が吐
出するため該圧力室22内の圧力は上昇せず前記クラツチ
ピストン20はばね23の付勢力で出力側回転体6側に偏位
している。また、前記入力軸2の回転数が所定設定値以
上の時前記調圧弁10はカムプレート13により押圧され
て、出力側回転体6側に偏位してその吐出ポート26が閉
塞されて圧力室22内の圧力が該吐出ポート26と後述する
オリフイス48との開口比によつて調圧されるようになつ
ている。
前記クラツチピストン20により押圧される前記摩擦板21
は、前記入力側及び出力側回転体5及び6との間に位置
して、前記クラツチアウタ19の内周面に回転不可能で軸
方向に移動可能に嵌装されている。前記摩擦板21と前記
クラツチアウタ19の入力側回転体5側端面内側との間に
はクラツチフエーシング27が介装され、該クラツチフエ
ーシング27は前記ガバナハウジング12の外周に回転不可
能で軸方向に移動可能に嵌装されている。そして、前記
クラツチピストン20により摩擦板21をクラツチフエーシ
ング27を介してクラツチアウタ19に押圧せしめることに
より入力側回転体5と出力側回転体6とが動力伝達可能
状態となり、前記押圧を解除すれば動力伝達不可能状態
となる。
前記ガバナハウジング12及びクラツチピストン20の周側
壁の所定個所には圧力流体分配孔12b及び20aがそれぞれ
穿設されている。そして前記調圧弁10の吐出ポート26か
らガバナハウジング12の内部及び該ガバナハウジング12
とクラツチピストン20との間に吐出した圧力室22内の圧
力流体が前記圧力流体分配孔12b及び20aを介してクラツ
チフエーシング27の摺接部分に導かれるようになつてお
り、これによりクラツチフエーシング27の半クラツチ時
における焼付事故を防止し得る。なお、前記供給ポート
24は次に詳述する自動無段変速機3に組み込まれた圧力
流体切換バルブ機構41を介して圧力流体供給源であるポ
ンプ29に接続されている。
また、本発明の発進クラツチ1は、入力軸2、入力側回
転体5(円板8)、ボルト7、クラツチダンパ機構9、
制御機構11(ガバナハウジング12、カムプレート13、ガ
バナボール14、ばね受部材15、ばね16)により入力側ア
ツセンブリAを構成し、また駆動軸4、出力側回転体6
(クラツチシリンダ18、クラツチアウタ19)調圧弁10、
クラツチピストン20、摩擦板21、ばね23、クラツチフエ
ーシング27により出力側アッセンブリBを構成してお
り、これら両アツセンブリA,Bは予め個々に組み立てた
後、クラツチフエーシング27の中心とガバナハウジング
12の中心とを合わせて両アツセンブリA,Bを互いに嵌合
することにより発進クラツチ1全体の組み立てが完了す
るようになつており、従つて組み立て性の向上が計れる
ようになつている。
以上の如くして本発明の発進クラツチ1が構成されてい
る。
次に本発明の発進クラツチ1を具備した自動無段変速機
3の構成を詳述する。駆動軸4は両端面開口の中空パイ
プよりなり、その両端側が変速機ボツクス30の一端側両
側壁にボールベアリング31,32を介して回転自在に支承
されている。前記ボツクス30内に位置して前記駆動軸4
には流体圧制御にて溝幅を軸方向に変化し得る駆動軸プ
ーリCが設けられている。
該駆動軸プーリCは前記駆動軸4の発進クラツチ1側外
周に一体形成されたデイスク状固定プーリ33と、該固定
プーリ33と対向して前記駆動軸4の外周にその軸線方向
に沿つて摺動可能に且つ回転不可能に複数のボール35を
介して嵌合された可動プーリ34とからなる。該可動プー
リ34は円筒状ボス部34aの一端側外周にデイスク状プー
リ本体34bを一体に突設し、該本体34bの外周面にその軸
方向に沿つて固定プーリ33と反対の方向に突出する円筒
状周壁34cを一体に突設すると共に、該円筒状周壁34cの
突出端側内周面に環状閉塞板34dを嵌着してなるドラム
状をなしている。
前記可動プーリ34内には固定ピストン部材36が嵌合され
ている。該固定ピストン部材36は一端面壁中央に嵌合孔
