JPS6352009B2 - - Google Patents
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- JPS6352009B2 JPS6352009B2 JP53045235A JP4523578A JPS6352009B2 JP S6352009 B2 JPS6352009 B2 JP S6352009B2 JP 53045235 A JP53045235 A JP 53045235A JP 4523578 A JP4523578 A JP 4523578A JP S6352009 B2 JPS6352009 B2 JP S6352009B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dialysate
- concentration
- sodium bicarbonate
- stock solution
- hco
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- Medicinal Preparation (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Description
本発明は人工腎臓透析液の製造方法、さらに詳
しくは重炭酸ナトリウムによりHCO- 3イオンを供
給する人工腎臓透析液の製造に関するものであ
る。 人工腎臓透析液(以下、単に透析液と略称す
る)においては、HCO- 3イオンを含有させること
が望ましいことは当分野で周知されている。何故
なら、HCO- 3イオンは血中に存在して酸塩基平衡
をつかさどる重要なイオンであり、透析液中にも
含有すべきものだからである。 従来、酸塩基平衡を調整するためには透析液と
してアセテートイオンが用いられ、体内でHCO- 3
イオン代謝させる方式で行なわれている。しか
し、許容値以上のアセテートイオンが体内に入つ
た場合、これにより透析中に諸症状が出現してい
た。HCO- 3イオンを用いる場合には、タンク式に
て透析液原液(HCO- 3を含まない)を稀釈した中
に重炭酸ソーダ(粉末)を溶解させているが、こ
れではカルシウムが沈殿してきて長時間の使用に
供しえず、又沈殿を防ぐためには炭酸ガスの吹き
込みを要するがやはり問題がある。HCO- 3イオン
を用いる場合、最終透析液は、半透膜を介して血
液と接触し血中老廃物を除去するとともに血中に
不足する物質を補充するため、その成分組成は正
確に調整されねばならない。特に、HCO- 3イオン
は血中の酸塩基平衡をつかさどる重要部分であ
り、その調整精度は理論値±2%程度好ましくは
それ以下に調整するのがよい。一般に、透析液を
連続的に調整する場合、透析液濃度は浸透圧、ま
たは電導率でチエツクされることが多い。勿論、
化学分析により各成分分析を行なうこともできる
が、分析時間が長くかかるため透析液の連続製造
方法に使用するには問題がある。 従来の調整方法においては、先ず第1に透析液
原液を水で希釈してその濃度をチエツクする。こ
の時の浸透圧は理論値として約232mOsm/で
ある。次いで、この第1の希釈された溶液と重炭
酸ナトリウム原液とを混合して第2の濃度チエツ
クを行ない最終透析液を得る。この時の浸透圧は
理論値として約286mOsm/である。 従つて、この方法で希釈混合しかつ浸透圧によ
り濃度チエツクを行なう場合、最終透析液濃度を
或る許容範囲内に調整したとしても、第2に混合
する重炭酸ナトリウムの浸透圧に対する割合は、
透析液原液の成分の浸透圧に対する割合よりも大
巾に少ないため、重炭酸ナトリウム原液の許容範
囲が著しく大きくなつてしまい、その結果最終透
析液中に含まれる重炭酸ナトリウム成分の誤差が
極めて大きくなり、しかもこれを検知するのは困
難である。たとえば、各濃度チエツクの際の許容
範囲を各々の浸透圧の±1%と設定すれば、第1
の濃度チエツクにおいては232±2.32mOsm/
となり、第2の濃度チエツクにおいては286±
286mOsm/となる。ここで、各濃度の最大値
と最小値との差が第2の混合液である重炭酸ナト
リウムの許容範囲となるのでその数値は48.82〜
59.18mOsm/となり、これは理論値
54mOsm/に対し約±9.6%にも達する。 従つて、最終透析液濃度を浸透圧により正確に
調整しても、重炭酸ナトリウムに起因するHCO- 3
