JPS647732B2 - - Google Patents
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- JPS647732B2 JPS647732B2 JP16263481A JP16263481A JPS647732B2 JP S647732 B2 JPS647732 B2 JP S647732B2 JP 16263481 A JP16263481 A JP 16263481A JP 16263481 A JP16263481 A JP 16263481A JP S647732 B2 JPS647732 B2 JP S647732B2
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- JP
- Japan
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- weight
- water
- parts
- irrigation
- ethylene
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、繰り返し耐圧疲労強度が優れると共
に、耐熱性、耐寒性、耐引裂性、耐衝撃性等の優
れた潅水用屈曲自在な構造物(以下潅水用チユー
ブという)を提供することにある。 近年潅水用チユーブとして、硬質合成樹脂管の
替りに高圧法ポリエチレンやエチレン・酢酸ビニ
ル共重合体を用いた潅水用チユーブが利用されて
いる。これらの潅水用チユーブは、通水時には膨
張して円筒形状を呈し、非通水時には扁平形状を
有するため、従来の硬質合成樹脂管に比べ、収
納、運搬、貯蔵が容易であり、さらに栽培植物の
株間形式の変更あるいは潅水区域の任意の形状に
自由に適応設置することができる。 一方、このような形状を有するが故に、従来の
高圧法ポリエチレンやエチレン・酢酸ビニル共重
合体からなる潅水用チユーブは、通水−非通水サ
イクルを繰り返すことにより、該潅水用チユーブ
のヒートシール部に剥離を生じるという問題があ
る。 本発明者らは、かかる問題点につき鋭意研究の
結果、潅水用チユーブの外層に特定の樹脂組成物
を用いることにより、繰り返し耐圧疲労強度の良
好な潅水用チユーブが得られることを見出し、本
発明を完成するに至つた。 すなわち本発明は、長さ方向に沿つて延びた少
なくとも1箇所の連続したヒートシール部を有
し、かつ長さ方向に適切な間隔をおいて配置され
た多数の潅水用孔を有した熱可塑性合成樹脂フイ
ルムからなる潅水用チユーブであつて、 該チユーブは、通水時は膨張して円筒形状を呈
するが、非通水時は扁平となり、 該熱可塑性合成樹脂フイルムは、メルトインデ
ツクス(190℃、2.16Kg)0.5なしい10g/10min、
密度0.900ないし0.940g/cm3、融点110ないし130
℃及びエチレン含有率60ないし97.5重量%の中低
圧法によつて得られるエチレンと炭素数4ないし
20のα−オレフインとのランダム共重合体20ない
し90重量部と、高圧法ポリエチレン80ないし10重
量部(但し両者の合計は100)とからなる熱可塑
性合成樹脂組成物のフイルムからなることを特徴
とする潅水用チユーブに関し、また本発明の好適
態様としては、外層の長さ方向に沿つて延びた少
なくとも1箇所の連続したヒートシール部を有
し、かつ該外層の長さ方向に適当な間隔をおいて
配置された多数の潅水用孔を有した内・外二層か
らなる潅水用チユーブにおいて、該外層がメルト
インデツクス0.5ないし10g/10min、密度0.900
ないし0.940g/cm3、融点110ないし130℃及びエ
チレン含有率60ないし97.5重量%の中低圧法によ
つて得られるエチレンと炭素数4ないし20のα−
オレフインとのランダム共重合体20ないし90重量
部と、高圧法ポリエチレン80ないし10重量部(但
し両者の合計は100)とからなる屈曲自在の熱可
塑性合成樹脂組成物のフイルムからなり、該内層
が該外層の内側に位置し、かつ外層に固定された
透水性で水不溶性のシート状物からなる屈曲自在
の内層であり、該チユーブは、通水時は膨張して
円筒形状を呈するが、非通水時は扁平となること
を特徴とする潅水用チユーブに関する。 本発明において外層に用いられる共重合体でエ
チレンと共重合される炭素数4ないし20のα−オ
