JPS6355452B2 - - Google Patents

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JPS6355452B2
JPS6355452B2 JP56084798A JP8479881A JPS6355452B2 JP S6355452 B2 JPS6355452 B2 JP S6355452B2 JP 56084798 A JP56084798 A JP 56084798A JP 8479881 A JP8479881 A JP 8479881A JP S6355452 B2 JPS6355452 B2 JP S6355452B2
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JP
Japan
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compressor
temperature
variable
capacity
value
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Application number
JP56084798A
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English (en)
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JPS57201714A (en
Inventor
Yasuyuki Nishi
Masao Sakurai
Masashi Takagi
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP56084798A priority Critical patent/JPS57201714A/ja
Publication of JPS57201714A publication Critical patent/JPS57201714A/ja
Publication of JPS6355452B2 publication Critical patent/JPS6355452B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60—VEHICLES IN GENERAL
    • B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00—Heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/32—Cooling devices
    • B60H1/3204—Cooling devices using compression

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は吸熱媒体の吐出容量を変化させる容量
可変部材を具備した可変容量型圧縮機を用いてな
る自動車用空調装置の冷却能力調整方法に関す
る。
従来、自動車用空調装置の冷凍サイクルにおい
ては、吸熱媒体の吐出容量が一定である圧縮機を
用いるのが通例であつた。しかして、空調装置の
温度調節あるいは湿度調節の実施に際しては、圧
縮機の運転、停止を交互に切り換える方法がとら
れる。
このため、運転、停止の際に機械系に衝撃を与
え、また吸熱器の温度が脈動するので車室内に好
ましくない温度変動を生じる、あるいはこれらの
対策のために付加的な対策が必要になる、などの
問題があつた。
本発明は上記問題を解決するため、消費動力エ
ネルギの急変を防止し、かつ吸熱器の温度の急変
を防止した冷却能力調整方法を提供することを目
的とする。
加えて本発明は、冷却能力の必要量を参照する
ことにより消費動力エネルギを必要最小限の近傍
に抑え得る冷却能力調整方法を提供することを目
的とする。
本発明によると、車載エンジンを回動動力源と
してクラツチを介して、駆動され吸熱媒体の吐出
容量を変化させるように構成された可変容量型圧
縮機を有し、この圧縮機から吐出された吸熱媒体
が通過する吸熱器を通風ダクト内に配置してなる
冷却能力可変型の冷凍サイクルが使用される。こ
の冷凍サイクルにおいて吸熱器の二次側に生じる
空気温度は圧縮機の容量可変部材の位置に対応し
て段階的または連続的に変化される。さらに冷却
能力を調整するため、吸熱器における現実の冷却
温度(二次空気温度)および吸熱器に導入供給さ
