JPS6366335B2 - - Google Patents
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- JPS6366335B2 JPS6366335B2 JP57220425A JP22042582A JPS6366335B2 JP S6366335 B2 JPS6366335 B2 JP S6366335B2 JP 57220425 A JP57220425 A JP 57220425A JP 22042582 A JP22042582 A JP 22042582A JP S6366335 B2 JPS6366335 B2 JP S6366335B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- polystyrene
- weight
- parts
- foam sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
この発明は、二次成形性の改良されたポリスチ
レン系押出発泡シート及びその製造法に関する。
さらに詳しくは、長時間に亘つて良好な二次発泡
力を保持する二次成形性の改良されたポリスチレ
ン系樹脂押出発泡シート及びその製造法に関す
る。 従来からポリスチレン系樹脂、例えばポリスチ
レン樹脂、無水マレイン酸−スチレン共重合樹
脂、AS樹脂、ABS樹脂等を基材樹脂とするポリ
スチレン系押出発泡シートがトレイ、容器等の
種々の成形品の原反として用いられている。これ
らの押出発泡シートは、ポリスチレン系樹脂、発
泡剤及び核剤等の各種添加剤を押出機の内で溶融
混合し、押出機の先端のダイより大気中へ押出発
泡させることにより得られる。この押出発泡シー
トは、適宜、真空成形、プレス成形等で所定の形
状をもつ成形品に二次成形され、大量生産に供さ
れる。この際の二次成形性は、原反の押出発泡シ
ートの二次発泡力に大きく依存することが知られ
ている。 しかし、かようなポリスチレン系押出発泡シー
トは製造されてから短期間、せいぜい2ケ月以内
に二次成形に供しないと残留する発泡剤の逸散減
少などによつて二次発泡力の不足を招き、二次成
形時に、シートの金型内への膨延密接が速やかに
行なわれない等成形性が悪くなり、実際上二次成
形が困難となる。従つてポリスチレン系押出発泡
シートを二次成形用の原反として用いる場合には
該シートの長期間の在庫ができないという問題が
あつた。 この発明は、かような従来の問題点を解消すべ
くなされたものであり、従来のポリスチレン系押
出発泡シートの製造時に押出機内に少量の高吸水
性樹脂を分散添加すると、得られた押出発泡シー
トの二次発泡力が顕著に改善されるという意外な
事実を見い出すことによりなされたものである。 かくしてこの発明によれば、基材樹脂としての
ポリスチレン系樹脂に少量の高吸水性樹脂を分散
配合した混合樹脂遂からなる二次成形性の改良さ
れたポリスチレン系押出発泡シートが提供され
る。 この発明の高吸水性樹脂とは、所謂合成樹脂の
分野で「高吸水性樹脂」として知られた樹脂を意
味し、具体的にはポリアクリル酸塩系樹脂、ビニ
ルアルコール−アクリル酸共重合体系樹脂、澱粉
−アクリル酸グラフト共重合体系樹脂、澱粉−ア
クリロニトリル共重合体系樹脂、ポリビニルアル
コール系樹脂、ポリエチレングリコール系樹脂、
カルボキシメチルセルロース系樹脂等が挙げられ
る。これらのうちポリアクリル酸ナトリウム、ビ
ニルアルコール−アクリル酸共重合樹脂又は澱粉
−アクリル酸グラフト共重合樹脂を用いるのが好
ましい。これらの樹脂は例えば、サンウエツト
(三洋化成工業社の商品名)、アクアキープ(製鉄
化学工業社の商品名)、スミカゲル(住友化学工
業社の商品名)、パーマソープ(カネボウ・エヌ
エスシー社の商品名)、アクアリツク(日本触媒
化学工業社の商品名)等の名称で入手可能であ
る。 一方、この発明のポリスチレン系樹脂とは、ポ
リスチレン単位を主とする樹脂で成形用のものと
