JP2000238228A - 直描型水なし平版印刷版原版の製版方法 - Google Patents
直描型水なし平版印刷版原版の製版方法Info
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- JP2000238228A JP2000238228A JP3982499A JP3982499A JP2000238228A JP 2000238228 A JP2000238228 A JP 2000238228A JP 3982499 A JP3982499 A JP 3982499A JP 3982499 A JP3982499 A JP 3982499A JP 2000238228 A JP2000238228 A JP 2000238228A
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- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】印刷時に見当合わせの精度を向上し、生産性を
向上させる直描型水なし平版印刷版原版の製版方法を提
供する。 【解決手段】直描型水なし平版印刷版原版に切り欠きを
設け、切り欠きを基準として製版機にセットした後、レ
ーザー光を照射して画像形成することを特徴とする直描
型水なし平版印刷版原版の製版方法。
向上させる直描型水なし平版印刷版原版の製版方法を提
供する。 【解決手段】直描型水なし平版印刷版原版に切り欠きを
設け、切り欠きを基準として製版機にセットした後、レ
ーザー光を照射して画像形成することを特徴とする直描
型水なし平版印刷版原版の製版方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直描型水なし平版
印刷版の製版方法に関するものであり、特に印刷時の見
当精度に優れた製版方法に関するものである。
印刷版の製版方法に関するものであり、特に印刷時の見
当精度に優れた製版方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】製版用フィルムを使用しないで、原稿か
ら直接オフセット印刷版を作製する、いわゆるダイレク
ト製版は、熟練度を必要としない簡易性、短時間で印刷
版が得られる迅速性、多様なシステムから品質とコスト
に応じて選択可能である合理性などの特徴を生かして、
軽印刷業界のみでなく、一般オフセット印刷、グラビア
印刷の分野にも進出し始めている。
ら直接オフセット印刷版を作製する、いわゆるダイレク
ト製版は、熟練度を必要としない簡易性、短時間で印刷
版が得られる迅速性、多様なシステムから品質とコスト
に応じて選択可能である合理性などの特徴を生かして、
軽印刷業界のみでなく、一般オフセット印刷、グラビア
印刷の分野にも進出し始めている。
【0003】特に最近では、プリプレスシステムやイメ
ージセッター、レーザープリンタなどの出力システムの
急激な進歩によって新しいタイプの各種平版印刷材料が
開発されている。
ージセッター、レーザープリンタなどの出力システムの
急激な進歩によって新しいタイプの各種平版印刷材料が
開発されている。
【0004】これらの平版印刷版の中でもレーザー光を
用いて製版する方式はその解像度、および製版速度の面
でも優れており、その種類も多い。
用いて製版する方式はその解像度、および製版速度の面
でも優れており、その種類も多い。
【0005】特に熱破壊方式は、明室で取り扱えるとい
った利点があり、また光源となる半導体レーザーの急激
な進歩によって、最近その有用性が見直されてきてい
る。
った利点があり、また光源となる半導体レーザーの急激
な進歩によって、最近その有用性が見直されてきてい
る。
【0006】例えば、特開平6−199064号公報、
USP5339737号公報などにはレーザー光を光源
として用いる直描型水なし平版印刷版原版およびその製
版方法などが記載されている。
USP5339737号公報などにはレーザー光を光源
として用いる直描型水なし平版印刷版原版およびその製
版方法などが記載されている。
【0007】この熱破壊方式の印刷版原版の感熱層は、
レーザー光吸収化合物として主としてカーボンブラック
を用い、熱分解化合物として主としてニトロセルロース
を使用している。そしてこのカーボンブラックがレーザ
ー光を吸収することによって熱エネルギーに変換され、
さらにその熱で感熱層が破壊される。そして最終的に、
現像によってこの部分を除去することによって、表面の
シリコーンゴム層が同時に剥離され、インキ着肉部とな
る。
レーザー光吸収化合物として主としてカーボンブラック
を用い、熱分解化合物として主としてニトロセルロース
を使用している。そしてこのカーボンブラックがレーザ
ー光を吸収することによって熱エネルギーに変換され、
さらにその熱で感熱層が破壊される。そして最終的に、
現像によってこの部分を除去することによって、表面の
シリコーンゴム層が同時に剥離され、インキ着肉部とな
る。
【0008】特開平9−146264号公報では、光熱
変換層中にレーザー光を熱に変換する化合物、フィルム
形成能を有する高分子化合物、光重合開始剤、および光
重合可能なエチレン性不飽和化合物を有し、シリコーン
ゴム層形成後にエネルギー線による全面露光を施すこと
により光熱変換層と、シリコーンゴム層とを反応させた
ネガ型のレーザー感光性水なし平版印刷版原版が提案さ
れている。
変換層中にレーザー光を熱に変換する化合物、フィルム
形成能を有する高分子化合物、光重合開始剤、および光
重合可能なエチレン性不飽和化合物を有し、シリコーン
ゴム層形成後にエネルギー線による全面露光を施すこと
により光熱変換層と、シリコーンゴム層とを反応させた
ネガ型のレーザー感光性水なし平版印刷版原版が提案さ
れている。
【0009】この版材では、シリコーンゴム層塗布後に
全面露光を施すことによりシリコーンゴム層と感光層と
の接着力を向上させ、その結果として、画像再現性、耐
傷性に優れた版材を得ている。
全面露光を施すことによりシリコーンゴム層と感光層と
の接着力を向上させ、その結果として、画像再現性、耐
傷性に優れた版材を得ている。
【0010】特開平9−239942号公報では、レー
ザー感応層中に酸を発生する物質と、酸の作用で分解す
る高分子化合物を含有する剥離現像タイプの印刷版が提
案されているが、レーザー光照射の工程と加熱工程とい
う二つの工程が必要になり、また微細な網点の再現性が
悪いという剥離現像固有の問題が存在する。
ザー感応層中に酸を発生する物質と、酸の作用で分解す
る高分子化合物を含有する剥離現像タイプの印刷版が提
案されているが、レーザー光照射の工程と加熱工程とい
う二つの工程が必要になり、また微細な網点の再現性が
悪いという剥離現像固有の問題が存在する。
【0011】これらの直描型水なし平版印刷版原版を使
用する際は、まず直描型水なし平版印刷版原版を製版機
にセットし、版面にレーザー光を照射して画像形成する
