JPS642656B2 - - Google Patents
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- JPS642656B2 JPS642656B2 JP54121662A JP12166279A JPS642656B2 JP S642656 B2 JPS642656 B2 JP S642656B2 JP 54121662 A JP54121662 A JP 54121662A JP 12166279 A JP12166279 A JP 12166279A JP S642656 B2 JPS642656 B2 JP S642656B2
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Landscapes
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は機械的特性、電磁気的特性の経時変化
の少ない磁性非晶質合金に関するものである。 [従来の技術] 従来型非晶質合金として、Fe80B20,(Co0,94
Fe0,06)79Si10B11等が知られている。 これらの非晶質合金は回転する冷却ロール表面
に合金溶湯を噴射して、この冷却ロール表面で溶
湯を急冷凝固する方法等で得ることができる。 非晶質合金は一般に同じ組成の結晶質合金に比
較して著しく異なる磁気的性質と機械的性質を有
し、特に磁気異方性が小さいことに着目して軟磁
性材料としての用途が研究されている。 [本発明が解決しようとする課題] しかしながら、これら従来の非晶質合金は、機
械的性質、電磁気的性質の経時変化が著しく大き
いという欠点があつた。例えば
(Co0-94Fe0-06)79Si10B11の組成を有する高透磁率
非晶質合金を例にとると、20kHzにおける熱処理
直後の実行透磁率μeは、16000である。これを
150℃で100時間保持した後では、約50%劣化して
μeは8000となつてしまうほどである。このμe値
の劣化は、メタロイドとよばれるC,Si,Ge,
P,B等の半金属元素が時間と共に拡散、偏析す
るためであると考えられている。さらに、上記メ
タロイドは磁気モーメントを持たない元素である
ため、こられメタロイドの含有により飽和磁束密
度が磁性金属元素のみの場合よりも低くなるとい
う問題があつた。 本発明の目的はメタロイドを除いた経時変化の
少ない磁性非晶質合金を提供することである。 [課題を解決するための手段] 本発明は組成式(Co1―x―yNixFey)aHfb(ただ
し0≦x≦1,0≦y≦1,0≦x+y≦1,a
およびbは原子%を単位としa+b=100,5≦
b≦30である)により表されることを特徴とする
磁性非晶質金属合金である。 また、本発明は組成式(Co1―x―yNixFey)a
HfbMc(ただしMはTi及び/又はZrであり、0≦
x≦1,0≦y≦1,0≦x+y≦1,a,bお
よびcは原子%を単位としa+b+c=100,5
≦b+c≦30,b>cである)により表されるこ
とを特徴とする磁性非晶質金属合金である。 本発明は基本的には非晶質化元素であるメタロ
イド(B,C,P,Si,Ge)の代わりにHfを用
いることによつて非晶質金属合金の経時変化を小
さくするものである。 Hfは他のチタン族の元素Mc(Ti,Zr)よりも
少量で非晶化促進の効果があるためメタロイドの
代わりとして好適である。また、Hfの一部を上
記の他のチタン族の元素で置換することは非晶質
合金の硬度上昇に効果があるが、非晶化の効果が
低下するため、Hfの含有量を越えないことが必
要である。ここで、チタン族元素(Hf,Ti,Zr)
の総量を5原子%以上30原子%以下に限定したの
はこれらの元素の合金中の含有量が5原子%未満
であると非晶化が困難であり、また、30原子%を
越えると飽和磁化が小さくなるためである。な
お、本発明において、非晶質合金とは組織の少な
くとも50%以上が非晶質である合金をいう。 [実施例] 以下、本発明の実施例について詳しく説明する
が、本発明はこれら実施例に限るものではない。 (実施例 1) 直径300mmのステンレス製冷却ロールを
2800rpmで回転させ、その表面に、1200〜1400℃
のの温度で加熱溶融した合金溶湯を噴射させて第
1表に示す各種組成のリボン状非晶質金属合金を
得た。 尚、上記製造工程において、合金が凝固する際
の雰囲気は、通常、大気中とされるが、本発明に
おいては合金金属中にHfが含有されているので、
ノズルを大気中に置く場合にはノズルが酸化され
易く、このため、溶湯噴出不可となる恐れがある
ので、少なくとも溶湯噴出前には、ノズルを真空
中または不活性雰囲気中もしくは還元性雰囲気中