レフインとは、1−ブテン、1−ペンテン、1−
ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オク
テン、1−デセン、1−テトラデセン、1−オク
タデセンあるいはこれらの混合物であり、特に炭
素数6ないし8のα−オレフイン、とりわけ4−
メチル−1−ペンテンが好ましい。 また共重合体のメルトインデツクス(ASTM
D1238;190℃、2.16Kg、以下MI)は0.5ないし10
g/10min、好ましくは0.5ないし5g/10minの
範囲にあることが好ましい。MIが0.5未満だと流
動性が劣り成形性が悪く、MIが10を超えると耐
衝撃性や引裂強度等の機械的特性が劣る。共重合
体の密度は、耐衝撃性が良好であるためには、
0.940g/cm3以下であることが好ましく、引張強
さ及び剛性が優れるためには0.900g/cm3以上が
好ましい。また密度が上記範囲にあるためには、
共重合体中のエチレン含有率は60ないし97.5重量
%である必要がある。さらに共重合体は示差熱分
析(DSC)の昇温速度10℃/minでの吸熱曲線か
ら求めた融点(鋭いピークを示す点)が1個ない
し複数個、多くの場合2個ないし3個、好ましく
は3個ある。そしてその最高融点は110ないし130
℃、好ましくは115ないし125℃の範囲である。融
点が110℃未満のものはフイルムの耐熱性が劣り、
130℃を越えるものは低温ヒートシール性に劣る。 前記のような共重合体を製造するには、遷移金
属触媒を用いる所謂中低圧法によつてエチレンと
α−オレフインとを所要密度となるような割合で
重合させることによつて得られる。その際所望の
MIのものを得るには、水素の如き分子量調節剤
を用いればよい。重合はスラリー重合、気相重
合、高温溶解重合などの種々の方法によつて行い
うる。 本発明で用いられる高圧法ポリエチレンは、
MI(190℃)が好ましくは0.1ないし10g/10min、
特に好ましくは1.0ないし5.0g/10minで、密度
が好ましくは0.915ないし0.935g/cm3の範囲のも
のでとくに0.920ないし0.925g/cm3の範囲のもの
は、透明性向上効果が優れる。 なお、本発明でいう高圧法ポリエチレンとは、
エチレンの単独重合体のみならず、本発明の目的
を損なわない範囲、例えば10重量%以下の少量の
他の重合性単量体、例えば酢酸ビニル、アクリル
酸エステル等とエチレンとの共重合体であつても
よい。 本発明における共重合体と高圧法ポリエチレン
との配合比は、前者20ないし90重量部、後者80な
いし10重量部(但し両者の合計は100重量部)で
ある。共重合体が20重量部未満だと繰り返し耐圧
疲労強度の改良効果が充分ではなく、90重量部を
越えると成形性が好ましくなくなる。また通常潅
水用チユーブとして用いるなら、共重合体と高圧
法ポリエチレンの比は、20重量部対80重量部ない
し60重量部対40重量部で充分であるが、特に耐衝
撃性、耐引裂性、剛性等が要求される場合は、共
重合体の割合を増加させることにより対応でき
る。 また上記組成物には、その特性を損わない範囲
で耐候安定剤、耐熱安定剤、帯電防止剤、防曇
剤、アンチブロツク剤、スリツプ剤、滑剤、顔
料、染料等を添加してもよい。 上記のような組成物を得るには、公知の種々の
方法がとり得る。例えば各樹脂をリボンブレンダ
ー、ヘンシエルミキサーで混合後、押出機で造粒
する方法、あるいは直接バンバリーミキサー、ニ
ーダー、二本ロール等で溶融混合後、押出機で造
粒する方法等がある。 このような組成物を用いて潅水用チユーブ、す
なわち潅水用屈曲自在な構造物を得るには、例え
ばフイルムの長さ方向に多数の潅水用の孔(孔は
丸孔、多角孔あるいはスリツト状等如何なる形状
でもよい)を穿設したテープ状の前記組成物より
なる連続フイルムと穿設しないテープ状の前記組
成物よりなる連続フイルムとを積層し、該積層し
たテープ状物を走行させながら、その幅方向両耳
部を連続してヒートシールすることにより得られ
る。また潅水用孔の目詰りを防ぐため、内層とし
て透水性で水不溶性のシート状物を用いる場合
は、前記テープ状フイルム積層時に、両テープ状
フイルム間に、透水性で水不溶性の不織布等の連
続したテープ状物が位置するように積層したの
ち、該積層テープ状物の幅方向両耳部をヒートシ
ールすることにより得られる。 このようにして得られる潅水用チユーブは、繰