いわゆる製版工程にて画像を形成する。カラー印刷の場
合には原稿画像を色分解して得られた4色分の印刷版が
必要となる。レーザー光により描画された印刷版原版は
必要に応じ現像処理を施し印刷版とする。でき上がった
印刷版を印刷機にセットし、紙、フィルム等の被印刷体
に画像を印刷する。この時カラー印刷では色分解された
4枚の印刷版を使用し4色刷り重ねて原稿画像の色を再
現する。そのため、被印刷体上での各色の画像の相対的
な位置がずれると画像再現、色再現の点で大きな問題と
なる。
用する際は、まず直描型水なし平版印刷版原版を製版機
にセットし、版面にレーザー光を照射して画像形成する
いわゆる製版工程にて画像を形成する。カラー印刷の場
合には原稿画像を色分解して得られた4色分の印刷版が
必要となる。レーザー光により描画された印刷版原版は
必要に応じ現像処理を施し印刷版とする。でき上がった
印刷版を印刷機にセットし、紙、フィルム等の被印刷体
に画像を印刷する。この時カラー印刷では色分解された
4枚の印刷版を使用し4色刷り重ねて原稿画像の色を再
現する。そのため、被印刷体上での各色の画像の相対的
な位置がずれると画像再現、色再現の点で大きな問題と
なる。
【0012】従来の製版方法においては、直描型水なし
平版印刷版原版を製版機にセットする際、セット位置は
版の2辺の端部を基準としていた。しかしながら版の2
辺がなす角度、各辺の寸法のバラツキにより印刷版内で
の画像位置が相対的にずれてしまい印刷時に見当が合わ
ない為、見当合わせの為に時間と損紙が必要となり生産
性が低下するという問題があった。
平版印刷版原版を製版機にセットする際、セット位置は
版の2辺の端部を基準としていた。しかしながら版の2
辺がなす角度、各辺の寸法のバラツキにより印刷版内で
の画像位置が相対的にずれてしまい印刷時に見当が合わ
ない為、見当合わせの為に時間と損紙が必要となり生産
性が低下するという問題があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、印刷
時に見当合わせの精度を向上し、生産性を向上させる直
描型水なし平版印刷版原版の製版方法を提供することで
ある。
時に見当合わせの精度を向上し、生産性を向上させる直
描型水なし平版印刷版原版の製版方法を提供することで
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下の
構成によって達成される。 (1)直描型水なし平版印刷版原版に切り欠きを設け、
切り欠きを基準として製版機にセットした後、レーザー
光を照射して画像形成することを特徴とする直描型水な
し平版印刷版原版の製版方法。 (2)印刷版原版に設けられた切り欠きと製版機のシリ
ンダーに設けられた突起を合わせてセットすることを特
徴とする1に記載の直描型水なし平版印刷版原版の製版
方法。 (3)印刷版原版の一辺に複数の切り欠きを設けること
を特徴とする1に記載の直描型水なし平版印刷版原版の
製版方法。 (4)印刷版原版の一辺に天地方向の基準となる切り欠
きと左右方向の基準となる切り欠きの両方を設けること
を特徴とする3に記載の直描型水なし平版印刷版原版の
製版方法。 (5)印刷版原版が、基板上に少なくともレーザー光の
照射により画像を形成する層及びシリコーンゴム層を有
することを特徴とする1〜4のいずれかに記載の直描型
水なし平版印刷版原版の製版方法。
構成によって達成される。 (1)直描型水なし平版印刷版原版に切り欠きを設け、
切り欠きを基準として製版機にセットした後、レーザー
光を照射して画像形成することを特徴とする直描型水な
し平版印刷版原版の製版方法。 (2)印刷版原版に設けられた切り欠きと製版機のシリ
ンダーに設けられた突起を合わせてセットすることを特
徴とする1に記載の直描型水なし平版印刷版原版の製版
方法。 (3)印刷版原版の一辺に複数の切り欠きを設けること
を特徴とする1に記載の直描型水なし平版印刷版原版の
製版方法。 (4)印刷版原版の一辺に天地方向の基準となる切り欠
きと左右方向の基準となる切り欠きの両方を設けること
を特徴とする3に記載の直描型水なし平版印刷版原版の
製版方法。 (5)印刷版原版が、基板上に少なくともレーザー光の
照射により画像を形成する層及びシリコーンゴム層を有
することを特徴とする1〜4のいずれかに記載の直描型
水なし平版印刷版原版の製版方法。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳しく説明する。
【0016】本発明の直描型水なし平版印刷版の製版方
法に使用する直描型水なし平版印刷版原版について説明
する。本発明に使用する直描型水なし平版印刷版原版は
感熱型の画像形成方式の組成が好ましい。
法に使用する直描型水なし平版印刷版原版について説明
する。本発明に使用する直描型水なし平版印刷版原版は
感熱型の画像形成方式の組成が好ましい。
【0017】まず、印刷版原版に使用する基板について
説明する。
説明する。
【0018】基板としては、紙、プラスチックがラミネ
ートされた紙、アルミニウム(アルミニウム合金も含
む)、亜鉛、銅、鉄などの金属の板、セルロースアセテ
ート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポ
リアミド、ポリイミド、ポリスチレン、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネート、ポリビニルアセタールなどのプ
ラスチックフィルム、上記の如き金属がラミネートもし
くは蒸着された紙もしくはプラスチックフィルムなどを
用いることができる。
ートされた紙、アルミニウム(アルミニウム合金も含
む)、亜鉛、銅、鉄などの金属の板、セルロースアセテ
ート、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポ
リアミド、ポリイミド、ポリスチレン、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネート、ポリビニルアセタールなどのプ
ラスチックフィルム、上記の如き金属がラミネートもし
くは蒸着された紙もしくはプラスチックフィルムなどを
用いることができる。
【0019】これらのうち、アルミニウム板は寸法的に
著しく安定であり、しかも安価であるので特に好まし
い。また、軽印刷用の基板として用いられているポリエ
チレンテレフタレートフィルムも好ましく使用される。
著しく安定であり、しかも安価であるので特に好まし
い。また、軽印刷用の基板として用いられているポリエ
チレンテレフタレートフィルムも好ましく使用される。
【0020】これら基板と感熱層の接着性を強固にする
ために、エッチング処理、コロナ処理、プラズマ処理な
どの表面処理を行うことは好ましく行われる。特に、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート
などのプラスチックフィルムを基板に用いた場合は高い
断熱性から基板自体が断熱層の役割を果たすため、この
ような表面処理で接着性を高めることは特に好ましく行
われる。
ために、エッチング処理、コロナ処理、プラズマ処理な
どの表面処理を行うことは好ましく行われる。特に、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート
などのプラスチックフィルムを基板に用いた場合は高い
断熱性から基板自体が断熱層の役割を果たすため、この
ような表面処理で接着性を高めることは特に好ましく行
われる。
【0021】一方、基板が金属などのように熱伝導率が
比較的高い物質を使用する場合には、接着性改良と断熱
効果の目的で、基板と感熱層の間に断熱層を設けること
が好ましい。
比較的高い物質を使用する場合には、接着性改良と断熱
効果の目的で、基板と感熱層の間に断熱層を設けること
が好ましい。
【0022】断熱層に好ましく用いられるものとして、
エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、ア
クリル樹脂、アルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
アミド樹脂、尿素樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、カ
ゼイン、ゼラチン等を含むものが挙げられる。これらの
樹脂は単独であるいは二種以上混合して用いることがで
きる。
エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、ア
クリル樹脂、アルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
アミド樹脂、尿素樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、カ
ゼイン、ゼラチン等を含むものが挙げられる。これらの
樹脂は単独であるいは二種以上混合して用いることがで
きる。
【0023】断熱層の厚さは被覆層にして0.5〜50
g/m2であることが、断熱効果や基板表面の形態欠陥
を防止し化学的悪影響を遮断する効果や経済性の点から
好ましく、より好ましくは1〜10g/m2である。
g/m2であることが、断熱効果や基板表面の形態欠陥
を防止し化学的悪影響を遮断する効果や経済性の点から
好ましく、より好ましくは1〜10g/m2である。
【0024】また、断熱層の断熱効果を高めるために、
断熱層中に独立あるいは連続空隙を設けることも好まし
く行われる。
断熱層中に独立あるいは連続空隙を設けることも好まし
く行われる。
【0025】次に感熱層について説明する。本発明にお
いて感熱層は、少なくとも光熱変換物質を含有すること
が好ましい。光熱変換物質としては、カーボンブラッ
ク、チタンブラック、アニリンブラック、シアニンブラ
ックなどの黒色顔料、フタロシアニン、ナフタロシアニ
ン系の緑色顔料、カーボングラファイト、ジアミン系金
属錯体、ジチオール系金属錯体、フェノールチオール系
金属錯体、メルカプトフェノール系金属錯体、結晶水含
有無機化合物、硫酸銅、硫化クロム、珪酸塩化合物や、
酸化チタン、酸化バナジウム、酸化マンガン、酸化鉄、
酸化コバルト、酸化タングステンなどの金属酸化物、こ
れらの金属の水酸化物、硫酸塩、さらにビスマス、鉄、
マグネシウム、アルミの金属粉などの添加剤を添加する
ことが好ましい。
いて感熱層は、少なくとも光熱変換物質を含有すること
が好ましい。光熱変換物質としては、カーボンブラッ
ク、チタンブラック、アニリンブラック、シアニンブラ
ックなどの黒色顔料、フタロシアニン、ナフタロシアニ
ン系の緑色顔料、カーボングラファイト、ジアミン系金
属錯体、ジチオール系金属錯体、フェノールチオール系
金属錯体、メルカプトフェノール系金属錯体、結晶水含
有無機化合物、硫酸銅、硫化クロム、珪酸塩化合物や、
酸化チタン、酸化バナジウム、酸化マンガン、酸化鉄、
酸化コバルト、酸化タングステンなどの金属酸化物、こ
れらの金属の水酸化物、硫酸塩、さらにビスマス、鉄、
マグネシウム、アルミの金属粉などの添加剤を添加する
ことが好ましい。
【0026】これらのなかでも、光熱変換率、経済性お
よび取り扱い性の面から、カーボンブラックが好まし
い。
よび取り扱い性の面から、カーボンブラックが好まし
い。
【0027】また上記の物質以外に、赤外線または近赤
外線を吸収する染料も、光熱変換物質として好ましく使
用される。
外線を吸収する染料も、光熱変換物質として好ましく使
用される。
【0028】このような染料としては、シアニン系色
素、アズレニウム系色素、スクアリリウム系色素、クロ
コニウム系色素、アゾ系分散色素、ビスアゾスチルベン
系色素、ナフトキノン系色素、アントラキノン系色素、
ペリレン系色素、フタロシアニン系色素、ナフタロシア
ニン金属錯体系色素、ポリメチン系色素、ジチオールニ
ッケル錯体系色素、インドアニリン金属錯体色素、分子
間型CT色素、ベンゾチオピラン系スピロピラン、ニグ
ロシン染料などが好ましく使用される。
素、アズレニウム系色素、スクアリリウム系色素、クロ
コニウム系色素、アゾ系分散色素、ビスアゾスチルベン
系色素、ナフトキノン系色素、アントラキノン系色素、
ペリレン系色素、フタロシアニン系色素、ナフタロシア
ニン金属錯体系色素、ポリメチン系色素、ジチオールニ
ッケル錯体系色素、インドアニリン金属錯体色素、分子
間型CT色素、ベンゾチオピラン系スピロピラン、ニグ
ロシン染料などが好ましく使用される。
【0029】これらの光熱変換物質の含有量は、全感熱
層組成物に対して0.1〜40重量%が好ましく、より
好ましくは0.5〜25重量%である。0.1重量%よ
りも少ない場合にはレーザー光に対する感度の向上効果
が見られず、40重量%よりも多い場合には印刷版の耐
刷性が低下しやすい。
層組成物に対して0.1〜40重量%が好ましく、より
好ましくは0.5〜25重量%である。0.1重量%よ
りも少ない場合にはレーザー光に対する感度の向上効果
が見られず、40重量%よりも多い場合には印刷版の耐
刷性が低下しやすい。
【0030】感熱層に好ましく含まれる他の化合物とし
ては、ニトロセルロースをはじめとするニトロ基含有化
合物やヒドラジン誘導体、アゾ化合物、アジド化合物、
炭酸エステル化合物などの易分解性化合物などを挙げる
ことができる。
ては、ニトロセルロースをはじめとするニトロ基含有化
合物やヒドラジン誘導体、アゾ化合物、アジド化合物、
炭酸エステル化合物などの易分解性化合物などを挙げる
ことができる。
【0031】また、金属キレート化合物を含有する感熱
層も好ましく用いることができる。金属キレート化合物
としては、Al、Si、Ti、Mn、Fe、Co、N
i、Cu、Zn、Ge、In、Snの金属ジケテネー
ト、金属アルコキサイド、アルキル金属、金属カルボン
酸塩類、酸化金属キレート化合物、金属錯体、ヘテロ金
