JPS646706Y2 - - Google Patents

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JPS646706Y2
JPS646706Y2 JP1982153100U JP15310082U JPS646706Y2 JP S646706 Y2 JPS646706 Y2 JP S646706Y2 JP 1982153100 U JP1982153100 U JP 1982153100U JP 15310082 U JP15310082 U JP 15310082U JP S646706 Y2 JPS646706 Y2 JP S646706Y2
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heat
heating
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insecticidal
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Priority to AT0905683A priority patent/AT398259B/de
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案は、殺虫剤、殺菌剤、室内芳香剤、消臭
剤等の薬剤を加熱して蒸散させる装置に使用する
放熱板に関するものである。 従来より、殺虫剤等の有効成分薬剤を含浸させ
たマツトを放熱板上に載せ、この放熱板の裏側に
設置した電気発熱体で前記放熱板を加熱し、これ
によりマツト中の有効薬剤成分を蒸散させる、い
わゆる電気蚊取器が知られている。 しかしながら、これらの装置はマツトを加熱す
る放熱板の熱源として電気を利用するため、装置
の構造が複雑となり、また電気を利用する場合に
は電源用コードが必要で使用場所が制限され、し
かも放熱板の温度が不均一なため薬剤の加熱蒸散
にむらが生じるという欠点を有していた。例えば
電気蚊取器に使用される発熱体は、第1図イまた
はロに示すように、高抵抗金属線aを絶縁体bの
外周に巻き付けた巻線抵抗器または絶縁性基板c
の上に高抵抗金属線dを印刷配線した抵抗発熱体
が使用されている。しかしながら、前者の巻線抵
抗式発熱体は、巻線の粗密により温度むらがあ
り、放熱板が均一に加熱されなかつたり、または
断線しやすいという問題があり、一方後者の抵抗
発熱体は、金属線dを配線した部分と配線しない
部分とに温度差が生じ、(図中、Hは高温部分、
Lは低温部分を示す)前者と同様に放熱板が均一
に加熱されないという問題があつた。更に、電気
蚊取器の場合、第2図に示すように直径約10mm程
度の正特性発熱体(セラミスタ、セラミスタ+バ
リスタ)eが、放熱板fの裏面のほぼ中心部分に
設置されているので、放熱板fの温度分布は中央
部が高くて周辺部が低く、放熱板fの均一加熱が
困難であるという問題を残していた。 本考案者は、先きに、発熱源として、アルコー
ル等の揮発性燃料と白金またはパラジウム等の触
媒とを空気中で接触させる時生じる反応熱を利用
することにより、電気発熱体を利用した装置に比
較して、構造が簡単で使用場所に制約されない触
媒加熱型薬剤蒸散装置を開発した。本考案はこの
触媒加熱型薬剤蒸散装置に使用される放熱板の構
造に関するものであり、薬剤を均一に加熱するこ
とのできる放熱板を提供することを目的とする。 本考案の触媒加熱型薬剤蒸散装置用熱部材は、
平板状の薬剤加熱部と、該薬剤加熱部及び燃料充
てん容器よりそれぞれ一定の距離を設けて揮発燃
料と空気とによる酸化発熱反応を促進する触媒を
その下端を支持することにより前記薬剤加熱部の
中央下部に着脱自在に配置し得る触媒保持部と、
前記薬剤加熱部と触媒保持部とを連結する連結部
とからなり、前記薬剤加熱部と触媒保持部と連結
部とが金属板により一体に形成されていることを
