JPS648622B2 - - Google Patents

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JPS648622B2
JPS648622B2 JP18337980A JP18337980A JPS648622B2 JP S648622 B2 JPS648622 B2 JP S648622B2 JP 18337980 A JP18337980 A JP 18337980A JP 18337980 A JP18337980 A JP 18337980A JP S648622 B2 JPS648622 B2 JP S648622B2
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JP
Japan
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acid
formula
compound
phenyl
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JP18337980A
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English (en)
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JPS57106658A (en
Inventor
Masayuki Ooya
Tadashi Iso
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Santen Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Santen Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/329,296 priority patent/US4499102A/en
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Publication of JPS648622B2 publication Critical patent/JPS648622B2/ja
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  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は下記一般式〔〕で表わされる化合物
およびその塩類に関する。 〔式〔〕中、RAは水素原子またはフエニル
基を示し、該フエニル基はヒドロキシ基もしくは
ニトロ基で置換されていてもよい。 RBはヒドロキシ基または低級アルコキシ基を
示し、低級アルコキシ基はさらにフエニル基で置
換されていてもよい。 RCはヒドロキシ基、低級アルコキシ基、アミ
ノ基、ヒドロキシアミノ基または
【式】のいずれかを示す。 Q1は硫黄原子またはメチレン基を示す。 Aは―X―Y―Z―を示す。 Xはフエニル基で置換されていてもよい直鎖ま
たは分枝の低級アルキレン基を示す。 Yは【式】―CO―、―S―、【式】 ―SCH2CO―、【式】または単結合を示 す。 RDは水素原子、低級アルキル基、低級アルカ
ノイル基またはフエニル低級アルカノイル基のい
ずれかを示し、低級アルキル基はさらにフエニル
基、カルボキシル基、低級アルコキシカルボニル
基で置換されていてもよい。 Zは直鎖または分枝の低級アルキレン基もしく
は【式】を示し、低級アルキレン基は低級 アルカノイル基、フエニル基、フエニルカルボニ
ル基で置換されていてもよい。 但しYが―S―または単結合を示す条件下では
それに隣接する基が低級アルキレン基を示す場
合、該アルキレン基は直鎖の低級アルキレン基を
示さない。しかしRCがヒドロキシアミノ基を示
す場合はこの限りではない。〕 本発明化合物〔〕は酵素―アルドース・レダ
クターゼを阻害し、糖尿病により合併して起こる
諸疾患(例えば、糖尿病性白内障、糖尿病性網膜
症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経症等)に対する
予防および治療剤として有用なものである。 糖尿病合併症(例えば、糖尿病性白内障、糖尿
病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経症等)
には酵素―アルドース・レダクターゼが関与して
いることが知られている〔J.H.Kinoshita等、
Jap.J.Ophtalmol.,20,399(1976)〕。酵素―アル
ドース・レゼクターゼがアルドース類(グルコー
スおよびガラクトース)を糖アルコールであるポ
リオール類(ソルビトールおよびガラクチトー
ル)に転化し、この糖アルコールの蓄積が、組織
細胞の膨潤を引き起こして障害を与えると考えら
れている〔R.Quan―Ma等、Biochem.Biophys.
Res.Comm.,22,492(1966)〕。例えば、糖尿病
性白内障はこの糖アルコールが水晶体に蓄積する
ことが原因となつている〔R.Gitzelman等、
Exptl.Eye Res.,,1(1967)〕。 このように、全身的に障害を与える糖アルコー
ルの生成を抑えることは、糖尿病により合併して
起こる諸疾患に対して予防および治療する効果を
有するものである。後述するように本発明化合物
は酵素―アルドース・レダクターゼの活性を抑制
し、糖アルコールの生成を抑制し糖尿病合併症に
対して予防および治療効果を示すものである。 一方、本発明化合物〔〕は上記効果に合わせ
て、アンジオテンシン変換酵素を強力に阻害する
ことから血圧降下作用を有するものであり、医薬
として極めて有用である。ある種のチアゾリジン
またはピロリジン誘導体がアンジオテンシン変換
酵素阻害作用を有することは公知であるが、本発
明化合物〔〕は新規化合物であり、より強力な
アンジオテンシン変換酵素阻害活性を有すること
が鋭意研究の結果、判明した。さらに本発明化合
物〔〕は簡便な方法で合成することができ、安
定性において極めてすぐれた性質を有している。 本発明化合物〔〕の代表的な製造例を以下に
示す。 a 一般式 〔式〔〕中、RAおよびRBが反応性基を含
む場合、適当な保護基(例えば低級アルキル
基、アシル基、アラルキル基、アラルキルオキ
シ基、等々)で保護することができる。〕で表
わされる化合物と一般式 HOOC―A―CO―RC 〔〕 〔式〔〕中、AおよびRCが反応性基を含
む場合、適当な保護基(例えば、低級アルキル
基、アシル基、アラルキル基、アラルキルオキ
シ基、等々)で保護することができる。〕で表
わされるカルボン酸化合物の反応性誘導体(例
えば、酸ハライド、酸無水物、混合酸無水物、
活性エステル、ラクトン、等々)とをペプチド
合成またはアミド化反応において常用される一
般的方法により反応させたのち、必要ならば標
準的方法(例えば、加水分解、還元、加アンモ
ニア分解、加アルコール分解、等々)によつて
脱保護基反応を行なうことによつて本発明化合
物〔〕を得ることができる。この脱保護基の
操作は以下の製法においても適用される。 b 一般式〔〕で表わされる化合物と一般式 HOOC―A1―L 〔〕 (式〔〕中、A1は―X―、―X―Y―、
または―X―Y―Z―を示し、a)と同様の方
法で保護することができる。Lは脱離基(例え
ば、ハロゲン、アルキルスルホニル基、アリー
ルスルホニル基、等々)を示す。〕で表わされ
る化合物とをa)と同様の方法で反応させるこ
とにより一般式 で表わされる化合物を得、さらにこの化合物
〔〕に側鎖を形成する適当な基を通常の方法
で反応させることにより本発明化合物〔〕を
得ることができる。 a),b)のいずれかの方法で合成した本発明
化合物〔〕の官能基を一般的方法(例えば、エ
ステル化、酸化、オキシム化、等々)により変換
することにより他の希望する本発明化合物〔〕
を得ることができる。尚、詳細な製造例について