り返し耐圧疲労強度が(1.2m長のチユーブに、
潅水圧力1.0Kg/cm2で2分間通水したのち2分間
非通水状態とし、前記通水−非通水サイクルを繰
り返し、何回目で該チユーブが破損するかを見る
方法)、従来の高圧法ポリエチレンやエチレン・
酢酸ビニル共重合体からなる潅水用チユーブより
優れ、また耐衝撃性、耐引裂性、耐寒性、耐熱性
にも優れるという特徴をもつ。 本発明の潅水用チユーブすなわち潅水用屈曲自
在の構造物は、水だけでなく、液状肥料、水溶性
殺虫、殺ダニ剤、水溶性殺カビ、殺ヴイルス剤、
水溶性除草剤、防塵剤、その他の薬剤を含有する
撤水もしくは潅水を行うことができ、又さらに、
比較的浅い土中での地中潅水も可能な広い適用適
性を有する。 実施例 1 <フイルムの成形> MI0.5g/10minの高圧法ポリエチレン(ミラ
ソンACE30N、三井ポリケミカルKK、登録商
標)70重量部に、MI2.1g/10min、密度0.920
g/cm3、融点120℃、エチレン含有率91重量%
の中低圧法によつて得られたエチレン・4−メチ
ル−1−ペンテンランダム共重合体30重量部をV
型ブレンダーを用いて混合し、成形機で幅470mm、
厚み0.20mmのフイルムを成形した。 <潅水用チユーブの製造とその評価> フイルムの長さ方向に多数の潅水用スリツトを
穿設した幅42mmの前記フイルムと、スリツトを穿
設しない前記フイルムとの間に、熱可塑性合成樹
脂繊維からなる不織布の連続したテープ状物が位
置するように、これらのフイルムを走行させなが
ら連続的に積層し、該積層したフイルムを走行さ
せながら、その幅方向両端縁部を、連続的にヒー
トシールして潅水用チユーブを得た。この構造物
を用いて繰り返し耐圧疲労強度試験及びJIS−K
−7115の方法に準じる引張クリープ試験を行つ
た。結果を第1表に示す。 参考迄に、原反フイルムの引裂強度(JIS−Z
−1702の方法に準じる)、ヒートシール強度(ヒ
ートシール条件:220℃、2Kg/cm2、2sec)の試
験結果を第1表に併記する。 実施例 2 高圧法ポリエチレンとエチレン・4−メチル−
1−ペンテンランダム共重合体との混合割合を80
重量部対20重量部にしたほかは、実施例1と同様
に行つた。結果を第1表に示す。 実施例 3 高圧法ポリエチレンとエチレン−4−メチル−
1−ペンテンランダム共重合体との混合割合を15
重量部対85重量部としたほかは、実施例1と同様
に行つた。結果を第1表に示す。 比較例 1 高圧法ポリエチレンとエチレン・4−メチル−
1−ペンテンランダム共重合体との混合割合を90
重量部対10重量部にしたほかは、実施例1と同様
に行つた。結果を第1表に示す。 比較例 2 実施例1の高圧法ポリエチレンのみを用いて、
実施例1と同様に行つた。結果を第1表に示す。 【表】
に、耐熱性、耐寒性、耐引裂性、耐衝撃性等の優
れた潅水用屈曲自在な構造物(以下潅水用チユー
ブという)を提供することにある。 近年潅水用チユーブとして、硬質合成樹脂管の
替りに高圧法ポリエチレンやエチレン・酢酸ビニ
ル共重合体を用いた潅水用チユーブが利用されて
いる。これらの潅水用チユーブは、通水時には膨
張して円筒形状を呈し、非通水時には扁平形状を
有するため、従来の硬質合成樹脂管に比べ、収
納、運搬、貯蔵が容易であり、さらに栽培植物の
株間形式の変更あるいは潅水区域の任意の形状に
自由に適応設置することができる。 一方、このような形状を有するが故に、従来の
高圧法ポリエチレンやエチレン・酢酸ビニル共重
合体からなる潅水用チユーブは、通水−非通水サ
イクルを繰り返すことにより、該潅水用チユーブ
のヒートシール部に剥離を生じるという問題があ
る。 本発明者らは、かかる問題点につき鋭意研究の
結果、潅水用チユーブの外層に特定の樹脂組成物
を用いることにより、繰り返し耐圧疲労強度の良
好な潅水用チユーブが得られることを見出し、本
発明を完成するに至つた。 すなわち本発明は、長さ方向に沿つて延びた少
なくとも1箇所の連続したヒートシール部を有
し、かつ長さ方向に適切な間隔をおいて配置され
た多数の潅水用孔を有した熱可塑性合成樹脂フイ
ルムからなる潅水用チユーブであつて、 該チユーブは、通水時は膨張して円筒形状を呈
するが、非通水時は扁平となり、 該熱可塑性合成樹脂フイルムは、メルトインデ
ツクス(190℃、2.16Kg)0.5なしい10g/10min、
