JPS64340B2 - - Google Patents
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- JPS64340B2 JPS64340B2 JP58085699A JP8569983A JPS64340B2 JP S64340 B2 JPS64340 B2 JP S64340B2 JP 58085699 A JP58085699 A JP 58085699A JP 8569983 A JP8569983 A JP 8569983A JP S64340 B2 JPS64340 B2 JP S64340B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- graphite powder
- weight
- aspect ratio
- molded body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Description
本発明は、炭素成形体及びその製造法に関し、
この成形体は水素、アルコール等を燃料とする燃
料電池のセパレーター等に好適なものである。 燃料電池は、通常いくつかの単位電池を直列に
接続して使用される。各電池間は電解液、ガス等
に対して不通気性のセパレーターで仕切られてい
る。セパレーターは電気に対しては高伝導性であ
ることが必要である。 従来この種の材料としては黒鉛粉末に熱硬化性
樹脂等の結合剤を加え、混練、成形、焼成し、さ
らに不通気性、電導性を向上させるため前記結合
剤を含浸し、焼成して製品とする方法がある。こ
の方法は焼成しているので耐熱性が良好である利
点があるが、焼成によつて気孔が生ずるため、通
常は含浸工程が必要となり、コスト高になる欠点
がある。 さらに黒鉛粉末を熱硬化性樹脂を用いて成形し
たままで製品とする方法もある(特公昭50−
11355)。熱硬化性樹脂自体は電導性でないため、
この成形体の電導性を高めるためには前記公報に
記載されているように黒鉛粉末の粒度分布を細か
く規定しなければならず、工程が複雑になるばか
りでなく、また通常の粉砕等でその粒度にして
も、成形体の緻密性等が十分でないため、電導性
も良好とは云えない。 本発明は黒鉛粉末として特定のものを使用して
粉末の充填を高め、熱硬化性樹脂の添加量を少な
くすることにより、緻密にして不通気性、電導性
にも優れた成形体を得ることに成功したものであ
る。 熱硬化性樹脂を硬化しただけで本発明の成形体
が十分に電導性が高いのは、黒鉛粉末と熱硬化性
樹脂とは漏れ性が悪いため、樹脂の量が少ない場
合は樹脂は黒鉛粉末同志の接触面には殆んど存在
せず、粒子間に形成される空所に優先的に存在す
ることになるので粒子同志間の接触面での電導性
が下らないことに起因するものと推定される。こ
のことは黒鉛粉末のみを圧縮してその比抵抗を測
定してみると本発明の成形体と大差がないことか
らも裏付けられる。 本発明において黒鉛粉末はアスペクト比が3以
下であることが必要である。アスペクト比は粒子
の長径と短径の比でこれが大きい程偏平であり、
最小が1で、これは球あるいは球状多角形であ
る。アスペクト比の測定法は走査型電子顕微鏡に
より写真撮影を行ない各粒子の長径及び短径をサ
ンプル数200〜300個について測定する。 黒鉛粉末のアスペクト比は通常天然黒鉛の場合
で50前後、人造黒鉛の粉砕品で5〜10位である。
このような偏平な粒子では充填性、成形性がよく
ないため、密度が上らず、不通気性、電導性等の
特性が満足すべきものにならない。 一般の黒鉛粉末はアスペクト比が大きい、即ち
比表面積が大きい為、成形に必要とする熱硬化性
樹脂等のバインダー量が多くなる。この為、低い
電気比抵抗の成形体を得るには特公昭50−11355
号に記載が有るようにイソプロピルアルコール等
の蒸発性有機溶媒を使用する等の工夫が必要とな
る。しかし蒸発性有機溶媒を使うと加熱、加圧成
形中に大量のガスが発生し、このガスが系外に排
出される際、ピンホール等が発生し、不通気性に