イオンの量は他の成分に比べて著しく大きい誤差
を生ずるという欠点がある。この欠点は、電導率
による濃度チエツクの場合にも同様に生ずる。ま
た、HCO- 3イオンが多量に最終透析液中に入れば
透析液中のCa2+と反応してCaCO3が析出しやす
くなる。したがつて従来のHCO- 3を連続的に供給
する方法を用いて長期間透析を行なえば、HCO- 3
の濃度の不適正あるいは透析液中のCa2+の不足
により患者に悪影響を与えることが予想される。 本明細書において「最終透析液」という語は、
HCO- 3イオンを含めて全ての必要成分が含有され
かつ濃度調整およびPH調整が施こされた最終的に
得られる透析液を意味する。 そこで、本発明者は鋭意研究を重ねた結果、重
炭酸ナトリウム原液を先ず最初に水と一定の稀釈
比で混合しかつ濃度チエツクし、次いでこの濃度
調整された重炭酸ナトリウム液を別系路からの透
析原液と一定の混合比で混合すれば、上記の欠点
が一掃されて透析液の連続製造に最適の方法が達
成されることを突き止めた。 従つて、本発明の一般的目的は、透析液に
HCO- 3を供給し、安定した濃度の透析液を連続製
造する方法を提供することにある。 本発明の主たる目的は、重炭酸ナトリウムによ
りHCO- 3イオンを供給する人工腎臓透析液の連続
製造方法において、最初に水によつて重炭酸ナト
リウム原液を稀釈すると共にその濃度調整を行な
いかつ濃度チエツクし、次いでこの濃度調整チエ
ツクされた重炭酸ナトリウム液を酸類などのPH調
整剤が添加されかつHCO- 3を含有しない透析液原
液と混合し、最後にこの混合した人工腎臓透析液
を濃度チエツクすることからなる人工腎臓透析液
の連続製造方法を提供するにある。 本明細書において「透析液原液」という語は、
HCO- 3イオンを含有しない透析液製造用の原液を
意味する。 本発明方法において、重炭酸ナトリウム原液と
して使用されるNaHCO3(重炭酸ナトリウム)水
溶液は5〜7W/V%水溶液とするのが好適であ
る。この重炭酸ナトリウム原液を水によつて稀釈
しかつ濃度調整する際、濃度チエツクする装置と
しては電導度計などの連続濃度測定に適した計器
を使用することができる。この濃度調整段階にお
いて、重炭酸ナトリウム原液を水により濃度0.2
〜0.3W/V%に調整する。この濃度調整された
重炭酸ナトリウム液は、その濃度に対応する
HCO- 3イオン量を含有し、透析液に対するHCO- 3
イオンの供給源となる。 本発明方法において使用するHCO- 3イオンを含
有しない透析液原液は、HCO- 3イオン供給化合物
であるNaHCO3を除き、その他全ての必要成分、
たとえばNa+、K+、Cl-、Ca2+、Mg2+などおよ
び必要に応じブドー糖などの栄養素を含有する水
溶液である。これらの陽イオンおよび陰イオン
は、たとえばNaCl、KCl、MaCl2、CaCl2、
CH3COONaなどを水に溶解して得ることができ
る。透析液におけるこれら各イオンおよび適宜栄
養素の必要量は当業者により熟知されているであ
ろう。 透析液原液は、たとえば乳酸、酢酸、クエン酸
などのような有機酸または塩酸のような無機酸を
用いるPH調整剤によつて好ましくはPH4〜5.5に
調整される。最終透析液のPHが7.0〜7.5になるよ
う透析液原液のPHを調整する。 次いで、上記の濃度調整された重炭酸ナトリウ
ム液と透析液原液とを混合して所望成分濃度の最
終透析液を得、その後この最終透析液の総成分濃
度をたとえば電導度計などの連続測定に適した計
器によつて測定チエツクする。本発明の連続方法
においては、この濃度チエツクを変動幅が総成分
濃度の±5%以内の範囲に留まるよう設定するの
が好ましい。濃度変化がこの範囲を越えた場合に
は、警報器によつて警告すると共に工程を自動的
に中断するよう工程制御することが特に好まし
い。 従来の方法では第1の混合で理論値
232mOsm/、第2の混合で286mOsm/とそ
の濃度差が小さく濃度管理精度上不正確であつた
が、本発明方法においては上記のように希釈かつ
濃度調整されたNaHCO3の希薄水溶液を透析液
原液と混合するので、たとえば許容範囲を各濃度
チエツクにつき±1%とすれば第1の濃度チエツ
クでは54±0.54mOsm/となりかつ第2の濃度
チエツクでは286±2.86mOsm/となり、よつ
て透析液原液の許容範囲は235.4〜228.6mOsm/