れる空気温度(一次空気温度)を冷却能力の所要
量に対応する参照値と対照し、その結果によりク
ラツチの連結有無と可変容量型圧縮機の容量とを
決定する。
以下に述べる本発明の実施例においては、本発
明を適用した自動車用空調装置の全体構成と、可
変容量型圧縮機の一例と、一次空気温度ならびに
二次空気温度の電気的測定値に応答してクラツチ
の連結有無と圧縮機の容量可変部材の位置とを調
整する電気制御装置の一例とを開示している。
全体構成を示す第1図において、圧縮機1は可
変容量型であり、図示しない車載エンジンからク
ラツチ2を介して回動動力を受け、内部ピストン
の往復動を生じて吸熱媒体を吐出し循還する。後
述のごとく、圧縮機1は容量可変部材を内蔵して
おり、その位置はサーボモータ3とウオームギヤ
4によつて調整される。可変部材の位置はポテン
シヨメータ5により電気的に検出され、電気制御
回路6の入力抵抗網に接続される。
圧縮機1を含む冷凍サイクルは、凝縮器7、レ
シーバ8、膨張弁9、吸熱器としての蒸発器10
を有し、蒸気圧縮式冷凍サイクルをなしている。
蒸発器10は、車室に向つて空調空気を供給する
通風ダクト11に設置されている。この蒸発器1
0は吸熱媒体の通過によつて冷却され、送風機1
2によつて車室内または車室外から導入され白抜
き矢印に示すごとく車室方向へ流れる空気流から
熱を奪い、冷却する。ここにおいて、冷却能力は
蒸発器10を通過する吸熱媒体の流量に応じて変
わる。冷却された空気流はそのまま、あるいは図
示しないエミツクス型などの再加熱器で適度に再
加熱されて車室へ送られる。
次に、本発明における可変容量型圧縮機1の構
成作動について詳述する。
第2図ないし第4図において、101はシヤフ
トであり、第1図図示の電磁クラツチ2および図
示しないVベルトを介して駆動源をなす自動車用
エンジンに連結し、エンジンの駆動力により回転
する。102はシヤフト101と一体に回転する
斜板であり、この斜板102の回転はシユー10
3を介してピストン104を往復運動させる。1
05,106はハウジングで、前記ピストン10
4の往復運動を支持するシリンダ部107を有し
ており、前後に2分割されてアルミニウム等でダ
イカスト成形されている。108はこのハウジン
グ105,106内に形成された吸入通路室であ
る。そして、第3図および第4図に示すようにシ
リンダ部107は5ケ所107a,107b,1
07c,107d,107e形成されており、最
下方のシリンダ部107cと107d間のみ88゜
の角度で間隔が設けてあり、他のシリンダ部間の
間隔はいずれも68゜となるようになつている。ま
た、吸入通路室108は第4図に示すように各シ
リンダ部107間に形成されており、この吸入通
路室108はすべて図示しない1つの冷媒導入口
に接続され、この導入口を経て蒸発器10の出口
側冷媒回路に連通している。
109,110はサイドハウジングで、前記ハ
ウジング105,106の外側にバルブプレート
111,112を挾んで配設されており、このサ
イドハウジング109,110のうち、前記吸入
通路室108にバルブプレート111,112の
吸入側連通穴(図示せず)を介して直接連通する
部分には吸入室113が形成されており、さらに
このサイドハウジング109,110のうち、吸
入室113の内周で前記ピストン104と対向す
る位置には吐出室114が形成されている。この
吐出室114はバルブプレート111,112の
図示しない吐出側連通穴を経てハウジング10
5,106の吐出通路室114a(第4図)に通
じている。115,116はバルブプレート11
1,112とハウジング105,106との間に
介在する弾性金属例えばばね鋼製の円板状弾性金
属板で、この弾性金属板115,116のピスト
ン104と対向する位置には図示しないU字形の
切欠きを設けて吸入弁が形成してある。
なお、ハウジング105,106、サイドハウ
ジング109,110及びバルブプレート11
1,112は通しボルト117によつて一体に連
結されており、通しボルト117は組付けを容易
とするためハウジング105,106内では吸入
通路室108内を通るようになつている。
118,119は通常のニードルベアリングを
用いたラジアルベアリングであり、ハウジング1
05,106にアウターレースを固定させてシヤ
フト101を回転自在に保持するものである。1
20,121はスラストベアリングであり、ハウ
ジング105,106の中心部と斜板102との
間に位置して、斜板102のスラスト方向(軸方
向)にかかる力、つまり斜板102がピストン1