は実施例に記載する。 上記の方法により合成した本発明化合物〔〕
は、必要であればナトリウム、カリウム、カルシ
ウム、マグネシウム、アルミニウム、アンモニウ
ム、ジエチルアミンまたはトリエタノールアミン
などの医薬として許容される塩とすることができ
る。 なお、本発明化合物〔〕は1個またはそれ以
上の不整炭素または硫黄原子を有するゆえ立体異
性体が存在する。これらはいずれも本発明の範ち
ゆうに包含されるものである。以下に実施例を示
すが本発明はそれらに限定されない。 なお実施例中のTLC(Rf値)は、シリカゲル
TLCを用いた値であり、展開溶媒は下に列挙し
たとおりである。 *1;酢酸エチル―エタノール―酢酸
(40:1:1) *2;酢酸エチル―クロロホルム―酢酸
(10:5:3) *3;酢酸エチル―クロロホルム―酢酸
(7:5:1) *4;ベンゼン―酢酸エチル―酢酸
(25:25:1) *5;n―ブタノール―酢酸―水
(4:2:1) *6;クロロホルム―エタノール―酢酸
(10:2:1) *7;ベンゼン―酢酸エチル―エタノール―酢
酸 (14:14:2:1) *8;酢酸エチル *9;n―プロパノール―濃アンモニア水
(7:3) *10;n―ブタノール―酢酸―水
(4:1:2) 実施例 1 (4R)―3―〔3―〔4―(2―カルボキシ
エチル)フエニル〕プロパノイル〕―2―(3
―ニトロフエニル)―4―チアゾリジンカルボ
ン酸の製造 炭酸ナトリウム2.2gの水50ml溶液に氷冷下攪
拌しながら(4R)―2―(3―ニトロフエニル)
―4―チアゾリジンカルボン酸2.6gのN水酸化
ナトリウム10.3ml溶液と、p―フエニレンジプロ
パノイルジクロリド2.6gの無水エーテル15ml溶
液を同時滴下する。滴下終了後、室温で1時間攪
拌したのち再び氷冷し、N塩酸で酸性化して酢酸
エチルで抽出する。有機層を食塩水で洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、酢酸エチルを留去
すると油状物を得る。これをシリカゲルカラムク
ロマトで精製し、標記化合物1.65g(収率36%)
を得る。 〔α〕24 D+81.7゜(c=0.9,メタノール) IR(KBr,cm-1);3400,1702,1618,1525,
1400,1347 NMR(DMSO―d6,δ);2.20―3.20(8H,m,
―CO(CH2 2―C6H4―(CH2 2―CO―) 3.20―3.70(2H,m,C5 (a)―H) 4.28(t,J=7Hz),5.23(t,J=5Hz)
(合計1H,C4―H) 6.33(s),6.60(s)(合計1H,C2―H) 6.97(s),7.10(s)(合計4H、フエニルH) 7.63(d,J=8Hz),7.67(d,J=8Hz)
(合計1H、ニトロフエニル(b)H) 8.07(1H,t,J=8Hz)(ニトロフエニル(c)
H) 8.13(1H,d,J=8Hz)(ニトロフエニル(d)
H) 8.53(s),8.70(s)(合計1H、ニトロフエニ
(e)H)10.0以下(br,―COOH) TLC(Rf値(*1)〕;0.55 注 (a)はNMRスペクトルにおけるCk(k=1―
5)は、チアゾリジン環またはピロリジン環の
k位の炭素を表わし、(b),(c),(d),(e)は夫々ニ
トロフエニル基の6位、5位、4位、2位を表
わす。以下同じ。 実施例 2 (4R,4′R)―3,3′―(p―フエニレン―
3,3′―ジプロパノイル)ビス〔2―(3―ニ
トロフエニル)―4―チアゾリジンカルボン
酸〕の製造 (4R)―2―(3―ニトロフエニル)―4―
チアゾリジンカルボン酸2.6gを、炭酸ナトリウ
ム2.2gの水50ml溶液に溶解する。この溶液に、
氷冷攪拌下p―フエニレンジプロパノイルジクロ
リド2.6gの無水エーテル15mlを滴下し、氷冷下
1時間、さらに室温で1時間攪拌する。以後の操
作を実施例1と同様に行ない、シリカゲルカラム
クロマトにより精製して標記化合物3.05g(収率
44%)を得る。 〔α〕24 D+106.9゜(c=1.1,メタノール) IR(KBr,cm-1);3425,1730,1640,1525,
1400,1350 NMR(DMSO―d6,δ);2.20―3.20(8H,m,
―CO(CH2 2―C6H4―(CH2 2―CO―) 3.20―3.70(4H,m,C5―H,C′5―H) 4.77(t,J=7Hz),5.20(t,J=5Hz)
(合計2H,C4―H,C′4―H) 6.30(s),6.57(s)(合計2H,C2―H,C′2
−H) 6.83(s),6.97(s),7.07(s)(合計4H、フ
エニルH) 7.63(d,J=8Hz),7.65(d,J=8Hz)
(合計2H、ニトロフエニル(b)H×2) 8.03(2H,t,J=8Hz、ニトロフエニル(c)
H×2) 8.10(2H,d,J=8Hz、ニトロフエニル(d)
H×2) 8.50(s),8.68(s)(合計2H、ニトロフエニ
(e)H) 10.0以下(br,―COO) TLC〔Rf値(*1)〕;0.38 実施例 3 (4R)―3―(4―カルボキシ―3,5―ジ
オキソヘキサノイル)―2―(2―ヒドロキシ
フエニル)―4―チアゾリジンカルボン酸の製
造 (4R)―2―(2―ヒドロキシフエニル)―
4―チアゾリジンカルボン酸2.3gを、トリエチ
ルアミン2.8mlの無水アセトン60ml溶液に溶解す
る。この溶液に室温攪拌下3―アセチルテトラヒ
ドロピラン―2,4,6―トリオン1.7gを加え、
室温で2時間攪拌する。反応液を氷冷し、N塩酸
で酸性化したのち、アセトンを減圧留去する。残
渣を酢酸エチルに溶解し水、飽和食塩水で洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。酢酸エチ
ルを減圧留去して得られる油状物をシリカゲルカ
ラムクロマトで精製し標記化合物1.24g(収率31
%)を得る。 〔α〕25 D+149.2゜(c=1.2,メタノール) IR(nujol,cm-1);3000―3600,1743,1720,
1630,1600,1238 NMR(f)(DMSO―d6,δ);1.83(3H,s,CH3
−C(OH)=C) 2.70―3.70(4H,m,C5―Hおよび―COCH2
CO―) 4.63(1H,dd,J=6.0,8.0Hz,C4―H) 6.32(1H,s,C2―H) 6.50―7.30(3H,m,アリールH) 7.93(1H,d,J=6.5Hz、アリールH) 9.20―10.20(2H,br,フエノールOH,エノ
ールOH) 10.0以下(br,―COO) TLC〔Rf値(*1)〕;0.38 注 (f)DMSO中ではほぼ完全にエノール化して
いると考えられる。 実施例 4 (4R)―3―〔3―(メトキシカルボニル)
―2―メチルプロパノイル〕―2―(2―ヒド
ロキシフエニル)―4―チアゾリジンカルボン
酸の製造 (4R)―2―(2―ヒドロキシフエニル)―
4―チアゾリジンカルボン酸11.3gの1M炭酸ナ
トリウム80ml溶液に、氷冷攪拌下3―メトキシカ
ルボニル―2―メチルプロパノイルクロリド8.2
gを滴下する。滴下終了後、氷冷下1.5時間攪拌
し、以後の操作を実施例1と同様に行ない、シリ
カゲルカラムクロマトで精製して標記化合物7.8
g(収率44%)を得る。 〔α〕25 D+161.6゜(c=1.0,メタノール) IR(KBr,cm-1);3380,1723,1624,1235,
1200,1174,764 TLC〔Rf値(*2)〕;0.51 実施例 5 (4R)―3―(3―カルボキシ―2―メチル
プロパノイル)―2―(2―ヒドロキシフエニ
ル)―4―チアゾリジンカルボン酸の製造 (4R)―3―〔3―(メトキシカルボニル)
―2―メチルプロパノイル〕―2―(2―ヒドロ
キシフエニル)―4―チアゾリジンカルボン酸
(実施例4の化合物)7.1gを2N水酸化ナトリウ
ム溶液40mlに溶解し、室温で1時間攪拌する。反
応溶液を希塩酸で酸性にし、析出する結晶を取
することにより標記化合物5.1g(収率75%)を
