JP2000220668A - 車両用ディスクブレーキのハンガーピン抜止め構造 - Google Patents
車両用ディスクブレーキのハンガーピン抜止め構造Info
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Abstract
となく簡便に行う。車体振動等の外力が作用した場合に
も、ハンガーピンを確実に抜け止めする。 【解決手段】 ピン装着孔3jに、軸挿通孔3mと差し
込み孔3nと係止孔3oとを設ける。ハンガーピン13
を軸挿通孔3mに、挿通して頭部13bの端面13dを
係止孔3oに配設する。プラグ15の係止部15b,1
5bを段部3qに係止し、プラグ本体15aをハンガー
ピン13の端面13dに近接配置する。
Description
車等の車両に用いられるディスクブレーキに係り、詳し
くは、デイスクロータの両側部に配設される一対の摩擦
パッドを吊持するハンガーピンの抜止め構造に関する。
ハンガーピンに吊り下げる形式のディスクブレーキとし
て、例えば、特開平10−184746号公報や実開平
4−127436号公報に示されるものがある。
であるキャリパボディの双方の作用部をディスクロータ
の両側部に対向配置し、両作用部のディスクロータ外周
縁よりも外側で対向する隆条部に、めねじ孔とピン係止
孔とをディスク軸方向の軸線上に連続して設け、一方の
ピン係止孔にハンガーピンの先端を挿通し、該ハンガー
ピンの頭部外周のおねじを他方のめねじ孔に螺着して、
キャリパボディの双方のパッド押動部にハンガーピンを
掛け渡すと共に、前記めねじ孔の反ディスクロータ側に
緩み止め用のナットを螺着して、該ナットとハンガーピ
ン頭部の先端面同士を当接させることにより、ハンガー
ピンを抜け止めしている。
ボディの両作用部のディスクロータ外周縁よりも外側で
対向する隆条部に、ピン係止孔をディスク軸方向の軸線
上に連続して設け、該ピン係止孔に両端を挿通して、前
記双方のパッド押動部に掛け渡されるハンガーピンを、
ばね用の線材で形成された弾性クリップで抜け止めする
ものであって、中間部に前記ハンガーピンよりも小径の
ループ部を備えた線材の両端部を一側方へ平行に折曲し
て、前記ループ部を拡縮するつまみ部を形成し、該つま
み部の先端部を鈎形の係止部を形成して前記弾性クリッ
プとなすと共に、該係止部を前記キャリパボディに穿設
されたクリップ係止孔に係止することにより、前記ルー
プ部を前記ピン係止孔のいずれか1つの開口部に臨ませ
て配置し、該ループ部に前記ハンガーピンを挿通して、
該ハンガーピンに形成された係合溝にループ部を係合す
ることにより、ハンガーピンを抜け止めしている。
ーピンをロックナットで抜け止めする前者のものでは、
専用工具を用いてロックナットを規定のトルクで締め付
けしなければならないという煩わしさがあり、さらにロ
ックナットを規定のトルクで締め付けた場合にも、ロッ
クナットが車体振動等で緩む懸念がある。
止めする後者のものでは、キャリパボディにクリップ係
止孔を専用に加工しなければならず、さらに双方のピン
係止孔の反ディスクロータ側に、ハンガーピンの頭部と
先端とを突出させるために、ハンガーピンの全長と重量
が増加してしまう。
を工具を用いることなく簡便に行うことができ、また車
体振動等の外力が作用した場合にもハンガーピンを確実
に抜け止めすることのできる構造を提供することを目的
としている。
1の発明では、ブリッジ部の両端に連続するキャリパボ
ディのパッド押動部をディスクロータの両側部に対向配
置し、両パッド押動部のピン装着孔に先端側と基端側と
を挿通して両パッド押動部間に架設されるハンガーピン
にて、両パッド押動部間に前記ディスクロータを挟んで
配設される一対の摩擦パッドをディスク軸方向へ移動可
能に吊持する車両用ディスクブレーキにおいて、前記ピ
ン装着孔のいずれか一方を、ディスクロータ側へ開口す
る軸挿通孔と、反ディスクロータ側へ開口する差し込み
孔とをこれらよりも大径の係止孔でつないで形成し、前
記ハンガーピンを前記軸挿通孔に挿通して、該ハンガー
ピン基端の大径な頭部の端面を前記係止孔に配設し、前