特徴とする。 以下、本考案放熱部材について図面に基づいて
さらに詳しく説明する。 第3図は本考案放熱部材を用いた薬剤加熱蒸散
装置の一例を示す平面図、第4図は第3図の−
線矢視断面図である。第3図及び第4図におい
て、1は有底円筒状のケース本体で、その内部
は、内側に形成された円筒状内壁1aにより燃料
収納部1bと水たまり部1cとに画成されてい
る。ケース本体1の側壁(外壁)1dは前記内壁
1aより上方に延び、その上部内周面にはその周
回わりに沿つてケース蓋体嵌合用の段部1eが形
成されている。 2はケース蓋体で、円形天板21と円筒状側壁
27とからなるほぼ断面略コの字状部材である。
天板21には、ほぼ中央に長方形開口部22と、
この開口部22の周囲に通気口23,23,2
3,23とが形成されている。開口部22の天板
表面側開口端22aの形状は、薬剤加熱装置にセ
ツトする殺中マツト3と相似形でこれよりやや大
き目の長方形とし、天板裏面側開口端22bの形
状は、殺虫マツト3を載せる放熱部材4の上面形
状と相似形でこれよりやや大き目の長方形とし、
開口部22の穿設方向周面形状は、天板21の厚
み方向ほぼ中央を境いとし上部が垂直周面22c
となり、下部が下方に向かつて広がるテーパ状周
面22dとなつている。したがつて、殺虫マツト
3と開口部22の垂直周面22cとの間で形成さ
れる間隙A(第1図参照)と、放熱部材4と開口
部22のテーパ面22dとの間で形成される間隙
B(第2図参照)とにより、放熱部材4に殺虫マ
ツト3をセツトしたときにもケース蓋体2の内部
と外部とを連通する通気用間隙24が確保され
る。25,25…は開口部22の周面にて内方へ
向かつて突設されたダボである。ダボ25は、殺
虫マツト3を開口部22の中心にセツトさせるた
め、及び殺虫マツト3と開口部22の周面で形成
される通気用間隙24における空気の流れを整流
するために形成される。26,26は、天板21
の表面において開口部22の1対の長辺に隣接し
て設けられた周端側から中心側へ向かつてなめら
かに傾斜する凹部である。凹部26,26は殺虫
マツト3を開口部22へ挿入し放熱部材4上に載
せたりまたは取り出したりする際の殺虫マツト着
脱操作の容易性のために形成される。 ケース蓋体2の天板21と側壁27との接続部
分の裏面には、周回わりに沿つて肩部28が形成
されている。この肩部28は、放熱部分4を支持
するための支持部材6を固定するためのもので、
28a,28aは、支持部材6固定用のネジ穴で
ある。27aは、側壁27の下部外周面にて周回
わりに沿つて形成された段部で、前記ケース本体
1の外壁1dに設けた段部1eと密着嵌合しうる
ようにやや大き目の寸法形状とする。ケース蓋体
2は、この側壁段部27aをケース本体1の外壁
段部1eに嵌入することにより、ケース本体1の
上部を覆い、これによりケースが形成される。段
部1eと27aとにそれぞれネジを切つておき、
本体1と蓋体2とを螺着するようにしてもよい。 3は殺虫マツトであり、殺虫有効成分薬液を含
浸した長方形繊維板である。しかしながら、ケー
ス蓋体2の開口部22に挿入しうる形状のもので
あれば特にこれを限定されない。 4は本考案放熱部材であり、この放熱部材4の
拡大斜視図を第5図イに示す。 放熱部材4は、殺虫マツトを載置してこれを加
熱する水平上面部41と、上面部41の両端から
中心方向に向かつてやや傾斜しつつ下方へ延設さ
れた側面部42,42と、前記上面部41と平行
であつて前記側面部42,42の下端から中心方
向に向かつて延びる下面部43,43と、下面部
43,43の辺縁からさらに下方へ垂設された1
対の触媒保持片441,441で形成される触媒
保持部44とからなる。触媒保持片441の両側
端縁441a,441aは中心方向に突出するよ
うに析り曲げられ、下端縁44′bも中心方向に
突出するように折り曲げられており、これらの突
出した側端縁441a,441aと下端縁441
