JP2000252805A - 電源供給制御装置および電源供給制御方法 - Google Patents

電源供給制御装置および電源供給制御方法

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JP2000252805A
JP2000252805A JP11095356A JP9535699A JP2000252805A JP 2000252805 A JP2000252805 A JP 2000252805A JP 11095356 A JP11095356 A JP 11095356A JP 9535699 A JP9535699 A JP 9535699A JP 2000252805 A JP2000252805 A JP 2000252805A
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semiconductor switch
control
power supply
voltage
threshold value
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JP11095356A
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Shunzo Oshima
俊藏 大島
Mitsugi Watanabe
貢 渡辺
Yoshikazu Nagashima
良和 長嶋
Akira Kato
晃 加藤
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の熱損失を抑え、不完全短絡(レアショ
ート)発生時の異常電流に対しても高速応答を可能とし
た電源供給制御装置および電源供給制御方法を提供す
る。 【解決手段】 半導体スイッチQFの端子間電圧が第1
しきい値を超えたときに第1制御手段111によってオ
フ制御する。また、第2しきい値を超えた後に第1計時
手段(CMP2,R15,C1)によって第1所定時間
を計時し、計時後、第2制御手段(Q1,CMP1,1
11)によってオン制御する。さらに、第3しきい値よ
り低下した後に第3しきい値と等しくなってから第2所
定時間を第2計時手段(CMP2,R18,C1)によ
って計時し、計時後、第1しきい値を超えているときに
第3制御手段(Q1,CMP1,111)によってオフ
制御し、第1しきい値以下のときにオン制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源供給制御装置お
よび電源供給制御方法に関し、より詳しくは、制御信号
に応じてスイッチング制御により、電源から負荷への電
力供給を制御する半導体スイッチを備えた電源供給制御
装置および電源供給制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体スイッチを備えた電源供給
制御装置としては、例えば図9に示すようなものがあ
る。本従来例の電源供給制御装置は、自動車においてバ
ッテリからの電源を選択的に各負荷に供給して、負荷へ
の電力供給を制御する装置である。
【0003】同図において、本従来例の電源供給制御装
置は、電源101の出力電圧VBをヘッドライトやパワ
ーウィンドウの駆動モータ等々の負荷102に供給する
経路にシャント抵抗RSおよびサーマルFETQFのド
レインD−ソースSを直列接続した構成である。また、
シャント抵抗RSを流れる電流を検出してハードウェア
回路によりサーマルFETQFの駆動を制御するドライ
バ901と、ドライバ901でモニタした電流値に基づ
いてサーマルFETQFの駆動信号をオン/オフ制御す
るA/D変換器902およびマイコン(CPU)903
とを備えている。
【0004】半導体スイッチとしてのサーマルFETQ
Fは、図示しない温度センサを内蔵してサーマルFET
QFが規定以上の温度まで上昇した場合には、内蔵する
