JPS64766B2 - - Google Patents
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- JPS64766B2 JPS64766B2 JP13183880A JP13183880A JPS64766B2 JP S64766 B2 JPS64766 B2 JP S64766B2 JP 13183880 A JP13183880 A JP 13183880A JP 13183880 A JP13183880 A JP 13183880A JP S64766 B2 JPS64766 B2 JP S64766B2
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Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
本発明は、電気ケーブル、コンデンサ、トラン
ス等の油浸型電気用物品に用いられる耐油性およ
び寸法安定性に優れた電気絶縁用フイルムに関す
る。 ポリオレフインとビニルトリアルコキシシラン
とを、ラジカル発生剤の存在下に加熱反応させて
成るシリル変性ポリオレフインは、シラノール縮
合触媒の存在下で常温でも水と反応して架橋する
ため近時架橋フイルムの製造に使用されつつあ
る。 この架橋シリル変性ポリオレフインフイルム
は、電気絶縁特性に優れているため、従来の油浸
型電気用物品の絶縁紙の代替品としての使用が検
討されているが、長時間絶縁油中に浸漬した場合
低分子量の部分が油中に溶出し、しかもフイルム
自体は膨潤するという難点があつた。 したがつて、この架橋シリル変性ポリオレフイ
ンフイルムを、例えばOFケーブルの絶縁層に用
いた場合、油中に溶出した成分により絶縁油の粘
度が上昇して油流抵抗を増大させたり、フイルム
の膨潤によりケーブルの可撓性が低下したりする
という難点があつた。 本発明者等は、かかる従来の難点を解消すべく
研究をすすめたところ、架橋されたシリル変性ポ
リオレフインフイルムを一定の条件下で延伸させ
た場合、絶縁油に対する溶解量と膨潤量が著しく
低減し、しかも架橋されたプラスチツクフイルム
を延伸した場合に見られる加熱時の収縮がきわめ
て小さくなることを見出した。 本発明は、かかる知見に基づいてなされたもの
で、ゲル分率〔キシレン抽出130℃×24時間。(以
下同じ)〕30〜70%で、厚さ0.07〜0.8mmの架橋シ
リル変性ポリオレフインフイルムを、80℃以上
で、かつ融点(D.S.C(差動熱量計)で測定した
主ピークの温度。以下同じ)より低い温度下に降
伏点の延伸倍率以上、すなわち2.8倍以上の延伸
倍率で延伸することにより、耐油性および寸法安
定性に優れた油浸電気絶縁層形成用フイルムの製
造方法を提供しようとするものである。 本発明に使用するシリル変性ポリオレフイン
は、ポリオレフインに0.5〜10PHRのビニルトリ
メトキシシラン(VTMOS)のようなトリアル
コキシシランと、0.01〜2.0PHRのジクミルパー
オキサイド(DCP)のようなラジカル発生剤と
を、押出機のような加熱混練機能を有する装置に
供給して約200℃の温度で加熱混練することによ
り得られる。 シリル変性ポリオレフインのベースのポリオレ
フインとしては、高密度又は低密度のポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重
合体、エチレン・エチルアクリレート共重合体、
エチレン・プロピレン共重合体、塩素化ポリエチ
レン等を使用することができるが特に高密度ポリ
エチレンが適している。 本発明に使用する架橋シリル変性ポリオレフイ
ンフイルムは、上記のシリル変性ポリオレフイン
をTダイ法あるいはインフレーシヨン法により
0.07〜0.8mmの厚さのフイルムとした後、ジブチ
ル錫ジラウレート(DBTDL)のようなシラノー
ル縮合触媒の存在下に加水架橋することにより得
られる。 なお、フイルムの押出成形にあたつて公知の顔
料、無機充填剤、難燃剤、老化防止剤、加工助剤
等を配合することもできる。 シラノール縮合触媒は、フイルムの押出成形時
にマスターバツチの形態でシリル変性ポリオレフ
インペレツトと混合して押出機に供給してもよ
く、またシリル変性ポリオレフインをフイルムに
成形した後、その表面へ接触させてフイルム内へ