記ピン装着孔のハンガーピンよりも反ディスクロータ側
に抜け止め用のプラグを係脱可能に設けると共に、該プ
ラグに、前記係止孔の内部で前記ハンガーピンの頭部端
面と対峙するプラグ本体と、該プラグ本体に連続し、且
つ自由状態において前記差し込み孔と前記係止孔との段
部に係合する複数の係止部と、該係止部に連続して前記
差し込み孔から反ディスクロータ側へ突出して配設さ
れ、前記複数の係止部を前記ピン装着孔の半径方向内外
に移動させて該係止部を前記段部に係脱させる複数のつ
まみ部とを設ける。
ーピンは、係止孔内部の頭部端面にプラグのプラグ本体
を対峙させ、該プラグの係止部を、ピン装着孔の係止孔
と差し込み孔との段部に係着することによって抜け止め
される。また、キャリパボディからハンガーピンを取り
外す場合には、差し込み孔から反ディスクロータ側へ突
出する複数のつまみ部の端部をピン装着孔の半径方向内
側へつまむことにより、係止孔と差し込み孔との段部に
係合している複数の係止部が半径方向内側へ移動して段
部から外れ、該係止部を差し込み孔の径内に位置させた
状態でプラグを引き抜くことにより、ハンガーピンの引
き抜きが可能となる。
に連続するキャリパボディのパッド押動部をディスクロ
ータの両側部に対向配置し、両パッド押動部のピン装着
孔に先端側と基端側とを挿通して両パッド押動部間に架
設されるハンガーピンにて、両パッド押動部間に前記デ
ィスクロータを挟んで配設される一対の摩擦パッドをデ
ィスク軸方向へ移動可能に吊持する車両用ディスクブレ
ーキにおいて、前記ピン装着孔のいずれか一方を、ディ
スクロータ側へ開口する小径の軸挿通孔と、反ディスク
ロータ側へ開口する大径の差し込み孔とをつないで形成
し、該差し込み孔の反ディスクロータ側に周溝を形成
し、前記ハンガーピンを前記軸挿通孔に挿通して、該ハ
ンガーピン基端の大径な頭部を前記差し込み孔のディス
クロータ側に配設し、該差し込み孔の反ディスクロータ
側に抜け止め用のプラグを係脱可能に設けると共に、該
プラグに、前記差し込み孔の内部で前記ハンガーピンの
頭部端面と対峙するプラグ本体と、該プラグ本体に連続
し、且つ自由状態において前記周溝に係合する複数の係
止部と、該係止部に連続して前記差し込み孔から反ディ
スクロータ側へ突出して配設され、前記複数の係止部を
前記ピン装着孔の半径方向内外に移動させて該係止部を
前記周溝に係脱させる複数のつまみ部とを設ける。
たハンガーピンは、差し込み孔内部の頭部端面にプラグ
のプラグ本体を対峙させ、該プラグの係止部を、差し込
み孔の周溝に係着することによって抜け止めされる。ま
た、キャリパボディからハンガーピンを取り外す場合に
は、差し込み孔から反ディスクロータ側へ突出する複数
のつまみ部の端部をピン装着孔の半径方向内側へつまむ
ことにより、周溝に係合している複数の係止部が半径方
向内側へ移動して周溝から外れ、該係止部を差し込み孔
の径内に位置させた状態でプラグを引き抜くことによ
り、ハンガーピンの引き抜きが可能となる。
2発明において、ハンガーピンの頭部端面に工具掛け孔
を凹設し、該工具掛け孔をプラグ本体にて覆うもので、
プラグ本体が工具掛け孔に土砂が侵入して埋まるのを防
止する。
基づいて説明する。
示し、図1は図2のI−I断面図、図2はディスクブレ
ーキの一部断面正面図、図3はディスクブレーキの一部
断面平面図、図4はハンガーピンとプラグの分解斜視図
である。図5は本発明の第2形態例を示すハンガーピン
とプラグの分解斜視図、図6は本発明の第3形態例を示
すハンガーピンとプラグの分解斜視図である。図7及び
図8は本発明の第4形態例を示し、図7はディスクブレ
ーキの要部断面図、図8はハンガーピンとプラグの分解
斜視図である。
レーキ1は、図示しない車輪と矢印A方向へ一体に回転
するディスクロータ2と、該ディスクロータ2をブリッ
ジ部3cで跨いで配設される4ポットピストン対向型の
キャリパボディ3と、該キャリパボディ3の作用部3
a,3bの間にディスクロータ2を挟んで配設される一
対の摩擦パッド4,4とからなっている。キャリパボデ
ィ3は、ブリッジ部3cの中央部から2分割されたキャ
