JPS6361982B2 - - Google Patents
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- JPS6361982B2 JPS6361982B2 JP56098980A JP9898081A JPS6361982B2 JP S6361982 B2 JPS6361982 B2 JP S6361982B2 JP 56098980 A JP56098980 A JP 56098980A JP 9898081 A JP9898081 A JP 9898081A JP S6361982 B2 JPS6361982 B2 JP S6361982B2
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本発明はスラリー状熱硬化性水分散樹脂塗料組
成物に関する。本発明は、詳しくは、加熱による
被膜形成時にワキ(加熱時、主として分散媒の急
激な蒸発による被膜の発泡ならびにこれに起因す
るピンホール、小孔等の発生現象をいう)及びヒ
ビワレを生じることなく、平滑性や他の物理的・
化学的諸性質たとえば耐水性・耐湿性・耐食性等
に優れた塗膜を形成する粒子沈降性および再分散
性の改善されたスラリー状熱硬化性水分散樹脂塗
料組成物(以下、「スラリー状塗料」と略称する)
に関する。 近時、塗料及び塗装の無公害化、省資源化が要
望され、これに適するものの一つにスラリー状塗
料が開発され、その実用化がはかられている。 たとえば特開昭48−45529号公報には、非水溶
性の粉末塗料を水中に一様に懸濁させたスラリー
を塗装する方法が開示され、粉末粒子のベースと
して種々の被膜形成体(アクリル樹脂、アルキド
樹脂、ビニル樹脂、ポリエステル、ナイロン、エ
ポキシ樹脂等)が紹介されている。この種のスラ
リー状水懸濁樹脂は、一般的に粒子径が1〜100
ミクロン程度の樹脂粉末を、水を主体とする媒体
中に20〜70重量%の固形分濃度で分散したもので
あるため、有機溶剤による環境汚染や毒性がな
く、しかも通常の液状塗料における塗装方法が適
用でき、また1回の塗装で比較的厚膜の仕上りが
得られるという長所を有している。 さらにその構成成分中に多量の水可溶性界面活
性剤を使用しないため、被膜の耐水性、耐湿性、
耐薬品性等も良好であるという特徴を有する。 しかしながら、このような長所を有するスラリ
ー状水分散樹脂には、その性質上つぎのような欠
点をも包蔵することが指摘される。 その顕著なものは、樹脂粒子を安定な分散状態
で水中に懸濁させるために、水溶性増粘剤、無機
顔料(体質顔料も含む)分散液、水溶性樹脂など
を比較的多量に使用しなければならなかつた点で
ある。 例えば、特公昭55−4149号公報および同55−
4150号公報には、水性樹脂ないしは補助的化学反
応性基を有する水性樹脂を配合した水性デイスパ
ージヨン塗料組成物が開示されているが、これら
は耐水性・耐湿性の点で満足すべきものと言え
ず、また水性樹脂の共存により水分散系での樹脂
粒子の沈降が認められ、分散安定性は不十分であ
る。 さらには、水分散樹脂系に親水性の超微粒子状
無機化合物(すなわち前記の無機顔料)を配合す
る例も特公昭55−4342号公報で紹介されている
が、加熱による被膜形成時に無機顔料が樹脂の溶
融流動性を阻害し、被膜の平滑性、光沢等を低下
させるという欠点が避けられない。 また加熱形成時に塗膜にヒビワレやワキを生じ
易い難点があつた。 これらの問題点を解決するため、たとえば特開
昭54−132630公報には、特定の熱硬化性樹脂粉末
に平均分子量200〜10000のポリエチレングリコー
ルを添加する例が発表されているが、被膜の耐水
性・耐湿性の低下は避けられず、またそのスラリ
ー塗料の粒子沈降性・再分散性、ひいては、長期
貯蔵性の点で満足すべき状態にない。 水溶性樹脂の配合に関しては、特殊な例として
リン片状アルミ顔料を添加した特公昭55−433号
公報記載のスラリー塗料も知られているが、高輝
度の塗膜を得るという目的はとも角として、前記
の欠陥を内蔵するものと言えよう。 そのほかスラリー塗料特有の塗装上および製造
上の問題点を解決する方法として、特開昭54−
144442号公報、特公昭55−4341号公報等に提案さ
れている技術があり、また米国特許第4100315号
公報には、微粒子状熱硬化性合成樹脂と特定のア
ルキルフエニルオキセチレートまたは特定のアミ
ノココナツ脂肪酸オキセチレートの湿潤剤とより
なる長期貯蔵性の水性組成物懸濁液を金属表面に
施して均質で薄い、接着性非孔質ラツカーフイル
ムを製造する方法について開示しているが、基本
的には分散樹脂粒子の系中における安定性たとえ
ば粒子沈降性および再分散性、加熱下、膜形成時
の樹脂の溶融流動性たとえばヒビワレやワキの発
生、ならびに硬化塗膜の物理的・化学的性質たと
えば塗面の平滑性、耐水性、耐湿性、耐食性等の
諸問題を同時に解決せんとする本発明の課題につ
いては何等示唆するところがない。 本発明者等は、熱硬化性樹脂粒子の分散状態を
安定に保持し、加熱成膜時における熱硬化性樹脂
粒子の溶融流動性を促進すると同時に塗面の平滑
性、耐水性、耐湿性など塗膜性能に悪影響を及ぼ
すことの少ない添加剤(以下、単に「流動性助
剤」という。)を広範に探索した結果、スラリー
状塗料の技術分野において、従来技術にない極め
て特異な効果を奏する流動性助剤としてHLB8.5
以下の水不溶性または水分散性ノニオン界面活性
剤を使用することにより前記課題を解決しうるに
至つた。 すなわち本発明は、水不溶性かつ常温固体の熱
硬化性樹脂粒子(以下「樹脂粒子」と略記する)
と、該粒子100重量部当たり0.1〜10重量部の流動
性助剤であるHLB8.5以下の水不溶性または水分
散性ノニオン界面活性剤とを水性媒体中に分散せ
しめてなるスラリー状塗料に関するものである。 従来、ノニオン系をはじめとする水可溶性界面
活性剤は、スラリー状塗料の技術分野において樹
脂粉末及び顔料等の固形成分を水に分散する場合
の分散助剤として専ら用いられてきており、スラ
リー系における分散機能のみに着目されて来た。
本発明者らは、種々研究の結果特定のノニオン界
面活性剤がスラリー状塗料の塗膜形成過程におい
て樹脂粒子の溶融流動性に著効を奏することを見
出した。本発明においては、HLB8.5以下の水不
溶性または水分散性ノニオン界面活性剤を熱硬化
性粉体スラリー系に使用することにより、塗装後
加熱時の樹脂粒子間のすべりを向上せしめるとと
もに、該界面活性剤が樹脂成分と相溶する場合に
は可塑化効果を与えることができ、これによつて
樹脂粒子の溶融流動性がさらに良好となるため、
塗面平滑性を格段と改善することができる。ま
た、該界面活性剤を適量使用すれば、塗膜形成後
における耐水性、耐湿性、耐食性などの性能に悪
影響をほとんど与えないという利点もある。 HLBは、一般にノニオン界面活性剤の分子に
おける親水性・親油性バランスを表わす指標とし
て現在広く使用されている。分子中の親水性部分
に主としてポリオキシエチレン及び多価アルコー