ゲート遮断回路によってサーマルFETQFを強制的に
オフ制御する過熱遮断機能を備えている。また、図中の
RGは抵抗であり、ZD1はゲートG−ソースS間を1
2[V]に保ってゲートGに過電圧が印加されようとし
た場合にこれをバイパスさせるツェナーダイオードであ
る。
【0005】また、本従来例の電源供給制御装置では、
負荷102またはサーマルFETQFのドレインD−ソ
ースS間における過電流に対する保護機能をも備えてい
る。即ち、ドライバ901は、電流モニタ回路としての
差動増幅器911,913と、電流制限回路としての差
動増幅器912と、チャージポンプ回路915と、マイ
コン903からのオン/オフ制御信号および電流制限回
路からの過電流判定結果に基づき、抵抗RGを介してサ
ーマルFETQFのゲートGを駆動する駆動回路914
を備えて構成されている。
【0006】シャント抵抗RSの電圧降下に基づき差動
増幅器912を介して、電流が判定値(上限)を超えた
として過電流が検出された場合には、駆動回路914に
よってサーマルFETQFをオフ動作とし、その後電流
が低下して判定値(下限)を下回ったらサーマルFET
QFをオン動作させる。
【0007】一方、マイコン903は、電流モニタ回路
(差動増幅器911,913)を介して電流を常時モニ
タしており、正常値を上回る異常電流が流れていれば、
サーマルFETQFの駆動信号をオフすることによりサ
ーマルFETQFをオフ動作させる。なお、マイコン9
03からオフ制御の駆動信号が出力される前に、サーマ
ルFETQFの温度が規定値を超えていれば、過熱遮断
機能によってサーマルFETQFはオフ動作となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電源供給制御装置にあっては、電流検出を行うため
に電力の供給経路に直列接続されるシャント抵抗RSを
必要とした構成であり、近年のサーマルFETQFのオ
ン抵抗の低減に伴う負荷の大電流化により、シャント抵
抗の熱損失が無視できないという問題点がある。
【0009】また、上述の過熱遮断機能や過電流制限回
路は、負荷102や配線にほぼ完全な短絡状態が発生し
て大電流が流れる場合には機能するが、ある程度の短絡
抵抗を持つ不完全短絡などのレアショートが発生して小
さい短絡電流が流れた場合には機能せず、電流のモニタ
回路を介してマイコン903により異常電流を検出して
サーマルFETQFをオフ制御するしかなく、このよう
な異常電流に対するマイコン制御による応答性が悪いと
いう事情もあった。
【0010】また、シャント抵抗RSやA/D変換器9
02、マイコン903等が必要であるため、大きな実装
スペースが必要であり、またこれらの比較的高価な部品
により装置コストが高くなってしまうという問題点もあ
る。
【0011】本発明の目的は、上記従来の問題点や事情
を解決することにあり、電流検出を行うために電力の供
給経路に直列接続されるシャント抵抗を不要として装置
の熱損失を抑え、ある程度の短絡抵抗を持つ不完全短絡
などのレアショートが発生した場合の異常電流に対して
も高速応答を可能とし、集積化が容易で安価な電源供給
制御装置および電源供給制御方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明の請求項1に係る電源供給制御装置は、制御
信号入力端子へ供給される制御信号に応じてスイッチン
グ制御され電源から負荷への電力供給を制御する半導体
スイッチと、前記半導体スイッチの端子間電圧を検出す
る検出手段と、前記半導体スイッチがオフ状態からオン
状態へ遷移する際の端子間電圧の過渡的な電圧特性を利
用して、所定時間経過後の該端子間電圧の電圧値に応じ
て前記半導体スイッチをオン/オフ制御する制御手段と
を具備するものである。
【0013】また、請求項2に係る電源供給制御装置
は、制御信号入力端子へ供給される制御信号に応じてス
イッチング制御され電源から負荷への電力供給を制御す
る半導体スイッチと、前記半導体スイッチの端子間電圧
