JP2000251294A - トラッキングバランス調整装置及び方法 - Google Patents

トラッキングバランス調整装置及び方法

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JP2000251294A
JP2000251294A JP11053539A JP5353999A JP2000251294A JP 2000251294 A JP2000251294 A JP 2000251294A JP 11053539 A JP11053539 A JP 11053539A JP 5353999 A JP5353999 A JP 5353999A JP 2000251294 A JP2000251294 A JP 2000251294A
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JP11053539A
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Akira Inoue
明 井上
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Clarion Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラッキングバランス調整に要する時間を短
縮する。 【解決手段】 波形カウント回路131により、光ディ
スク1の回転時に検出されるトラッキングエラー信号の
波形のサイクル数を、一定期間カウントする。判定回路
133により、上記サイクル数が所定の数に達したかを
判定し、達したと判定した場合は、LPF6によりトラ
ッキングエラー信号のセンタ電圧を取出してバイアス値
とする。達したと判定されなかった場合は、モータ11
によりスレッド2を移動させ、光ピックアップ1の移動
によって検出されるトラッキングエラー信号に対し、L
PF6によりセンタ電圧を取出してバイアス値とする。
また、光ピックアップ1の移動時は、光ディスク3の最
内周位置を検知するリミットスイッチ12を用いて、光
ピックアップ1の移動方向を決定し、移動時間に基づい
て、光ピックアップ1を元の位置に戻すよう制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラッキングバラ
ンス調整装置及び方法に係り、特に、トラッキングサー
ボを行う光ディスク装置に適用するトラッキングバラン
ス調整装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスク装置では、光ピック
アップからのビーム・スポットが光ディスクの所定の記
録トラックを正確に追跡するように、トラッキング制御
が採用されている。このトラッキング制御の一例とし
て、3ビーム法が知られている。3ビーム法は、光ピッ
クアップにより上記記録トラックにメインビームを照射
すると共に、そのメインビームの照射位置から光ディス
クの半径方向に所定の値だけずらして2つのサブビーム
をそれぞれ照射する。そして、光ディスクからの反射光
として受光する2つのサブビームからトラッキングエラ
ー信号を検出し、それに基づいてトラッキングを制御す
るトラッキング制御を行う。
【0003】ところで、上記トラッキングエラー信号に
は、光ピックアップに設けられたフォトディテクタの出
力を演算するRFアンプのオフセット電圧あるいは光ピ
ックアップのオフセット等により、オフセット成分が生
じる場合がある。このため、トラッキングエラー信号に
対してオフセットの調整、すなわちトラッキングバラン
ス調整を行う必要がある。従って、従来から、以下のよ
うにしてトラッキングバランス調整が行われてきた。
【0004】すなわち、トラッキングサーボがオフであ
る時に、RFアンプにより、2つのサブビームの反射量
に比例したRF信号(以下、E信号及びF信号とする)
を検出し、それを演算器に供給して、それらの差分を計
算してトラッキングエラー信号とする。このトラッキン
グエラー信号をローパスフィルタに供給し、その高域成
分をカットすることによって、トラッキングエラー信号
のセンタ電圧をバイアス値として検出する。
【0005】このバイアス値に対し、位相補償回路によ
り所定の位相補償を施し、上記RFアンプのオフセット
としてトラッキングエラー信号に与えるか、もしくは、
このバイアス値に基づいてRFアンプの基準電位を変更
する等して、トラッキングバランス調整を行う。このト
ラッキングバランス調整は、光ディスクの挿入時、又は
挿入状態での再生開始時のタイミングで行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したト
ラッキングバランス制御では、正確なバイアス値を得る
ために、一定の期間に確実に安定したトラッキングエラ
ー信号の波形、すなわちトラックを横切った波形(トラ
ック横切り波形)を得る必要がある。そのため、従来の
トラッキングバランス調整においては、トラッキングサ
ーボがオフの状態で、光ピックアップの対物レンズと光
ディスクとの距離が合焦状態である時(フォーカスが合
った時)に、光ピックアップが搭載されたユニット(以
下、スレッドという)をトラックの横切り方向(この場
合、光ディスクのフォワード方向)に移動させることに
よりトラック横切り波形を得ていた。
【0007】従って、このようなトラッキングバランス
調整を行った後に光ディスクを再生するため、上記のよ
うにスレッドを移動させた後に再びスレッドを逆方向