、すなわち232mOsm/(理論値)±1.5%と
なつて、重炭酸ナトリウムの濃度は当然±1%以
内に調整され、重炭酸ナトリウムに起因する
HCO- 3イオンの濃度も正確に調整でき、かつ第2
に混合される透析液原液成分の濃度も±1.5%以
内に調整され、正確な組成成分の最終透析液を得
ることができ、血中酸塩基平衡をはじめ、安全、
好適な血液透析を行うことができ、また、透析液
原液量の多少の変動によつて透析を中断するとい
うことがなくなつた。また、重炭酸ナトリウム原
液を最初に水と混合し濃度チエツクすることによ
りNaHCO3液量の変動による最終透析液のHCO- 3
濃度変化が小さいため、この透析液の濃度管理が
極めて容易となり、したがつて透析液の連続製造
に極めて適した方法が達成される。 以下、実施例により本発明を一層詳細に説明す
る。 実施例 1 この実施例においては、第1図に示すような連
続製造装置を使用した。参照符号10で示した貯
槽には、別途調整しかつ殺菌した透析液原液を貯
留した。透析液原液は、1中に塩化ナトリウム
205.57g、塩化カリウム6.52g、塩化カルシウム
9.00g、塩化マグネシウム5.34gになるように溶
解し、乳酸によりPH4.7〜5.2に調整して製造し
た。 一方、貯槽12には、別途にNaHCO3を水に
溶解して6.7W/V%とした重炭酸ナトリウム原
液を貯留した。この重炭酸ナトリウム原液を比例
供給装置14を介して希釈槽16において水によ
り希釈しかつ濃度調整した。この濃度調整は重炭
酸ナトリウム原液1当たり約30の水を加えて
行ない、かくして0.23W/V%の重炭酸ナトリウ
ム液を得た。この濃度調整された重炭酸ナトリウ
ム液は電導度計18によつて濃度チエツクされ
る。 上記のようにして得た貯槽から比例供給装置に
より供給される透析液原液と、希釈槽16から計
器18を経て供給される濃度調整された重炭酸ナ
トリウム液とを混合槽20において混合した。両
液の混合割合は透析液原液1に対し濃度調整チ
エツクされた重炭酸ナトリウム液34であつた。
次いで、計器22により最終的に濃度チエツクし
て、第1表に示す組成の最終透析液を得た。
しくは重炭酸ナトリウムによりHCO- 3イオンを供
給する人工腎臓透析液の製造に関するものであ
る。 人工腎臓透析液(以下、単に透析液と略称す
る)においては、HCO- 3イオンを含有させること
が望ましいことは当分野で周知されている。何故
なら、HCO- 3イオンは血中に存在して酸塩基平衡
をつかさどる重要なイオンであり、透析液中にも
含有すべきものだからである。 従来、酸塩基平衡を調整するためには透析液と
してアセテートイオンが用いられ、体内でHCO- 3
イオン代謝させる方式で行なわれている。しか
し、許容値以上のアセテートイオンが体内に入つ
た場合、これにより透析中に諸症状が出現してい
た。HCO- 3イオンを用いる場合には、タンク式に
て透析液原液(HCO- 3を含まない)を稀釈した中
に重炭酸ソーダ(粉末)を溶解させているが、こ
れではカルシウムが沈殿してきて長時間の使用に
供しえず、又沈殿を防ぐためには炭酸ガスの吹き
込みを要するがやはり問題がある。HCO- 3イオン
を用いる場合、最終透析液は、半透膜を介して血
液と接触し血中老廃物を除去するとともに血中に
不足する物質を補充するため、その成分組成は正
確に調整されねばならない。特に、HCO- 3イオン
は血中の酸塩基平衡をつかさどる重要部分であ
り、その調整精度は理論値±2%程度好ましくは
それ以下に調整するのがよい。一般に、透析液を
連続的に調整する場合、透析液濃度は浸透圧、ま
たは電導率でチエツクされることが多い。勿論、
化学分析により各成分分析を行なうこともできる
が、分析時間が長くかかるため透析液の連続製造
方法に使用するには問題がある。 従来の調整方法においては、先ず第1に透析液
原液を水で希釈してその濃度をチエツクする。こ
の時の浸透圧は理論値として約232mOsm/で
ある。次いで、この第1の希釈された溶液と重炭
酸ナトリウム原液とを混合して第2の濃度チエツ
クを行ない最終透析液を得る。この時の浸透圧は
理論値として約286mOsm/である。 従つて、この方法で希釈混合しかつ浸透圧によ
り濃度チエツクを行なう場合、最終透析液濃度を
或る許容範囲内に調整したとしても、第2に混合
する重炭酸ナトリウムの浸透圧に対する割合は、
透析液原液の成分の浸透圧に対する割合よりも大