ルを想定し、それが分子中にW重量%存在すると
き HLB=W/5 と表わすことができる。 上記の式によつて計算されたノニオン界面活性
剤のHLBが12〜14のときは、親水性・親油性バ
ランスがほぼつり合つていると解され、12以下で
は親油性の度合いが増加する。すなわち、本発明
のスラリー状塗料に用いられるノニオン界面活性
剤は親油性領域にその特性を有するのである。 本発明に用いる流動性助剤であるノニオン界面
活性剤のHLBは8.5以下、好ましくは8以下であ
る。HLBが8.5を越えると、それ自身水分散性で
あつても親水性物質としての作用が強くなり、硬
化塗膜の耐水性、耐湿性等に悪影響を与えるため
好ましくない。 本発明において、流動性助剤としてのノニオン
界面活性剤は、樹脂粒子の溶融流動性の向上を目
的としてとくに量的制約なく使用することができ
るが、好適には樹脂粒子100重量部に対し0.1〜10
重量部、さらに好ましくは0.5〜5重量部の添加
量が採用される。0.1重量部より少ないと流動性
向上効果が低下しやすく、また10重量部を越える
と硬化塗膜の耐水性、耐湿性などに影響する傾向
を示すことがある。 また、ノニオン界面活性剤のHLBが低く水に
不溶の場合には、微量の水可溶性界面活性剤を併
用し、水に分散させて使用することが必要であ
る。かかる水可溶性界面活性剤としてはノニオン
系が好ましいが、場合によりカチオン界面活性
剤、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤などを
使用することもできる。水可溶性界面活性剤の使
用はできるだけ少量にとどめることが好ましく、
具体的には、樹脂粒子100重量部に対し0.01〜1.0
重量部の範囲とする。0.01重量部より少なくては
水分散化効果が小さく、また1.0重量部以上では
塗膜の耐水性、耐湿性などを損ないやすい。 なお上記の水可溶性界面活性剤は、流動性助剤
としてのノニオン界面活性剤の水分散化に使用さ
れるばかりでなく、樹脂粒子の水媒中への分散助
剤としても用いられる。これら水可溶性界面活性
剤の具体例については後述する。 流動性助剤として使用可能なノニオン界面活性
剤を具体的に挙げると、HLB8.5以下のポリオキ
シエチレンアルキルフエニルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル
リン酸エステル、アルキルリン酸エステル、ポリ
オキシエチレンひまし油誘導体、グリセリンモノ
脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルなど
がある。 本発明で使用される樹脂粒子は、非水溶性かつ
常温固体の熱硬化性樹脂よりなる粒子であつて、
塗膜形成能を有するものであればよく、一般に粉
体塗料として使用されている樹脂粒子であれば特
に制限なく用いることができ、また顔料等を含ん
でいてもよい。すなわち、塗布された後加熱によ
り硬化して所定の性能を有する塗膜を形成するも
のであつて、必要に応じて通常の硬化剤、顔料、
添加剤、充填剤などを含有する塗膜形成樹脂の樹
脂粒子を使用することができる。なお、本発明に
おける樹脂粒子は、熱硬化性樹脂のみからなるも
ののほか、上記のように顔料等を含有するものを
も包括する。 本発明における樹脂粒子のガラス転移温度およ
び融点は塗膜性能と分散安定性とにより決定され
るが、その値は塗膜形成樹脂の種類により異な
る。本発明のスラリー状塗料の場合、前記の流動
性助剤の配合により分散安定性が非常に良好とな
つているため比較的低ガラス転移温度または低融
点のものも使用可能であるが、常温で固体であつ
て、軟化温度が30〜120℃のものがよい。軟化温
度が30℃以下では樹脂粒子相互の融着が起りやす
く、塗料化したのち貯蔵中にゲル状変化を起すた
め、不安定で使用上好ましくない。 また軟化温度が120℃以上の場合には、流動性
助剤を多量に使用しても良好な塗面平滑性を得る
ことが困難で好ましくない。 本発明における樹脂粒子の粒度は、水性媒体中
で平均粒度3〜50ミクロンが適当である。平均粒
度が3ミクロン以下の場合には、系のチキソトロ
ピー性の増大により見かけの塗料粘度が大きくな
る。そのため、使用上たとえばスプレー塗装に際
し適度な粘度に調整すると固形分が低くなり、そ
の結果厚膜で仕上げることが困難となる。 また平均粒度が50ミクロン以上の場合には、加
熱成膜後の塗面平滑性が低下するため好ましくな
い。 さらには、スプレーガンなどの詰まりなどのた
め平均粒度30ミクロン以下が好ましい。平均粒度
は、光学顕微鏡もしくは遠心沈降光透過式粒度分
布測定機により測定し、粒子1個当りの算術平均
定方向径として計算される。 本発明に使用される樹脂粒子を構成する塗膜形
成樹脂の具体例としてはエポキシ樹脂系、エポキ
シ・ポリエステル樹脂系、ポリエステル樹脂系、
アクリル樹脂系、ポリウレタン樹脂系などの熱硬
化性樹脂が挙げられる。 本発明に使用される水性媒体は、水を主成分と
し、前記の水可溶性界面活性剤、親水性溶剤、水
溶性増粘剤、無機顔料および流動性増与剤のうち
一種以上を含有することができる。かかる水性媒
体は、スラリー状塗料に適当な流動性又は粘稠度
を与える範囲でとくに量的制限なく使用すること
ができるが、好適には樹脂粒子100重量部に対し
40〜400重量部の範囲が採用される。 本発明における水性媒体に添加する水可溶性界
面活性剤はノニオン系、アニオン系、カチオン
系、および両性界面活性剤系を包含し、樹脂粒子
100重量部に対して0.01〜1.0重量部の範囲で使用
するのが適当である。 これら水可溶性界面活性剤のうち、アニオン界
面活性剤の例として、アルキル硫酸エステル塩、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステ
ル塩、アルキルスルホコハク酸塩、N―アシルサ
ルコシン塩、β―ナフタリンスルホン酸ホルマリ
ン縮合物塩などが挙げられる。 カチオン界面活性剤の例としては、第4級アン
モニウム塩、ピリジニウム塩などが挙げられる。 ノニオン界面活性剤の例としては、ソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトー
ル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンアルコールエーテ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレンアルキ
ルフエニルエーテル、アルキルリン酸エステル、
ポリオキシエチレンリン酸エステル、ポリオキシ
エチレン・ポリオキシプロピレンブロツクポリマ
ー、脂肪酸アルキロールアミドなどが挙げられ
る。 本発明のスラリー状塗料の貯蔵安定性をさらに
改善するために公知の親水性溶剤を、水100重量
部に対して0.01ないし5重量部の範囲で、添加す
ることができる。 該親水性溶剤としては、樹脂粒子に対して常温
で溶解性を有せず、かつ、沸点が180℃以上のも
