JPS646175B2 - - Google Patents
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- JPS646175B2 JPS646175B2 JP55081793A JP8179380A JPS646175B2 JP S646175 B2 JPS646175 B2 JP S646175B2 JP 55081793 A JP55081793 A JP 55081793A JP 8179380 A JP8179380 A JP 8179380A JP S646175 B2 JPS646175 B2 JP S646175B2
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- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- palladium
- autoclave
- mmol
- butadiene
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Description
本発明は活性水素を有する有機化合物をテロー
ゲンとする非環状共役ジオレフインのテロメリ化
方法に関する。 活性水素を有する各種の有機化合物をテロ―ゲ
ンとする非環状共役ジオレフインのテロメリ化反
応によりアルカジエニル化合物が生成することは
公知である(たとえばAdvances in
Organometal.Chem.,Vol.17,Academic
Press,New York,1979)。非環状共役ジオレ
フインのテロメリ化反応は通常パラジウム触媒の
存在下で行なわれるが、パラジウムは極めて高価
であるため、この反応を工業的規模で実施するに
は触媒活性を長期に亘つて安定に維持することお
よび触媒を効率よく循環使用することが不可欠で
ある。触媒活性の安定化にトリフエニルホスフイ
ンなどのホスフイン類の添加が有効であることは
前記文献により公知であり、パラジウムに対して
過剰量のホスフイン類を添加することによつて触
媒活性をある程度維持することができる。しかし
ながら、本発明者らの詳細な検討によるとホスフ
イン類の添加によつてもなお触媒活性を長期に亘
つて安定に維持することができないことが判明し
た。たとえば、反応で生成したアルカジエニル化
合物は、通常、蒸留によつて反応混合液から分離
されるが、蒸留温度が約110℃を越えるとたとえ
パラジウムに対して大過量のホスフイン類が添加
されていても触媒の変質およびメタル化が顕著に
起こる。パラジウム触媒の変質ならびにメタル化
は単に触媒活性を低下させるのみならず触媒の連
続的な循環使用を実質的に不可能にする。パラジ
ウム触媒の変質ならびにメタル化を抑制するため
に110℃以下の温度で蒸留を行なうと、かなりの
量で生成する高沸点副生成物が触媒を含む残留物
中に蓄積することとなり、これが触媒の循環を繰
り返す過程で触媒活性を低下させる原因となるの
で触媒を循環使用することができなくなる。 このようにパラジウム触媒の存在下活性水素を
有する有機化合物をテロ―ゲンとする非環状共役
ジオレフインのテロメリ化反応を工業的規模で実
施するに際して解決すべき課題は、触媒活性寿命
を長期に亘つて保持すること、および触媒の活性
を低下させることなく反応混合液からの生成物の
分離と触媒の循環使用を行なうことである。 活性水素を有する有機化合物を用いてパラジウ
ム触媒およびホスフイン類の存在下に非環状共役
ジオレフインのテロメリ化反応を行なうに際して
の前述した如き種々の問題点は、本発明によれば
一般式 (式中、Rは水素原子、―SO3Naまたは―
COONaを表わす) で示される単座配位性ホスフイン類をパラジウム
1グラム原子あたり少くとも6モルの量で用い、
かつ二座配位性ホスフイン類をパラジウム1グラ
ム原子あたり0.3〜3モルの量で添加することに
よつて極めて効果的に解決されることが見出され
た。上述したように本発明の方法は特定量の単座
配位性ホスフイン類に対して二座配位性ホスフイ
ン類の特定量を組合せて用いる点に特徴を有して
おり、これにより高い反応速度でテロメリ化反応
が進行するだけでなく、触媒を循環使用した場合
でも触媒失活物質の蓄積による触媒の活性低下を
抑制しうるので触媒活性を長期に亘つて安定に維
持することができるのである。さらに本発明によ
れば、反応混合液からの生成物の蒸留分離に際し
てもパラジウム触媒の変質ならびにメタル化が抑
制されるため、触媒の活性を低下させることなく
触媒を循環使用することができる。このように本
発明に従えば活性水素を有する有機化合物をテロ
―ゲンとする非環状共役ジオレフインのテロメリ
化反応を工業的に有利に実施することができる。 このほかにも本発明によれば反応系に微量混入
する酸素によつてホスフイン類が酸化されて触媒
毒として作用するホスフインオキサイドが生成す
るのが抑制されるという利点がもたらされる。上
述した如き本発明の効果は単座配位性ホスフイン
類と二座配位性ホスフイン類とを組合せて用いる
ことによつて始めて発現するのであつて、たとえ
二座配位性ホスフイン類をパラジウム1グラム原
子あたり0.3〜3モルの量で反応系に添加しても
単座配位性ホスフイン類を全く使用しない場合に
は、特公昭47―25321号公報およびBull.Chem.
Soc.Japan,45,1183(1972)に報告されている
ように非環状共役ジオレフインのテロメリ化に基
づく反応生成物は全く得られないで非環状共役ジ
オレフインに活性水素を有する化合物が付加した
化合物が選択的に生成する。 なお本発明において用いられる単座配位性ホス
フイン類では1分子のホスフイン化合物がパラジ
ウム1原子に対して1対1で配位しうる。これに
対して本発明において用いられる二座配位性ホス
フイン類とは1分子のホスフイン化合物がパラジ
ウム1原子に対してキレート配位することができ
るように分子内に2つの配位可能な原子を有する
化合物である。 本発明の方法において用いられるパラジウム触
媒としては従来公知のパラジウムまたはパラジウ
ム化合物がすべて使用可能である。パラジウムは
活性炭などの不活性な担体上に沈着させて用いる
こともできる。パラジウム化合物としては具体的
にはパラジウムアセチルアセトナート、酢酸パラ
ジウム、1,5―シクロオクタジエンパラジウム
クロライド、π―アリルパラジウムクロライド、
π―アリルパラジウムアセテート、ビストリフエ
ニルホスフインパラジウムクロライド、ビストリ
フエニルホスフインパラジウムアセテート、ビス
〔トリス(p―メトキシフエニル)ホスフイン〕
パラジウムアセテート、ビス(o―トリルジフエ
ニルホスフイン)パラジウムクロライド、テトラ
キス(トリフエニルホスフイン)パラジウム、テ
トラキス(トリナフチルホスフイン)パラジウ
ム、テトラキス(o―トリルジフエニルホスフイ
ン)パラジウム、テトラキス(トリベンジルホス
フイン)パラジウム、ビス(トリシクロヘキシル
ホスフイン)パラジウムアセテート、ビス(メチ
ルジフエニルホスフイン)パラジウムクロライ
ド、〔ビス(1,2―ジフエニルホスフイノ)エ
タン〕パラジウムアセテート、ビス(ベンゾニト
リル)パラジウムクロライド、塩化パラジウム、
硝酸パラジウム、硫酸パラジウム、ナトリウムク
ロロパラデートなどを挙げることができる。非環
状共役ジオレフインのテロメリ化における真の触
媒活性種は低原子価パラジウム錯体であるので、
二価のパラジウム化合物を触媒として用いる場合
には反応系中に存在するホスフイン類または非環
状共役ジオレフインで還元することによつて活性
錯体を生成させることができるが、同一反応系内
または別の反応容器内で還元作用をする化合物を
共存させることによつて触媒活性種を生成させて
使用することもできる。このような目的に用いら
れる還元剤としてはアルカリ金属水酸化物、水素
化ホウ素ナトリウム、亜鉛末、マグネシウム、ヒ
ドラジン、アルカリ金属アルコラート、アルカリ
金属カルボン酸塩などを挙げることができる。還
元剤はパラジウムの原子価を変えるために必要な
化学量論量ないし化学量論量の20倍の量付近で使
用される。パラジウム触媒の使用量について特別
な制限はないが、工業的には全反応混合液1あ
たりパラジウム原子として0.1〜100ミリグラム原
子、好ましくは0.5〜30ミリグラム原子の濃度で
用いるのが望ましい。 本発明で用いる前記一般式で示される単座配位
性ホスフイン類は具体的にはトリフエニルホスフ
イン、
ゲンとする非環状共役ジオレフインのテロメリ化
方法に関する。 活性水素を有する各種の有機化合物をテロ―ゲ
ンとする非環状共役ジオレフインのテロメリ化反
