JPS647622B2 - - Google Patents
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- JPS647622B2 JPS647622B2 JP57030631A JP3063182A JPS647622B2 JP S647622 B2 JPS647622 B2 JP S647622B2 JP 57030631 A JP57030631 A JP 57030631A JP 3063182 A JP3063182 A JP 3063182A JP S647622 B2 JPS647622 B2 JP S647622B2
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- ethylene
- melt
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- rubber
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L51/00—Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L51/06—Compositions of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers grafted on to homopolymers or copolymers of aliphatic hydrocarbons containing only one carbon-to-carbon double bond
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- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
本発明は接着性が優れ、しかも成形品の耐衝撃
性、特に低温における耐衝撃性の優れた変性ポリ
オレフイン組成物に関する。 この明細書において変性ポリオレフイン組成物
の低温における耐衝撃性は、ASTM D746の規
定に従つて、変性ポリオレフイン組成物をプレス
シートに成形し、このプレスシートから脆化温度
測定用試験片としてダンベル状(38mm×6mm×2
mm)に打抜いて試験片とし、この試験片を用いて
測定した脆化温度によつて判定したものである。
この脆化温度は、各温度について10個の試験片を
用いて、各試験片に衝撃を加えて破壊率(10個の
試験片のうちで破壊したものの割合)を求め、測
定温度と破壊率とをプロツトして求めた破壊率が
50%の温度をいう。脆化温度が低いほど、変性ポ
リオレフイン組成物の耐衝撃性、特に低温におけ
る耐衝撃性が優れていることになる。 結晶性ポリプロピレンは剛性、耐熱変形性など
の物理的性質の要求される各種の分野、例えば射
出成形品、フイルム、ブローびん等の広範な用途
に使用されている。しかし、結晶性ポリプロピレ
ンは分子中に極性基を持たないので、合成樹脂や
金属、木材等の異種材料への接着性が極めて悪い
という欠点を有している。 結晶性ポリプロピレンに接着性を与えることを
目的として従来から種々の試みがなされている。
例えば、結晶性ポリプロピレンの接着面の火炎処
理、コロナ放電処理、溶剤処理などの表面処理が
あるが、これらの方法によつても結晶性ポリプロ
ピレンに十分な接着性を付与することができな
い。 そこで、結晶性ポリプロピレンにラジカル開始
剤の存在下でマレイン酸類を付加し、官能基を導
入することにより結晶性ポリプロピレンに接着性
を付与する試みがなされているが、この方法によ
つて得られる変性ポリプロピレンは接着力が充分
でなく、しかも低温における耐衝撃性が低く実用
的ではない。 本発明者らは、強力な接着強度を有し、しかも
低温における耐衝撃性の優れた変性ポリオレフイ
ン組成物を得ることを目的として鋭意研究した結
果、この発明を完成した。 すなわち、本発明は、結晶性エチレン−プロピ
レンランダム共重合体、マレイン酸類およびラジ
カル開始剤を溶融反応させ、得られた反応物にオ
レフイン系ラバーを添加し、溶融混合して得られ
ることを特徴とする変性ポリオレフイン組成物に
関するものである。 本発明においては結晶性ポリプロピレンとし
て、結晶性エチレン−プロピレンランダム共重合
体が使用される。前記結晶性エチレン−プロピレ
ンランダム共重合体は、エチレン含有率0.5〜5
重量%、メルトフローインデツクス0.1〜20、特