を検出する検出手段と、前記半導体スイッチの端子間電
圧が第1しきい値を超えたときに前記半導体スイッチを
オフ制御する第1制御手段と、前記半導体スイッチの端
子間電圧が第2しきい値を超えた後に第1所定時間を計
時する第1計時手段と、前記第1所定時間を計時後、前
記半導体スイッチをオン制御する第2制御手段と、一旦
前記半導体スイッチの端子間電圧が第3しきい値より低
下した後、前記半導体スイッチの端子間電圧が第3しき
い値と等しくなってから第2所定時間を計時する第2計
時手段と、前記第2所定時間を計時後、前記半導体スイ
ッチの端子間電圧が第1しきい値を超えたときに前記半
導体スイッチをオフ制御し、前記半導体スイッチの端子
間電圧が第1しきい値以下のときに前記半導体スイッチ
をオン制御する第3制御手段とを具備するものである。
【0014】また、請求項3に係る電源供給制御装置
は、請求項2に記載の電源供給制御装置において、前記
第1しきい値、前記第2しきい値、前記第3しきい値、
前記第1所定時間または前記第2所定時間は、可変設定
されるものである。
【0015】また、請求項4に係る電源供給制御装置
は、請求項1、2または3に記載の電源供給制御装置に
おいて前記半導体スイッチが過熱した場合に該半導体ス
イッチをオフ制御して保護する過熱保護手段を具備する
ものである。
【0016】また、請求項5に係る電源供給制御装置
は、請求項1、2、3または4に記載の電源供給制御装
置において、前記半導体スイッチがオン状態となった後
の一定期間、前記制御手段、前記第1制御手段、前記第
2制御手段または前記第3制御手段による制御を禁止す
る禁止手段を具備するものである。
【0017】また、請求項6に係る電源供給制御装置
は、請求項4または5に記載の電源供給制御装置におい
て、前記第2制御手段および前記第3制御手段による制
御時に、前記過熱保護手段によるオフ制御を速める過熱
遮断促進手段を具備するものである。
【0018】また、請求項7に係る電源供給制御装置
は、請求項1、2、3、4、5または6に記載の電源供
給制御装置において、前記制御手段、前記第1制御手
段、前記第2制御手段または前記第3制御手段によるオ
ン/オフ制御回数を積算し、該制御回数が所定回数に達
したときに前記半導体スイッチをオフ制御する回数制御
手段を具備するものである。
【0019】また、請求項8に係る電源供給制御方法
は、制御信号入力端子へ供給される制御信号に応じてス
イッチング制御され電源から負荷への電力供給を制御す
る半導体スイッチを備えた電源供給制御装置の電源供給
制御方法において、前記半導体スイッチの端子間電圧を
検出する電圧検出ステップと、前記半導体スイッチがオ
フ状態からオン状態へ遷移する際の端子間電圧の過渡的
な電圧特性を利用して、所定時間経過後の該端子間電圧
の電圧値に応じて前記半導体スイッチをオン/オフ制御
する制御ステップとを具備するものである。
【0020】また、請求項9に係る電源供給制御方法
は、制御信号入力端子へ供給される制御信号に応じてス
イッチング制御され電源から負荷への電力供給を制御す
る半導体スイッチを備えた電源供給制御装置の電源供給
制御方法において、前記半導体スイッチの端子間電圧を
検出する電圧検出ステップと、前記半導体スイッチの端
子間電圧が第1しきい値を超えたときに前記半導体スイ
ッチをオフ制御する第1制御ステップと、前記半導体ス
イッチの端子間電圧が第2しきい値を超えた後に第1所
定時間を計時する第1計時ステップと、前記第1所定時
間を計時後、前記半導体スイッチをオン制御する第2制
御ステップと、一旦前記半導体スイッチの端子間電圧が
第3しきい値より低下した後、前記半導体スイッチの端
子間電圧が第3しきい値と等しくなってから第2所定時
間を計時する第2計時ステップと、前記第2所定時間を
計時後、前記半導体スイッチの端子間電圧が第1しきい
値を超えたときに前記半導体スイッチをオフ制御し、前
記半導体スイッチの端子間電圧が第1しきい値以下のと