04を往復連通させるとき受ける反力を支持する
ものである。
122はシヤフトシールで、サイドハウジング
109,110のうち駆動源側(換言すれば電磁
クラツチ2側)に位置するサイドハウジング10
9とシヤフト101との間に位置して、圧縮機内
部の冷媒ガスおよび潤滑油が外部へ漏れないよう
気密を保持するものである。
123はサーボモータ3の保持具で、後側のサ
イドハウジング110にビス124にて固定され
ている。サーボモータ3のウオームギヤ4は第3
図に示すようにウオームギヤ125によつて作動
軸126に連結されている。この作動軸126は
最下方のシリンダ部107c,107d間のスペ
ースを利用し、後側のバルブプレート112から
前側のバルブプレート111に至る間に配設され
ており、かつ作動軸126のバルブプレート11
1,112に隣接する部位には、それぞれ平歯車
127,128が取り付けられている。
129,130は環状をした可変リングで容量
可変部材をなすものであり、この可変リング12
9,130はハウジング105,106のうち、
シリンダ部107の外周に設けた円筒状空間内に
圧縮機駆動シヤフト101と同心状になるべく配
設されている。この可変リング129,130に
は作動軸126の回転力が平歯車127,128
及び可変リング129,130内周部に設けられ
た歯129a,130aを介して伝えられ回動す
るようになつている。
そして、各シリンダ部107の壁面には可変リ
ング129,130に最も近い位置に各2ケ所づ
つバイパス孔131a,131bが設けられてお
り、このバイパス溝132a,132b、可変リ
ング129,130内にシヤフト101と平行に
配設されたバイパス溝133、及び可変リング1
29,130の内周面のうち、圧縮機中央側に全
周にわたつて設けられたバイパス溝134を介し
て、ハウジング105,106にあけられたバイ
パスポート135へ連通するようになつており、
更にこのバイパスポート135はハウジング10
5,106に設けられた吸入通路室108に導通
させるべく形成されている。
本実施例においては、シリンダ107壁面にあ
けられたバイパス孔131a,131bはそれぞ
れシリンダ容積を3等分する位置に配設されてお
り、圧縮機中央部側のポート131bのみ、ある
いは両方のポート131a,131bが可変リン
グ129,130の回転角に対応してバイパス溝
132a,132bに対向するような配置になつ
ている(第5,6図参照)。
さらにバイパス溝132a,132bは5つの
シリンダ107a,107b,107c,107
d,107eにそれぞれ対応して配設されている
が、第7図に示すごとく可変リング129,13
0の円周方向にそれぞれ異なつた長さで設けられ
ており、可変リング129,130の回転角に応
じ、吸入通路室108と導通するシリンダ107
の数が異なるよう工夫されている。すなわち、本
実施例の場合、回転角が0゜の場合、全てのバイパ
ス孔131a,131b(計20個)が可変リング
129,130のバイパス溝133に直接対向す
るように位置し、このバイパス溝133、バイパ
ス溝134及びハウジング105,106のバイ
パスポート135を介して吸入通路室108に導
通しており、正味の圧縮仕事をするシリンダ容積
は最小となつている。そして、回転角4゜の場合に
はシリンダ107eに設けられたバイパス孔13
1aのみが、バイパス溝132aと導通しておら
ず、残りのバイパス孔131a,131bはいず
れも吸入通路室108と導通している。以後、回
転角が8゜、12゜…と4゜づつ増えていくに従い、吸入
通路室108と導通しないバイパス孔が1個づつ
増加していき、回転角が36゜の時には、シリンダ
107aに設けられたバイパス孔131bのみが
バイパス溝132bを介して吸入通路室108と
導通し、他は導通していない状態となり、回転角
が40゜になつたとき全てのバイパス孔131a,
131bが閉塞され、圧縮仕事のためのシリンダ
容積は最大となる。この可変リング129,13
0の回転角と正味の圧縮仕事をするシリンダ容積
との関係を示すと第8図のようになり、最大容積
Vmaxと1/3vmaxとの間でシリンダ容積を10段階
にわたつて微細に制御できる。このことは、圧縮
機における消費動力が10段階にわたつて制御され
ることを示す。
なお、この可変リング129,130の回転位
置は位置検出装置5′のポテンシヨメータ5によ
つて電気信号として検出できるようになつてい
る。即ち、作動軸126の端面に形成されたウオ
ームギヤ125が位置検出装置5′の作動歯車2