を有し他端面が開放する円筒体36aの他端外周に径方向
に向けて環状フランジ36bを一体に突設してなる。そし
て前記固定ピストン部材36はその一端面壁中央の嵌合孔
が前記駆動4の外周に回転不可能及び軸方向移動不可能
に嵌合されていると共に、円筒体36aの内周面が前記可
動プーリ34のボス部34aの外周面に遊嵌合され、更にフ
ランジ36bの外周面が前記可動プーリ34の円筒状周壁34c
の内周面に液密且つ摺動自在に嵌合されている。また、
前記可動プーリ34の閉塞板34dの中心孔の内周側に位置
して前記固定ピストン部材36の円筒体36aの外周側には
両端面開口の円筒状のガイド筒37が嵌合され、該ガイド
筒37はその一端外周の取付鍔部37aがボルト38にて前記
変速機ボツクス30の一側壁内面に取り付けられている。
前記可動プーリ34のプーリ本体34bと固定ピストン部材3
6のフランジ36bとの間には第1の圧力室39が形成され、
また前記可動プーリ34の閉塞板34dと固定ピストン部材3
6のフランジ36bとの間には第2の圧力室40が形成されて
いる。これらの第1及び第2の圧力室39及び40は圧力流
体切換バルブ機構41を介して前記ポンプ29に接続されて
いる。
前記圧力流体切換バルブ機構41は、前記駆動軸4の発進
クラツチ1側端内部に嵌合固定された軸受円筒体42と、
該軸受円筒体42の発進クラツチ1と反対側に隣接させて
前記駆動軸4の内周面にその軸方向に沿つて所定ストロ
ーク摺動自在に嵌合された第1の弁体43と、該第1の弁
体43と一端を対向させ且つ他端を前記変速機ボツクス30
の一側壁外方に設けたガバナ室44内に延出させて前記駆
動軸4の内周面にその軸方向に沿つて所定ストローク摺
動自在に嵌合された第2の弁体45と、前記軸受円筒体4
2、第1の弁体43及び第2の弁体45の各内周面に亘つて
摺動自在に嵌合された第3の弁体46とを有している。
前記軸受円筒体42は、一端面が開口する有底短軸円筒状
をなし、ストツプリング47にて位置決めされて駆動軸4
内に液密に嵌合されている。前記軸受円筒体42はその周
側壁所定個所に径方向に沿うオリフイス48を有し、該オ
リフイス48は前記駆動軸4の周側壁に径方向に沿つて穿
設された第1のポート49及び該駆動軸4の外周面と発進
クラツチ1のクラツチシリンダ18のボス部内周面との間
の環状溝50を介して前記発進クラツチ1の圧力室22の供
給ポート24と連通している。
前記第1の弁体43は両端面が開口すると共に一端側外周
に大径部を有する短軸円筒状をなし、駆動軸4内周面に
大径部外周面が液密に且つ摺動自在に嵌合され、その小
径部外周面と前記駆動軸4の内周面との間に圧力室43a
が形成されている。前記第1の弁体43はその小径部周側
壁所定個所に前記圧力室43aに開口するポート51が径方
向に沿つて穿設されている。
前記第2の弁体45は両端面が開口する長軸円筒状をな
し、軸方向略中間部外周面に所定軸長に亘る環状溝52及
び該環状溝52より第1の弁体43側に所定軸長偏位して径
方向に沿つてポート53がそれぞれ形成されている。前記
第2の弁体45の第1の弁体43側端部には小径ばね受部45
aを有し、該ばね受部45aと前記第1の弁体43の第2の弁
体45側端面に嵌合されたばね受部材兼用ストツパ当接部
材54との間に介装したコイル状のばね55により第1の弁
体43は発進クラツチ1側に且つ第2の弁体45は反発進ク
ラツチ1側にそれぞれ付勢されている。前記第2の弁体
45のガバナ室44内への延出端外周には大径鍔部45bが一
体形成され、該鍔部45bにはガバナウエイト56が衝合し
ている。該ガバナウエイト56はエンジン回転数の上昇に
伴なつて軸57を中心に図中反時計方向に回動し第2の弁
体45をばね55の付勢力に抗して発進クラツチ1側に摺動
させる。
前記第3の弁体46は発進クラツチ1側端面が開口し反発
進クラツチ1側端面が閉塞された長軸円筒状をなし前記
軸受円筒体42、第1の弁体43及び第2の弁体45の内周面
に液密に且つ摺動自在に嵌合されている。前記第3の弁