得る。 融点163―164℃分解(酢酸エチル) 〔α〕25 D+174.1゜(c=1.0,メタノール) IR(nujol,cm-1);3300,1730,1710,1629,
1280,1234,856,771 NMR(DMSO―d6,δ);0.66(d,J=5Hz),
1.03(d,J=7Hz)(合計3H,―COCH
CH3 )CH2―) 1.84―3.63(5H,m,C5―H,―COCH
(CH3CH2 ―) 4.54(dd,J=7,11Hz),5.29(br.)(合計
1H,C4―H) 6.20(1H,s,C2―H) 6.41―8.04(4H,m,アリールH) 9.76(1H,br.フエノールO) 12.4(2H,br.―COO×2) TLC〔Rf値(*2)〕;0.41 実施例 6 (4R)―3―〔3―(N―ヒドロキシカルバ
モイル)プロパノイル〕―2―(2―ヒドロキ
シフエニル)―4―チアゾリジンカルボン酸エ
チルエステルの製造 (4R)―3―(3―カルボキシプロパノイル)
―2―(2―ヒドロキシフエニル)―4―チアゾ
リジンカルボン酸エチルエステル1.06gを、N―
メチルモルホリン0.33mlの無水テトラヒドロフラ
ン20ml溶液に溶解する。この溶液に、−15℃で攪
拌しながらクロル炭酸イソブチルを滴下し、この
温度で2時間攪拌する。次いで−50℃に冷却し、
攪拌しながらヒドロキシルアミン(0.3g)のメ
タノール溶液を滴下する。滴下終了後、室温で1
時間攪拌し、以後の操作を実施例1と同様に行な
い、シリカゲルカラムクロマトで精製して標記化
合物0.7g(収率63%)を得る。 IR(KBr,cm-1);3220,1727,1625,1595,
1200,1092,753 NMR(アセトン―d6,δ);1.24(3H,t,J
=7.5Hz,―CO2CH2 CH3 ) 2.17―3.17(4H,m,―COCH2 CH2 CO―) 3.30(1H,ABq(A部),d,J=10.0,2
Hz,C5―HA) 3.47(1H,ABq(B部),d,J=10.0,7
Hz,C5―HB) 4.14(2H,q,J=7.5Hz,―CO2 CH2 CH3) 5.18(1H,dd,J=2.0,7.0Hz,C4―H) 6.40(1H,s,C2―H) 6.88―7.27(4H,m,アリールH) 8.60(2H,br.s,―N) 9.77(1H,br.s,フエノールO) TLC〔Rf値(*3)〕;0.25 実施例 7 (4R)―3―〔(2―カルボキシメチルチオ―
3―フエニル)プロパノイル〕―4―チアゾリ
ジンカルボン酸AおよびBの製造 (4R)―3―〔(2―メルカプト―3―フエニ
ル)プロパノイル〕―4―チアゾリジンカルボン
酸A(g)0.5gを炭酸カリウム0.7gの水5ml溶液に
溶解する。この溶液にクロル酢酸0.2gおよびヨ
ウ化カリウム0.05gを加え、室温で6時間攪拌し
たのち、以後の操作を実施例1と同様に行ない、
シリカゲルカラムクロマトで精製し、標記化合物
A0.4g(収率74%)を得る。(4R)―3―〔(2
―メルカプト―3―フエニル)プロパノイル〕―
4―チアゾリジンカルボン酸B(h)0.5gを用い、同
様に操作し標記化合物B0.5g(収率92%)を得
る。 【表】 【表】 実施例 8 (4R)―3―〔(2s)―2―〔(α―カルボキ
シベンジル)チオ〕プロパノイル〕―4―チア
ゾリジンカルボン酸AおよびBの製造 (4R)―〔(2s)―2―メルカプトプロパノイ
ル〕―4―チアゾリジンカルボン酸0.38gを、炭
酸カリウム0.7gの水5ml溶液に溶解する。この
溶液にα―ブロモフエニル酢酸0.40gを加え、室
温で3時間攪拌したのち、1夜静置する。反応液
を5N塩酸でPH3とし、析出結晶を取し標記化
合物A0.27g(収率44%)を得、この液をさら
に酸性として酢酸エチルで抽出し、以後の操作を
実施例1と同様に行ない、シリカゲルカラムクロ
マトで精製して標記化合物B0.3g(収率49%)
を得る。 【表】 【表】 実施例 9 (2s)―1―〔(2s)―2―〔1―カルボキシ
―3―フエニルプロピル)チオ〕プロパノイ
ル〕―2―ピロリジンカルボン酸の製造 (2s)―1―〔(2s)―2―メルカプトプロパ
ノイル〕―2―ピロリジンカルボン酸2.0gおよ
び2―ブロモ―4―フエニル酪酸2.9gを、炭酸
カリウム2.8gの水40mlに溶解し、室温で1夜攪
拌する。以後の操作を実施例1と同様に行ない、
シリカゲルカラムクロマトで精製して標記化合物
2.3g(収率62%)を得る。 〔α〕23 D―82.2゜(c=1.2,メタノール) IR(KBr,cm-1);1740,1720,1610,1455,
1438,1185,748,700 TLC〔Rf値(*2)〕;0.38 実施例 10 (4R)―3―〔〔(カルボキシメチル)アミノ〕
アセチル〕―2―(2―ヒドロキシフエニル)
―4―チアゾリジンカルボン酸の製造 (4R)―3―クロロアセチル―2―(2―ヒ
ドロキシフエニル)―4―チアゾリジンカルボン
酸〔融点148―149℃分解(酢酸エチル)、〔α〕25 D
+162.0゜(c=1.0、メタノール)〕6.0gをグリシ
ン1.5gのN水酸化ナトリウム80ml溶液に溶解し、
室温で1夜攪拌する。反応液を20%塩酸でPH1.5
に調整し、酢酸エチルで洗浄する。水層をN水酸
化ナトリウム溶液でPH3.2に調整し、析出する結
晶を取して標記化合物3.28g(収率48.2%)を
得る。 融点181―182℃分解(水) 〔α〕24 D+271.2゜(c=0.5,N NaOH) IR(KBr,cm-1);3400,3200,1740,1672,
1560,1440,1380,1335,1212,752,648 NMR(K2CO3 inD2O,δ);3.0―4.3(6H,m,
C5―H,―CH2 NHCH2 CO2H) 6.33(s),6.43(s)(合計1H,C2―H) 6.6―7.3(3H,m,アリールH) 7.82(1H,br.d,J=8Hz,アリールH) 9.0―10.3(2H,br.s,―O,―COO) TLC〔Rf値(*5)〕;0.25 実施例 11 1―〔〔(1―カルボキシ―3―フエニルプロピ
ル)アミノ〕アセチル〕―5―(2―ヒドロキ
シフエニル)―2―ピロリジンカルボン酸の製
造 1―(クロロアセチル)―5―(2―ヒドロキ
シフエニル)―2―ピロリジンカルボン酸(i)2.8g
を、2―アミノ―4―フエニル酪酸1.8gのN水
酸化ナトリウム溶液に溶解し、室温で1夜攪拌す
る。反応液を20%塩酸でPH1.5に調整し、酢酸エ
チルで洗浄する。水層をN水酸化ナトリウム溶液
でPH3.0に調整して析出する結晶を取し標記化
合物1.0g(収率24%)を得る。 IR(nujol,cm-1);3425,1735,1625,1588 TLC〔Rf値(*5)〕;0.66 注 (i)融点204―206℃分解 〔α〕24 D+24.5゜(c=1.2,メタノール) IR(nujol,cm-1);3370,1698,1645,1610,
1595,1238,758 実施例 12 (2s)―1―〔(2s)―2―〔〔ビス(エトキシ
カルボニルメチル)〕アミノ〕プロパノイル〕
―2―ピロリジンカルボン酸ベンジルエステル
の製造 L―アラニル―L―プロリンベンジルエステル
p―トルエンスルホン酸塩2.24gを、トリエチル
アミン1.53mlの無水塩化メチレン25ml溶液に溶解
する。この溶液に氷冷攪拌下、ブロム酢酸エチル
0.92gを滴下したのち室温で2時間攪拌し、さら
に5時間還流する。以後の操作を実施例1と同様
に行ない、シリカゲルカラムクロマトで精製して
標記化合物1.02g(収率45%)を得る。 〔α〕24 D−67.9゜(c=1.2,メタノール) IR(neat,cm-1);3460,1742,1642,1428,
1180 NMR(CDCl3,δ);1.23(6H,t,J=7Hz,
―CO2CH2CH3 ×2) 1.25(3H,d,J=7.2Hz,―COCH(CH3
N―) 1.67―2.40(4H,m,C3,―H,C4―H) 3.57(4H,s,―N―CH2 COOEt×2) 3.50―4.00(2H,m,C5―H) 4.13(4H,q,J=7Hz,―COCH2 CH3×
