JPS635508B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS635508B2 JPS635508B2 JP54056090A JP5609079A JPS635508B2 JP S635508 B2 JPS635508 B2 JP S635508B2 JP 54056090 A JP54056090 A JP 54056090A JP 5609079 A JP5609079 A JP 5609079A JP S635508 B2 JPS635508 B2 JP S635508B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight loss
- dyeing
- alkali
- obermeyer
- fabric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Description
本発明はアルカリ減量処理を利用したポリエス
テル系繊維よりなる織物の仕上加工方法に関する
ものであり、その目的は自然なシワと透かし模様
を有する絹様の柔軟な風合の織物の製造法を提供
することにある。 従来よりポリエステル系繊維のアルカリ減量処
理はよく知られており、吊練法、ビーム染色機
法、ジツガー染色機法、液流染色機法等、種々の
方法で加工することが可能であり、ポリエステル
系繊維よりなる織編物に絹様の柔軟な風合を付与
するために用いられている。 本発明者等は、自然なシワと透かし模様を有す
る絹様の柔軟な風合の織物を製造する方法につい
て鋭意研究の結果、本発明に到達したものであ
る。 即ち本発明は目付200g/m2以下、望ましくは
50〜150g/m2のポリエステル系繊維よりなる薄
地織物をオーバーマイヤー型染色機にロープ状で
詰め込んだ状態で減量率が5〜50%、望ましくは
10〜30%になるようにアルカリ減量処理を行い、
しかるのち通常の方法で無地染色あるいはプリン
ト染色を行うことを特徴とする薄地織物の仕上加
工方法である。 さらに本発明について詳細に述べる。 目付とは布帛の重さを表わす用語で単位面積当
りの重量をもつて表示され、単位はg/m2であ
る。 本発明方法では目付200g/m2以下、望ましく
は50〜150g/m2のポリエステル系繊維よりなる
薄地織物を用いるが、目付200g/m2以上の織物
では本発明方法の特徴であるシワ付けと透かし効
果が小さく、目付200g/m2以下特に50〜150g/
m2の織物に本発明方法の効果が最も良好に現われ
る。 ポリエステル系繊維とは、通常のポリエステル
繊維の他、ポリエチレンオキシベンゾエート繊
維、カチオン染料可染改質ポリエステル繊維等を
意味する。 本発明方法の最も大きな特徴は、該繊維よりな
る織物をオーバーマイヤー型染色機にロープ状で
詰め込んだ状態でアルカリ減量処理を行うことに
ある。これにより他のアルカリ減量加工法では得
られないシワ付けと透かし模様の付与が可能とな
る。これを図面によつて説明すると、まず第1図
はオーバーマイヤー型染色機内に詰め込まれた状
態の織物の一部を断面図で示したものであり、こ
こでアルカリ溶液は詰め込まれた織物1の折れ曲
がり部2、すなわちシワになつた部分を矢印の如
く通り抜けやすいため、シワ部が他の部分より多
くアルカリ減量作用を受けることになり、従つて
その部分は第2図(第1図の折れ曲がり部2を展
開した拡大平面図)に示す如く、シワ部の繊維2
がアルカリ減量にて細くなり、その結果その部分
の光の透過性が増して、透かし模様が得られるの
である。 このようにして得られた本発明の織物は、第3
図(織物の外観の平面見取図)に示す如く、自然
なシワ付けと透かし模様が付与されている。オー
バーマイヤー型染色機に該織物をロープ状で詰め
込むに際しては、ランダムにかつ、出来るだけ密
に詰め込むことがアルカリ減量処理時にオーバー
マイヤー型染色機内のアルカリ溶液流を均一にす
るために重要であり、自然なシワ付けと透かし模
様を得るのに必要で減量率のばらつきも防止でき
る。 アルカリ減量処理は80〜130℃の温度で減量率
が5〜50%、望ましくは10〜30%になるように行
う。アルカリ減量処理温度が80℃以下の場合、ア
ルカリによる加水分離速度がおそくアルカリ利用
率も悪く、所要の減量率を得るのに長時間を要す
る。又、130℃以上では、アルカリによる加水分
解速度が早すぎるため、減量率のコントロールが