体46の反発進クラツチ1側端部周側壁に径方向に沿つて
第1ポート58が、また発進クラツチ1側端部周側壁に径
方向に沿つて第2ポート59及び周方向に沿つて環状溝59
aがそれぞれ設けられている。
該第2ポート59と環状溝59aは前記第1の弁体43のポー
ト51と所定時択一的に連通するものである。
前記第3の弁体46の反発進クラツチ1側端部にはロツド
60の一端がピン61にて回動自在に連結され、該ロツド60
の他端は両端面開口の圧力流体導通パイプ62内を遊嵌状
態に嵌通されてその外方に延出してアクセルコントロー
ルフオーク63にピン64にて回動自在に連結されている。
前記圧力流体導通パイプ62は一端がガバナ室44の外側壁
に固定され他端は第2の弁体45の内周面に液密且つ摺動
自在に嵌合されている。前記アクセルコントロールフオ
ーク63は前記ガバナ室44の外方に設けたコントロールフ
オーク室44a内に設けられており、スロツトル(図示省
略)に連動して軸65を中心に回動するもので、該スロツ
トルの開度を高めるのに伴ない図中時計方向に回動し第
3の弁体46を反発進クラツチ1側に摺動させる。前記コ
ントロールフオーク室44a内は前記圧力流体導通パイプ6
2を介して前記第2の弁体45の内部と連通している。前
記第3の弁体46の周側壁外面にはリング状ストツパ66が
突設されており、該ストツパ66に前記第1の弁体43に設
けたばね受部材兼用ストツパ当接部材54が所定時当接す
ることにより、スロツトル急閉時の第1の弁体43の追従
遅れを防止し得るようになつている。
前記駆動軸4の周側壁には径方向に沿い且つその軸線方
向略中間部より反発進クラツチ1側に向かつて順次第2,
第3,第4及び第5ポート67,68,69及び70が所定間隔を存
して穿設されている。前記第2ポート67は前記駆動軸プ
ーリCの溝幅が最大の時、即ち固定プーリ33と可動プー
リ34とが最も離間した状態の時、これら両プーリ33,34
相互間略中央に位置して前記変速機ボツクス30内に開口
している。なお、前記駆動軸プーリCの溝幅が最小の
時、即ち固定プーリ33と可動プーリ34とが最も接近した
状態の時、該可動プーリ34のボス部により前記第2ポー
ト67の開口端が覆われた状態となつても、第2ポート67
の変速機ボツクス30内への導通を確保するための切欠溝
71が駆動軸4の外周に形成されている。前記第3ポート
68は前記駆動軸プーリCの溝幅が最大の時、前記可動プ
ーリ34のボス部の軸方向略中間部分に位置し、また前記
第3ポート68は前記駆動軸プーリCの溝幅が最小の時、
前記可動プーリ34のボス部の反発進クラツチ1側端部分
に位置している。
前記第3及び第4ポート68及び69の外周側開口端は前記
駆動軸4の外周面と可動プーリ34のボス部内周面との間
の環状溝72及び該可動プーリ34のボス部34aの端面と固
定ピストン部材36の円筒体36aの内端面との間の間隙を
介して可動プーリ34のプーリ本体34bと固定ピストン部
材36のフランジ36bとの間の第1圧力室39に連通してい
る。なお、駆動軸プーリCの溝幅が最大の時、即ち可動
プーリ34のボス部34aの端面が固定ピストン部材36の円
筒体36aの内端面に当接時環状溝72と第1圧力室39との
連通を確保するためボス部34aの端面に切欠溝73が設け
てある。前記第3ポート68は前記第2の弁体45のポート
53と所定時連通する。前記第5ポート70は前記固定ピス
トン部材36の円筒体36aの外端面とベアリング32との間
に位置しており、前記円筒体36aの外端面中央ボス部の
切欠溝74及び前記ガイド筒37を介して前記可動プーリ34
の閉塞板34dと前記固定ピストン部材36のフランジ36bと
の間の第2圧力室40に連通している。前記第4ポート69
と第5ポート70とは、前記第2の弁体45の周側壁外面に
設けた環状溝52を介して所定時互いに連通する。
前記変速機ボツクス30の他端側両側壁には被駆動軸75の
両端側がボールベアリング76,77を介して回転自在に支
承されている。ボツクス30内に位置して前記被駆動軸75