のがよく、その例としてエチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、
プロピレングリコール・ジプロピレングリコー
ル、1,4―ブタンジオール、1,3―ブチレン
グリコール、ヘキシレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、トリプロピレングリコール、ペン
タンジオール、ペプタンジオールなどを挙げるこ
とができる。 本発明における水性媒体に、塗膜のずり落ち防
止、スラリー状塗料の粒子沈降性ひいては貯蔵安
定性の改善のため、樹脂粒子100重量部に対して
0.01〜1.0重量部の範囲で公知の水溶性増粘剤を
添加することができる。0.01重量部以下の添加量
では、その効果が充分でなく、また1.0重量部以
上の添加量では、塗膜性能、特に光沢が低下し、
平滑性が悪化する。かかる水溶性増粘剤の例とし
て、カルボキシル基含有アクリル共重合体のアル
カリ塩、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルア
ミド、セルロース誘導体、ポリエチレンオキサイ
ド(分子量30000以上のものがよい)などを挙げ
ることができる。 本発明における水性媒体に、塗膜のずり落ち防
止およびスラリー状塗料の貯蔵安定性をさらに改
善するために、樹脂粒子100重量部に対し0.01〜
3.0重量部の範囲で公知の無機顔料を添加するこ
とができる。たとえば、微粉のシリカ、酸化アル
ミニウム、炭酸カルシウム、クレー、ベントナイ
ト、タルクなどが配合でき、これらを添加する場
合、その添加量が0.01重量部以下では、その効果
がなく、また3.0重量部以上では塗膜の光沢が低
下し、さらに、樹脂の溶融流動性を阻害するため
好ましくない。 本発明における水性媒体に添加する流動性増与
剤としては、90〜300の分子量を有する対称型ジ
オール類の酸化エチレンもしくは酸化プロピレン
付加体が使用される。 流動性増与剤に用いるジオール類の分子量が90
以下ではポリエチレングリコール類似の性質を示
し、塗膜性能とくに耐水性、耐湿性において好ま
しくない。また分子量が300以上では界面活性剤
的性質が強くなるので、塗膜の耐水性、耐湿性が
低下し、好ましくない。好ましい分子量の範囲は
150〜250である。 90〜300の分子量を有する対称型ジオール類の
酸化エチレンもしくは酸化プロピレン付加体にお
ける該ジオール類の例としてビスフエノールA、
シクロヘキサン1,4―ジオール、n―ブタン
1,4―ジオール、n―ペンタン1,5―ジオー
ル、n―ヘキサン1,6―ジオール、1,4―ジ
メチル・n―ブタン1,4―ジオール、1,4―
ジエチルn―ブタン1,4―ジオール、3,6―
ジメチル4―オクチン3,6―ジオール、2,
4,7,9―テトラメチル―5―デシン4,7―
ジオールなどを挙げることができる。 特に3,6ジメチル4―オクチン3,6―ジオ
ール、2,4,7,9―テトラメチル―5―デシ
ン4,7―ジオールなどが好ましい。 該ジオール類の酸化エチレンもしくは酸化プロ
ピレン付加体としては、たとえば、 のような対称型ジオール1モル当り酸化エチレン
もしくは酸化プロピレンを4〜100モル付加した (酸化エチレン付加モル数 N=x+y) のごとき、ジオール部が疎水性鎖を形成する構造
の化合物が好ましい。 上記の対称型ジオール類のうちアセチレン結合
を有するものおよびその酸化エチレンの付加体に
ついては、既に「塗装と塗料」誌(昭和53年2月
号)に、その基本的性質について総説的に記載さ
れており、また、熱硬化性アクリルエマルシヨン
および水溶性の常乾型アルキドプライマーを対象
として、その消泡性および塗膜のはじき防止性
(濡れ)の事例について概説されているが、前記
したスラリー系における本発明の特定の課題の解
決については、それを示唆するに足る記載を見出
すことはできない。 該ジオール類に対する酸化エチレンもしくは酸
化プロピレンの付加モル数が4以下となると水に
対する溶解度が減少し、使用が困難になる。ま
た、100モル以上付加するとほとんどポリエチレ
ングリコールもしくはポリプロピレングリコール
と同様となり、塗膜性能が低下して好ましくな
い。好ましくは10〜50モルである。なお、該ジオ
ール類の酸化プロピレン付加体は、酸化エチレン
付加体にくらべ親水性がやや弱く、場合によつて
水に難溶となる傾向を示すことがあるので、好適
には酸化エチレン付加体と併用し、樹脂粒子に添
加後アトライターなどによる分散工程を後で加え
ることが望ましい。 流動性増与剤の添加量としては、その種類によ
り多少変動するが、樹脂粒子100重量部に対して
1〜20重量部の範囲で使用可能であり、1重量部
以下では分散安定性がやや向上する傾向を示すの
みで、流動性増与効果が不充分である。また、20
重量部以上使用すると塗膜性能低下の傾向が見ら
れ好ましくない。樹脂流子100重量部に対して2
〜10重量部の範囲で使用するのが好ましい。 本発明のスラリー状塗料には、塗膜のハジキ防
止のため公知の表面張力調整剤(塗面調整剤とも
いう)を水に対して1重量%以下で添加すること
もできる。該表面張力調整剤の例としてアクリル
系オリゴマー、シリコンオイルなど水系塗料に通
常使用される表面張力調整剤を挙げることができ
る。 本発明における樹脂粒子の製造にあたつては、
原料樹脂組成物を加熱溶融混練した後、冷後粉砕
するか、または溶剤に溶解後分散混合し、次いで
溶剤を除去した樹脂組成物を粉砕する工程が採用
される。 本発明において樹脂粒子を水性媒体に分散させ
るには、該粉砕粒子と流動性助剤としてHLB8.5
以下のノニオン界面活性剤の水分散物とを水性媒
体に混合し、ボールミル、サンドミル、アトライ
ターなど通常の分散方法により所定の粒度になる
まで分散を行う。 以上説明したように、本発明のスラリー状塗料
によれば、特にHLB8.5以下のノニオン界面活性
剤である流動性助剤を使用することにより、スラ
リー状塗料の粒子沈降性、再分散性等が従来のス
ラリー状塗料に比較して格段と向上し、したがつ
て長期貯蔵性、塗装作業性等が改善され、スラリ
ー状塗料の加熱下における塗膜形成時の樹脂の溶
融流動性が改善される結果ヒビワレやワキの発生
がなく、同時に硬化塗膜の平滑性、耐水性、耐湿
性、耐食性等の塗膜性能が改善されるなど、従来
技術による組成物に比し、著しく優れた特有の効
果が得られる。 以下実施例および比較例により、本発明をさら
に説明する。実施例中、部および%は、それぞれ
重量部および重量%を表わす。 実施例1〜13および比較例1 下記の配合で各原料をドライブレンドしたのち
エクストルーダーを使用し約100℃で溶融混練し、
ついで冷却後粉砕する。これを分級して粒度30〜
100ミクロンのポリエステル系熱硬化性樹脂粒子
(グルー)を作製した。 水酸基官能性ポリエステル樹脂注―1) 80部 ブロツク化イソシアネート系硬化剤注―2) 20 酸化チタン(ルチル型) 48 カーボンブラツク 2 有機スズ系触媒 1 塗面調整剤 1 152 注―1)横浜化成株式会社販売品、商品名 URALAC P―2504、軟化温度96℃ 注―2)フエバ化学会社製品、商品名 ADDUCT B―989 (1) スラリー状塗料A〜Fの製造 上記樹脂粒子100部に対して、水溶性のノニ