難かしくなる。しかし、80〜130℃の範囲内の温
度では減量率のコントロールが比較的容易で、ア
ルカリ利用率も良好であり、安定かつ経済的にア
ルカリ減量を行うことが可能である。 減量率が5〜50%、望ましくは10〜30%になる
ようにアルカリ減量処理を行うのは、減量率が5
%以下では、本発明方法の特徴であるシワ付けと
透かし模様の発現に乏しく又、絹様の柔軟な風合
が得難たく、減量率50%以上では引裂強度、引張
強度等の強度低下が大きくなるためであり、減量
率を5〜50%、特に10〜30%とすることによりシ
ワ付けと透かし模様を有しかつ絹様の柔軟な風合
の織物を強度低下少なく製造することができる。 減量率のコントロールは、アルカリ減量処理温
度、時間、アルカリ溶液の濃度により行うことが
できる。又、アルカリ減量処理に際して、第4級
アンモニウム塩等のアルカリ減量促進剤やオルソ
フエニルフエノール等のキヤリヤーの併用も可能
である。 本発明方法では、アルカリ減量処理ののち通常
の方法で無地染色あるいはプリント染色を行うが
染色においては、必要により酢酸等によつて酸洗
浄ののち、十分に水洗することが染色時のアルカ
リ残留による染色斑をなくすために重要である。 無地染色においてはオーバーマイヤー型染色機
から取り出すことなく引続きオーバーマイヤー型
染色機中で無地染色を行うことも可能である。 次に実施例によつて本発明方法の説明を行うが
本発明はこれによつて何ら限定されるものではな
い。 実施例 1 ポリエステル長繊維羽二重(経糸、緯糸共
75d/48f、目付90g/m2、引裂強度は経1.9Kg、
緯1.8Kg)を精練、乾燥后、オーバーマイヤー型
染色機にロープ状で詰め込んだ状態で40g/の
カセイソーダ液を用いて100℃で1時間減量処理
(減量率18%)したのち、十分水洗し、サーキユ
ラー型染色機で緑色に染色し、実施例1とした。 比較のため、次の比較例1の試料を作成し実施
例1との比較を行い、その結果を第1表に示す。 比較例 1 実施例1と同一の羽二重を実施例1と同一の状
態でオーバーマイヤ型染色機に詰め込み10g/
のカセイソーダ液を用いて、100℃で60分間減量
処理(減量率4%)したのち、十分水洗し、実施
例1と同一の方法で染色し、比較例1とした。 比較例 2 実施例1と同一の羽二重を実施例1と同一の状
態でオーバーマイヤー型、染色機に詰め込み80
g/のカセイソーダ液を用いて100℃で150分間
減量処理(減量率60%)したのち、十分水洗し実
施例1と同一の方法で染色し、比較例2とした。
比較例 3 ポリエステル長繊維ツイル(経糸、緯糸共
150d/30f双子使い、目付300g/m2)を精練、乾
燥后、オーバーマイヤー型染色機にロープ状で詰
め込んだ状態で40g/のカセイソーダ液を用い
て100℃で1時間減量処理(減量率20%)したも
のち十分水洗し、実施例1と同一の方法で染色
し、比較例3とした。
テル系繊維よりなる織物の仕上加工方法に関する
ものであり、その目的は自然なシワと透かし模様
を有する絹様の柔軟な風合の織物の製造法を提供
することにある。 従来よりポリエステル系繊維のアルカリ減量処
理はよく知られており、吊練法、ビーム染色機
法、ジツガー染色機法、液流染色機法等、種々の
方法で加工することが可能であり、ポリエステル
系繊維よりなる織編物に絹様の柔軟な風合を付与
するために用いられている。 本発明者等は、自然なシワと透かし模様を有す
る絹様の柔軟な風合の織物を製造する方法につい
て鋭意研究の結果、本発明に到達したものであ
る。 即ち本発明は目付200g/m2以下、望ましくは
50〜150g/m2のポリエステル系繊維よりなる薄
地織物をオーバーマイヤー型染色機にロープ状で
詰め込んだ状態で減量率が5〜50%、望ましくは
10〜30%になるようにアルカリ減量処理を行い、
しかるのち通常の方法で無地染色あるいはプリン
ト染色を行うことを特徴とする薄地織物の仕上加
工方法である。 さらに本発明について詳細に述べる。 目付とは布帛の重さを表わす用語で単位面積当
りの重量をもつて表示され、単位はg/m2であ
る。 本発明方法では目付200g/m2以下、望ましく
は50〜150g/m2のポリエステル系繊維よりなる
薄地織物を用いるが、目付200g/m2以上の織物
では本発明方法の特徴であるシワ付けと透かし効
果が小さく、目付200g/m2以下特に50〜150g/
m2の織物に本発明方法の効果が最も良好に現われ