密度0.900ないし0.940g/cm3、融点110ないし130
℃及びエチレン含有率60ないし97.5重量%の中低
圧法によつて得られるエチレンと炭素数4ないし
20のα−オレフインとのランダム共重合体20ない
し90重量部と、高圧法ポリエチレン80ないし10重
量部(但し両者の合計は100)とからなる熱可塑
性合成樹脂組成物のフイルムからなることを特徴
とする潅水用チユーブに関し、また本発明の好適
態様としては、外層の長さ方向に沿つて延びた少
なくとも1箇所の連続したヒートシール部を有
し、かつ該外層の長さ方向に適当な間隔をおいて
配置された多数の潅水用孔を有した内・外二層か
らなる潅水用チユーブにおいて、該外層がメルト
インデツクス0.5ないし10g/10min、密度0.900
ないし0.940g/cm3、融点110ないし130℃及びエ
チレン含有率60ないし97.5重量%の中低圧法によ
つて得られるエチレンと炭素数4ないし20のα−
オレフインとのランダム共重合体20ないし90重量
部と、高圧法ポリエチレン80ないし10重量部(但
し両者の合計は100)とからなる屈曲自在の熱可
塑性合成樹脂組成物のフイルムからなり、該内層
が該外層の内側に位置し、かつ外層に固定された
透水性で水不溶性のシート状物からなる屈曲自在
の内層であり、該チユーブは、通水時は膨張して
円筒形状を呈するが、非通水時は扁平となること
を特徴とする潅水用チユーブに関する。 本発明において外層に用いられる共重合体でエ
チレンと共重合される炭素数4ないし20のα−オ
レフインとは、1−ブテン、1−ペンテン、1−
ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オク
テン、1−デセン、1−テトラデセン、1−オク
タデセンあるいはこれらの混合物であり、特に炭
素数6ないし8のα−オレフイン、とりわけ4−
メチル−1−ペンテンが好ましい。 また共重合体のメルトインデツクス(ASTM
D1238;190℃、2.16Kg、以下MI)は0.5ないし10
g/10min、好ましくは0.5ないし5g/10minの
範囲にあることが好ましい。MIが0.5未満だと流
動性が劣り成形性が悪く、MIが10を超えると耐
衝撃性や引裂強度等の機械的特性が劣る。共重合
体の密度は、耐衝撃性が良好であるためには、
0.940g/cm3以下であることが好ましく、引張強
さ及び剛性が優れるためには0.900g/cm3以上が
好ましい。また密度が上記範囲にあるためには、
共重合体中のエチレン含有率は60ないし97.5重量
%である必要がある。さらに共重合体は示差熱分
析(DSC)の昇温速度10℃/minでの吸熱曲線か
ら求めた融点(鋭いピークを示す点)が1個ない
し複数個、多くの場合2個ないし3個、好ましく
は3個ある。そしてその最高融点は110ないし130
℃、好ましくは115ないし125℃の範囲である。融
点が110℃未満のものはフイルムの耐熱性が劣り、
130℃を越えるものは低温ヒートシール性に劣る。 前記のような共重合体を製造するには、遷移金
属触媒を用いる所謂中低圧法によつてエチレンと
α−オレフインとを所要密度となるような割合で
重合させることによつて得られる。その際所望の
MIのものを得るには、水素の如き分子量調節剤
を用いればよい。重合はスラリー重合、気相重
合、高温溶解重合などの種々の方法によつて行い
うる。 本発明で用いられる高圧法ポリエチレンは、
MI(190℃)が好ましくは0.1ないし10g/10min、
特に好ましくは1.0ないし5.0g/10minで、密度
が好ましくは0.915ないし0.935g/cm3の範囲のも
のでとくに0.920ないし0.925g/cm3の範囲のもの
は、透明性向上効果が優れる。 なお、本発明でいう高圧法ポリエチレンとは、
エチレンの単独重合体のみならず、本発明の目的
を損なわない範囲、例えば10重量%以下の少量の
他の重合性単量体、例えば酢酸ビニル、アクリル
酸エステル等とエチレンとの共重合体であつても
よい。 本発明における共重合体と高圧法ポリエチレン
との配合比は、前者20ないし90重量部、後者80な
いし10重量部(但し両者の合計は100重量部)で
ある。共重合体が20重量部未満だと繰り返し耐圧
疲労強度の改良効果が充分ではなく、90重量部を
越えると成形性が好ましくなくなる。また通常潅
水用チユーブとして用いるなら、共重合体と高圧