に耐衝撃性の点から0.2〜5のものが好ましい。
結晶性エチレン−プロピレンランダム共重合体は
その一部を結晶性プロピレン単独重合体でおきか
えたものであつてもよい。また、結晶性エチレン
−プロピレンランダム共重合体中には、溶融温度
以上の温度に加熱する時にラジカル開始剤によつ
て分解して、発色、発臭の原因とならないもので
あれば各種の添加剤、例えば酸化防止剤が配合さ
れていてもよい。また、結晶性エチレン−プロピ
レンランダム共重合体は粉末状でもよく、ペレツ
ト状でもよい。 次に、この発明において使用されるマレイン酸
類という語は、マレイン酸、フマル類、メザコン
酸、シラトラン酸、5−ノルボルネン−2,3−
ジカルボン酸、1,2,3,6−テトラヒドロフ
タル酸、これらの無水物、これらのアミド、およ
びこれらのモノエステルの総称である。これらの
中でも無水マレイン酸が好ましい。 次に、この発明において使用されるラジカル開
始剤としては、アゾビスイソブチロニトリルのよ
うなアゾビス化合物や、1分半減期温度が約160
〜260℃の温度となるような有機過酸化物、例え
ば第三ブチルパーオキシイソプロピルカーボネー
ト、ジ第三ブチルジパーオキシフタレート、第三
ブチルパーオキシアセテート、2,5−ジメチル
−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサ
ン、第三ブチルパーオキシラウレート、第三ブチ
ルパーオキシベンゾエート、メチルエチルケトン
パーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、シク
ロヘキサノンパーオキサイド、第三ブチルクミル
パーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンハイド
ロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイ
ドなどが挙げられる。これらの有機過酸化物は、
1種または2種以上混合して使用することができ
る。 結晶性エチレン−プロピレンランダム共重合体
とマレイン酸類とラジカル開始剤との配合割合
は、結晶性エチレン−プロピレンランダム共重合
体100重量部に対して、マレイン酸類が0.01〜2
重量部、特に0.01〜0.4重量部であり、ラジカル
開始剤が0.01〜2重量部、特に0.01〜0.2重量部で
あることが好ましい。また、ラジカル開始剤
(RI)に対するマレイン酸類(MA)の割合
(RI/MA,重量比)は0.1〜5であることが好ま
しい。 この発明においては、先ず結晶性エチレン−プ
ロピレンランダム共重合体とマレイン酸類とラジ
カル開始剤とをオレフイン系ラバーの実質的不存
在下に溶融反応させることが必要である。結晶性
エチレン−プロピレンランダム共重合体とマレイ
ン酸類とラジカル開始剤とをオレフイン系ラバー
とともに溶融反応せると、変性ポリオレフインの
接着強度が低下するとともに低温における耐衝撃
性が著るしく低下してしまう(比較例1)。 この発明の変性ポリオレフイン組成物は、上記
のように結晶性エチレン−プロピレンランダム共
重合体、マレイン酸類およびラジカル開始剤をオ
レフイン系ラバーの実質的不存在下に溶融反応さ
せ、得られた反応物にオレフイン系ラバーを添加
し、溶融混合することによつて得られる。 この発明において使用されるオレフイン系ラバ
ー(エラストマーともいう)としては、エチレン
−プロピレン共重合体ラバー、エチレン−プロピ
レン−非共役ジエン3成分共重合体ラバー、エチ
レン−プロピレン−ブテン−13成分共重合体ラバ
ー、ポリイソブチレン、1,2−ポリブタジエン
などが挙げられる。それらのうちでも、エチレン
−プロピレン共重合体ラバーまたはエチレン−プ
ロピレン−非共役ジエン3成分共重合体ラバーが
特に好ましい。オレフイン系ラバーの一部をスチ
レン−ブタジエン共重合ラバー、ブタジエン−ス
チレン−アクリロニトリル共重合ラバー、シス−
1,4−ポリブタジエン、クロロプレンラバー、
天然ゴム、ウレタンラバー、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合ラバーなどのラバーで置換したものも勿
論オレフイン系ラバーとして使用することができ
る。オレフイン系ラバーは、1種または2種以上
混合して使用することができる。また、オレフイ
ン系ラバー中にも、溶融温度以上の温度に加熱す
る時に分解して、発色、発臭の原因とならないも
のであれば各種のラバー用配合剤、例えば酸化防