る。 ポリエステル系繊維とは、通常のポリエステル
繊維の他、ポリエチレンオキシベンゾエート繊
維、カチオン染料可染改質ポリエステル繊維等を
意味する。 本発明方法の最も大きな特徴は、該繊維よりな
る織物をオーバーマイヤー型染色機にロープ状で
詰め込んだ状態でアルカリ減量処理を行うことに
ある。これにより他のアルカリ減量加工法では得
られないシワ付けと透かし模様の付与が可能とな
る。これを図面によつて説明すると、まず第1図
はオーバーマイヤー型染色機内に詰め込まれた状
態の織物の一部を断面図で示したものであり、こ
こでアルカリ溶液は詰め込まれた織物1の折れ曲
がり部2、すなわちシワになつた部分を矢印の如
く通り抜けやすいため、シワ部が他の部分より多
くアルカリ減量作用を受けることになり、従つて
その部分は第2図(第1図の折れ曲がり部2を展
開した拡大平面図)に示す如く、シワ部の繊維2
がアルカリ減量にて細くなり、その結果その部分
の光の透過性が増して、透かし模様が得られるの
である。 このようにして得られた本発明の織物は、第3
図(織物の外観の平面見取図)に示す如く、自然
なシワ付けと透かし模様が付与されている。オー
バーマイヤー型染色機に該織物をロープ状で詰め
込むに際しては、ランダムにかつ、出来るだけ密
に詰め込むことがアルカリ減量処理時にオーバー
マイヤー型染色機内のアルカリ溶液流を均一にす
るために重要であり、自然なシワ付けと透かし模
様を得るのに必要で減量率のばらつきも防止でき
る。 アルカリ減量処理は80〜130℃の温度で減量率
が5〜50%、望ましくは10〜30%になるように行
う。アルカリ減量処理温度が80℃以下の場合、ア
ルカリによる加水分離速度がおそくアルカリ利用
率も悪く、所要の減量率を得るのに長時間を要す
る。又、130℃以上では、アルカリによる加水分
解速度が早すぎるため、減量率のコントロールが
難かしくなる。しかし、80〜130℃の範囲内の温
度では減量率のコントロールが比較的容易で、ア
ルカリ利用率も良好であり、安定かつ経済的にア
ルカリ減量を行うことが可能である。 減量率が5〜50%、望ましくは10〜30%になる
ようにアルカリ減量処理を行うのは、減量率が5
%以下では、本発明方法の特徴であるシワ付けと
透かし模様の発現に乏しく又、絹様の柔軟な風合
が得難たく、減量率50%以上では引裂強度、引張
強度等の強度低下が大きくなるためであり、減量
率を5〜50%、特に10〜30%とすることによりシ
ワ付けと透かし模様を有しかつ絹様の柔軟な風合
の織物を強度低下少なく製造することができる。 減量率のコントロールは、アルカリ減量処理温
度、時間、アルカリ溶液の濃度により行うことが
できる。又、アルカリ減量処理に際して、第4級
アンモニウム塩等のアルカリ減量促進剤やオルソ
フエニルフエノール等のキヤリヤーの併用も可能
である。 本発明方法では、アルカリ減量処理ののち通常
の方法で無地染色あるいはプリント染色を行うが
染色においては、必要により酢酸等によつて酸洗
浄ののち、十分に水洗することが染色時のアルカ
リ残留による染色斑をなくすために重要である。 無地染色においてはオーバーマイヤー型染色機
から取り出すことなく引続きオーバーマイヤー型
染色機中で無地染色を行うことも可能である。 次に実施例によつて本発明方法の説明を行うが
本発明はこれによつて何ら限定されるものではな
い。 実施例 1 ポリエステル長繊維羽二重(経糸、緯糸共
75d/48f、目付90g/m2、引裂強度は経1.9Kg、
緯1.8Kg)を精練、乾燥后、オーバーマイヤー型
染色機にロープ状で詰め込んだ状態で40g/の
カセイソーダ液を用いて100℃で1時間減量処理
(減量率18%)したのち、十分水洗し、サーキユ
ラー型染色機で緑色に染色し、実施例1とした。 比較のため、次の比較例1の試料を作成し実施
例1との比較を行い、その結果を第1表に示す。 比較例 1 実施例1と同一の羽二重を実施例1と同一の状
態でオーバーマイヤ型染色機に詰め込み10g/
のカセイソーダ液を用いて、100℃で60分間減量
処理(減量率4%)したのち、十分水洗し、実施
例1と同一の方法で染色し、比較例1とした。 比較例 2 実施例1と同一の羽二重を実施例1と同一の状
態でオーバーマイヤー型、染色機に詰め込み80
g/のカセイソーダ液を用いて100℃で150分間
減量処理(減量率60%)したのち、十分水洗し実
施例1と同一の方法で染色し、比較例2とした。
比較例 3 ポリエステル長繊維ツイル(経糸、緯糸共