浸透させるようにしてもよい。 フイルムの架橋は、熱水中あるいは高温水蒸気
雰囲気中にフイルムを通過させることにより行な
われる。また時間はかかるが室内に単に放置して
おいただけでも架橋は進行する。フイルムの架橋
は、ゲル分率で30〜70%好ましくは45〜65%の範
囲内とする。30%未満では、耐油性が不充分とな
る。 本発明においては、このようにして得られた架
橋シリル変性ポリオレフインフイルムを、80℃以
上で、かつ融点より低い温度下に降伏点の延伸倍
率以上の延伸倍率で延伸させる。 延伸時の温度が80%より低いとフイルムの延伸
が困難となり、逆にフイルムの融点を越えると延
伸による効果が小さくなるので好ましくない。延
伸倍率は通常2.8倍以上好ましくは3倍以上とす
ることが望ましい。 フイルムの延伸は、例えば回転速度を後段側が
速くなるように連設した1組のキヤプスタンロー
ルでフイルムを引きとることにより行なわれる。 このようにして得られるフイルムは、後述する
実施例に示すように、合成絶縁油に対する溶解量
および膨潤率がきわめて小さく、しかも高温油中
における収縮も殆んどなくなるので、例えばOF
ケーブルの使用時の高温下においても寸法変化が
なく、ケーブルの可撓性が損なわれたり、油流抵
抗が増大する恐れは殆んどない。 なお、本発明のフイルムは、そのままでも電気
ケーブル、コンデンサ、トランス等の油浸型電気
用物品の絶縁層の形成に使用することができる
が、必要に応じてフイルムにエンボス加工や粗面
加工を施し、フイルム巻回層の油流抵抗を減少さ
せて使用することも可能である。 更に、油流抵抗をより小さくするために、この
フイルムの両面あるいは片面にセルロース紙や合
成紙をラミネートさせたり、フイルムと、セルロ
ース紙や合成紙を交互に巻回して絶縁層を形成す
るようにしてもよい。 なお、セルロース紙や合成紙とラミネートさせ
る場合には、延伸後のフイルムの厚さは20〜
120μ、セルロース紙の厚さは10〜120μ、ラミネ
ートした後の厚さは250μ以下が適している。 次に実施例について記載する。 実施例 1 〔シリル変性ポリエチレンペレツトの製造〕 高密度ポリエチレン(比重0.965 メルトインデ
ツクス14) 100重量部 VTMOS 2重量部 DCP 0.1 〃 上記の組成物をタンブラー中で混合し、これを
押出機に供給して180〜185℃で紐状に押出し、次
いでペレツト状に成形した。 〔シラノール縮合触媒入りマスターバツチペレ
ツトの製造〕 高密度ポリエチレン(比重0.965 メルトインデ
ツクス14) 100重量部 DBTDL 1.0 〃 老化防止剤 1.0 〃 上記組成によりシラノール縮合触媒入りマスタ
ーバツチペレツトを製造した。 〔フイルムの製造〕 シリル変性ポリエチレンのペレツトとシラノー
ル縮合触媒入りマスターバツチとをそれぞれ9:
1の割合で混合したものを混合後直ちにTダイ法
により押出して厚さの異なる数種のフイルムを製
造した。 これを110℃で延伸倍率をかえて一軸延伸させ
供試試料とした。 試料フイルムの特性は次表の通りである。
ス等の油浸型電気用物品に用いられる耐油性およ
び寸法安定性に優れた電気絶縁用フイルムに関す
る。 ポリオレフインとビニルトリアルコキシシラン
とを、ラジカル発生剤の存在下に加熱反応させて
成るシリル変性ポリオレフインは、シラノール縮
合触媒の存在下で常温でも水と反応して架橋する
ため近時架橋フイルムの製造に使用されつつあ
る。 この架橋シリル変性ポリオレフインフイルム
は、電気絶縁特性に優れているため、従来の油浸
型電気用物品の絶縁紙の代替品としての使用が検
討されているが、長時間絶縁油中に浸漬した場合
低分子量の部分が油中に溶出し、しかもフイルム
自体は膨潤するという難点があつた。 したがつて、この架橋シリル変性ポリオレフイ
ンフイルムを、例えばOFケーブルの絶縁層に用
いた場合、油中に溶出した成分により絶縁油の粘
度が上昇して油流抵抗を増大させたり、フイルム
の膨潤によりケーブルの可撓性が低下したりする
という難点があつた。 本発明者等は、かかる従来の難点を解消すべく
研究をすすめたところ、架橋されたシリル変性ポ
リオレフインフイルムを一定の条件下で延伸させ
た場合、絶縁油に対する溶解量と膨潤量が著しく
低減し、しかも架橋されたプラスチツクフイルム
を延伸した場合に見られる加熱時の収縮がきわめ