応によりアルカジエニル化合物が生成することは
公知である(たとえばAdvances in
Organometal.Chem.,Vol.17,Academic
Press,New York,1979)。非環状共役ジオレ
フインのテロメリ化反応は通常パラジウム触媒の
存在下で行なわれるが、パラジウムは極めて高価
であるため、この反応を工業的規模で実施するに
は触媒活性を長期に亘つて安定に維持することお
よび触媒を効率よく循環使用することが不可欠で
ある。触媒活性の安定化にトリフエニルホスフイ
ンなどのホスフイン類の添加が有効であることは
前記文献により公知であり、パラジウムに対して
過剰量のホスフイン類を添加することによつて触
媒活性をある程度維持することができる。しかし
ながら、本発明者らの詳細な検討によるとホスフ
イン類の添加によつてもなお触媒活性を長期に亘
つて安定に維持することができないことが判明し
た。たとえば、反応で生成したアルカジエニル化
合物は、通常、蒸留によつて反応混合液から分離
されるが、蒸留温度が約110℃を越えるとたとえ
パラジウムに対して大過量のホスフイン類が添加
されていても触媒の変質およびメタル化が顕著に
起こる。パラジウム触媒の変質ならびにメタル化
は単に触媒活性を低下させるのみならず触媒の連
続的な循環使用を実質的に不可能にする。パラジ
ウム触媒の変質ならびにメタル化を抑制するため
に110℃以下の温度で蒸留を行なうと、かなりの
量で生成する高沸点副生成物が触媒を含む残留物
中に蓄積することとなり、これが触媒の循環を繰
り返す過程で触媒活性を低下させる原因となるの
で触媒を循環使用することができなくなる。 このようにパラジウム触媒の存在下活性水素を
有する有機化合物をテロ―ゲンとする非環状共役
ジオレフインのテロメリ化反応を工業的規模で実
施するに際して解決すべき課題は、触媒活性寿命
を長期に亘つて保持すること、および触媒の活性
を低下させることなく反応混合液からの生成物の
分離と触媒の循環使用を行なうことである。 活性水素を有する有機化合物を用いてパラジウ
ム触媒およびホスフイン類の存在下に非環状共役
ジオレフインのテロメリ化反応を行なうに際して
の前述した如き種々の問題点は、本発明によれば
一般式 (式中、Rは水素原子、―SO3Naまたは―
COONaを表わす) で示される単座配位性ホスフイン類をパラジウム
1グラム原子あたり少くとも6モルの量で用い、
かつ二座配位性ホスフイン類をパラジウム1グラ
ム原子あたり0.3〜3モルの量で添加することに
よつて極めて効果的に解決されることが見出され
た。上述したように本発明の方法は特定量の単座
配位性ホスフイン類に対して二座配位性ホスフイ
ン類の特定量を組合せて用いる点に特徴を有して
おり、これにより高い反応速度でテロメリ化反応
が進行するだけでなく、触媒を循環使用した場合
でも触媒失活物質の蓄積による触媒の活性低下を
抑制しうるので触媒活性を長期に亘つて安定に維
持することができるのである。さらに本発明によ
れば、反応混合液からの生成物の蒸留分離に際し
てもパラジウム触媒の変質ならびにメタル化が抑
制されるため、触媒の活性を低下させることなく
触媒を循環使用することができる。このように本
発明に従えば活性水素を有する有機化合物をテロ
―ゲンとする非環状共役ジオレフインのテロメリ
化反応を工業的に有利に実施することができる。 このほかにも本発明によれば反応系に微量混入
する酸素によつてホスフイン類が酸化されて触媒
毒として作用するホスフインオキサイドが生成す
るのが抑制されるという利点がもたらされる。上
述した如き本発明の効果は単座配位性ホスフイン
類と二座配位性ホスフイン類とを組合せて用いる
ことによつて始めて発現するのであつて、たとえ
二座配位性ホスフイン類をパラジウム1グラム原
子あたり0.3〜3モルの量で反応系に添加しても
単座配位性ホスフイン類を全く使用しない場合に
は、特公昭47―25321号公報およびBull.Chem.
Soc.Japan,45,1183(1972)に報告されている
ように非環状共役ジオレフインのテロメリ化に基
づく反応生成物は全く得られないで非環状共役ジ
オレフインに活性水素を有する化合物が付加した
化合物が選択的に生成する。 なお本発明において用いられる単座配位性ホス
フイン類では1分子のホスフイン化合物がパラジ
ウム1原子に対して1対1で配位しうる。これに
対して本発明において用いられる二座配位性ホス
フイン類とは1分子のホスフイン化合物がパラジ
ウム1原子に対してキレート配位することができ
るように分子内に2つの配位可能な原子を有する
化合物である。 本発明の方法において用いられるパラジウム触
媒としては従来公知のパラジウムまたはパラジウ
ム化合物がすべて使用可能である。パラジウムは
活性炭などの不活性な担体上に沈着させて用いる
こともできる。パラジウム化合物としては具体的
にはパラジウムアセチルアセトナート、酢酸パラ
ジウム、1,5―シクロオクタジエンパラジウム
クロライド、π―アリルパラジウムクロライド、
π―アリルパラジウムアセテート、ビストリフエ
ニルホスフインパラジウムクロライド、ビストリ
フエニルホスフインパラジウムアセテート、ビス
〔トリス(p―メトキシフエニル)ホスフイン〕
パラジウムアセテート、ビス(o―トリルジフエ
ニルホスフイン)パラジウムクロライド、テトラ
キス(トリフエニルホスフイン)パラジウム、テ
トラキス(トリナフチルホスフイン)パラジウ
ム、テトラキス(o―トリルジフエニルホスフイ
ン)パラジウム、テトラキス(トリベンジルホス
フイン)パラジウム、ビス(トリシクロヘキシル
ホスフイン)パラジウムアセテート、ビス(メチ
ルジフエニルホスフイン)パラジウムクロライ
ド、〔ビス(1,2―ジフエニルホスフイノ)エ
タン〕パラジウムアセテート、ビス(ベンゾニト
リル)パラジウムクロライド、塩化パラジウム、
硝酸パラジウム、硫酸パラジウム、ナトリウムク
ロロパラデートなどを挙げることができる。非環
状共役ジオレフインのテロメリ化における真の触
媒活性種は低原子価パラジウム錯体であるので、
二価のパラジウム化合物を触媒として用いる場合
には反応系中に存在するホスフイン類または非環
状共役ジオレフインで還元することによつて活性
錯体を生成させることができるが、同一反応系内
または別の反応容器内で還元作用をする化合物を
共存させることによつて触媒活性種を生成させて
使用することもできる。このような目的に用いら
れる還元剤としてはアルカリ金属水酸化物、水素
化ホウ素ナトリウム、亜鉛末、マグネシウム、ヒ
ドラジン、アルカリ金属アルコラート、アルカリ
金属カルボン酸塩などを挙げることができる。還
元剤はパラジウムの原子価を変えるために必要な
化学量論量ないし化学量論量の20倍の量付近で使
用される。パラジウム触媒の使用量について特別
な制限はないが、工業的には全反応混合液1あ
たりパラジウム原子として0.1〜100ミリグラム原
子、好ましくは0.5〜30ミリグラム原子の濃度で
用いるのが望ましい。 本発明で用いる前記一般式で示される単座配位
性ホスフイン類は具体的にはトリフエニルホスフ
イン、
【式】および
【式】である。単座配位
性ホスフイン類は単独で用いても、あるいは二種
以上を混合して用いてもよい。単座配位性ホスフ
イン類はパラジウム1グラム原子あたり少くとも
6モル以上、好ましくは10モル以上の割合で使用
される。単座配位性ホスフイン類の使用量につい
て厳密な意味での上限はないが、一般にはパラジ
ウム1グラム原子あたり250モル以下、好ましく
は50モル以下で用いるのが望ましい。 本発明の方法において、単座配位性ホスフイン
類と組合せて用いられる二座配位性ホスフイン類
としては下記のものを具体的に例示することがで
きる。 (C6H5)2PCH2P(C6H5)2、(C6H5)2P(CH2)2P
(C6H5)2、 (C6H5)2P(CH2)3P(C6H5)2、(C6H5)2P(CH2)4P
(C6H5)2、
以上を混合して用いてもよい。単座配位性ホスフ
イン類はパラジウム1グラム原子あたり少くとも
6モル以上、好ましくは10モル以上の割合で使用
される。単座配位性ホスフイン類の使用量につい
て厳密な意味での上限はないが、一般にはパラジ
ウム1グラム原子あたり250モル以下、好ましく
は50モル以下で用いるのが望ましい。 本発明の方法において、単座配位性ホスフイン
類と組合せて用いられる二座配位性ホスフイン類
としては下記のものを具体的に例示することがで
きる。 (C6H5)2PCH2P(C6H5)2、(C6H5)2P(CH2)2P
(C6H5)2、 (C6H5)2P(CH2)3P(C6H5)2、(C6H5)2P(CH2)4P