41にも歯合するようになつており、作動軸12
6(ウオームギヤ125)の回動に応じて位置検
出装置5′のポテンシヨメータ抵抗値が可変して、
その結果可変リング129,130の位置に応じ
て定まる電気信号が出力されるようになつてい
る。位置検出装置5′は、その側面に形成された
ステー242を介してサイドハウジング110に
ピス243により固定されている。なお、サイド
ハウジング110のうち、位置検出装置5′が保
持される部位および前述のサーボモータ3が保持
される部位には収納用の溝を形成することによ
り、サーボモータ3、位置検出装置5′等の保持
をより確実にすると共に、サイドハウジング11
0の面よりサーボモータ3等があまり飛び出ない
ようにしてある。また、図示していないが、サー
ボモータ3、ウオーム歯車4,125、位置検出
装置5′等は防塵のため図示しないカバーで覆わ
れている。
次に、上記斜板式圧縮機1部のみの作用を説明
すると、電磁クラツチ2が接続され、シヤフト1
01および斜板102が回転し始めると、蒸発器
10で気化された冷媒ガスはハウジング105,
106に設けられた図示しない導入口より吸入通
路室108へ導入され、バルブプレート111,
112の吸入側連通穴(図示せず)を通つて前後
のサイドハウジング109,110の吸入室11
3へ流入する。そして斜板102の回転に伴ない
シリンダ部107内を往復運動するピストン10
4が吸入行程となつたとき、吸熱媒体である冷媒
ガスはバルブプレート111,112中の吸入口
より弾性金属板115,116に形成された吸入
弁を経てシリンダ部107内へ吸い込まれる。次
に、ピストン104が圧縮行程に移ると、前記吸
入弁によつて吸入口がとじられ、シリンダ部10
7内の冷媒ガスはピストン104により圧縮さ
れ、バルブプレート111,112の吐出口およ
び吐出弁(図示せず)を経てサイドハウジング1
09,110内の吐出室114へ吐出され、再び
バルブプレート111,112の図示しない吐出
側連通穴よりハウジング105,106内の吐出
通路室114aへ流入し、その後ピストン104
の圧縮行程で高温・高圧になつた冷媒ガスはハウ
ジング105,106の図示しない吐出口より凝
縮器7へ送られる。
しかして、冷媒ガスの吐出流量は、サーボモー
タ3の回転に対応する可変リング129,130
の回転角に応じて10段階に変えられ、蒸発器10
における冷却能力を調整できる。
第1図において蒸発器10の上流側には、蒸発
器10に供給される一次空気の温度を感知するサ
ーミスタ13が設置され、下流側には蒸発器10
で冷却された二次空気の温度を感知するサーミス
タ14が設置されている。両サーミスタ13,1
4は各々雰囲気である一次空気、二次空気の温度
に応じた電気抵抗を示す。両サーミスタ13,1
4と先に述べたポテンシヨメータ5とが、電気制
御回路6の入力側において直列接続されている。
さらにこの直列抵抗回路と可変抵抗15が直列に
接続されている。その接続点の電圧V1が電気制
御回路6に入力され、その動作特性を決定し、サ
ーボモータ3の正逆転を決定する。
可変抵抗15は予め冷却能力を定める参照値
を、変化させるのに使用されるが、使用条件によ
つては、工場出荷時にその抵抗値を予め固定する
ことができ、また空調装置の図示しない温度調節
レバーなどと連動して抵抗値が変わるようにして
もよい。なお、いずれの使用状態においても、蒸
発器10にフロストを生じないように、可変抵抗
15の抵抗値はサーミスタ13,14の抵抗値と
の比において決められる最小値を下回ることのな
いように設定すべきである。
電気制御回路6は、電圧信号V1に応答じてサ
ーボモータ3および電磁クラツチ2の通電リレー
16を駆動する。ここにおいて電気制御回路6の
役割の1つは、サーミスタ14で検出される二次
空気の温度から、蒸発器10における現実の冷却
度を検知し、これと可変抵抗15の設定参照値と
つり合いに応じて変化する電圧信号v1に応じてサ
ーボモータ3を動作させ、圧縮機1の容量を調節
することである。このことは、可変抵抗15の設
定参照値によつて決まる蒸発器10の冷却度が維
持されるように、圧縮機1を最小容量で稼動させ
ることを意味する。
もう一つの電気制御回路6の役割はサーミスタ
13で検出される一次空気の温度を検知し、これ
が可変抵抗15の設定参照値に比して低い場合に
は電磁クラツチ2を遮断し、高い場合に電磁クラ
ツチ2を連結することである。このことは、可変
抵抗15の設定参照値によつて決まる蒸発器10
の冷却度が、蒸発器10において冷却作用を発揮
