JPS647061Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS647061Y2 JPS647061Y2 JP1981178103U JP17810381U JPS647061Y2 JP S647061 Y2 JPS647061 Y2 JP S647061Y2 JP 1981178103 U JP1981178103 U JP 1981178103U JP 17810381 U JP17810381 U JP 17810381U JP S647061 Y2 JPS647061 Y2 JP S647061Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- lubricating oil
- gear
- power divider
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案はインタ・デフ(インタアクスルデイフ
アレンシヤル)付ダンデムアクスルの潤滑装置の
改良に関するものである。
アレンシヤル)付ダンデムアクスルの潤滑装置の
改良に関するものである。
<従来の技術>
エンジンで回転される一本のプロペラシヤフト
によつて、前後に設けられた2本のアクスルが駆
動されるいわゆるタンデムアクスルにおいては、
上記2本のアクスル間の回転差の影響をなくすた
めのインタ・デフは、通常両アクスルの内、フロ
ント側の比較的高い個所に設けられており、従つ
て上記インタ・デフへ円滑な潤滑を行うことは非
常に難しい。
によつて、前後に設けられた2本のアクスルが駆
動されるいわゆるタンデムアクスルにおいては、
上記2本のアクスル間の回転差の影響をなくすた
めのインタ・デフは、通常両アクスルの内、フロ
ント側の比較的高い個所に設けられており、従つ
て上記インタ・デフへ円滑な潤滑を行うことは非
常に難しい。
そこで例えば実公昭51−29417号公報に示され
たインタアクスルデイフアレンシアル付タンデム
アクスルの潤滑装置のように、リングギヤが配置
されたA室と、A室に取付けられ内部にトランス
フアギア(パワデバイダギヤ)が配置されたB室
と、B室に取付けられ内部にインタ・デフが配置
されたC室からなるタンデムアクスルにおいて、
前記A室と前記C室を連結する樋状の潤滑油通路
を形成するとともに、前記B室とC室を連結する
樋状の第2の潤滑油通路を設け、インタ・デフへ
の潤滑油の供給量を増加させようとするものがあ
る。
たインタアクスルデイフアレンシアル付タンデム
アクスルの潤滑装置のように、リングギヤが配置
されたA室と、A室に取付けられ内部にトランス
フアギア(パワデバイダギヤ)が配置されたB室
と、B室に取付けられ内部にインタ・デフが配置
されたC室からなるタンデムアクスルにおいて、
前記A室と前記C室を連結する樋状の潤滑油通路
を形成するとともに、前記B室とC室を連結する
樋状の第2の潤滑油通路を設け、インタ・デフへ
の潤滑油の供給量を増加させようとするものがあ
る。
上記構成によりC室内には樋を介して潤滑油が
供給されるわけであるが、その供給量は前記リン
グギヤおよびパワデバイダギヤの回転に依存する
ものであるから、低速走行時には両ギヤの回転が
低く、C室、即ちインタ・デフへの潤滑の供給が
十分でなく潤滑不良を生じ易い。したがつてB室
内の潤滑油のレベルを高く保持する必要がある
が、このレベルを高くした状態を保持すると、今
度は高速走行時にパワデバイダギヤの回転による
猛烈な撹拌により潤滑油の温度が上昇して了うこ
とになる。
供給されるわけであるが、その供給量は前記リン
グギヤおよびパワデバイダギヤの回転に依存する
ものであるから、低速走行時には両ギヤの回転が
低く、C室、即ちインタ・デフへの潤滑の供給が
十分でなく潤滑不良を生じ易い。したがつてB室
内の潤滑油のレベルを高く保持する必要がある
が、このレベルを高くした状態を保持すると、今
度は高速走行時にパワデバイダギヤの回転による
猛烈な撹拌により潤滑油の温度が上昇して了うこ
とになる。
このような潤滑油温度の上昇は、当然のことな
がら潤滑油の性状を変化させ、遂には潤滑油とし
ての機能を果たすことが困難となる危険がある。
がら潤滑油の性状を変化させ、遂には潤滑油とし