止剤のような老化防止剤や脂肪酸金属塩のような
付着防止剤が配合されていてもよい。また、オレ
フイン系ラバーはムーニー粘度ML1+4(100℃)が
10〜100のものが好ましい。 本発明の変性ポリオレフイン組成物は、上記の
ように結晶性エチレン−プロピレンランダム共重
合体、マレイン酸類およびラジカル開始剤を溶融
反応させ、得られた反応物にオレフイン系ラバー
を添加し、溶融混合することによつて得られるも
のであるが、上記溶融反応又は溶融混合に用いる
装置はバンバリーミキサー、ニーダー、ミキシン
グロール、押出機などの一般的な混練機でよく、
これらの混練機を単独もしくは組合せることによ
り簡便に行うことができるが、上記溶融反応は溶
媒の存在下で行なつてもよい。また、上記の溶融
反応および溶融混合にさきだつて、通常は結晶性
エチレン−プロピレンランダム共重合体、マレイ
ン酸類およびラジカル開始剤をドライブレンドす
る。 また、溶融反応または溶融混合する温度は、結
晶性エチレン−プロピレンランダム共重合体、オ
レフイン系ラバーの劣化、ラジカル開始剤の分解
温度等を考慮して適宜選択されるが、使用する結
晶性エチレン−プロピレンランダム共重合体の融
点以上であり、通常は170〜270℃の範囲内の温度
である。 本発明の変性ポリオレフイン組成物は、結晶性
エチレン−プロピレンランダム共重合体、マレイ
ン酸類およびラジカル開始剤の溶融反応による反
応物にオレフイン系ラバーを添加溶融混合するこ
とにより、飛躍的に接着強度および耐衝撃性、特
に低温における耐衝撃性が増大するという顕著な
効果が達成されるのである。 本発明において前記のオレフイン系ラバーは、
反応物とオレフイン系ラバーとの合計量中のオレ
フイン系ラバーの割合が1〜40重量%、特に5〜
30重量%となる量使用するのが好ましいオレフイ
ン系ラバーの配合割合が前記範囲外であると、接
着性、耐衝撃性、成形加工性(フイルム化、パウ
ダー化等)、耐熱性等のバランスのとれたものが
得にくくなる傾向にある。 また本発明の変性ポリオレフイン組成物は、前
記の方法により、特に好適には結晶性エチレン−
プロピレンランダム共重合体100重量に対して
0.01〜0.4重量部のマレイン酸類、および0.01〜
0.2重量部のラジカル開始剤を配合して溶融反応
した反応物にオレフイン系ラバーを添加溶融混合
する方法により得ることにより以下の効果が達成
される。 (1) 本発明の変性ポリオレフイン組成物は、マレ
イン酸類の使用量を少量に抑えることができる
ので、変性後の未反応のマレイン酸類の除去の
ための繁雑な工程、例えば特開昭56−118411号
公報に記載されているような、変性ポリオレフ
イン組成物を温、熱風にて3〜8時間、あるい
は温、熱水にて1〜5時間処理するというよう
な後処理を省略することが可能となる。 (2) ゲルの実質的に存在しない変性ポリオレフイ
ン組成物の製造が可能になり、この変性ポリオ
レフイン組成物を長時間高温下にさらしてもメ
ルトフローインデツクスは変化せず、成型性並
びに製品の外観上好ましい性質が保持される。 本発明の変性ポリオレフイン組成物には結晶
性ポリプロピレンに通常配合する種類を量の酸
化防止剤、耐候安定剤、滑剤、帯電防止剤、核
剤、充填剤、顔料、染料、難燃剤、ブロツキン
グ防止剤、スリツプ剤などが含まれていてもよ
い。 本発明の変性ポリオレフイン組成物は未変性
の結晶性ポリプロピレン、例えばプロピレンの
結晶性単独重合体、結晶性エチレン−プロピレ
ンランダム共重合体、結晶性エチレン−プロピ
レンブロツク共重合体などと混合して用いるこ
とができる。この場合、接着性の点から未変性
の結晶性ポリプロピレンの割合は変性ポリオレ
フイン組成物100重量部に対して900重量部以
下、特に500重量部以下であることが好ましい。 また、特に引張強度のような機械的強度のす
ぐれた樹脂成形品が要求される場合には、無機
充填剤、例えば、炭酸カルシウム、タルク、ク
レー、アルミナ、亜鉛華、酸化マグネシウム、
珪藻土、雲母、亜硫酸カルシウム、硫酸カルシ
ウム、珪酸カルシウム、ガラス粉、ガラス繊
維、アスベスト、石膏繊維、カオリン、焼成カ
オリン、炭素繊維、繊維状マグネシウムオキシ
サルフエートあるいはこれらの混合物や芳香族
ポリアミド繊維を適量配合することにより所望
の製品を容易に得ることができる。前記の無機
充填剤はその形状あるいは大きさは特別に限定
されるものではないが、粒状の場合には平均粒
径10μ以下のものが好ましく、上記変性ポリオ
レフイン組成物100重量部に対して機械的性質、