リパ半体3d,3eのディスク回入側と回出側の両側部
を、それぞれ2本の連結ボルト5,5で連結して構成さ
れており、一方のキャリパ半体3dのディスク回出側と
デイスク半径方向内側に延設された車体取り付け腕3
f,3gの先端をボルト止めにて車体に固着されてい
る。
ブリッジ部3cの半分が設けられ、また他方のキャリパ
半体3eには作用部3bとブリッジ部3cの半分が設け
られている。作用部3a,3bは、本発明のパッド押動
部に相当するもので、各作用部3a,3bにディスクロ
ータ側を開口して設けられた大小4つのシリンダ孔6
に、それぞれコップ状のピストン7が液密且つ移動可能
に内挿され、該ピストン7とシリンダ孔6との底壁間に
それぞれ液圧室8が画成される。
は、ユニオン孔9が作用部3a内の液圧室8,8に連通
して設けられ、さらに双方の4つの液圧室8が図示しな
い液通孔にて連通されていて、ユニオン孔9から導入さ
れた作動液が各液圧室8へ供給されると共に、作動液中
に混入するエアを一方の作用部3aに螺着したブリーダ
スクリュ10を通して外部へ排出できるようにしてい
る。
側面に摺接するライニング11と、ハンガーピン13に
保持される裏板12とからなっており、裏板12の上部
中央に延びる吊下げ片12aには、ハンガーピン13が
差込まれるピン孔12bが穿設されている。作用部3
a,3bのディスク半径方向外側には、隆条部3h,3
iが天井開口部14を挟んで設けられており、該隆条部
3h,3iには、ハンガーピン13を挿通するピン装着
孔3j,3kがディスク軸方向の軸線上に設けられてい
る。
クロータ側へ開口する段状の軸挿通孔3mと、反ディス
クロータ側へ開口する差し込み孔3nとを、これらより
も大径の係止孔3oでつないで形成されており、また作
用部3b側のピン装着孔3kは、隆条部3iのデイスク
ロータ側と反ディスクロータ側とに同一径で貫通するス
トレート孔に形成されている。ピン装着孔3jの軸挿通
孔3mの反ディスクロータ側にはめねじ3pが刻設さ
れ、係止孔3oのディスクロータ側は、軸挿通孔3mへ
向けて窄まるテーパ状に形成されている。
端に大径の頭部13bが設けられ、該頭部13bの外周
面におねじ13cが刻設されると共に、頭部13bの端
面13dに六角形の工具掛け孔13eが凹設されてい
る。ハンガーピン13は、軸部13aを一方の作用部3
aのピン装着孔3jの差し込み孔3nより差し込んで、
軸挿通孔3mから突出する軸部13aの先端を作用部3
b側のピン装着孔3kへ差し込み、さらに頭部13aの
工具掛け孔13eに差し込んだ六角棒スパナ(図示しな
い)にて、頭部13a外周のおねじ13cを軸挿通孔3
mのめねじ3pに螺着して取り付けしたのち、ピン装着
孔3jの差し込み孔3nと係止孔3oとにプラグ15を
係着して抜け止めされる。
5aと、該プラグ本体15aから一側方へ相対向して延
びる一対の係止部15b,15bと、該係止部15b,
15bから平行に突出する一対のつまみ部15c,15
cとよりなっている。プラグ本体15aは、ピン装着孔
3jの差し込み孔3nよりも小径で、且つハンガーピン
13の工具掛け孔13eよりも大きく形成されており、
また係止部15b,15bは、プラグ本体15aから外
側へ傾斜するテーパ状のガイド部15dと、該ガイド部
15dからつまみ部15cにプラグ本体15aと平行に
連なる平板状の当接部15eとのく字状に形成されてい
る。
15cには適度な弾性力が設定されていて、つまみ部1
5c,15cをつまんだり離したりすることにより、係
止部15b,15bを内外方向へ移動させることができ
るようにしている。係止部15b,15bの当接部15
e,15eは、つまみ部15c,15cをつまみ操作し
ない自由状態において、差し込み孔3nの直径の内外に
跨るように設定されており、つまみ部15c,15cを
つまみ操作した場合には、双方の当接部15e,15e
が差し込み孔3nの直径よりも小さくすぼみ、またつま
み部15c,15cのつまみ操作を解除した場合には、
当接部15e,15eが差し込み孔3nの内外に亙る自
由状態に復帰するようになっている。