して知られた樹脂が種々挙げられ、具体的にはポ
リスチレン樹脂、アクリロニトリル−スチレン
(AS)樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン(ABS)樹脂、無水マレイン酸−スチレ
ン共重合樹脂等が挙げられる。 この発明の発泡シートは、上記ポリスチレン系
樹脂に高吸水性樹脂を分散配合した混合樹脂から
なる押出発泡シートである。高吸水性樹脂の含有
割合か、ポリスチレン系樹脂100重量部に対して
少量とすることが必要であり、通常0.1〜30重量
部とされる。0.1重量部未満では二次発泡力の改
善が不充分であり、30重量部を越えると押出成形
性が悪くなり均一な発泡シートの形態とはならな
い。製造上及び効果の点で高吸水性樹脂の含有割
合はポリスチレン系樹脂100重量部に対して0.5〜
10重量部とするのが好ましい。 この発明の発泡シートは、通常の押出機を用い
て作製される。具体的には、押出機内で上記配合
割合の混合樹脂を発泡剤及び核剤、展着剤等の各
種添加剤と共に溶融混練し、この溶融物を押出機
先端の所定のダイより低圧域(通常は大気下)に
押出して発泡させることにより得られる。この際
用いる発泡剤としては通常、炭化水素系、ハロゲ
ン化炭化水素系、アルコール系、炭酸ガス系、窒
素ガス系等の揮発性発泡剤やガスを用いるのが適
当であり、場合によつては分解形や反応形発泡剤
を用いることもできる。また核剤としてはタル
ク、ホワイトカーボン、ゼオライト、サイクロデ
キストリン、重曹、酸化チタン等の通常のものが
用いられ、展着剤としても流動パラフイン、ポリ
ブテン、ポリエチレングリコール、脂肪酸グリコ
ール、脂肪酸、水、アルコール等の80℃以下で常
圧下液状であるものが種々用いられる。 従つて、この発明の発泡シートにはこれらの各
種添加剤が含有されていても何らさしつかえはな
い。 前記製造の際、予めポリスチレン系樹脂と吸水
性樹脂は適宜、添加剤と共にドライブレンドして
おき、これを押出機内に供給することが必要であ
る。この場合、ポリスチレン系樹脂は粉末状、粒
状、ペレツト状のいずれを用いてもよいが、原料
の高吸水性樹脂は35メツシユ篩通過品(テーラー
メツシユ;米国)、好ましくは60メツシユ篩通過
品の粉末状のものを用いる必要がある。これは、
ポリスチレン系樹脂と高吸水性樹脂は不相溶性で
あり、溶融混練のみでは充分に混和されず、発泡
シートの表面や内面が不均一となり易いためであ
る。35メツシユ篩通過品の粉末状を用いて予めド
ライブレンドした混合樹脂を用いると、溶融混練
時においても吸水性樹脂はポリスチレン系樹脂中
に均一に分散した状態で保持され、得られた発泡
シートも表面平滑で均一であり、吸水性樹脂も発
泡シート中に均一に分散された望ましいものが得
られる。 このようにして得られたこの発明のポリスチレ
ン系押出発泡シートは、二次発泡力が従来に比し
て長期間維持されるものであり、長期間(少なく
とも2ケ月以上)の貯蔵の後にも、真空成形、プ
レス成形等の二次成形性が良好である。さらに、
この発明の発泡シートは、吸水性樹脂を分散配合
しない同様な条件(発泡剤量や核剤量等の他の条
件は同一)で得られたものに比してそれ自身の発
泡倍率も向上されており発泡剤の節約もできると
いう効果をも有している。従つて他の観点から、
この発明は、ポリスチレン系樹脂の押出発泡成形
の際、ポリスチレン系樹脂に少量の高吸水性樹脂
を添加することからなる発泡倍率の改良されたポ
リスチレン系樹脂発泡シートの製造方法をも提供
するものである。 この発明のポリスチレン系押出発泡シートが長
期間に亘つて良好な二次発泡力を維持する理由は
不明であるが、該シート中の発泡剤残ガスが放置
中に減少することは従来の発泡シートと同様と考
えられるため、この発明のシート中に分散配合さ
れている高吸水性樹脂が残ガスの低下と並行して
外気から湿気(水蒸気)を吸水し、この水蒸気と
減少された残ガスとが相まつて二次成形時の発泡