属キレート化合物が挙げられ、これらの中で特に好まし
く用いられる化合物としては、アルミニウム、鉄(II
I)、チタンのアセチルアセトネート(ペンタンジオネ
ート)、エチルアセトアセトネート(ヘキサンジオネー
ト)、プロピルアセトアセトネート(ヘプタンジオネー
ト)、テトラメチルヘプタンジオネート、ベンゾイルア
セトネート類などが挙げられる。
層も好ましく用いることができる。金属キレート化合物
としては、Al、Si、Ti、Mn、Fe、Co、N
i、Cu、Zn、Ge、In、Snの金属ジケテネー
ト、金属アルコキサイド、アルキル金属、金属カルボン
酸塩類、酸化金属キレート化合物、金属錯体、ヘテロ金
属キレート化合物が挙げられ、これらの中で特に好まし
く用いられる化合物としては、アルミニウム、鉄(II
I)、チタンのアセチルアセトネート(ペンタンジオネ
ート)、エチルアセトアセトネート(ヘキサンジオネー
ト)、プロピルアセトアセトネート(ヘプタンジオネー
ト)、テトラメチルヘプタンジオネート、ベンゾイルア
セトネート類などが挙げられる。
【0032】感熱層中に添加する量としては固形分のう
ち3〜50重量%が好ましく、さらには10〜30重量
%が好ましい。添加量が3重量%未満である場合にはそ
の効果、すなわち画像再現性向上効果が低くなり、一方
30重量%よりも多い場合には感熱層の物性が低下しや
すく、印刷版としては例えば耐刷性という問題が生じや
すくなるためである。
ち3〜50重量%が好ましく、さらには10〜30重量
%が好ましい。添加量が3重量%未満である場合にはそ
の効果、すなわち画像再現性向上効果が低くなり、一方
30重量%よりも多い場合には感熱層の物性が低下しや
すく、印刷版としては例えば耐刷性という問題が生じや
すくなるためである。
【0033】金属キレート化合物を用いる場合には、そ
れとの相互作用という観点から、フェノール性水酸基含
有化合物、アルコール性水酸基含有化合物、アミノ基含
有化合物、カルボキシル基含有化合物、ジケトン基含有
化合物等を添加することが好ましい。
れとの相互作用という観点から、フェノール性水酸基含
有化合物、アルコール性水酸基含有化合物、アミノ基含
有化合物、カルボキシル基含有化合物、ジケトン基含有
化合物等を添加することが好ましい。
【0034】これら化合物の添加量は、全感熱層組成物
に対して5〜60重量%が好ましく、より好ましくは2
0〜50重量%である。5重量%よりも少ないとその効
果が少なく、逆に60重量%よりも多いと印刷版の溶剤
耐性が低下しやすい。
に対して5〜60重量%が好ましく、より好ましくは2
0〜50重量%である。5重量%よりも少ないとその効
果が少なく、逆に60重量%よりも多いと印刷版の溶剤
耐性が低下しやすい。
【0035】本発明において、感熱層がさらにバインダ
ーポリマーを含有することが好ましい。この際、バイン
ダーポリマーとしては、印刷版の耐刷性の観点から、該
ポリマーのガラス転移温度(Tg)が20℃以下のポリ
マー、コポリマー、さらに好ましくはガラス転移温度が
0℃以下のポリマー、コポリマーを用いることが好まし
い。
ーポリマーを含有することが好ましい。この際、バイン
ダーポリマーとしては、印刷版の耐刷性の観点から、該
ポリマーのガラス転移温度(Tg)が20℃以下のポリ
マー、コポリマー、さらに好ましくはガラス転移温度が
0℃以下のポリマー、コポリマーを用いることが好まし
い。
【0036】バインダーポリマーの具体例としては、ビ
ニルポリマー類、未加硫ゴム、ポリオキシド類(ポリエ
ーテル類)、ポリエステル類、ポリウレタン類、ポリア
ミド類などが挙げられる。
ニルポリマー類、未加硫ゴム、ポリオキシド類(ポリエ
ーテル類)、ポリエステル類、ポリウレタン類、ポリア
ミド類などが挙げられる。
【0037】これらのバインダーの含有量は、全感熱層
組成物に対して5〜70重量%が好ましく、より好まし
くは10〜50重量%である。含有量が5%よりも少な
いと耐刷性や塗液の塗工性に問題が生じやすく、70重
量%よりも多いと画像再現性に悪影響を与えやすい。
組成物に対して5〜70重量%が好ましく、より好まし
くは10〜50重量%である。含有量が5%よりも少な
いと耐刷性や塗液の塗工性に問題が生じやすく、70重
量%よりも多いと画像再現性に悪影響を与えやすい。
【0038】上記各種バインダーポリマーは単独で用い
てもよいし、また数種のポリマーを混合して使用しても
よい。
てもよいし、また数種のポリマーを混合して使用しても
よい。
【0039】次にシリコーンゴム層について説明する。
本発明において、シリコーンゴム層としては、従来の水
なし平版印刷版において使用されるシリコーンゴム組成
物からなるものが挙げられる。
本発明において、シリコーンゴム層としては、従来の水
なし平版印刷版において使用されるシリコーンゴム組成
物からなるものが挙げられる。
【0040】具体的には線状オルガノポリシロキサン
(好ましくはジメチルポリシロキサン)をまばらに架橋
することにより得られるものが挙げられる。
(好ましくはジメチルポリシロキサン)をまばらに架橋
することにより得られるものが挙げられる。
【0041】架橋方法としては、縮合型のものでも、付
加型のものでもよいが、取扱いなどの面から付加型のも
のが好ましい。
加型のものでもよいが、取扱いなどの面から付加型のも
のが好ましい。
【0042】縮合型の架橋を行う際には、錫、亜鉛、
鉛、カルシウム、マンガンなどの金属カルボン酸塩、塩
化白金酸のような触媒が添加される事が好ましい。
鉛、カルシウム、マンガンなどの金属カルボン酸塩、塩
化白金酸のような触媒が添加される事が好ましい。
【0043】付加型においては、白金単体、塩化白金、
塩化白金酸、オレフィン配位白金などの触媒が添加され
ることが好ましい。
塩化白金酸、オレフィン配位白金などの触媒が添加され
ることが好ましい。
【0044】また、付加型シリコーンゴム層の硬化速度
を制御する目的で、不飽和基含有化合物などの反応抑制
剤を添加することが好ましい。
を制御する目的で、不飽和基含有化合物などの反応抑制
剤を添加することが好ましい。
【0045】これらの組成物の他に、付加型シリコーン
ゴム組成物に縮合型シリコーンゴム層の組成物である水
酸基含有オルガノポリシロキサンや加水分解性官能基含
有シラン(もしくはシロキサン)を添加してもよい。
ゴム組成物に縮合型シリコーンゴム層の組成物である水
酸基含有オルガノポリシロキサンや加水分解性官能基含
有シラン(もしくはシロキサン)を添加してもよい。
【0046】また、これらシリコーンゴム層組成物に
は、ゴム強度を向上させる目的で、シリカなどの充填剤
を添加することも行われる。
は、ゴム強度を向上させる目的で、シリカなどの充填剤
を添加することも行われる。
【0047】さらに、本発明においてシリコーンゴム層
は上記組成物の他にシランカップリング剤を含有するこ
とが好ましい。
は上記組成物の他にシランカップリング剤を含有するこ
とが好ましい。