オン界面活性剤(第一工業製薬会社製:商品名
ノイゲンET―143)0.1部および脱イオン水100
部を添加して粗分散スラリー状液を作製した。 流動性助剤としてHLB8.4のポリオキシエチ
レンモノオレイン酸エステルを下記の配合
(部)により水分散液とした。
成物に関する。本発明は、詳しくは、加熱による
被膜形成時にワキ(加熱時、主として分散媒の急
激な蒸発による被膜の発泡ならびにこれに起因す
るピンホール、小孔等の発生現象をいう)及びヒ
ビワレを生じることなく、平滑性や他の物理的・
化学的諸性質たとえば耐水性・耐湿性・耐食性等
に優れた塗膜を形成する粒子沈降性および再分散
性の改善されたスラリー状熱硬化性水分散樹脂塗
料組成物(以下、「スラリー状塗料」と略称する)
に関する。 近時、塗料及び塗装の無公害化、省資源化が要
望され、これに適するものの一つにスラリー状塗
料が開発され、その実用化がはかられている。 たとえば特開昭48−45529号公報には、非水溶
性の粉末塗料を水中に一様に懸濁させたスラリー
を塗装する方法が開示され、粉末粒子のベースと
して種々の被膜形成体(アクリル樹脂、アルキド
樹脂、ビニル樹脂、ポリエステル、ナイロン、エ
ポキシ樹脂等)が紹介されている。この種のスラ
リー状水懸濁樹脂は、一般的に粒子径が1〜100
ミクロン程度の樹脂粉末を、水を主体とする媒体
中に20〜70重量%の固形分濃度で分散したもので
あるため、有機溶剤による環境汚染や毒性がな
く、しかも通常の液状塗料における塗装方法が適
用でき、また1回の塗装で比較的厚膜の仕上りが
得られるという長所を有している。 さらにその構成成分中に多量の水可溶性界面活
性剤を使用しないため、被膜の耐水性、耐湿性、
耐薬品性等も良好であるという特徴を有する。 しかしながら、このような長所を有するスラリ
ー状水分散樹脂には、その性質上つぎのような欠
点をも包蔵することが指摘される。 その顕著なものは、樹脂粒子を安定な分散状態
で水中に懸濁させるために、水溶性増粘剤、無機
顔料(体質顔料も含む)分散液、水溶性樹脂など
を比較的多量に使用しなければならなかつた点で
ある。 例えば、特公昭55−4149号公報および同55−
4150号公報には、水性樹脂ないしは補助的化学反
応性基を有する水性樹脂を配合した水性デイスパ
ージヨン塗料組成物が開示されているが、これら
は耐水性・耐湿性の点で満足すべきものと言え
ず、また水性樹脂の共存により水分散系での樹脂
粒子の沈降が認められ、分散安定性は不十分であ
る。 さらには、水分散樹脂系に親水性の超微粒子状
無機化合物(すなわち前記の無機顔料)を配合す
る例も特公昭55−4342号公報で紹介されている
が、加熱による被膜形成時に無機顔料が樹脂の溶
融流動性を阻害し、被膜の平滑性、光沢等を低下
させるという欠点が避けられない。 また加熱形成時に塗膜にヒビワレやワキを生じ
易い難点があつた。 これらの問題点を解決するため、たとえば特開
昭54−132630公報には、特定の熱硬化性樹脂粉末
に平均分子量200〜10000のポリエチレングリコー
ルを添加する例が発表されているが、被膜の耐水
性・耐湿性の低下は避けられず、またそのスラリ
ー塗料の粒子沈降性・再分散性、ひいては、長期
貯蔵性の点で満足すべき状態にない。 水溶性樹脂の配合に関しては、特殊な例として
リン片状アルミ顔料を添加した特公昭55−433号
公報記載のスラリー塗料も知られているが、高輝
度の塗膜を得るという目的はとも角として、前記
の欠陥を内蔵するものと言えよう。 そのほかスラリー塗料特有の塗装上および製造
上の問題点を解決する方法として、特開昭54−
144442号公報、特公昭55−4341号公報等に提案さ
れている技術があり、また米国特許第4100315号
公報には、微粒子状熱硬化性合成樹脂と特定のア
ルキルフエニルオキセチレートまたは特定のアミ
ノココナツ脂肪酸オキセチレートの湿潤剤とより
なる長期貯蔵性の水性組成物懸濁液を金属表面に
施して均質で薄い、接着性非孔質ラツカーフイル
ムを製造する方法について開示しているが、基本
的には分散樹脂粒子の系中における安定性たとえ
ば粒子沈降性および再分散性、加熱下、膜形成時
の樹脂の溶融流動性たとえばヒビワレやワキの発
生、ならびに硬化塗膜の物理的・化学的性質たと
えば塗面の平滑性、耐水性、耐湿性、耐食性等の
諸問題を同時に解決せんとする本発明の課題につ
いては何等示唆するところがない。 本発明者等は、熱硬化性樹脂粒子の分散状態を
安定に保持し、加熱成膜時における熱硬化性樹脂
粒子の溶融流動性を促進すると同時に塗面の平滑
性、耐水性、耐湿性など塗膜性能に悪影響を及ぼ
すことの少ない添加剤(以下、単に「流動性助
剤」という。)を広範に探索した結果、スラリー
状塗料の技術分野において、従来技術にない極め
て特異な効果を奏する流動性助剤としてHLB8.5
以下の水不溶性または水分散性ノニオン界面活性
剤を使用することにより前記課題を解決しうるに
至つた。 すなわち本発明は、水不溶性かつ常温固体の熱
硬化性樹脂粒子(以下「樹脂粒子」と略記する)
と、該粒子100重量部当たり0.1〜10重量部の流動
性助剤であるHLB8.5以下の水不溶性または水分
散性ノニオン界面活性剤とを水性媒体中に分散せ
しめてなるスラリー状塗料に関するものである。 従来、ノニオン系をはじめとする水可溶性界面
活性剤は、スラリー状塗料の技術分野において樹
脂粉末及び顔料等の固形成分を水に分散する場合
の分散助剤として専ら用いられてきており、スラ
リー系における分散機能のみに着目されて来た。
本発明者らは、種々研究の結果特定のノニオン界
面活性剤がスラリー状塗料の塗膜形成過程におい
て樹脂粒子の溶融流動性に著効を奏することを見
出した。本発明においては、HLB8.5以下の水不
溶性または水分散性ノニオン界面活性剤を熱硬化
性粉体スラリー系に使用することにより、塗装後
加熱時の樹脂粒子間のすべりを向上せしめるとと
もに、該界面活性剤が樹脂成分と相溶する場合に
は可塑化効果を与えることができ、これによつて
樹脂粒子の溶融流動性がさらに良好となるため、
塗面平滑性を格段と改善することができる。ま
た、該界面活性剤を適量使用すれば、塗膜形成後
における耐水性、耐湿性、耐食性などの性能に悪
影響をほとんど与えないという利点もある。 HLBは、一般にノニオン界面活性剤の分子に
おける親水性・親油性バランスを表わす指標とし
て現在広く使用されている。分子中の親水性部分
に主としてポリオキシエチレン及び多価アルコー
ルを想定し、それが分子中にW重量%存在すると
き HLB=W/5 と表わすことができる。 上記の式によつて計算されたノニオン界面活性
剤のHLBが12〜14のときは、親水性・親油性バ
ランスがほぼつり合つていると解され、12以下で
は親油性の度合いが増加する。すなわち、本発明
のスラリー状塗料に用いられるノニオン界面活性