て小さくなることを見出した。 本発明は、かかる知見に基づいてなされたもの
で、ゲル分率〔キシレン抽出130℃×24時間。(以
下同じ)〕30〜70%で、厚さ0.07〜0.8mmの架橋シ
リル変性ポリオレフインフイルムを、80℃以上
で、かつ融点(D.S.C(差動熱量計)で測定した
主ピークの温度。以下同じ)より低い温度下に降
伏点の延伸倍率以上、すなわち2.8倍以上の延伸
倍率で延伸することにより、耐油性および寸法安
定性に優れた油浸電気絶縁層形成用フイルムの製
造方法を提供しようとするものである。 本発明に使用するシリル変性ポリオレフイン
は、ポリオレフインに0.5〜10PHRのビニルトリ
メトキシシラン(VTMOS)のようなトリアル
コキシシランと、0.01〜2.0PHRのジクミルパー
オキサイド(DCP)のようなラジカル発生剤と
を、押出機のような加熱混練機能を有する装置に
供給して約200℃の温度で加熱混練することによ
り得られる。 シリル変性ポリオレフインのベースのポリオレ
フインとしては、高密度又は低密度のポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重
合体、エチレン・エチルアクリレート共重合体、
エチレン・プロピレン共重合体、塩素化ポリエチ
レン等を使用することができるが特に高密度ポリ
エチレンが適している。 本発明に使用する架橋シリル変性ポリオレフイ
ンフイルムは、上記のシリル変性ポリオレフイン
をTダイ法あるいはインフレーシヨン法により
0.07〜0.8mmの厚さのフイルムとした後、ジブチ
ル錫ジラウレート(DBTDL)のようなシラノー
ル縮合触媒の存在下に加水架橋することにより得
られる。 なお、フイルムの押出成形にあたつて公知の顔
料、無機充填剤、難燃剤、老化防止剤、加工助剤
等を配合することもできる。 シラノール縮合触媒は、フイルムの押出成形時
にマスターバツチの形態でシリル変性ポリオレフ
インペレツトと混合して押出機に供給してもよ
く、またシリル変性ポリオレフインをフイルムに
成形した後、その表面へ接触させてフイルム内へ
浸透させるようにしてもよい。 フイルムの架橋は、熱水中あるいは高温水蒸気
雰囲気中にフイルムを通過させることにより行な
われる。また時間はかかるが室内に単に放置して
おいただけでも架橋は進行する。フイルムの架橋
は、ゲル分率で30〜70%好ましくは45〜65%の範
囲内とする。30%未満では、耐油性が不充分とな
る。 本発明においては、このようにして得られた架
橋シリル変性ポリオレフインフイルムを、80℃以
上で、かつ融点より低い温度下に降伏点の延伸倍
率以上の延伸倍率で延伸させる。 延伸時の温度が80%より低いとフイルムの延伸
が困難となり、逆にフイルムの融点を越えると延
伸による効果が小さくなるので好ましくない。延
伸倍率は通常2.8倍以上好ましくは3倍以上とす
ることが望ましい。 フイルムの延伸は、例えば回転速度を後段側が
速くなるように連設した1組のキヤプスタンロー
ルでフイルムを引きとることにより行なわれる。 このようにして得られるフイルムは、後述する
実施例に示すように、合成絶縁油に対する溶解量
および膨潤率がきわめて小さく、しかも高温油中
における収縮も殆んどなくなるので、例えばOF
ケーブルの使用時の高温下においても寸法変化が
なく、ケーブルの可撓性が損なわれたり、油流抵
抗が増大する恐れは殆んどない。 なお、本発明のフイルムは、そのままでも電気
ケーブル、コンデンサ、トランス等の油浸型電気
用物品の絶縁層の形成に使用することができる
が、必要に応じてフイルムにエンボス加工や粗面
加工を施し、フイルム巻回層の油流抵抗を減少さ
せて使用することも可能である。 更に、油流抵抗をより小さくするために、この
フイルムの両面あるいは片面にセルロース紙や合
成紙をラミネートさせたり、フイルムと、セルロ
ース紙や合成紙を交互に巻回して絶縁層を形成す
るようにしてもよい。 なお、セルロース紙や合成紙とラミネートさせ
る場合には、延伸後のフイルムの厚さは20〜
120μ、セルロース紙の厚さは10〜120μ、ラミネ
ートした後の厚さは250μ以下が適している。 次に実施例について記載する。 実施例 1 〔シリル変性ポリエチレンペレツトの製造〕 高密度ポリエチレン(比重0.965 メルトインデ