bとにより触媒5が保持される。放熱部材4は熱
伝導性の優れた金属板を用いて一体的に成形さ
れ、上面部41と側面部42,42には場合によ
つては多数の孔を穿設するようにしてもよい。多
孔板にすれば、触媒保持部44に保持された触媒
5からの燃焼ガスの一部が孔部から逃げるので、
触媒5における酸化反応が助長され、しかも燃焼
ガスの熱対流が阻害されずに好ましい。上面部4
1と下面部43,43との間は、側面部42,4
2により一定の高さを有する空間Cが形成され、
触媒5と上面部41とは直接接触しないようにな
つている。空間Cの距離、すなわち触媒と上面部
(薬剤加熱部)との間隔(第4図中、ccmとして
示す)は、少なくとも0.2cm以上、好ましくは0.3
〜3.0cmとするとよい。触媒と上面部とが接触し
ている(C=0cm)か、または離れていてもあま
り近過ぎる(C<0.2cm)と、この間における燃
焼ガスの熱対流や酸化反応が妨げられて上面部の
加熱が不十分になる。触媒と上面部とを少なくと
も0.2cm離すことにより、上面部は触媒から出る
燃焼ガスの熱対流により最も効率良く高温に加熱
される。 本考案放熱部材4の第2実施例を第5図ロに示
す。本実施例の放熱部材4は、第1実施例のもの
とほぼ同じ構成の上面部41、側面部42,4
2、下面部43,43とを有し、さらにこの下面
部43,43に4本の細長い脚部442,44
2,442,442を下方へ向けて垂設してなる
ものである。1本の脚部442は、細長い断面L
字状側壁442aと側壁442aの下端にて内方
へ突出する触媒支持用の水平底面部442bとか
らなる形状で、前記下面部43,43の所定位置
に相対向するようにそれぞれ2本ずつ設けられ、
これら脚部442,442,442,442によ
り触媒保持部44が形成される。 第2実施例の放熱部材4は、触媒保持部44が
4本の細長い脚部442,442,442,44
2で形成されるので、触媒5から上面部41への
熱伝導が妨げられることなく放熱部材4自体の軽
量化がはかられるという利点を有する。 本考案放熱部材においては、側面部は図示した
ように中心方向に向かつて傾斜するだけでなく、
垂直面または外方へ向かつて広がる傾斜面として
もよい。また、触媒と保持部との接触面積を、例
えば触媒表面積の10%以上とすれば、触媒におけ
る反応熱が上面部へ良好に伝熱される。 モノリス触媒5は、前記放熱部材4の保持部4
4に収納されうる角柱形状で、ハニカム構造セラ
ミツク担体に触媒活性金属である白金またはパラ
ジウム等を担持させてなるものである。本発明で
使用される触媒は、勿論これに限定されず、例え
ば円柱状モノリス触媒またはビーズ状もしくはウ
ール状のものでも良い。 6は、放熱部材4をケース蓋体2に固定するた
めの支持部材であり、蓋体2の側壁27内周面に
当接しうる直径を有する円形板である。支持部材
のほぼ中心部には前記触媒保持部44を嵌入しう
る径の中空部6aを有し、また周端部の適宜の箇
所に、蓋体2へ固定するための止めネジ7,7を
挿入用の孔6b,6bが形成されている。止めネ
ジ挿入用孔は、前記蓋体2の肩部28に形成した
ネジ穴28aと位置を合わせるように穿設され
る。支持部材6の材質は特に限定されないが、非
通気性または場合によつてはやや通気性を有し、
好ましくは耐熱性及び断熱性であるもの、例えば
ガラス繊維等で形成されるのが良い。 8は燃料充てん容器で、上面が開口し内部に揮
発性燃料が充てんされ、ケース本体1の燃料収納
部1bに収納される。燃料充てん容器8と触媒5
との間には一定の高さを有する空間Dが確保され
る。燃料としては、揮発性を有し前記触媒と発熱
反応を生ずるもの、具体的にはアルコール類であ
り、好ましくはメタノールまたはエタノールであ
る。アルコールの形態としては、液状のもの、ま
たはカルボキシビニルポリマー、無水マレイン酸
とイソブチレンとの共重合体、ビニルアルコール
とアクリル酸との共重合体、デンプン誘導体等に