2) 4.10―4.67(2H,m,C2―H,―COC
(CH3)N―) 5.03,5.20(2H,ABq,J=12Hz,―CH3
Ph) 7.03(5H,s,フエニルH) TLC〔Rf値(*1)〕;0.70 実施例 13 (2s)―1―〔(2s)―〔〔ビス(エトキシカル
ボニルメチル)〕アミノ〕プロパノイル〕―2
―ピロリジンカルボン酸の製造 (2s)―1―(2s)―〔〔ビス(エトキシカル
ボニルメチル)〕アミノ〕プロパノイル〕―2―
ピロリジンカルボン酸ベンジルエステル(実施例
11の化合物)0.5gのエタノール10ml溶液に10%
パラジウム―炭素50mgの存在下、水素ガスを通じ
ながら室温で1時間攪拌する。触媒を別したの
ち、溶媒を減圧で留去して標記化合物0.40g(定
量的)を得る。 〔α〕24 D−52.2゜(c=1.1,メタノール) IR(neat,cm-1);1742,1640,1442,1190,
1130,752 NMR(CDCl3,δ);1.23(6H,t,J=7Hz,
―COOCH2CH3 ×2) 1.25(3H,d,J=7.2Hz,―COCH(CH3
N―) 1.67―2.50(4H,m,C3―H,C4―H) 3.53(4H,s,N―CH2 COOEt×2) 3.50―4.00(2H,m,C5―H) 4.10(4H,q,―COOCH2 CH3×2) 4.10―4.33(1H,m,―COC(CH3)N―) 4.47(1H,dd,J=6.5,5.0Hz,C2―H) 9.20(1H,br.s,―COO) TLC〔Rf値(*1)〕;0.21 実施例 14 (2s)―1―〔(2s)―2―〔(N―エトキシカ
ルボニルメチル―N―フエニルアセチル)アミ
ノ〕プロパノイル〕―2―ピロリジンカルボン
酸ベンジルエステルの製造 (2s)―1―〔(2s)―2―〔(エトキシカルボ
ニルメチル)アミノ〕プロパノイル〕―2―ピロ
リジンカルボン酸ベンジルエステル1.1gを、ト
リエチルアミン0.47mlの無水アセトン15ml溶液に
溶解する。この溶液に、室温攪拌下フエニルアセ
チルクロリド0.44mlを滴下する。滴下終了後室温
で1時間攪拌し、析出した塩を別したのちアセ
トンを減圧で留去する。残渣を酢酸エチルに溶解
し、以後の操作を実施例1と同様に行ない、シリ
カゲルカラムクロマトで精製して標記化合物1.3
g(収率89%)を得る。 融点110―110.5℃(ベンゼン―ヘキサン) 〔α〕24 D−114.0゜(c=1.0,メタノール) IR(KBr,cm-1);3460,1739,1635,1436,
1200,1166 NMR(CDCl3,δ);1.23(3H,d,J=7Hz,
―COCH(CH3 )N―) 1.28(3H,t,J=7Hz,―COOCH2CH3 ) 1.67―2.50(4H,m,C3―H,C4―H) 3.60(2H,s,―COCH2 Ph) 3.33―3.90(2H,m,C5―H) 4.16(2H,q,J=7Hz,―COOCH2 CH3) 4.23(2H,s,―N―CH2 COOEt) 4.30―4.60(1H,m,C2―H) 5.03,5.23(2H,ABq,J=12.5Hz,―
COOCH2 Ph) 5.58(1H,q,J=7Hz,―COC(CH3
N―) 7.23(5H,s,―COCH2―C6 H5 ) 7.30(5H,s,―COOCH2C6 H5 ) TLC〔Rf値(*4)〕;0.45 実施例 16 (4R)―3―〔3―(N―ヒドロキシカルバ
モイル)プロパノイル〕―2―(2―ヒドロキ
シフエニル)―4―チアゾリジンカルボン酸の
製造 (4R)―3―〔3―(N―ヒドロキシカルバ
モイル)プロパノイル〕―2―(2―ヒドロキシ
フエニル)―4―チアゾリジンカルボン酸エチル
エステル(実施例6の化合物)0.23gを用い、実
施例5と同様に操作して標記化合物0.15g(収率
70%)を得る。 融点172―173℃分解(エタノール―水) IR(KBr,cm-1);3370,3280,1718,1655,
1623,1600,1590 NMR(DMSO―d6,δ);1.67―3.58(6H,m,
C5―H,―COCH2 H2 COOH) 5.06(d,J=4.5Hz),5.33(br.s)(合計1H,
C4―H) 6.20(s),6.23(s)(合計1H,C2―H) 6.38―7.32(4H,m,アリールH) 8.53(2H,br.s,―N) 9.55(s),9.81(s)(合計1H,―O) 10.22(1H,br.s,―COO) TLC〔Rf値(*2)〕;0.22 実施例 17 (4R)―3―〔〔(1―カルボキシ―3―フエ
ニルプロピル)チオ〕アセチル〕―2―(2―
ヒドロキシフエニル)―4―チアゾリジンカル
ボン酸の製造 (4R)―2―(2―ヒドロキシフエニル)―
3―メルカプトアセチル―4―チアゾリジンカル
ボン酸1.12gと2―ブロモ―4―フエニル酪酸
1.0gを用いて実施例7と同様に操作し、シリカ
ゲルカラムクロマトで精製して標記化合物1.39g
(収率81%)を得る。 〔α〕25 D+122.1゜(c=1.2,メタノール) IR(KBr,cm-1);1710―1720,1625,1600,
1400,1235,752,698 NMR(DMSO―d6,δ);1.5―2.2(2H,br.,
―CH2 CH2Ph) 2.4―3.0(2H,m,―CH2CH2 Ph) 3.0―3.7(5H,m,C5―H,
【式】 4.64(br.t,J=7Hz),5.0―5.4(br.)(合計
1H,C4―H) 6.35(s),6.46(s)(合計1H,C2―H) 6.6―8.1(9H,m、アリールH) 9.56(br.),9.84(br.s)(合計1H,―O) 11.5―13.8(2H,br.,―COO×2) TLC〔Rf値(*2)〕;0.74 実施例 18 (4R)―3―〔〔(2s)―2―(1―カルボキ
シ―3―フエニルプロピル)チオ〕プロパノイ
ル〕―4―チアゾリジンカルボン酸の製造 (4R)―3―〔(2s)―2―メルカプトプロパ
ノイル〕―4―チアゾリジンカルボン酸0.83gと
2―ブロモ―4―フエニル酪酸1.0gを用いて実
施例7と同様に操作し、シリカゲルカラムクロマ
トで精製して標記化合物0.75g(収率52%)を得
る。 〔α〕25 D−97.9゜(c=1.1,メタノール) IR(KBr,cm-1);1720,1620,1415,750,
700 NMR(DMSO―d6,δ);1.35(d,J=7Hz),
1.38(d,J=7Hz)(合計3H,―COCH(C
H3)―S― 1.7―2.3(2H,m,―CH2 CH2Ph) 2.3―2.8(2H,m,―CH2CH2 Ph) 3.1―3.5(3H,m,C5―H,
【式】) 3.97(q,J=7Hz),4.00(q,J=7Hz)
(合計1H,―COC(CH3)―S―) 4.56,4.86(2H,ABq,J=8Hz,C2―H) 4.6―5.0(1H,br.C4―H) 7.20(5H,s,フエニルH) TLC〔Rf値(*2)〕;0.65 実施例 19 (4R)―3―〔2―(カルボキシメチル)チ
オ―4―フエニルブタノイル〕―4―チアゾリ
ジンカルボン酸の製造 (4R)―3―(2―メルカプト―4―フエニ
ルブタノイル)―4―チアゾリジンカルボン酸
0.4gとクロル酢酸0.13gを用い、実施例7と同
様に操作し、シリカゲルカラムクロマトで精製し
て標記化合物0.4g(収率84%)を得る。 〔α〕24 D−61.2゜(c=1.3,メタノール) IR(neat,cm-1);1735,1630,1615,1420,
1242,1172,1043,702 NMR(CDCl3,δ);1.73―2.97(4H,m,―C
H2H2 Ph) 3.00―3.69(5H,m,C5―H,
【式】) 4.03―4.90(2H,m,C2―H) 5.07(1H,m,C4―H) 7.23(5H,s,フエニルH) 9.37(2H,s,―COO×2) TLC〔Rf値(*2)〕;0.66 実施例 20 (2s)―1―〔〔(1―エトキシカルボニル―2