ての機能を果たすことが困難となる危険がある。
これを解決せんとして特開昭48−1556号公報に
示された発明の如く、通常の差動歯車減速装置に
おいて歯車箱内の油量を、高速回転時には自動的
に少なくし、低速回転時には自動的に多くするこ
とにより、常に良好な潤滑を行わせることを目的
として、歯車箱に、歯車の高速回転にともなう油
温の上昇を感熱器で検知して歯車箱内の油を導入
させてためる油量調節タンクを設置したものがあ
る。
示された発明の如く、通常の差動歯車減速装置に
おいて歯車箱内の油量を、高速回転時には自動的
に少なくし、低速回転時には自動的に多くするこ
とにより、常に良好な潤滑を行わせることを目的
として、歯車箱に、歯車の高速回転にともなう油
温の上昇を感熱器で検知して歯車箱内の油を導入
させてためる油量調節タンクを設置したものがあ
る。
<考案が解決しようとする問題点>
しかしながら前記特開昭公報に示されたもので
は、リングギヤがかきあげる不定量の潤滑油を感
熱器が開いたとき歯車箱にあけた導入口から油量
調節タンクに取り込もうとするので、油量の調節
が難かしいと同時に、前記感熱器は油量調節タン
ク内に設置され、歯車箱内で実際に循環している
潤滑油の温度によらず上記タンクの油温で作動す
るので作動が不正確となる欠点がある。
は、リングギヤがかきあげる不定量の潤滑油を感
熱器が開いたとき歯車箱にあけた導入口から油量
調節タンクに取り込もうとするので、油量の調節
が難かしいと同時に、前記感熱器は油量調節タン
ク内に設置され、歯車箱内で実際に循環している
潤滑油の温度によらず上記タンクの油温で作動す
るので作動が不正確となる欠点がある。
本考案は上記に鑑み、インタ・デフ付タンデム
アクスルの潤滑において、油温を正確に捉え、且
つ油量の調節を容易且つ確実にして潤滑油の劣化
を効果的に防止せんとするを目的とする。
アクスルの潤滑において、油温を正確に捉え、且
つ油量の調節を容易且つ確実にして潤滑油の劣化
を効果的に防止せんとするを目的とする。
<問題点を解決するための手段>
上記目的を達成するための本考案の構成は、リ
ングギヤ室Aとパワデバイダギヤ室Bとインタデ
フギヤ室Cとを上記順序に連設し、前記リングギ
ヤ室A及びパワデバイダギヤ室Bの潤滑油を両室
のギヤの回転により掬い上げ、樋11によりイン
タデフギヤ室Cに供給せしめるようにしたタンデ
ムアクスルの、前記パワデバイダギヤ室Bのリン
グギヤ室Aとの仕切壁における低油温時パワデバ
イダギヤ7の一部とともに潤滑油に侵漬される位
置に形成した開口部18に、パワデバイダギヤ室
B内の高油温時上記開口部18を開口して該室B
内の潤滑油を前記リングギヤ室Aへ還流する感熱
弁Vを設けてなるものである。
ングギヤ室Aとパワデバイダギヤ室Bとインタデ
フギヤ室Cとを上記順序に連設し、前記リングギ
ヤ室A及びパワデバイダギヤ室Bの潤滑油を両室
のギヤの回転により掬い上げ、樋11によりイン
タデフギヤ室Cに供給せしめるようにしたタンデ
ムアクスルの、前記パワデバイダギヤ室Bのリン
グギヤ室Aとの仕切壁における低油温時パワデバ
イダギヤ7の一部とともに潤滑油に侵漬される位
置に形成した開口部18に、パワデバイダギヤ室
B内の高油温時上記開口部18を開口して該室B
内の潤滑油を前記リングギヤ室Aへ還流する感熱
弁Vを設けてなるものである。
<作用>
前記のように構成されたインタデフ付ダンデム
アクスルは、リングギヤ6の回転によつて室A内
の潤滑油10を掬い上げて前記樋11の一端に供
給して室C内に導入するとともに、パワデバイダ
ギヤ7によつて室B内の潤滑油10も樋11を介
して室C内に導入して室C内のインタデフギヤ8
を充分に潤滑する。インタデフギヤ8を潤滑した
油はオーバフロー通路から室Bへ流入する。
アクスルは、リングギヤ6の回転によつて室A内
の潤滑油10を掬い上げて前記樋11の一端に供
給して室C内に導入するとともに、パワデバイダ
ギヤ7によつて室B内の潤滑油10も樋11を介
して室C内に導入して室C内のインタデフギヤ8
を充分に潤滑する。インタデフギヤ8を潤滑した
油はオーバフロー通路から室Bへ流入する。
車両が高速走行してパワデバイダギヤ7により
室B内に貯溜された潤滑油10が撹拌され、油温