よりゲル状のもの、またはアルコール類を主成分
とする固形燃料のいずれもが使用可能である。 上記構成の薬剤加熱蒸散装置において、殺虫マ
ツト3をケース蓋体2の開口部22へ入れて、放
熱部材4の上面部41上へ載せる。燃料充てん容
器8から揮発するアルコール燃料は空間Dを充満
したのち、燃料充てん容器8の上方に配設された
触媒5を通過する。触媒5において燃料アルコー
ルは、白金またはパラジウム等と反応して酸化さ
れた後、燃焼ガスとして、触媒5から排出され
る。この燃焼ガスはさらに上昇して空間Cを満た
したのち、側面部42,42を抜けて、間隙Bか
らAを通つて外部へ排気される。触媒5において
アルコール燃料の酸化により生ずる反応熱は、触
媒5の上方に位置する放熱部材4の上面部41へ
対流伝熱し、上面部41の中心部の温度を上昇さ
せる。また、触媒5における反応熱は、金属部材
である放熱部材4の下面部43,43から側面部
42,42を通つて上面部41まで伝導され、こ
れにより上面部41の両端部の温度を上昇させ
る。したがつて、上面部41は熱対流と熱伝導に
より均一に加熱される。 温度上昇した上面部41の上に載せられた殺虫
マツト3は、これにより均一に加熱され、殺虫マ
ツト3中の殺虫有効成分がケース蓋体2の開口部
22から外方へ蒸散する。この間、触媒5におけ
るアルコール燃料酸化反応に必要な空気は、ケー
ス蓋体2の天板21に穿設された通気口23から
流入し、側面部42,42を通つて触媒5へと供
給される。触媒5における酸化反応に必要な空気
の一部は、間隙AからBを通つて触媒5へと供給
される。燃料の酸化反応により生ずる水分はケー
ス本体1の水たまり部1cへ貯留される。 上記実施例の装置においては、殺虫マツト3を
載せた上面部41は、触媒5において生ずる反応
熱の熱対流によりその中心部が加熱され、また触
媒5において生ずる反応熱が金属製の保持部44
から下面部43、側面部42,42を通つて上面
部41の両端部に伝熱され加熱されるので、上面
部41がムラなく均一に加熱されるという利点を
有する。また、触媒5における反応熱を熱対流及
び熱伝導の両方で上面部41へ伝熱するので、そ
れだけ熱効率が高まり、上面部41の温度が一層
上昇する。 本考案装置で使用されうる殺虫薬剤としては、
従来より電気蚊取器用殺虫剤として使用されてい
るものは全て可能であり、具体的には次のような
ものである:殺虫成分として、3−アリル−2−
メチルシクロペンタ−2−エン−4−オン−1−
イルd1−シス/トランス−クリサンテマート
(アレスリン)、3−アリル−2−メチルシクロペ
ンタ−2−エン−4−オン−1−イルd−シス/
トランス−クリサンテマート、d−3−アリル−
2−メチルシクロペンタ−2−エン−4−オン−
1−イルd−トランス−クリサンテマート、5−
プロパルギル−2−フリルメチルd−シス/トラ
ンス−クリサンテマート、1−エチニル−2−メ
チルペンタ−2−エン−1−イルd−シス/トラ
ンス−クリサンテマート、1−エチニル−2−メ
チルペンタ−2−エン−1−イル2,2,3,3
−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート
等のピレスロイド系殺虫剤が使用でき、さらにピ
ペロニルブトキサイド、N−(2−エチルヘキシ
ル)−1−イソプロピル−4−メチルビシクロ
〔2,2,2〕−オクト−5−エン−2,3−ジカ
ルボキシイミド、オクタクロロジプロピルエーテ
ル等のピレスロイド共力剤を配合することができ
る。これら殺虫成分は、繊維板よりなるマツトに
含浸して使用するが、上記成分の他に、殺虫成分
の安定剤として、BHT,BHA,DBH等の酸化
防止剤、使用と共に退色変化して使用の有無を知
る目的の染料、更には香料等を配合して調製する
こともできる。 上記装置では薬剤含浸マツトのほかに、例えば
アルミ容器中に加熱蒸散性固形薬剤を充てんした
ものでも使ることができる。また、薬剤としては