することなく、通風ダクト11に導入される一次
空気の温度において既に得られている場合に、冷
凍サイクルの無用な運転を停止することを意味す
る。
上述した2つの役割は、サーミスタ13,14
が直列に接続され、個々の抵抗値を独立して検知
することができないにもかかわらず、両サーミス
タが同傾向(実施例は負)の温度抵抗を有するこ
とと、原則的に蒸発器10の二次空気の温度は一
次空気のそれよりも高くなることがないという認
識とに基づいて、電気制御回路において巧みに分
担される。なお、サーミスタ13は温度低下に対
する抵抗値の上昇が2次特性に近いもの、サーミ
スタ14は直線性の良いものが望ましい。
第9図において、可変抵抗15の抵抗値に対す
るポテンシヨメータ5、サーミスタ13,14の
合成抵抗値のつり合いを示す電圧V1が、動作点
(しきい値)の各々異なる3つの比較器17,1
8,19の反転入力端子に共通に入力される。比
較器17,18,19は、非反転入力端子に接続
された固定抵抗網により、電圧va,vb,vc(ただ
し、va>vb>vc)として動作点が与えられてお
り、しかもこの動作点は各々帰還抵抗17a,1
8a,19aによりヒステリシスが付与されてい
る。
この回路の動作を決定する抵抗成分5,13,
14,15において、電圧V1の上昇は冷却能力
の下方調整を示し、電圧V1の下降は冷却能力の
上方調整を示す。概して言えば、蒸発器10の一
次空気または二次空気の低下は、サーミスタ1
3,14の抵抗値の増加として検知され、回路は
冷却能力を低下または冷却作用を停止させるよう
に動作する。また、可変抵抗15の値を大きくす
ることは、冷却能力を増加させることを意味す
る。ポテンシヨメータ5はマイナーループの帰還
作用をなし、制御系のハンチング防止に役立つ。
前述のごとく可変抵抗15は蒸発器10において
フロストを生じないように最大値が予め決められ
ている。いま、可変抵抗15の値が調整されて固
定されているものとして、電気制御回路の役割を
詳細に説明する。
第10図に示すように最も動作点の高い第1の
比較器17は、合成抵抗R1が最も高い場合
(RK・RF)を判別し、出力線17bにその判別結
果に対応した「Lo」、「Hi」レベルの出力信号1
7b′を生じる。すなわち、蒸発器10の一次空気
の温度が低く、従つて2つのサーミスタ13,1
4がいずれも高抵抗値を示すとき、合成抵抗値
R1と可変抵抗15の参照値との比で決まる分圧
電圧v1は、第1の動作点vaを越え、出力信号1
7b′は「Hi」レベルとなる。しかし、一次空気
の温度がある程度高いと、少なくともサーミスタ
13は低抵抗値を示し、分圧電圧v1は第1の動作
点vaより小さくなつて出力信号17b′は「Lo」
レベルになる。
比較器17の出力信号17bはスイツチング増
幅段20を介して、通電リレー16の駆動信号と
して与えられ、リレー16により電磁クラツチ2
の励磁コイル2aを付勢、消勢する。出力信号1
7bが「Lo」レベルのときリレー16は付勢さ
れ、その閉じられた常開接点を介して電磁クラツ
チ2が付勢され、連結状態となつて圧縮機1を回
転させる。一方出力信号17bが「Hi」レベル
になると、電磁クラツチ2は消勢され、圧縮機1
を停止させる。
つまり、一次空気温度がかなり低く合成抵抗
R1が充分高いと、圧縮機1は停止され、一次空
気温度が高くなると可変抵抗15の参照値との比
で決められる点において、圧縮機1はクラツチ2
を介して回転され運転状態になる。
第2、第3の比較器18,19は運転状態にお
ける圧縮機1の容量を決定する。第10図に示す
ように、第2の比較器は合成抵抗R1が中程度の
場合(RC,RD)を判別し、第3の比較器は合成
抵抗R1が最も低い場合(RA,RB)を判別する。
一次空気の温度が比較的高い場合においては、合
成抵抗R1は主にサーミスタ14の抵抗値、つま
り蒸発器10の冷却度に応じて、変化する。従つ
て、分圧電圧v1は可変抵抗15の参照値と現実の
冷却度とに応じた増減傾向を示す。参照値に対す
る比冷却度が高いと分圧電圧v1は高くなり、一方
比冷度が低いと分圧電圧v1は低下する。
第2の比較器18は比冷却度を示す分圧電圧v1
が動作点vbを越えると「Hi」レベル、そうでな
いと「Lo」レベルの出力を生じる。第3の比較
器19は分圧電圧v1が動作点vCを越えると「Hi」
レベル、そうでないと「Lo」レベルの出力を生
じる。れら比較器の出力信号18b,19bは
各々スイツチング増幅段21,22を介して、サ
ーボモータ3の一対の駆動段23(23a,23
b,23c)と24(24a,24b,24c)
