JPS6348953B2 - - Google Patents
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- JPS6348953B2 JPS6348953B2 JP57208417A JP20841782A JPS6348953B2 JP S6348953 B2 JPS6348953 B2 JP S6348953B2 JP 57208417 A JP57208417 A JP 57208417A JP 20841782 A JP20841782 A JP 20841782A JP S6348953 B2 JPS6348953 B2 JP S6348953B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- soluble
- acid
- corrosion inhibitor
- total
- Prior art date
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23F—NON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
- C23F11/00—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent
- C23F11/08—Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Description
本発明は、金属の腐食防止剤に関し、更に詳し
くは、水中、特に、淡水中における金属材料の腐
食防止剤に関するものである。 主として淡水中、例えば、開放循環式冷却水系
などにおける鉄やアルミニウム等の金属の腐食を
防止するためには、従来はクロム酸塩を主剤とす
る腐食防止剤が使用されてきた。クロム酸塩系の
腐食防止剤は優れた防食効果を有するが、その強
い酸化力等に基く毒性が強いという欠点をも有す
るため、クロム含有廃水の排出が厳しく規制され
ている。 それ故に、近年、水系で使用される金属の腐食
防止剤としては、毒性のほとんどない正リン酸
塩、重合リン酸塩、ホスホン酸塩などの各種のリ
ン酸系化合物を主剤とするものが主流となつてき
ている。これらの各種のリン酸系化合物を主剤と
する腐食防止剤は、良好な防食効果を得るには、
全リン酸根換算濃度(以下「T−PO4濃度」とい
う。)が5ppm以上であることが必要であり、通常
は10ppm以上になるように水中に添加されてい
る。これらのリン酸系化合物は毒性がほとんどな
い反面、微生物の栄養源となり、その生育を促進
して、いわゆる水域の富栄養化と関連して発生す
る赤潮などの障害の一つの原因物質となつてい
る。従つて、富栄養化防止対策の一つとして、リ
ンの閉鎖水域への排出量を極力減少させることが
必要であり、リンの排出規制が実施されつつあ
る。 本発明は、このようなリンの排出規制に対応し
ようとするものであり、3ppm以下のT−PO4濃
度においても優れた防食効果を発揮できる金属の
腐食防止剤を提供することを目的とする。 本発明者は、前記した点に鑑みて鋭意研究を重
ねた結果、前記腐食防止剤として、ホスホン酸、
及び水溶性アルミン酸塩若しくは水溶性アルミニ
ウム塩、、並びにアクリル酸系、メタクリル酸系
若しくはマレイン酸系水溶性ポリマーからなる組
成物を用いることにより、本発明の目的を達成で
きることを見出し、本発明を完成するに至つた。 即ち、本発明の金属の腐食防止剤は、 (a) ホスホン酸又はその水溶性塩、 (b) 水溶性アルミン酸塩又は水溶性アルミニウム
塩 並びに (c) アクリル酸系水溶性ポリマー、メタクリル酸
系水溶性ポリマー及びマレイン酸系水溶性ポリ
マーからなる群より選ばれる少なくとも一種の
水溶性ポリマーを含有することを特徴とするも
のである。 以下、本発明を更に詳細に説明する。 本発明の第1の組成分((a)成分)をなすホスホ
ン酸又はその水溶性としては、下記の如き式
()、()、()、()で示される化合物又は
塩が例示される。 式(): (式中、X1〜X3及びY1〜Y3は、各々、同一又は
異なつていてもよく、水素原子又は炭素数1〜5
の低級アルキル基を表わし;Z1〜Z6は、各々、同
一又は異なつていてもよく、水素原子、アルカリ
金属原子又はアンモニウム基を表わす。) 上記()式で表わされるホスホン酸又はその
