JPS6366896B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6366896B2 JPS6366896B2 JP21401085A JP21401085A JPS6366896B2 JP S6366896 B2 JPS6366896 B2 JP S6366896B2 JP 21401085 A JP21401085 A JP 21401085A JP 21401085 A JP21401085 A JP 21401085A JP S6366896 B2 JPS6366896 B2 JP S6366896B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cold rolling
- alloy
- phase
- intermediate annealing
- hot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、従来製造が不可能であつたTi−
6%Al−4%V合金のようなα相とβ相の2相
が共存する組織を有するTi合金の箔材の製造法
に関するものである。
6%Al−4%V合金のようなα相とβ相の2相
が共存する組織を有するTi合金の箔材の製造法
に関するものである。
近年、自動車産業や生体関連分野、さらに航空
宇宙産業分野などで鈍TiやTi合金の箔材が、F.
R.M.のマトリツクス材やハニカム構造材などと
して使用される量が増加しつつある。
宇宙産業分野などで鈍TiやTi合金の箔材が、F.
R.M.のマトリツクス材やハニカム構造材などと
して使用される量が増加しつつある。
一般に、鈍Tiや、ハーフアロイと呼ばれるTi
−3%Al−2.5%V合金の箔材は、これらの熱延
板に、冷間圧延と、900〜950℃のα相またはα+
β相領域での中間焼鈍を交互に繰り返し施すこと
からなる冷間圧延工程によつて製造されている。
−3%Al−2.5%V合金の箔材は、これらの熱延
板に、冷間圧延と、900〜950℃のα相またはα+
β相領域での中間焼鈍を交互に繰り返し施すこと
からなる冷間圧延工程によつて製造されている。
一方、上記の分野においても、軽量比および高
性能化がさけばれ、高強度を有するTi−6%Al
−4%V合金などの箔材が要求されるようになつ
ているが、これらのα相とβ相の2相が共存する
組織を有するTi合金においては、冷間圧延によ
つてα相の(0002)集合組織が形成されるように
なり、この(0002)集合組織が形成されると、従
来行なわれているようなα+β領域での中間焼鈍
を施しても、それ以上の冷間圧延を行なうことは
不可能であり、このようにTi−6%Al−4%V
合金のようなα相およびβ相の2相共存組織を有
するTi合金の箔材を、鈍Tiやハーフアロイなど
の箔材の製造条件と同じ条件で製造することはで
きないものであり、未だその例を見ないのが現状
である。
性能化がさけばれ、高強度を有するTi−6%Al
−4%V合金などの箔材が要求されるようになつ
ているが、これらのα相とβ相の2相が共存する
組織を有するTi合金においては、冷間圧延によ
つてα相の(0002)集合組織が形成されるように
なり、この(0002)集合組織が形成されると、従
来行なわれているようなα+β領域での中間焼鈍
を施しても、それ以上の冷間圧延を行なうことは
不可能であり、このようにTi−6%Al−4%V
合金のようなα相およびβ相の2相共存組織を有
するTi合金の箔材を、鈍Tiやハーフアロイなど
の箔材の製造条件と同じ条件で製造することはで
きないものであり、未だその例を見ないのが現状
である。
そこで、本発明者等は、上述のような観点か
ら、Ti−6%Al−4%V合金のようなαおよび
β相の2相共存等軸組織を有するTi合金の箔材
を製造すべく研究を行なつた結果、これらTi合
金の冷間圧延においては、上記のように、その冷
間圧延で以後の冷間圧延を不可能にする(0002)
集合組織が形成されるが、この(0002)集合組織
は、次の中間焼鈍を高温のβ相領域で行なうと崩
壊し、このように(0002)集合組織の崩壊した状
態では、以後の冷間圧延が可能となり、箔材にま
で冷間圧延することができるようになるという知
見を得たのである。
ら、Ti−6%Al−4%V合金のようなαおよび
β相の2相共存等軸組織を有するTi合金の箔材
を製造すべく研究を行なつた結果、これらTi合
金の冷間圧延においては、上記のように、その冷
間圧延で以後の冷間圧延を不可能にする(0002)
集合組織が形成されるが、この(0002)集合組織