に保護しておくことが必要である。 上記のようにして得られた非晶質金属合金の結
晶化温度Tx、キユリー点Tc、およびビツカース
硬度Hvをそれぞれ測定した。その結果を第1表
に示す。 第1表に示すように、本発明により得られた非
晶質金属合金の結晶化温度Txは、いずれもB等
のメタロイドを添加含有する非晶質合金の結晶化
温度である約450℃よりも100℃程度以上高い。し
たがつて、本発明によれば、従来の非晶質金属合
金よりも経時変化の少ないものが実現できること
がわかる。 また、本発明においては、Hf単独の場合より
もTi及び/又はZrを添加することにより硬度を
高くできることも第1表からわかる。
の少ない磁性非晶質合金に関するものである。 [従来の技術] 従来型非晶質合金として、Fe80B20,(Co0,94
Fe0,06)79Si10B11等が知られている。 これらの非晶質合金は回転する冷却ロール表面
に合金溶湯を噴射して、この冷却ロール表面で溶
湯を急冷凝固する方法等で得ることができる。 非晶質合金は一般に同じ組成の結晶質合金に比
較して著しく異なる磁気的性質と機械的性質を有
し、特に磁気異方性が小さいことに着目して軟磁
性材料としての用途が研究されている。 [本発明が解決しようとする課題] しかしながら、これら従来の非晶質合金は、機
械的性質、電磁気的性質の経時変化が著しく大き
いという欠点があつた。例えば
(Co0-94Fe0-06)79Si10B11の組成を有する高透磁率
非晶質合金を例にとると、20kHzにおける熱処理
直後の実行透磁率μeは、16000である。これを
150℃で100時間保持した後では、約50%劣化して
μeは8000となつてしまうほどである。このμe値
の劣化は、メタロイドとよばれるC,Si,Ge,
P,B等の半金属元素が時間と共に拡散、偏析す
るためであると考えられている。さらに、上記メ
タロイドは磁気モーメントを持たない元素である
ため、こられメタロイドの含有により飽和磁束密
度が磁性金属元素のみの場合よりも低くなるとい
う問題があつた。 本発明の目的はメタロイドを除いた経時変化の
少ない磁性非晶質合金を提供することである。 [課題を解決するための手段] 本発明は組成式(Co1―x―yNixFey)aHfb(ただ
し0≦x≦1,0≦y≦1,0≦x+y≦1,a
およびbは原子%を単位としa+b=100,5≦
b≦30である)により表されることを特徴とする
磁性非晶質金属合金である。 また、本発明は組成式(Co1―x―yNixFey)a
HfbMc(ただしMはTi及び/又はZrであり、0≦
x≦1,0≦y≦1,0≦x+y≦1,a,bお
よびcは原子%を単位としa+b+c=100,5
≦b+c≦30,b>cである)により表されるこ
とを特徴とする磁性非晶質金属合金である。 本発明は基本的には非晶質化元素であるメタロ
イド(B,C,P,Si,Ge)の代わりにHfを用
いることによつて非晶質金属合金の経時変化を小
さくするものである。 Hfは他のチタン族の元素Mc(Ti,Zr)よりも
少量で非晶化促進の効果があるためメタロイドの
代わりとして好適である。また、Hfの一部を上
記の他のチタン族の元素で置換することは非晶質
合金の硬度上昇に効果があるが、非晶化の効果が
低下するため、Hfの含有量を越えないことが必
要である。ここで、チタン族元素(Hf,Ti,Zr)
の総量を5原子%以上30原子%以下に限定したの
はこれらの元素の合金中の含有量が5原子%未満
であると非晶化が困難であり、また、30原子%を
越えると飽和磁化が小さくなるためである。な
お、本発明において、非晶質合金とは組織の少な
くとも50%以上が非晶質である合金をいう。 [実施例] 以下、本発明の実施例について詳しく説明する
が、本発明はこれら実施例に限るものではない。 (実施例 1) 直径300mmのステンレス製冷却ロールを
2800rpmで回転させ、その表面に、1200〜1400℃
のの温度で加熱溶融した合金溶湯を噴射させて第
1表に示す各種組成のリボン状非晶質金属合金を
得た。 尚、上記製造工程において、合金が凝固する際
の雰囲気は、通常、大気中とされるが、本発明に
おいては合金金属中にHfが含有されているので、
ノズルを大気中に置く場合にはノズルが酸化され
易く、このため、溶湯噴出不可となる恐れがある
ので、少なくとも溶湯噴出前には、ノズルを真空
中または不活性雰囲気中もしくは還元性雰囲気中
に保護しておくことが必要である。 上記のようにして得られた非晶質金属合金の結
晶化温度Tx、キユリー点Tc、およびビツカース
硬度Hvをそれぞれ測定した。その結果を第1表
に示す。 第1表に示すように、本発明により得られた非
晶質金属合金の結晶化温度Txは、いずれもB等
のメタロイドを添加含有する非晶質合金の結晶化
温度である約450℃よりも100℃程度以上高い。し