性を良好に維持しているものと信じられる。ま
た、得られた発泡シート自体の発泡倍率が向上さ
れている理由も不明であるが、分散配合した高吸
水性樹脂が一種の核剤として働いたのではないか
とも考えられる。 いずれにせよ、この発明の発泡シートは従来に
比して二次発泡力が優れたものであり、長期間の
在庫も可能となり、工業上極めて有用である。 以下、この発明を実施例により説明するが、こ
れによりこの発明は限定されるものではない。 実施例 1 メルトインデツクス2.5のポリスチレン100部に
ポリブテン0.1部、タルク1.0部、ポリアクリル酸
ナトリウム(メツシユ60;商品名アロンビス)3
部をあらかじめブレンダーにて均一に混合した。 これを口径40mm押出機にて溶融混合し押出機の
途中に設けられた注入口よりブタン5.0重量%を
注入混合し押出機の先端に設けられた口径30φ環
状金型より大気中へ押出発泡させ厚み1.98mm、巾
350mm、密度0.0909g/cm3の発泡シートを得た。 そしてこのシートを110℃に設定したオーブン
内で16秒加熱し二次発泡率の経時変化を測定し
た。その結果は第1図の×でプロツトしたの通
りであつた。 この図においては縦軸に二次発泡率(%)、横
軸に経過日数をとつている。 実施例 2 実施例1のポリアクリル酸ナトリウムをビニル
アルコール−アクリル酸塩共重合体の粉末(メツ
シユ80;商品名スミカゲルS50)1.0部に、ブタン
を4.8重量%に変更した以外は実施例1と同様の
方法で発泡シートを得た。この発泡シートは厚み
2.02mm、巾350mm、密度0.089g/cm3であつた。 この発泡シートを実施例1と同様の測定を行な
つたところ第1図の○でプロツトしたの通りで
あつた。 実施例 3 ポリアクリル酸ソーダーを澱粉−アクリル酸グ
ラフト重合樹脂(メツシユ80;商品名サンウエツ
トIM300)3部に、ブタンを4.2重量%に変更し
た以外は実施例1と同様の方法で発泡シートを得
た。この発泡シートは厚み1.94mm、巾350mm、密
度0.093g/cm3であつた。 この発泡シートを実施例1と同様の測定を行な
つたところ第1図及び抜第2図の△でプロツトし
た−1の通りであつた。 実施例 4 澱粉−アクリル酸グラフト重合樹脂3部を1部
に、ブタンを4.8量%に変更した以外は実施例3
と同様方法で発泡シートを得た。この発泡シート
は厚み2.03mm、巾350mm、密度0.089g/cm3であつ
た。 この発泡シートを実施例1と同様の測定を行な
つたところ第2図の▲でプロツトした−2の通
りであつた。 実施例 5 澱粉−ポリアクリル酸共重合体3部を0.5部に
ブタンを5.1重量%にした以外は実施例3と同様
な方法で発泡シートを得た。この発泡シートは厚
み2.03mm、巾350mm、密度0.089g/cm3であつた。 この発泡シートを実施例1と同様の測定を行な
つたところ第2図の□でプロツトした−3の通
りであつた。 比較例 1 吸水性樹脂を添加せずにブタンを5.7重量%と
して実施例1と同様にして発泡シートを得た。こ
の発泡シートは厚み1.9mm、巾350mm、密度0.095
g/cm3であつた。 この発泡シートを実施例1と同様の測定を行な
つたところその結果は第1図及び第2図の点線の
比較の通りであつた。 実施例 6 注入ガス量(ブタン)を混合樹脂に対して5.0
重量%とし、高吸水性樹脂として所定の割合の澱
粉−アクリル酸グラフト共重合樹脂(メツシユ
80;サンウエツトIM300)を用いる以外実施例1
と同様にして発泡シートを作製しその特性及び二
次発泡性を測定した。その結果を第1表に示す。
レン系押出発泡シート及びその製造法に関する。
さらに詳しくは、長時間に亘つて良好な二次発泡
力を保持する二次成形性の改良されたポリスチレ
ン系樹脂押出発泡シート及びその製造法に関す
る。 従来からポリスチレン系樹脂、例えばポリスチ
レン樹脂、無水マレイン酸−スチレン共重合樹
脂、AS樹脂、ABS樹脂等を基材樹脂とするポリ
スチレン系押出発泡シートがトレイ、容器等の
