JPS648033B2 - - Google Patents
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- JPS648033B2 JPS648033B2 JP11155280A JP11155280A JPS648033B2 JP S648033 B2 JPS648033 B2 JP S648033B2 JP 11155280 A JP11155280 A JP 11155280A JP 11155280 A JP11155280 A JP 11155280A JP S648033 B2 JPS648033 B2 JP S648033B2
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- JP
- Japan
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- group
- silyl group
- mol
- present
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
本発明は、ビニル化合物と加水分解性基を有す
る不飽和有機シランを連鎖移動剤の存在下にラジ
カル重合して得られる、連鎖移動剤で低重合体化
(数平均分子量10000以下)されたシリル基含有ビ
ニル系重合体からなる塗料に関する。 本発明のシリル基含有ビニル系重合体は、末端
あるいは側鎖に加水分解性基を存するシリル基を
含有する化合物であり、そのためにビニル系重合
体の特徴である。耐候性、高光沢だけでなく、密
着性が改善され、更に無触媒又は硬化触媒の存在
で水分、特に大気中の水分による常温架橋で緻密
な網状構造を形成し、耐溶剤性、耐水性、耐熱
性、硬度、耐候性の優れた樹脂となる。この様に
常温又は低温で架橋し優れた物性の樹脂となるた
めに、現在、無公害化、省資源化が大きく注目さ
れている塗料、コーテイング用樹脂として非常に
好都合なものである。 又、本発明において使用される重合体は、末端
あるいは側鎖に、加水分解性基を有するシリル基
を含有する化合物であることから、通常のシラン
カツプリング剤と同様な使用方法も可能であり、
通常の樹脂、接着剤と混合して用いられ、樹脂材
料と無機化合物の基質又は充填剤との間の接着性
を改善することができる。 又、本発明のシリル基含有ビニル系重合体は、
種々の極性ビニル系化合物を共重合成分として含
むことにより、加水分解性基を有するシリル基に
よる無機化合物への密着性の特徴をさらに増加さ
せ、同時に有機化合物への密着性を大巾に増加さ
せることが可能であり、無機材料だけでなく有機
材料に使用できる塗料、コーテイング用樹脂とし
て非常に好都合なものである。 又、特に、本発明のシリル基含有ビニル系重合
体の大きな特徴は、連鎖移動剤の量をコントロー
ルすることにより低重合体化(数平均分子量約
10000以下)し、しかも不飽和有機シラン量をコ
ントロールすることにより硬化して得られる塗膜
物性が充分な状態とすることが可能なことであ
る。低重合体化による大きな利点の一つは、高固
形分型の塗料、コーテイング剤としての応用が可
能となることであり、このことから省資源、無公
害に寄与すると同時に1回の厚塗りが可能であり
低コストが可能であり、又、塗膜物性も光沢等の
向上を計ることができる。他の特徴の一つは、保
存安定性に関してである。本発明に示される様な
加水分解性基と結合したシリル基を含む化合物
は、種々知られており、塗料、コーテイング剤、
接着剤、シーラント及びシランカツプリング剤等
として向く用いられているが、保存時、系中の中
と反応し徐々に増粘する傾向にあり、この様な化
合物は、それ故、水分の混入を極力抑えた状態で
保存及び使用されるが、くり返し使用する場合の
空気中の湿分の混入、更に顔料、充填剤を配合す
る場合、配合物表面の水分の混入等は避けられな
いことであり、保有安定性は大きな問題である。 本発明者らも保存安定性改良のために、アルコ
ールの添加及び加水分解性エステル化合物の添加
に関する特許出願をおこなつているが(特願昭54
−25728、54−121181)完全ではなく、さらに鋭
意検討の結果、重合体を連鎖移動剤を使い低重合
体化することにより飛躍的に改良することが可能
であることを見い出し本発明に至つた。 効用は実施例中に示すが、驚くべきことに、従
来技術では全く不可能であつたビニル化合物とし
てアクリルアミド、無水マレイン酸等の極性ビニ
ル単量体を共重合成分として含むシリル基含有ビ
ニル系重合体も、本発明範囲内では、充分な硬化
塗膜物性と顔料分散状態でも問題のない保存安定
性が得られた。本発明でおこなわれている低分子
量化の方法は、本発明に示される連鎖移動剤を用