水溶性塩としては、次のものが例示される。 () アミノトリメチルホスホン酸(以下
「AMP」という。)及びそのナトリウム、カリ
ウム、アンモニウム塩 (2) アミノジメチルホスホノモノエチルホスホン
酸及びそのナトリウム、カリウム、アンモニウ
ム塩 式(): 〔式中、R1、R2及びR4は、各々、同一又は異な
つていてもよく、次の基(A): (X1、Y1、Z1及びZ2は、前記()式の場合と
同じ意味を有する。) を表わし;R3は、上記した基(A)又は炭素数1〜
5の低級アルキル基を表わし;nは1〜3の整数
を表わす。〕 上記()式で表わされるホスホン酸又はその
水溶性塩としては、次のものが例示される。 (1) エチレンジアミンテトラメチルホスホン酸及
びそのナトリウム、カリウム、アンモニウム塩 (2) ジエチレントリアミンペンタメチルホスホン
酸及びそのナトリウム、カリウム、アンモニウ
ム塩 (3) トリエチレンテトラアミンヘキサメチルホス
ホン酸及びそのナトリウム、カリウム、アンモ
ニウム塩 式(): (式中、Xは水素原子又は炭素数1〜5の低級ア
ルキル基を表わし;Yは水素原子、炭素数1〜5
の低級アルキル基、水酸基又はアンモニウム基を
表わし;Z1〜Z4は前記()式の場合と同じ意味
を有する。) 上記()式で表わされるホスホン酸又はその
水溶性塩としては、次のものが例示される。 (1) ヒドロキシエチリデンジホスホン酸(以下
「HEDP」という。)及びそのナトリウム、カリ
ウム、アンモニウム塩 (2) ヒドロキシプロピリデンジホスホン酸及びそ
のナトリウム、カリウム、アンモニウム塩 式(): (式中、R1〜R6は、各々、同一又は異なつてい
てもよく、水素原子、炭素数1〜5の低級アルキ
ル基又はカルボキシル基を表わし;X1〜X3及び
Z1、Z2は前記()式の場合と同じ意味を有す
る。) 上記()式で表わされるホスホン酸又はその
水溶性塩としては、次のものが例示できる。 (1) 1,2,4−トリカルボキシブタン−2−ホ
スホン酸(以下「TCBP」という。)及びその
ナトリウム、カリウム、アンモニウム塩 (2) 1,2−ジカルボキシブタン−2−ホスホン
酸及びそのナトリウム、カリウム、アンモニウ
ム塩 (3) 1,2,4−トリカルボキシヘキサン−2−
ホスホン酸及びそのナトリウム、カリウム、ア
ンモニウム塩 本発明の第2の組成分((b)成分)をなす水溶性
アルミン酸塩としては、アルミン酸ナトリウム、
アルミン酸カリウムなどが;水溶性アルミニウム
塩としては、塩化アルミニウム、ポリ塩化アルミ
ニウム、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、
酢酸アルミニウムなどが挙げられる。 本発明の第3の組成分((c)成分)をなす水溶性
ポリマーとしては、ポリアクリル酸、ポリメタク
リル酸、ポリマレイン酸、及びアクリル酸、メタ
クリル酸又はマレイン酸の二成分系共重合体、三
成分系共重合体などの共重合体、並びにこれらの
塩が挙げられる。 アクリル酸、メタクリル酸又はマレイン酸と共
重合させる単量体としては、これらの3種の単量
体の他に代表的なものとして、フマル酸、イタコ
ン酸、アクリルアミド、アクリル酸エステル、酢
酸ビニル、スチレン、エチレンオキサイド、アク
リル酸ヒドロキシアルキルエステル、アクリロニ
トリル、エチレン、n−ブチレン、イソブチレ
ン、アリルスルホン酸、ビニルスルホン酸、スチ
リルスルホン酸などが挙げられる。 これらの単量体の1種あるいは2種以上を共重
合して得られる水溶性ポリマーは、その分子量が
500〜100000であるものが好ましく、1000〜20000
であるものが更に好ましい。また、これらの塩と
しては、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウ
ム塩などが挙げられる。 本発明において、(a)成分と(b)成分との配合比
は、防食効果を考慮すると、(a)成分の全リン酸根
換算量(以下「T−PO4量」という。)と(b)成分
の全アルミニウム金属換算量(以下「T−Al量」
という。)との重量比が、1〜10:10〜1である
ことが好ましく、2〜1:1〜4であることが更
に好ましい。 また、(a)成分+(b)成分と(c)成分との配合比は、
(a)成分のT−PO4量と(b)成分のT−Al量との合計
量と、(c)成分の全実質重量との重量比が5〜1:
1〜10であることが好ましく、2〜1:1〜5で
あることが更に好ましい。 本発明の腐食防止剤の使用に際しては、予め、