【0048】これらシリコーンゴム層の膜厚は0.5〜
20g/m2が好ましく、さらに好ましくは0.5〜5
g/m2である。膜厚が0.5g/m2よりも小さい場合
には印刷版のインキ反撥性や耐傷性、耐刷性が低下する
傾向があり、20g/m2よりも大きい場合には経済的
見地から不利であるばかりでなく、インキマイレージが
悪くなるという問題がある。
20g/m2が好ましく、さらに好ましくは0.5〜5
g/m2である。膜厚が0.5g/m2よりも小さい場合
には印刷版のインキ反撥性や耐傷性、耐刷性が低下する
傾向があり、20g/m2よりも大きい場合には経済的
見地から不利であるばかりでなく、インキマイレージが
悪くなるという問題がある。
【0049】次に、本発明における直描型水なし平版印
刷版原版の製造方法および製版方法について説明する。
刷版原版の製造方法および製版方法について説明する。
【0050】必要に応じて各種処理を施された基板上
に、必要に応じて断熱層組成物を塗布し、加熱により溶
媒を揮散させ、さらに熱や光の作用で硬化させた後、感
熱層組成物を塗布し、加熱による溶媒の揮散と必要に応
じて熱や光の作用での硬化を行う。この後、シリコーン
ゴム組成物を塗布し50〜150℃の温度で数分間熱処
理してシリコーンゴム層を得る。
に、必要に応じて断熱層組成物を塗布し、加熱により溶
媒を揮散させ、さらに熱や光の作用で硬化させた後、感
熱層組成物を塗布し、加熱による溶媒の揮散と必要に応
じて熱や光の作用での硬化を行う。この後、シリコーン
ゴム組成物を塗布し50〜150℃の温度で数分間熱処
理してシリコーンゴム層を得る。
【0051】このようにして得られた版には、シリコー
ンゴム層を保護する目的で保護フィルムをラミネートす
るかあるいは保護層を形成してもよい。
ンゴム層を保護する目的で保護フィルムをラミネートす
るかあるいは保護層を形成してもよい。
【0052】保護フィルムまたは保護層としては、レー
ザー光の照射を妨げることのないものが好ましく、具体
的にはポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリビニルアルコールフィルム、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物フィルム、ポリ塩化ビニリデンフィ
ルムなどを用いることができる。
ザー光の照射を妨げることのないものが好ましく、具体
的にはポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリビニルアルコールフィルム、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物フィルム、ポリ塩化ビニリデンフィ
ルムなどを用いることができる。
【0053】本発明の製版方法においては、このように
して得られた直描型水なし平版印刷版原版に印刷機の版
胴に印刷版をセットする際の基準となる加工を施す必要
がある。
して得られた直描型水なし平版印刷版原版に印刷機の版
胴に印刷版をセットする際の基準となる加工を施す必要
がある。
【0054】印刷版原版に施す加工としては、1辺に切
り欠きを設ける方法が好ましい。また、製版機のシリン
ダーおよび印刷機の版胴には、前記の切り欠きと嵌合す
る同様の突起を設ける。次に、製版機のシリンダーの突
起と前記の切り欠きを合わせてセットし、レーザー光を
照射して露光し、画像形成することにより印刷版を得
る。続いて、印刷版を、切り欠きを印刷機の版胴に設け
た突起と合わせて、印刷機にセットし、印刷することに
より、見当精度が向上する。
り欠きを設ける方法が好ましい。また、製版機のシリン
ダーおよび印刷機の版胴には、前記の切り欠きと嵌合す
る同様の突起を設ける。次に、製版機のシリンダーの突
起と前記の切り欠きを合わせてセットし、レーザー光を
照射して露光し、画像形成することにより印刷版を得
る。続いて、印刷版を、切り欠きを印刷機の版胴に設け
た突起と合わせて、印刷機にセットし、印刷することに
より、見当精度が向上する。
【0055】切り欠きの形状は円、長方形、台形、半
円、楕円、三角形、平行四辺形などを使用することがで
きる。更に切り欠きを複数設け、印刷機の版胴に印刷版
をセットする際の天地方向の基準となるものと左右方向
の基準となるものの両方を設けることが好ましい。具体
的には天地方向の基準となる切り欠き形状としては、半
円形、楕円形、三角形などが好ましく、中でも半円形ま
たは楕円形がより好ましい。天地方向の基準となる切り
欠きと製版機のシリンダーまたは印刷機の版胴に設置す
る突起との関係を図1に示す。ここで、半円形または楕
円形とは、図1に示すような、円弧または楕円弧の一部
に直線がくみ合わさった形状も含むものとする。図1に
おいて印刷版原版あるいは印刷版の切り欠きは製版機の
シリンダーあるいは印刷機の版胴に設置されている突起
よりも左右方向の幅は広いことが印刷版のセットする精
度の点で好ましい。突起と切り欠きの左右方向の間隙
は、0.005mm〜0.1mmが好ましく、更に好ま
しくは0.01mm〜0.05mmが好ましい。
円、楕円、三角形、平行四辺形などを使用することがで
きる。更に切り欠きを複数設け、印刷機の版胴に印刷版
をセットする際の天地方向の基準となるものと左右方向
の基準となるものの両方を設けることが好ましい。具体
的には天地方向の基準となる切り欠き形状としては、半
円形、楕円形、三角形などが好ましく、中でも半円形ま
たは楕円形がより好ましい。天地方向の基準となる切り
欠きと製版機のシリンダーまたは印刷機の版胴に設置す
る突起との関係を図1に示す。ここで、半円形または楕
円形とは、図1に示すような、円弧または楕円弧の一部
に直線がくみ合わさった形状も含むものとする。図1に
おいて印刷版原版あるいは印刷版の切り欠きは製版機の
シリンダーあるいは印刷機の版胴に設置されている突起
よりも左右方向の幅は広いことが印刷版のセットする精
度の点で好ましい。突起と切り欠きの左右方向の間隙
は、0.005mm〜0.1mmが好ましく、更に好ま
しくは0.01mm〜0.05mmが好ましい。
【0056】左右方向の基準となる切り欠き形状として
は長方形または台形が好ましい。左右方向の基準となる
切り欠きと製版機のシリンダーまたは印刷機の版胴に設
置する突起との関係を図2および図3に示す。ここで、
長方形または台形とは、図3に示すような、長方形と台
形がくみ合わさった形状も含むものとする。図2、図3
において印刷版原版あるいは印刷版の切り欠きは製版機
のシリンダーあるいは印刷機の版胴に設置されている突
起よりも天地方向の長さは小さいことが印刷版のセット
する精度の点で好ましい。突起と切り欠きの天地方向の
長さの差は、0.005mm〜0.1mmが好ましく、
更に好ましくは0.01mm〜0.05mmが好まし
い。
は長方形または台形が好ましい。左右方向の基準となる
切り欠きと製版機のシリンダーまたは印刷機の版胴に設
置する突起との関係を図2および図3に示す。ここで、