が所定量よりも上昇した場合には、感熱弁Vが開
口部18を開口し、室B内の潤滑油10が室A内
に還流され油量が減少するから、前記撹拌による
油温上昇を防止できる。
室B内に貯溜された潤滑油10が撹拌され、油温
が所定量よりも上昇した場合には、感熱弁Vが開
口部18を開口し、室B内の潤滑油10が室A内
に還流され油量が減少するから、前記撹拌による
油温上昇を防止できる。
再び、車両が中速または低速走行となつて潤滑
油10の油温が所定値より下がれば、感熱弁Vが
開口部18を閉じてC室から流入する潤滑油が貯
溜される。
油10の油温が所定値より下がれば、感熱弁Vが
開口部18を閉じてC室から流入する潤滑油が貯
溜される。
<実施例>
本考案装置を装着すべきインタ・デフ付タンデ
ムアクスルの基本的構成は、第1図に示すように
アクスルハウジング1の後部に後部カバー1a
が、また前部にキヤリア2が各々固定され、この
キヤリア2の前部にギヤハウジング3が、またそ
の前方にケース4が固定され、これらによつて室
A,B,Cがそれぞれ構成されている。
ムアクスルの基本的構成は、第1図に示すように
アクスルハウジング1の後部に後部カバー1a
が、また前部にキヤリア2が各々固定され、この
キヤリア2の前部にギヤハウジング3が、またそ
の前方にケース4が固定され、これらによつて室
A,B,Cがそれぞれ構成されている。
前記室A内にはダンデムアクスルのフロント側
アクスル5が貫通され、このアクスル5にはリン
グギヤ6が設けられている。また室B内には前記
リングギヤ6と歯車結合したパワデバイダギヤ7
が設けられ、さらに室C内には入力軸9より動力
を受け、これを前記パワデバイダギヤ7及びリヤ
側アクスル(図示せず)と連結した中間軸9′に
伝達するインタデフギヤ8がそれぞれ設けられて
いる。
アクスル5が貫通され、このアクスル5にはリン
グギヤ6が設けられている。また室B内には前記
リングギヤ6と歯車結合したパワデバイダギヤ7
が設けられ、さらに室C内には入力軸9より動力
を受け、これを前記パワデバイダギヤ7及びリヤ
側アクスル(図示せず)と連結した中間軸9′に
伝達するインタデフギヤ8がそれぞれ設けられて
いる。
前記室AおよびB内には潤滑油10が収容され
ており、この潤滑油10にリングギヤ6及びパワ
デバイダギヤ7の各下方部分が侵漬されている。
そして室Aの前部を構成するキヤリア2及び室B
を構成するギヤハウジング3の各内部上側方に
は、前記リングギヤ6及びパワデバイダギヤ7に
よつて掬い上げられた油10を室Cに輸送するた
めの樋11が設けられている。
ており、この潤滑油10にリングギヤ6及びパワ
デバイダギヤ7の各下方部分が侵漬されている。
そして室Aの前部を構成するキヤリア2及び室B
を構成するギヤハウジング3の各内部上側方に
は、前記リングギヤ6及びパワデバイダギヤ7に
よつて掬い上げられた油10を室Cに輸送するた
めの樋11が設けられている。
第2図はキヤリア2を構成する壁2aを貫通さ
せて本案感熱弁Vを設けた構造を示すもので、こ
の弁Vはリングギヤ室Aとパワデバイダギヤ室B
とを仕切る壁2aにおける、低油温時にパワデバ
イダギヤ7とともに潤滑油に侵漬される位置に開
口された開口部18に設けられており、上記感熱
弁Vはボルト15によつて壁2aに固定され、サ
ーモスタツト本体12によつて移動する弁体13
が弁座14に対して所定の油温以下では圧接状態
となり、所定の油温以上では離反状態となるよう
に構成されている。
せて本案感熱弁Vを設けた構造を示すもので、こ
の弁Vはリングギヤ室Aとパワデバイダギヤ室B
とを仕切る壁2aにおける、低油温時にパワデバ
イダギヤ7とともに潤滑油に侵漬される位置に開
口された開口部18に設けられており、上記感熱
弁Vはボルト15によつて壁2aに固定され、サ
ーモスタツト本体12によつて移動する弁体13
が弁座14に対して所定の油温以下では圧接状態
となり、所定の油温以上では離反状態となるよう
に構成されている。
前記弁Vは室B内の油温が所定値よりも低い場
合には第2図のように閉止状態にあるので、室A
のリングギヤ6の回転により室Cに供給された潤
滑油がオーバフローして室B内に貯溜され、この
室B内に貯溜された潤滑油をパワデバイダギヤ7
により樋11で再び室Cに導入することにより室