種々の成形品の原反として用いられている。これ
らの押出発泡シートは、ポリスチレン系樹脂、発
泡剤及び核剤等の各種添加剤を押出機の内で溶融
混合し、押出機の先端のダイより大気中へ押出発
泡させることにより得られる。この押出発泡シー
トは、適宜、真空成形、プレス成形等で所定の形
状をもつ成形品に二次成形され、大量生産に供さ
れる。この際の二次成形性は、原反の押出発泡シ
ートの二次発泡力に大きく依存することが知られ
ている。 しかし、かようなポリスチレン系押出発泡シー
トは製造されてから短期間、せいぜい2ケ月以内
に二次成形に供しないと残留する発泡剤の逸散減
少などによつて二次発泡力の不足を招き、二次成
形時に、シートの金型内への膨延密接が速やかに
行なわれない等成形性が悪くなり、実際上二次成
形が困難となる。従つてポリスチレン系押出発泡
シートを二次成形用の原反として用いる場合には
該シートの長期間の在庫ができないという問題が
あつた。 この発明は、かような従来の問題点を解消すべ
くなされたものであり、従来のポリスチレン系押
出発泡シートの製造時に押出機内に少量の高吸水
性樹脂を分散添加すると、得られた押出発泡シー
トの二次発泡力が顕著に改善されるという意外な
事実を見い出すことによりなされたものである。 かくしてこの発明によれば、基材樹脂としての
ポリスチレン系樹脂に少量の高吸水性樹脂を分散
配合した混合樹脂遂からなる二次成形性の改良さ
れたポリスチレン系押出発泡シートが提供され
る。 この発明の高吸水性樹脂とは、所謂合成樹脂の
分野で「高吸水性樹脂」として知られた樹脂を意
味し、具体的にはポリアクリル酸塩系樹脂、ビニ
ルアルコール−アクリル酸共重合体系樹脂、澱粉
−アクリル酸グラフト共重合体系樹脂、澱粉−ア
クリロニトリル共重合体系樹脂、ポリビニルアル
コール系樹脂、ポリエチレングリコール系樹脂、
カルボキシメチルセルロース系樹脂等が挙げられ
る。これらのうちポリアクリル酸ナトリウム、ビ
ニルアルコール−アクリル酸共重合樹脂又は澱粉
−アクリル酸グラフト共重合樹脂を用いるのが好
ましい。これらの樹脂は例えば、サンウエツト
(三洋化成工業社の商品名)、アクアキープ(製鉄
化学工業社の商品名)、スミカゲル(住友化学工
業社の商品名)、パーマソープ(カネボウ・エヌ
エスシー社の商品名)、アクアリツク(日本触媒
化学工業社の商品名)等の名称で入手可能であ
る。 一方、この発明のポリスチレン系樹脂とは、ポ
リスチレン単位を主とする樹脂で成形用のものと
して知られた樹脂が種々挙げられ、具体的にはポ
リスチレン樹脂、アクリロニトリル−スチレン
(AS)樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−ス
チレン(ABS)樹脂、無水マレイン酸−スチレ
ン共重合樹脂等が挙げられる。 この発明の発泡シートは、上記ポリスチレン系
樹脂に高吸水性樹脂を分散配合した混合樹脂から
なる押出発泡シートである。高吸水性樹脂の含有
割合か、ポリスチレン系樹脂100重量部に対して
少量とすることが必要であり、通常0.1〜30重量
部とされる。0.1重量部未満では二次発泡力の改
善が不充分であり、30重量部を越えると押出成形
性が悪くなり均一な発泡シートの形態とはならな
い。製造上及び効果の点で高吸水性樹脂の含有割
合はポリスチレン系樹脂100重量部に対して0.5〜
10重量部とするのが好ましい。 この発明の発泡シートは、通常の押出機を用い
て作製される。具体的には、押出機内で上記配合
割合の混合樹脂を発泡剤及び核剤、展着剤等の各
種添加剤と共に溶融混練し、この溶融物を押出機
先端の所定のダイより低圧域(通常は大気下)に
押出して発泡させることにより得られる。この際
用いる発泡剤としては通常、炭化水素系、ハロゲ
ン化炭化水素系、アルコール系、炭酸ガス系、窒
素ガス系等の揮発性発泡剤やガスを用いるのが適
当であり、場合によつては分解形や反応形発泡剤
を用いることもできる。また核剤としてはタル
ク、ホワイトカーボン、ゼオライト、サイクロデ