剤は親油性領域にその特性を有するのである。 本発明に用いる流動性助剤であるノニオン界面
活性剤のHLBは8.5以下、好ましくは8以下であ
る。HLBが8.5を越えると、それ自身水分散性で
あつても親水性物質としての作用が強くなり、硬
化塗膜の耐水性、耐湿性等に悪影響を与えるため
好ましくない。 本発明において、流動性助剤としてのノニオン
界面活性剤は、樹脂粒子の溶融流動性の向上を目
的としてとくに量的制約なく使用することができ
るが、好適には樹脂粒子100重量部に対し0.1〜10
重量部、さらに好ましくは0.5〜5重量部の添加
量が採用される。0.1重量部より少ないと流動性
向上効果が低下しやすく、また10重量部を越える
と硬化塗膜の耐水性、耐湿性などに影響する傾向
を示すことがある。 また、ノニオン界面活性剤のHLBが低く水に
不溶の場合には、微量の水可溶性界面活性剤を併
用し、水に分散させて使用することが必要であ
る。かかる水可溶性界面活性剤としてはノニオン
系が好ましいが、場合によりカチオン界面活性
剤、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤などを
使用することもできる。水可溶性界面活性剤の使
用はできるだけ少量にとどめることが好ましく、
具体的には、樹脂粒子100重量部に対し0.01〜1.0
重量部の範囲とする。0.01重量部より少なくては
水分散化効果が小さく、また1.0重量部以上では
塗膜の耐水性、耐湿性などを損ないやすい。 なお上記の水可溶性界面活性剤は、流動性助剤
としてのノニオン界面活性剤の水分散化に使用さ
れるばかりでなく、樹脂粒子の水媒中への分散助
剤としても用いられる。これら水可溶性界面活性
剤の具体例については後述する。 流動性助剤として使用可能なノニオン界面活性
剤を具体的に挙げると、HLB8.5以下のポリオキ
シエチレンアルキルフエニルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル
リン酸エステル、アルキルリン酸エステル、ポリ
オキシエチレンひまし油誘導体、グリセリンモノ
脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルなど
がある。 本発明で使用される樹脂粒子は、非水溶性かつ
常温固体の熱硬化性樹脂よりなる粒子であつて、
塗膜形成能を有するものであればよく、一般に粉
体塗料として使用されている樹脂粒子であれば特
に制限なく用いることができ、また顔料等を含ん
でいてもよい。すなわち、塗布された後加熱によ
り硬化して所定の性能を有する塗膜を形成するも
のであつて、必要に応じて通常の硬化剤、顔料、
添加剤、充填剤などを含有する塗膜形成樹脂の樹
脂粒子を使用することができる。なお、本発明に
おける樹脂粒子は、熱硬化性樹脂のみからなるも
ののほか、上記のように顔料等を含有するものを
も包括する。 本発明における樹脂粒子のガラス転移温度およ
び融点は塗膜性能と分散安定性とにより決定され
るが、その値は塗膜形成樹脂の種類により異な
る。本発明のスラリー状塗料の場合、前記の流動
性助剤の配合により分散安定性が非常に良好とな
つているため比較的低ガラス転移温度または低融
点のものも使用可能であるが、常温で固体であつ
て、軟化温度が30〜120℃のものがよい。軟化温
度が30℃以下では樹脂粒子相互の融着が起りやす
く、塗料化したのち貯蔵中にゲル状変化を起すた
め、不安定で使用上好ましくない。 また軟化温度が120℃以上の場合には、流動性
助剤を多量に使用しても良好な塗面平滑性を得る
ことが困難で好ましくない。 本発明における樹脂粒子の粒度は、水性媒体中
で平均粒度3〜50ミクロンが適当である。平均粒
度が3ミクロン以下の場合には、系のチキソトロ
ピー性の増大により見かけの塗料粘度が大きくな
る。そのため、使用上たとえばスプレー塗装に際
し適度な粘度に調整すると固形分が低くなり、そ
の結果厚膜で仕上げることが困難となる。 また平均粒度が50ミクロン以上の場合には、加
熱成膜後の塗面平滑性が低下するため好ましくな
い。 さらには、スプレーガンなどの詰まりなどのた
め平均粒度30ミクロン以下が好ましい。平均粒度
は、光学顕微鏡もしくは遠心沈降光透過式粒度分
布測定機により測定し、粒子1個当りの算術平均
定方向径として計算される。 本発明に使用される樹脂粒子を構成する塗膜形
成樹脂の具体例としてはエポキシ樹脂系、エポキ
シ・ポリエステル樹脂系、ポリエステル樹脂系、
アクリル樹脂系、ポリウレタン樹脂系などの熱硬
化性樹脂が挙げられる。 本発明に使用される水性媒体は、水を主成分と
し、前記の水可溶性界面活性剤、親水性溶剤、水
溶性増粘剤、無機顔料および流動性増与剤のうち
一種以上を含有することができる。かかる水性媒
体は、スラリー状塗料に適当な流動性又は粘稠度
を与える範囲でとくに量的制限なく使用すること
ができるが、好適には樹脂粒子100重量部に対し
40〜400重量部の範囲が採用される。 本発明における水性媒体に添加する水可溶性界
面活性剤はノニオン系、アニオン系、カチオン
系、および両性界面活性剤系を包含し、樹脂粒子
100重量部に対して0.01〜1.0重量部の範囲で使用
するのが適当である。 これら水可溶性界面活性剤のうち、アニオン界
面活性剤の例として、アルキル硫酸エステル塩、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステ
ル塩、アルキルスルホコハク酸塩、N―アシルサ
ルコシン塩、β―ナフタリンスルホン酸ホルマリ
ン縮合物塩などが挙げられる。 カチオン界面活性剤の例としては、第4級アン
モニウム塩、ピリジニウム塩などが挙げられる。 ノニオン界面活性剤の例としては、ソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトー
ル脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンアルコールエーテ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレンアルキ
ルフエニルエーテル、アルキルリン酸エステル、
ポリオキシエチレンリン酸エステル、ポリオキシ
エチレン・ポリオキシプロピレンブロツクポリマ
ー、脂肪酸アルキロールアミドなどが挙げられ
る。 本発明のスラリー状塗料の貯蔵安定性をさらに
改善するために公知の親水性溶剤を、水100重量
部に対して0.01ないし5重量部の範囲で、添加す
ることができる。 該親水性溶剤としては、樹脂粒子に対して常温
で溶解性を有せず、かつ、沸点が180℃以上のも
のがよく、その例としてエチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、
プロピレングリコール・ジプロピレングリコー
ル、1,4―ブタンジオール、1,3―ブチレン
グリコール、ヘキシレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、トリプロピレングリコール、ペン