C内のインタデフギヤ8に十分に給油できる。
合には第2図のように閉止状態にあるので、室A
のリングギヤ6の回転により室Cに供給された潤
滑油がオーバフローして室B内に貯溜され、この
室B内に貯溜された潤滑油をパワデバイダギヤ7
により樋11で再び室Cに導入することにより室
C内のインタデフギヤ8に十分に給油できる。
第3図は室B内に貯溜された潤滑油10の油温
が所定値よりも上昇した場合の状態を示すもの
で、この状態においては、サーモスタツト本体1
2の作用でこれの中央に設けられている軸16に
対してサーモスタツト本体12を後退させ、この
サーモスタツト本体12に固定されている弁体1
3の後部でバネ17を押し縮める。この状態にお
いては、弁体13は弁座14から遠ざかるので、
室Aと室Bとの間の壁2aの潤滑油10の通路が
大きく開口することとなり、即ち開口部18が開
かれて室B内の潤滑油10が室A内に還流するこ
ととなる。
が所定値よりも上昇した場合の状態を示すもの
で、この状態においては、サーモスタツト本体1
2の作用でこれの中央に設けられている軸16に
対してサーモスタツト本体12を後退させ、この
サーモスタツト本体12に固定されている弁体1
3の後部でバネ17を押し縮める。この状態にお
いては、弁体13は弁座14から遠ざかるので、
室Aと室Bとの間の壁2aの潤滑油10の通路が
大きく開口することとなり、即ち開口部18が開
かれて室B内の潤滑油10が室A内に還流するこ
ととなる。
これにより、室B内の潤滑油量を所定のレベル
に下げ、室B内のパワデバイダギヤ7による撹拌
が避けられ、撹拌による油温上昇を防止できる。
に下げ、室B内のパワデバイダギヤ7による撹拌
が避けられ、撹拌による油温上昇を防止できる。
上記のように構成されたインタデフ付ダンデム
アクスルは、リングギヤ6の回転によつて室A内
の潤滑油10を掬い上げて前記樋11の一端に供
給して室C内に導入するとともに、パワデバイダ
ギヤ7によつて室B内の潤滑油10も樋11を介
して室C内に導入して室C内のインタデフギヤ8
を充分に潤滑する。インタデフギヤ8を潤滑した
油はオーバフロー通路から室Bへ流入して貯溜さ
れ、開口部18を塞ぐ感熱弁Vを侵漬する。
アクスルは、リングギヤ6の回転によつて室A内
の潤滑油10を掬い上げて前記樋11の一端に供
給して室C内に導入するとともに、パワデバイダ
ギヤ7によつて室B内の潤滑油10も樋11を介
して室C内に導入して室C内のインタデフギヤ8
を充分に潤滑する。インタデフギヤ8を潤滑した
油はオーバフロー通路から室Bへ流入して貯溜さ
れ、開口部18を塞ぐ感熱弁Vを侵漬する。
車両が高速走行してパワデバイダギヤ7により
室B内に貯溜された潤滑油10が撹拌され、油温
が所定量よりも上昇した場合には、感熱弁Vにお
けるサーモスタツト本体12の作用でこれの中央
に設けられている軸16に対してサーモスタツト
本体12を後退させ、このサーモスタツト本体1
2に固定されている弁体13の後部でバネ17を
押し縮め、弁体13を弁座14から遠ざけて室A
と室Bとの間の壁2aの潤滑油10の通路、即ち
開口部18を開口する。したがつて室B内の潤滑
油10が室A内に還流され油量が減少するから、
前記撹拌による油温上昇が防止される。
室B内に貯溜された潤滑油10が撹拌され、油温
が所定量よりも上昇した場合には、感熱弁Vにお
けるサーモスタツト本体12の作用でこれの中央
に設けられている軸16に対してサーモスタツト
本体12を後退させ、このサーモスタツト本体1
2に固定されている弁体13の後部でバネ17を
押し縮め、弁体13を弁座14から遠ざけて室A
と室Bとの間の壁2aの潤滑油10の通路、即ち
開口部18を開口する。したがつて室B内の潤滑
油10が室A内に還流され油量が減少するから、
前記撹拌による油温上昇が防止される。
再び、車両が中速または低速走行となつて潤滑
油10の油温が所定値より下がれば、感熱弁Vの
サーモスタツト本体12によつて弁体13を弁座
14に対して圧接せしめ、即ち開口部18を閉じ
てC室から流入する潤滑油が貯溜される。
油10の油温が所定値より下がれば、感熱弁Vの
サーモスタツト本体12によつて弁体13を弁座
14に対して圧接せしめ、即ち開口部18を閉じ