いる方法以外、ラジカル開始剤を多量に使用する
方法があるが、開始剤を多量に用いる方法は発熱
の除去が困難でゲル化する可能性及び分子量調節
に再現性を出すのが難しく、又分子量分布も広
く、連鎖移動剤を用いることによりはじめて再現
性よく低重合度のしかも分子量分布の狭く、それ
故溶液粘度が低くハイソリツド化(固形分高濃度
化)に好都合なシリル基含有ビニル系重合体が得
られる。 本発明のシリル基含有ビニル系重合体が何故保
有安定性に優れているかは不明であるが、低分子
量化だけでなく連鎖移動剤を使用したことからも
たらされた分子量分布の狭いことも大きな原因と
考えられる。この様に、ハイソリツド塗料、コー
テイング用として可能であり、しかも硬化塗膜物
性及び保存安定性の充分な領域が連鎖移動剤を用
いて得られる低分子量領域に存在することは予測
できなかつたことであり、それ故全く新規な物質
である。 即ち、本発明は、(A)95〜62モル%のビニル化合
物、(B)4〜30モル%の式 (Rは重合性二重結合を有する有機残基、
R′は炭素数1〜10のアルキル基、アリール基、
アラルキル基より選ばれる1価の炭化水素基、X
は加水分解性基、nは0〜2の整数である。) の不飽和有機シラン(C)加水分解性シリル基含有メ
ルカプタン化合物を必須成分として含む1〜8モ
ル%の連鎖移動剤 上記(A)、(B)、(C)をラジカル開始剤を用いて共重
合させて得られるシリル基含有重合体からなる保
存安定性の優れたハイソリツド塗料に関する。 本発明に用いられるビニル化合物としては特に
限定はなく、アクリル酸メチル、メタクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、
アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−エチ
ルヘキシル、等のアクリル酸、メタクリル酸エス
テル、スチレン、2−メチルスチレン、アルキル
ビニルエーテル、塩化ビニル、酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、又極性基を有するビニル化合物
としてアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、
マレイン酸等の酸及び無水マレイン酸の様な酸無
水物、アクリルアミミド、メタクリルアミド、N
−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメ
タクリルアミド等のアミド基、グリシジルアクリ
レート、グリシジルメタクリレート等のエポキシ
基、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ
プロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピル
メタクリレート、2−ヒドロキシビニルエーテル
等の水酸基、ジエチルアミノエチルアクリレー
ト、ジエチルアミノエチルメタクリレート、アミ
ノエチルビニルエーテル等のアミノ基を含むビニ
ル化合物、その他アクリロニトリル、イミノール
メタクリレート等が挙げられる。これ等極性基を
含むビニル化合物を共重合成分に含むことにより
密着性等の物性の大巾な向上が可能であるが保存
安定性には悪い影響を与えることから極性基を有
するビニル化合物の含量は0〜20モル%好ましく
は0〜10モル%がよい。 本発明のシリル基含有ビニル系重合体を塗料と
して用いる場合には、硬化して得られる塗膜の光
沢の点からスチレンを20モル%以上含むことによ
り高光沢の塗膜がえられる。 本発明に用いられる不飽和有機シランとして
は、CH2=CHSi(OCH3)3、
る不飽和有機シランを連鎖移動剤の存在下にラジ
カル重合して得られる、連鎖移動剤で低重合体化
(数平均分子量10000以下)されたシリル基含有ビ
ニル系重合体からなる塗料に関する。 本発明のシリル基含有ビニル系重合体は、末端
あるいは側鎖に加水分解性基を存するシリル基を
含有する化合物であり、そのためにビニル系重合
体の特徴である。耐候性、高光沢だけでなく、密
着性が改善され、更に無触媒又は硬化触媒の存在
で水分、特に大気中の水分による常温架橋で緻密
な網状構造を形成し、耐溶剤性、耐水性、耐熱
性、硬度、耐候性の優れた樹脂となる。この様に
常温又は低温で架橋し優れた物性の樹脂となるた
めに、現在、無公害化、省資源化が大きく注目さ
れている塗料、コーテイング用樹脂として非常に
好都合なものである。 又、本発明において使用される重合体は、末端
あるいは側鎖に、加水分解性基を有するシリル基
を含有する化合物であることから、通常のシラン
カツプリング剤と同様な使用方法も可能であり、
通常の樹脂、接着剤と混合して用いられ、樹脂材