キストリン、重曹、酸化チタン等の通常のものが
用いられ、展着剤としても流動パラフイン、ポリ
ブテン、ポリエチレングリコール、脂肪酸グリコ
ール、脂肪酸、水、アルコール等の80℃以下で常
圧下液状であるものが種々用いられる。 従つて、この発明の発泡シートにはこれらの各
種添加剤が含有されていても何らさしつかえはな
い。 前記製造の際、予めポリスチレン系樹脂と吸水
性樹脂は適宜、添加剤と共にドライブレンドして
おき、これを押出機内に供給することが必要であ
る。この場合、ポリスチレン系樹脂は粉末状、粒
状、ペレツト状のいずれを用いてもよいが、原料
の高吸水性樹脂は35メツシユ篩通過品(テーラー
メツシユ;米国)、好ましくは60メツシユ篩通過
品の粉末状のものを用いる必要がある。これは、
ポリスチレン系樹脂と高吸水性樹脂は不相溶性で
あり、溶融混練のみでは充分に混和されず、発泡
シートの表面や内面が不均一となり易いためであ
る。35メツシユ篩通過品の粉末状を用いて予めド
ライブレンドした混合樹脂を用いると、溶融混練
時においても吸水性樹脂はポリスチレン系樹脂中
に均一に分散した状態で保持され、得られた発泡
シートも表面平滑で均一であり、吸水性樹脂も発
泡シート中に均一に分散された望ましいものが得
られる。 このようにして得られたこの発明のポリスチレ
ン系押出発泡シートは、二次発泡力が従来に比し
て長期間維持されるものであり、長期間(少なく
とも2ケ月以上)の貯蔵の後にも、真空成形、プ
レス成形等の二次成形性が良好である。さらに、
この発明の発泡シートは、吸水性樹脂を分散配合
しない同様な条件(発泡剤量や核剤量等の他の条
件は同一)で得られたものに比してそれ自身の発
泡倍率も向上されており発泡剤の節約もできると
いう効果をも有している。従つて他の観点から、
この発明は、ポリスチレン系樹脂の押出発泡成形
の際、ポリスチレン系樹脂に少量の高吸水性樹脂
を添加することからなる発泡倍率の改良されたポ
リスチレン系樹脂発泡シートの製造方法をも提供
するものである。 この発明のポリスチレン系押出発泡シートが長
期間に亘つて良好な二次発泡力を維持する理由は
不明であるが、該シート中の発泡剤残ガスが放置
中に減少することは従来の発泡シートと同様と考
えられるため、この発明のシート中に分散配合さ
れている高吸水性樹脂が残ガスの低下と並行して
外気から湿気(水蒸気)を吸水し、この水蒸気と
減少された残ガスとが相まつて二次成形時の発泡
性を良好に維持しているものと信じられる。ま
た、得られた発泡シート自体の発泡倍率が向上さ
れている理由も不明であるが、分散配合した高吸
水性樹脂が一種の核剤として働いたのではないか
とも考えられる。 いずれにせよ、この発明の発泡シートは従来に
比して二次発泡力が優れたものであり、長期間の
在庫も可能となり、工業上極めて有用である。 以下、この発明を実施例により説明するが、こ
れによりこの発明は限定されるものではない。 実施例 1 メルトインデツクス2.5のポリスチレン100部に
ポリブテン0.1部、タルク1.0部、ポリアクリル酸
ナトリウム(メツシユ60;商品名アロンビス)3
部をあらかじめブレンダーにて均一に混合した。 これを口径40mm押出機にて溶融混合し押出機の
途中に設けられた注入口よりブタン5.0重量%を
注入混合し押出機の先端に設けられた口径30φ環
状金型より大気中へ押出発泡させ厚み1.98mm、巾
350mm、密度0.0909g/cm3の発泡シートを得た。 そしてこのシートを110℃に設定したオーブン
内で16秒加熱し二次発泡率の経時変化を測定し
た。その結果は第1図の×でプロツトしたの通
りであつた。 この図においては縦軸に二次発泡率(%)、横
軸に経過日数をとつている。 実施例 2 実施例1のポリアクリル酸ナトリウムをビニル
アルコール−アクリル酸塩共重合体の粉末(メツ
シユ80;商品名スミカゲルS50)1.0部に、ブタン
を4.8重量%に変更した以外は実施例1と同様の
方法で発泡シートを得た。この発泡シートは厚み