てC室から流入する潤滑油が貯溜される。
<効果>
以上のように本考案はリングギヤ室とパワデバ
イダギヤ室とインタデフギヤ室とを上記順序に連
設し、前記リングギヤ室及びパワデバイダギヤ室
の潤滑油を両室のギヤの回転により掬い上げ、樋
によりインタデフギヤ室に供給せしめるようにし
たタンデムアクスルの、前記パワデバイダギヤ室
のリングギヤ室との仕切壁における低油温時パワ
デバイダギヤの一部とともに潤滑油に侵漬される
位置に形成した開口部に、パワデバイダギヤ室内
の高油温時上記開口部を開口して該室内の潤滑油
を前記リングギヤ室へ還流する感熱弁を設けてな
るので、車両の低、中速走行時などパワデバイダ
ギヤ室内の潤滑油温が所定値以下のときは、感熱
弁を閉じてリングギヤ室及びパワデバイダギヤ室
の潤滑油を両室のギヤの回転により掬い上げ、樋
によりインタデフギヤ室に充分供給できるととも
に、車両の高速走行時などでパワデバイダギヤに
よる該室内の潤滑油の高速撹拌により油温が所定
値以上となつたときは、感熱弁を開いてパワデバ
イダギヤ室内の潤滑油をリングギヤ室へ還流せし
め、高速撹拌をなくして潤滑油の劣化を防止でき
る。また、その際前記感熱弁はパワデバイダギヤ
室のリングギヤ室との仕切壁における低油温時パ
ワデバイダギヤの一部とともに潤滑油に侵漬され
る位置に形成した開口部に設けられていることに
より、油温が所定値以下のときはパワデバイダギ
ヤによる掬い上げが充分行われ、また前記所定値
を越えたときの感熱弁の油温感知と油量調節が正
確に行われ、更に感熱弁が開けばパワデバイダギ
ヤはその歯先がほとんど潤滑油に接しなくなるの
で、潤滑油の高速撹拌とそれによる油の劣化が完
全に防止される効果がある。
イダギヤ室とインタデフギヤ室とを上記順序に連
設し、前記リングギヤ室及びパワデバイダギヤ室
の潤滑油を両室のギヤの回転により掬い上げ、樋
によりインタデフギヤ室に供給せしめるようにし
たタンデムアクスルの、前記パワデバイダギヤ室
のリングギヤ室との仕切壁における低油温時パワ
デバイダギヤの一部とともに潤滑油に侵漬される
位置に形成した開口部に、パワデバイダギヤ室内
の高油温時上記開口部を開口して該室内の潤滑油
を前記リングギヤ室へ還流する感熱弁を設けてな
るので、車両の低、中速走行時などパワデバイダ
ギヤ室内の潤滑油温が所定値以下のときは、感熱
弁を閉じてリングギヤ室及びパワデバイダギヤ室
の潤滑油を両室のギヤの回転により掬い上げ、樋
によりインタデフギヤ室に充分供給できるととも
に、車両の高速走行時などでパワデバイダギヤに
よる該室内の潤滑油の高速撹拌により油温が所定
値以上となつたときは、感熱弁を開いてパワデバ
イダギヤ室内の潤滑油をリングギヤ室へ還流せし
め、高速撹拌をなくして潤滑油の劣化を防止でき
る。また、その際前記感熱弁はパワデバイダギヤ
室のリングギヤ室との仕切壁における低油温時パ
ワデバイダギヤの一部とともに潤滑油に侵漬され
る位置に形成した開口部に設けられていることに
より、油温が所定値以下のときはパワデバイダギ
ヤによる掬い上げが充分行われ、また前記所定値
を越えたときの感熱弁の油温感知と油量調節が正
確に行われ、更に感熱弁が開けばパワデバイダギ
ヤはその歯先がほとんど潤滑油に接しなくなるの
で、潤滑油の高速撹拌とそれによる油の劣化が完
全に防止される効果がある。
第1図はインタアクスルデイフアレンシヤル付
ダンデムアクスルの概略構造を示す断面図であ
る。第2図はパワデバイダギヤ室とリングギヤ室
との間の壁に開口部を形成して感熱弁を設けた部
分を示す断面図で、この弁が閉止した状態を示し
ている。第3図は前記弁が潤滑油の温度上昇によ
り開弁して潤滑油を還流させる状態を示す断面図
である。 A……リングギヤ室、B……パワデバイダギヤ
室、C……インタデフギヤ室、2a……壁、5…
…ダンデムアクスル、6……リングギヤ、7……
パワデバイダギヤ、8……インタデフギヤ、9…
…入力軸、10……潤滑油、V……感熱弁、11
……樋、12……サーモスタツト本体、13……
弁体、14……弁座、18……開口部。
ダンデムアクスルの概略構造を示す断面図であ
る。第2図はパワデバイダギヤ室とリングギヤ室
との間の壁に開口部を形成して感熱弁を設けた部
分を示す断面図で、この弁が閉止した状態を示し