料と無機化合物の基質又は充填剤との間の接着性
を改善することができる。 又、本発明のシリル基含有ビニル系重合体は、
種々の極性ビニル系化合物を共重合成分として含
むことにより、加水分解性基を有するシリル基に
よる無機化合物への密着性の特徴をさらに増加さ
せ、同時に有機化合物への密着性を大巾に増加さ
せることが可能であり、無機材料だけでなく有機
材料に使用できる塗料、コーテイング用樹脂とし
て非常に好都合なものである。 又、特に、本発明のシリル基含有ビニル系重合
体の大きな特徴は、連鎖移動剤の量をコントロー
ルすることにより低重合体化(数平均分子量約
10000以下)し、しかも不飽和有機シラン量をコ
ントロールすることにより硬化して得られる塗膜
物性が充分な状態とすることが可能なことであ
る。低重合体化による大きな利点の一つは、高固
形分型の塗料、コーテイング剤としての応用が可
能となることであり、このことから省資源、無公
害に寄与すると同時に1回の厚塗りが可能であり
低コストが可能であり、又、塗膜物性も光沢等の
向上を計ることができる。他の特徴の一つは、保
存安定性に関してである。本発明に示される様な
加水分解性基と結合したシリル基を含む化合物
は、種々知られており、塗料、コーテイング剤、
接着剤、シーラント及びシランカツプリング剤等
として向く用いられているが、保存時、系中の中
と反応し徐々に増粘する傾向にあり、この様な化
合物は、それ故、水分の混入を極力抑えた状態で
保存及び使用されるが、くり返し使用する場合の
空気中の湿分の混入、更に顔料、充填剤を配合す
る場合、配合物表面の水分の混入等は避けられな
いことであり、保有安定性は大きな問題である。 本発明者らも保存安定性改良のために、アルコ
ールの添加及び加水分解性エステル化合物の添加
に関する特許出願をおこなつているが(特願昭54
−25728、54−121181)完全ではなく、さらに鋭
意検討の結果、重合体を連鎖移動剤を使い低重合
体化することにより飛躍的に改良することが可能
であることを見い出し本発明に至つた。 効用は実施例中に示すが、驚くべきことに、従
来技術では全く不可能であつたビニル化合物とし
てアクリルアミド、無水マレイン酸等の極性ビニ
ル単量体を共重合成分として含むシリル基含有ビ
ニル系重合体も、本発明範囲内では、充分な硬化
塗膜物性と顔料分散状態でも問題のない保存安定
性が得られた。本発明でおこなわれている低分子
量化の方法は、本発明に示される連鎖移動剤を用
いる方法以外、ラジカル開始剤を多量に使用する
方法があるが、開始剤を多量に用いる方法は発熱
の除去が困難でゲル化する可能性及び分子量調節
に再現性を出すのが難しく、又分子量分布も広
く、連鎖移動剤を用いることによりはじめて再現
性よく低重合度のしかも分子量分布の狭く、それ
故溶液粘度が低くハイソリツド化(固形分高濃度
化)に好都合なシリル基含有ビニル系重合体が得
られる。 本発明のシリル基含有ビニル系重合体が何故保
有安定性に優れているかは不明であるが、低分子
量化だけでなく連鎖移動剤を使用したことからも
たらされた分子量分布の狭いことも大きな原因と
考えられる。この様に、ハイソリツド塗料、コー
テイング用として可能であり、しかも硬化塗膜物
性及び保存安定性の充分な領域が連鎖移動剤を用
いて得られる低分子量領域に存在することは予測
できなかつたことであり、それ故全く新規な物質
である。 即ち、本発明は、(A)95〜62モル%のビニル化合
物、(B)4〜30モル%の式 (Rは重合性二重結合を有する有機残基、
R′は炭素数1〜10のアルキル基、アリール基、
アラルキル基より選ばれる1価の炭化水素基、X
は加水分解性基、nは0〜2の整数である。) の不飽和有機シラン(C)加水分解性シリル基含有メ
ルカプタン化合物を必須成分として含む1〜8モ
ル%の連鎖移動剤 上記(A)、(B)、(C)をラジカル開始剤を用いて共重
合させて得られるシリル基含有重合体からなる保
存安定性の優れたハイソリツド塗料に関する。 本発明に用いられるビニル化合物としては特に
限定はなく、アクリル酸メチル、メタクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、
アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、アクリ
ル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−エチ
ルヘキシル、等のアクリル酸、メタクリル酸エス
テル、スチレン、2−メチルスチレン、アルキル
ビニルエーテル、塩化ビニル、酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、又極性基を有するビニル化合物
としてアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、
マレイン酸等の酸及び無水マレイン酸の様な酸無
水物、アクリルアミミド、メタクリルアミド、N
−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメ
タクリルアミド等のアミド基、グリシジルアクリ
レート、グリシジルメタクリレート等のエポキシ
基、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ
プロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピル
メタクリレート、2−ヒドロキシビニルエーテル
等の水酸基、ジエチルアミノエチルアクリレー
ト、ジエチルアミノエチルメタクリレート、アミ
ノエチルビニルエーテル等のアミノ基を含むビニ
ル化合物、その他アクリロニトリル、イミノール
メタクリレート等が挙げられる。これ等極性基を
含むビニル化合物を共重合成分に含むことにより
密着性等の物性の大巾な向上が可能であるが保存
安定性には悪い影響を与えることから極性基を有
するビニル化合物の含量は0〜20モル%好ましく
は0〜10モル%がよい。 本発明のシリル基含有ビニル系重合体を塗料と
して用いる場合には、硬化して得られる塗膜の光
沢の点からスチレンを20モル%以上含むことによ
り高光沢の塗膜がえられる。 本発明に用いられる不飽和有機シランとして
は、CH2=CHSi(OCH3)3、
【式】CH2=CHSi
(OC2H5)3、
【式】CH2=
CHCOO(CH2)3Si(OCH3)3、
【式】
【式】
等が挙げられる。
不飽和有機シランの量は分子量(連鎖移動剤に
より制御される)と塗膜物性との兼ね合いから決
められ、低分子量領域では不飽和有機シラン量を
増やすことにより充分な塗膜物性が得られること
から、本発明の領域では4〜30モル%、好ましく
は5〜20モル%である。 加水分解性シリル基含有メルカプタン化合物を
必須成分として含むものが用いられ、この化合物
は種々考えられるが、例えばγ−メルカプトプロ
ピルトリメトキシシランが好適に使用できる。連
鎖移動剤の量はが1〜8モル%が好ましくこの範
囲内の連鎖移動剤を使用することにより数平均分
子量10000以下で分子量分布2以下の重合体が得
られる。 本発明に用いられるラジカル開始剤としては、
アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス2,4−
ジメチルバレロニトリル等のアゾビス化合物、過
酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル等の過酸化物
が用いられる。 本発明に用いられるシリル基含有ビニル系重合
体の合成は、通常の溶液重合法でおこなわれ、ビ
ニル化合物、不飽和有機シラン、連鎖移動剤、ラ
ジカル開始剤を50〜150℃で反応してえられる。
溶剤は使用してもしなくてもよいが、使用する場
合はエーテル類、芳香族及び脂肪族、炭化水素
類、酢酸エステル類の如き非反応性の溶剤の使用
が好ましい。この様にして得られた、本発明に用
いられるシリル基含有ビニル系重合体は大気中に
暴露されると常温で網状組織を形成し、硬化す
る。本発明に用いられるシリル基含有ビニル系重
合体を硬化させるにあたつては、硬化促進剤を使
用してもしなくてもよいが硬化促進剤を使用する
場合は、アルキルチタン酸塩、オクチル酸錫及び
ジブチル錫ジラウレート、ジオクチル錫ジマレー
ト等のカルボン酸の金属塩、ジブチルアミン−2
−ヘキソエート等のアミン塩、テトラエチレンペ
ンタミン、N−β−アミノエチル−γ−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン等のアミン、γ−トル
エンスルホン酸、フタル酸等の酸、水酸化カリウ
ム等のアルカリ触媒が有効である。これら硬化促
進剤の添加量は該重合体に対し0.001〜10重量%
で使用するのが好ましい。 本発明に用いられるシリル基含有ビニル系重合
体は、常温又は低温硬化可能ということから塗料
又はコーテイング剤として有効である。特に本発
明に用いられるシリル基含有ビニル系重合体は保
存安定性が大巾に改良されており、アルカリ以外
の硬化触媒を含む1液型塗料又はコーテイング剤
としても使用することができる。又現在塗料コー
テイング剤として用いられている種々の樹脂とブ
レンドすることが可能であり、密着性、耐候性等
の物性を向上させることができる。 本発明に用いられるシリル基含有ビニル系重合
体は種々の充填剤、顔料等を混入しても保存安定