は、次の中間焼鈍を高温のβ相領域で行なうと崩
壊し、このように(0002)集合組織の崩壊した状
態では、以後の冷間圧延が可能となり、箔材にま
で冷間圧延することができるようになるという知
見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたも
のであつて、αおよびβ相の2相共存組織を有す
るTi合金素材を熱間圧延し、この結果の熱延板
に、冷間圧延と中間焼鈍の繰り返しによる冷間圧
延工程を施して、箔材を製造するに際して、前記
冷間圧延工程における少なくとも1回の中間焼鈍
を、高温のβ相領域で行なうことによつて、冷間
圧延によつて形成された(0002)集合組織を崩壊
せしめ、もつて箔材にするまでの以後の冷間圧延
を可能ならしめる点に特徴を有するものである。
のであつて、αおよびβ相の2相共存組織を有す
るTi合金素材を熱間圧延し、この結果の熱延板
に、冷間圧延と中間焼鈍の繰り返しによる冷間圧
延工程を施して、箔材を製造するに際して、前記
冷間圧延工程における少なくとも1回の中間焼鈍
を、高温のβ相領域で行なうことによつて、冷間
圧延によつて形成された(0002)集合組織を崩壊
せしめ、もつて箔材にするまでの以後の冷間圧延
を可能ならしめる点に特徴を有するものである。
つぎに、この発明の方法を実施例により説明す
る。
る。
素材として、17mmの厚さを有し、かつα+β相
共存組織を有するTi−6%Al−4%V合金のシ
ートバーを用意し、このTi合金のシートバーの
両側エツジに鈍Tiを溶接した状態で、950℃の圧
延開始温度で第1回目の熱間圧延を施して厚さ:
4mmの熱延板とし、さらに、この熱延板に、板幅
寸法調整を行ない、再度950℃の圧延開始温度に
て第2回目の熱間圧延を行なつて厚さ:1mmの熱
延板とし、ついで、この熱延板を酸洗して表面調
整して厚さを0.8mmとした状態で、60%の圧延率
で第1回目の冷間圧延を施して厚さ:0.32mmの冷
延板とし、この時点で組織を観察したところ、第
1図に示される(0002)集合組織を見られ、この
冷延板に、温度:1020℃に1時間保持の条件でβ
相領域での第1回目の中間焼鈍を行ない、この第
1回目の中間焼鈍によつて(0002)集合組織が崩
壊することが第2図に示される焼鈍後の組織図に
よつて明らかであり、引続いて、50%の圧延率で
第2回目の冷間圧延を行なつて、その板厚を0.17
mmとした後、950℃に1時間保持の条件で、α+
β相領域での第2回目の焼鈍を施し、さらに第3
回目の冷間圧延を施して0.12mmの厚さとし、最終
的に900℃に1時間保持の条件で最終焼鈍を施し、
酸洗して0.1mmの厚さとすることによつて本発明
方法を実施した。
共存組織を有するTi−6%Al−4%V合金のシ
ートバーを用意し、このTi合金のシートバーの
両側エツジに鈍Tiを溶接した状態で、950℃の圧
延開始温度で第1回目の熱間圧延を施して厚さ:
4mmの熱延板とし、さらに、この熱延板に、板幅
寸法調整を行ない、再度950℃の圧延開始温度に
て第2回目の熱間圧延を行なつて厚さ:1mmの熱
延板とし、ついで、この熱延板を酸洗して表面調
整して厚さを0.8mmとした状態で、60%の圧延率
で第1回目の冷間圧延を施して厚さ:0.32mmの冷
延板とし、この時点で組織を観察したところ、第
1図に示される(0002)集合組織を見られ、この
冷延板に、温度:1020℃に1時間保持の条件でβ
相領域での第1回目の中間焼鈍を行ない、この第
1回目の中間焼鈍によつて(0002)集合組織が崩
壊することが第2図に示される焼鈍後の組織図に
よつて明らかであり、引続いて、50%の圧延率で
第2回目の冷間圧延を行なつて、その板厚を0.17
mmとした後、950℃に1時間保持の条件で、α+
β相領域での第2回目の焼鈍を施し、さらに第3
回目の冷間圧延を施して0.12mmの厚さとし、最終
的に900℃に1時間保持の条件で最終焼鈍を施し、
酸洗して0.1mmの厚さとすることによつて本発明
方法を実施した。
なお、比較の目的で、上記の第1回目の中間焼
鈍を、α+β相領域である温度:950℃に1時間
保持の条件で行なつたところ、第3図に示される
ように(0002)集合組織を壊れず、次の第2回目
の冷間圧延で割れが発生し、満足な冷間圧延を行
なうことができず、箔材の製造は不可能であつ
た。
鈍を、α+β相領域である温度:950℃に1時間
保持の条件で行なつたところ、第3図に示される
ように(0002)集合組織を壊れず、次の第2回目
の冷間圧延で割れが発生し、満足な冷間圧延を行
なうことができず、箔材の製造は不可能であつ
た。