ガーピン13を上述のようにして取り付けしたのち、つ
まみ部15c,15cの先端を内側へつまんで、自由状
態の係止部15b,15bを差し込み孔3nよりも小さ
くすぼめながら、係止部15b,15bの全体をピン装
着孔3jの係止孔3oに差し入れて、つまみ部15c,
15cから手を離すことにより、係止部15b,15b
がピン装着孔3jの半径方向外側へ拡がって自由状態に
復帰し、該係止部15b,15bの当接部15e,15
eが差し込み孔3nと係止孔3oとの段部3qに係合し
て、プラグ15自体が抜け止めされる。
ハンガーピン13の頭部13bの端面13dに密着また
は近接して位置し、該プラグ本体15aにてハンガーピ
ン13がピン装着孔3j側へ抜け出るのを防止すると共
に、プラグ本体15aがハンガーピン13端面13dの
工具掛け孔13eを覆って、工具掛け孔13eがピン装
着孔3jから侵入した土砂で目詰まりするのを有効に防
止する。
ンス等でハンガーピン13をキャリパボディ3から取り
外す場合には、ピン装着孔3jの差し込み孔3nから反
ディスクロータ側へ突出するつまみ部15c,15cの
端部をピン装着孔3jの半径方向内側へつまむことによ
り、段部3qに当接部15e,15eにて係合している
自由状態の係止部15b,15bが半径方向内側へ移動
して、当接部15e,15eが段部3qから外れ、該係
止部15b,15bを差し込み孔3nの径内に位置させ
た状態でプラグ15を引き抜くことにより、ハンガーピ
ン13の引き抜きが可能となる。
jへのプラグ15の係脱を工具なしでワンタッチで行う
のにも拘わらず、ハンガーピン13の抜け止めをプラグ
15にて簡便且つ確実に行うことができる。さらに本形
態例は、ハンガーピン13のおねじ13bとピン装着孔
3jのめねじ3pとを螺着した二重構造であるため、よ
り一層確実な抜け止めが図れる。
ラグ15において、係止部15b,15bから突出する
プラグ本体15aの両側部を切除して、該プラグ本体1
5aを係止部15b,15bと同一幅に形成したもの
で、ハンガーピン13の抜け止めだけを目的とする場合
には、プラグ本体15aにハンガーピン13の頭部13
bの端面13dと当接する面積があれば足りる。
5b,15bに設けたテーパ状のガイド部15d,15
dは、ピン装着孔3jへの差し込みを円滑に案内するの
に役立つが、ピン装着孔3jへの抜き差しが可能であれ
ば、図6の第3形態例に示すプラグ15のように、係止
部15bをL字状に形成しても差し支えない。
3a側のピン装着孔3jを、ディスクロータ側へ開口す
る小径の軸挿通孔3rと、反ディスクロータ側へ開口す
る大径の差し込み孔3sとをつないで形成されており、
差し込み孔3sの略全長にめねじ3tを刻設して、該め
ねじ3tのディスクロータ側をハンガーピン13の取り
付けに用いると共に、めねじ3tの反ディスクロータ側
全体を、本形態例における周溝(符号なし)となしてい
る。
形態例と同一のものが用いられ、軸部13aをピン装着
孔3jの差し込み孔3sから軸挿通孔3rへ挿通し、頭
部13bの工具掛け孔13eに差し込んだ六角棒スパナ
(図示しない)にて、頭部13bのおねじ13cを差し
込み孔3sのめねじ3tにねじ込んで、頭部13bを差
し込み孔3sのディスクロータ側へ配設したのち、めね
じ3tの反ディスクロータ側にプラグ20を係脱可能に
装着して抜け止めされる。
0aと、該プラグ本体20aの一側面から突出する一対
の係止部20b,20bと、該係止部20b,20bか
ら平行に突出する一対のつまみ部20c,20cとより
なっている。プラグ本体20aは、差し込み孔3sのめ
ねじ3tよりも小径で、ハンガーピン13の工具掛け孔
13eよりも大きく形成され、また係止部20b,20
bのつまみ部側には、半径方向外側へ略V字状に突出す
る係合爪20d,20dが形成されており、係合爪20
d,20dを含む係止部20b,20bの全体は、差し
込み孔3sのめねじ3tのリード角に合わせた非対称形
状となっている。
設定されていて、つまみ部20c,20cをつまんだり
離したりすることにより、係止部20b,20bを内外
方向へ移動させることができるようになっている。係合