には流体圧制御にて溝幅を変化し得る被駆動軸プーリD
が設けられている。該被駆動軸プーリDは前記被駆動軸
75の外周に一体形成された固定プーリ78と、該固定プー
リ78と対向して前記被駆動軸75の外周にその軸線方向に
沿って摺動可能に且つ回転不可能に複数のボール80を介
して嵌合された可動プーリ79とからなる。
該可動プーリ79は円筒状ボス部部79aの一端側外周にデ
イスク状のプーリ本体79bを一体に突設し、該本体79bの
反固定プーリ78側の面の径方向略中間部にその軸方向に
沿つて円筒状周壁79cを一体に突設すると共に、該円筒
状周壁79cの突出端側内周面に環状閉塞板79dを嵌着して
なるドラム状をなしている。
前記可動プーリ79内には固定ピストン部材81が嵌合され
ている。該固定ピストン部材81はボス部81aの一端側外
周に漸次大径となるテーパ筒部81bを一体に設けると共
に、該テーパ筒部81bの大径端部に径方向に向けて環状
フランジ81cを一体に突設してなる。そして、前記固定
ピストン部材81は、そのボス部81aが前記被駆動軸75の
外周に回転不可能及び軸方向移動不可能に嵌合され、且
つフランジ81cの外周面が前記可動プーリ79の円筒状周
壁79cの内周面に液密且つ摺動自在に嵌合されている。
前記可動プーリ79のプーリ本体79bと固定ピストン部材8
1のフランジ81cの対向面間にはコイル状のばね82が介装
されており、該ばね82により可動プーリ79は固定プーリ
78側(溝幅が小さくなる側)に付勢されている。このば
ね82は機関停止時においてベルトに適度なテンションを
与えると共に可動プーリ79を初期位置である低速側へセ
ットしておくためのものである。
前記可動プーリ79のプーリ本体79bと固定ピストン部材8
1のテーパ筒部81b及びフランジ81cとの対向面間は第1
圧力室83となつており、また前記可動プーリ79の閉塞板
79dと前記固定ピストン部材81のテーパ筒部81b及びフラ
ンジ81cとの対向面間は第2圧力室84となつている。前
記第1及び第2圧力室83及び84相互間は、前記固定ピス
トン部材81のボス部81aに軸方向に沿つて穿設されたオ
リフイス85及び該ボス部81aの外周面と前記可動プーリ7
9の閉塞板79dに内・外周面が遊嵌されたガイド筒86を介
して互いに連通している。
該ガイド筒86は前記被駆動軸75に一体回転自在に嵌着さ
れている。前記第1圧力室83は被駆動軸75の軸心内部に
沿つて設けた圧力流体導通路87に、被駆動軸75の周壁に
径方向に沿つて穿設した連通孔88を介して連通してい
る。前記圧力流体導通路87は、両端面が開口する圧力流
体導通パイプ89を介して圧力流体流入口90に連通してい
る。前記圧力流体導通パイプ89はその一端側外周面が前
記被駆動軸75の圧力流体導通路87の内周面に液密に嵌合
されている。また前記圧力流体導通パイプ89の他端側外
周面は、前記変速機ボツクス30の前記ベアリング77と圧
力流体流入口90との間の壁面に液密に嵌着されている。
前記圧力流体流入口90は、前記ポンプ29の吐出口29aと
前記コントロールフオーク室44aとの間を連絡している
圧力流体供給路91に連通している。前記ポンプ29の吸入
口29bはフイルタ92を介して流体タンク93に連通してい
る。
前記圧力流体供給路91の前記圧力流体流入口90より上流
側は連通路94を介してレギユレータバルブ95の弁室95a
内と連通している。該レギユレータバルブ95は前記ポン
プ29から供給される圧力流体のライン圧を一定値に保つ
もので前記弁室95a内にポート96を開閉する弁体95bを摺
動自在に嵌装すると共に、該弁体95bを閉弁方向に付勢
するばね95cを設けてなり、前記ポート96は連通管97を
介して前記流体タンク93に連通している。また、前記レ
ギユレータバルブ95の弁室95aは前記連通路94と反対側
において穿設されたオリフイス98を介して変速機ボツク
ス30内と連通している。そして、ポンプ29から供給圧が
ばね95cの付勢力より小さい時は弁体95bによりポート96
