JP2000204939A5 - - Google Patents

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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヘッドパイプから後方に延びるメインフレームと、前記ヘッドパイプから下方に延びるダウンフレームと、前記メインフレームの下方かつ前記ダウンフレームの後方に配置されたエンジンと、2次空気供給管が接続されて該2次空気供給管を介して前記エンジンの排気通路に2次空気を供給する排気2次空気弁と、燃料タンクとを備えた鞍乗型車両において、
前記排気2次空気弁を前記ダウンフレームに取り付けたことを特徴とする鞍乗型車両。
【請求項2】
前記2次空気供給管は、前記排気2次空気弁の空気出口パイプと、前記エンジンの接続口とを接続し、
前記接続口は前記空気出口パイプの下方に位置し、
前記空気出口パイプは下方に向かって開口することを特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両。
【請求項3】
前記排気2次空気弁に接続される2次空気取入れ管が、前記エンジンに対して、排気管が配置された側とは反対側において前記エンジンのシリンダヘッドカバーの近傍に配置されることを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗型車両。
【請求項4】
前記排気2次空気弁は、前記エンジンのシリンダヘッドカバーのシリンダヘッドとの合わせ面を含む仮想平面が、前記ダウンフレームと交差する部分より上方の位置であって、前記燃料タンクと前記エンジンとの間に形成されたスペースに配置されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の鞍乗型車両。
【請求項5】
前記排気2次空気弁は、前記燃料タンクおよび前記エンジンの左右方向端面より内側に位置していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の鞍乗型車両。
【請求項6】
前記排気2次空気弁は、前記エンジンのシリンダ軸線と略平行に下方に延びている前記ダウンフレームに固定されたステーに取り付けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の鞍乗型車両。
本出願発明は、上記したような難点を克服したものであって、エンジンを支持する車両のフレームに排気2次空気弁を取り付けることにより、2次空気供給管の長さを比較的短くして、排気2次空気装置をコンパクトにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および効果】
本出願の請求項1記載の発明は、ヘッドパイプから後方に延びるメインフレームと、前記ヘッドパイプから下方に延びるダウンフレームと、前記メインフレームの下方かつ前記ダウンフレームの後方に配置されたエンジンと、2次空気供給管が接続されて該2次空気供給管を介して前記エンジンの排気通路に2次空気を供給する排気2次空気弁と、燃料タンクとを備えた鞍乗型車両において、前記排気2次空気弁を前記ダウンフレームに取り付けた鞍乗型車両である。
そして、排気2次空気弁は、車両の既存のフレーム構造の一部であるダウンフレームに取り付けられるため、新たな取付け部材を設ける必要もない。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の鞍乗型車両において、前記2次空気供給管は、前記排気2次空気弁の空気出口パイプと、前記エンジンの接続口とを接続し、前記接続口は前記空気出口パイプの下方に位置し、前記空気出口パイプは下方に向かって開口するものである。
この請求項2記載の事項によれば、排気2次空気弁自体がエンジンに近いことで、2次空気供給管の長さが短くなる上に、2次空気供給管は、空気出口パイプと該空気出口パイプの下方に位置する接続口とを接続していて、空気出口パイプが下方を向いていることで、さらに2次空気供給管の長さが短くなる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の鞍乗型車両において、前記排気2次空気弁に接続される2次空気取入れ管が、前記エンジンに対して、排気管が配置された側とは反対側において前記エンジンのシリンダヘッドカバーの近傍に配置されるものである。
この請求項3記載の事項によれば、2次空気に対する排気管による加熱の影響が少なくなる。
請求項4記載の発明は、前記排気2次空気弁は、請求項1から3のいずれか1項記載の鞍乗型車両において、前記エンジンのシリンダヘッドカバーのシリンダヘッドとの合わせ面を含む仮想平面が、前記ダウンフレームと交差する部分より上方の位置であって、前記燃料タンクと前記エンジンとの間に形成されたスペースに配置されるものである。
この請求項4記載の事項によれば、該スペースを利用することにより、排気2次空気弁からエンジンまで延びる2次空気供給管の長さを短くすることができるとともに、周辺装置の配置に影響を与えることがなく、排気2次空気弁を配置することができる。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項記載の鞍乗型車両において、前記排気2次空気弁は、前記燃料タンクおよび前記エンジンの左右方向端面より内側に位置しているものである。
この請求項5記載の事項によれば、車両が地面に対して横置きとなった場合にも、排気2次空気弁が地面と接触する可能性は少なく、その接触による損傷は受け難くなる。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項記載の鞍乗型車両において、前記排気2次空気弁は、前記エンジンのシリンダ軸線と略平行に下方に延びている前記ダウンフレームに固定されたステーに取り付けられているものである。
【0011】
【発明の実施形態】
以下、図1ないし図7に図示された本出願発明の一実施形態の鞍乗型車両について説明する。図1は、本出願発明の実施形態の鞍乗型車両の一種である自動2輪車1の概略側面図である。燃料タンク3を備える自動2輪車1は、ヘッドパイプ2と、ヘッドパイプ2から燃料タンク3の下面に形成された凹部を通って車両の後方に延びる一本のメインフレーム4と、ヘッドパイプ2から下方に延びる一本のダウンフレーム5とを備えており、いわゆるセミダブルクレードルと呼ばれるフレーム構造を有している。メインフレーム4の下方で、ダウンフレーム5の後方に位置しているエンジン6は、空冷式で、頭上弁式4バルブで単気筒の4ストローク1サイクルエンジンであり、二つの吸気弁および二つの排気弁を有する。
一方、取付けフランジ27aに形成されたボルト孔27b軸線方向の弁ボディ27の一方の面には、負圧導入パイプ30が形成されたダイヤフラム室カバー31が取り付けられている。そして、弁ボディ27とダイヤフラム室カバー31とにより、制御弁32が取り付けられたステム33が固着されているダイヤフラム34の周縁部が挟着されている。ダイヤフラム34とダイヤフラム室カバー31とにより形成される負圧室35には、負圧導入パイプ30に接続される負圧管36を介して吸気マニホールドの負圧が導入されて、吸気マニホールド負圧に応じて制御弁32の位置が制御される。
2次空気供給管25は、接続口24が設けられているエンジン6前側の前方に位置するダウンフレーム5に取り付けらていて、しかも下方を向いて開口している空気出口パイプ23から、空気出口パイプ23の下方に位置する接続口24へ接続されることで、2次空気供給管25の長さをさらに短くすることができる。さらに、2次空気供給管25に走行風が当たることにより、2次空気供給管25は走行風により冷却されるため、2次空気供給管25を流れる空気が過度に高温になることがないので、空気の密度の低下も小さく、浄化率の低下を抑制できる。
2次空気取入れ管22は、排気管10,11が配置された側とは反対側のシリンダヘッドカバー6c近傍に配置されているので、2次空気に対する排気管10,11による加熱の影響は少なく、リード弁28に供給される空気の密度低下は小さい。また、2次空気取入れ管22は略直線状に配置にされているので、管22の長さが短い。
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