爪20d,20dの先端には、つまみ部20c,20c
をつまみ操作しない自由状態において、差し込み孔3s
のめねじ3tの直径と同一の間隔乃至はそれよりも広い
間隔が設定されており、つまみ部20c,20cをつま
み操作した場合には、係合爪20d,20dの全体が差
し込み孔3sの直径よりも小さくすぼみ、つまみ部20
c,20cのつまみ操作を解除した場合に、係合爪20
d,20dの先端がめねじ3tの直径と同一またはそれ
よりも広い間隔の自由状態に復帰するようになってい
る。
ガーピン13を上述のようにして取り付けしたのち、つ
まみ部20c,20cの先端を内側へつまんで、自由状
態の係止部20b,20bの全体を差し込み孔3sのめ
ねじ3tよりも小さくすぼめながら、係止部20b,2
0bの全体を差し込み孔3sに差し入れて、プラグ本体
20aをハンガーピン13の頭部13bの端面13dに
当接させたのち、つまみ部20c,20cから手を離す
ことにより、係止部20b,20bがピン装着孔3jの
半径方向外側へ拡がって自由状態に復帰し、該係止部2
0b,20bの係合爪20d,20dが差し込み孔3s
のめねじ3tに係合して、プラグ20とハンガーピン1
3とが抜け止めされる。
略V字状に形成した本形態例では、つまみ部20c,2
0cをつままずに係止部20b,20bを差し込み孔3
sに差し入れても、係合爪20d,20dがめねじ3t
を滑って係止部20b,20bを内外に撓ませながら入
り込ませることができる。
する差し込み孔3sの略全長にめねじ3tを刻設して、
該めねじ3tのディスクロータ側を、本発明の周溝とし
て兼用したことも特徴であり、プラグ20の係合爪20
d,20dをめねじ3tの任意の位置に係合させること
ができる。この場合には、プラグ本体20aとハンガー
ピン13の頭部13bの端面13dとの間に間隔があく
場合もあるが、プラグ20とハンガーピン13の抜け止
めには何等支障がない。さらに本形態例は、差し込み孔
3sに形成しためねじ3tを省略してもよく、この場合
には、差し込み孔3sの反ディスクロータ側に専用の周
溝を形成して、プラグ20の係止爪20d,20dを係
合させることとなる。
取付をねじ螺合の併用で説明したが、本発明はこのねじ
螺合を省略してプラグだけを用いても、ハンガーピンの
抜け止めを簡便で確実に行うことができる。さらにプラ
グ本体は、ハンガーピンの頭部端面と当接するものであ
れば、形態例以外の形状であってもよく、プラグの係止
部やつまみ部を3つ以上の複数個とすることもできる。
また、ハンガーピンの先端を受ける他方のピン装着孔
は、反ディスクロータ側を塞いだ有底孔などの他形状で
あってもよい。
孔の係止孔またはピン差し込み孔内でハンガーピンの頭
部端面と対峙していればよく、ハンガーピンの頭部端面
との間に多少の空隙があってもハンガーピンの抜け止め
は可能である。この場合には、ハンガーピンがプラグ本
体との空隙の分だけ軸方向へガタ付くことになるが、ハ
ンガーピンとピン装着孔並びにプラグの寸法精度がラフ
なものでよく、加工が容易となるメリットがある。
向型のキャリパボディ以外に、シリンダ孔にピストンを
収容した作用部と、反力爪を備えた反作用部とをブリッ
ジ部でつないだキャリパボディを、スライドピンでディ
スク軸方向へ案内するピンスライド型のキャリパボディ
にも適用が可能で、この場合には作用部と反作用部とが
本発明で言うパッド押動部となる。
れば、ハンガーピンの抜け止め部材であるプラグを、ピ
ン装着孔へ工具なしでワンタッチで容易に係脱しなが
ら、ハンガーピンの抜け止めを短時間で簡便且つ確実に
行うことができ、車体振動や慮外の外力にも、ハンガー
ピンの抜け止めを確実に維持できる。また、ハンガーピ
ンとピン装着孔とをねじ螺合を併用すると、より確実な
二重の抜け止め構造となる。さらに本発明によれば、ハ
ンガーピンの全長を短縮することが可能で、ディスクブ
レーキ全体の小型・軽量化と、ばね下重量の軽減が図れ
る。
孔を凹設し、プラグ本体にて少なくとも工具掛け孔を覆
うことにより、工具掛け孔が土砂で埋まるのを防止でき
て、ハンガーピンのスムーズな着脱作業を行うことがで