(光ディスクのリバース方向)に移動させて元の位置に
戻す必要があった。すなわち、スレッドをトラックの横
切り方向(フォワード方向及びリバース方向)に往復移
動させる必要があったため、制御に時間がかかるという
問題があった。
【0008】また、光ディスクの挿入状態で、ファンク
ションキー等を操作することにより停止状態から再生を
開始する際、移動させたスレッドを元の位置に戻さなけ
れば全く異なる位置から再生を始めることになる。その
ため、一旦移動させたスレッドを元の位置に正確に戻す
ために、光ディスク上のアドレスを精度良く検出しなけ
ればならず、その分時間がかかっていた。
【0009】本発明は、以上のような従来技術の欠点を
解決するために提案されたものであり、その目的は、ト
ラッキングバランス調整に要する時間を短縮したトラッ
キングバランス調整装置及び方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、光ディスクにビームを照射
し、その反射光を検出する光ピックアップと、前記光デ
ィスクを回転させる回転手段と、前記光ピックアップか
ら出力される信号に基づき、トラッキングエラー信号を
検出するトラッキングエラー信号検出手段と、前記光デ
ィスクの回転により、前記トラッキングエラー信号検出
手段によって所定のトラッキングエラー信号が検出され
たか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、
前記所定のトラッキングエラー信号が検出されたと判定
されなかった場合に、前記光ピックアップを前記光ディ
スクのトラック横切り方向に移動させるピックアップ移
動手段と、前記判定手段により、前記所定のトラッキン
グエラー信号が検出されたと判定された場合、そのトラ
ッキングエラー信号の低域成分を検出してバイアス値と
し、前記所定のトラッキングエラー信号が検出されたと
判定されなかった場合、前記光ピックアップの移動によ
って検出されるトラッキングエラー信号の低域成分を検
出してバイアス値とするバイアス検出手段と、前記バイ
アス値に基づいて前記トラッキングエラー信号のバラン
スを調整する調整手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0011】また、請求項6記載の発明は、請求項1記
載の発明を方法の観点で捉えたものであり、光ディスク
を回転させると共に、光ピックアップにより該光ディス
クにビームを照射してその反射光を検出し、前記光ピッ
クアップから出力される信号に基づき、トラッキングエ
ラー信号を検出し、前記光ディスクの回転によって所定
のトラッキングエラー信号が検出されたか否かを判定
し、前記判定によって前記所定のトラッキングエラー信
号が検出されたと判定された場合、そのトラッキングエ
ラー信号の低域成分を検出してバイアス値とし、前記判
定によって前記所定のトラッキングエラー信号が検出さ
れたと判定されなかった場合、前記光ピックアップを前
記光ディスクのトラック横切り方向に移動させ、前記光
ピックアップの移動によって検出されるトラッキングエ
ラー信号の低域成分を検出してバイアス値とし、前記バ
イアス値に基づいて前記トラッキングエラー信号のバラ
ンスを調整することを特徴としている。
【0012】以上のような構成を有する請求項1及び6
記載の発明によれば、以下のような作用が得られる。す
なわち、光ディスクの回転により、その偏心成分のみで
所定のトラッキングエラー信号が検出された場合、その
トラッキングエラー信号の低域成分を検出してバイアス
値とする。一方、光ディスクの回転による偏心成分のみ
では所定のトラッキングエラー信号が検出されなかった
場合、光ピックアップを光ディスクのトラック横切り方
向に移動させる。そして、それによって得られるトラッ
キングエラー信号の低域成分を検出してバイアス値とす
る。
【0013】このように、光ディスクの回転による偏心
成分のみでバイアス値が得られる場合は、光ピックアッ
プを移動させないため、トラッキングバランス調整に要
する時間を短縮することができる。
【0014】請求項2記載の発明によるトラッキングエ
ラー調整装置は、請求項1記載の発明において、前記ト
ラッキングエラー信号のサイクルをカウントする波形カ
ウント手段を具備し、前記判定手段が、一定時間におい
て、前記波形カウント手段によってカウントされる前記
サイクル数が所定の数以上であった場合に、前記所定の
トラッキング信号が検出されたと判定することを特徴と
している。
【0015】また、請求項7記載の発明によるトラッキ
ングエラー調整方法は、請求項2記載の発明を方法の観
点で捉えたものであり、請求項6記載の発明において、
前記トラッキングエラー信号のサイクルをカウントし、
一定時間において、前記カウントしたサイクル数が所定
の数以上であった場合に、前記所定のトラッキング信号
が検出されたと判定することを特徴としている。
【0016】請求項2又は7記載の発明によれば、以下
のような作用が得られる。すなわち、一定時間におい
て、トラッキングエラー信号の波形のサイクル数をカウ
ントし、そのサイクル数が所定の数以上であったか否か
により、光ディスクの回転時の偏心のみで十分なトラッ
キングエラー信号が得られるか否かが判断される。従っ
て、簡単な構成で容易に判定を行うことができる。
【0017】請求項3記載の発明によるトラッキングバ
ランス調整装置は、請求項1又は2記載の発明におい
て、前記光ディスクの最内周位置及び最外周位置の少な
くとも一方に配置され、前記光ピックアップが対応する