劣るものになる。本発明においては黒鉛粉末のア
スペクト比が3以下のものを用いることにより、
充填性に富み、少ないバインダー量で蒸発性有機
溶媒が不要となり、小さい電気比抵抗と不通気性
に優れた成形体を得ることができる。 本発明においては黒鉛粉末はアスペクト比が3
以下であることを必要とする。粒子は種々のアス
ペクト比のものの集合物となるが、本発明におい
ては大部分、即ち約70%(個数%)以上の粒子が
アスペクト比3以下であればよい。この範囲を越
えるとセパレーターのように薄板状の成形体を製
造する場合、ヒビ割れ等成形不良が多く発生した
り、成形密度が上らない。またアスペクト比が大
きいと、薄板成形の場合、板の両面より加圧する
のが普通であり、粒子の長手方向が板の面方向に
揃うので、板の厚さ方向に対しては導電性が低
く、燃料電池には不利である。 黒鉛粉末は細かいことが必要であるが、微粉の
みでも成形性が悪い、これに細粉が混合したもの
がよく、具体的には全体が104μm以下で、かつ
その10〜80%が50μm以下である。そして実際に
は篩によつて分級するので、全体が104μm以下
とは150メツシユの篩を用いたときその通過量が
90%以上のものであればよい。成形性が悪いと成
形体密度の均一性に欠け、粗密の部分が生じかつ
ヒビ不良が発生し易い。 この黒鉛粉末のアスペクト比については、黒鉛
の種類により粉砕しただけでアスペクト比が3以
下のものはそのままでもよいが、通常は、磨砕機
や混和機に黒鉛粉末と水を入れ、湿式回転等によ
り磨砕をしながら粉砕し、或いは粉砕後傾斜振動
板のような装置で処理して、アスペクト比を3以
下とする。 本発明の成形体はこれらの黒鉛粉末が10〜25重
量%の熱硬化性樹脂によつて結合されている。熱
硬化性樹脂としては、好ましくはフエノール樹脂
であるが、その他のエポキシ樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂なども使用可能である。フエノール樹
脂が好ましいものは成形体の特性が優れているこ
と、かつ安価である等の理由による。 樹脂の量が10重量%未満では成形体、特に薄板
の場合、実用的強度がなく、また流体に対する不
浸透性も十分でない。反面、25重量%を越えると
電気伝導性が下る。 炭素成形体は黒鉛粉末が高密度に充填されてお
り、樹脂の量は比較的わずかなので、電気比抵抗
が0.03Ω−cm以下、通気率1×10-4cm2/秒以下で
あり、電池のセパレーターとしても十分に実用化
可能なものである。また曲げ強度は600Kg/cm2以
上であり問題はない。セパレーターでは通常その
厚さは0.1〜5mmの範囲で使用される。そして一
般にはセパレーターは、第1図の成形法からわか
るように片面あるいは両面(図示)に多数の溝が
設けられている。なお、前記で通気率は室温にお
けるH2ガス1気圧での値である。 次に製法について説明する。 熱硬化性樹脂は成形体の硬化時に気泡が生じな
いようにするため、不揮発分が65%以上のものが
適する。また樹脂の粘度が低過ぎても成形体の形
状保持等に好ましくないので、27000センチポア
ズ(25℃)以上が適当である。 黒鉛粉末と樹脂の混合は硬化後の樹脂含有量
が、10〜25重量%になるようにするが、それには
樹脂として不揮発分65%以上のものを使用した場
合、黒鉛粉末100重量部に対し、樹脂12〜3.4重量
部使用すればよい。 これらの混合物は充分混練し、ペースト状にす
るが、その可塑性を向上させるため、デンプン、
デキストリン、小麦粉を少量、例えば0.1〜2%
程度混合することは効果がある。混練は室温でよ
いが好ましくは0.2〜2Kg/cm2程度の加圧状態で
混練する。 成形は例えば第1図のような方法で行なう。図
で1は型枠で2は上型、3は下型である。図では
上型と下型は互いに直交方向に溝が設けてある。
混練したペーストの所定量を下型3の上にほぼ一
様に載せ、これを型枠1に入れ、上型2を用い
て、上下から圧縮成形する。これを型に入れたま
ま常圧、100℃程度で予熱する。次いで150〜200