タンジオール、ペプタンジオールなどを挙げるこ
とができる。 本発明における水性媒体に、塗膜のずり落ち防
止、スラリー状塗料の粒子沈降性ひいては貯蔵安
定性の改善のため、樹脂粒子100重量部に対して
0.01〜1.0重量部の範囲で公知の水溶性増粘剤を
添加することができる。0.01重量部以下の添加量
では、その効果が充分でなく、また1.0重量部以
上の添加量では、塗膜性能、特に光沢が低下し、
平滑性が悪化する。かかる水溶性増粘剤の例とし
て、カルボキシル基含有アクリル共重合体のアル
カリ塩、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルア
ミド、セルロース誘導体、ポリエチレンオキサイ
ド(分子量30000以上のものがよい)などを挙げ
ることができる。 本発明における水性媒体に、塗膜のずり落ち防
止およびスラリー状塗料の貯蔵安定性をさらに改
善するために、樹脂粒子100重量部に対し0.01〜
3.0重量部の範囲で公知の無機顔料を添加するこ
とができる。たとえば、微粉のシリカ、酸化アル
ミニウム、炭酸カルシウム、クレー、ベントナイ
ト、タルクなどが配合でき、これらを添加する場
合、その添加量が0.01重量部以下では、その効果
がなく、また3.0重量部以上では塗膜の光沢が低
下し、さらに、樹脂の溶融流動性を阻害するため
好ましくない。 本発明における水性媒体に添加する流動性増与
剤としては、90〜300の分子量を有する対称型ジ
オール類の酸化エチレンもしくは酸化プロピレン
付加体が使用される。 流動性増与剤に用いるジオール類の分子量が90
以下ではポリエチレングリコール類似の性質を示
し、塗膜性能とくに耐水性、耐湿性において好ま
しくない。また分子量が300以上では界面活性剤
的性質が強くなるので、塗膜の耐水性、耐湿性が
低下し、好ましくない。好ましい分子量の範囲は
150〜250である。 90〜300の分子量を有する対称型ジオール類の
酸化エチレンもしくは酸化プロピレン付加体にお
ける該ジオール類の例としてビスフエノールA、
シクロヘキサン1,4―ジオール、n―ブタン
1,4―ジオール、n―ペンタン1,5―ジオー
ル、n―ヘキサン1,6―ジオール、1,4―ジ
メチル・n―ブタン1,4―ジオール、1,4―
ジエチルn―ブタン1,4―ジオール、3,6―
ジメチル4―オクチン3,6―ジオール、2,
4,7,9―テトラメチル―5―デシン4,7―
ジオールなどを挙げることができる。 特に3,6ジメチル4―オクチン3,6―ジオ
ール、2,4,7,9―テトラメチル―5―デシ
ン4,7―ジオールなどが好ましい。 該ジオール類の酸化エチレンもしくは酸化プロ
ピレン付加体としては、たとえば、 のような対称型ジオール1モル当り酸化エチレン
もしくは酸化プロピレンを4〜100モル付加した (酸化エチレン付加モル数 N=x+y) のごとき、ジオール部が疎水性鎖を形成する構造
の化合物が好ましい。 上記の対称型ジオール類のうちアセチレン結合
を有するものおよびその酸化エチレンの付加体に
ついては、既に「塗装と塗料」誌(昭和53年2月
号)に、その基本的性質について総説的に記載さ
れており、また、熱硬化性アクリルエマルシヨン
および水溶性の常乾型アルキドプライマーを対象
として、その消泡性および塗膜のはじき防止性
(濡れ)の事例について概説されているが、前記
したスラリー系における本発明の特定の課題の解
決については、それを示唆するに足る記載を見出
すことはできない。 該ジオール類に対する酸化エチレンもしくは酸
化プロピレンの付加モル数が4以下となると水に
対する溶解度が減少し、使用が困難になる。ま
た、100モル以上付加するとほとんどポリエチレ
ングリコールもしくはポリプロピレングリコール
と同様となり、塗膜性能が低下して好ましくな
い。好ましくは10〜50モルである。なお、該ジオ
ール類の酸化プロピレン付加体は、酸化エチレン
付加体にくらべ親水性がやや弱く、場合によつて
水に難溶となる傾向を示すことがあるので、好適
には酸化エチレン付加体と併用し、樹脂粒子に添
加後アトライターなどによる分散工程を後で加え
ることが望ましい。 流動性増与剤の添加量としては、その種類によ
り多少変動するが、樹脂粒子100重量部に対して
1〜20重量部の範囲で使用可能であり、1重量部
以下では分散安定性がやや向上する傾向を示すの
みで、流動性増与効果が不充分である。また、20
重量部以上使用すると塗膜性能低下の傾向が見ら
れ好ましくない。樹脂流子100重量部に対して2
〜10重量部の範囲で使用するのが好ましい。 本発明のスラリー状塗料には、塗膜のハジキ防
止のため公知の表面張力調整剤(塗面調整剤とも
いう)を水に対して1重量%以下で添加すること
もできる。該表面張力調整剤の例としてアクリル
系オリゴマー、シリコンオイルなど水系塗料に通
常使用される表面張力調整剤を挙げることができ
る。 本発明における樹脂粒子の製造にあたつては、
原料樹脂組成物を加熱溶融混練した後、冷後粉砕
するか、または溶剤に溶解後分散混合し、次いで
溶剤を除去した樹脂組成物を粉砕する工程が採用
される。 本発明において樹脂粒子を水性媒体に分散させ
るには、該粉砕粒子と流動性助剤としてHLB8.5
以下のノニオン界面活性剤の水分散物とを水性媒
体に混合し、ボールミル、サンドミル、アトライ
ターなど通常の分散方法により所定の粒度になる
まで分散を行う。 以上説明したように、本発明のスラリー状塗料
によれば、特にHLB8.5以下のノニオン界面活性
剤である流動性助剤を使用することにより、スラ
リー状塗料の粒子沈降性、再分散性等が従来のス
ラリー状塗料に比較して格段と向上し、したがつ
て長期貯蔵性、塗装作業性等が改善され、スラリ
ー状塗料の加熱下における塗膜形成時の樹脂の溶
融流動性が改善される結果ヒビワレやワキの発生
がなく、同時に硬化塗膜の平滑性、耐水性、耐湿
性、耐食性等の塗膜性能が改善されるなど、従来
技術による組成物に比し、著しく優れた特有の効
果が得られる。 以下実施例および比較例により、本発明をさら
に説明する。実施例中、部および%は、それぞれ
重量部および重量%を表わす。 実施例1〜13および比較例1 下記の配合で各原料をドライブレンドしたのち
エクストルーダーを使用し約100℃で溶融混練し、
ついで冷却後粉砕する。これを分級して粒度30〜
100ミクロンのポリエステル系熱硬化性樹脂粒子
(グルー)を作製した。 水酸基官能性ポリエステル樹脂注―1) 80部 ブロツク化イソシアネート系硬化剤注―2) 20 酸化チタン(ルチル型) 48 カーボンブラツク 2 有機スズ系触媒 1 塗面調整剤 1 152 注―1)横浜化成株式会社販売品、商品名 URALAC P―2504、軟化温度96℃ 注―2)フエバ化学会社製品、商品名 ADDUCT B―989 (1) スラリー状塗料A〜Fの製造 上記樹脂粒子100部に対して、水溶性のノニ
オン界面活性剤(第一工業製薬会社製:商品名
ノイゲンET―143)0.1部および脱イオン水100