最内周位置又は最外周位置ある場合にオンとなるリミッ
トスイッチと、前記光ピックアップの移動方向に配置さ
れた前記リミットスイッチがオンである場合、該光ピッ
クアップの移動方向を逆方向に設定する移動方向決定手
段とを具備し、前記ピックアップ移動手段が、前記移動
方向決定手段によって決定される移動方向に前記光ピッ
クアップを移動させることを特徴としている。
【0018】請求項8記載の発明によるトラッキングバ
ランス調整方法は、請求項3記載の発明を方法の観点で
捉えたものであり、請求項6又は7記載の発明におい
て、前記光ディスクの最内周位置及び最外周位置の少な
くとも一方にリミットスイッチを配置し、前記光ピック
アップが対応する最内周位置又は最外周位置にある場合
にオンとなるようにし、前記光ピックアップの移動方向
に配置された前記リミットスイッチがオンである場合、
該ピックアップをその移動方向の逆方向に移動させるこ
とを特徴としている。
【0019】請求項3又は8記載の発明によれば、光デ
ィスクの最内周位置及び最外周位置の少なくとも一方に
リミットスイッチが配置されているため、その方向に光
ピックアップを移動させた場合に光ピックアップが光デ
ィスクのミラー面に飛出すのを防止することができる。
【0020】請求項4記載の発明によるトラッキングバ
ランス調整装置は、請求項3記載の発明において、前記
リミットスイッチが、前記光ピックアップが前記光ディ
スクの最内周位置にある場合にオンとなるように構成さ
れており、前記移動方向決定手段が、前記光ピックアッ
プの移動開始時に、前記リミットスイッチがオンである
場合、該光ピックアップが前記光ディスクの外周方向に
所定時間移動し、オフである場合、前記リミットスイッ
チがオンとなるまで該光ピックアップが内周方向に前記
所定時間移動した後、外周方向に該所定時間移動し、オ
フであって、該光ピックアップが内周方向に移動途中で
前記リミットスイッチがオンとなった場合、その最内周
位置から外周方向に前記所定時間移動するよう移動方向
を決定し、前記トラッキングエラー信号検出手段が、前
記光ピックアップが前記光ディスクの外周方向に移動し
ている時にのみ前記トラッキングエラー信号を検出し、
前記ピックアップ移動手段が、前記トラッキングエラー
信号の検出後に前記光ピックアップが元の位置に無い場
合、該光ピックアップをその移動時間に基づいて元の位
置に戻すことを特徴としている。
【0021】請求項4記載の発明によれば、以下のよう
な作用が得られる。すなわち、すなわち、光ピックアッ
プの移動開始時に、リミットスイッチがオンである場
合、光ピックアップは光ディスクの外周方向に所定時間
移動する。一方、オフである場合、光ピックアップは光
ディスクの最内周位置にないため、内周方向に移動す
る。この内周方向への移動途中でリミットスイッチがオ
ンとならなければ、内周方向へ所定時間移動した後、同
じ時間外周方向へ移動する。また、内周方向への移動途
中でリミットスイッチがオンとなった場合、その最内周
位置から所定時間外周方向へ移動する。
【0022】このように、リミットスイッチを基準に、
時間で移動を制御しているため、光ピックアップを元の
位置に戻す際にその分戻せばよく、光ディスクのアドレ
スを検索する場合よりも時間を短縮することができる。
【0023】請求項5記載の発明によるトラッキングバ
ランス調整装置は、請求項4記載の発明において、前記
ピックアップ移動手段が、前記光ピックアップが、前記
内周方向に移動途中で前記リミットスイッチがオンとな
ることにより、その最内周位置から前記外周方向に移動
した場合、前記トラッキングエラー信号の検出後、該光
ピックアップを、前記外周方向に移動した時間から前記
内周方向に移動した時間を引いた時間移動させることを
特徴としている。
【0024】請求項5記載の発明によれば、以下のよう
な作用が得られる。すなわち、光ピックアップが光ディ
スクの内周方向に移動している途中でリミットスイッチ
がオンとなった場合、光ピックアップは光ディスクの最
内周位置から外周方向へ所定時間移動する。そのため、
トラッキングエラー信号の検出後には、その所定時間か
ら、予め光ピックアップが内周方向に移動した時間を引
くことにより、光ピックアップを元の位置に戻すべき時
間が求められる。
【0025】このように、リミットスイッチによって光
ピックアップが最内周位置より内側に移動することが無
く、また、移動時間に基づいて光ピックアップを元の位
置に戻すため時間を短縮することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明によるトラッキン
グバランス調整装置の実施の形態について図面を参照し
て説明する。なお、以下に示す実施の形態の各機能は、
所定のメカニズムやソフトウェアがコンピュータ及び周
辺機器を制御することで実現されるものであり、本明細
書では、各機能や各処理に対応する「……手段」などの
仮想的回路ブロックを想定して、発明及び実施の形態を
説明している。このため、各ブロックに対して、これを
実現する各ハードウエア要素やソフトウェア要素は1対
1には対応しない。
【0027】[1.構成]図1は、本発明の一実施の形
態によるトラッキングバランス調整装置の構成を示すブ
ロック図である。同図において、1はスレッド2に搭載
され、対物レンズ及びこれをトラック横切方向に微小駆
動するトラッキングアクチュエータ(微駆動手段)を備
えた光ピックアップであり、スピンドルモータ20(請
求項1における回転手段)によって回転可能である光デ
ィスク3に対しメインビームを照射すると共に、トラッ