成形加工性のバランスなどの点から450重量部
以下、好ましくは10〜300重量部の割合で配合
される。 以上の組成からなる本発明の変性ポリオレフイ
ン組成物は、脆化温度が−20℃以下であり、従来
のポリプロピレンに比べて接着性および成形品の
耐衝撃性が優れており、しかも充分な耐熱性、成
形加工性を有しており、金属、各種のプラスチツ
ク、その他種々の素材に容易にかつ十分な強度に
て接着せしめることができ、このようにして得ら
れる成形品は変性ポリオレフイン組成物によつて
優れた耐衝撃性が与えられる。 次に実施例および比較例を示す。 実施例および比較例において、結晶性ポリプロ
ピレン、変性ポリオレフイン組成物のメルトフロ
ーインデツクスはASTM D1238の規定に従つて
測定したものであり、オレフイン系ラバーのムー
ニー粘度ML1+4(100℃)はJISK6300に従つて測
定したものである。 以下の記載において部は重量部を意味する。 実施例 1〜4 エチレン含量3重量%、メルトフローインデツ
クス(MI)1.0の結晶性エチレン−プロピレンラ
ンダム共重合体100部(BHTを1000ppm含有)の
ペレツトに、無水マレイン酸および第三ブチルパ
ーオキシベンゾエートを第1表に示す配合量加
え、ヘンシエルミキサーにて充分混合した後、シ
リンダー最前部の設定温度190℃の一軸押出機中
で溶融反応させて、反応物である変性ポリプロピ
レンのペレツトを得た。ついで、このペレツト80
部に、ムーニー粘度ML1+4(100℃)約70、エチレ
ン含量約80重量%のエチレン−プロピレン共重合
体ラバー20部(BHTを1000ppm、ステアリン酸
カルシウムを8000ppm含有)のペレツトを加え、
コーンブレンダーにて充分混合した後、シリンダ
ー最前部の設定温度190℃の一軸押出機中で溶融
混合し、ペレツト化した。得られた変性ポリオレ
フイン組成物のペレツトを使用し、プレス成形し
て得たシートをダンベルに打ち抜いて脆化温度測
定用試験片を作成し、また、以下の方法によつて
剥離強度(接着性を示す)測定用シートを作成
し、各々試験に供した。 これらの結果を第1表に示す。 剥離強度測定用シートの作成 グリツトブラスト処理した鋼板(SS−41,200
mm×200mm×9mmt)を200℃に加熱した後、変性
ポリオレフイン組成物のペレツトを210℃×100
Kg/cm2×1分間(予熱210℃×3分間)の条件で
シート化した変性ポリオレフイン組成物のシート
(200mm×200mm×0.3mmt)を貼付け、充分溶融さ
せる(2分間)。ついで、この上に厚さ2mmの結
晶性ポリプロピレンのシートを置き、0.1Kg/cm2
の荷重をかけ3分間加温したまま保持した後、荷
重をかけた状態で室温まで冷却して剥離強度測定
用シートを得た。 剥離強度測定 剥離強度測定用シートを引張試験機によつて、
引張速度10mm/minで90度剥離して剥離強度を測
定した。 比較例 1 実施例2と全く同じ配合割合で結晶性エチレン
−プロピレンランダム共重合体、無水マレイン
酸、第三ブチルパーオキシベンゾエート、エチレ
ン−プロピレン共重合体ラバーをヘンシエルミキ
サーにて充分混合した後、シリンダー最前部の設
定温度190℃の一軸押出機中で溶融反応させて、
変性ポリオレフイン組成物のペレツトを得た。結
果を第1表に示す。 比較例 2 第三ブチルパーオキシベンドエートを配合しな
かつた他は実施例2と同様に実施した。結果を第
1表に示す。 実施例 5 変性ポリプロピレンのペレツトとエチレン−プ
ロピレン共重合体ラバーのペレツトとを溶融混合
し、引き続いてペレツト化して得たペレツトを、
100℃で3日間真空乾燥した他は実施例2と同様
に実施した。結果を第1表に示す。 実施例 6 変性ポリプロピレンのペレツト70部とエチレン
−プロピレン共重合体ラバーのペレツト30部とを
溶融混合した他は実施例2と同様に実施した。結
果を第1表に示す。 実施例 7 第三ブチルパーオキシベンゾエートの配合量を
0.05部から0.03部に変えた他は実施例5と同様に
実施した。結果を第1表に示す。 比較例 3 実施例2において、エチレン−プロピレンラン
ダム共重合体に代えて、メルトフローインデツク
ス1.0、エチレン含有量5.0重量%のエチレン−プ
ロピレンブロツク共重合体を用いた以外は実施例
2と同様に行つた。剥離強度は5.2(Kg/cm)、脆
化温度は−36℃であつた。
性、特に低温における耐衝撃性の優れた変性ポリ
オレフイン組成物に関する。 この明細書において変性ポリオレフイン組成物