たがつて、本発明によれば、従来の非晶質金属合
金よりも経時変化の少ないものが実現できること
がわかる。 また、本発明においては、Hf単独の場合より
もTi及び/又はZrを添加することにより硬度を
高くできることも第1表からわかる。
【表】
【表】
尚、本発明において、Hfの代わりにTi及び/
又はZrを用いることの利点は前述したとおりで
あるが、非晶質化のためには、Hfを用いる方が
Ti及び/又はZrを用いる場合に比較してより少
ない含有量で効果があつた。 (実施例 2) 実施例1と同様な方法により(CoxFe1―x)
92Hf8なる組成のリボン状非晶質金属合金を得た。 得られたxの異なる種々の(CoxFe1―x)92Hf8
組成の非晶質合金について、磁気モーメントσと
比例関係にある飽和磁束密度Bsのx依存性を検
討した。その結果を第1図に示す。 Hfを用いた本発明の合金の場合は、xが大き
くなつても飽和磁束密度Bsの低下(還元すれば、
磁気モーメントσの値の低下)は少なく、優れた
磁性を有する非晶質金属合金であることがわか
る。また、メタロイドとしてBを用いた(Cox
Fe1―x)80B20組成の非晶質合金の磁気モーメント
σのx依存性とは異なり、磁気モーメントσの大
きい合金はCo―rich側で得られることがわかつ
た。 (実施例 3) 実施例1と同様の方法により、Co―Fe―Hf系
合金を作製した。得られた合金について、Coお
よぢFeの含有量と、10Oeの磁場を印加したとき
の磁束密度B10との関係との関係について測定し
た。B10はCo/(Co+Fe)=0.3〜0.6のとき高い
値を示し、このとき高磁束密度磁性材料として特
に有効であることがわかつた。 (実施例 4) 実施例4と同様にして、Co―Fe―Hf―Zr系合
金である(Fe1―xCox)90Hf8Zr2においてxを変化
させたときの抗磁力Hcを測定した。 Hcはx=0〜0.3において0.3Oe以下の低い値
を示し、このとき軟磁性材料として特に好適であ
ることがわかつた。 (実施例 5) 実施例4と同様にして、(Fe1―x―yCoxNiy)
90Hf10系においてxを変化させた組成の非晶質金
属合金を作製し、磁歪Oの線を測定したところ、
x+y=1で、かつ、xが0.91〜0.94、yが0.06
〜0.09のとき磁歪がほぼ0であつた。したがつ
て、本発明非晶質金属磁性合金を磁気ヘツド材と
して使用する場合には、ここに示したようなNi
を含有させた磁歪Oの合金が好ましい。 (実施例 6) 実施例4と同様にして、(Fe0.95―0.4Co0.15―0.6)
aHfb系においてaおよびbを変化させた種々の
組成の非晶質合金を作製し、その特性を調べた。
その結果、a=70〜95、b=5〜30の範囲では、
磁歪は大きくなるが、抗磁力Hcが小さく磁束密
度の大きい材料が得られることがわかつた。この
ような特性の材料は、特にトランス材として有用
である。 [発明の効果] 以上詳述したように、本発明によればメタロイ
ドに代えてHfを用いることにより経時変化の少
ない磁性非晶質合金を得ることができる。
又はZrを用いることの利点は前述したとおりで
あるが、非晶質化のためには、Hfを用いる方が
Ti及び/又はZrを用いる場合に比較してより少
ない含有量で効果があつた。 (実施例 2) 実施例1と同様な方法により(CoxFe1―x)
92Hf8なる組成のリボン状非晶質金属合金を得た。 得られたxの異なる種々の(CoxFe1―x)92Hf8
組成の非晶質合金について、磁気モーメントσと
比例関係にある飽和磁束密度Bsのx依存性を検
討した。その結果を第1図に示す。 Hfを用いた本発明の合金の場合は、xが大き
くなつても飽和磁束密度Bsの低下(還元すれば、
磁気モーメントσの値の低下)は少なく、優れた
磁性を有する非晶質金属合金であることがわか
る。また、メタロイドとしてBを用いた(Cox
Fe1―x)80B20組成の非晶質合金の磁気モーメント
σのx依存性とは異なり、磁気モーメントσの大
きい合金はCo―rich側で得られることがわかつ
た。 (実施例 3) 実施例1と同様の方法により、Co―Fe―Hf系
合金を作製した。得られた合金について、Coお
よぢFeの含有量と、10Oeの磁場を印加したとき
の磁束密度B10との関係との関係について測定し
た。B10はCo/(Co+Fe)=0.3〜0.6のとき高い
値を示し、このとき高磁束密度磁性材料として特
に有効であることがわかつた。 (実施例 4) 実施例4と同様にして、Co―Fe―Hf―Zr系合
金である(Fe1―xCox)90Hf8Zr2においてxを変化
させたときの抗磁力Hcを測定した。 Hcはx=0〜0.3において0.3Oe以下の低い値
を示し、このとき軟磁性材料として特に好適であ