キングエラー信号を得るため、メインビームの照射位置
から半径方向に所定量ずらして2本のサブビームをそれ
ぞれ照射する。
【0028】また、光ピックアップ1は、光ディスク3
からの反射光としてのメインビーム及びサブビームを受
光し、その出力をRFアンプ4に出力する。RFアンプ
4は、光ピックアップ1の出力から、メインビームに対
応するRF信号、及びサブビームに対応するRF信号、
すなわちE信号及びF信号を出力する。
【0029】5は演算器であり、RFアンプ4からのE
信号及びF信号を受信し、これらの信号の差分を計算し
てトラッキングエラー信号として検出する。なお、この
演算器5は請求項1におけるトラッキングエラー信号検
出手段に対応している。
【0030】6はローパスフィルタ(以下、LPFとす
る)であり、例えばカットオフ周波数が数Hzであっ
て、上記トラッキングエラー信号の高域成分をカットし
て(低域成分を検出して)、トラッキングエラー信号の
センタ電圧を出力する。なお、このLPF6は請求項1
のバイアス検出手段に対応している。7はレジスタであ
り、LPF6から出力されるセンタ電圧をバイアス値と
して格納する。8は位相補償回路であり、演算器5が出
力するトラッキングエラー信号に所定の位相補償を施
す。
【0031】9は直流検出回路であり、位相補償回路8
からのトラッキングエラー信号の直流成分を取り出す。
10は駆動回路であり、上記トラッキングエラー信号に
基づきモータ11を駆動する。また、モータ11は、上
述したスレッド2を駆動するスライドモータ(粗駆動手
段)であって、スレッド2を矢印A方向に移動させる。
なお、このモータ11は、請求項1のピックアップ移動
手段に対応している。また、10Bは位相補償回路8よ
り出力され、上記光ピックアップ1のトラッキングアク
チュエータ(図示せず)を駆動する駆動回路である。
【0032】12はリミットスイッチであって、光ディ
スク3の最内周位置に対応する位置に設置されている。
そして、リミットスイッチ12は、スレッド2が最内周
位置に到達するとONとなり、スレッド2が最内周位置
より外周方向に移動するとOFFとなる。
【0033】13は制御部であり、コントローラ13
0、波形カウント回路131、タイマ132、判定回路
133、及び移動方向決定回路134等から構成されて
いる。コントローラ130は、各部の制御、トラッキン
グバランス調整時の初期設定等を行う。また、コントロ
ーラ130は、レジスタ7に格納されているバイアス値
を駆動回路10に与えることにより、トラッキングエラ
ー信号のバランス調整を行う。なお、このコントローラ
130は、請求項1の調整手段に対応している。
【0034】波形カウント回路131は、光ディスク3
の回転時に、演算器5によって抽出されるトラッキング
エラー信号の波形のサイクル数をカウントする。すなわ
ち、トラッキングエラー信号の波形のサイクル数は光ピ
ックアップ1がトラックを横切った数に対応しており、
光ディスク3の回転による偏心によって光ピックアップ
1がトラックを横切った場合、それに対応するトラック
横切り波形が得られる。そのため、この波形のサイクル
のカウント値により、十分なトラッキングエラー信号が
得られたか否かが分かる。なお、この波形カウント回路
131は、請求項2の波形カウント手段に対応してい
る。
【0035】また、タイマ132は、上記波形カウント
回路131のカウント時間、スレッド2の移動時間等を
設定する。判定回路133は、タイマ132によって設
定される所定の時間内に、波形カウント回路131が所
定数のサイクルをカウントしたかを判断することによ
り、スレッド2を移動させるか否かの判定を行う。すな
わち、上述したように、スレッド2を移動させることな
く光ディスク3の回転のみにより、十分なトラッキング
エラー信号が得られたか否か判定する。なお、この判定
回路133は、請求項1の判定手段に対応している。
【0036】移動方向決定回路134は、リミットスイ
ッチ12のON/OFFを検出することにより、スレッ
ド2の移動方向(フォワード方向又はリバース方向)を
決定する。なお、この移動方向決定回路134は、請求
項3の移動方向決定手段に対応している。
【0037】[2.作用]以上のように構成された本実
施の形態の作用について、図2〜図5のフローチャート
を参照して説明する。図2〜図5のフローチャートは、
図1に示す制御部12の動作を示している。
【0038】<スレッド2を移動させない場合>光ディ
スクを光ディスク装置に挿入した時、又は挿入状態で光
ディスクの再生指示を行った時等、図2に示す処理を開
始する。まず、コントローラ130は、スピンドルモー
タ20を駆動して光ディスク3を回転させる(ステップ
S201)。
【0039】次に、コントローラ130は、トラッキン
グバランス調整用に以下のような初期設定を行う(ステ
ップS202)。すなわち、LPF6のカットオフ周波
数の設定、及び光ディスクの回転同期チェックの停止等
を行う。例えば、上記LPF6として、再生時に光ディ
スク上の傷を通過する時等に使用するフィルタ(トラッ
キングホールドフィルタという)を兼用する場合に、そ
のフィルタのカットオフ周波数をトラッキングバランス
制御用に変更する。また、トラッキングバランス制御中
はCLVサーボがオフであり、光ディスクの回転の同期
をとらないため、そのためのチェック機能を停止する。
【0040】次に、トラッキングエラー信号のセンタ電
圧の測定を開始する(ステップS203)。すなわち、
コントローラ130は、光ピックアップ1を制御してメ