℃程度、100〜200Kg/cm2程度でホツトプレス成形
する。5〜20分程度保持した後室温まで冷却す
る。 実施例 人造黒鉛を粉砕機アトマイザー(不二パウダル
株式会社製)で粉砕し、さらにマルメライザー
(同社製)で磨砕し、分級して次の黒鉛粉末を得
た。 アスペクト比 粒 度 3以下 104μm篩下、44μm篩下 90% 全 量 50% 結合剤には、フエノール樹脂(昭和ユニオン合
成(株)製、BXL−274)で粘度は32000CPS(25℃)、
不揮発分(135℃、1時間)73.6%である。 上記黒鉛粉末100重量部にフエノール樹脂22重
量部を加え、加圧混和機(混和機内に回転する双
腕翼を備え、上部の蓋でペーストを加圧)で圧力
1.0Kg/cm2(前記蓋の圧力)にして室温で混和し
た。 混和ペーストを第1図に示す装置で薄板に成形
した。初めに型に入れたまま常圧下、100℃で20
分間予熱し、次いで160℃、180Kg/cm2で5分間保
持する。ここで得られた薄板はやや反りがあつた
のでこれを平板にはさんで、200℃180Kg/cm2で5
分間保持した。 ここで得られた薄板は以下の特性を有し、電池
のセパレーターに要求される特性を満足してい
た。 嵩密度、電気比抵抗、曲げ強さ、通気率 (g/cm3)(Ω−cm)(Kg/cm2)(cm2/sec) 1.81、 0.008、 650、 10-7 比較例 1 人造黒鉛を粉砕機アトマイザーで粉砕分級して
次の黒鉛粉末を得た。 アスペクト比 粒 度 3〜7 104μm篩下 44μm篩下 70% 全 量 53% 以下、実施例と同様にして薄板を作製した。特
性は下記の通りであつた。 嵩密度、電気比抵抗、曲げ強さ、通気率 (g/cm3)(Ω−cm)(Kg/cm2)(cm2/sec) 1.79、 0.009、 350、 10-4 比較例 2 人造黒鉛を粉砕機アトマイザーで粉砕し、分級
して次の粒度分布の黒鉛粉末を得た。 53μm以下 53〜88μm 88〜177μm 8重量% 31重量% 61重量% 又、これらの黒鉛粉末のいずれもアスペクト比
が3以上のものが70%以上を占めているものであ
つた。 市販イソプロピルアルコールをフエノール樹脂
に20%添加したものを20重量部、そして前記黒鉛
粉末を80重量部を混合しスラリーとした。このス
ラリーを乾燥して金型内に5Kg/cm2の加圧下93℃
まで4分で予備加熱を行ない他の条件は実施例と
同様にして10枚の薄板を成形した。この10枚の薄
板成形体と実施例で製作した10枚の薄板成形体の
通気率測定結果を第1表に示す。
この成形体は水素、アルコール等を燃料とする燃
料電池のセパレーター等に好適なものである。 燃料電池は、通常いくつかの単位電池を直列に
接続して使用される。各電池間は電解液、ガス等
に対して不通気性のセパレーターで仕切られてい
る。セパレーターは電気に対しては高伝導性であ
ることが必要である。 従来この種の材料としては黒鉛粉末に熱硬化性
樹脂等の結合剤を加え、混練、成形、焼成し、さ
らに不通気性、電導性を向上させるため前記結合
剤を含浸し、焼成して製品とする方法がある。こ
の方法は焼成しているので耐熱性が良好である利
点があるが、焼成によつて気孔が生ずるため、通
常は含浸工程が必要となり、コスト高になる欠点
がある。 さらに黒鉛粉末を熱硬化性樹脂を用いて成形し
たままで製品とする方法もある(特公昭50−
11355)。熱硬化性樹脂自体は電導性でないため、
この成形体の電導性を高めるためには前記公報に
記載されているように黒鉛粉末の粒度分布を細か
く規定しなければならず、工程が複雑になるばか
りでなく、また通常の粉砕等でその粒度にして
も、成形体の緻密性等が十分でないため、電導性
も良好とは云えない。 本発明は黒鉛粉末として特定のものを使用して
粉末の充填を高め、熱硬化性樹脂の添加量を少な
くすることにより、緻密にして不通気性、電導性
にも優れた成形体を得ることに成功したものであ
る。 熱硬化性樹脂を硬化しただけで本発明の成形体
が十分に電導性が高いのは、黒鉛粉末と熱硬化性
樹脂とは漏れ性が悪いため、樹脂の量が少ない場