きる。
図
の一部断面正面図
の一部断面平面図
ラグの分解斜視図
ラグの分解斜視図
ラグの分解斜視図
ラグの分解斜視図
Claims (3)
- 【請求項1】 ブリッジ部の両端に連続するキャリパボ
ディのパッド押動部をディスクロータの両側部に対向配
置し、両パッド押動部のピン装着孔に先端側と基端側と
を挿通して両パッド押動部間に架設されるハンガーピン
にて、両パッド押動部間に前記ディスクロータを挟んで
配設される一対の摩擦パッドをディスク軸方向へ移動可
能に吊持する車両用ディスクブレーキにおいて、前記ピ
ン装着孔のいずれか一方を、ディスクロータ側へ開口す
る軸挿通孔と、反ディスクロータ側へ開口する差し込み
孔とをこれらよりも大径の係止孔でつないで形成し、前
記ハンガーピンを前記軸挿通孔に挿通して、該ハンガー
ピン基端の大径な頭部の端面を前記係止孔に配設し、前
記ピン装着孔のハンガーピンよりも反ディスクロータ側
に抜け止め用のプラグを係脱可能に設けると共に、該プ
ラグに、前記係止孔の内部で前記ハンガーピンの頭部端
面と対峙するプラグ本体と、該プラグ本体に連続し、且
つ自由状態において前記差し込み孔と前記係止孔との段
部に係合する複数の係止部と、該係止部に連続して前記
差し込み孔から反ディスクロータ側へ突出して配設さ
れ、前記複数の係止部を前記ピン装着孔の半径方向内外
に移動させて該係止部を前記段部に係脱させる複数のつ
まみ部とを設けたことを特徴とする車両用ディスクブレ
ーキのハンガーピン抜止め構造。 - 【請求項2】 ブリッジ部の両端に連続するキャリパボ
ディのパッド押動部をディスクロータの両側部に対向配
置し、両パッド押動部のピン装着孔に先端側と基端側と
を挿通して両パッド押動部間に架設されるハンガーピン
にて、両パッド押動部間に前記ディスクロータを挟んで
配設される一対の摩擦パッドをディスク軸方向へ移動可
能に吊持する車両用ディスクブレーキにおいて、前記ピ
ン装着孔のいずれか一方を、ディスクロータ側へ開口す
る小径の軸挿通孔と、反ディスクロータ側へ開口する大
径の差し込み孔とをつないで形成し、該差し込み孔の反
ディスクロータ側に周溝を形成し、前記ハンガーピンを
前記軸挿通孔に挿通して、該ハンガーピン基端の大径な
頭部を前記差し込み孔のディスクロータ側に配設し、該
差し込み孔の反ディスクロータ側に抜け止め用のプラグ
を係脱可能に設けると共に、該プラグに、前記差し込み
孔の内部で前記ハンガーピンの頭部端面と対峙するプラ
グ本体と、該プラグ本体に連続し、且つ自由状態におい
て前記周溝に係合する複数の係止部と、該係止部に連続
して前記差し込み孔から反ディスクロータ側へ突出して
配設され、前記複数の係止部を前記ピン装着孔の半径方
向内外に移動させて該係止部を前記周溝に係脱させる複
数のつまみ部とを設けたことを特徴とする車両用ディス
クブレーキのハンガーピン抜止め構造。 - 【請求項3】 前記ハンガーピンの頭部端面に工具掛け
孔を凹設し、該工具掛け孔を前記プラグ本体にて覆った
ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用ディ
スクブレーキのハンガーピン抜止め構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| JP2001099346A (ja) * | 1999-09-09 | 2001-04-10 | Luk Lamellen & Kupplungsbau Gmbh | 弁 |
| JP2001254767A (ja) * | 2000-03-08 | 2001-09-21 | Tokico Ltd | ディスクブレーキ |
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1999
- 1999-02-02 JP JP02522599A patent/JP4067676B2/ja not_active Expired - Fee Related
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