巾に少ないため、重炭酸ナトリウム原液の許容範
囲が著しく大きくなつてしまい、その結果最終透
析液中に含まれる重炭酸ナトリウム成分の誤差が
極めて大きくなり、しかもこれを検知するのは困
難である。たとえば、各濃度チエツクの際の許容
範囲を各々の浸透圧の±1%と設定すれば、第1
の濃度チエツクにおいては232±2.32mOsm/
となり、第2の濃度チエツクにおいては286±
286mOsm/となる。ここで、各濃度の最大値
と最小値との差が第2の混合液である重炭酸ナト
リウムの許容範囲となるのでその数値は48.82〜
59.18mOsm/となり、これは理論値
54mOsm/に対し約±9.6%にも達する。 従つて、最終透析液濃度を浸透圧により正確に
調整しても、重炭酸ナトリウムに起因するHCO- 3
イオンの量は他の成分に比べて著しく大きい誤差
を生ずるという欠点がある。この欠点は、電導率
による濃度チエツクの場合にも同様に生ずる。ま
た、HCO- 3イオンが多量に最終透析液中に入れば
透析液中のCa2+と反応してCaCO3が析出しやす
くなる。したがつて従来のHCO- 3を連続的に供給
する方法を用いて長期間透析を行なえば、HCO- 3
の濃度の不適正あるいは透析液中のCa2+の不足
により患者に悪影響を与えることが予想される。 本明細書において「最終透析液」という語は、
HCO- 3イオンを含めて全ての必要成分が含有され
かつ濃度調整およびPH調整が施こされた最終的に
得られる透析液を意味する。 そこで、本発明者は鋭意研究を重ねた結果、重
炭酸ナトリウム原液を先ず最初に水と一定の稀釈
比で混合しかつ濃度チエツクし、次いでこの濃度
調整された重炭酸ナトリウム液を別系路からの透
析原液と一定の混合比で混合すれば、上記の欠点
が一掃されて透析液の連続製造に最適の方法が達
成されることを突き止めた。 従つて、本発明の一般的目的は、透析液に
HCO- 3を供給し、安定した濃度の透析液を連続製
造する方法を提供することにある。 本発明の主たる目的は、重炭酸ナトリウムによ
りHCO- 3イオンを供給する人工腎臓透析液の連続
製造方法において、最初に水によつて重炭酸ナト
リウム原液を稀釈すると共にその濃度調整を行な
いかつ濃度チエツクし、次いでこの濃度調整チエ
ツクされた重炭酸ナトリウム液を酸類などのPH調
整剤が添加されかつHCO- 3を含有しない透析液原
液と混合し、最後にこの混合した人工腎臓透析液
を濃度チエツクすることからなる人工腎臓透析液
の連続製造方法を提供するにある。 本明細書において「透析液原液」という語は、
HCO- 3イオンを含有しない透析液製造用の原液を
意味する。 本発明方法において、重炭酸ナトリウム原液と
して使用されるNaHCO3(重炭酸ナトリウム)水
溶液は5〜7W/V%水溶液とするのが好適であ
る。この重炭酸ナトリウム原液を水によつて稀釈
しかつ濃度調整する際、濃度チエツクする装置と
しては電導度計などの連続濃度測定に適した計器
を使用することができる。この濃度調整段階にお
いて、重炭酸ナトリウム原液を水により濃度0.2
〜0.3W/V%に調整する。この濃度調整された
重炭酸ナトリウム液は、その濃度に対応する
HCO- 3イオン量を含有し、透析液に対するHCO- 3
イオンの供給源となる。 本発明方法において使用するHCO- 3イオンを含
有しない透析液原液は、HCO- 3イオン供給化合物
であるNaHCO3を除き、その他全ての必要成分、
たとえばNa+、K+、Cl-、Ca2+、Mg2+などおよ
び必要に応じブドー糖などの栄養素を含有する水
溶液である。これらの陽イオンおよび陰イオン
は、たとえばNaCl、KCl、MaCl2、CaCl2、
CH3COONaなどを水に溶解して得ることができ
る。透析液におけるこれら各イオンおよび適宜栄
養素の必要量は当業者により熟知されているであ
ろう。 透析液原液は、たとえば乳酸、酢酸、クエン酸
などのような有機酸または塩酸のような無機酸を
用いるPH調整剤によつて好ましくはPH4〜5.5に
調整される。最終透析液のPHが7.0〜7.5になるよ
う透析液原液のPHを調整する。 次いで、上記の濃度調整された重炭酸ナトリウ
ム液と透析液原液とを混合して所望成分濃度の最
終透析液を得、その後この最終透析液の総成分濃
度をたとえば電導度計などの連続測定に適した計
器によつて測定チエツクする。本発明の連続方法
においては、この濃度チエツクを変動幅が総成分