合は樹脂は黒鉛粉末同志の接触面には殆んど存在
せず、粒子間に形成される空所に優先的に存在す
ることになるので粒子同志間の接触面での電導性
が下らないことに起因するものと推定される。こ
のことは黒鉛粉末のみを圧縮してその比抵抗を測
定してみると本発明の成形体と大差がないことか
らも裏付けられる。 本発明において黒鉛粉末はアスペクト比が3以
下であることが必要である。アスペクト比は粒子
の長径と短径の比でこれが大きい程偏平であり、
最小が1で、これは球あるいは球状多角形であ
る。アスペクト比の測定法は走査型電子顕微鏡に
より写真撮影を行ない各粒子の長径及び短径をサ
ンプル数200〜300個について測定する。 黒鉛粉末のアスペクト比は通常天然黒鉛の場合
で50前後、人造黒鉛の粉砕品で5〜10位である。
このような偏平な粒子では充填性、成形性がよく
ないため、密度が上らず、不通気性、電導性等の
特性が満足すべきものにならない。 一般の黒鉛粉末はアスペクト比が大きい、即ち
比表面積が大きい為、成形に必要とする熱硬化性
樹脂等のバインダー量が多くなる。この為、低い
電気比抵抗の成形体を得るには特公昭50−11355
号に記載が有るようにイソプロピルアルコール等
の蒸発性有機溶媒を使用する等の工夫が必要とな
る。しかし蒸発性有機溶媒を使うと加熱、加圧成
形中に大量のガスが発生し、このガスが系外に排
出される際、ピンホール等が発生し、不通気性に
劣るものになる。本発明においては黒鉛粉末のア
スペクト比が3以下のものを用いることにより、
充填性に富み、少ないバインダー量で蒸発性有機
溶媒が不要となり、小さい電気比抵抗と不通気性
に優れた成形体を得ることができる。 本発明においては黒鉛粉末はアスペクト比が3
以下であることを必要とする。粒子は種々のアス
ペクト比のものの集合物となるが、本発明におい
ては大部分、即ち約70%(個数%)以上の粒子が
アスペクト比3以下であればよい。この範囲を越
えるとセパレーターのように薄板状の成形体を製
造する場合、ヒビ割れ等成形不良が多く発生した
り、成形密度が上らない。またアスペクト比が大
きいと、薄板成形の場合、板の両面より加圧する
のが普通であり、粒子の長手方向が板の面方向に
揃うので、板の厚さ方向に対しては導電性が低
く、燃料電池には不利である。 黒鉛粉末は細かいことが必要であるが、微粉の
みでも成形性が悪い、これに細粉が混合したもの
がよく、具体的には全体が104μm以下で、かつ
その10〜80%が50μm以下である。そして実際に
は篩によつて分級するので、全体が104μm以下
とは150メツシユの篩を用いたときその通過量が
90%以上のものであればよい。成形性が悪いと成
形体密度の均一性に欠け、粗密の部分が生じかつ
ヒビ不良が発生し易い。 この黒鉛粉末のアスペクト比については、黒鉛
の種類により粉砕しただけでアスペクト比が3以
下のものはそのままでもよいが、通常は、磨砕機
や混和機に黒鉛粉末と水を入れ、湿式回転等によ
り磨砕をしながら粉砕し、或いは粉砕後傾斜振動
板のような装置で処理して、アスペクト比を3以
下とする。 本発明の成形体はこれらの黒鉛粉末が10〜25重
量%の熱硬化性樹脂によつて結合されている。熱
硬化性樹脂としては、好ましくはフエノール樹脂
であるが、その他のエポキシ樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂なども使用可能である。フエノール樹
脂が好ましいものは成形体の特性が優れているこ
と、かつ安価である等の理由による。 樹脂の量が10重量%未満では成形体、特に薄板
の場合、実用的強度がなく、また流体に対する不
浸透性も十分でない。反面、25重量%を越えると
電気伝導性が下る。 炭素成形体は黒鉛粉末が高密度に充填されてお
り、樹脂の量は比較的わずかなので、電気比抵抗
が0.03Ω−cm以下、通気率1×10-4cm2/秒以下で
あり、電池のセパレーターとしても十分に実用化
可能なものである。また曲げ強度は600Kg/cm2以
上であり問題はない。セパレーターでは通常その