殺虫剤のほかに、殺菌剤、室内芳香剤、消臭剤等
でも同様にして使用することができる。使用可能
な殺菌剤の例としては、アルコール類またはジオ
キシン等の揮散性を有するものであれば全て使用
可能である。 次に、本考案放熱部材を用いた加熱蒸散装置に
適用する薬剤の配合例について説明する。 配合例 1 5−プロパルギル−2−フリルメチルd−シ
ス/トランス−クリサンテマート5g、N−(2−
エチルヘキシル)−1−イソプロピル−4−メチ
ルビシクロ〔2,2,2〕オクト−5−エン−
2,3−ジカルボキシイミド15g、DBH1.5g及び
1.4−ジイソプロピルアミノアンスラキノン0.2g
をアセトンに溶かして100mlとし、この液の1ml
を、35×22×2.8mmの繊維板に含浸させ、風乾し
てアセトンを除き、殺虫マツトを得た。これを第
3図及び第4図に示す加熱蒸散装置の放熱板の上
へ載せて使用する。 配合例 2 3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エ
ン−4−オン−1−イルd−シス/トランス−ク
リサンテマート6g、ピペロニルブトキサイド4g、
BHT2g及び1.4−ジメチルアミノアンスラキノン
0.3gにアセトンを加えて溶かし100mlとする。こ
の液1mlを配合例1と同じ繊維板に含浸させて殺
虫マツトを得た。これを第3図及び第4図に示す
加熱蒸散装置の放熱板の上へ載せて使用する。 配合例 3 1−エチニル−2−メチルペンタ−2−エン−
1−イルd−シス/トランス−クリサンテマ−ト
10g、N−(2−エチルヘキシル)−1−イソプロ
ピル−4−メチルビシクロ〔2,2,2〕オクト
−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド8g、
DBE1g、香料0.8g、1,4−ジイソプロピルア
ミノアンスラキノン0.2g及び無臭灯油10gを混合
し、加熱して溶かした液0.3gを配合例1と同じ繊
維板に含浸させて殺虫マツトを得た。このマツト
を、第3図及び第4図に示す加熱蒸散装置の放熱
板に載せ、アカイエカを用いて試験した結果、10
時間後まで市販の蚊取線香と同等の効力を示し
た。 配合例 4 ジオキシン1gのエタノール溶液2mlを、30×
20×3mmのセラミツク板に含浸させ、これを第3
図及び第4図に示す加熱蒸散装置の放熱板上に載
せ、室内の殺菌に使用する。使用前と使用後の室
内の殺菌数の比較を寒天培地によるシヤーレ法で
行なつたところ、使用後の使用前に対する菌数は
1%以下であつた。 配合例 5 香料5gを含むエタノール溶液47gにカルボキシ
ビニルポリマー(商品名 ハイビスワコー104)
1gを加え溶解した後、2%トリエタノールアミ
ン水溶液2gを加えてゲルを調製した。このゲル
20gをアルミ製容器に入れ、第3図及び第4図に
示す加熱蒸散装置の放熱板の上に載せ、室内の芳
香消臭剤として使用した。 配合例 6 ツバキ科植物生葉中の消臭成分のアルコール抽
出エキス(商品名 デオドラーS)0.5gのアルコ
ール溶液1mlを配合例1の繊維板に含浸させ、こ
れを第3図及び第4図に示す加熱蒸散装置の放熱
板の上に載せて、便所での消臭テストを行なつ
た。その結果、悪臭を完全に除くことができた。 次に、本考案放熱部材を用いた加熱蒸散装置に
薬剤を適用した時の殺虫効力試験例について説明
する。 試験例 1 配合例1及び配合例2で得られる殺虫マツトを
第1図及び第2図に示す放熱板上に載せ、燃料充
てん容器には、メタノール98部とD−ソルビツト
のベンジリデン誘導体(商品名 ゲルオールD)
2部とから調製したゲル25gを入れて、経時的に
アカイエカで試験を行なつた。結果を第6図に示
す。図中の「相対効力」は、1時間経過時の効力
を夫々1.0として、以後各時間の効力を相対比で
試験した。 第6図から明らかなように、配合例1及び2の