長方形または台形とは、図3に示すような、長方形と台
形がくみ合わさった形状も含むものとする。図2、図3
において印刷版原版あるいは印刷版の切り欠きは製版機
のシリンダーあるいは印刷機の版胴に設置されている突
起よりも天地方向の長さは小さいことが印刷版のセット
する精度の点で好ましい。突起と切り欠きの天地方向の
長さの差は、0.005mm〜0.1mmが好ましく、
更に好ましくは0.01mm〜0.05mmが好まし
い。
【0057】これら左右方向、天地方向の基準となる切
り欠きは、印刷版を製版機のシリンダーあるいは印刷機
の版胴にセットする際の作業性の点から印刷版原版の同
一辺に加工することが好ましい。一例を図4に示す。
り欠きは、印刷版を製版機のシリンダーあるいは印刷機
の版胴にセットする際の作業性の点から印刷版原版の同
一辺に加工することが好ましい。一例を図4に示す。
【0058】切り欠きの加工を施した直描型水なし平版
印刷版原版は保護フィルムを剥離してから、あるいは好
ましくは保護フィルム上から製版機にてレーザー光で画
像状に露光する。製版機のシリンダーに直描型水なし平
版印刷版原版をセットする際は印刷版原版の切り欠きを
シリンダーに設置された突起に合わせて行うことが必要
である。
印刷版原版は保護フィルムを剥離してから、あるいは好
ましくは保護フィルム上から製版機にてレーザー光で画
像状に露光する。製版機のシリンダーに直描型水なし平
版印刷版原版をセットする際は印刷版原版の切り欠きを
シリンダーに設置された突起に合わせて行うことが必要
である。
【0059】本発明の製版露光工程で用いられるレーザ
ー光源としては、発光波長領域が300nm〜1500
nmの範囲にあるものが用いられるが、これらの中でも
近赤外領域付近に発光波長領域が存在する半導体レーザ
ーが好ましく用いられる。
ー光源としては、発光波長領域が300nm〜1500
nmの範囲にあるものが用いられるが、これらの中でも
近赤外領域付近に発光波長領域が存在する半導体レーザ
ーが好ましく用いられる。
【0060】レーザー照射後の原版は、必要に応じ水ま
たは有機溶剤の存在もしくは非存在下での摩擦処理によ
り現像がなされる。
たは有機溶剤の存在もしくは非存在下での摩擦処理によ
り現像がなされる。
【0061】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説
明する。 実施例1 厚さ0.24mmの脱脂したアルミ板上に下記の組成よ
りなる溶液を塗布し、200℃、2分間乾燥し、3g/
m2の断熱層を設けた。 〈断熱層組成〉 (a)エポキシ・フェノール樹脂 “カンコート”90T−25−3094(関西ペイント(株)製) 15重量部 (b)“クリスタルバイオレット” 0.1重量部 (c)ジメチルホルムアミド 85重量部 次いで、この断熱層上に次の組成を有する感熱層組成物
を塗布し、120℃で1分間乾燥し、膜厚2g/m2の
感熱層を設けた。 〈感熱層組成〉 (a)“KAYASORB”IR−820B (赤外線吸収染料、日本化薬(株)製) 10重量部 (b)鉄(III)アセチルアセトネート(半井化学薬品(株)製) 30重量部 (c)“スミライトレジン”PR50622 (フェノールノボラック樹脂、住友デュレズ(株)製) 50重量部 (d)“サンプレン”T−1331(ポリウレタン樹脂 三洋化成工業(株)製 、 ガラス転移温度Tg:−37℃) 50重量部 (e)m−キシリレンジアミン/グリシジルメタクリレート/3−グリシドキシ プロピルトリメトキシシラン=1/3/1mol比付加反応物 10重量部 (f)テトラヒドロフラン 1000重量部 (g)ジメチルホルムアミド 350重量部 次いで、下記シリコーンゴム層を乾燥膜厚2.0g/m
2、乾燥条件は120℃×1分間として塗設した。 〈シリコーンゴム層組成〉 (a)α,ω−ジビニルポリジメチルシロキサン(重合度770)100重量部 (b)HMS−501(チッソ(株)製 両末端メチル(メチルハイドロジェン シロキサン)(ジメチルシロキサン)共重合体 SiH基数/分子量=0.69 mol/g) 4重量部 (c)オレフィン配位白金 0.02重量部 (d)“BY24−808”(ダウコーニングシリコーン(株)製 反応抑制剤 ) 0.3重量部 (e)“アイソパーE”(イソパラフィン系炭化水素、エクソン化学(株)製) 1000重量部 上記のようにして得られた積層板に、厚さ8μmのポリ
プロピレンフィルム“トレファン”BO(東レ(株)
製)をカレンダーローラーを用いてラミネートし、直描
型水なし平版印刷版原版を得た。
明する。 実施例1 厚さ0.24mmの脱脂したアルミ板上に下記の組成よ
りなる溶液を塗布し、200℃、2分間乾燥し、3g/
m2の断熱層を設けた。 〈断熱層組成〉 (a)エポキシ・フェノール樹脂 “カンコート”90T−25−3094(関西ペイント(株)製) 15重量部 (b)“クリスタルバイオレット” 0.1重量部 (c)ジメチルホルムアミド 85重量部 次いで、この断熱層上に次の組成を有する感熱層組成物
を塗布し、120℃で1分間乾燥し、膜厚2g/m2の
感熱層を設けた。 〈感熱層組成〉 (a)“KAYASORB”IR−820B (赤外線吸収染料、日本化薬(株)製) 10重量部 (b)鉄(III)アセチルアセトネート(半井化学薬品(株)製) 30重量部 (c)“スミライトレジン”PR50622 (フェノールノボラック樹脂、住友デュレズ(株)製) 50重量部 (d)“サンプレン”T−1331(ポリウレタン樹脂 三洋化成工業(株)製 、 ガラス転移温度Tg:−37℃) 50重量部 (e)m−キシリレンジアミン/グリシジルメタクリレート/3−グリシドキシ プロピルトリメトキシシラン=1/3/1mol比付加反応物 10重量部 (f)テトラヒドロフラン 1000重量部 (g)ジメチルホルムアミド 350重量部 次いで、下記シリコーンゴム層を乾燥膜厚2.0g/m
2、乾燥条件は120℃×1分間として塗設した。 〈シリコーンゴム層組成〉 (a)α,ω−ジビニルポリジメチルシロキサン(重合度770)100重量部 (b)HMS−501(チッソ(株)製 両末端メチル(メチルハイドロジェン シロキサン)(ジメチルシロキサン)共重合体 SiH基数/分子量=0.69 mol/g) 4重量部 (c)オレフィン配位白金 0.02重量部 (d)“BY24−808”(ダウコーニングシリコーン(株)製 反応抑制剤 ) 0.3重量部 (e)“アイソパーE”(イソパラフィン系炭化水素、エクソン化学(株)製) 1000重量部 上記のようにして得られた積層板に、厚さ8μmのポリ
プロピレンフィルム“トレファン”BO(東レ(株)
製)をカレンダーローラーを用いてラミネートし、直描
型水なし平版印刷版原版を得た。
【0062】得られた直描型水なし平版印刷版原版をD
AIYA300用のパンチャーを使用し、印刷版原版の
1辺に長方形と半円の切り欠きを加工した。
AIYA300用のパンチャーを使用し、印刷版原版の