150d/30f双子使い、目付300g/m2)を精練、乾
燥后、オーバーマイヤー型染色機にロープ状で詰
め込んだ状態で40g/のカセイソーダ液を用い
て100℃で1時間減量処理(減量率20%)したも
のち十分水洗し、実施例1と同一の方法で染色
し、比較例3とした。
【表】
第1表で明らかなように、本発明方法によれば
自然なシワと透かし模様を有する、絹様の柔軟な
風合をもつ織物を得ることができる。
自然なシワと透かし模様を有する、絹様の柔軟な
風合をもつ織物を得ることができる。
第1図は、オーバーマイヤー型染色機内に詰め
込まれた織物の折れ曲がり部(シワ部)の断面図
であり、矢印はアルカリ溶液流を示す。第2図
は、第1図の織物の折れ曲がり部2を展開して拡
大した平面図である。第3図は、本発明方法で得
られた、シワと透かし模様を有する織物の平面見
取図であり、図中の長線はシワ、短線群は透かし
模様を示す。
込まれた織物の折れ曲がり部(シワ部)の断面図
であり、矢印はアルカリ溶液流を示す。第2図
は、第1図の織物の折れ曲がり部2を展開して拡
大した平面図である。第3図は、本発明方法で得
られた、シワと透かし模様を有する織物の平面見
取図であり、図中の長線はシワ、短線群は透かし
模様を示す。
Claims (1)
- 1 目付200g/m2以下、望ましくは50〜150g/
m2のポリエステル系繊維よりなる薄地織物をオー
バーマイヤー型染色機にロープ状で詰め込んだ状
態で減量率が5〜50%、望ましくは10〜30%にな
るようにアルカリ減量処理を行い、しかるのち通
常の方法で無地染色あるいはプリント染色を行う
ことを特徴とする薄地織物の仕上加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5609079A JPS55148274A (en) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | Finishing process |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5609079A JPS55148274A (en) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | Finishing process |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55148274A JPS55148274A (en) | 1980-11-18 |
| JPS635508B2 true JPS635508B2 (ja) | 1988-02-03 |
Family
ID=13017389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5609079A Granted JPS55148274A (en) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | Finishing process |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55148274A (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5059591A (ja) * | 1973-10-01 | 1975-05-22 | ||
| JPS5522586B2 (ja) * | 1973-10-11 | 1980-06-18 | ||
| JPS51136982A (en) * | 1975-05-20 | 1976-11-26 | Chiyaken Kougiyou Kk | Shade dyeing method |
| JPS5345495A (en) * | 1976-10-01 | 1978-04-24 | Kanebo Ltd | Production of chemical lace |
-
1979
- 1979-05-07 JP JP5609079A patent/JPS55148274A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55148274A (en) | 1980-11-18 |
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