性が優れており、各種シリカ類、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、ガラス繊維、酸化チタ
ン、酸化鉄、又特に含水量の多い透明酸化鉄も使
用可能である。この様にして前記の用途だけでな
く航空機建造物、自動車、ガラス等の被覆組成
物、密封組成物、及び各種無機物の表面処理剤と
しても有用である。 次に実施例を記載する。 実施例、比較例 下の表に示すビニル化合物、不飽和有機シラ
ン、連鎖移動剤、ラジカル開始剤(アゾビスイソ
ブチロニトリル)を90℃に加熱した100gのキシ
レン中に滴下し、10時間反応させ、下の表に示す
分子量のシリル基含有ビニル系重合体をえた。 A−189:HSCH2CH2CH2Si(OCH3)3日本ユニ
カ−社製
より制御される)と塗膜物性との兼ね合いから決
められ、低分子量領域では不飽和有機シラン量を
増やすことにより充分な塗膜物性が得られること
から、本発明の領域では4〜30モル%、好ましく
は5〜20モル%である。 加水分解性シリル基含有メルカプタン化合物を
必須成分として含むものが用いられ、この化合物
は種々考えられるが、例えばγ−メルカプトプロ
ピルトリメトキシシランが好適に使用できる。連
鎖移動剤の量はが1〜8モル%が好ましくこの範
囲内の連鎖移動剤を使用することにより数平均分
子量10000以下で分子量分布2以下の重合体が得
られる。 本発明に用いられるラジカル開始剤としては、
アゾビスイソブチロニトリル、アゾビス2,4−
ジメチルバレロニトリル等のアゾビス化合物、過
酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル等の過酸化物
が用いられる。 本発明に用いられるシリル基含有ビニル系重合
体の合成は、通常の溶液重合法でおこなわれ、ビ
ニル化合物、不飽和有機シラン、連鎖移動剤、ラ
ジカル開始剤を50〜150℃で反応してえられる。
溶剤は使用してもしなくてもよいが、使用する場
合はエーテル類、芳香族及び脂肪族、炭化水素
類、酢酸エステル類の如き非反応性の溶剤の使用
が好ましい。この様にして得られた、本発明に用
いられるシリル基含有ビニル系重合体は大気中に
暴露されると常温で網状組織を形成し、硬化す
る。本発明に用いられるシリル基含有ビニル系重
合体を硬化させるにあたつては、硬化促進剤を使
用してもしなくてもよいが硬化促進剤を使用する
場合は、アルキルチタン酸塩、オクチル酸錫及び
ジブチル錫ジラウレート、ジオクチル錫ジマレー
ト等のカルボン酸の金属塩、ジブチルアミン−2
−ヘキソエート等のアミン塩、テトラエチレンペ
ンタミン、N−β−アミノエチル−γ−アミノプ
ロピルトリメトキシシラン等のアミン、γ−トル
エンスルホン酸、フタル酸等の酸、水酸化カリウ
ム等のアルカリ触媒が有効である。これら硬化促
進剤の添加量は該重合体に対し0.001〜10重量%
で使用するのが好ましい。 本発明に用いられるシリル基含有ビニル系重合
体は、常温又は低温硬化可能ということから塗料
又はコーテイング剤として有効である。特に本発
明に用いられるシリル基含有ビニル系重合体は保
存安定性が大巾に改良されており、アルカリ以外
の硬化触媒を含む1液型塗料又はコーテイング剤
としても使用することができる。又現在塗料コー
テイング剤として用いられている種々の樹脂とブ
レンドすることが可能であり、密着性、耐候性等
の物性を向上させることができる。 本発明に用いられるシリル基含有ビニル系重合
体は種々の充填剤、顔料等を混入しても保存安定
性が優れており、各種シリカ類、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、ガラス繊維、酸化チタ
ン、酸化鉄、又特に含水量の多い透明酸化鉄も使
用可能である。この様にして前記の用途だけでな
く航空機建造物、自動車、ガラス等の被覆組成
物、密封組成物、及び各種無機物の表面処理剤と
しても有用である。 次に実施例を記載する。 実施例、比較例 下の表に示すビニル化合物、不飽和有機シラ
ン、連鎖移動剤、ラジカル開始剤(アゾビスイソ
ブチロニトリル)を90℃に加熱した100gのキシ
レン中に滴下し、10時間反応させ、下の表に示す
分子量のシリル基含有ビニル系重合体をえた。 A−189:HSCH2CH2CH2Si(OCH3)3日本ユニ
カ−社製
【表】
得られたシリル基含有ビニル系重合体を固形分
に対し1対1の割合で酸化チタンを混合し、ボー
ルミルで分散し白エナメルを作つた。得られた白
エナメルに該重合体に対し10部のメタノール、7
部のエチルシリケートを加え適当な溶液粘度の状
態までキシレンで希釈し密封し50℃での保存安定
性を調べた。又同様にメタノール10部、エチルシ
リケート7部を含む白エナメルに該重合体に対し
3部のジオクチル錫ジマレートを加え、ポツトラ