1辺に長方形と半円の切り欠きを加工した。
【0063】トレンドセッター3244(製版機、CR
EO(株)製)のシリンダーにDAIYA300(印刷
機、三菱重工(株)製)の版胴に設置された印刷版セッ
ト用突起と同一形状の突起を設置した。切り欠き加工を
施した直描型水なし平版印刷版原版をトレンドセッター
3244(製版機、CREO(株)製)のシリンダーに突
起と切り欠きの位置を合わせて装着し、レーザー光にて
画像露光を行った。画像露光はカラー印刷用の4色分を
4枚の印刷版にそれぞれ行った。
EO(株)製)のシリンダーにDAIYA300(印刷
機、三菱重工(株)製)の版胴に設置された印刷版セッ
ト用突起と同一形状の突起を設置した。切り欠き加工を
施した直描型水なし平版印刷版原版をトレンドセッター
3244(製版機、CREO(株)製)のシリンダーに突
起と切り欠きの位置を合わせて装着し、レーザー光にて
画像露光を行った。画像露光はカラー印刷用の4色分を
4枚の印刷版にそれぞれ行った。
【0064】続いて、東レ(株)製自動現像装置TWL
−1160Fにより上記露光済み版の現像を行い、レー
ザー光が照射された部分のシリコーンゴム層が除去され
た4色分の水なし平版印刷版4枚を得た。
−1160Fにより上記露光済み版の現像を行い、レー
ザー光が照射された部分のシリコーンゴム層が除去され
た4色分の水なし平版印刷版4枚を得た。
【0065】現像の際、前処理液としては東レ(株)製
“PP−F”を、現像液としては水を、後処理液として
は東レ(株)製“PA−F”を用いた。
“PP−F”を、現像液としては水を、後処理液として
は東レ(株)製“PA−F”を用いた。
【0066】さらに、得られた4色分の印刷版をDAI
YA300(印刷機、三菱重工(株)製)の各色用の版
胴にそれぞれ取り付けた。印刷版を版胴に取り付ける際
は印刷版の切り欠きと版胴の突起の位置を合わせて行っ
た。
YA300(印刷機、三菱重工(株)製)の各色用の版
胴にそれぞれ取り付けた。印刷版を版胴に取り付ける際
は印刷版の切り欠きと版胴の突起の位置を合わせて行っ
た。
【0067】次に水なし平版用インキ(ドライオカラー
NSI 墨、藍、紅、黄 大日本インキ化学工業(株)
製)を使用してコート紙に印刷を行い、印刷物の見当精
度をルーペを使用して目視評価した。見当精度を評価し
た結果を表1に示す。 実施例2 実施例1において断熱層、感熱層、シリコーンゴム層の
組成を下記に示す組成に変更する以外は実施例1と同様
にして直描型水なし平版印刷版原版を作成し、実施例1
と同様に製版、現像、印刷を行った。印刷において見当
精度を実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。 〈断熱層組成〉 (a)ポリウレタン樹脂“ミラクトラン”P22S(日本ミラクトラン(株)製 ) 100重量部 (b)ブロックドイソシアネート“タケネートB830”(武田薬品工業(株) 製) 20重量部 (c)エポキシ・フェノール・尿素樹脂 “SJ9372”(関西ペイント(株)製) 8重量部 (d)ジブチル錫ジアセテート 0.5重量部 (e)“FINEX”25(白色顔料、堺化学(株)製) 10重量部 (f)“KET−YELLOW”402 (黄色顔料、大日本インキ化学工業(株)製) 10重量部 (g)ジメチルホルムアミド 720重量部 〈感熱層組成〉 (a)ニトロセルロース(粘度1/2秒、窒素含有量11.0% “Bergerac NC”)(エス・エヌ・ピー・イージャパン(株)製 ) 15重量部 (b)カーボンブラック(#30 三菱化学(株)製) 20重量部 (c)レゾール樹脂“スミラック”PC−1(住友デュレズ(株)製) 10重量部 (d)エポキシ樹脂“デナコール”EX−421(ナガセ化成工業(株)製) 10重量部 (e)ブチル化ベンゾグアナミン樹脂 “テスアジン”3073−60(日立化成ポリマー(株)製)5重量部 (f)フッ素系界面活性剤“フロラード”FC430(住友3M(株)製) 0.1重量部 (g)ジメチルホルムアミド 100重量部 (h)メチルエチルケトン 700重量部 〈シリコーンゴム層組成〉 (a)ポリジメチルシロキサン(分子量約35,000、末端水酸基) 100重量部 (b)ビニルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン 8重量部 (c)ジブチル錫ジアセテート 0.5重量部 (d)“アイソパーE”(イソパラフィン系炭化水素、エクソン化学(株)製) 1400重量部 比較例1 実施例1において、直描型水なし平版印刷版原版に切り
欠きを加工せずに、トレンドセッター3244(製版
機、CREO(株)製)のシリンダーに設置した印刷版セ
ット用の突起を取り外し、印刷版原版の2辺の端を目視
にて合わせてセットした以外は実施例1と同様にして直
描型水なし平版印刷版を作成した。現像処理した後DA
IYA300用のパンチャーを使用し、印刷版の1辺に
長方形と半円の切り欠きを加工し、実施例1と同様に製
版、現像、印刷を行った。印刷において見当精度を実施
例1と同様に評価し、見当が合っていない場合には従来
の方法で見当合わせを行った。その際見当合わせに要し
たコート紙の枚数を計測した。結果を表1に示す。 比較例2 比較例1において直描型水なし平版印刷版原版の組成を
実施例2で使用したものに変更する以外は比較例1と同
様にして直描型水なし平版印刷版を作成し、実施例1と
同様に製版、現像、印刷を行った。印刷において見当精
度、見当合わせに要したコート紙枚数を比較例1と同様
に計測した。結果を表1に示す。
NSI 墨、藍、紅、黄 大日本インキ化学工業(株)
製)を使用してコート紙に印刷を行い、印刷物の見当精
度をルーペを使用して目視評価した。見当精度を評価し
た結果を表1に示す。 実施例2 実施例1において断熱層、感熱層、シリコーンゴム層の
組成を下記に示す組成に変更する以外は実施例1と同様
にして直描型水なし平版印刷版原版を作成し、実施例1
と同様に製版、現像、印刷を行った。印刷において見当