厚さは0.1〜5mmの範囲で使用される。そして一
般にはセパレーターは、第1図の成形法からわか
るように片面あるいは両面(図示)に多数の溝が
設けられている。なお、前記で通気率は室温にお
けるH2ガス1気圧での値である。 次に製法について説明する。 熱硬化性樹脂は成形体の硬化時に気泡が生じな
いようにするため、不揮発分が65%以上のものが
適する。また樹脂の粘度が低過ぎても成形体の形
状保持等に好ましくないので、27000センチポア
ズ(25℃)以上が適当である。 黒鉛粉末と樹脂の混合は硬化後の樹脂含有量
が、10〜25重量%になるようにするが、それには
樹脂として不揮発分65%以上のものを使用した場
合、黒鉛粉末100重量部に対し、樹脂12〜3.4重量
部使用すればよい。 これらの混合物は充分混練し、ペースト状にす
るが、その可塑性を向上させるため、デンプン、
デキストリン、小麦粉を少量、例えば0.1〜2%
程度混合することは効果がある。混練は室温でよ
いが好ましくは0.2〜2Kg/cm2程度の加圧状態で
混練する。 成形は例えば第1図のような方法で行なう。図
で1は型枠で2は上型、3は下型である。図では
上型と下型は互いに直交方向に溝が設けてある。
混練したペーストの所定量を下型3の上にほぼ一
様に載せ、これを型枠1に入れ、上型2を用い
て、上下から圧縮成形する。これを型に入れたま
ま常圧、100℃程度で予熱する。次いで150〜200
℃程度、100〜200Kg/cm2程度でホツトプレス成形
する。5〜20分程度保持した後室温まで冷却す
る。 実施例 人造黒鉛を粉砕機アトマイザー(不二パウダル
株式会社製)で粉砕し、さらにマルメライザー
(同社製)で磨砕し、分級して次の黒鉛粉末を得
た。 アスペクト比 粒 度 3以下 104μm篩下、44μm篩下 90% 全 量 50% 結合剤には、フエノール樹脂(昭和ユニオン合
成(株)製、BXL−274)で粘度は32000CPS(25℃)、
不揮発分(135℃、1時間)73.6%である。 上記黒鉛粉末100重量部にフエノール樹脂22重
量部を加え、加圧混和機(混和機内に回転する双
腕翼を備え、上部の蓋でペーストを加圧)で圧力
1.0Kg/cm2(前記蓋の圧力)にして室温で混和し
た。 混和ペーストを第1図に示す装置で薄板に成形
した。初めに型に入れたまま常圧下、100℃で20
分間予熱し、次いで160℃、180Kg/cm2で5分間保
持する。ここで得られた薄板はやや反りがあつた
のでこれを平板にはさんで、200℃180Kg/cm2で5
分間保持した。 ここで得られた薄板は以下の特性を有し、電池
のセパレーターに要求される特性を満足してい
た。 嵩密度、電気比抵抗、曲げ強さ、通気率 (g/cm3)(Ω−cm)(Kg/cm2)(cm2/sec) 1.81、 0.008、 650、 10-7 比較例 1 人造黒鉛を粉砕機アトマイザーで粉砕分級して
次の黒鉛粉末を得た。 アスペクト比 粒 度 3〜7 104μm篩下 44μm篩下 70% 全 量 53% 以下、実施例と同様にして薄板を作製した。特
性は下記の通りであつた。 嵩密度、電気比抵抗、曲げ強さ、通気率 (g/cm3)(Ω−cm)(Kg/cm2)(cm2/sec) 1.79、 0.009、 350、 10-4 比較例 2 人造黒鉛を粉砕機アトマイザーで粉砕し、分級
して次の粒度分布の黒鉛粉末を得た。 53μm以下 53〜88μm 88〜177μm 8重量% 31重量% 61重量% 又、これらの黒鉛粉末のいずれもアスペクト比
が3以上のものが70%以上を占めているものであ
つた。 市販イソプロピルアルコールをフエノール樹脂
に20%添加したものを20重量部、そして前記黒鉛
粉末を80重量部を混合しスラリーとした。このス
ラリーを乾燥して金型内に5Kg/cm2の加圧下93℃
まで4分で予備加熱を行ない他の条件は実施例と
同様にして10枚の薄板を成形した。この10枚の薄
板成形体と実施例で製作した10枚の薄板成形体の
通気率測定結果を第1表に示す。
【表】
【表】
以上の結果より本発明により得られる薄板は電
池用セパレーターとして信頼性の高い気密性を有