きに前記半導体スイッチをオン制御する第3制御ステッ
プとを具備するものである。
【0021】また、請求項10に係る電源供給制御方法
は、請求項8または9に記載の電源供給制御方法におい
て、前記半導体スイッチが過熱した場合に該半導体スイ
ッチをオフ制御して保護する過熱保護ステップを具備す
るものである。
【0022】また、請求項11に係る電源供給制御方法
は、請求項8、9または10に記載の電源供給制御方法
において前記半導体スイッチがオン状態となった後の一
定期間、前記制御ステップ、前記第1制御ステップ、前
記第2制御ステップまたは前記第3制御ステップによる
制御を禁止する禁止ステップを具備するものである。
【0023】また、請求項12に係る電源供給制御方法
は、請求項10または11に記載の電源供給制御方法に
おいて、前記第2制御ステップおよび前記第3制御ステ
ップによる制御時に、前記過熱保護ステップによるオフ
制御を速めるものである。
【0024】また、請求項13に係る電源供給制御方法
は、請求項8、9、10、11または12に記載の電源
供給制御方法において、前記制御ステップ、前記第1制
御ステップ、前記第2制御ステップまたは前記第3制御
ステップによるオン/オフ制御回数を積算し、該制御回
数が所定回数に達したときに前記半導体スイッチをオフ
制御する回数制御ステップを具備するものである。
【0025】本発明の請求項1、2、3、4に係る電源
供給制御装置および請求項8、9、10に係る電源供給
制御方法では、電源から負荷への電力供給を半導体スイ
ッチによってスイッチング制御する際に、半導体スイッ
チがオフ状態からオン状態へ遷移する際の端子間電圧の
過渡的な電圧特性を利用して、所定時間経過後の該端子
間電圧の電圧値に応じて半導体スイッチをオン/オフ制
御する。
【0026】つまり、制御信号入力端子へ供給される制
御信号に応じてスイッチング制御され電源から負荷への
電力供給を制御する半導体スイッチの端子間電圧を検出
手段(電圧検出ステップ)により検出し、半導体スイッ
チの端子間電圧が第1しきい値を超えたときに第1制御
手段(第1制御ステップ)によって半導体スイッチをオ
フ制御する。
【0027】また、半導体スイッチの端子間電圧が第2
しきい値を超えた後に第1計時手段(第1計時ステッ
プ)によって第1所定時間を計時して、該第1所定時間
を計時した後、第2制御手段(第2制御ステップ)によ
って半導体スイッチをオン制御する。
【0028】さらに、一旦半導体スイッチの端子間電圧
が第3しきい値より低下した後、半導体スイッチの端子
間電圧が第3しきい値と等しくなってから第2所定時間
を第2計時手段(第2計時ステップ)によって計時し
て、第2所定時間を計時した後、半導体スイッチの端子
間電圧が第1しきい値を超えているときに第3制御手段
(第3制御ステップ)によって半導体スイッチをオフ制
御し、半導体スイッチの端子間電圧が第1しきい値以下
のときに第3制御手段(第3制御ステップ)によって半
導体スイッチをオン制御する。
【0029】半導体スイッチとして例えばFETを使用
した場合、電力供給経路の一部を成すFETの端子間電
圧(ドレイン−ソース間電圧)は、オフ状態からオン状
態へ遷移する際の(例えば、nチャネル型FETの場合
の立ち下がり)電圧特性において、電力供給経路および
負荷の状態、即ち、経路が持つ配線インダクタンス並び
に配線抵抗および短絡抵抗に基づく時定数に応じて変化
する。例えば、短絡が発生していない通常動作では所定
電圧(第1しきい値)以下に速やかに収れんするが、完
全短絡が発生している場合には該所定電圧以下にならな
い。また、ある程度の短絡抵抗を持つ不完全短絡が発生
している場合には、該所定電圧に収れんするものの収れ
んするまでに長い時間を要する。本発明は、このような
半導体スイッチにおけるオフ状態からオン状態に遷移す
る際の過渡的な半導体スイッチの電圧特性を利用してい
る。
【0030】したがって、電流検出を行うために電力の
供給経路に直列接続される従来のようなシャント抵抗を