部を添加して粗分散スラリー状液を作製した。 流動性助剤としてHLB8.4のポリオキシエチ
レンモノオレイン酸エステルを下記の配合
(部)により水分散液とした。
【表】
粗分散スラリー状液200、1部に対して上記
A〜Fの流動性助剤水分散液をそれぞれ50部添
加し、アトライターで約1時間分散してスラリ
ー状塗料A〜Fの6種類を作製した。なお、作
製過程で顕微鏡による粒度測定を行ない、粒度
範囲が15〜35ミクロン、平均粒度が約25ミクロ
ンになるようにアトライターによる分散工程を
適宜調整した。 (2) スラリー状塗料G〜Jの製造 流動性助剤としてのHLB6.6のポリオキシエ
チレンジラウリル酸エステルを下記の配合
(部)により水分散液G〜Jとした。
A〜Fの流動性助剤水分散液をそれぞれ50部添
加し、アトライターで約1時間分散してスラリ
ー状塗料A〜Fの6種類を作製した。なお、作
製過程で顕微鏡による粒度測定を行ない、粒度
範囲が15〜35ミクロン、平均粒度が約25ミクロ
ンになるようにアトライターによる分散工程を
適宜調整した。 (2) スラリー状塗料G〜Jの製造 流動性助剤としてのHLB6.6のポリオキシエ
チレンジラウリル酸エステルを下記の配合
(部)により水分散液G〜Jとした。
【表】
前記の粗分散スラリー状液200.1部に対して
流動性助剤水分散液G〜Jをそれぞれ50、50、
60および70部添加し、上記(1)と同様な方法によ
りスラリー状塗料G〜Jを作製した。 (3) スラリー状塗料K、L及びMの製造 流動性助剤としてのHLB5.7のポリオキシエ
チレンノニルフエニルエーテルを下記の配合
(部)により水分散液K〜Mとした。
流動性助剤水分散液G〜Jをそれぞれ50、50、
60および70部添加し、上記(1)と同様な方法によ
りスラリー状塗料G〜Jを作製した。 (3) スラリー状塗料K、L及びMの製造 流動性助剤としてのHLB5.7のポリオキシエ
チレンノニルフエニルエーテルを下記の配合
(部)により水分散液K〜Mとした。
【表】
水分散化方法としては、流動性助剤とノイゲ
ンET―143とを混合し、これに脱イオン水を少
量づつ添加して撹拌しながら分散させた。この
場合、必要に応じホモミキサーなどにより機械
的に分散させてもよい。 粗分散スラリー状液200.1部に対して流動性
助剤水分散液K〜Mをそれぞれ50部添加し、前
記(1)と同様な方法によりスラリー状塗料K〜M
を作製した。 (4) スラリー状塗料Nの製造(比較例1) 比較例として、前記の粗分散スラリー状液
200.1部に対して脱イオン水22部を添加し、前
記(1)と同様な方法によりアトライターで分散し
てスラリー状塗料Nを作製した。 (5) 試験 得られた各スラリー状塗料について、下記の
通り樹脂粒子沈降性、再分散性、塗面平滑性、
耐水性、ヒビワレおよびワキについて試験し
た。 (1) 樹脂粒子沈降性および再分散性 脱イオン水を加えてフオードカツプ#4で
40秒に粒度調整したスラリー状塗料を撹拌
後、20℃で15日間静置し、沈降状態を観察し
て樹脂粒子沈降性を判定し、再び撹拌して分
散の難易により再分散性を判定した。 (2) 塗面平滑性、耐水性、ヒビワレおよびワキ スラリー状塗料を脱イオン水で希釈してフ
オードカツプ#4で20秒の粘度とし、エアス
プレーガンによりリン酸亜鉛処理鋼板(厚さ
0.8mm、日本テストパネル社製、ボンデライ
ト#3118処理)に乾燥膜厚が60±10ミクロン
となるよう塗装を行ない、ついで180℃で30
分間焼付を行つた。これらの塗板につき塗面
平滑性、ヒビワレ等の塗面状態を評価した。 ただし、ワキ発生に関する塗板について
は、約20ミクロンを最低とし、約90ミクロン
を最大乾燥膜厚とするよう漸変的に該処理鋼
板にスプレー塗りした後、室内に5分間放置
後上記の条件で焼付を行なつた。 さらに、アミノ・アルキド樹脂塗料白(関
西ペイント会社製:商品名アミラツク#805)
を上記の塗板上にスプレー塗装し、140℃で
30分間焼付を行つて得た塗膜について40℃、
40日間の耐水(浸漬)試験を行ない、塗面状
態を評価した。 試験結果を表―1に示す。
ンET―143とを混合し、これに脱イオン水を少
量づつ添加して撹拌しながら分散させた。この
場合、必要に応じホモミキサーなどにより機械
的に分散させてもよい。 粗分散スラリー状液200.1部に対して流動性
助剤水分散液K〜Mをそれぞれ50部添加し、前
記(1)と同様な方法によりスラリー状塗料K〜M
を作製した。 (4) スラリー状塗料Nの製造(比較例1) 比較例として、前記の粗分散スラリー状液
200.1部に対して脱イオン水22部を添加し、前
記(1)と同様な方法によりアトライターで分散し
てスラリー状塗料Nを作製した。 (5) 試験 得られた各スラリー状塗料について、下記の
通り樹脂粒子沈降性、再分散性、塗面平滑性、
耐水性、ヒビワレおよびワキについて試験し
た。 (1) 樹脂粒子沈降性および再分散性 脱イオン水を加えてフオードカツプ#4で
40秒に粒度調整したスラリー状塗料を撹拌
後、20℃で15日間静置し、沈降状態を観察し
て樹脂粒子沈降性を判定し、再び撹拌して分
散の難易により再分散性を判定した。 (2) 塗面平滑性、耐水性、ヒビワレおよびワキ スラリー状塗料を脱イオン水で希釈してフ
オードカツプ#4で20秒の粘度とし、エアス
プレーガンによりリン酸亜鉛処理鋼板(厚さ
0.8mm、日本テストパネル社製、ボンデライ
ト#3118処理)に乾燥膜厚が60±10ミクロン
となるよう塗装を行ない、ついで180℃で30
分間焼付を行つた。これらの塗板につき塗面
平滑性、ヒビワレ等の塗面状態を評価した。 ただし、ワキ発生に関する塗板について
は、約20ミクロンを最低とし、約90ミクロン
を最大乾燥膜厚とするよう漸変的に該処理鋼
板にスプレー塗りした後、室内に5分間放置
後上記の条件で焼付を行なつた。 さらに、アミノ・アルキド樹脂塗料白(関
西ペイント会社製:商品名アミラツク#805)
を上記の塗板上にスプレー塗装し、140℃で
30分間焼付を行つて得た塗膜について40℃、
40日間の耐水(浸漬)試験を行ない、塗面状
態を評価した。 試験結果を表―1に示す。
【表】
前記各試験の判定基準は下記の通りである。
(以下同じ。)
(1) 樹脂粒子沈降性評価(数字は評点、以下同
様) 20℃の室内に15日放置後 1 固い沈澱が生ずる (不 良) 2 軟かい沈澱が生ずる (やや不良) 3 上澄液が少し生ずる ( 良 ) 4 ほとんど沈降なし ( 優 ) (2) 再分散性評価 20℃の室内に15日放置後 1 撹拌困難 (不 良) 2 撹拌5分以上必要 (やや不良) 3 撹拌1〜5分で再分散 ( 良 ) 4 撹拌1分以内で再分散 ( 優 ) (3) 塗面平滑性評価(目視) 1 オレンジ肌が目立つ (不 良) 2 オレンジ肌が認められる (やや不良) 3 オレンジ肌がほとんど認められない
(やや不良) 4 平滑性良好 (4) 耐水性評価 1 ブリスター(フクレ)発生し、光沢低下
(不 良) 2 ブリスター全面発生 (やや不良) 3 小さなブリスター発生 ( 良 ) 4 一部に小さなブリスター少量発生〜ブリス