の低温における耐衝撃性は、ASTM D746の規
定に従つて、変性ポリオレフイン組成物をプレス
シートに成形し、このプレスシートから脆化温度
測定用試験片としてダンベル状(38mm×6mm×2
mm)に打抜いて試験片とし、この試験片を用いて
測定した脆化温度によつて判定したものである。
この脆化温度は、各温度について10個の試験片を
用いて、各試験片に衝撃を加えて破壊率(10個の
試験片のうちで破壊したものの割合)を求め、測
定温度と破壊率とをプロツトして求めた破壊率が
50%の温度をいう。脆化温度が低いほど、変性ポ
リオレフイン組成物の耐衝撃性、特に低温におけ
る耐衝撃性が優れていることになる。 結晶性ポリプロピレンは剛性、耐熱変形性など
の物理的性質の要求される各種の分野、例えば射
出成形品、フイルム、ブローびん等の広範な用途
に使用されている。しかし、結晶性ポリプロピレ
ンは分子中に極性基を持たないので、合成樹脂や
金属、木材等の異種材料への接着性が極めて悪い
という欠点を有している。 結晶性ポリプロピレンに接着性を与えることを
目的として従来から種々の試みがなされている。
例えば、結晶性ポリプロピレンの接着面の火炎処
理、コロナ放電処理、溶剤処理などの表面処理が
あるが、これらの方法によつても結晶性ポリプロ
ピレンに十分な接着性を付与することができな
い。 そこで、結晶性ポリプロピレンにラジカル開始
剤の存在下でマレイン酸類を付加し、官能基を導
入することにより結晶性ポリプロピレンに接着性
を付与する試みがなされているが、この方法によ
つて得られる変性ポリプロピレンは接着力が充分
でなく、しかも低温における耐衝撃性が低く実用
的ではない。 本発明者らは、強力な接着強度を有し、しかも
低温における耐衝撃性の優れた変性ポリオレフイ
ン組成物を得ることを目的として鋭意研究した結
果、この発明を完成した。 すなわち、本発明は、結晶性エチレン−プロピ
レンランダム共重合体、マレイン酸類およびラジ
カル開始剤を溶融反応させ、得られた反応物にオ
レフイン系ラバーを添加し、溶融混合して得られ
ることを特徴とする変性ポリオレフイン組成物に
関するものである。 本発明においては結晶性ポリプロピレンとし
て、結晶性エチレン−プロピレンランダム共重合
体が使用される。前記結晶性エチレン−プロピレ
ンランダム共重合体は、エチレン含有率0.5〜5
重量%、メルトフローインデツクス0.1〜20、特
に耐衝撃性の点から0.2〜5のものが好ましい。
結晶性エチレン−プロピレンランダム共重合体は
その一部を結晶性プロピレン単独重合体でおきか
えたものであつてもよい。また、結晶性エチレン
−プロピレンランダム共重合体中には、溶融温度
以上の温度に加熱する時にラジカル開始剤によつ
て分解して、発色、発臭の原因とならないもので
あれば各種の添加剤、例えば酸化防止剤が配合さ
れていてもよい。また、結晶性エチレン−プロピ
レンランダム共重合体は粉末状でもよく、ペレツ
ト状でもよい。 次に、この発明において使用されるマレイン酸
類という語は、マレイン酸、フマル類、メザコン
酸、シラトラン酸、5−ノルボルネン−2,3−
ジカルボン酸、1,2,3,6−テトラヒドロフ
タル酸、これらの無水物、これらのアミド、およ
びこれらのモノエステルの総称である。これらの
中でも無水マレイン酸が好ましい。 次に、この発明において使用されるラジカル開
始剤としては、アゾビスイソブチロニトリルのよ
うなアゾビス化合物や、1分半減期温度が約160
〜260℃の温度となるような有機過酸化物、例え
ば第三ブチルパーオキシイソプロピルカーボネー
ト、ジ第三ブチルジパーオキシフタレート、第三
ブチルパーオキシアセテート、2,5−ジメチル
−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサ
ン、第三ブチルパーオキシラウレート、第三ブチ
ルパーオキシベンゾエート、メチルエチルケトン
パーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、シク
ロヘキサノンパーオキサイド、第三ブチルクミル
パーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンハイド
ロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイ
ドなどが挙げられる。これらの有機過酸化物は、
1種または2種以上混合して使用することができ
る。 結晶性エチレン−プロピレンランダム共重合体