濃度の±5%以内の範囲に留まるよう設定するの
が好ましい。濃度変化がこの範囲を越えた場合に
は、警報器によつて警告すると共に工程を自動的
に中断するよう工程制御することが特に好まし
い。 従来の方法では第1の混合で理論値
232mOsm/、第2の混合で286mOsm/とそ
の濃度差が小さく濃度管理精度上不正確であつた
が、本発明方法においては上記のように希釈かつ
濃度調整されたNaHCO3の希薄水溶液を透析液
原液と混合するので、たとえば許容範囲を各濃度
チエツクにつき±1%とすれば第1の濃度チエツ
クでは54±0.54mOsm/となりかつ第2の濃度
チエツクでは286±2.86mOsm/となり、よつ
て透析液原液の許容範囲は235.4〜228.6mOsm/
、すなわち232mOsm/(理論値)±1.5%と
なつて、重炭酸ナトリウムの濃度は当然±1%以
内に調整され、重炭酸ナトリウムに起因する
HCO- 3イオンの濃度も正確に調整でき、かつ第2
に混合される透析液原液成分の濃度も±1.5%以
内に調整され、正確な組成成分の最終透析液を得
ることができ、血中酸塩基平衡をはじめ、安全、
好適な血液透析を行うことができ、また、透析液
原液量の多少の変動によつて透析を中断するとい
うことがなくなつた。また、重炭酸ナトリウム原
液を最初に水と混合し濃度チエツクすることによ
りNaHCO3液量の変動による最終透析液のHCO- 3
濃度変化が小さいため、この透析液の濃度管理が
極めて容易となり、したがつて透析液の連続製造
に極めて適した方法が達成される。 以下、実施例により本発明を一層詳細に説明す
る。 実施例 1 この実施例においては、第1図に示すような連
続製造装置を使用した。参照符号10で示した貯
槽には、別途調整しかつ殺菌した透析液原液を貯
留した。透析液原液は、1中に塩化ナトリウム
205.57g、塩化カリウム6.52g、塩化カルシウム
9.00g、塩化マグネシウム5.34gになるように溶
解し、乳酸によりPH4.7〜5.2に調整して製造し
た。 一方、貯槽12には、別途にNaHCO3を水に
溶解して6.7W/V%とした重炭酸ナトリウム原
液を貯留した。この重炭酸ナトリウム原液を比例
供給装置14を介して希釈槽16において水によ
り希釈しかつ濃度調整した。この濃度調整は重炭
酸ナトリウム原液1当たり約30の水を加えて
行ない、かくして0.23W/V%の重炭酸ナトリウ
ム液を得た。この濃度調整された重炭酸ナトリウ
ム液は電導度計18によつて濃度チエツクされ
る。 上記のようにして得た貯槽から比例供給装置に
より供給される透析液原液と、希釈槽16から計
器18を経て供給される濃度調整された重炭酸ナ
トリウム液とを混合槽20において混合した。両
液の混合割合は透析液原液1に対し濃度調整チ
エツクされた重炭酸ナトリウム液34であつた。
次いで、計器22により最終的に濃度チエツクし
て、第1表に示す組成の最終透析液を得た。
【表】
この実施例において計器22における最終的濃
度チエツクの際、浸透圧が286.0mOsm/から
±0.5%以上変動した場合には警報ブザーが鳴る
ようにセツトして透析液の連続製造を試みたとこ
ろ、透析中1度も警報ブザーが鳴らなかつた。ま
た、調整後使用するまでの間にCaCO3の析出は
みられなかつた。これに対し、従来の方式にした
がつて透析液原液を水で希釈し濃度調整された液
に添加したところ、HCO- 3の変動幅が大きくても
濃度警報がでなかつたり、或いは透析液原液の添
加量がわずかに変化しても濃度警報が発し、透析
に支障をきたした。
度チエツクの際、浸透圧が286.0mOsm/から
±0.5%以上変動した場合には警報ブザーが鳴る
ようにセツトして透析液の連続製造を試みたとこ
ろ、透析中1度も警報ブザーが鳴らなかつた。ま
た、調整後使用するまでの間にCaCO3の析出は
みられなかつた。これに対し、従来の方式にした
がつて透析液原液を水で希釈し濃度調整された液
に添加したところ、HCO- 3の変動幅が大きくても
濃度警報がでなかつたり、或いは透析液原液の添
加量がわずかに変化しても濃度警報が発し、透析
に支障をきたした。
第1図は、本発明方法を実施するための装置の
系統図である。 10……透析液原液貯槽、12……重炭酸ナト
リウム原液貯槽、14……比例供給装置、16…
…希釈槽、18……濃度測定計器、20……混合
槽、22……濃度測定計器。
系統図である。 10……透析液原液貯槽、12……重炭酸ナト