―オキソ―2―フエニルエチル)チオ〕アセチ
ル〕―2―ピロリジンカルボン酸の製造 (2s)―1―メルカプトアセチル―2―ピロリ
ジンカルボン酸0.6gおよびα―ブロモ―ベンゾ
イル酢酸エチル1.0gを用いて実施例9と同様に
操作し、シリカゲルカラムクロマトで精製して標
記化合物0.42g(収率36%)を得る。 〔α〕30 D−46.2゜(c=0.8,メタノール) IR(neat,cm-1);1733,1678,1632,1610,
1447,1258,1187,1025,1001,751,688 NMR(CDCl3,δ);1.18(3H,t,J=7Hz,
―COOCH2CH3 ) 1.53―2.48(4H,m,C3―H,C4―H) 3.07―3.90(4H,m,C5―H,―COCH2 ―S
―) 4.18(2H,q,J=7Hz,―COOCH2 CH3) 4.47(1H,m,C2―H) 5.42(j)(0.8,s,【式】) 7.37―8.20(5H,m,フエニルH) 8.56(1H,s,―COO) 13.88(j)(0.2H,br.,【式】) TLC〔Rf値(*7)〕;0.32 注 (j)この測定条件下(35%in CDCl3)では約
20%エノール型をとる。 実施例 21 (2s)―1―〔〔(1―カルボキシ―2―フエニ
ルプロピル)チオ〕アセチル〕―2―ピロリジ
ンカルボン酸の製造 (2s)―1―メルカプトアセチル―2―ピロリ
ジンカルボン酸0.6gおよび2―ブロモ―4―フ
エニル酪酸0.9gを用いて実施例9と同様に操作
し、シリカゲルカラムクロマトで精製して標記化
合物0.6g(収率46%)を得る。 〔α〕26 D−48.4゜(c=1.1,メタノール) IR(neat,cm-1);1730,1610,1450,1240,
1190,750,703 NMR(acetone―d6,δ);1.67―2.47(6H,
m,C3―H,C4―H,―CH2 CH2Ph) 2.78(2H,t,J=7.5Hz,―CH2CH2 Ph) 3.23―3.95(5H,m,C5―H,
【式】) 4.30―4.82(1H,m,C2―H) 7.20(5H,s,フエニルH) 9.83(2H,br.s,―COO×2) TLC〔Rf値(*6)〕;0.72 実施例 22 (2s)―1―〔〔(1―エトキシカルボニル―2
―オキソプロピル)チオ〕アセチル〕―2―ピ
ロリジンカルボン酸の製造 (2s)―1―メルカプトアセチル―2―ピロリ
ジンカルボン酸0.6gおよびα―ブロモアセト酢
酸エチル0.8gを用いて実施例9と同様に操作し、
シリカゲルカラムクロマトで精製して標記化合物
0.45g(収率45%)を得る。 〔α〕30 D−49.6゜(c=0.9,メタノール) IR(neat,cm-1);1736,1597,1450,1398,
1378,1333,1250,1191,1047,860,752,
662 NMR(CDCl3,δ);1.28(t,J=7.5Hz),
1.35(t,J=7Hz)(合計3H,―CO2CH2C
H3) 1.70―2.28(4H,m,C3―H,C4―H) 2.32(s),2.37(s)(合計3H,―COCH3 ) 3.13―3.57(2H,m,―COCH2 S―) 3.67(2H,t,J=5.5Hz,C5―H) 3.96―4.82(k)(3.5H,m,―CO2CH2 CH3,C2
―H,【式】) 9.93(1H,br.s,―COO) 13.53(k)(0.5H,br.s,【式】) TLC〔Rf値(*7)〕;0.29 注 (k)この測定条件下(33%in CDCl3)では約
50%エノール型をとる。 実施例 23 (4R)―3―〔〔(カルボキシメチル)アミノ〕
アセチル〕―2―フエニル―4―チアゾリジン
カルボン酸の製造 (4R)―3―クロロアセチル―2―フエニル
―4―チアゾリジンカルボン酸〔融点100―113
℃,〔α〕23 D+107.3゜(c=1.0,メタノール)〕4.2

およびグリシン0.83gを用い実施例11と同様に操
作して標記化合物1.18g(収率33%)を得る。 融点150―155℃ 〔α〕23 D+94.7゜(c=0.5,N NaOH) IR(nujol,cm-1);3420,3210,1650,839,
790 NMR(K2CO3 in D2O,δ);3.0―3.5(4H,
m,―NHCH2 COOH,C5―H) 3.73(2H,t,J=7.6Hz,―COCH2 NH―) 6.0(1H,s,C2―H) 7.0―7.7(5H,m,アリールH) TLC〔Rf値(*10)〕;0.45 実施例 24 (4R)―3―〔〔(4―カルボキシフエニル)
アミノ〕アセチル〕―2―(2―ヒドロキシフ
エニル)―4―チアゾリジンカルボン酸の製造 (4R)―3―クロロアセチル―2―(2―ヒ
ドロキシフエニル―4―チアゾリジンカルボン酸
0.60gおよびp―アミノ安息香酸0.55gを用い、
実施例10と同様に操作して標記化合物0.36g(収
率45%)を得る。 融点150―153℃(エタノール―エーテル) 〔α〕26 D+86.5゜(c=0.4,メタノール) IR(KBr,cm-1);3370―2900,1655,1602,
1175 NMR(DMSO―d6,δ);2.8―4.5(4H,m,
C5―H,―COCH2 NH―) 4.76(br.t,J=8Hz),5.33(br.)(合計1H,
C4―H) 6.0―8.23(9H,m,アリールH) 8.5―10.2(1H,br.,―O) TLC〔Rf値(*2)〕;0.74 実施例 25 (4R)―3―〔〔(2―カルボキシフエニル)
アミノ〕アセチル〕―4―チアゾリジンカルボ
ン酸の製造 (4R)―3―クロロアセチル―2―(2―ヒ
ドロキシフエニル)―4―チアゾリジンカルボン
酸0.90gおよびo―アミノ安息香酸0.83gを用い
実施例10と同様に操作して標記化合物0.40g(収
率50%)を得る。 融点172―173℃分解 〔α〕25 D+78.9゜(c=0.8,メタノール) IR(KBr,cm-1);3350,1720,1670,1644,
1568,1454,1398,1236,744 NMR(DMSO―d6,δ);2.9―4.5(4H,m,
C5―H,―COCH2 NH―) 4.75(br.t,J=6.5Hz),5.0―5.6(br.)(合計
1H,C4―H) 6.0―8.3(9H,m,アリールH) 9.4―9.7(br.),9.7―10.3(br.)(合計1H,―
) TLC〔Rf値(*2)〕;0.69 実施例 26 (4R)―3―〔〔(1―カルボキシ―3―フエ
ニルプロピル)アミノ〕アセチル〕―2―(2
―ヒドロキシフエニル)―4―チアゾリジンカ
ルボン酸の製造 (4R)―3―クロロアセチル―2―(2―ヒ
ドロキシフエニル)―4―チアゾリジンカルボン
酸2.3gおよび2―アミノ―4―フエニル酪酸0.6
gを用い、実施例10と同様に操作して標記化合物
0.4g(収率27%)を得る。 融点174―175℃分解(水) IR(KBr,cm-1);3400,1720,1660,1610,
1492,1452,1240,752,700 NMR(DMSO―d6,δ);1.50―2.17(2H,m,
―CH2 CH2Ph) 2.33―2.87(2H,m,―CH2CH2 Ph) 2.87―4.00(5H,m,
【式】C5―H) 4.50―5.17(1H,m,C4―H) 6.20(s),6.37(s),(合計1H,C2―H) 6.50―7.43,7.77―8.00(9H,m,アリール
H) 8.47(4H,br.,―COO×2,―N―,
―O) 実施例 27 (2s)―1―〔(2s)―2―〔ビス(カルボキ
シメチル)アミノ〕プロパノイル〕―2―ピロ
リジンカルボン酸の製造 (2s)―1―〔(2s)―2―〔ビス(エトキシ
カルボニル)アミノ〕プロパノイル〕―2―ピロ
リジンカルボン酸(実施例13の化合物)0.4gを
用い、実施例5と同様に操作して標記化合物0.09
g(収率26%)を得る。 〔α〕24 D−32.8゜(c=1.0,メタノール) IR(nujol,cm-1);3400,1720,1640,1460,