とマレイン酸類とラジカル開始剤との配合割合
は、結晶性エチレン−プロピレンランダム共重合
体100重量部に対して、マレイン酸類が0.01〜2
重量部、特に0.01〜0.4重量部であり、ラジカル
開始剤が0.01〜2重量部、特に0.01〜0.2重量部で
あることが好ましい。また、ラジカル開始剤
(RI)に対するマレイン酸類(MA)の割合
(RI/MA,重量比)は0.1〜5であることが好ま
しい。 この発明においては、先ず結晶性エチレン−プ
ロピレンランダム共重合体とマレイン酸類とラジ
カル開始剤とをオレフイン系ラバーの実質的不存
在下に溶融反応させることが必要である。結晶性
エチレン−プロピレンランダム共重合体とマレイ
ン酸類とラジカル開始剤とをオレフイン系ラバー
とともに溶融反応せると、変性ポリオレフインの
接着強度が低下するとともに低温における耐衝撃
性が著るしく低下してしまう(比較例1)。 この発明の変性ポリオレフイン組成物は、上記
のように結晶性エチレン−プロピレンランダム共
重合体、マレイン酸類およびラジカル開始剤をオ
レフイン系ラバーの実質的不存在下に溶融反応さ
せ、得られた反応物にオレフイン系ラバーを添加
し、溶融混合することによつて得られる。 この発明において使用されるオレフイン系ラバ
ー(エラストマーともいう)としては、エチレン
−プロピレン共重合体ラバー、エチレン−プロピ
レン−非共役ジエン3成分共重合体ラバー、エチ
レン−プロピレン−ブテン−13成分共重合体ラバ
ー、ポリイソブチレン、1,2−ポリブタジエン
などが挙げられる。それらのうちでも、エチレン
−プロピレン共重合体ラバーまたはエチレン−プ
ロピレン−非共役ジエン3成分共重合体ラバーが
特に好ましい。オレフイン系ラバーの一部をスチ
レン−ブタジエン共重合ラバー、ブタジエン−ス
チレン−アクリロニトリル共重合ラバー、シス−
1,4−ポリブタジエン、クロロプレンラバー、
天然ゴム、ウレタンラバー、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合ラバーなどのラバーで置換したものも勿
論オレフイン系ラバーとして使用することができ
る。オレフイン系ラバーは、1種または2種以上
混合して使用することができる。また、オレフイ
ン系ラバー中にも、溶融温度以上の温度に加熱す
る時に分解して、発色、発臭の原因とならないも
のであれば各種のラバー用配合剤、例えば酸化防
止剤のような老化防止剤や脂肪酸金属塩のような
付着防止剤が配合されていてもよい。また、オレ
フイン系ラバーはムーニー粘度ML1+4(100℃)が
10〜100のものが好ましい。 本発明の変性ポリオレフイン組成物は、上記の
ように結晶性エチレン−プロピレンランダム共重
合体、マレイン酸類およびラジカル開始剤を溶融
反応させ、得られた反応物にオレフイン系ラバー
を添加し、溶融混合することによつて得られるも
のであるが、上記溶融反応又は溶融混合に用いる
装置はバンバリーミキサー、ニーダー、ミキシン
グロール、押出機などの一般的な混練機でよく、
これらの混練機を単独もしくは組合せることによ
り簡便に行うことができるが、上記溶融反応は溶
媒の存在下で行なつてもよい。また、上記の溶融
反応および溶融混合にさきだつて、通常は結晶性
エチレン−プロピレンランダム共重合体、マレイ
ン酸類およびラジカル開始剤をドライブレンドす
る。 また、溶融反応または溶融混合する温度は、結
晶性エチレン−プロピレンランダム共重合体、オ
レフイン系ラバーの劣化、ラジカル開始剤の分解
温度等を考慮して適宜選択されるが、使用する結
晶性エチレン−プロピレンランダム共重合体の融
点以上であり、通常は170〜270℃の範囲内の温度
である。 本発明の変性ポリオレフイン組成物は、結晶性
エチレン−プロピレンランダム共重合体、マレイ
ン酸類およびラジカル開始剤の溶融反応による反
応物にオレフイン系ラバーを添加溶融混合するこ
とにより、飛躍的に接着強度および耐衝撃性、特
に低温における耐衝撃性が増大するという顕著な
効果が達成されるのである。 本発明において前記のオレフイン系ラバーは、
反応物とオレフイン系ラバーとの合計量中のオレ
フイン系ラバーの割合が1〜40重量%、特に5〜
30重量%となる量使用するのが好ましいオレフイ
ン系ラバーの配合割合が前記範囲外であると、接
着性、耐衝撃性、成形加工性(フイルム化、パウ
ダー化等)、耐熱性等のバランスのとれたものが
得にくくなる傾向にある。 また本発明の変性ポリオレフイン組成物は、前
記の方法により、特に好適には結晶性エチレン−