各成分を所定の配合比になるように配合し、一液
化しておいてもよいし、使用時に直接、各成分を
対象水系に所定の添加割合になるように添加して
もよい。本発明の腐食防止剤の使用濃度は、前述
した各成分の配合比の範囲内において、T−PO4
濃度が0.5ppm以上で、全アルミニウム金属換算
濃度(以下「T−Al濃度」という。)が0.5ppm以
上で水溶性ポリマーの全実質濃度が0.2ppm以上
であることが好ましい。一般に、静置状態の水中
では添加量が大であることが好ましく、流動状態
の水中では少量の添加でも良好な防食効果が得ら
れる。また、本発明の金属の腐食防止剤は、使用
初期に高濃度の添加を行なうと、その後、使用濃
度を低下させても良好な防食効果が得られる。 更に、本発明の金属の腐食防止剤は使用に際し
て被処理水系のPHを特に調整する必要はなく、弱
酸性からアルカリ性の広いPH範囲の水中で良好な
防食効果が得られる。 本発明の金属の腐食防止剤が使用されるのは、
一般の冷却水系の他、水又は水溶液による鉄材そ
の他の金属の腐食が問題となる場合で、例えば、
休止中のボイラの保管、タンク類の水圧試験時な
どの金属の腐食防止に有効である。更に、本発明
の金属の腐食防止剤は、スケール防止効果と汚れ
防止効果をも有している。 当然ながら、この金属の腐食防止剤は使用濃度
において無色透明で、かつ、実質的に無毒で取扱
い上の危険もない。 更に、本発明の金属の腐食防止剤は、従来のリ
ン酸系の腐食防止剤に比し、低いT−PO4濃度に
おいても有効に作用するため、赤潮などの障害が
生じる危険性が少ないという長所をも有する。 また、本発明の金属の腐食防止剤は、既存の金
属の腐食防止剤、例えば、クロム酸塩類、正リン
酸塩類、重合リン酸塩類、亜鉛塩類、亜硝酸塩
類、ケイ酸塩類、オキシカルボン酸塩類、アミン
類、トリアゾール類、メルカプトベンゾチアゾー
ル類、イミダゾリン類などと適宜併用することも
可能である。 以下、実施例及び比較例により本発明を更に詳
細に説明する。 実施例1〜13及び比較例1〜12 本発明の金属の腐食防止剤を、PH8.3、カルシ
ウム硬度150ppm(CaCO3換算量)、M−アルカリ
度150ppm(CaCO3換算量)、塩素イオン濃度
200ppm、硫酸イオン濃度200ppmの試験水に添加
し、水温を30℃に保つた。この試験水中で軟鋼の
試験片を160rpmで5日間回転させ、試験前後の
試験片の重量差(腐食減量)を求め、これより腐
食速度(mg/dm2・day)を算出し、金属の腐食
防止剤の効果を判定した。また、各配合成分を単
独に用いた場合、2成分を併用した場合及び腐食
防止剤を添加しなかつた場合についても同様の実
験を行なつた。その結果を表に示す。 表に示した試験結果より、本発明の腐食防止剤
は3種の有効成分を使用することによつて、相乗
的に優れた防食効果を有することが判る。
くは、水中、特に、淡水中における金属材料の腐
食防止剤に関するものである。 主として淡水中、例えば、開放循環式冷却水系
などにおける鉄やアルミニウム等の金属の腐食を
防止するためには、従来はクロム酸塩を主剤とす
る腐食防止剤が使用されてきた。クロム酸塩系の
腐食防止剤は優れた防食効果を有するが、その強
い酸化力等に基く毒性が強いという欠点をも有す
るため、クロム含有廃水の排出が厳しく規制され
ている。 それ故に、近年、水系で使用される金属の腐食
防止剤としては、毒性のほとんどない正リン酸
塩、重合リン酸塩、ホスホン酸塩などの各種のリ
ン酸系化合物を主剤とするものが主流となつてき
ている。これらの各種のリン酸系化合物を主剤と
する腐食防止剤は、良好な防食効果を得るには、
全リン酸根換算濃度(以下「T−PO4濃度」とい
う。)が5ppm以上であることが必要であり、通常
は10ppm以上になるように水中に添加されてい
る。これらのリン酸系化合物は毒性がほとんどな
い反面、微生物の栄養源となり、その生育を促進
して、いわゆる水域の富栄養化と関連して発生す
る赤潮などの障害の一つの原因物質となつてい
る。従つて、富栄養化防止対策の一つとして、リ
ンの閉鎖水域への排出量を極力減少させることが
必要であり、リンの排出規制が実施されつつあ
る。 本発明は、このようなリンの排出規制に対応し
ようとするものであり、3ppm以下のT−PO4濃
度においても優れた防食効果を発揮できる金属の
腐食防止剤を提供することを目的とする。 本発明者は、前記した点に鑑みて鋭意研究を重