不要として装置の熱損失を抑えることができ、また、完
全短絡による過電流のみならず、ある程度の短絡抵抗を
持つ不完全短絡などのレアショートが発生した場合の異
常電流をもハードウェア回路またはマイコン等のプログ
ラム処理によって連続的に検出可能である。さらに、シ
ャント抵抗を用いずに過電流の検出が可能であり、特に
半導体スイッチのオン/オフ制御をハードウェア回路で
構成した場合はマイコンも不要であるため、実装スペー
スを縮小できるとともに、装置コストを大幅に削減可能
である。
【0031】特に、請求項4に係る電源供給制御装置お
よび請求項10に係る電源供給制御方法のように、半導
体スイッチが過熱した場合に該半導体スイッチをオフ制
御して保護する過熱保護手段(過熱保護ステップ)を備
える場合には、ある程度の短絡抵抗を持つ不完全短絡が
発生したとき、第1および第2計時手段(第1および第
2計時ステップ)並びに第2および第3制御手段(第2
および第3制御ステップ)により、半導体スイッチのオ
ン/オフ制御を繰り返し行って電流を大きく変動させ、
半導体スイッチの周期的な発熱作用によって過熱保護手
段(過熱保護ステップ)による半導体スイッチの遮断を
速めることができる。とりわけ本電源供給制御装置によ
れば、従来マイコン等のプログラム処理によってしか行
えなかった不完全短絡(レアショート)発生時の異常電
流に対して、マイコン等の外部からの制御無しに電源供
給制御装置自身のハードウェア回路のみによる対処が可
能であり、高速応答を実現できる。
【0032】また特に、請求項3に係る電源供給制御装
置では、第1しきい値、第2しきい値、第3しきい値、
第1所定時間および第2所定時間を可変設定することに
より、負荷の種別(ヘッドランプ、駆動モータ等)に応
じた完全短絡、不完全短絡の切り分けを確実に検出する
ことが可能となり、短絡故障に対する保護を精度良く行
うことができる。
【0033】また、請求項5に係る電源供給制御装置お
よび請求項11に係る電源供給制御方法では、半導体ス
イッチがオン状態となった後の一定期間、制御手段(制
御ステップ)、第1制御手段(第1制御ステップ)、第
2制御手段(第2制御ステップ)または第3制御手段
(第3制御ステップ)による制御を禁止手段(禁止ステ
ップ)によって禁止する。
【0034】通常、負荷立ち上げ時には、定常状態の何
倍もの突入電流が電力供給経路に流れることとなるが、
この突入電流に対して制御手段(制御ステップ)、第1
制御手段(第1制御ステップ)、第2制御手段(第2制
御ステップ)または第3制御手段(第3制御ステップ)
による過電流制御が行われると、負荷が定常状態に至る
までに時間を要してしまい、負荷自身の応答が遅れてし
まう場合がある。本発明では、禁止手段(禁止ステッ
プ)の禁止制御によってこのような問題を解消すること
ができる。
【0035】また、請求項6に係る電源供給制御装置お
よび請求項12に係る電源供給制御方法では、第2制御
手段(第2制御ステップ)および第3制御手段(第3制
御ステップ)による制御時に、過熱保護手段(過熱保護
ステップ)によるオフ制御を過熱遮断促進手段によって
速める。
【0036】完全短絡による過電流が検出された場合に
は、すぐに過熱保護手段が機能して半導体スイッチを過
熱遮断(オフ制御)することが可能であるが、不完全短
絡の場合には、半導体スイッチのオン/オフ制御を繰り
返し行って、半導体スイッチの周期的な発熱作用によっ
て過熱保護手段を機能させるので、過熱遮断までの時間
が相対的に長くなることが考えられる。本発明では、過
熱遮断促進手段によって不完全短絡の場合でも半導体ス
イッチの遮断を速めることができる。
【0037】また、請求項7に係る電源供給制御装置お
よび請求項13に係る電源供給制御方法では、回数制御
手段(回数制御ステップ)により、制御手段(制御ステ
ップ)、第1制御手段(第1制御ステップ)、第2制御
手段(第2制御ステップ)または第3制御手段(第3制