プロピレンランダム共重合体100重量に対して
0.01〜0.4重量部のマレイン酸類、および0.01〜
0.2重量部のラジカル開始剤を配合して溶融反応
した反応物にオレフイン系ラバーを添加溶融混合
する方法により得ることにより以下の効果が達成
される。 (1) 本発明の変性ポリオレフイン組成物は、マレ
イン酸類の使用量を少量に抑えることができる
ので、変性後の未反応のマレイン酸類の除去の
ための繁雑な工程、例えば特開昭56−118411号
公報に記載されているような、変性ポリオレフ
イン組成物を温、熱風にて3〜8時間、あるい
は温、熱水にて1〜5時間処理するというよう
な後処理を省略することが可能となる。 (2) ゲルの実質的に存在しない変性ポリオレフイ
ン組成物の製造が可能になり、この変性ポリオ
レフイン組成物を長時間高温下にさらしてもメ
ルトフローインデツクスは変化せず、成型性並
びに製品の外観上好ましい性質が保持される。 本発明の変性ポリオレフイン組成物には結晶
性ポリプロピレンに通常配合する種類を量の酸
化防止剤、耐候安定剤、滑剤、帯電防止剤、核
剤、充填剤、顔料、染料、難燃剤、ブロツキン
グ防止剤、スリツプ剤などが含まれていてもよ
い。 本発明の変性ポリオレフイン組成物は未変性
の結晶性ポリプロピレン、例えばプロピレンの
結晶性単独重合体、結晶性エチレン−プロピレ
ンランダム共重合体、結晶性エチレン−プロピ
レンブロツク共重合体などと混合して用いるこ
とができる。この場合、接着性の点から未変性
の結晶性ポリプロピレンの割合は変性ポリオレ
フイン組成物100重量部に対して900重量部以
下、特に500重量部以下であることが好ましい。 また、特に引張強度のような機械的強度のす
ぐれた樹脂成形品が要求される場合には、無機
充填剤、例えば、炭酸カルシウム、タルク、ク
レー、アルミナ、亜鉛華、酸化マグネシウム、
珪藻土、雲母、亜硫酸カルシウム、硫酸カルシ
ウム、珪酸カルシウム、ガラス粉、ガラス繊
維、アスベスト、石膏繊維、カオリン、焼成カ
オリン、炭素繊維、繊維状マグネシウムオキシ
サルフエートあるいはこれらの混合物や芳香族
ポリアミド繊維を適量配合することにより所望
の製品を容易に得ることができる。前記の無機
充填剤はその形状あるいは大きさは特別に限定
されるものではないが、粒状の場合には平均粒
径10μ以下のものが好ましく、上記変性ポリオ
レフイン組成物100重量部に対して機械的性質、
成形加工性のバランスなどの点から450重量部
以下、好ましくは10〜300重量部の割合で配合
される。 以上の組成からなる本発明の変性ポリオレフイ
ン組成物は、脆化温度が−20℃以下であり、従来
のポリプロピレンに比べて接着性および成形品の
耐衝撃性が優れており、しかも充分な耐熱性、成
形加工性を有しており、金属、各種のプラスチツ
ク、その他種々の素材に容易にかつ十分な強度に
て接着せしめることができ、このようにして得ら
れる成形品は変性ポリオレフイン組成物によつて
優れた耐衝撃性が与えられる。 次に実施例および比較例を示す。 実施例および比較例において、結晶性ポリプロ
ピレン、変性ポリオレフイン組成物のメルトフロ
ーインデツクスはASTM D1238の規定に従つて
測定したものであり、オレフイン系ラバーのムー
ニー粘度ML1+4(100℃)はJISK6300に従つて測
定したものである。 以下の記載において部は重量部を意味する。 実施例 1〜4 エチレン含量3重量%、メルトフローインデツ
クス(MI)1.0の結晶性エチレン−プロピレンラ
ンダム共重合体100部(BHTを1000ppm含有)の
ペレツトに、無水マレイン酸および第三ブチルパ
ーオキシベンゾエートを第1表に示す配合量加
え、ヘンシエルミキサーにて充分混合した後、シ
リンダー最前部の設定温度190℃の一軸押出機中
で溶融反応させて、反応物である変性ポリプロピ
レンのペレツトを得た。ついで、このペレツト80
部に、ムーニー粘度ML1+4(100℃)約70、エチレ
ン含量約80重量%のエチレン−プロピレン共重合
体ラバー20部(BHTを1000ppm、ステアリン酸
カルシウムを8000ppm含有)のペレツトを加え、
コーンブレンダーにて充分混合した後、シリンダ
ー最前部の設定温度190℃の一軸押出機中で溶融
混合し、ペレツト化した。得られた変性ポリオレ
フイン組成物のペレツトを使用し、プレス成形し
て得たシートをダンベルに打ち抜いて脆化温度測
定用試験片を作成し、また、以下の方法によつて
剥離強度(接着性を示す)測定用シートを作成