が閉塞され、供給圧がばね95cの付勢力に打ち勝つと弁
体95bはポート96を開放し、圧力流体の一部がポート96
→連通管97を介して流体タンク93へ排出される。また、
前記変速機ボツクス30内に溜まつた流体を前記流体タン
ク93へ戻す戻し配管99が前記変速機ボツクス30の一側壁
の連通孔100と流体タンク93との間に設けてある。
前記駆動軸プーリCと被駆動軸プーリDとの間には無端
状の金属(スチール)ベルト101が捲装され、該ベルト1
01を介して駆動軸プーリCの回転動力が被駆動軸プーリ
Dに伝達され、これら両プーリC,Dの溝幅を変化させる
ことによつて前記ベルト101の変速比を無段階に変化さ
せることができるようになつている。
なお、前記駆動軸プーリCの可動プーリ34のシリンダ径
である円筒状周壁34cの内径D1は、被駆動軸プーリDの
可動プーリ79のシリンダ径である円筒状周壁79cの内径D
2より大、即ちD1>D2に設定してある。
(作 用) 次に、本発明の発進クラツチの作用と共に自動無段変速
機の作用を説明する。
(1) 始動時 内燃機関の出力軸の回転に伴ない発進クラツチ1の入力
軸2と共に入力側回転体5及び制御機構11が回転する。
しかし、ポンプ29からの圧力流体の圧力が上昇しないと
共に入力軸2の回転数が所定設定値以下のために、制御
機構11のガバナボール14にはカムプレート13の付勢ばね
16に打ち勝つだけの遠心力が発生せず、従つて調圧弁10
の吐出ポート26は開口した状態となつている。また、第
2のバルブ45は図示の状態にあつて、該第2のバルブ45
のポート53は駆動軸4の第3ポート68との連通が遮断さ
れた状態となつていると共に、駆動軸プーリCの第1の
圧力室39は可動プーリ34の切欠溝73→駆動軸4と可動プ
ーリ34との間の環状溝72→駆動軸4の第4ポート69→第
2の弁体45の環状溝52→駆動軸4の第5ポート70→固定
ピストン部材36の切欠溝74→ガイド筒37の経路を介して
駆動軸プーリCの第2圧力室40と連通している。更に第
3の弁体46も図示の状態にあつてその第2ポート59は第
1の弁体43のポート51との連通が遮断された状態となつ
ている。経時に伴なつてポンプ29から圧力流体は圧力流
体供給路91→流入口90→圧力流体導通パイプ89→圧力流
体導通路87→連通孔88の経路で第1圧力室83に充満した
後、圧力流体供給路91→コントロールフオーク室44a→
圧力流体導通パイプ62→第2の弁体45内→第3の弁体46
の第1ポート58→第3の弁体46内→軸受円筒体42内→軸
受円筒体42のオリフイス48→駆動軸4の第1ポート49→
駆動軸4とクラツチシリンダ18との間の環状溝50→クラ
ツチシリンダ18の供給ポート24の経路を介して発進クラ
ツチ1の圧力室22内に流入するも、該圧力流体の作用で
調圧弁10が入力側回転体5側に押圧されてその吐出ポー
ト26が開放した状態にあるため、該吐出ポート26から圧
力流体がガバナハウジング12の内方に吐出する。従つ
て、発進クラツチ1の圧力室22内の圧力は上昇せず、ク
ラツチピストン20は摩擦板21を押圧しない。このため、
発進クラツチ1の入力軸2の回転動力は駆動軸4に伝達
されないため、駆動軸プーリCと共に被駆動軸プーリD
は静止状態にある。
また、該駆動軸プーリCにおいては、前述した如く第2
の弁体45のポート53が駆動軸4の第3ポート68と隔絶さ
れているため、第1圧力室39内へ圧力流体は供給され
ず、可動プーリ34は固定プーリ33より最大限離間し、駆
動軸プーリCの溝幅は図示の如く最大となつている。
一方、被駆動軸プーリDにおいては、ポンプ29から供給
される圧力流体が圧力流体供給路91→圧力流体流入口90
→圧力流体導通パイプ89→被駆動軸75の圧力流体導通路
87及び連通孔88の経路を介して第1の圧力室83内に流入
し、該圧力流体とばね82の付勢力により可動プーリ79は
固定プーリ78に最も接近し、被駆動軸プーリDの溝幅は
図示の如く最小となつている。