インビーム及びサブビームを照射させ、それらの反射光
を受光させる。それにより、光ピックアップ1の出力が
RFアンプ4に供給され、RFアンプ4からE信号及び
F信号が演算器5に供給される。そして、演算器4より
トラッキングエラー信号が検出され、LPF6に供給さ
れる。LPF6では、そのトラッキングエラー信号のセ
ンタ電圧が検出される。
【0041】一方、上記トラッキングエラー信号は、波
形カウント回路131にも供給される。そして、タイマ
132が、センタ電圧の測定開始と同時に50msec
タイマを開始すると共に、波形カウント回路131が、
演算器5から出力されるトラッキングエラー信号の波
形、すなわちトラック横切り波形のサイクルのカウント
を開始する。
【0042】そして、50msecが経過すると(ステ
ップS204)、判定手段133が、上記トラック横切
り波形のサイクルのカウント値が予め決められた値N以
上であるか否かの判断を行う(ステップS205)。な
お、この値Nは、トラッキングエラー信号の正確なセン
タ電圧を検出するために、一定時間(この場合は50m
sec)に必要なトラック横切り波形の数に対応して設
定されている。そして、カウントを開始して50mse
c経過後に上記カウント値がN本以上であれば、50m
secタイマを継続する。その後、50msecが経過
すると(ステップS206)、センタ電圧の測定、すな
わちLPF6によるセンタ電圧の検出を停止する(ステ
ップS207)。
【0043】次に、コントローラ130は、LPF6が
検出したセンタ電圧をレジスタ7にバイアス値として登
録させる(ステップS208)。そして、このレジスタ
7に登録したバイアス値に基づき、演算器5から位相補
償回路8及び直流検出回路9を介して駆動回路10に供
給されるトラッキングエラー信号に対し、トラッキング
バランスの調整を行う(ステップS209)。すなわ
ち、トラッキングエラー信号に対して上記バイアス値を
キャンセルするよう、駆動回路10を制御する。これに
より、トラッキングバランス調整を終了する。
【0044】なお、図示していないが、光ディスク装置
において光ディスク3を再生する前に、ステップS20
2の初期設定処理において設定した、例えばLPF6の
カットオフ周波数を再生用に設定する等の処理を行う。
【0045】一方、ステップ205において、判定手段
133が、カウントを開始して50msec経過後にト
ラック横切り波形のカウント値が値N以上でないと判断
した場合(光ディスク3の偏心が少ない場合)、センタ
電圧の測定、すなわちLPF6によるセンタ電圧の検出
を停止し(ステップS210)、図3に示す処理に進
む。すなわち、この場合は、スレッド2を移動させず光
ディスク3の回転のみで、一定期間にセンタ電圧の測定
に必要なトラック横切り波形が得られなかった場合であ
り、この場合、スレッド2を移動させる以下の処理を行
う。
【0046】<スレッド2をフォワード方向に移動させ
る場合>図3において、まず、コントローラ130が、
スレッド2を移動させるモータ11への印加電圧を変更
する(ステップS301)。すなわち、この場合スレッ
ド2を高速で移動させる必要がないため、騒音の低減の
ためにスレッド2の作動音を抑えるようにモータ11へ
の印加電圧を設定する。
【0047】次に、移動方向決定回路134が、現時点
でリミットスイッチ12が「ON」であるか否か、すな
わちスレッド2が光ディスク3の最内周位置にあるか否
かを判断する(ステップ302)。その結果、リミット
スイッチ12が「ON」である場合、スレッド2が光デ
ィスク3の最内周位置にあるため、スレッド2がフォワ
ード方向に移動するようにモータ11に電圧を印加する
(ステップS303)。
【0048】また、同時にタイマ102が16msec
タイマを開始して、スレッド2が移動を開始するのを待
つ(ステップS304)。ここでは、モータ11に電圧
を印加してからスレッド2が移動を開始するまで約16
msecかかると想定している。
【0049】ここで、図6に、リミットスイッチ12が
ONとなる位置、すなわち光ディスク3の最内周位置と
スレッド2との概略的な位置関係を示す。すなわち、こ
の場合、スレッド2が光ディスク3の最内周位置にある
ため、そこからフォワード方向に移動を開始する。
【0050】そして、16msecが経過するとスレッ
ド2が移動を開始するため、光ピックアップ1の移動に
よって得られるE信号及びF信号に基づき、図2のステ
ップS203で説明したようにトラッキングエラー信号
のセンタ電圧の測定を開始する(ステップS305)。
なお、ここでは、タイマ132が、センタ電圧の測定開
始と同時に100msecタイマを開始する。
【0051】そして、100msecが経過すると(ス
テップS306)、図2のステップS207〜ステップ
S209と同様に、センタ電圧の測定を停止し(ステッ
プS307)、測定したセンタ電圧をバイアス値として
レジスタ7に登録し(ステップS308)、トラッキン
グバランスの調整を行う(ステップS309)。
【0052】その後、スレッド2がリバース方向に移動
するようにモータ11に電圧を印加する(ステップS3
10)。また、同時に、116msecタイマを開始す
る。ここで、116msecは、モータ11に電圧を印
加してスレッド2が移動を開始するまでにかかる時間1
6msecと、ステップS306で示すようにスレッド
2の移動した時間100msecとを足した時間であ
る。
【0053】この場合、図6に示すように、フォワード
方向に100msec移動したスレッド2を、同じ10