リウム原液貯槽、14……比例供給装置、16…
…希釈槽、18……濃度測定計器、20……混合
槽、22……濃度測定計器。
Claims (1)
- 1 重炭酸ナトリウムによりHCO3 -イオンを供
給する人工腎臓透析液の連続製造方法において、
最初に水によつて重炭酸ナトリウム原液を希釈す
ると共にその濃度調整を行ないかつ電導度により
濃度チエツクし、次いでこの濃度調整チエツクさ
れた重炭酸ナトリウム液を酸類などのPH調整剤が
添加されかつHCO3 -イオンを含有しない透析液
原液と混合し、最後にこの混合した透析液を電導
度により濃度チエツクすることを特徴とする人工
腎臓透析液の連続製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4523578A JPS54138121A (en) | 1978-04-19 | 1978-04-19 | Continuous production of artificial kidney dyalising solution |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4523578A JPS54138121A (en) | 1978-04-19 | 1978-04-19 | Continuous production of artificial kidney dyalising solution |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54138121A JPS54138121A (en) | 1979-10-26 |
| JPS6352009B2 true JPS6352009B2 (ja) | 1988-10-17 |
Family
ID=12713586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4523578A Granted JPS54138121A (en) | 1978-04-19 | 1978-04-19 | Continuous production of artificial kidney dyalising solution |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54138121A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7208479B2 (en) | 1998-12-04 | 2007-04-24 | Baxter International, Inc. | Peritoneal dialysis solution containing modified icodextrins |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56164113A (en) * | 1980-05-21 | 1981-12-17 | Nikkiso Co Ltd | Preparation of dialysis solution |
| JPS5810059A (ja) * | 1981-07-10 | 1983-01-20 | 日機装株式会社 | 人工腎臓装置 |
| JPS6365874A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-24 | サイテック株式会社 | 重炭酸透析液供給方法 |
-
1978
- 1978-04-19 JP JP4523578A patent/JPS54138121A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7208479B2 (en) | 1998-12-04 | 2007-04-24 | Baxter International, Inc. | Peritoneal dialysis solution containing modified icodextrins |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54138121A (en) | 1979-10-26 |
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