(C6H5)2、
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
(C6H5)2PCH2N(CH3)2、(C6H5)2P(CH2)2N
(CH3)2、 (C6H5)2PCH2CH2SO3Na、
(C6H5)2PCH2COOC2H5、 (C6H5)2PCH2CH2COONa。 単座配位性ホスフイン類と同様に二座配位性ホ
スフイン類は単独で用いても、あるいは二種以上
を混合して用いてもよい。二座配位性ホスフイン
類はパラジウム1グラム原子あたり0.3〜3モル
の割合で反応系に添加される。添加量が0.3モル
未満の場合には二座配位性ホスフイン類を添加し
たことによる効果が実質的に発現せず、3モルを
越えた場合はかえつて反応が阻害され反応速度が
極度に低下する。 本発明の方法において用いられる非環状共役ジ
オレフインとしては、ブタジエン、イソプレン、
ピペリレン、ジメチルブタジエンなどを例示する
ことができる。また活性水素を有する有機化合物
としては、水酸基、カルボキシル基、ホルミル
基、アミノ基または活性メチレン基などを有する
任意の化合物を挙げることができる。水酸基を有
する活性水素化合物としてはメタノール、エタノ
ール、n―プロパノール、n―ブタノール、イソ
ブタノール、n―オクタノール、2―エチルヘキ
サノール、アリルアルコール、プレニルアルコー
ル、ベンジルアルコール、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、グリセリンなどで代表されるアルコール類、
フエノール、p―クロロフエノール、p―メトキ
シフエノール、クレゾールなどで代表されるフエ
ノール類など、カルボキシル基を有する活性水素
化合物としてはギ酸、酢酸、プロピオン酸、アジ
ピン酸、セバチン酸、安息香酸、オルトフタル
酸、テレフタル酸などで代表されるカルボン酸
類、ホルミル基を有する化合物としてはホルムア
ルデヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド
などで代表されるアルデヒド類、アミノ基を有す
る活性水素化合物としてはメチルアミン、エチル
アミン、ブチルアミン、ジメチルアミン、メチル
ブチルアミン、アニリン、メチルアニリン、モル
ホリン、ピペラジン、ピペリジンなどで代表され
るアミン類、活性メチレン基を有する化合物とし
てはアセチルアセトン、ベンゾイルアセトン、ア
セト酢酸エチル、マロン酸エチル、ニトロメタン
などをそれぞれ例示することができる。 パラジウム触媒の存在下、活性水素化合物によ
り非環状共役ジオレフインをテロメリ化すると、
一般には、非環状共役ジオレフインと活性水素化
合物との2:1付加体であるアルカジエニル化合
物が生成する。たとえばメタノールを用いてブタ
ジエンをテロメリ化した場合には1―メトキシ―
2.7―オクタジエンおよび3―メトキシ―1.7―オ
クタジエンが生成し、アセトアルデヒドを用いて
同様にブタジエンをテロメリ化した場合には
(CH3)2、 (C6H5)2PCH2CH2SO3Na、
(C6H5)2PCH2COOC2H5、 (C6H5)2PCH2CH2COONa。 単座配位性ホスフイン類と同様に二座配位性ホ
スフイン類は単独で用いても、あるいは二種以上
を混合して用いてもよい。二座配位性ホスフイン
類はパラジウム1グラム原子あたり0.3〜3モル
の割合で反応系に添加される。添加量が0.3モル
未満の場合には二座配位性ホスフイン類を添加し
たことによる効果が実質的に発現せず、3モルを
越えた場合はかえつて反応が阻害され反応速度が
極度に低下する。 本発明の方法において用いられる非環状共役ジ
オレフインとしては、ブタジエン、イソプレン、
ピペリレン、ジメチルブタジエンなどを例示する
ことができる。また活性水素を有する有機化合物
としては、水酸基、カルボキシル基、ホルミル
基、アミノ基または活性メチレン基などを有する
任意の化合物を挙げることができる。水酸基を有
する活性水素化合物としてはメタノール、エタノ
ール、n―プロパノール、n―ブタノール、イソ
ブタノール、n―オクタノール、2―エチルヘキ
サノール、アリルアルコール、プレニルアルコー
ル、ベンジルアルコール、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル、グリセリンなどで代表されるアルコール類、
フエノール、p―クロロフエノール、p―メトキ
シフエノール、クレゾールなどで代表されるフエ
ノール類など、カルボキシル基を有する活性水素
化合物としてはギ酸、酢酸、プロピオン酸、アジ
ピン酸、セバチン酸、安息香酸、オルトフタル
酸、テレフタル酸などで代表されるカルボン酸
類、ホルミル基を有する化合物としてはホルムア
ルデヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド
などで代表されるアルデヒド類、アミノ基を有す
る活性水素化合物としてはメチルアミン、エチル
アミン、ブチルアミン、ジメチルアミン、メチル
ブチルアミン、アニリン、メチルアニリン、モル
ホリン、ピペラジン、ピペリジンなどで代表され
るアミン類、活性メチレン基を有する化合物とし
てはアセチルアセトン、ベンゾイルアセトン、ア
セト酢酸エチル、マロン酸エチル、ニトロメタン
などをそれぞれ例示することができる。 パラジウム触媒の存在下、活性水素化合物によ
り非環状共役ジオレフインをテロメリ化すると、
一般には、非環状共役ジオレフインと活性水素化
合物との2:1付加体であるアルカジエニル化合
物が生成する。たとえばメタノールを用いてブタ
ジエンをテロメリ化した場合には1―メトキシ―
2.7―オクタジエンおよび3―メトキシ―1.7―オ
クタジエンが生成し、アセトアルデヒドを用いて
同様にブタジエンをテロメリ化した場合には
【式】
【式】および
【式】が生成
する。活性水素を2個以上有する活性水素化合物
を用いて反応を行なつた場合には非環状共役ジオ
レフインと活性水素化合物との4:1付加体、
6:1付加体などが副生し、たとえばメチルアミ
ンを用いたブタジエンのテロメリ化により CH3NHCH2CH=CH(CH2)3CH=CH2 および が生成する。 ギ酸を用いて反応を行なつた場合には水素が非
環状共役ジオレフインの直鎖二量体に付加した生
成物が生成し、たとえばブタジエンのテロメリ化
によりオクタ―1.7―ジエンおよびオクタ―1.6―
ジエンが生成し、それと同時に炭酸ガスが発生す
る。アルコール類を用いて一酸化炭素の存在下に
反応を行つた場合にはアルカジエンのカルボン酸
エステルが生成し、たとえばブタジエンのテロメ
リ化により3.8―ノナジエン酸エステルが生成す
る。 本発明方法において反応系に無機酸および/ま
たは第三級アミン類を添加することにより反応が
著しく促進される。用いうる無機酸としてはたと
えばリン酸、ホウ酸などが挙げられ、また第三級
アミン類としてはトリメチルアミン、トリエチル
アミン、N―メチルモルホリンなどが挙げられ
る。これら無機酸および第三級アミン類の使用量
について特別な制限はないが、通常、活性水素を
有する有機化合物と等モルもしくはそれ以下の量
で使用される。 本発明に従う反応を実施するにあたり、活性水
素を有する有機化合物に溶媒としての機能を兼ね
させることができるので溶媒を必ずしも必要とし
ないが、反応に不活性な溶媒であれば使用しても
何らさしつかえない。使用可能な溶媒としては、
ジエチルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジオキソラン、エチレ
ングリコールジメチルエーテル、テトラエチレン
グリコールジメチルエーテル、平均分子量が200
〜2000のポリエチレングリコールジメチルエーテ
ルなどで代表されるエーテル類、t―ブタノー
ル、イソプロパノールなどで代表される第2級ま
たは第3級のアルコール類、アセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトトンなどで代
表されるケトン類、アセトニトリル、ベンゾニト
リル、プロピオニトリルなどで代表されるニトリ
ル類、アセトアミド、プロピオンアミド、N,N
―ジメチルホルムアミド、N,N―ジメチルアセ
トアミドなどで代表されるアミド類、ジメチルス
ルホキサイドなどのスルホキサイド類、スルホラ
ン、メチルスルホランなどで代表されるスルホン
類、ヘキサメチルホスフオルアミドなどで代表さ
れるリン酸アミド、酢酸メチル、酢酸エチル、安
息香酸メチルなどで代表されるエステル類、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼンなど
の芳香族系炭化水素、ブテン、ブタン、ヘキサ
ン、シクワヘキサン、メチルシクロヘキサンなど
で代表される脂肪族系炭化水素などが挙げられ
る。溶媒の多くは通常単独で使用されるが、溶解
度、生成物分離などの点から二種以上を混合使用
した方が有利と判断される場合には適当に混合し
て使用してもよい。溶媒として特にスルホランお
よびメチルスルホランを使用した場合には炭化水
素類によつて反応混合液から生成物と触媒を抽出
分離することも可能となり、さらには過剰量のホ
スフイン類の添加による反応速度の低下が他の溶
媒を使用した場合に比較して小さいという利点が
得られる。本反応系には場合により水を共存させ
てもよい。充分反応性の高い活性水素化合物を反
応に用いた場合には水は溶媒として作用する。 本発明の方法を実施するにあたり、反応はバツ
チ方式および連続方式のいずれで実施することも
できるが、工業的には連続方式が有利である。反
応は10〜150℃、好ましくは50〜120℃の温度で実
施される。 本発明に従う反応を実施するにあたり、反応生
成物は反応混合液を直接蒸留することによつて分
離することができるが、スルホランやメチルスル
ホランなどの溶媒に
を用いて反応を行なつた場合には非環状共役ジオ
レフインと活性水素化合物との4:1付加体、
6:1付加体などが副生し、たとえばメチルアミ
ンを用いたブタジエンのテロメリ化により CH3NHCH2CH=CH(CH2)3CH=CH2 および が生成する。 ギ酸を用いて反応を行なつた場合には水素が非
環状共役ジオレフインの直鎖二量体に付加した生
成物が生成し、たとえばブタジエンのテロメリ化
によりオクタ―1.7―ジエンおよびオクタ―1.6―
ジエンが生成し、それと同時に炭酸ガスが発生す
る。アルコール類を用いて一酸化炭素の存在下に
反応を行つた場合にはアルカジエンのカルボン酸
エステルが生成し、たとえばブタジエンのテロメ
リ化により3.8―ノナジエン酸エステルが生成す
る。 本発明方法において反応系に無機酸および/ま
たは第三級アミン類を添加することにより反応が
著しく促進される。用いうる無機酸としてはたと
えばリン酸、ホウ酸などが挙げられ、また第三級
アミン類としてはトリメチルアミン、トリエチル
アミン、N―メチルモルホリンなどが挙げられ
る。これら無機酸および第三級アミン類の使用量
について特別な制限はないが、通常、活性水素を
有する有機化合物と等モルもしくはそれ以下の量
で使用される。 本発明に従う反応を実施するにあたり、活性水
素を有する有機化合物に溶媒としての機能を兼ね
させることができるので溶媒を必ずしも必要とし
ないが、反応に不活性な溶媒であれば使用しても
何らさしつかえない。使用可能な溶媒としては、
ジエチルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、ジオキソラン、エチレ
ングリコールジメチルエーテル、テトラエチレン
グリコールジメチルエーテル、平均分子量が200
〜2000のポリエチレングリコールジメチルエーテ
ルなどで代表されるエーテル類、t―ブタノー
ル、イソプロパノールなどで代表される第2級ま
たは第3級のアルコール類、アセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトトンなどで代
表されるケトン類、アセトニトリル、ベンゾニト
リル、プロピオニトリルなどで代表されるニトリ
ル類、アセトアミド、プロピオンアミド、N,N
―ジメチルホルムアミド、N,N―ジメチルアセ
トアミドなどで代表されるアミド類、ジメチルス
ルホキサイドなどのスルホキサイド類、スルホラ
ン、メチルスルホランなどで代表されるスルホン
類、ヘキサメチルホスフオルアミドなどで代表さ
れるリン酸アミド、酢酸メチル、酢酸エチル、安
息香酸メチルなどで代表されるエステル類、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼンなど
の芳香族系炭化水素、ブテン、ブタン、ヘキサ
ン、シクワヘキサン、メチルシクロヘキサンなど
で代表される脂肪族系炭化水素などが挙げられ
る。溶媒の多くは通常単独で使用されるが、溶解
度、生成物分離などの点から二種以上を混合使用
した方が有利と判断される場合には適当に混合し
て使用してもよい。溶媒として特にスルホランお
よびメチルスルホランを使用した場合には炭化水
素類によつて反応混合液から生成物と触媒を抽出
分離することも可能となり、さらには過剰量のホ
スフイン類の添加による反応速度の低下が他の溶
媒を使用した場合に比較して小さいという利点が
得られる。本反応系には場合により水を共存させ
てもよい。充分反応性の高い活性水素化合物を反
応に用いた場合には水は溶媒として作用する。 本発明の方法を実施するにあたり、反応はバツ
チ方式および連続方式のいずれで実施することも
できるが、工業的には連続方式が有利である。反
応は10〜150℃、好ましくは50〜120℃の温度で実
施される。 本発明に従う反応を実施するにあたり、反応生
成物は反応混合液を直接蒸留することによつて分
離することができるが、スルホランやメチルスル
ホランなどの溶媒に
【式】および
【式】のごとき親水性の
単座配位性ホスフイン類を組合せて用いかつ含水
有機溶媒溶液中で反応を行なう場合には炭化水素
類によつて生成物を抽出分離することもできる。
反応生成物を抽出法で分離する場合には触媒成分
が蒸留時の加熱にさらされないので触媒活性をよ
り長期に亘つて安定に維持することができる。触
媒成分を含む、蒸留後の残液または抽出による抽
残液はそのままあるいは一部触媒賦活したのち非
環状共役ジオレフインのテロメリ化反応工程に再
び使用できる。 本発明の方法によつて得られる生成物は高分子
添加剤、樹脂、可塑剤、洗浄剤などの原料とし
て、あるいは医薬、農薬、香料などの合成中間体
として有用である。 以下、実施例により本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれら具体例によつて何ら制限され
るものではない。 実施例1〜5および比較例1 内容積100mlの電磁撹拌式オートクレーブに酢
酸パラジウム11mg(0.05ミリモル)、トリフエニ
ルホスフイン131mg(0.5ミリモル)、酢酸4g、
トリエチルアミン6.7g、スルホラン5mlおよび
ブタジエン12gを仕込み、さらに種々の二座配位
性ホスフインを表1に示す量で添加したのちオー
トクレーブを閉じ、800rpmの速度で撹拌しなが
ら内温75℃で3時間反応させた。反応終了後、オ
ートクレーブを冷却したのち反応混合液を取り出
し、反応生成物をガスクロマトグラフイーによつ
て分析した。結果を表1に示す。
有機溶媒溶液中で反応を行なう場合には炭化水素
類によつて生成物を抽出分離することもできる。
反応生成物を抽出法で分離する場合には触媒成分
が蒸留時の加熱にさらされないので触媒活性をよ
り長期に亘つて安定に維持することができる。触
媒成分を含む、蒸留後の残液または抽出による抽
残液はそのままあるいは一部触媒賦活したのち非
環状共役ジオレフインのテロメリ化反応工程に再
び使用できる。 本発明の方法によつて得られる生成物は高分子
添加剤、樹脂、可塑剤、洗浄剤などの原料とし
て、あるいは医薬、農薬、香料などの合成中間体
として有用である。 以下、実施例により本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれら具体例によつて何ら制限され
るものではない。 実施例1〜5および比較例1 内容積100mlの電磁撹拌式オートクレーブに酢
酸パラジウム11mg(0.05ミリモル)、トリフエニ
ルホスフイン131mg(0.5ミリモル)、酢酸4g、
トリエチルアミン6.7g、スルホラン5mlおよび
ブタジエン12gを仕込み、さらに種々の二座配位
性ホスフインを表1に示す量で添加したのちオー
トクレーブを閉じ、800rpmの速度で撹拌しなが
ら内温75℃で3時間反応させた。反応終了後、オ
ートクレーブを冷却したのち反応混合液を取り出
し、反応生成物をガスクロマトグラフイーによつ
て分析した。結果を表1に示す。
【表】
実施例 6
内容積300mlの電磁撹拌式オートクレーブに、
スルホラン25mlに酢酸パラジウム110mg(0.5ミリ
モル)、トリフエニルホスフイン1.31g(5ミリ
モル)、ビス(1,3―ジフエニルホスフイノ)
プロパン206mg(0.5ミリモル、対Pd比1.0)を溶
解した溶液、酢酸20gおよびトリエチルアミン
33.5gを窒素ガスで圧入し、次いで耐圧ビン中の
ブタジエン60gを窒素ガスで圧入した。オートク
レーブをオイルバスに浸け、内温80℃で800rpm