0msecリバース方向に移動させてスレッド2を元の
位置に戻す。そして、上記116msecを経過すると
(ステップS311)、スレッド2が元の位置に戻るた
め、モータ11を停止する(ステップS312)。
【0054】一方、ステップS302において、リミッ
トスイッチ12が「OFF」であると判断した場合、す
なわち、スレッド2が光ディスク3の最内周位置にはな
いと判断した場合、図4に示す以下の処理に進む。
【0055】<スレッド2をリバース方向に移動させる
場合>ここで、図7は、リミットスイッチ12がONと
なる位置とスレッド2との概略的な位置関係を示す。こ
の場合、リミットスイッチ12が「OFF」であるた
め、スレッド2をリバース方向に移動させる。
【0056】すなわち、図4において、スレッド2をリ
バース方向に移動させるようモータ11に電圧を印加す
る(ステップS401)。また、同時にタイマ132が
116msecタイマを開始する。そして、移動方向決
定回路134が、リミットスイッチ12が「ON」であ
るか否かを判断し(ステップS402)、「ON」でな
い間は116msecの経過を待つ(ステップS40
3)。なお、この116msecは、モータ11に電圧
を印加してからスレッド2が移動し始めるまでの時間1
6msecと、スレッド2をリバース方向に移動させる
時間100msecを足したものである。すなわち、こ
こでは、スレッド2がリバース方向に移動する間に光デ
ィスク3の最内周位置に到達するか否かを判断してい
る。
【0057】そして、リミットスイッチ12が「OF
F」のままでスレッド2がリバース方向に移動した後、
スレッド2がフォワード方向に移動するようにモータ1
1に電圧を印加する(ステップS404)。その後、1
6msecが経過すると(ステップS405)、図3の
ステップS305と同様にトラッキングエラー信号のセ
ンタ電圧の測定を開始する(ステップS406)。ま
た、同時に、100msecタイマを開始する。この場
合、図7に示すように、スレッド2がリバース方向に移
動した結果、リミットスイッチ12がONとなる位置ま
で到達しなかったため、その後同じ時間だけフォワード
位置に移動させてセンタ電圧の測定を行う。
【0058】そして、100msecが経過すると(ス
テップS407)、図3のステップS307〜ステップ
S309と同様に、センタ電圧の測定を停止し(ステッ
プS408)、測定したセンタ電圧をバイアス値として
レジスタ7に登録し(ステップS409)、トラッキン
グバランスの調整を行う(ステップS410)。その
後、モータ11を停止する(ステップS411)。この
場合、最初にスレッド2をリバース方向に100mse
c移動させているため、センタ電圧を検出するためにフ
ォワード方向に100msec移動させた時点で、スレ
ッド2は元の位置に戻っている。
【0059】一方、ステップS402において、移動方
向決定回路134が、リミットスイッチ12が「ON」
であると判断した場合、すなわち、スレッド2がリバー
ス方向に移動途中で光ディスク3の最内周位置に到達し
た場合、図5に示す処理に進む。ここで、図8は、リミ
ットスイッチ12がONとなる位置とスレッド2との概
略的な位置関係を示す。この場合、同図(a)に示すよ
うに、スレッド2がリバース方向に移動している途中
に、リミットスイッチ12が「ON」となる位置に到達
する。
【0060】まず、図4のステップS401において開
始したタイマカウンタを停止し、その時点でのカウント
値Xmsecを図示しないレジスタに格納する(ステッ
プS501)。すなわち、このカウント値Xmsec
は、図8(a)においてスレッド2がリバース方向に移
動した時間を示している。
【0061】次に、スレッド2をフォワード方向に移動
させるようモータ11に電圧を印加する(ステップS5
02)。そして、16msecが経過すると(ステップ
S503)、図3のステップS305及び図4のステッ
プS406と同様にトラッキングエラー信号のセンタ電
圧の測定を開始する(ステップS504)。また、同時
に、100msecタイマを開始する。この場合、図8
(b)に示すように、スレッド2を、リミットスイッチ
12がONとなっている位置から100msec移動さ
せる。
【0062】そして、100msecが経過すると(ス
テップS505)、図3のステップS307〜ステップ
S309、及び図4のステップS408〜ステップS4
10と同様に、センタ電圧の測定を停止し(ステップS
506)、測定したセンタ電圧をバイアス値としてレジ
スタ7に登録し(ステップS507)、トラッキングバ
ランスの調整を行う(ステップS508)。
【0063】その後、スレッド2の移動時間を算出する
(ステップS509)。すなわち、ステップS502〜
ステップS506においてスレッド2がフォワード方向
に移動した時間116msec(移動開始の待ち時間1
6msec含む)から、図4のステップS401〜S4
02でスレッド2がリバース方向に移動した時間であっ
て、ステップ501でレジスタに格納したカウント値X
msecを引く。図8(b)に示すように、スレッド2
がフォワード方向に移動した時間から、その前にリバー
ス方向に移動していた時間を引くことにより、スレッド
2を元の位置に戻すための時間が求められる。
【0064】次に、ステップS509で算出した移動時
間分、スレッド2をリバース方向に移動させるようにモ
ータ11に電圧を印加する(ステップS510)。そし
て、移動時間を経過すると(ステップS511)、スレ
ッド2が元の位置に戻るため、モータ11を停止する