ねた結果、前記腐食防止剤として、ホスホン酸、
及び水溶性アルミン酸塩若しくは水溶性アルミニ
ウム塩、、並びにアクリル酸系、メタクリル酸系
若しくはマレイン酸系水溶性ポリマーからなる組
成物を用いることにより、本発明の目的を達成で
きることを見出し、本発明を完成するに至つた。 即ち、本発明の金属の腐食防止剤は、 (a) ホスホン酸又はその水溶性塩、 (b) 水溶性アルミン酸塩又は水溶性アルミニウム
塩 並びに (c) アクリル酸系水溶性ポリマー、メタクリル酸
系水溶性ポリマー及びマレイン酸系水溶性ポリ
マーからなる群より選ばれる少なくとも一種の
水溶性ポリマーを含有することを特徴とするも
のである。 以下、本発明を更に詳細に説明する。 本発明の第1の組成分((a)成分)をなすホスホ
ン酸又はその水溶性としては、下記の如き式
()、()、()、()で示される化合物又は
塩が例示される。 式(): (式中、X1〜X3及びY1〜Y3は、各々、同一又は
異なつていてもよく、水素原子又は炭素数1〜5
の低級アルキル基を表わし;Z1〜Z6は、各々、同
一又は異なつていてもよく、水素原子、アルカリ
金属原子又はアンモニウム基を表わす。) 上記()式で表わされるホスホン酸又はその
水溶性塩としては、次のものが例示される。 () アミノトリメチルホスホン酸(以下
「AMP」という。)及びそのナトリウム、カリ
ウム、アンモニウム塩 (2) アミノジメチルホスホノモノエチルホスホン
酸及びそのナトリウム、カリウム、アンモニウ
ム塩 式(): 〔式中、R1、R2及びR4は、各々、同一又は異な
つていてもよく、次の基(A): (X1、Y1、Z1及びZ2は、前記()式の場合と
同じ意味を有する。) を表わし;R3は、上記した基(A)又は炭素数1〜
5の低級アルキル基を表わし;nは1〜3の整数
を表わす。〕 上記()式で表わされるホスホン酸又はその
水溶性塩としては、次のものが例示される。 (1) エチレンジアミンテトラメチルホスホン酸及
びそのナトリウム、カリウム、アンモニウム塩 (2) ジエチレントリアミンペンタメチルホスホン
酸及びそのナトリウム、カリウム、アンモニウ
ム塩 (3) トリエチレンテトラアミンヘキサメチルホス
ホン酸及びそのナトリウム、カリウム、アンモ
ニウム塩 式(): (式中、Xは水素原子又は炭素数1〜5の低級ア
ルキル基を表わし;Yは水素原子、炭素数1〜5
の低級アルキル基、水酸基又はアンモニウム基を
表わし;Z1〜Z4は前記()式の場合と同じ意味
を有する。) 上記()式で表わされるホスホン酸又はその
水溶性塩としては、次のものが例示される。 (1) ヒドロキシエチリデンジホスホン酸(以下
「HEDP」という。)及びそのナトリウム、カリ
ウム、アンモニウム塩 (2) ヒドロキシプロピリデンジホスホン酸及びそ
のナトリウム、カリウム、アンモニウム塩 式(): (式中、R1〜R6は、各々、同一又は異なつてい
てもよく、水素原子、炭素数1〜5の低級アルキ
ル基又はカルボキシル基を表わし;X1〜X3及び
Z1、Z2は前記()式の場合と同じ意味を有す
る。) 上記()式で表わされるホスホン酸又はその
水溶性塩としては、次のものが例示できる。 (1) 1,2,4−トリカルボキシブタン−2−ホ
スホン酸(以下「TCBP」という。)及びその
ナトリウム、カリウム、アンモニウム塩 (2) 1,2−ジカルボキシブタン−2−ホスホン
酸及びそのナトリウム、カリウム、アンモニウ
ム塩 (3) 1,2,4−トリカルボキシヘキサン−2−
ホスホン酸及びそのナトリウム、カリウム、ア
ンモニウム塩 本発明の第2の組成分((b)成分)をなす水溶性
アルミン酸塩としては、アルミン酸ナトリウム、
アルミン酸カリウムなどが;水溶性アルミニウム
塩としては、塩化アルミニウム、ポリ塩化アルミ
ニウム、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、
酢酸アルミニウムなどが挙げられる。 本発明の第3の組成分((c)成分)をなす水溶性
ポリマーとしては、ポリアクリル酸、ポリメタク
リル酸、ポリマレイン酸、及びアクリル酸、メタ
クリル酸又はマレイン酸の二成分系共重合体、三
成分系共重合体などの共重合体、並びにこれらの
塩が挙げられる。 アクリル酸、メタクリル酸又はマレイン酸と共
重合させる単量体としては、これらの3種の単量
体の他に代表的なものとして、フマル酸、イタコ
ン酸、アクリルアミド、アクリル酸エステル、酢
酸ビニル、スチレン、エチレンオキサイド、アク