このため、ベルト101は駆動軸プーリCにおいては最も
中心側に、被駆動軸プーリDにおいては最も外周側に摺
接した最低速状態となつている。
(2) 発進時 前記機関開始後、発進すべくアクセルペダル(図示省
略)を徐々に踏み込みスロツトル開度を徐々に高めるこ
とにより、内燃機関の回転数が徐々に増加し、所定回転
数に達すると、ガバナボール14に遠心力が作用してカム
プレート13がばね16の付勢力に抗して反入力側回転体5
側に押圧移動され、該カムプレート13により調圧弁10が
反入力側回転体5側に押圧移動されてその吐出ポート26
が閉塞される。従つて、発進クラツチ1の圧力室22内の
圧力が上昇し、該圧力にてクラツチピストン20が入力側
回転体5側に押圧移動され、該クラツチピストン20によ
り摩擦板21がクラツチフエーシング27を介してクラツチ
アウタ19の内端面に押圧され、これにより入力軸2の回
転動力が駆動軸4に伝達され、該駆動軸4と共に駆動軸
プーリCが回転し、該駆動軸プーリCの回転動力はベル
ト101を介して被駆動軸プーリDに伝達され該プーリD
と一体に被駆動軸75が回転し、該被駆動軸75の回転によ
り車両の駆動輪(図示省略)が最低速状態で回転され
る。
(3) 加速時 発進後、更に速度を高めるべくアクセルペダルを踏み込
み徐々にスロツトル開度を高めることにより、機関回転
数が所定設定値以上に上昇すると、ガバナウエイト56が
図中反時計方向に回動し、該ガバナウエイト56にて第2
の弁体45が発進クラツチ1側にばね55の付勢力に抗して
押圧移動され、該第2の弁体45のポート53が駆動軸4の
第3ポート68と合致連通すると共に、駆動軸4と第2の
弁体45との間の環状溝52に介した駆動軸4の第4ポート
69と第5ポート70との連通が遮断される。すると、圧力
流体導通パイプ62を介して第2の弁体45内に流入した圧
力流体は、該第2の弁体45のポート53→駆動軸4の第3
ポート68→駆動軸4と可動プーリ34のボス部34aとの間
の環状溝72→可動プーリ34のボス部34aの切欠溝73の経
路を介して、可動プーリ34と固定ピストン部材36との間
の第1圧力室39内に流入し、該第1圧力室39内の圧力が
上昇し、該圧力にて可動プーリ34が図示の状態から固定
プーリ33側に移動されて溝幅が減少し、該減少に伴ない
ベルト101が駆動軸プーリCの外周側に向けて強制移動
される。一方、駆動軸プーリCのシリンダ径D1が被駆動
軸プーリDのシリンダ径D2より大きく設定されているた
め、駆動軸プーリC側のベルト101の面圧が、被駆動軸
プーリD側のベルト101の面圧より大きい。従つて、前
記駆動軸プーリC側のベルト101が外周側に向かつて移
行するのに伴ない、該ベルト101の面圧を受けて被駆動
軸プーリDの可動プーリ79が、流入口90→圧力流体導通
パイプ89→可動プーリ79の圧力流体導通路87及び連通孔
88の経路を介して可動プーリ79と固定ピストン部材81と
の間の第1圧力室83内に流入している圧力流体の圧力及
びばね82の付勢力に抗して、反固定プーリ78側に移動
し、被駆動軸プーリD側のベルト101は中心側に移行さ
れ、被駆動軸プーリDの回転は低速状態から中・高速状
態に無段階に変化する。即ち、駆動軸プーリCと被駆動
軸プーリDの径方向略中間位置にベルト101が位置して
いる状態(溝幅が両プーリC,D共に中間状態)が中速状
態であり、駆動軸プーリC側のベルト101が最も外周側
(溝幅が最大)に位置していると共に、被駆動軸プーリ
D側のベルト101が最も中心側(溝幅が最小)に位置し
ている状態が最高速状態である。
(4) 減速時 上述した加速時と逆の動作が行なわれて駆動軸プーリC
側のベルト101は中心側に且つ被駆動軸プーリD側のベ
ルト101が外周側にそれぞれ移行して減速される。
(5) 急発進時(キツクダウン時) 通常状態で、即ち徐々にアクセルペダルを踏み込みスロ
ツトル開度を徐々に高めると該アクセルペダルと連動し
てアクセルコントロールフオーク63が図中時計方向に回
動することにより、ロツド60を介して第3の弁体46が図