(ステップS512)。
【0065】[3.効果]以上のように本実施の形態に
よれば、光ディスク3を回転させてその偏心成分のみで
トラッキングバランス調整が可能である場合は、スレッ
ド2を移動させないため、例えば、ステップS301以
降の処理を行うだけの場合に比較して、調整の時間を大
幅に短縮することができる。また、その偏心成分のみで
は調整ができない場合はスレッド2を移動させるが、そ
の場合も、リミットスイッチ9を利用してスレッド2の
移動時間を計測し、その移動時間分スレッド2を元に戻
すため、光ディスク3のアドレスを検出し、そのアドレ
スへアクセス処理する場合もよりも時間を短縮すること
ができる。
【0066】また、リミットスイッチ12が「OFF」
の場合、スレッド2を一旦リバース方向に移動させるた
め、光ディスク3の最外周位置にリミットスイッチを設
けなくても、スレッド2がその最外周位置から外側へ飛
び出すことがない。
【0067】[4.他の実施の形態]本発明は、上述し
た実施の形態に限定されるものではなく、以下のような
他の実施の形態をも包含するものである。まず、センタ
電圧の測定時にスレッド2を移動させるか否かを決定す
る際、本実施の形態ではトラック横切り波形のサイクル
をカウントしたが、これに限らず、他の方法でもよい。
【0068】また、上述した実施の形態では、センタ電
圧の測定時に100msec信号を抽出するようにした
が、それに限らず、トラック横切り波形のサイクルをカ
ウントして所定数取り込むようにしてもよい。あるい
は、所定数取り込む過程で、所定の時間を経過した時点
で処理を停止するようにしてもよい。
【0069】更に、上述した実施の形態では、光ディス
クの最内周位置にのみリミットスイッチを設けている
が、最外周位置にもリミットスイッチを設けてもよい。
その場合、最内周位置のリミットスイッチ9が「OF
F」である場合に、スレッド3をリバース方向に戻す必
要が無くなる。但し、その場合、光ディスクの大きさに
合わせて最外周位置のリミットスイッチを配置する必要
がある。
【0070】また、上記実施の形態においては、光ディ
スクの回転のみで所定数のトラッキングエラー信号波形
が得られない時は、スレッドモータ(粗駆動手段)を駆
動するようにしたが、トラッキングアクチュエータ(微
駆動手段)を駆動する構成としてもよい。更に、トラッ
キングエラー信号は、3ビーム法に限らず、プッシュプ
ル法、DPD法等いかなる方法で得られるものでもあっ
てよい。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ディスクの回転による偏心成分のみでトラッキングエ
ラー信号のバイアス値が得られる場合は、光ピックアッ
プを移動させないため、トラッキングバランス調整に要
する時間を短縮することができる。また、光ピックアッ
プを移動させる場合も、リミットスイッチを用いて、移
動時間に基づいて光ピックアップを元に戻すため、光デ
ィスクのアドレスを検出する場合に比べて時間を短縮す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるトラッキングバラ
ンス制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態による制御部12の動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】同実施の形態による制御部12の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】同実施の形態による制御部12の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】同実施の形態による制御部12の動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】リミットスイッチ12がONとなる位置とスレ
ッド2との概略的な位置関係を説明する図である。
【図7】リミットスイッチ12がONとなる位置とスレ
ッド2との概略的な位置関係を説明する図である。
【図8】リミットスイッチ12がONとなる位置とスレ
ッド2との概略的な位置関係を説明する図である。
【符号の説明】
1…光ピックアップ 2…スレッド 3…光ディスク 4…RFアンプ 5…演算器 6…ローパスフィルタ 7…レジスタ 8…位相補償回路 9…直流検出回路 10,10B…駆動回路 11…モータ 12…リミットスイッチ 13…制御部 20…スピンドルモータ 130…コントローラ 131…波形カウント回路 132…タイマ 133…判定回路 134…移動方向決定回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクにビームを照射し、その反射
    光を検出する光ピックアップと、 前記光ディスクを回転させる回転手段と、 前記光ピックアップから出力される信号に基づき、トラ
    ッキングエラー信号を検出するトラッキングエラー信号
    検出手段と、 前記光ディスクの回転により、前記トラッキングエラー
    信号検出手段によって所定のトラッキングエラー信号が
    検出されたか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により、前記所定のトラッキングエラー信
    号が検出されたと判定されなかった場合に、前記光ピッ
    クアップを前記光ディスクのトラック横切り方向に移動