法ポリエチレンの比は、20重量部対80重量部ない
し60重量部対40重量部で充分であるが、特に耐衝
撃性、耐引裂性、剛性等が要求される場合は、共
重合体の割合を増加させることにより対応でき
る。 また上記組成物には、その特性を損わない範囲
で耐候安定剤、耐熱安定剤、帯電防止剤、防曇
剤、アンチブロツク剤、スリツプ剤、滑剤、顔
料、染料等を添加してもよい。 上記のような組成物を得るには、公知の種々の
方法がとり得る。例えば各樹脂をリボンブレンダ
ー、ヘンシエルミキサーで混合後、押出機で造粒
する方法、あるいは直接バンバリーミキサー、ニ
ーダー、二本ロール等で溶融混合後、押出機で造
粒する方法等がある。 このような組成物を用いて潅水用チユーブ、す
なわち潅水用屈曲自在な構造物を得るには、例え
ばフイルムの長さ方向に多数の潅水用の孔(孔は
丸孔、多角孔あるいはスリツト状等如何なる形状
でもよい)を穿設したテープ状の前記組成物より
なる連続フイルムと穿設しないテープ状の前記組
成物よりなる連続フイルムとを積層し、該積層し
たテープ状物を走行させながら、その幅方向両耳
部を連続してヒートシールすることにより得られ
る。また潅水用孔の目詰りを防ぐため、内層とし
て透水性で水不溶性のシート状物を用いる場合
は、前記テープ状フイルム積層時に、両テープ状
フイルム間に、透水性で水不溶性の不織布等の連
続したテープ状物が位置するように積層したの
ち、該積層テープ状物の幅方向両耳部をヒートシ
ールすることにより得られる。 このようにして得られる潅水用チユーブは、繰
り返し耐圧疲労強度が(1.2m長のチユーブに、
潅水圧力1.0Kg/cm2で2分間通水したのち2分間
非通水状態とし、前記通水−非通水サイクルを繰
り返し、何回目で該チユーブが破損するかを見る
方法)、従来の高圧法ポリエチレンやエチレン・
酢酸ビニル共重合体からなる潅水用チユーブより
優れ、また耐衝撃性、耐引裂性、耐寒性、耐熱性
にも優れるという特徴をもつ。 本発明の潅水用チユーブすなわち潅水用屈曲自
在の構造物は、水だけでなく、液状肥料、水溶性
殺虫、殺ダニ剤、水溶性殺カビ、殺ヴイルス剤、
水溶性除草剤、防塵剤、その他の薬剤を含有する
撤水もしくは潅水を行うことができ、又さらに、
比較的浅い土中での地中潅水も可能な広い適用適
性を有する。 実施例 1 <フイルムの成形> MI0.5g/10minの高圧法ポリエチレン(ミラ
ソンACE30N、三井ポリケミカルKK、登録商
標)70重量部に、MI2.1g/10min、密度0.920
g/cm3、融点120℃、エチレン含有率91重量%
の中低圧法によつて得られたエチレン・4−メチ
ル−1−ペンテンランダム共重合体30重量部をV
型ブレンダーを用いて混合し、成形機で幅470mm、
厚み0.20mmのフイルムを成形した。 <潅水用チユーブの製造とその評価> フイルムの長さ方向に多数の潅水用スリツトを
穿設した幅42mmの前記フイルムと、スリツトを穿
設しない前記フイルムとの間に、熱可塑性合成樹
脂繊維からなる不織布の連続したテープ状物が位
置するように、これらのフイルムを走行させなが
ら連続的に積層し、該積層したフイルムを走行さ
せながら、その幅方向両端縁部を、連続的にヒー
トシールして潅水用チユーブを得た。この構造物
を用いて繰り返し耐圧疲労強度試験及びJIS−K
−7115の方法に準じる引張クリープ試験を行つ
た。結果を第1表に示す。 参考迄に、原反フイルムの引裂強度(JIS−Z
−1702の方法に準じる)、ヒートシール強度(ヒ
ートシール条件:220℃、2Kg/cm2、2sec)の試
験結果を第1表に併記する。 実施例 2 高圧法ポリエチレンとエチレン・4−メチル−
1−ペンテンランダム共重合体との混合割合を80
重量部対20重量部にしたほかは、実施例1と同様
に行つた。結果を第1表に示す。 実施例 3 高圧法ポリエチレンとエチレン−4−メチル−
1−ペンテンランダム共重合体との混合割合を15
重量部対85重量部としたほかは、実施例1と同様
に行つた。結果を第1表に示す。 比較例 1 高圧法ポリエチレンとエチレン・4−メチル−
1−ペンテンランダム共重合体との混合割合を90
重量部対10重量部にしたほかは、実施例1と同様
に行つた。結果を第1表に示す。 比較例 2 実施例1の高圧法ポリエチレンのみを用いて、