1380 TLC〔Rf値(*5)〕;0.10 実施例 28 (2s)―1―〔2―〔(2―カルボキシフエニ
ル)アミノ〕プロパノイル〕―2―ピロリジン
カルボン酸AおよびBの製造 (2s)―1―(2―クロロプロパノイル)―2
―ピロリジンカルボン酸2.1gおよびアントラニ
ル酸1.4gを用いて実施例11と同様に操作し、シ
リカゲルカラムクロマトで精製して標記化合物
A1.0g(収率33%)を結晶として得る。その母
液より標記化合物B1.38g(収率45%)を得る。 【表】 実施例 29 (2s)―1―〔(2s)―2―〔(N―エトキシカ
ルボニルメチル―N―フエニルアセチル)アミ
ノ〕プロパノイル〕―2―ピロリジンカルボン
酸の製造 (2s)―1―〔(2s)―2―〔(N―エトキシカ
ルボニルメチル―N―フエニルアセチル)アミ
ノ〕プロパノイル〕―2―ピロリジンカルボン酸
ベンジルエステル(実施例14の化合物)1.0gを
用い、実施例13と同様に操作して標記化合物0.8
g(定量的)を得る。 〔α〕23 D−99.7゜(c=1.1,メタノール) IR(CHCl3,cm-1);1743,1640,1445,1187 NMR(CDCl3,δ);1.26(3H,d,J=7Hz,
―COCH(CH3 )N―) 1.27(3H,t,J=7Hz,―CO2CH2CH3 ) 1.67―2.50(4H,m,C3―H,C4―H) 3.60(2H,s,―N―COCH2 Ph) 3.50―3.90(2H,m,C5―H) 4.17(2H,q,J=7Hz,―CO2CH2 CH3) 4.20(2H,s,―N―CH2 CO2Et) 4.30―4.60(1H,m,C2―H) 5.53(1H,q,J=7Hz,―COC(CH3
N―) 7.25(5H,s,―COCH2 Ph) 9.80(1H,br.s,―COO) TLC〔Rf値(*1)〕;0.35 実施例 30 (2s)―1―〔(2s)―2―〔(N―カルボキシ
メチル―N―フエニルアセチル)アミノ〕プロ
パノイル〕―2―ピロリジンカルボン酸の製造 (2s)―1―〔(2s)―2―〔(N―エトキシカ
ルボニルメチル―N―フエニルアセチル)アミ
ノ〕プロパノイル〕―2―ピロリジンカルボン酸
(実施例29の化合物)0.75gを用い、実施例5と
同様に操作して標記化合物0.58g(収率83%)を
得る。 融点205―206℃(酢酸エチル―メタノール) 〔α〕24 D−123.5゜(c=1.0,メタノール) IR(KBr,cm-1);3430,1727,1635,1598,
1426,1184 NMR(DMSO―d6,δ);1.15(3H,d,J=
7Hz,―COCH(CH3 )N―) 1.50―2.30(4H,m,C3―H,C4―H) 3.58(2H,s,―NCOCH2 Ph) 3.77―4.10(1H,m,C2―H) 4.13(2H,s,―NCH2 COOH) 5.32(1H,q,J=7Hz,―COC(CH3
N―) 7.23(5H,s,―COCH2C6 H5 ) 10.50―13.50(2H,br.,―COO×2) TLC〔Rf値(*6)〕;0.38 実施例 31 (2s)―1―〔(2s)―2―〔〔N―エトキシカ
ルボニルメチル―N―(3―フエニルプロパノ
イル)アミノ〕プロパノイル〕―2―ピロリジ
ンカルボン酸ベンジルエステルの製造 (2s)―1―〔(2s)―2―〔(エトキシカルボ
ニルメチル)アミノ〕プロパノイル〕―2―ピロ
リジンカルボン酸ベンジルエステル1.1gおよび
3―フエニルプロパノイルクロリド0.56gを用い
て実施例14と同様に操作し、シリカゲルカラムク
ロマトで精製して標記化合物1.4g(収率93%)
を得る。 〔α〕24 D−93.2゜(c=1.0,メタノール) IR(neat,cm-1);1746,1655,1647,1447,
1188 NMR(CDCl3,δ);1.22(3H,d,J=7Hz,
―COCH(CH3 )N―) 1.23(3H,t,J=7Hz,―CO2CH2CH3 ) 1.67―2.33(4H,m,C3―H,C4―H) 2.33―2.77(2H,m,―N―COCH2 CH2Ph) 2.77―3.27(2H,m,―N―COCH2CH2 Ph) 3.33―3.93(2H,m,C5―H) 4.13(2H,s,―NCH2 CO2Et) 4.15(2H,q,―CO2CH2 CH3) 4.30―4.60(1H,m,C2―H) 5.05―5.23(2H,ABq,J=12.5Hz,−CO2C
H2Ph) 5.58(1H,q,J=7Hz,―COC(CH3
N―) 7.20(5H,s,―COCH2CH2C6 H5 ) 7.32(5H,s,―CO2CH2C6 H5 ) TLC〔Rf値(*4)〕;0.51 実施例 32 (2s)―1―〔(2s)―2―〔〔N―エトキシカ
ルボニルメチル―N―(3―フエニルプロパノ
イル)〕アミノ〕プロパノイル〕―2―ピロリ
ジンカルボン酸の製造 (2s)―1―〔(2s)―2―〔〔N―エトキシカ
ルボニルメチル―N―(3―フエニルプロパノイ
ル)〕アミノ〕プロパノイル〕―2―ピロリジン
カルボン酸ベンジルエステル(実施例31の化合
物)1.2gを用い、実施例13と同様に操作して標
記化合物1.0g(定量的)を得る。 〔α〕23 D−94.7゜(c=1.2,メタノール) IR(CHCl3,cm-1);1746,1642,1449,1190 NMR(CDCl3,δ);1.22(3H,d,J=7Hz,
COCH(CH3 )N―) 1.23(3H,t,J=7Hz,―CO2CH2CH3 ) 1.67―2.33(4H,m,C3―H,C4―H) 2.33―2.77(2H,m,―NCOCH2 CH2Ph) 2.77―3.27(2H,m,―NCOCH2CH2 Ph) 3.65(2H,t,J=6Hz,C5―H) 4.07(2H,s,―NCH2 CO2Et) 4.10(2H,q,J=7Hz,―CO2CH2 CH3) 4.20―4.60(1H,m,C2―H) 5.53(1H,q,J=7Hz,―COC(CH3
N―) 7.17(5H,s,―COCH2CH2C6 H5 ) 9.88(1H,br.s,―COO) TLC〔Rf値(*1)〕;0.38 実施例 33 (2s)―1―〔(2s)―2―〔〔N―カルボキシ
メチル―N―(3―フエニルプロパノイル)〕
アミノ〕プロパノイル〕―2―ピロリジンカル
ボン酸の製造 (2s)―1―〔(2s)―2―〔〔N―エトキシカ
ルボニルメチル―N―(3―フエニルプロパノイ
ル)〕アミノ〕プロパノイル〕―2―ピロリジン
カルボン酸(実施例32の化合物)0.9gを用い、
実施例5と同様に操作して標記化合物0.8g(収
率96%)を得る。 〔α〕24 D−104.3゜(c=1.0,メタノール) IR(KBr,cm-1);3440,1735,1610,1450,
1185 NMR(DMSO―d6,δ);1.13(3H,d,J=
7Hz,―COCH(CH3 )N―) 1.60―2.33(4H,m,C3―H,C4―H) 2.33―3.10(4H,m,―NCOCH2 H2 Ph) 3.50(2H,t,J=6Hz,C5―H) 3.87(1H,t,J=6Hz,C2―H) 4.08(2H,s,―NCH2 COOH) 5.35(1H,q,J=7Hz,―COC(CH3
N―) 7.20(5H,s,―COCH2CH2C6 H5 ) 11.00―13.20(2H,br.―COO×2) TLC〔Rf値(*6)〕;0.45 実施例 34 (2s)―1―〔(2s)―2―〔(N―ベンジル―
N―エトキシカルボニルメチル)アミノ〕プロ
パノイル〕―2―ピロリジンカルボン酸ベンジ
ルエステルの製造 (2s)―1―〔(2s)―2―〔(エトキシカルボ
ニルメチル)アミノ〕プロパノイル〕―2―ピロ
リジンカルボン酸ベンジルエステル1.1gおよび
ベンジルブロミド0.43mlを用いて実施例12と同様
に操作し、シリカゲルカラムクロマトで精製して
標記化合物0.62g(収率46%)を得る。 〔α〕25 D−66.0゜(c=1.2,メタノール) IR(CHCl3,cm-1);1740,1639,1450,1425,