上述のように、この発明の方法によれば、従来
箔材の製造が不可能であつたTi−6%Al−4%
V合金のようなα相とβ相の共存等軸組織を有す
るTi合金の箔材を製造することができるのであ
る。
箔材の製造が不可能であつたTi−6%Al−4%
V合金のようなα相とβ相の共存等軸組織を有す
るTi合金の箔材を製造することができるのであ
る。
第1図は冷間圧延後の集合組織を示す(0002)
正極点図、第2図はβ相領域での中間焼鈍後の組
織を示す(0002)正極点図、第3図はα+β領域
での中間焼鈍後の集合組織を示す(0002)正極点
図である。
正極点図、第2図はβ相領域での中間焼鈍後の組
織を示す(0002)正極点図、第3図はα+β領域
での中間焼鈍後の集合組織を示す(0002)正極点
図である。
Claims (1)
- 1 αおよびβ相の2相共存組織を有するTi合
金素材を熱間圧延し、この結果の熱延板に、冷間
圧延と中間焼鈍の繰り返しによる冷間圧延工程を
施して、箔材を製造するに際して、前記冷間圧延
工程における少なくとも1回の中間焼鈍を、高温
のβ相領域で行なつて、冷間圧延によつて形成さ
れた(0002)集合組織を崩壊せしめることを特徴
とするαおよびβ相の2相共存等軸組織を有する
Ti合金箔材の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21401085A JPS6274062A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | Ti合金箔材の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21401085A JPS6274062A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | Ti合金箔材の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6274062A JPS6274062A (ja) | 1987-04-04 |
| JPS6366896B2 true JPS6366896B2 (ja) | 1988-12-22 |
Family
ID=16648770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21401085A Granted JPS6274062A (ja) | 1985-09-27 | 1985-09-27 | Ti合金箔材の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6274062A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT391882B (de) * | 1987-08-31 | 1990-12-10 | Boehler Gmbh | Verfahren zur waermebehandlung von alpha/beta-ti- legierungen und verwendung einer sprueheinrichtung zur durchfuehrung des verfahrens |
| CN103084389B (zh) * | 2012-11-06 | 2016-03-02 | 陈建兴 | 冷轧钛箔材工艺 |
| CN112845582B (zh) * | 2020-12-22 | 2022-05-10 | 湖南湘投金天钛金属股份有限公司 | 一种宽幅ta4精密钛带卷生产工艺 |
| CN113578959B (zh) * | 2021-06-27 | 2022-06-03 | 中国科学院金属研究所 | 一种细晶ta15钛合金箔材的制备方法 |
| CN118414447A (zh) * | 2021-12-24 | 2024-07-30 | 日本制铁株式会社 | 钛合金箔和显示面板和显示面板的制造方法 |
| CN115301734B (zh) * | 2022-08-08 | 2025-07-22 | 攀钢集团攀枝花钢铁研究院有限公司 | 一种钛合金箔材卷带及其制备方法 |
-
1985
- 1985-09-27 JP JP21401085A patent/JPS6274062A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6274062A (ja) | 1987-04-04 |
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