リル酸ヒドロキシアルキルエステル、アクリロニ
トリル、エチレン、n−ブチレン、イソブチレ
ン、アリルスルホン酸、ビニルスルホン酸、スチ
リルスルホン酸などが挙げられる。 これらの単量体の1種あるいは2種以上を共重
合して得られる水溶性ポリマーは、その分子量が
500〜100000であるものが好ましく、1000〜20000
であるものが更に好ましい。また、これらの塩と
しては、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウ
ム塩などが挙げられる。 本発明において、(a)成分と(b)成分との配合比
は、防食効果を考慮すると、(a)成分の全リン酸根
換算量(以下「T−PO4量」という。)と(b)成分
の全アルミニウム金属換算量(以下「T−Al量」
という。)との重量比が、1〜10:10〜1である
ことが好ましく、2〜1:1〜4であることが更
に好ましい。 また、(a)成分+(b)成分と(c)成分との配合比は、
(a)成分のT−PO4量と(b)成分のT−Al量との合計
量と、(c)成分の全実質重量との重量比が5〜1:
1〜10であることが好ましく、2〜1:1〜5で
あることが更に好ましい。 本発明の腐食防止剤の使用に際しては、予め、
各成分を所定の配合比になるように配合し、一液
化しておいてもよいし、使用時に直接、各成分を
対象水系に所定の添加割合になるように添加して
もよい。本発明の腐食防止剤の使用濃度は、前述
した各成分の配合比の範囲内において、T−PO4
濃度が0.5ppm以上で、全アルミニウム金属換算
濃度(以下「T−Al濃度」という。)が0.5ppm以
上で水溶性ポリマーの全実質濃度が0.2ppm以上
であることが好ましい。一般に、静置状態の水中
では添加量が大であることが好ましく、流動状態
の水中では少量の添加でも良好な防食効果が得ら
れる。また、本発明の金属の腐食防止剤は、使用
初期に高濃度の添加を行なうと、その後、使用濃
度を低下させても良好な防食効果が得られる。 更に、本発明の金属の腐食防止剤は使用に際し
て被処理水系のPHを特に調整する必要はなく、弱
酸性からアルカリ性の広いPH範囲の水中で良好な
防食効果が得られる。 本発明の金属の腐食防止剤が使用されるのは、
一般の冷却水系の他、水又は水溶液による鉄材そ
の他の金属の腐食が問題となる場合で、例えば、
休止中のボイラの保管、タンク類の水圧試験時な
どの金属の腐食防止に有効である。更に、本発明
の金属の腐食防止剤は、スケール防止効果と汚れ
防止効果をも有している。 当然ながら、この金属の腐食防止剤は使用濃度
において無色透明で、かつ、実質的に無毒で取扱
い上の危険もない。 更に、本発明の金属の腐食防止剤は、従来のリ
ン酸系の腐食防止剤に比し、低いT−PO4濃度に
おいても有効に作用するため、赤潮などの障害が
生じる危険性が少ないという長所をも有する。 また、本発明の金属の腐食防止剤は、既存の金
属の腐食防止剤、例えば、クロム酸塩類、正リン
酸塩類、重合リン酸塩類、亜鉛塩類、亜硝酸塩
類、ケイ酸塩類、オキシカルボン酸塩類、アミン
類、トリアゾール類、メルカプトベンゾチアゾー
ル類、イミダゾリン類などと適宜併用することも
可能である。 以下、実施例及び比較例により本発明を更に詳
細に説明する。 実施例1〜13及び比較例1〜12 本発明の金属の腐食防止剤を、PH8.3、カルシ
ウム硬度150ppm(CaCO3換算量)、M−アルカリ
度150ppm(CaCO3換算量)、塩素イオン濃度
200ppm、硫酸イオン濃度200ppmの試験水に添加
し、水温を30℃に保つた。この試験水中で軟鋼の
試験片を160rpmで5日間回転させ、試験前後の
試験片の重量差(腐食減量)を求め、これより腐
食速度(mg/dm2・day)を算出し、金属の腐食
防止剤の効果を判定した。また、各配合成分を単
独に用いた場合、2成分を併用した場合及び腐食
防止剤を添加しなかつた場合についても同様の実
験を行なつた。その結果を表に示す。 表に示した試験結果より、本発明の腐食防止剤
は3種の有効成分を使用することによつて、相乗
的に優れた防食効果を有することが判る。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) ホスホン酸又はその水溶性塩、 (b) 水溶性アルミン酸塩又は水溶性アルミニウム
塩並びに (c) アクリル酸系水溶性ポリマー、メタクリル酸
系水溶性ポリマー及びマレイン酸系水溶性ポリ