し、各々試験に供した。 これらの結果を第1表に示す。 剥離強度測定用シートの作成 グリツトブラスト処理した鋼板(SS−41,200
mm×200mm×9mmt)を200℃に加熱した後、変性
ポリオレフイン組成物のペレツトを210℃×100
Kg/cm2×1分間(予熱210℃×3分間)の条件で
シート化した変性ポリオレフイン組成物のシート
(200mm×200mm×0.3mmt)を貼付け、充分溶融さ
せる(2分間)。ついで、この上に厚さ2mmの結
晶性ポリプロピレンのシートを置き、0.1Kg/cm2
の荷重をかけ3分間加温したまま保持した後、荷
重をかけた状態で室温まで冷却して剥離強度測定
用シートを得た。 剥離強度測定 剥離強度測定用シートを引張試験機によつて、
引張速度10mm/minで90度剥離して剥離強度を測
定した。 比較例 1 実施例2と全く同じ配合割合で結晶性エチレン
−プロピレンランダム共重合体、無水マレイン
酸、第三ブチルパーオキシベンゾエート、エチレ
ン−プロピレン共重合体ラバーをヘンシエルミキ
サーにて充分混合した後、シリンダー最前部の設
定温度190℃の一軸押出機中で溶融反応させて、
変性ポリオレフイン組成物のペレツトを得た。結
果を第1表に示す。 比較例 2 第三ブチルパーオキシベンドエートを配合しな
かつた他は実施例2と同様に実施した。結果を第
1表に示す。 実施例 5 変性ポリプロピレンのペレツトとエチレン−プ
ロピレン共重合体ラバーのペレツトとを溶融混合
し、引き続いてペレツト化して得たペレツトを、
100℃で3日間真空乾燥した他は実施例2と同様
に実施した。結果を第1表に示す。 実施例 6 変性ポリプロピレンのペレツト70部とエチレン
−プロピレン共重合体ラバーのペレツト30部とを
溶融混合した他は実施例2と同様に実施した。結
果を第1表に示す。 実施例 7 第三ブチルパーオキシベンゾエートの配合量を
0.05部から0.03部に変えた他は実施例5と同様に
実施した。結果を第1表に示す。 比較例 3 実施例2において、エチレン−プロピレンラン
ダム共重合体に代えて、メルトフローインデツク
ス1.0、エチレン含有量5.0重量%のエチレン−プ
ロピレンブロツク共重合体を用いた以外は実施例
2と同様に行つた。剥離強度は5.2(Kg/cm)、脆
化温度は−36℃であつた。
【表】
第1表に示した結果は、本発明の変性ポリオレ
フイン組成物が接着性および低温耐衝撃性にすぐ
れており、実用的に使用可能なこと示す。
フイン組成物が接着性および低温耐衝撃性にすぐ
れており、実用的に使用可能なこと示す。
Claims (1)
- 1 エチレン含有量が0.5〜5重量%、メルトフ
ローインデツクスが0.2〜5の結晶性エチレン−
プロピレンランダム共重合体100重量部に対して、
0.01〜0.4重量部のマレイン酸類および0.01〜0.2
重量部のラジカル開始剤からなり、かつ、ラジカ
ル開始剤/マレイン酸類の重量比が0.1〜5配合
し、溶融反応させて得られた反応物とオレフイン
系ラバーとの合計量中のオレフイン系ラバーの割
合が5〜30重量%になる量のオレフイン系ラバー
を反応物に添加して溶融混合して得られる脆化温
度が−20℃以下である金属用のポリオレフイン接
着剤組成物。
Priority Applications (5)
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|---|---|---|---|
| JP57030631A JPS58149935A (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | 変性ポリオレフイン組成物 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP57030631A JPS58149935A (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | 変性ポリオレフイン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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Country Status (5)
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| FR (1) | FR2522331B1 (ja) |
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