示の状態から反発進クラツチ1側(図中下側)にわずか
に移動し、該第3の弁体46の第2ポート59と第1の弁体
43のポート51とわずかながら連通し、第3の弁体46内の
圧力流体が該第3の弁体46の第2ポート59及び第1の弁
体43のポート51を介して、駆動軸4と前記第1の弁体43
との間の圧力室43a内にわずかだけ供給される。該圧力
室43aに圧力流体が供給されると、第1弁体43が反発進
クラツチ1側に移動し、該第1の弁体43のポート51と第
3の弁体46の第2ポート59との連通が遮断され、第1の
弁体43が当該移動した位置にて静止固定され、その移動
した分だけばね55のばね圧が増加したことになり、ガバ
ナウエイト56を介してガバナの作用は少しだけ制限され
る。
また、アクセルペダルの踏み込みを解除してスロツトル
開度を低下させると、該アクセルペダルに連動してアク
セルコントロールフオーク63が元位置に戻されると、第
1の弁体43のポート51と、第3の弁体46の環状溝59aと
がわずかながら連通し、圧力室43a内の圧力流体がポー
ト51及び環状溝59aを介して第3の弁体46と駆動軸4と
の間の間隙内を通り、該駆動軸4の第2ポート67からボ
ツクス30内へ排出される。このようにして圧力室43a内
の圧力流体が排出されると第1の弁体43が発進クラツチ
1側(図示上側)に移動し、ポート51と環状溝59aとの
連通が遮断される。
ここまでの動きは、ガバナの動きに対してあまり影響が
ない程度のものである。
しかし、アクセルペダルを急速に踏み込みスロツトル開
度を急速に高めると、第3の弁体46が反発進クラツチ1
側に大きく移動し、該第3の弁体46の第2ポート59と第
1の弁体43のポート51とが大きく連通し、よつて圧力室
43a内に圧力流体が多く供給され、その分だけ第1の弁
体43が反発進クラツチ1側に多く移動され圧力室43a内
の圧力とばね55のバランスが大きく崩れることによつて
ガバナの動きに大きな影響を与え、ガバナウエイト56が
図中時計方向に戻し回動されて、しいては減速状態へと
移行させる。なお、ポート51と59との連通度とガバナの
バランス及びばね55のばね圧との関係は設計レベルでの
設定により上記の如き作動が可能となるものである。
なお、減速作用時駆動軸プーリCの第2圧力室40内へ圧
力流体が排出されるが、該流体は遠心力にて該第2圧力
室40の外周側に溜まり、該溜まつた油にて、第1圧力室
39側から固定ピストン部材36のフランジ36bに作用する
力に対して反力をかけ、該フランジ36bの両側に作用す
る遠心力による荷重を均等にしている。また、被駆動軸
プーリDにおいても第1圧力室83内からオリフイス85を
介して第2圧力室84内に圧力流体が流入して外周側に溜
まるため、該溜まつた流体にて固定ピストン部材81のフ
ランジ81cの両側に作用する遠心力による荷重を均等に
している。
更に、前述した如く前記第1圧力室39内の圧力流体が第
2圧力室40内へ排出されるため、再び第1の弁体43と第
2の弁体45は、ばね55とガバナウエイト56との合力にて
元位置に戻され、第1圧力室39内の圧力流体が第2圧力
室40内へ排出されるのが停止して減速動作が停止し、こ
れにより減速し過ぎるということが防止されるものであ
る。
上記実施例においては、発進クラツチ1全体を、入力側
アツセンブリAと出力側アツセンブリBとの2分割構成
とし、両アツセンブリA,Bを予め組み立てた後、互いに
中心を合わせて嵌合することにより組み立てられるよう
にしたから、組立性の向上が図れる。更に、制御機構11
を入力軸2側に、クラツチピストン(押圧体)20を出力
軸4側に配設すると共に、調圧弁10をクラツチシリンダ
18の中心ボス部近傍に設けたから、発進時は入力側のみ
が回転し、入力軸2の回転数が所定設定値にならないと
出力軸4側は回転を始めないが、クラツチ1を切る場合
には入力軸2の回転数が所定設定値になつても、遠心力
がクラツチピストン20内に作用して内部圧力を維持して