マーからなる群より選ばれる少なくとも一種の
水溶性ポリマーを含有することを特徴とする金
属の腐食防止剤。 2 ホスホン酸又はその水溶性塩が二種以上の混
合物である特許請求の範囲第1項記載の金属の腐
食防止剤。 3 水溶性アルミン酸塩又は水溶性アルミニウム
塩が二種以上の混合物である特許請求の範囲第1
項又は第2項記載の金属の腐食防止剤。 4 ホスホン酸又はその水溶性塩の全リン酸根換
算量と、水溶性アルミン酸塩又は水溶性アルミニ
ウム塩の全アルミニウム金属換算量との重量比が
1〜10:10〜1である特許請求の範囲第1項ない
し第3項のいずれかに記載の金属の腐食防止剤。 5 ホスホン酸又はその水溶性塩の全リン酸根換
算量と水溶性アルミン酸塩又は水溶性アルミニウ
ム塩の全アルミニウム金属換算量との合計量と、
前記水溶性ポリマーの全実質重量との重量比が5
〜1:1〜10である特許請求の範囲第1項ないし
第4項のいずれかに記載の金属の腐食防止剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20841782A JPS59100272A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 金属の腐食防止剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20841782A JPS59100272A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 金属の腐食防止剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59100272A JPS59100272A (ja) | 1984-06-09 |
| JPS6348953B2 true JPS6348953B2 (ja) | 1988-10-03 |
Family
ID=16555884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20841782A Granted JPS59100272A (ja) | 1982-11-30 | 1982-11-30 | 金属の腐食防止剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59100272A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0751758B2 (ja) * | 1986-05-23 | 1995-06-05 | 株式会社片山化学工業研究所 | 金属防食剤 |
| US4734274A (en) * | 1986-11-06 | 1988-03-29 | Nalco Chemical Company | Stabilization of aqueous alkali metal aluminate solutions |
| US4873280A (en) * | 1986-11-06 | 1989-10-10 | Nalco Chemical Company | Water clarification process and composition and method |
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| EP0822270A1 (en) * | 1996-07-30 | 1998-02-04 | Solutia Europe N.V./S.A. | Water-treatment composition and method of use |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3992318A (en) * | 1973-10-09 | 1976-11-16 | Drew Chemical Corporation | Corrosion inhibitor |
-
1982
- 1982-11-30 JP JP20841782A patent/JPS59100272A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59100272A (ja) | 1984-06-09 |
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