殺虫マツトはいずれも良好な効果を示した。 次に放熱部材の上面部が均一に加熱されること
を明らかにする試験例について説明する。 試験例 2 第3図及び第4図に示す加熱蒸散装置におい
て、触媒5を保持する触媒保持部44が触媒5と
接触している面積の触媒5の外周表面積に対する
比率を種々変えて薬剤を加熱する上面部41の下
図の如き位置A,B,及びCの温度を測定した。
結果を第1表に示す。 なお、本試験例においては、燃料としてメタノ
ール86部にステアリン酸6部を加熱溶解し、これ
に12.5%水酸化ナトリウム溶液(水/メタノール
=1/8)8部を加えて調製した固形燃料を使用し、
測定室の室温は25℃±1℃で行つた。
【表】 温度測定位置
【表】 上記第1表の結果から次のことが明らかであ
る。No.1〜2とNo.3〜6を比較して触媒保持部の
触媒表面積との接触面積率が10%未満では上面部
の中心部Aの温度が10℃以上低く、しかも上面部
の種々の位置(A,B及びC)によつて10℃以上
の差が認められた。一方、本考案の接触面積率が
10%以上のNo.3〜6は上面部の中心部Aの温度も
高く、上面部の各位置との温度差も3℃以下と小
さく、薬剤を加熱する放熱板としてすぐれたもの
であつた。 以上の記載から明らかなように、本考案放熱部
材を用いた薬剤加熱蒸散装置は、触媒から生ずる
燃焼ガスの熱対流と触媒自体の熱伝導とにより放
熱部材の上面部が均一にむらなく加熱されるの
で、上面部に載せた薬剤が均一に加熱され、薬剤
の蒸散を効率良く行なうことができる。また、本
考案放熱部材は、構成が簡単で1枚の金属板を加
工することにより容易に得ることができるという
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図イ及びロは電気発熱体の一例を示す平面
図、第2図は電気発熱体と放熱板とを示す側面
図、第3図は薬剤加熱蒸散装置の一例を示す平面
図、第4図は前記第3図の−線矢視断面図、
第5図イ及びロは本考案放熱部材の一例を示す斜
視図、第6図は試験例1の結果を示すグラフを表
わす。 1……ケース本体、1a……内壁、1b……収
納部、1d……外壁、1e……段部、2……ケー
ス蓋体、21……天板、22……開口部、4……
放熱部材、41……上面部、42……側面部、4
3……下面部、44……触媒保持部、5……モノ
リス触媒、6……支持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平板状の薬剤加熱部と、該薬剤加熱部及び燃料
    充てん容器よりそれぞれ一定の距離を設けて揮発
    燃料と空気とによる酸化発熱反応を促進する触媒
    をその下端を支持することにより前記薬剤加熱部
    の中央下部に着脱自在に配置し得る触媒保持部
    と、前記薬剤加熱部と触媒保持部とを連結する連
    結部とからなり、前記薬剤加熱部と触媒保持部と
    連結部とが金属板により一体に形成されているこ
    とを特徴とする触媒加熱型薬剤蒸散装置用放熱部
    材。
JP15310082U 1982-09-30 1982-10-08 放熱部材 Granted JPS5959788U (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15310082U JPS5959788U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 放熱部材
US06/611,037 US4693868A (en) 1982-09-30 1983-09-30 Thermal fumigator for drugs
CH2793/84A CH665750A5 (de) 1982-09-30 1983-09-30 Beheizbarer wirkstoffverdampfer.
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