ツクス14) 100重量部 VTMOS 2重量部 DCP 0.1 〃 上記の組成物をタンブラー中で混合し、これを
押出機に供給して180〜185℃で紐状に押出し、次
いでペレツト状に成形した。 〔シラノール縮合触媒入りマスターバツチペレ
ツトの製造〕 高密度ポリエチレン(比重0.965 メルトインデ
ツクス14) 100重量部 DBTDL 1.0 〃 老化防止剤 1.0 〃 上記組成によりシラノール縮合触媒入りマスタ
ーバツチペレツトを製造した。 〔フイルムの製造〕 シリル変性ポリエチレンのペレツトとシラノー
ル縮合触媒入りマスターバツチとをそれぞれ9:
1の割合で混合したものを混合後直ちにTダイ法
により押出して厚さの異なる数種のフイルムを製
造した。 これを110℃で延伸倍率をかえて一軸延伸させ
供試試料とした。 試料フイルムの特性は次表の通りである。
【表】
【表】
また多数の試料について延伸倍率毎にドデシル
ベンゼン中における寸法変化率および吸油率を測
定したところ図面に示すようにほぼ2.8倍の延伸
倍率で長さ方向の収縮がなくなることが判明し
た。
ベンゼン中における寸法変化率および吸油率を測
定したところ図面に示すようにほぼ2.8倍の延伸
倍率で長さ方向の収縮がなくなることが判明し
た。
図面は本発明の実施例で得たフイルムの延伸倍
率と、油中寸法変化率および吸油率との関係を示
すグラフである。
率と、油中寸法変化率および吸油率との関係を示
すグラフである。
Claims (1)
- 1 ゲル分率(キシレン抽出130℃×24時間)30
〜70%で、厚さ0.07〜0.8mmの架橋シリル変成ポ
リオレフインフイルムを、80℃以上で、かつ融点
より低い温度下に2.8倍以上の延伸倍率で延伸す
ることを特徴とする油浸電気絶縁層形成用フイル
ムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13183880A JPS5757409A (en) | 1980-09-22 | 1980-09-22 | Method of producing electrically insulating film |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13183880A JPS5757409A (en) | 1980-09-22 | 1980-09-22 | Method of producing electrically insulating film |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5757409A JPS5757409A (en) | 1982-04-06 |
| JPS64766B2 true JPS64766B2 (ja) | 1989-01-09 |
Family
ID=15067277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13183880A Granted JPS5757409A (en) | 1980-09-22 | 1980-09-22 | Method of producing electrically insulating film |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5757409A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102569063B1 (ko) * | 2016-11-02 | 2023-08-23 | 다우 글로벌 테크놀로지스 엘엘씨 | 반결정질 폴리올레핀계 첨가제 마스터배취 조성물 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5551374U (ja) * | 1978-09-29 | 1980-04-04 |
-
1980
- 1980-09-22 JP JP13183880A patent/JPS5757409A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5757409A (en) | 1982-04-06 |
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