そのまま摩擦板21の押圧状態に保ち、更に若干入力軸2
の回転数が低下した状態で初めてクラツチ1が切れる状
態になる。そのため第2図に示す如く必要とするヒス特
性を得ることができるものである。
なお、上記実施例においては、ポンプ29を機関の出力軸
に連動させてその回転数に比例する値の流体圧を発生す
る構成としたが、これに限られるものではなく、機関の
出力軸の駆動とは別に独立して前記ポンプ29を制御して
クラツチピストン20による摩擦板21の押圧力を制御する
ようにしてもよい。
また、上記実施例においては本発明の発進クラツチ1を
自動無段変速機に組み込んだ場合について説明したが、
これに限られるものではなく他の機器に組み込んでも実
施可能である。
(発明の効果) 以上詳述した如く本発明の発進クラツチは構成が簡単且
つコンパクトなものでありながら、摩擦板の押圧力を十
分得ることができると共に、半クラツチ時における摩擦
部分の焼付事故を未然に防止でき、しかも組立性の向上
が図れる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し第1図は本発明の発進ク
ラツチを具備した自動無段変速機の断面図、第2図は本
発明の発進クラツチのヒス特性線図である。 A……入力側アッセンブリ、B……出力側アッセンブ
リ、1……発進クラツチ、2……入力軸、5……入力側
回転体、6……出力側回転体、10……調圧弁、11……制
御機構、20……押圧体(クラツチピストン)、21……摩
擦板、22……圧力室、25……圧力室の吐出口(嵌装
孔)、29……圧力流体供給源(ポンプ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力軸と一体回転する入力側回転体と、出
    力軸と一体回転する出力側回転体と、これら入力側回転
    体及び出力側回転体との間に接離自在に介装されてその
    圧着時前記入力側回転体の回転動力が前記出力側回転体
    に伝達されると共にその離間時前記入力側回転体の回転
    動力が前記出力側回転体に伝達されない摩擦板と、該摩
    擦板を前記両回転体が動力伝達可能状態となる如く押圧
    せしめる押圧体と、該押圧体と前記出力側回転体との間
    に設けられ且つ前記押圧体作動用の圧力流体が流出入す
    ると共共に前記摩擦板側に向けて圧力流体を吐出する吐
    出口を有する圧力室と、該圧力室内の圧力を調整する調
    圧弁と、前記圧力室内の圧力が前記入力軸の回転数に比
    例する如く前記調圧弁を制御する制御機構とを具備し、
    前記制御機構は前記入力側回転体に該入力側回転体と一
    体回転可能で且つ該入力側回転体の軸線方向に移動可能
    に組み込まれて前記入力軸と共に入力側アッセンブリの
    一部を構成し、前記調圧弁は前記出力側回転体に該出力
    側回転体と一体回転可能で且つ該出力側回転体の軸線方
    向に移動することにより開度が変化し得る如く組み込ま
    れて前記出力軸、押圧体及び摩擦板と共に出力側アッセ
    ンブリの一部を構成し、前記入力側アッセンブリと前記
    出力側アッセンブリとを互いに嵌合して組み付けてな
    り、前記入力軸の回転数に比例する値の圧力流体を発生
    する圧力流体供給源により前記圧力室へ圧力流体を供給
    し得る如く構成したことを特徴とする発進クラッチ。
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EP85305061A EP0200829B1 (en) 1984-07-16 1985-07-16 Hydraulic type starting clutch
DE8585305061T DE3576556D1 (de) 1984-07-16 1985-07-16 Hydraulische anlasskupplung.

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