していることが分る。
池用セパレーターとして信頼性の高い気密性を有
していることが分る。
第1図は、本発明の成形に使用される鋳型の1
例である。 1……型枠、2……上型、3……下型。
例である。 1……型枠、2……上型、3……下型。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱硬化性樹脂10〜25重量%を結合剤とし、黒
鉛粉末を骨材とする成形体において、該黒鉛粉末
はアスペクト比3以下、粒度が104μm以下でか
つその10〜80%が50μm以下であり、前記成形体
の電気比抵抗が0.03Ω−cm以下、通気率が1×
10-4cm2/秒以下である炭素成形体。 2 成形体の厚さが0.1mm〜5mmである特許請求
の範囲第1項記載の炭素成形体。 3 アスペクト比が3以下、粒度が104μm以下
でかつその10〜80%が50μm以下である黒鉛粉末
100重量部に対し、不揮発分65%以上(135℃、1
時間、JIS K−6909)の熱硬化性樹脂12〜34重量
部を加え、混練し、成形した後、硬化させること
を特徴とする電気比抵抗0.03Ω−cm以下、通気率
1×10-4cm2/秒以下である炭素成形体の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58085699A JPS59213610A (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | 炭素成形体及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58085699A JPS59213610A (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | 炭素成形体及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59213610A JPS59213610A (ja) | 1984-12-03 |
| JPS64340B2 true JPS64340B2 (ja) | 1989-01-06 |
Family
ID=13866070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58085699A Granted JPS59213610A (ja) | 1983-05-18 | 1983-05-18 | 炭素成形体及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59213610A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006106609A1 (en) | 2005-04-04 | 2006-10-12 | Showa Denko K.K. | Electrically conducting curable resin composition, cured product thereof and molded article of the same |
| US7329698B2 (en) | 2001-08-06 | 2008-02-12 | Showa Denko K.K. | Conductive curable resin composition and separator for fuel cell |
| EP2015384A1 (en) | 2007-06-15 | 2009-01-14 | TUBITAK-Turkiye Bilimsel ve Teknolojik ve Arastima Kurumu | A method for producing recyclable bipolar plate |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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