2.02mm、巾350mm、密度0.089g/cm3であつた。 この発泡シートを実施例1と同様の測定を行な
つたところ第1図の○でプロツトしたの通りで
あつた。 実施例 3 ポリアクリル酸ソーダーを澱粉−アクリル酸グ
ラフト重合樹脂(メツシユ80;商品名サンウエツ
トIM300)3部に、ブタンを4.2重量%に変更し
た以外は実施例1と同様の方法で発泡シートを得
た。この発泡シートは厚み1.94mm、巾350mm、密
度0.093g/cm3であつた。 この発泡シートを実施例1と同様の測定を行な
つたところ第1図及び抜第2図の△でプロツトし
た−1の通りであつた。 実施例 4 澱粉−アクリル酸グラフト重合樹脂3部を1部
に、ブタンを4.8量%に変更した以外は実施例3
と同様方法で発泡シートを得た。この発泡シート
は厚み2.03mm、巾350mm、密度0.089g/cm3であつ
た。 この発泡シートを実施例1と同様の測定を行な
つたところ第2図の▲でプロツトした−2の通
りであつた。 実施例 5 澱粉−ポリアクリル酸共重合体3部を0.5部に
ブタンを5.1重量%にした以外は実施例3と同様
な方法で発泡シートを得た。この発泡シートは厚
み2.03mm、巾350mm、密度0.089g/cm3であつた。 この発泡シートを実施例1と同様の測定を行な
つたところ第2図の□でプロツトした−3の通
りであつた。 比較例 1 吸水性樹脂を添加せずにブタンを5.7重量%と
して実施例1と同様にして発泡シートを得た。こ
の発泡シートは厚み1.9mm、巾350mm、密度0.095
g/cm3であつた。 この発泡シートを実施例1と同様の測定を行な
つたところその結果は第1図及び第2図の点線の
比較の通りであつた。 実施例 6 注入ガス量(ブタン)を混合樹脂に対して5.0
重量%とし、高吸水性樹脂として所定の割合の澱
粉−アクリル酸グラフト共重合樹脂(メツシユ
80;サンウエツトIM300)を用いる以外実施例1
と同様にして発泡シートを作製しその特性及び二
次発泡性を測定した。その結果を第1表に示す。
【表】
なお、実施例中の部はすべて重量部を示す。
以上の実施例に示されるように、高吸水性樹脂
を用いたこの発明のポリスチレン系押出発泡シー
トは、用いないものに比して優れた二次発泡力を
長期間に亘つて発現することが判る。さらにこの
発明のポリスチレン系押出発泡シート自体の発泡
倍率も実施例6に示されるように高吸水性樹脂を
用いないものに比して顕著に上昇していることが
判る。
を用いたこの発明のポリスチレン系押出発泡シー
トは、用いないものに比して優れた二次発泡力を
長期間に亘つて発現することが判る。さらにこの
発明のポリスチレン系押出発泡シート自体の発泡
倍率も実施例6に示されるように高吸水性樹脂を
用いないものに比して顕著に上昇していることが
判る。
第1図及び第2図は、それぞれこの発明のポリ
スチレン系押出発泡シートの二次発泡率を比較例
と共に例示するグラフである。
スチレン系押出発泡シートの二次発泡率を比較例
と共に例示するグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基材樹脂としてのポリスチレン系樹脂に、該
ポリスチレン系樹脂100重量部に対して0.1〜30重
量部の高吸水性樹脂を分散配合した混合樹脂から
なる二次成形性の改良されたポリスチレン系押出
発泡シート。 2 高吸水性樹脂が、ポリスチレン系樹脂100重
量部に対して0.5〜10重量部配合された混合樹脂
からなる特許請求の範囲第1項記載の押出発泡シ
ート。 3 高吸水性樹脂が、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、ビニルアルコール−アクリル酸共重合樹脂又
は澱粉−アクリル酸グラフト共重合樹脂である特
許請求の範囲第1項又は第2項に記載の押出発泡
シート。 4 ポリスチレン系樹脂と該ポリスチレン系樹脂
100重量部に対して0.1〜30重量部の高吸水性樹脂