精度を実施例1と同様に評価した結果を表1に示す。 〈断熱層組成〉 (a)ポリウレタン樹脂“ミラクトラン”P22S(日本ミラクトラン(株)製 ) 100重量部 (b)ブロックドイソシアネート“タケネートB830”(武田薬品工業(株) 製) 20重量部 (c)エポキシ・フェノール・尿素樹脂 “SJ9372”(関西ペイント(株)製) 8重量部 (d)ジブチル錫ジアセテート 0.5重量部 (e)“FINEX”25(白色顔料、堺化学(株)製) 10重量部 (f)“KET−YELLOW”402 (黄色顔料、大日本インキ化学工業(株)製) 10重量部 (g)ジメチルホルムアミド 720重量部 〈感熱層組成〉 (a)ニトロセルロース(粘度1/2秒、窒素含有量11.0% “Bergerac NC”)(エス・エヌ・ピー・イージャパン(株)製 ) 15重量部 (b)カーボンブラック(#30 三菱化学(株)製) 20重量部 (c)レゾール樹脂“スミラック”PC−1(住友デュレズ(株)製) 10重量部 (d)エポキシ樹脂“デナコール”EX−421(ナガセ化成工業(株)製) 10重量部 (e)ブチル化ベンゾグアナミン樹脂 “テスアジン”3073−60(日立化成ポリマー(株)製)5重量部 (f)フッ素系界面活性剤“フロラード”FC430(住友3M(株)製) 0.1重量部 (g)ジメチルホルムアミド 100重量部 (h)メチルエチルケトン 700重量部 〈シリコーンゴム層組成〉 (a)ポリジメチルシロキサン(分子量約35,000、末端水酸基) 100重量部 (b)ビニルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン 8重量部 (c)ジブチル錫ジアセテート 0.5重量部 (d)“アイソパーE”(イソパラフィン系炭化水素、エクソン化学(株)製) 1400重量部 比較例1 実施例1において、直描型水なし平版印刷版原版に切り
欠きを加工せずに、トレンドセッター3244(製版
機、CREO(株)製)のシリンダーに設置した印刷版セ
ット用の突起を取り外し、印刷版原版の2辺の端を目視
にて合わせてセットした以外は実施例1と同様にして直
描型水なし平版印刷版を作成した。現像処理した後DA
IYA300用のパンチャーを使用し、印刷版の1辺に
長方形と半円の切り欠きを加工し、実施例1と同様に製
版、現像、印刷を行った。印刷において見当精度を実施
例1と同様に評価し、見当が合っていない場合には従来
の方法で見当合わせを行った。その際見当合わせに要し
たコート紙の枚数を計測した。結果を表1に示す。 比較例2 比較例1において直描型水なし平版印刷版原版の組成を
実施例2で使用したものに変更する以外は比較例1と同
様にして直描型水なし平版印刷版を作成し、実施例1と
同様に製版、現像、印刷を行った。印刷において見当精
度、見当合わせに要したコート紙枚数を比較例1と同様
に計測した。結果を表1に示す。
【0068】
【表1】
【0069】表1からわかるように本発明の直描型水な
し平版印刷版原版の製版方法により見当精度が向上し、
その結果として生産性が向上することがわかる。
し平版印刷版原版の製版方法により見当精度が向上し、
その結果として生産性が向上することがわかる。
【0070】
【発明の効果】本発明は、直描型水なし平版印刷版原版
の製版工程において、印刷版原版に切り欠き加工を施
し、切り欠きを基準として製版機のシリンダーに印刷版
原版をセットした後、レーザー光にて画像形成すること
により、印刷時の見当精度が向上し、印刷の生産性を向
上させることができる。
の製版工程において、印刷版原版に切り欠き加工を施
し、切り欠きを基準として製版機のシリンダーに印刷版
原版をセットした後、レーザー光にて画像形成すること
により、印刷時の見当精度が向上し、印刷の生産性を向
上させることができる。
【図1】本発明の天地方向の規準となる切り欠きおよび
突起の一例を示す図である
突起の一例を示す図である
【図2】本発明の左右方向の規準となる切り欠きおよび
突起の一例を示す図である
突起の一例を示す図である
【図3】本発明の左右方向の規準となる切り欠きおよび
突起の一例を示す図である
突起の一例を示す図である
【図4】本発明の天地方向の規準となる切り欠きおよび
左右方向の規準となる切り欠きが同時に設けられた例を
示す図である
左右方向の規準となる切り欠きが同時に設けられた例を
示す図である
1:印刷版原版 2:製版機のシリンダーまたは印刷機の版胴に設けられ
た突起 3:天地方向の規準となる切り欠き 4:製版機のシリンダーまたは印刷機の版胴に設けられ
た突起 5:左右方向の規準となる切り欠き
た突起 3:天地方向の規準となる切り欠き 4:製版機のシリンダーまたは印刷機の版胴に設けられ
た突起 5:左右方向の規準となる切り欠き
フロントページの続き Fターム(参考) 2H084 AA30 AE05 BB02 BB04 CC06 2H096 AA11 AA13 BA09 BA20 DA10 EA04 EA23 LA30
Claims (5)
- 【請求項1】直描型水なし平版印刷版原版に切り欠きを
設け、切り欠きを基準として製版機にセットした後、レ
ーザー光を照射して画像形成することを特徴とする直描
型水なし平版印刷版原版の製版方法。 - 【請求項2】印刷版原版に設けられた切り欠きと製版機
のシリンダーに設けられた突起を合わせてセットするこ
とを特徴とする請求項1に記載の直描型水なし平版印刷
版原版の製版方法。 - 【請求項3】印刷版原版の一辺に複数の切り欠きを設け
ることを特徴とする請求項1に記載の直描型水なし平版
印刷版原版の製版方法。 - 【請求項4】印刷版原版の一辺に天地方向の基準となる
切り欠きと左右方向の基準となる切り欠きの両方を設け
ることを特徴とする請求項3に記載の直描型水なし平版
印刷版原版の製版方法。 - 【請求項5】印刷版原版が、基板上に少なくともレーザ
ー光の照射により画像を形成する層及びシリコーンゴム
層を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
記載の直描型水なし平版印刷版原版の製版方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3982499A JP2000238228A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 直描型水なし平版印刷版原版の製版方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3982499A JP2000238228A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 直描型水なし平版印刷版原版の製版方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000238228A true JP2000238228A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12563737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3982499A Pending JP2000238228A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 直描型水なし平版印刷版原版の製版方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000238228A (ja) |
-
1999
- 1999-02-18 JP JP3982499A patent/JP2000238228A/ja active Pending
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