の速度で撹拌しながら3時間反応させた。反応終
了後、オートクレーブを急冷し、未反応のブタジ
エンを除去したのちオートクレーブ内の反応混合
液を空気にふれないようにして圧送して蒸留フラ
スコ内に移した。蒸留フラスコを130℃のオイル
バスに浸け、系内の圧力を常圧から最終的には20
mmHgの減圧度にまで変化させて2時間かけて減
圧蒸留した。蒸留によつて得られた全反応混合液
をガスクロマトグラフイーで分析したところ、生
成物として1,3,7―オクタトリエン3.6g、
1―アセトキシ―2.7―オクタジエン34.3gおよ
び3―アセトキシ―1.7―オクタジエン14.5gが
生成していた。 蒸留残液に酢酸20gおよびトリエチルアミン
33.5gを加えたのちこれを窒素ガスでオートクレ
ーブに圧入し、次いでブタジエン60gを窒素ガス
でオートクレーブに圧入した。上記と同様の操作
でブタジエンのテロメリ化反応を3時間行ない、
反応混合液から生成物を蒸留分離した。これと同
様の操作を合計で4回になるまで繰り返し行なつ
た。繰り返し実験による反応結果は表2に示す通
りであり、パラジウム触媒の変質による活性低下
は認められなかつた。
スルホラン25mlに酢酸パラジウム110mg(0.5ミリ
モル)、トリフエニルホスフイン1.31g(5ミリ
モル)、ビス(1,3―ジフエニルホスフイノ)
プロパン206mg(0.5ミリモル、対Pd比1.0)を溶
解した溶液、酢酸20gおよびトリエチルアミン
33.5gを窒素ガスで圧入し、次いで耐圧ビン中の
ブタジエン60gを窒素ガスで圧入した。オートク
レーブをオイルバスに浸け、内温80℃で800rpm
の速度で撹拌しながら3時間反応させた。反応終
了後、オートクレーブを急冷し、未反応のブタジ
エンを除去したのちオートクレーブ内の反応混合
液を空気にふれないようにして圧送して蒸留フラ
スコ内に移した。蒸留フラスコを130℃のオイル
バスに浸け、系内の圧力を常圧から最終的には20
mmHgの減圧度にまで変化させて2時間かけて減
圧蒸留した。蒸留によつて得られた全反応混合液
をガスクロマトグラフイーで分析したところ、生
成物として1,3,7―オクタトリエン3.6g、
1―アセトキシ―2.7―オクタジエン34.3gおよ
び3―アセトキシ―1.7―オクタジエン14.5gが
生成していた。 蒸留残液に酢酸20gおよびトリエチルアミン
33.5gを加えたのちこれを窒素ガスでオートクレ
ーブに圧入し、次いでブタジエン60gを窒素ガス
でオートクレーブに圧入した。上記と同様の操作
でブタジエンのテロメリ化反応を3時間行ない、
反応混合液から生成物を蒸留分離した。これと同
様の操作を合計で4回になるまで繰り返し行なつ
た。繰り返し実験による反応結果は表2に示す通
りであり、パラジウム触媒の変質による活性低下
は認められなかつた。
【表】
比較例 2〜3
ビス(1.3―ジフエニルホスフイノ)プロパン
の添加量を表3に示すように変化させかつくり返
し回数を3回に減らした以外は実施例6と同一の
反応条件下で反応を行なつた。結果を表3に示
す。反応後の反応混合液から生成物を減圧下に蒸
留分離する際に触媒液が黒変し、同時に活性が著
しく低下した。
の添加量を表3に示すように変化させかつくり返
し回数を3回に減らした以外は実施例6と同一の
反応条件下で反応を行なつた。結果を表3に示
す。反応後の反応混合液から生成物を減圧下に蒸
留分離する際に触媒液が黒変し、同時に活性が著
しく低下した。
【表】
実施例 7
内容積100mlの電磁撹拌式オートクレーブに酢
酸パラジウム45mg(0.2ミリモル)、トリフエニル
ホスフイン500mg(1.9ミリモル)、ビス(1.2―ジ
フエニルホスフイノ)エタン79mg(0.2ミリモル、
対Pd比1.0)、アセト酢酸エチル26g、ナトリウム
フエノオキサイド0.3gおよびブタジエン30gを
仕込み、800rpmの速度で撹拌しながら内温130℃
で2時間反応させた。反応終了後、オートクレー
ブを冷却し、未反応ブタジエンを除去したのち反
応混合液を取り出したところ、パラジウムメタル
の析出はまつたく認められなかつた。反応混合液
をガスクロマトグラフイーで分析したところ、 17g、
酸パラジウム45mg(0.2ミリモル)、トリフエニル
ホスフイン500mg(1.9ミリモル)、ビス(1.2―ジ
フエニルホスフイノ)エタン79mg(0.2ミリモル、
対Pd比1.0)、アセト酢酸エチル26g、ナトリウム
フエノオキサイド0.3gおよびブタジエン30gを
仕込み、800rpmの速度で撹拌しながら内温130℃
で2時間反応させた。反応終了後、オートクレー
ブを冷却し、未反応ブタジエンを除去したのち反
応混合液を取り出したところ、パラジウムメタル
の析出はまつたく認められなかつた。反応混合液
をガスクロマトグラフイーで分析したところ、 17g、
【式】3gお
よび
14gが生成していた。
比較例 4
ビス(1.2―ジフエニルホスフイノ)エタンを
添加しないで実施例7と同一の反応条件下で反応
を行なつた。反応終了後の反応混合液は黒変し、
パラジウムメタルの析出が認められた。 比較例 5 トリフエニルホスフインを添加しないで実施例
7と同一の反応条件下で反応を行なつた。反応終
了後、反応混合液をガスクロマトグラフイーで分
析したところ、オクタジエニル誘導体はまつたく
生成していなかつた。主生成物は
添加しないで実施例7と同一の反応条件下で反応
を行なつた。反応終了後の反応混合液は黒変し、
パラジウムメタルの析出が認められた。 比較例 5 トリフエニルホスフインを添加しないで実施例
7と同一の反応条件下で反応を行なつた。反応終
了後、反応混合液をガスクロマトグラフイーで分
析したところ、オクタジエニル誘導体はまつたく
生成していなかつた。主生成物は
【式】であり、このも
のが14g生成していた。
実施例 8
内容積100mlの電磁撹拌装置を備えたオートク
レーブにパラジウムアセチルアセトナート66mg
(0.2ミリモル)、トリフエニルホスフイン500mg
(1.9ミリモル)、ビス(1.3―ジフエニルホスフイ
ノ)プロパン82mg(0.2ミリモル、対Pd比1.0)、
メタノール30mlおよびイソプレン13.6gを仕込
み、800rpmの速度で撹拌しながら内温110℃で8
時間反応させた。反応終了後、オートクレーブを
冷却したのち、反応混合液を取り出しガスクロマ
トグラフイーで分析したところ、1―メトキシ―
2.7―ジメチルオクタジエン―2.7 7gと3―メ
トキシ―2.7―ジメチルオクタジエン―1.7 2g
が生成していた。 実施例 9 実施例8で用いたのと同一の反応装置に塩化パ
ラジウム17.7mg(0.1ミリモル)、トリフエニルホ
スフイン262mg(1.0ミリモル)、ビス(1.3―ジフ
エニルホスフイノ)プロパン41.2mg(0.1ミリモ
ル、対Pd比1.0)、ナトリウムフエノキサイド116
mg、フエノール13g、アセトニトリル15mlおよび
ブタジエン30gを圧入して仕込み、800rpmの速
度で撹拌しながら内温70℃で5時間反応させた。
反応終了後、オートクレーブを冷却し、未反応ブ
タジエンを除いたのち反応混合液を取り出しガス
クロマトグラフイーで分析したところ、1―フエ
ノキシ―2.7―オクタジエン74ミリモルおよび3
―フエノキシ―1.7―オクタジエン4ミリモルが
生成していた。 実施例 10 実施例8で用いたのと同一の反応装置に、酢酸
パラジウム11mg(0.05ミリモル)、ナトリウムジ
フエニルホスフイノベンゼン―m―スルホネー
ト・2水和物400mg(1.0ミリモル)および
(C6H5)2PCH2N(CH3)213mg(0.053ミリモル、対
Pd比1.07)を50重量%含水スルホラン15mlに溶解
した溶液、ギ酸6.4g、トリエチルアミン14gお
よびブタジエン15gを仕込み、800rpmの速度で
撹拌しながら内温70℃で4時間反応させた。反応
終了後、オートクレーブを冷却し、未反応ブタジ
エンを除いたのち反応混合液を取り出したとこ
ろ、反応混合液は無色の上層と触媒を含んだ黄色
の下層とに分離していた。上層を分析したところ
1.7―オクタジエン11gおよび1.6―オクタジエン
2gが生成していた。 実施例 11 実施例8で用いたのと同一の反応装置に、酢酸
パラジウム56.1mg(0.25ミリモル)、ナトリウム
ジフエニルホスフイノベンゼン―m―スルホネー
ト・2水和物1g(2.5ミリモル)および
(C6H5)2PCH2CH2SO3Na79mg(0.25ミリモル、
対Pd比1.0)を50重量%含水スルホラン15mlに溶
解した溶液、モルホリン8.7gおよびブタジエン
15gを仕込み、800rpmの速度で撹拌しながら内
温80℃で3時間反応させた。反応終了後オートク