御ステップ)によるオン/オフ制御回数を積算し、該制
御回数が所定回数に達したときに半導体スイッチをオフ
制御する。
【0038】完全短絡による過電流が検出された場合に
は、すぐに過熱保護手段が機能して半導体スイッチを過
熱遮断(オフ制御)することが可能であるが、不完全短
絡の場合には、半導体スイッチのオン/オフ制御を繰り
返し行って、半導体スイッチの周期的な発熱作用によっ
て過熱保護手段を機能させるので、過熱遮断までの時間
が相対的に長くなることが考えられる。本発明では、半
導体スイッチのオン/オフ制御回数が所定回数に達した
ときにオフ制御させるので、不完全短絡の場合でも半導
体スイッチの遮断を任意に設定した時間まで速めること
ができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電源供給制御
装置および電源供給制御方法の実施の形態例について、
〔実施形態〕、〔実施形態の変形例〕の順に図1乃至図
8を参照して詳細に説明する。以下の説明では、電源供
給制御装置および電源供給制御方法は、例えば自動車に
おいてバッテリからの電源を選択的にランプ等の各負荷
に供給して、負荷への電力供給を制御する装置に適用し
た実施の形態例について説明するが、本発明はこのよう
な形態に限定されるものではなく、電源から負荷への電
力供給をスイッチング制御する電源供給制御装置および
電源供給制御方法であればどのような形態であっても適
用可能である。
【0040】ここで、図1は本発明の一実施形態の電源
供給制御装置の回路構成図、図2は実施形態で使用する
半導体スイッチ(サーマルFET)の詳細な回路構成
図、図3は実施形態の電源供給制御装置および電源供給
制御方法が利用する原理を説明する説明図、図4は短絡
故障時および通常動作時の実施形態の電源供給制御装置
における半導体スイッチの電流と電圧を例示する波形
図、図5は実施形態の第1変形例の突入電流マスク回路
の回路構成図、図6は実施形態の第2変形例の過熱遮断
促進回路の回路構成図、図7は実施形態の第3変形例の
オン/オフ回数積算回路の回路構成図、図8は第3変形
例で使用する半導体スイッチ(サーマルFET)の詳細
な回路構成図である。
【0041】〔実施形態〕本発明の一実施形態の電源供
給制御装置について、図1を参照して説明すると、本実
施形態の電源供給制御装置は、電源101の出力電圧V
Bを負荷102に供給する経路に、半導体スイッチとし
てのサーマルFETQFのドレインD−ソースSを直列
接続した構成である。ここでは、サーマルFETQFと
してnチャネルのMOS型FETを使用している。
【0042】また同図において、サーマルFETQFを
駆動制御する部分については、トランジスタQ1〜Q
4、抵抗R1〜R21、ツェナーダイオードZD1,Z
D2、ダイオードD1,D2、コンデンサC1、コンパ
レータCMP1,CMP2、駆動回路111およびスイ
ッチSW1を備えた構成である。なお、参照符号として
抵抗には“R”とそれに続く数字を、またコンデンサに
は“C”とそれに続く数字を使用しているが、以下の説
明では参照符号として使用すると共に、それぞれ該抵抗
の抵抗値および該コンデンサの容量値をも表すものとす
る。
【0043】負荷102は例えばヘッドライトやパワー
ウィンドウの駆動モータ等々であり、ユーザ等がスイッ
チSW1をオンさせることにより機能する。駆動回路1
11には、コレクタ側が電位VPに接続されたソースト
ランジスタQ5と、エミッタ側が接地電位(GND)に
接続されたシンクトランジスタQ6とを直列接続して備
え、スイッチSW1のオン/オフ切換えによる切換え信
号に基づき、ソーストランジスタQ5およびシンクトラ
ンジスタQ6をオン/オフ制御して、サーマルFETQ
Aを駆動制御する信号を出力する。なお図中、VBは電
源101の出力電圧であり、例えば12[V]である。
また、VPはチャージポンプの出力電圧であり、例えば
VB+10[V]である。
【0044】半導体スイッチとしてのサーマルFETQ