とに印加される。
しかして、比冷却度が大きくなり、分圧電圧v1
が動作点vbを越え、第2の比較器18の出力信
号18bが「Hi」レベルになると、駆動段23
の各トランジスタ23a〜23cが導通して、サ
ーボモータ3に電流i1を通電し、このモータ軸の
回転により圧縮機1の可変リング129,130
を回転させて、圧縮機の容量を減少させる。可変
リングの位置はポテンシヨメータ5の電気抵抗と
してフイードバツクされ、合成抵抗R1を減少し
分圧電圧v1を動作点va以下に低下させたとき、
第2の比較器18の出力信号は「Lo」レベルに
転じ、サーボモータ3は停止する。
一方、比冷却度が小さく分圧電圧v1が動作点vC
以下になると、第3の比較器19の出力信号19
bが「Lo」レベルになり、駆動段24の各トラ
ンジスタ24a〜24cが導通して、サーボモー
タ3に電流し2を通電しこのモータを前記と逆方
向に回転させる。このため、圧縮機1の可変リン
グ129,130は圧縮機の容量を増加させる方
向に回転する。これと同時にポテンシヨメータ2
の電気抵抗は増大し、それによつて分圧電圧v1が
動作点vC以上になると、比較器19の出力信号1
9bは「Hi」レベルに転じ、サーボモータ3は
停止する。
分圧電圧v1が動作点vbとvcとの間にある状態
において、第2の比較器18は「Lo」レベル出
力、第3の比較器19は「Hi」レベル出力を
各々生じるが、この状態では駆動段23,24は
すべて遮断しており、サーボモータ3は停止す
る。
このようにサーボモータ3は、比冷却度を示す
分圧電圧v1に応じた位置に可変リング129,1
30を調整し、動作点vb,vc間の不感領域で停
止、維持するように正逆回転を行なう。可変リン
グの回転に伴うポテンシヨメータ5の抵抗変化に
よつて、調節系は一旦静止するが、圧縮機1の容
量が変わつたことにより蒸発器10の二次空気温
度が徐々に変化し、また圧縮機1の回転速度が自
動車の運転状態に応じて変化したり、凝縮器(第
1図7)の雰囲気温度が変化したりすると、冷却
能力が変化し二次空気の温度が変わる。この変化
は現実の二次空気温度としてサーミスタ14で検
出され、分圧電圧v1を上下させることによつて、
再びサーボモータ3の回転を引き起こし、新しい
静止状態で調節系を安定させる。
このようにして、電気制御回路6は蒸発器10
の二次空気の現実の温度によつて冷却度を検知
し、サーボモータ3の回転から静止を制御して圧
縮機容量を加減する調整を行なう。一般的傾向と
して圧縮機容量は、二次空気温度が低いとき、お
よび可変抵抗15の抵抗値が大きいときに小さく
なるように調整されいる。また一次空気の温度が
低いときも、圧縮機容量は小さくなるように調節
される。
かくして、この装置は可変抵抗15で定められ
る所要冷却能力を実現するために、二次空気の温
度に応答して圧縮機1の容量を調節し、また一次
空気の温度が充分低いと、圧縮機1の運転をのも
のを停止させるように、自動的に作動する。
以下本発明の一実施例について説明したが、本
発明は次に示す変形においても適用し得る。
(1) 圧縮機1に関し、上述の実施例ではシリンダ
107のバイパス孔131a,131bをバイ
パス溝132a,132b,133,134等
を介して吸入通路室108に連通したが、この
連通先はシリンダ107内圧力により低圧の空
間、換言すれば内部が吸入圧となつている空間
であればどこでもよく、圧縮機の形状によつて
は、この連通先を吸入室113,クランク室
(斜板2の回転空間)、もしくは吸入行程にある
他のシリンダ107内としてもよい。
(2) 上記実施例では10気筒の斜板式圧縮機を用い
ているが複数の気筒数を有する斜板式圧縮機な
らば、いずれを使用してもよいことはいうまで
もない。また上記実施例では可変リング12
9,130がハウジング105,106の外周
部の円筒状空間内に配設されているが、圧縮機
駆動シヤフト101と各シリンダ107との間
に設けてもよいことはいうまでもない。
(3) 圧縮機12としては可変容量型のものであれ
ば、、斜板型のものに限らず、ベーン型等の他
の型式のものを使用することができる。
(4) 容量可変部材は可変リング129,130に
原らず、圧縮機の型式に応じて種々の形態に変
更し得る。
(5) 駆動装置としては電動サーボモータ3の他に
負圧ダイヤフラム機構とリンク機構との組み合
せ等を用いることもできる。
(6) 蒸発器10の二次空気温度として前述の例で
は蒸発器直後の空気温度を検出したが、これの
他に、蒸発器直後の空気温度を検出したが、こ
れの他に、蒸発器表面温度を検出してもよい。