レーブを急冷し、未反応ブタジエンを除去したの
ち反応混合液を取り出し、n―ヘキサン80mlを加
えて抽出分離したところ、無色の上層と触媒を含
んだ黄色の下層とに分離した。上層をガスクロマ
トグラフイーで分析したところ、
レーブにパラジウムアセチルアセトナート66mg
(0.2ミリモル)、トリフエニルホスフイン500mg
(1.9ミリモル)、ビス(1.3―ジフエニルホスフイ
ノ)プロパン82mg(0.2ミリモル、対Pd比1.0)、
メタノール30mlおよびイソプレン13.6gを仕込
み、800rpmの速度で撹拌しながら内温110℃で8
時間反応させた。反応終了後、オートクレーブを
冷却したのち、反応混合液を取り出しガスクロマ
トグラフイーで分析したところ、1―メトキシ―
2.7―ジメチルオクタジエン―2.7 7gと3―メ
トキシ―2.7―ジメチルオクタジエン―1.7 2g
が生成していた。 実施例 9 実施例8で用いたのと同一の反応装置に塩化パ
ラジウム17.7mg(0.1ミリモル)、トリフエニルホ
スフイン262mg(1.0ミリモル)、ビス(1.3―ジフ
エニルホスフイノ)プロパン41.2mg(0.1ミリモ
ル、対Pd比1.0)、ナトリウムフエノキサイド116
mg、フエノール13g、アセトニトリル15mlおよび
ブタジエン30gを圧入して仕込み、800rpmの速
度で撹拌しながら内温70℃で5時間反応させた。
反応終了後、オートクレーブを冷却し、未反応ブ
タジエンを除いたのち反応混合液を取り出しガス
クロマトグラフイーで分析したところ、1―フエ
ノキシ―2.7―オクタジエン74ミリモルおよび3
―フエノキシ―1.7―オクタジエン4ミリモルが
生成していた。 実施例 10 実施例8で用いたのと同一の反応装置に、酢酸
パラジウム11mg(0.05ミリモル)、ナトリウムジ
フエニルホスフイノベンゼン―m―スルホネー
ト・2水和物400mg(1.0ミリモル)および
(C6H5)2PCH2N(CH3)213mg(0.053ミリモル、対
Pd比1.07)を50重量%含水スルホラン15mlに溶解
した溶液、ギ酸6.4g、トリエチルアミン14gお
よびブタジエン15gを仕込み、800rpmの速度で
撹拌しながら内温70℃で4時間反応させた。反応
終了後、オートクレーブを冷却し、未反応ブタジ
エンを除いたのち反応混合液を取り出したとこ
ろ、反応混合液は無色の上層と触媒を含んだ黄色
の下層とに分離していた。上層を分析したところ
1.7―オクタジエン11gおよび1.6―オクタジエン
2gが生成していた。 実施例 11 実施例8で用いたのと同一の反応装置に、酢酸
パラジウム56.1mg(0.25ミリモル)、ナトリウム
ジフエニルホスフイノベンゼン―m―スルホネー
ト・2水和物1g(2.5ミリモル)および
(C6H5)2PCH2CH2SO3Na79mg(0.25ミリモル、
対Pd比1.0)を50重量%含水スルホラン15mlに溶
解した溶液、モルホリン8.7gおよびブタジエン
15gを仕込み、800rpmの速度で撹拌しながら内
温80℃で3時間反応させた。反応終了後オートク
レーブを急冷し、未反応ブタジエンを除去したの
ち反応混合液を取り出し、n―ヘキサン80mlを加
えて抽出分離したところ、無色の上層と触媒を含
んだ黄色の下層とに分離した。上層をガスクロマ
トグラフイーで分析したところ、
【式】13.6g
および
【式】0.5gが生
成していた。一方、下層はこれにモルホリン6.5
gを加えたのち再びオートクレーブに仕込み、さ
らにブタジエン15gを圧入して一回目と同様にし
て反応を行ない、抽出処理した。一回目と同様に
上層をガスクロマトグラフイーで分析したとこ
ろ、
gを加えたのち再びオートクレーブに仕込み、さ
らにブタジエン15gを圧入して一回目と同様にし
て反応を行ない、抽出処理した。一回目と同様に
上層をガスクロマトグラフイーで分析したとこ
ろ、
【式】15
gおよび
【式】0.4gが生
成していた。
実施例 12
内容積300mlの電磁撹拌式オートクレーブに、
スルホラン25mlに酢酸パラジウム110mg(0.5ミリ
モル)、トリフエニルホスフイン0.786g(3ミリ
モル)およびビス(1,3―ジフエニルホスフイ
ノ)プロパン515mg(1.25ミリモル、対Pd比2.5)
を溶解した溶液、酢酸20gならびにトリエチルア
ミン33.5gを窒素ガスで圧入し、次いで耐圧ビン
中のブタジエン60gを窒素ガスで圧入した。オー
トクレーブをオイルバスに浸け、内温80℃で
800rpmの速度で撹拌しながら3時間反応させた。
反応終了後、オートクレーブを急冷し、未反応の
ブタジエンを除去したのちオートクレーブ内の反
応混合液を空気にふれないようにして圧送して蒸
留フラスコ内に移した。蒸留フラスコを130℃の
イオルバスに浸け、系内の圧力を常圧から最終的
には20mgHgの減圧度にまで変化させて約2時間
かけて減圧蒸留した。蒸留によつて得られた全反
応混合液をガスクロマトグラフイーで分析した。 蒸留残液に酢酸20gおよびトリエチルアミン
33.5gを加えたのちこれを窒素ガスでオートクレ
ーブに圧入し、次いでブタジエン60gを窒素ガス
でオートクレーブに圧入した。上記と同様の操作
でブタジエンのテロメリ化反応を3時間行ない、
反応混合液から生成物を蒸留分離し、これをガス
クロマトグラフイーで分析した。 一回目の反応と二回目の反応で得られた反応成
績を表4に示す。
スルホラン25mlに酢酸パラジウム110mg(0.5ミリ
モル)、トリフエニルホスフイン0.786g(3ミリ
モル)およびビス(1,3―ジフエニルホスフイ
ノ)プロパン515mg(1.25ミリモル、対Pd比2.5)
を溶解した溶液、酢酸20gならびにトリエチルア
ミン33.5gを窒素ガスで圧入し、次いで耐圧ビン
中のブタジエン60gを窒素ガスで圧入した。オー
トクレーブをオイルバスに浸け、内温80℃で
800rpmの速度で撹拌しながら3時間反応させた。
反応終了後、オートクレーブを急冷し、未反応の
ブタジエンを除去したのちオートクレーブ内の反
応混合液を空気にふれないようにして圧送して蒸
留フラスコ内に移した。蒸留フラスコを130℃の
イオルバスに浸け、系内の圧力を常圧から最終的
には20mgHgの減圧度にまで変化させて約2時間
かけて減圧蒸留した。蒸留によつて得られた全反
応混合液をガスクロマトグラフイーで分析した。 蒸留残液に酢酸20gおよびトリエチルアミン
33.5gを加えたのちこれを窒素ガスでオートクレ
ーブに圧入し、次いでブタジエン60gを窒素ガス
でオートクレーブに圧入した。上記と同様の操作
でブタジエンのテロメリ化反応を3時間行ない、
反応混合液から生成物を蒸留分離し、これをガス
クロマトグラフイーで分析した。 一回目の反応と二回目の反応で得られた反応成
績を表4に示す。
【表】
【表】
実施例 13
内容積100mlの電磁撹拌装置を備えたオートク
レーブに、酢酸パラジウム56.1mg(0.25ミリモ
ル)、
レーブに、酢酸パラジウム56.1mg(0.25ミリモ
ル)、
【式】0.82g(2.5ミ
リモル)および(C6H5)2PCH2CH2SO3Na79mg
(0.25ミリモル、対Pd比1.0)を50重量%含水スル
ホラン15mlに溶解した溶液、モルホリン8.7gな
らびにブタジエン15gを仕込み、800rpmの速度
で撹拌しながら内温80℃で3時間反応させた。反
応終了後オートクレーブを急冷し、未反応ブタジ
エンを除去したのち反応混合液を取り出し、n―
ヘキサン80mlを加えて抽出分離したところ、無色
の上層と触媒を含んだ黄色の下層とに分離した。
上層をガスクロマトグラフイーで分析した。 一方、下層はこれにモルホリン6.5gを加えた
のち再びオートクレーブに仕込み、さらにブタジ
エン15gを圧入して一回目と同様にして反応を行
ない、抽出処理した。一回目と同様に上層をガス
クロマトグラフイーで分析した。 一回目の反応と二回目の反応で得られた反応成
績を表5に示す。
(0.25ミリモル、対Pd比1.0)を50重量%含水スル
ホラン15mlに溶解した溶液、モルホリン8.7gな
らびにブタジエン15gを仕込み、800rpmの速度
で撹拌しながら内温80℃で3時間反応させた。反
応終了後オートクレーブを急冷し、未反応ブタジ
エンを除去したのち反応混合液を取り出し、n―
ヘキサン80mlを加えて抽出分離したところ、無色
の上層と触媒を含んだ黄色の下層とに分離した。
上層をガスクロマトグラフイーで分析した。 一方、下層はこれにモルホリン6.5gを加えた
のち再びオートクレーブに仕込み、さらにブタジ
エン15gを圧入して一回目と同様にして反応を行
ない、抽出処理した。一回目と同様に上層をガス