ター発生せず ( 優 ) (5) ヒビワレ評価 1 全面に発生 (不 良) 2 部分的に発生 (やや不良) 3 極く一部に発生 ( 良 ) 4 発生を認めない ( 優 ) (6) ワキ 1 乾燥膜厚40ミクロン以下で発生
(不 良) 2 乾燥膜厚40〜60ミクロンで発生
(やや不良) 3 乾燥膜厚60ミクロン以上で発生( 優) 実施例14〜16および比較例2 実施例1〜13における樹脂粒子の製法に準じ、
下記の配合でエポキシ系熱硬化性樹脂粒子(グレ
ー)を作製した。 ビスフエノールA型ジエポキシ樹脂注―3)94部 ジシアンジアミド・イミダゾール系硬化剤 6 酸化チタン(ルチル型) 48 カーボンブラツク 2 塗面調整剤 1 151 注―3)軟化点、約97℃、エポキシ当量約950 前記樹脂粒子100部に対して、水溶性のノニオ
ン界面活性剤(第一工業製薬会社製:商品名ノイ
ゲンET―143)0.1部および脱イオン水100部を添
加して粗分散スラリー状液を作製した。 この粗分散スラリー状液を用い、実施例3、9
及び12の配合と方法に準じ流動性助剤水分散液
C、I及びLをそれぞれ添加・分散してスラリー
状塗料C′・I′及びL′を作製した。また比較例2と
して、スラリー状塗料Nの場合に準じた配合と方
法によりエポキシ系スラリー状塗料N′を作製し
た。 スラリー状塗料C′・I′・L′及びN′について表―
1と同様な試験を行なつた。結果を表―2に示
す。
様) 20℃の室内に15日放置後 1 固い沈澱が生ずる (不 良) 2 軟かい沈澱が生ずる (やや不良) 3 上澄液が少し生ずる ( 良 ) 4 ほとんど沈降なし ( 優 ) (2) 再分散性評価 20℃の室内に15日放置後 1 撹拌困難 (不 良) 2 撹拌5分以上必要 (やや不良) 3 撹拌1〜5分で再分散 ( 良 ) 4 撹拌1分以内で再分散 ( 優 ) (3) 塗面平滑性評価(目視) 1 オレンジ肌が目立つ (不 良) 2 オレンジ肌が認められる (やや不良) 3 オレンジ肌がほとんど認められない
(やや不良) 4 平滑性良好 (4) 耐水性評価 1 ブリスター(フクレ)発生し、光沢低下
(不 良) 2 ブリスター全面発生 (やや不良) 3 小さなブリスター発生 ( 良 ) 4 一部に小さなブリスター少量発生〜ブリス
ター発生せず ( 優 ) (5) ヒビワレ評価 1 全面に発生 (不 良) 2 部分的に発生 (やや不良) 3 極く一部に発生 ( 良 ) 4 発生を認めない ( 優 ) (6) ワキ 1 乾燥膜厚40ミクロン以下で発生
(不 良) 2 乾燥膜厚40〜60ミクロンで発生
(やや不良) 3 乾燥膜厚60ミクロン以上で発生( 優) 実施例14〜16および比較例2 実施例1〜13における樹脂粒子の製法に準じ、
下記の配合でエポキシ系熱硬化性樹脂粒子(グレ
ー)を作製した。 ビスフエノールA型ジエポキシ樹脂注―3)94部 ジシアンジアミド・イミダゾール系硬化剤 6 酸化チタン(ルチル型) 48 カーボンブラツク 2 塗面調整剤 1 151 注―3)軟化点、約97℃、エポキシ当量約950 前記樹脂粒子100部に対して、水溶性のノニオ
ン界面活性剤(第一工業製薬会社製:商品名ノイ
ゲンET―143)0.1部および脱イオン水100部を添
加して粗分散スラリー状液を作製した。 この粗分散スラリー状液を用い、実施例3、9
及び12の配合と方法に準じ流動性助剤水分散液
C、I及びLをそれぞれ添加・分散してスラリー
状塗料C′・I′及びL′を作製した。また比較例2と
して、スラリー状塗料Nの場合に準じた配合と方
法によりエポキシ系スラリー状塗料N′を作製し
た。 スラリー状塗料C′・I′・L′及びN′について表―
1と同様な試験を行なつた。結果を表―2に示
す。
Claims (1)
- 1 水不溶性かつ常温固体の熱硬化性樹脂粒子
と、該粒子100重量部当たり0.1〜10重量部の流動
性助剤であるHLB8.5以下の水不溶性または水分
散性ノニオン界面活性剤とを水性媒体中に分散せ
しめてなるスラリー状熱硬化性水分散樹脂塗料組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9898081A JPS581757A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | スラリ−状熱硬化性水分散樹脂塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9898081A JPS581757A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | スラリ−状熱硬化性水分散樹脂塗料組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS581757A JPS581757A (ja) | 1983-01-07 |
| JPS6361982B2 true JPS6361982B2 (ja) | 1988-11-30 |
Family
ID=14234156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9898081A Granted JPS581757A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | スラリ−状熱硬化性水分散樹脂塗料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS581757A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59218845A (ja) * | 1983-05-26 | 1984-12-10 | 東洋紡績株式会社 | 多層プラスチツク構造物 |
| JPS59220362A (ja) * | 1983-05-28 | 1984-12-11 | 東洋紡績株式会社 | 多層プラスチツク構造物 |
| JP4870930B2 (ja) * | 2005-02-24 | 2012-02-08 | 三洋化成工業株式会社 | 貯蔵安定性に優れる水分散スラリー塗料 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5211230A (en) * | 1975-07-04 | 1977-01-28 | Dainippon Toryo Co Ltd | Process for preparing a water pigment and a water paint |
-
1981
- 1981-06-25 JP JP9898081A patent/JPS581757A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS581757A (ja) | 1983-01-07 |
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