1185 NMR(CDCl3,δ);1.20(3H,t,J=7Hz,
―CO2CH2CH3 ) 1.27(3H,d,J=7Hz,―COCH(CH3
N―) 1.67―2.20(4H,m,C3―H,C4―H) 3.43(2H,s,―N―CH2 Ph) 3.52(1H,q,J=7Hz,―CO2CH2 CH3) 3.77(2H,s,―NCH2 CO2Et) 3.79(2H,t,J=6.2Hz,C5―H) 4.07(2H,q,J=7Hz,―CO2CH2 CH3) 4.52(1H,t,J=7Hz,C2―H) 5.00,5.20(2H,ABq,J=12Hz,―CO2C
H2Ph) 7.27(10H,s,―CO2CH2C6 H5 ,―N―
CH2C6 H5 ) TLC〔Rf値(*4)〕;0.57 実施例 35 (2s)―1―〔(2s)―2―〔(N―ベンジル―
N―カルボキシメチル)アミノ〕プロパノイ
ル〕―2―ピロリジンカルボン酸の製造 (2s)―1―〔〔(2s)―2―(N―ベンジル―
N―エトキシカルボニルメチル)アミノ〕プロパ
ノイル〕―2―ピロリジンカルボン酸(実施例34
の化合物)0.30gを用い、実施例5と同様に操作
して標記化合物0.19g(収率87%)を得る。 〔α〕25 D−59.0゜(c=1.1,メタノール) IR(KBr,cm-1);3420,1720,1638,1448,
1385 NMR(DMSO―d6,δ);1.13(3H,d,J=7
Hz,―COCH(CH3 )N―) 1.50―2.30(4H,m,C3―H,C4―H) 3.33(2H,s,―N―CH2 Ph) 3.77(2H,s,―N―CH2 COOH) 3.50―4.33(4H,m,―COC(CH3)N―,
C2―H,C5―H) 7.30(5H,s,―CH2C6 H5 ) 7.50―9.00(2H,br.―COO×2) TLC〔Rf値(*5)〕;0.17 実施例 36 (2s)―1―〔(2s)―2―〔N―アセチル―
N―〔(1s)―1―カルボキシ―3―フエニル
プロピル〕アミノ〕プロパノイル〕―2―ピロ
リジンカルボン酸の製造 (2s)―1―〔(2s)―2―〔〔(1s)―1―カ
ルボキシ―3―フエニルプロピル〕アミノ〕プロ
パノイル〕―2―ピロリジンカルボン酸1.4gお
よびアセチルクロリド0.45mlを用い、実施例14と
同様に操作して標記化合物0.94g(収率63%)を
得る。 融点195―196℃分解 IR(nujol,cm-1);1758,1720,1615,1600,
1380,750,700 NMR(CDCl3+DMSO―d6,δ);1.03―1.57
(3H,m,―COCH(CH3 )N―) 1.57―3.03(9H,m,C3―H,C4―H,―C
H2H2 Ph,【式】) 2.05(3H,s,―COCH3 ) 3.37―4.00(2H,m,C5―H) 4.03―4.93(2H,m,C2―H,―COC
(CH3)N―) 6.33(2H,s,―COO×2) 6.87―7.20(5H,m,アリールH) TLC〔Rf値(*6)〕;0.49 実施例 37 (2s)―1―〔2―〔4―(エトキシカルボニ
ルメチル)ピペラジニル〕プロパノイル〕―2
―ピロリジンカルボン酸ベンジルエステルの製
造 (2s)―1―(2―クロロプロパノイル)―2
―ピロリジンカルボン酸ベンジルエステル3.1g
およびN―(エトキシカルボニルメチル)ピペラ
ジン1.7gをベンゼン30mlに溶解し13時間加熱還
流する。反応液を減圧濃縮して得られる油状残渣
をエーテルに溶解し、水、飽和食塩水で洗浄した
のち無水硫酸マグネシウムで乾燥する。この溶液
に塩化水素ガスを飽和させたエーテルを加えて析
出する沈澱を取する。この沈澱を水に溶解し炭
酸ナトリウムで中和したのち、エーテルで抽出す
る。有機層を食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥したのち、減圧濃縮し標記化合物3.2
g(収率37%)を得る。 〔α〕23 D−46.9゜(c=0.5,メタノール) IR(neat,cm-1);1740,1642,1453,1425,
1170,740 NMR(CDCl3,δ);1.26(3H,t,J=7.0Hz,
―CO2CH2CH3 ) 1.13(d,J=5.8Hz),1.16(d,J=8.5Hz)
(合計3H,―COCH(CH3 )N―) 1.7―2.2(4H,m,C3―H,C4―H) 2.2―2.8(8H,m,ピペラジニル) 3.15(2H,s,―N―CH2 CO2Et) 3.3―3.8(2H,m,C5―H) 4.15(2H,q,J=7.0Hz,―CO2CH2 CH3) 4.0―4.7(2H,m,C2―H,―COC
(CH3)N―) 5.10(2H,s,―CH2 Ph) 7.28(5H,s,―CH2C6 H5 ) TLC〔Rf値(*8)〕;0.20 実施例 38 (2s)―1―〔2―〔4―(エトキシカルボニ
ルメチル)ピペラジニル〕プロパノイル〕―2
―ピロリジンカルボン酸の製造 (2s)―1―〔2―〔(4―エトキシカルボニ
ルメチル)ピペラジニル〕プロパノイル〕―2―
ピロリジンカルボン酸ベンジルエステル3.1gを
用い、実施例13と同様に操作して標記化合物2.2
g(収率90%)を得る。 〔α〕23 D−35.9゜(c=0.4,メタノール) NMR(D2O,δ);1.23(3H,t,J=7Hz,
―CO2CH2CH3 ) 1.43(d,J=6.8Hz),1.50(d,J=6.8Hz)
(合計3H,―COCH(CH3 )N―) 1.8―2.4(4H,m,C3―H,C4―H) 3.46(2H,s,―N―CH2 CO2Et) 2.8―4.0(10H,m,ピペラジニル,C5―H) 4.23(2H,q,J=7.2Hz,―CH2 CH3) 4.0―4.7(2H,m,―COC(CH3)N―,
C2―H) TLC〔Rf値(*5)〕;0.25 実施例 39 (2s)―1―〔2―〔4―(カルボキシメチ
ル)ピペラジニル〕プロパノイル〕―2―ピロ
リジンカルボン酸の製造 (2s)―1―〔2―〔(4―エトキシカルボニ
ルメチル)ピペラジニル〕プロパノイル〕―2―
ピロリジンカルボン酸1.8gを用い、実施例5と
同様に操作して標記化合物1.5g(収率90%)を
得る。 〔α〕23 D−33.9゜(c=0.4,H2O) IR(nujol,cm-1);1720,1610,1305,1228,
1200,680 NMR(D2O,δ);1.43(3H,d,J=6.5Hz,
―COCH(CH3 )N―) 1.7―2.5(4H,m,C3―H,C4―H) 3.76(2H,s,―N―CH2 CO2Et) 3.0―4.0(10H,m,ピペラジニル,C5―H) 4.1―4.8(2H,m,―COC(CH3)N―,
C2―H) TLC〔Rf値(*9)〕;0.34 薬理試験 1 Hoymanらの方法〔J.Biol.Chem.,240,877
(1965)〕に従つてラツト水晶体より抽出した酵素
―アルドース・レダクターゼを精製し、酵素―ア
ルドース.レダクターゼに対する本発明のチアゾ
リジン化合物の作用をJ.H.Kinoshitaの方法
〔Invest.Ophthal.,13,713(1974)〕に従つて測
定した。アルドース・レダクターゼ活性測定の反
応液は全量3.0ml〔0.007Mリン酸緩衝液(PH6.2),
0.46M硫酸リチウム,5×10-5M NADPH,4
×10-4M DL―グリセルアルデヒド,10Uアルド
ース・レダクターゼ酵素,10-4〜10-10M本発明
化合物〕とし、340nmの吸光度を測定した。その
結果を次表に示す。 【表】 【表】 薬理試験 2 アンジオテンシン変換酵素活性の測定法として
は、摘出平滑筋収縮作用または正常動物での血圧
上昇作用を指標として測定する生物学的検定法お
よび動物の肺臓或は他の組織より分離精製した酵
素を用いて化学的に検定する方法とがあるが、
invivoでのアンジオテンシンからアンジオテン
シンへの変換を知るには前者の方法が有利であ
ることが明らかにされている。従つて本実験では