クロマトグラフイーで分析した。 一回目の反応と二回目の反応で得られた反応成
績を表5に示す。
【表】
実施例 14
内容積300mlの電磁撹拌式オートクレーブに、
スルホラン25mlに酢酸パラジウム110mg(0.5ミリ
モル)、トリフエニルホスフイン10.5g(40ミリ
モル)およびビス(1,3―ジフエニルホスフイ
ノ)プロパン103mg(0.25ミリモル、対Pd比0.5)
を溶解した溶液、酢酸20gならびにトリエチルア
ミン33.5gを窒素ガスで圧入し、次いで耐圧ビン
中のブタジエン60gを窒素ガスで圧入した。オー
トクレーブをオイルバスに浸け、内温80℃で
800rpmの速度で撹拌しながら3時間反応させた。
反応終了後、オートクレーブを急冷し、未反応の
ブタジエンを除去したのちオートクレーブ内の反
応混合液を空気にふれないように圧送して蒸留フ
ラスコ内に移した。蒸留フラスコを130℃のオイ
ルバスに浸け、系内の圧力を常圧から最終的には
20mmHgの減圧度にまで変化させて約2時間かけ
て減圧蒸留した。蒸留によつて得られた全反応混
合液をガスクロマトグラフイーで分析した。 蒸留残液に酢酸20gおよびトリエチルアミン
33.5gを加えたのちこれを窒素ガスでオートクレ
ーブに圧入し、次いでブタジエン60gを窒素ガス
でオートクレーブに圧入した。上記と同様の操作
でブタジエンのテロメリ化反応を3時間行ない、
反応混合液から生成物を蒸留分離し、これをガス
クロマトグラフイーで分析した。 一回目の反応と二回目の反応で得られた反応成
績を表6に示す。
スルホラン25mlに酢酸パラジウム110mg(0.5ミリ
モル)、トリフエニルホスフイン10.5g(40ミリ
モル)およびビス(1,3―ジフエニルホスフイ
ノ)プロパン103mg(0.25ミリモル、対Pd比0.5)
を溶解した溶液、酢酸20gならびにトリエチルア
ミン33.5gを窒素ガスで圧入し、次いで耐圧ビン
中のブタジエン60gを窒素ガスで圧入した。オー
トクレーブをオイルバスに浸け、内温80℃で
800rpmの速度で撹拌しながら3時間反応させた。
反応終了後、オートクレーブを急冷し、未反応の
ブタジエンを除去したのちオートクレーブ内の反
応混合液を空気にふれないように圧送して蒸留フ
ラスコ内に移した。蒸留フラスコを130℃のオイ
ルバスに浸け、系内の圧力を常圧から最終的には
20mmHgの減圧度にまで変化させて約2時間かけ
て減圧蒸留した。蒸留によつて得られた全反応混
合液をガスクロマトグラフイーで分析した。 蒸留残液に酢酸20gおよびトリエチルアミン
33.5gを加えたのちこれを窒素ガスでオートクレ
ーブに圧入し、次いでブタジエン60gを窒素ガス
でオートクレーブに圧入した。上記と同様の操作
でブタジエンのテロメリ化反応を3時間行ない、
反応混合液から生成物を蒸留分離し、これをガス
クロマトグラフイーで分析した。 一回目の反応と二回目の反応で得られた反応成
績を表6に示す。
【表】
エンとを合わせた生成量
実施例 15〜18 内容積300mlの電磁撹拌式オートクレーブに、
スルホラン25mlに酢酸パラジウム110mg(0.5ミリ
モル)、トリフエニルホスフイン1.31g(5ミリ
モル)および二座配位性ホスフイン類の0.5ミリ
モル(対Pd比1.0)を溶解した溶液、酢酸20gな
らびにトリエチルアミン33.5gを窒素ガスで圧入
し、次いで耐圧ビン中のブタジエン60gを窒素ガ
スで圧入した。オートクレーブをオイルバスに浸
け、内温80℃で800rpmの速度で撹拌しながら3
時間反応させた。反応終了後、オートクレーブを
急冷し、未反応のブタジエンを除去したのちオー
トクレーブ内の反応混合液を空気にふれないよう
にして圧送して蒸留フラスコ内に移した。蒸留フ
ラスコを130℃のオイルバスに浸け、系内の圧力
を常圧から最終的には20mmHgの減圧度にまで変
化させて約2時間かけて減圧蒸留した。蒸留によ
つて得られた全反応混合液をガスクロマトグラフ
イーで分析した。 蒸留残液に酢酸20gおよびトリエチルアミン
33.5gを加えたのちこれを窒素ガスでオートクレ
ーブに圧入し、次いでブタジエン60gを窒素ガス
でオートクレーブに圧入した。上記と同様の操作
でブタジエンのテロメリ化反応を3時間行ない、
反応混合液から生成物を蒸留分離し、これをガス
クロマトグラフイーで分析した。 使用した二座配位性ホスフイン類および一回目
の反応と二回目の反応で得られた反応成績を表7
に示す。
実施例 15〜18 内容積300mlの電磁撹拌式オートクレーブに、
スルホラン25mlに酢酸パラジウム110mg(0.5ミリ
モル)、トリフエニルホスフイン1.31g(5ミリ
モル)および二座配位性ホスフイン類の0.5ミリ
モル(対Pd比1.0)を溶解した溶液、酢酸20gな
らびにトリエチルアミン33.5gを窒素ガスで圧入
し、次いで耐圧ビン中のブタジエン60gを窒素ガ
スで圧入した。オートクレーブをオイルバスに浸
け、内温80℃で800rpmの速度で撹拌しながら3
時間反応させた。反応終了後、オートクレーブを
急冷し、未反応のブタジエンを除去したのちオー
トクレーブ内の反応混合液を空気にふれないよう
にして圧送して蒸留フラスコ内に移した。蒸留フ
ラスコを130℃のオイルバスに浸け、系内の圧力
を常圧から最終的には20mmHgの減圧度にまで変
化させて約2時間かけて減圧蒸留した。蒸留によ
つて得られた全反応混合液をガスクロマトグラフ
イーで分析した。 蒸留残液に酢酸20gおよびトリエチルアミン
33.5gを加えたのちこれを窒素ガスでオートクレ
ーブに圧入し、次いでブタジエン60gを窒素ガス
でオートクレーブに圧入した。上記と同様の操作
でブタジエンのテロメリ化反応を3時間行ない、
反応混合液から生成物を蒸留分離し、これをガス
クロマトグラフイーで分析した。 使用した二座配位性ホスフイン類および一回目
の反応と二回目の反応で得られた反応成績を表7
に示す。
【表】
【表】
実施例 19〜21
電磁撹拌装置を備えた内容積100mlのオートク
レーブに、酢酸パラジウム56.1mg(0.25ミリモ
ル)、ナトリウムジフエニルホスフイノベンゼン
―m―スルホネート・2水和物1g(2.5ミリモ
ル)および二座配位性ホスフイン類の0.25ミリモ
ル(対Pd比1.0)を50重量%含水スルホラン15ml
に溶解した溶液、モルホリン8.7gならびにブタ
ジエン15gを仕込み、800rpmの速度で撹拌しな
がら内温80℃で3時間反応させた。反応終了後オ
ートクレーブを急冷し、未反応ブタジエンを除去
したのち反応混合液を取り出し、n―ヘキサン80
mlを加えて抽出分離したところ、無色の上層と触
媒を含んだ黄色の下層とに分離した。上層をガス
クロマトグラフイーで分析した。 一方、下層はこれにモルホリン6.5gを加えた
のち再びオートクレーブに仕込み、さらにブタジ
エン15gを圧入して一回目と同様にして反応を行
ない、抽出処理した。一回目と同様に上層をガス
クロマトグラフイーで分析した。 使用した二座配位性ホスフイン類および一回目
の反応と二回目の反応で得られた反応成績を表8
に示す。
レーブに、酢酸パラジウム56.1mg(0.25ミリモ
ル)、ナトリウムジフエニルホスフイノベンゼン
―m―スルホネート・2水和物1g(2.5ミリモ
ル)および二座配位性ホスフイン類の0.25ミリモ
ル(対Pd比1.0)を50重量%含水スルホラン15ml
に溶解した溶液、モルホリン8.7gならびにブタ
ジエン15gを仕込み、800rpmの速度で撹拌しな
がら内温80℃で3時間反応させた。反応終了後オ
ートクレーブを急冷し、未反応ブタジエンを除去
したのち反応混合液を取り出し、n―ヘキサン80
mlを加えて抽出分離したところ、無色の上層と触
媒を含んだ黄色の下層とに分離した。上層をガス
クロマトグラフイーで分析した。 一方、下層はこれにモルホリン6.5gを加えた
のち再びオートクレーブに仕込み、さらにブタジ
エン15gを圧入して一回目と同様にして反応を行
ない、抽出処理した。一回目と同様に上層をガス
クロマトグラフイーで分析した。 使用した二座配位性ホスフイン類および一回目
の反応と二回目の反応で得られた反応成績を表8
に示す。
【表】
実施例 22
電磁撹拌装置を備えた内容積100mlのオートク
レーブに、酢酸パラジウム11mg(0.05ミリモル)、
ナトリウムジフエニルホスフイノベンゼン―m―
スルホネート・2水和物400mg(1.0ミリモル)お
よび(C6H5)2PCH2N(CH3)213mg(0.053ミリモ
ル、対Pd比1.07)を50重量%含水スルホラン15ml
に溶解した溶液、ギ酸6.4g、トリエチルアミン
14gならびにブタジエン15gを仕込み、800rpm
の速度で撹拌しながら内温70℃で4時間反応させ