ることがわかつた。 (実施例 5) 実施例4と同様にして、(Fe1―x―yCoxNiy)
90Hf10系においてxを変化させた組成の非晶質金
属合金を作製し、磁歪Oの線を測定したところ、
x+y=1で、かつ、xが0.91〜0.94、yが0.06
〜0.09のとき磁歪がほぼ0であつた。したがつ
て、本発明非晶質金属磁性合金を磁気ヘツド材と
して使用する場合には、ここに示したようなNi
を含有させた磁歪Oの合金が好ましい。 (実施例 6) 実施例4と同様にして、(Fe0.95―0.4Co0.15―0.6)
aHfb系においてaおよびbを変化させた種々の
組成の非晶質合金を作製し、その特性を調べた。
その結果、a=70〜95、b=5〜30の範囲では、
磁歪は大きくなるが、抗磁力Hcが小さく磁束密
度の大きい材料が得られることがわかつた。この
ような特性の材料は、特にトランス材として有用
である。 [発明の効果] 以上詳述したように、本発明によればメタロイ
ドに代えてHfを用いることにより経時変化の少
ない磁性非晶質合金を得ることができる。
第1図は(Fe1―xCox)9f8非晶質合金における
飽和磁束密度のx依存性を示す図である。
飽和磁束密度のx依存性を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 組成式(Co1―x―yNixFey)aHfb(ただし、0
≦x≦1,0≦y≦1,0≦x+y≦1,aおよ
びbは原子%を単位としa+b=100,5≦b≦
30である)により表されることを特徴とする磁性
非晶質金属合金。 2 組成式(Co1―x―yNixFey)aHfbMc(ただし、
MはTi及び/又はZrであり、0≦x≦1,0≦
y≦1,0≦x+y≦1,a,bおよびcは原子
%を単位としa+b+c=100,5≦b+c≦30,
b>cである)により表されることを特徴とする
磁性非晶質金属合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12166279A JPS5644728A (en) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | Metal alloy formed by molten metal rapid cooling method and its manufacture |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12166279A JPS5644728A (en) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | Metal alloy formed by molten metal rapid cooling method and its manufacture |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5644728A JPS5644728A (en) | 1981-04-24 |
| JPS642656B2 true JPS642656B2 (ja) | 1989-01-18 |
Family
ID=14816785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12166279A Granted JPS5644728A (en) | 1979-09-21 | 1979-09-21 | Metal alloy formed by molten metal rapid cooling method and its manufacture |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5644728A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4923770A (en) * | 1985-03-29 | 1990-05-08 | The Standard Oil Company | Amorphous metal alloy compositions for reversible hydrogen storage and electrodes made therefrom |
-
1979
- 1979-09-21 JP JP12166279A patent/JPS5644728A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5644728A (en) | 1981-04-24 |
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