粉末及び任意に核剤、展着剤等の添加剤を均一に
ドライブレンドし、この混合物を発泡剤と共に押
出機内に供給し混練溶融して押出機ダイより押出
すことを特徴とする二次成形性の改良されたポリ
スチレン系押出発泡シートの製造法。 5 高吸水性樹脂粉末が、35メツシユ篩通過の粉
末である特許請求の範囲第4項記載の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57220425A JPS59109532A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 二次成形性の改良されたポリスチレン系押出発泡シ−ト及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57220425A JPS59109532A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 二次成形性の改良されたポリスチレン系押出発泡シ−ト及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59109532A JPS59109532A (ja) | 1984-06-25 |
| JPS6366335B2 true JPS6366335B2 (ja) | 1988-12-20 |
Family
ID=16750907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57220425A Granted JPS59109532A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 二次成形性の改良されたポリスチレン系押出発泡シ−ト及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59109532A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR20190131864A (ko) | 2018-05-17 | 2019-11-27 | 김종원 | 싱크대 바닥 가림판 장착용 마운팅 어셈블리 |
| KR20190131674A (ko) | 2018-05-17 | 2019-11-27 | 김종원 | 싱크대 바닥 가림판 장착용 마운팅 어셈블리 |
| KR20200112367A (ko) | 2019-03-22 | 2020-10-05 | 김종원 | 가림판 일체형 가구 받침다리 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4014261A1 (de) * | 1990-05-04 | 1991-11-07 | Basf Ag | Expandierbare styrolpolymerisate |
| US7456227B2 (en) * | 2006-09-08 | 2008-11-25 | Nova Chemicals Inc. | Polymer particles and related articles |
| WO2017073762A1 (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-04 | 株式会社カネカ | スチレン系樹脂押出発泡体およびその製造方法 |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP57220425A patent/JPS59109532A/ja active Granted
Cited By (4)
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59109532A (ja) | 1984-06-25 |
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