また、蒸発器部冷媒温度のかわりに蒸発器部冷
媒圧力を検出してもよい。
(7) 設定抵抗15を使用者が手動操作できるよう
に空調装置の制御パネルに設け、設定抵抗15
の抵抗値を使用者が自由に設定できるようにす
れば、圧縮機の容量制御により室温の制御を行
なうことができる。また、蒸発器10の下流側
に再加熱器を配置する場合において、その加熱
量を調節する部材の位置に応じて抵抗値が変わ
るようにしてもよい。また、予め調節された抵
抗値を生じるように半固定抵抗または固定抵抗
を使用してもよい。
(8) 蒸発器1の一次空気の温度を検出するため
に、蒸発器10の直前のに配置したサーミスタ
13を用いるほか、車室外の空気温度を検出で
きる位置に配置した温度検出器と車室内の空気
温度を検出する位置に配置した温度検出器と
を、ダクト11への空気導入の状態に対応して
選択して使用してもよい。
(9) 電気制御回路は例えば第11図に示すように
変形することができる。第1の比較器17′は
蒸発器10の一次空気の温度を検出するサーミ
スタ13′の信号電圧と可変抵抗15′の信号電
圧とを比較し、一次空気温度が可変抵抗15′
によつて決まる参照値より高いとき、電磁クラ
ツチ2を遮断するための「Hi」レベル出力を、
増幅段20(第9図参照)に印加するようにな
つている。また第2、第3の比較器18′,1
9′は蒸発器10の二次空気の温度を検出する
サーミスタ14′の信号電圧と可変抵抗15′の
信号電圧とを比較して、サーボモータ3を正逆
回転するための出力信号を増幅段21,22
(第9図参照)に印加するようになつている。
なお第1の比較器17′に与える参照値と第2、
第3の比較器18′,19′に与える参照値と
を、共通の可変抵抗15′で設定せずに、別々
の可変抵抗で設定値し、かつその2つの可変抵
抗が連動するようにしてもよい。
上述のように本発明においては、吸熱器の一次
次および二次空気の温度または温度と相関する物
理量に応答して、所要の冷却度が得られるように
圧縮機の運転、停止と運転の際の容量の加減とを
行なうことで、機械系の衝撃や温度変動を防止す
ることができ、しかも消費動力エネルギを浪費す
ることがないという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の全体構成図、第2図は本
発明に用いる圧縮機1の一実施例を示す断面図
で、第3図のD−D線に沿う形状を示す。第3図
は同圧縮機の側面図である。第4図は第7図のA
−A矢視断面図で、バイパス孔と可変リングのバ
イパス溝との関係を示す。第5図は上記可変リン
グに設けられた各バイパス溝の位置関係を示す図
で、第6図のB−B矢視方向展開図である。第6
図は第5図のC−C矢視断面図、第7図は各シリ
ンダに対応するバイパス溝の形状を示す断面図、
第8図は可変リングの回転角と圧縮仕事をする正
味シリンダ容積との関係を示す説明図、第9図は
本発明に用いる電気制御回路6の一実施例を示す
電気結線図、第10図は電気制御回路における比
較器17,18,19の動作特性図、第11図は
電気制御回路の変形例を示す電気結線図である。 1……可変容量型圧縮機、2……電磁クラツ
チ、3……サーボモータ、5……ポテンシヨメー
タ、6……電気制御回路、10……蒸発器(吸熱
器)、11……通風ダクト、13……一次空気の
温度検出用サーミスタ、14……二次空気の温度
検出用サーミスタ、15……参照値を設定する可
変抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車載エンジンを回転動力源としてクラツチを
    介して駆動され吸熱媒体の吐出容量を変化させる
    ように構成された可変容量型圧縮機を有し、この
    圧縮機から吐出された吸熱媒体が通過する吸熱器
    を通風ダクト内に配置してなる自動車用空調装置
    の冷却能力を調整する方法であつて、前記吸熱器
    に供給される一次空気の温度値、および前記吸熱
    器で吸熱された二次空気の温度値またはこの温度
    値と相関を有する物理量の値に応答し、前記一次
    空気の温度値が予め定める参照値に比して所要の
    高さを有するときに前記クラツチを連結せしめ、
    かつ前記二次空気の温度値または相関を有する物
    理量の値と前記参照値との偏差に対応して前記圧
    縮機の容量を加減する自動車用空調装置の冷却能
    力調整方法。
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