ている。第3図は前記弁が潤滑油の温度上昇によ
り開弁して潤滑油を還流させる状態を示す断面図
である。 A……リングギヤ室、B……パワデバイダギヤ
室、C……インタデフギヤ室、2a……壁、5…
…ダンデムアクスル、6……リングギヤ、7……
パワデバイダギヤ、8……インタデフギヤ、9…
…入力軸、10……潤滑油、V……感熱弁、11
……樋、12……サーモスタツト本体、13……
弁体、14……弁座、18……開口部。
Claims (1)
- リングギヤ室とパワデバイダギヤ室とインタデ
フギヤ室とを上記順序に連設し、前記リングギヤ
室及びパワデバイダギヤ室の潤滑油を両室のギヤ
の回転により掬い上げ、樋によりインタデフギヤ
室に供給せしめるようにしたタンデムアクスル
の、前記パワデバイダギヤ室のリングギヤ室との
仕切壁における低油温時パワデバイダギヤの一部
とともに潤滑油に侵漬される位置に形成した開口
部に、パワデバイダギヤ室内の高油温時上記開口
部を開口して該室内の潤滑油を前記リングギヤ室
へ還流する感熱弁を設けてなるインタ・デフ付ダ
ンデムアクスルの潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17810381U JPS5886730U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | インタアクスルデイフアレンシヤル付タンデムアクスルの潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17810381U JPS5886730U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | インタアクスルデイフアレンシヤル付タンデムアクスルの潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5886730U JPS5886730U (ja) | 1983-06-13 |
| JPS647061Y2 true JPS647061Y2 (ja) | 1989-02-23 |
Family
ID=29972594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17810381U Granted JPS5886730U (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | インタアクスルデイフアレンシヤル付タンデムアクスルの潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5886730U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005248991A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Yanmar Co Ltd | トランスミッション |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7263803B2 (ja) * | 2019-02-01 | 2023-04-25 | 株式会社ジェイテクト | 工作機械 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5129417U (ja) * | 1974-08-20 | 1976-03-03 |
-
1981
- 1981-11-30 JP JP17810381U patent/JPS5886730U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005248991A (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Yanmar Co Ltd | トランスミッション |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5886730U (ja) | 1983-06-13 |
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