た。反応終了後、オートクレーブを冷却し、未反
応ブタジエンを除いたのち反応混合液を取り出し
たところ、反応混合液は無色の上層と触媒を含ん
だ黄色の下層とに分離していた。上層を分析した
ところ1,7―オクタジエン11gおよび1,6―
オクタジエン2gが生成していた。 一方、下層を再びオートクレーブに仕込み、ギ
酸6.4gおよびブタジエン15gを加えたのち、一
回目の反応におけると同様にして反応を行なつ
た。反応終了後、一回目の操作と同様にして反応
混合液の上層を分析したところ、1,7―オクタ
ジエン11gおよび1,6―オクタジエン2gが生
成していた。 実施例 23 内容積100mlの電磁撹拌装置を備えたオートク
レーブにパラジウムアセチルアセトナート66mg
(0.2ミリモル)、トリフエニルホスフイン500mg
(1.9ミリモル)、ビス(1,3―ジフエニルホス
フイノ)プロパン82mg(0.2ミリモル、対Pd比
1.0)、メタノール30mlおよびイソプレン13.6gを
仕込み、800rpmの速度で撹拌しながら内温110℃
で8時間反応させた。反応終了後、オートクレー
ブを冷却したのち、反応混合液を取り出しガスク
ロマトグラフイーで分析したところ、1―メトキ
シ―2,7―ジメチルオクタジエン―2,7 7
gと3―メトキシ―2,7―ジメチルオクタジエ
ン―1,7 2gが生成していた。 得られた反応混合液から生成物を常圧から10mm
Hgの圧力下、100℃のバス温下で蒸発分離した。
残渣にメタノール30mlおよびイソプレン13.6gを
仕込み、一回目の反応におけると同様にして反応
を行なつた。得られた反応混合液をガスクロマト
グラフイーで分析したところ、1―メトキシ―
2,7―ジメチルオクタジエン―2,7 6.8g
と3―メトキシ―2,7―ジメチルオクタジエン
―1,7 2.1gが生成していた。
レーブに、酢酸パラジウム11mg(0.05ミリモル)、
ナトリウムジフエニルホスフイノベンゼン―m―
スルホネート・2水和物400mg(1.0ミリモル)お
よび(C6H5)2PCH2N(CH3)213mg(0.053ミリモ
ル、対Pd比1.07)を50重量%含水スルホラン15ml
に溶解した溶液、ギ酸6.4g、トリエチルアミン
14gならびにブタジエン15gを仕込み、800rpm
の速度で撹拌しながら内温70℃で4時間反応させ
た。反応終了後、オートクレーブを冷却し、未反
応ブタジエンを除いたのち反応混合液を取り出し
たところ、反応混合液は無色の上層と触媒を含ん
だ黄色の下層とに分離していた。上層を分析した
ところ1,7―オクタジエン11gおよび1,6―
オクタジエン2gが生成していた。 一方、下層を再びオートクレーブに仕込み、ギ
酸6.4gおよびブタジエン15gを加えたのち、一
回目の反応におけると同様にして反応を行なつ
た。反応終了後、一回目の操作と同様にして反応
混合液の上層を分析したところ、1,7―オクタ
ジエン11gおよび1,6―オクタジエン2gが生
成していた。 実施例 23 内容積100mlの電磁撹拌装置を備えたオートク
レーブにパラジウムアセチルアセトナート66mg
(0.2ミリモル)、トリフエニルホスフイン500mg
(1.9ミリモル)、ビス(1,3―ジフエニルホス
フイノ)プロパン82mg(0.2ミリモル、対Pd比
1.0)、メタノール30mlおよびイソプレン13.6gを
仕込み、800rpmの速度で撹拌しながら内温110℃
で8時間反応させた。反応終了後、オートクレー
ブを冷却したのち、反応混合液を取り出しガスク
ロマトグラフイーで分析したところ、1―メトキ
シ―2,7―ジメチルオクタジエン―2,7 7
gと3―メトキシ―2,7―ジメチルオクタジエ
ン―1,7 2gが生成していた。 得られた反応混合液から生成物を常圧から10mm
Hgの圧力下、100℃のバス温下で蒸発分離した。
残渣にメタノール30mlおよびイソプレン13.6gを
仕込み、一回目の反応におけると同様にして反応
を行なつた。得られた反応混合液をガスクロマト
グラフイーで分析したところ、1―メトキシ―
2,7―ジメチルオクタジエン―2,7 6.8g
と3―メトキシ―2,7―ジメチルオクタジエン
―1,7 2.1gが生成していた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 活性水素を有する有機化合物を用いてパラジ
ウム触媒およびホスフイン類の存在下に非環状共
役ジオレフインをテロメリ化するに際し、一般式 (式中、Rは水素原子、―SO3Naまたは―
COONaを表わす)で示される単座配位性ホスフ
イン類をパラジウム1グラム原子あたり少くとも
6モルの量で用い、かつ二座配位性ホスフイン類
をパラジウム1グラム原子あたり0.3〜3モルの
量で反応系に添加することを特徴とする非環状共
役ジオレフインのテロメリ化方法。 2 溶媒としてのスルホランまたはメチルスルホ
ランの存在下に非環状共役ジオレフインのテロメ
リ化を行なう特許請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8179380A JPS577426A (en) | 1980-06-16 | 1980-06-16 | Telomerization of acyclic conjugated diolefin |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8179380A JPS577426A (en) | 1980-06-16 | 1980-06-16 | Telomerization of acyclic conjugated diolefin |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS577426A JPS577426A (en) | 1982-01-14 |
| JPS646175B2 true JPS646175B2 (ja) | 1989-02-02 |
Family
ID=13756360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8179380A Granted JPS577426A (en) | 1980-06-16 | 1980-06-16 | Telomerization of acyclic conjugated diolefin |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS577426A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4536604A (en) * | 1984-03-15 | 1985-08-20 | Texaco Inc. | Butadiene reductive dimerization using a platinum catalyst and polymeric amine promoter |
| US5236909A (en) * | 1990-07-25 | 1993-08-17 | Henkel Research Corporation | Octyl ethers and octadienyl ethers |
| US5206396A (en) * | 1990-07-25 | 1993-04-27 | Henkel Research Corporation | Telomerization of 1,3-butadiene |
| US5198598A (en) * | 1991-07-19 | 1993-03-30 | Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien | Telomerization process of a conjugated alkadiene with a polyol |
| US6794553B2 (en) * | 2001-11-09 | 2004-09-21 | Shell Oil Company | Process for the telomerization of a conjugated diene, catalyst and bidentate ligand useful therein |
-
1980
- 1980-06-16 JP JP8179380A patent/JPS577426A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS577426A (en) | 1982-01-14 |
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