    させるピックアップ移動手段と、 前記判定手段により、前記所定のトラッキングエラー信
    号が検出されたと判定された場合、そのトラッキングエ
    ラー信号の低域成分を検出してバイアス値とし、前記所
    定のトラッキングエラー信号が検出されたと判定されな
    かった場合、前記光ピックアップの移動によって検出さ
    れるトラッキングエラー信号の低域成分を検出してバイ
    アス値とするバイアス検出手段と、 前記バイアス値に基づいて前記トラッキングエラー信号
    のバランスを調整する調整手段とを具備することを特徴
    とするトラッキングバランス調整装置。
  2. 【請求項2】 前記トラッキングエラー信号のサイクル
    をカウントする波形カウント手段を具備し、 前記判定手段は、一定時間において、前記波形カウント
    手段によってカウントされる前記サイクル数が所定の数
    以上であった場合に、前記所定のトラッキング信号が検
    出されたと判定することを特徴とする請求項1記載のト
    ラッキングバランス調整装置。
  3. 【請求項3】 前記光ディスクの最内周位置及び最外周
    位置の少なくとも一方に配置され、前記光ピックアップ
    が対応する最内周位置又は最外周位置ある場合にオンと
    なるリミットスイッチと、 前記光ピックアップの移動方向に配置された前記リミッ
    トスイッチがオンである場合、該光ピックアップの移動
    方向を逆方向に設定する移動方向決定手段とを具備し、 前記ピックアップ移動手段は、前記移動方向決定手段に
    よって決定される移動方向に前記光ピックアップを移動
    させることを特徴とする請求項1又は2記載のトラッキ
    ングバランス調整装置。
  4. 【請求項4】 前記リミットスイッチは、前記光ピック
    アップが前記光ディスクの最内周位置にある場合にオン
    となるように構成されており、 前記移動方向決定手段は、前記光ピックアップの移動開
    始時に、前記リミットスイッチがオンである場合、該光
    ピックアップが前記光ディスクの外周方向に所定時間移
    動し、オフである場合、前記リミットスイッチがオンと
    なるまで該光ピックアップが内周方向に前記所定時間移
    動した後、外周方向に該所定時間移動し、オフであっ
    て、該光ピックアップが内周方向に移動途中で前記リミ
    ットスイッチがオンとなった場合、その最内周位置から
    外周方向に前記所定時間移動するよう移動方向を決定
    し、 前記トラッキングエラー信号検出手段は、前記光ピック
    アップが前記光ディスクの外周方向に移動している時に
    のみ前記トラッキングエラー信号を検出し、 前記ピックアップ移動手段は、前記トラッキングエラー
    信号の検出後に前記光ピックアップが元の位置に無い場
    合、該光ピックアップをその移動時間に基づいて元の位
    置に戻すことを特徴とする請求項3記載のトラッキング
    バランス調整装置。
  5. 【請求項5】 前記ピックアップ移動手段は、前記光ピ
    ックアップが、前記内周方向に移動途中で前記リミット
    スイッチがオンとなることにより、その最内周位置から
    前記外周方向に移動した場合、前記トラッキングエラー
    信号の検出後、該光ピックアップを、前記外周方向に移
    動した時間から前記内周方向に移動した時間を引いた時
    間移動させることを特徴とする請求項4記載のトラッキ
    ングバランス調整装置。
  6. 【請求項6】 光ディスクを回転させると共に、光ピッ
    クアップにより該光ディスクにビームを照射してその反
    射光を検出し、 前記光ピックアップから出力される信号に基づき、トラ
    ッキングエラー信号を検出し、 前記光ディスクの回転によって所定のトラッキングエラ
    ー信号が検出されたか否かを判定し、 前記判定によって前記所定のトラッキングエラー信号が
    検出されたと判定された場合、そのトラッキングエラー
    信号の低域成分を検出してバイアス値とし、 前記判定によって前記所定のトラッキングエラー信号が
    検出されたと判定されなかった場合、前記光ピックアッ
    プを前記光ディスクのトラック横切り方向に移動させ、
    前記光ピックアップの移動によって検出されるトラッキ
    ングエラー信号の低域成分を検出してバイアス値とし、 前記バイアス値に基づいて前記トラッキングエラー信号
    のバランスを調整することを特徴とするトラッキングバ
    ランス調整方法。
  7. 【請求項7】 前記トラッキングエラー信号のサイクル
    をカウントし、 一定時間において、前記カウントしたサイクル数が所定
    の数以上であった場合に、前記所定のトラッキング信号
    が検出されたと判定することを特徴とする請求項6記載
    のトラッキングバランス調整方法。
  8. 【請求項8】 前記光ディスクの最内周位置及び最外周
    位置の少なくとも一方にリミットスイッチを配置し、前
    記光ピックアップが対応する最内周位置又は最外周位置
    にある場合にオンとなるようにし、 前記光ピックアップの移動方向に配置された前記リミッ
    トスイッチがオンである場合、該ピックアップをその移
    動方向の逆方向に移動させることを特徴とする請求項6
    又は7記載のトラッキングバランス調整方法。
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