アンジオテンシン作用後に生じるモルモツト摘
出回腸収縮作用を指標とする方法を用いた。 アンジオテンシン変換酵素阻害効果測定法 常法に準じてモルモツト摘出回腸標本を作成
し、30℃に加温したタイロード液20mlを含む臓器
浴に懸垂させ、95%O2+5%CO2ガスを通気させ
つつ、10分間隔でアンジオテンシン(最終濃度
0.1μg/ml)を添加し、発生する収縮力をFDピ
ツクアツプ(日本光電,ST―1T―H)を介し90
秒間レクチコーダー(日本光電)に記録した。 被検薬物はアンジオテンシン添加の5分前に
作用させた。 アンジオテンシン変換酵素阻害効果は下記の式
より求めた。 A−B/A×100 A:薬物作用前のアンジオテンシンの収縮強度 B:薬物作用後のアンジオテンシンの収縮強度 また、モルモツト回腸収縮作用を有するブラジ
キニンを分解する酵素即ちキニン分解酵素がア
ンジオテンシン変換酵素と同一であることから、
アンジオテンシンの代りにブラジキニン
(0.005μg/ml)を収縮物質として用い、被検薬
物のブラジキニン収縮増強効果を上述の方法で検
定した。 結 果 多くの本発明化合物のアンジオテンシン収縮
作用の50%抑制またはブラジキニン収縮作用の50
%増強する濃度は10-7〜10-9Mであつた。 薬理試験 3 アンジオテンシン変換酵素活性の測定法とし
て、Biochem.Pharmacol.,20.1637(1971)の
分光光度法を用いて測定した。原理は基質にヒプ
リル―L―ヒスチジル―L―ロイシン(HHL)
を用いて、家兎肺から抽出したアンジオテンシン
変換酵素と反応させると馬尿酸が遊離し、この遊
離した馬尿酸の吸光度を測定するものである。 アンジオテンシン変換酵素阻害効果測定法 下記の反応条件で反応させた。 100mM リン酸緩衝液(PH8.3) 300mM 塩化ナトリウム 5mM HHL 10-3〜10-9M 酵素阻害剤 5mU 酵素液 上記溶液0.25mlを37℃、30分間反応させたの
ち、1N塩酸0.25mlを加えて反応を止め、酢酸エ
チル1.5mlを加えて馬尿酸を抽出し、酢酸エチル
層1.0mlをとつて蒸発乾固したのち、水1.0mlを加
え、波長228nmにて吸光度を測定する。 アンジオテンシン変換酵素の阻害効果は下記の
式より求めた。 化合物の阻害率=A−B/A×100 A:反応液の吸光度 B:反応液に化合物を加えた場合の吸光度アンジ
オテンシン変換酵素を50%阻害するに要する
化合物の濃度(IC50) 1×10-3Mから1×10-9Mまでの各濃度の化合
物を加えて反応させ、各濃度における阻害率を上
記式より求め酵素活性を50%阻害するに要する化
合物の濃度(IC50)を計算した。 結 果 多くの本発明化合物のIC50は10-7〜10-10Mの範
囲であつた。 以上の薬理試験から明らかなように本発明化合
物〔〕は糖尿病合併症の予防および治療剤また
は降圧剤として有用なものである。降圧剤として
使用する場合、現在一般に行なわれているよう
に、場合により利尿剤(たとえばヒドロフロメチ
アジド、フロセミド、ブメタニド、等々)または
プロベネシド、キヤリナマイド等と組合わせるこ
とができる。本発明化合物の投与形態としては経
口投与または非経口投与のいずれでもよく、錠
剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、坐剤、注射剤な
どが治療用製剤として挙げられる。これらの製剤
は、特に高血圧の処置の際には通常の充てん剤の
ほかに、抗高血圧剤たとえばレセルピン、α―メ
チルドーパ、グアネチジン、クロニジンまたはヒ
ドララジンなど、またはβ―ブロツカー(例えば
プロプラノロール、アルプレノロール、ピンドロ
ール、ブフエトロール、ブプラノロール、ブニト
ロロール、プラクトロール、オクスプレノロー
ル、インデノロール、チモロール、ブノロール、
等々)を含有できる。また投与量は症状、投与方
法等により異なるが、通常1日1〜5000mgであり
好ましくは1日10〜1000mgを1回または数回に分
けて投与することができる。 次に製剤についてその組成を例示する。 製剤例 (1) 内服用剤 (イ) 錠剤 化合物1※ 50mg 乳糖 120mg 結晶セルロース 60mg カルボキシメチルセルロースカルシウム 7mgステアリン酸マグネシウム 3mg 計 240mg 化合物3 100mg 乳糖 95mg 結晶セルロース 45mg カルボキシメチルセルロースカルシウム 7mgステアリン酸マグネシウム 3mg 計 250mg ※化合物1は実施例1の標記化合物を示す。
以下同じ。 本錠剤は通常行なわれるフイルムコーテイング
を行なつても差支えなく、更に糖衣を行なうこと
もできる。 (ロ) 顆粒剤 化合物2 30mg ポリビニルピロリドン 25mg 乳糖 385mg ヒドロキシプロピルセルロース 50mgタルク 10mg 計 500mg (ハ) 散剤 化合物17 250mg 乳糖 240mg デンプン 480mgコロイダルシリカ 30mg 計 1000mg 化合物26 300mg 乳糖 230mg デンプン 440mgコロイダルシリカ 30mg 計 1000mg (ニ) カプセル剤 化合物10 50mg 乳糖 102mg 結晶セルロース 56mgコロイダルシリカ 2mg 計 210mg 化合物17 100mg 乳糖 60mg 結晶セルロース 38mgコロイダルシリカ 2mg 計 200mg 化合物26 200mg グリセリン 179.98mgパラオキシ安息香酸ブチル 0.02mg 計 380mg (2) 注射剤 (イ) 化合物18の水溶液(PH6.5〜7.0)で1ml中
に1〜30mg含む。 (ロ) 化合物21の水溶液(PH6.5〜7.0)で1ml中
に1〜30mg含む。 (3) 点眼液 5ml中に次の成分分量を含有する。 化合物1 50mg パラオキシ安息香酸プロピル 0.7mg パラオキシ安息香酸メチル 1.3mg 水酸化ナトリウム 適量(PH6.0) (4) 軟膏 1g中に次の成分分量を含有する。 化合物2 20mg 白色ワセリン 889.8mg 流動パラフイン 100mg パラオキシ安息香酸ブチル 0.2mg (5) 坐剤 1g中に次の成分分量を含有する。 化合物17 50mg ポリエチレングリコール1000 800mg ポリエチレングリコール 150mg

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式〔〕で表わされる化合物および
    その塩類。 〔式〔〕中、RAは水素原子またはフエニル
    基を示し、該フエニル基はヒドロキシ基もしくは
    ニトロ基で置換されていてもよい。 RBはヒドロキシ基または低級アルコキシ基を
    示し、低級アルコキシ基はさらにフエニル基で置
    換されていてもよい。 RCはヒドロキシ基、低級アルコキシ基、アミ
    ノ基、ヒドロキシアミノ基または
    【式】のいずれかを示す。 Q1は硫黄原子またはメチレン基を示す。 Aは―X―Y―Z―を示す。 Xはフエニル基で置換されていてもよい直鎖ま
    たは分枝の低級アルキレン基を示す。 Yは【式】―CO―、―S―、【式】 ―SCH2CO―、【式】または単結合を示 す。 RDは水素原子、低級アルキル基、低級アルカ
    ノイル基またはフエニル低級アルカノイル基のい
    ずれかを示し、低級アルキル基はさらにフエニル
    基、カルボキシル基、低級アルコキシカルボニル
    基で置換されていてもよい。 Zは直鎖または分枝の低級アルキレン基もしく
    は【式】を示し、低級アルキレン基は低級 アルカノイル基、フエニル基、フエニルカルボニ
    ル基で置換されていてもよい。 但しYが―S―または単結合を示す条件下では
    それに隣接する基が低級アルキレン基を示す場
    合、該アルキレン基は直鎖の低級アルキレン基を
    示さない。しかしRCがヒドロキシアミノ基を示
    す場合はこの限りではない。〕
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