実施例1と同様に行つた。結果を第1表に示す。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 長さ方向に沿つて延びた少なくとも1箇所の
連続したヒートシール部を有し、かつ長さ方向に
適切な間隔をおいて配置された多数の潅水用孔を
有した熱可塑性合成樹脂フイルムからなる潅水用
チユーブであつて、 該チユーブは、通水時は膨張して円筒形状を呈
するが、非通水時は扁平となり、 該熱可塑性合成樹脂フイルムは、メルトインデ
ツクス(190℃、2.16Kg)0.5ないし10g/10min、
密度0.900ないし0.940g/cm3、融点110ないし130
℃及びエチレン含有率60ないし97.5重量%の中低
圧法によつて得られるエチレンと炭素数4ないし
20のα−オレフインとのランダム共重合体20ない
し90重量部と高圧法ポリエチレン80ないし10重量
部(但し両者合計は100重量部)とからなる熱可
塑性合成樹脂組成物のフイルムからなることを特
徴とする潅水用チユーブ。 2 前記熱可塑性合成樹脂フイルムからなる層の
内側に位置し、透水性で水不溶性のシート状物か
らなる内層を有する特許請求の範囲第1項に記載
の潅水用チユーブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16263481A JPS5863335A (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | 潅水用チューブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16263481A JPS5863335A (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | 潅水用チューブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5863335A JPS5863335A (ja) | 1983-04-15 |
| JPS647732B2 true JPS647732B2 (ja) | 1989-02-09 |
Family
ID=15758335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16263481A Granted JPS5863335A (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | 潅水用チューブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5863335A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3378720D1 (en) * | 1982-08-14 | 1989-01-26 | Utzinger Gustav E | Liquid-spraying system |
| JP2005341840A (ja) * | 2004-06-01 | 2005-12-15 | Mkv Platech Co Ltd | 散水チューブ |
| JP2005341839A (ja) * | 2004-06-01 | 2005-12-15 | Mkv Platech Co Ltd | 散水幅自動可変制御装置およびそれを用いた散水システム |
| JP2005341838A (ja) * | 2004-06-01 | 2005-12-15 | Mkv Platech Co Ltd | 水平保持散水装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS601514B2 (ja) * | 1979-01-09 | 1985-01-16 | 三井化学株式会社 | チユ−ブ |
| JPS6057809B2 (ja) * | 1980-07-22 | 1985-12-17 | 三井化学株式会社 | 多層給水管 |
-
1981
- 1981-10-14 JP JP16263481A patent/JPS5863335A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5863335A (ja) | 1983-04-15 |
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