イフを調べると共にラツカー系サーフエーサー上
に塗布し、60℃40分加熱処理後3日目のエンピツ
硬度、耐溶剤性(スポツト試験)、光沢(60度鏡
面反射)を調べた。
に対し1対1の割合で酸化チタンを混合し、ボー
ルミルで分散し白エナメルを作つた。得られた白
エナメルに該重合体に対し10部のメタノール、7
部のエチルシリケートを加え適当な溶液粘度の状
態までキシレンで希釈し密封し50℃での保存安定
性を調べた。又同様にメタノール10部、エチルシ
リケート7部を含む白エナメルに該重合体に対し
3部のジオクチル錫ジマレートを加え、ポツトラ
イフを調べると共にラツカー系サーフエーサー上
に塗布し、60℃40分加熱処理後3日目のエンピツ
硬度、耐溶剤性(スポツト試験)、光沢(60度鏡
面反射)を調べた。
【表】
以上の様に保存安定性の優れたしかも物性の優
れた重合体であることが判る。又低分子量化によ
り光沢の向上も得られている。 実施例と比較例3で得られた重合体の固形分に
対し透明酸化鉄(トランスオキサイドレツド、ヒ
ルトンデヴイス社製)を100:30の割合で混合し、
ポールミルで分散し、エナメルを作り、該重合体
に対し10部のメタノール、7部のエチルシリケー
トを加え50℃での保存安定性を調べたところ、比
較例3のエナメルは1日でゲル化したが、実施例
のエナメルは3週間後わずかに増粘したが安定で
あつた。
れた重合体であることが判る。又低分子量化によ
り光沢の向上も得られている。 実施例と比較例3で得られた重合体の固形分に
対し透明酸化鉄(トランスオキサイドレツド、ヒ
ルトンデヴイス社製)を100:30の割合で混合し、
ポールミルで分散し、エナメルを作り、該重合体
に対し10部のメタノール、7部のエチルシリケー
トを加え50℃での保存安定性を調べたところ、比
較例3のエナメルは1日でゲル化したが、実施例
のエナメルは3週間後わずかに増粘したが安定で
あつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) 95〜62モル%のビニル化合物 (B) 4〜30モル%の式; (式中、Rは重合性二重結合を有する有機残
基、R′は炭素数1〜10のアルキル基、アリー
ル基、アラルキル基より選ばれる1価の炭化水
素基、Xは加水分解性基、nは0〜2の整数を
示す。) で表される不飽和シラン (C) 加水分解性シリル基含有メルカプタン化合物
を必須成分として含む1〜8モル%の連鎖移動
剤 上記(A)、(B)、(C)をラジカル開始剤を用いて共重
合させて得られるシリル基含有ビニル系重合体か
らなる塗料。 2 加水分解性シリル基含有メルカプタン化合物
がγ−メルカプトプロピルトリメトキシシランで
ある特許請求の範囲第1項記載の塗料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11155280A JPS5736109A (ja) | 1980-08-12 | 1980-08-12 | Haisoritsudokootenguyojushi |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11155280A JPS5736109A (ja) | 1980-08-12 | 1980-08-12 | Haisoritsudokootenguyojushi |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5736109A JPS5736109A (ja) | 1982-02-26 |
| JPS648033B2 true JPS648033B2 (ja) | 1989-02-10 |
Family
ID=14564275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11155280A Granted JPS5736109A (ja) | 1980-08-12 | 1980-08-12 | Haisoritsudokootenguyojushi |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5736109A (ja) |
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-
1980
- 1980-08-12 JP JP11155280A patent/JPS5736109A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5736109A (ja) | 1982-02-26 |
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