Fは、より詳しくは図2に示すような構成を備えてい
る。図2において、サーマルFETQFは、内蔵抵抗R
G、温度センサ121、ラッチ回路122および過熱遮
断用FETQSを備えている。なお、ZD1はゲートG
−ソースS間を12[V]に保ってゲートGに過電圧が
印加されようとした場合にこれをバイパスさせるツェナ
ーダイオードである。
【0045】つまり、本実施形態で使用するサーマルF
ETQFは、サーマルFETQFが規定以上の温度まで
上昇したことが温度センサ121によって検出された場
合には、その旨の検出情報がラッチ回路122に保持さ
れ、ゲート遮断回路としての過熱遮断用FETQSがオ
ン動作となることによって、サーマルFETQFを強制
的にオフ制御する過熱遮断機能を備えている。
【0046】温度センサ121は4個のダイオードが縦
続接続されてなり、実装上、温度センサ121はサーマ
ルFETQFの近傍に配置形成されている。サーマルF
ETQFの温度が上昇するにつれて温度センサ121の
各ダイオードの抵抗値が減少するので、FETQ11の
ゲート電位が“L”レベルとされる電位まで下がると、
FETQ11がオン状態からオフ状態に遷移する。これ
により、FETQ14のゲート電位がサーマルFETQ
Fのゲート制御端子(G)の電位にプルアップされ、F
ETQ14がオフ状態からオン状態に遷移して、ラッチ
回路122に“1”がラッチされることとなる。このと
き、ラッチ回路122の出力が“H”レベルとなって過
熱遮断用FETQSがオフ状態からオン状態に遷移する
ので、サーマルFETQFの真のゲート(TG)の電位
レベルが“L”レベルとなって、サーマルFETQFが
オン状態からオフ状態に遷移して、過熱遮断されること
となる。
【0047】また、本実施形態の電源供給制御装置で
は、負荷102またはサーマルFETQFのドレインD
−ソースS間において発生する短絡故障による過電流、
或いは不完全短絡故障による異常電流に対する保護機能
をも備えている。以下、図1を参照して、この保護機能
を実現する構成について説明する。
【0048】先ず、コンパレータCMP1は、特許請求
の範囲にいう第1しきい値(V1)のレベル判断を行
う。コンパレータCMP1の“+”入力端子には、サー
マルFETQFのドレインD−ソースS間電圧VDSを抵
抗R1およびR2で分圧した電圧が供給されている。ま
た、コンパレータCMP1の“−”入力端子には、トラ
ンジスタQ1がオン状態のときには電源電圧VBを抵抗
R12およびR13で分圧した電圧が供給され、トラン
ジスタQ1がオフ状態のときにはトランジスタQ7がオ
ンし、抵抗R22により“−”入力端子の電位は引き下
げられ、コンパレータCMP1の出力は“+”入力端子
の電位に関係なく“H”レベルになる。つまり、これら
“+”および“−”の両入力端子に供給される電位が
“−”より“+”の方が大きいときに出力は有効
(“H”レベル)となり、“−”より“+”の方が小さ
いときに無効(“L”レベル)となる。なお、実際には
コンパレータCMP1は一定のヒステリシスを持ってい
る。
【0049】次に、コンパレータCMP2は、特許請求
の範囲にいう第2しきい値(V2)および第3しきい値
(V3)のレベル判断を行う。コンパレータCMP2の
“+”入力端子には、トランジスタQ2がオフ状態のと
きにはサーマルFETQFのソース電位VSと電位VB
+5[V]の間の電位差を抵抗R5およびR6で分圧し
た電圧が供給され、トランジスタQ2がオン状態のとき
にはサーマルFETQFのソース電位VSと電位VB+
5[V]の間の電位差を抵抗R5およびR6,R7の並
列抵抗で分圧した電圧が供給されている。また、コンパ
レータCMP2の“−”入力端子には、サーマルFET
QFのドレインD−ソースS間電圧VDSを抵抗R3およ
びR4で分圧した電圧が供給されている。つまり、これ
ら“+”および“−”の両入力端子に供給される電位が
“−”より“+”の方が大きいときに出力は有効
(“H”レベル)となり、“−”より“+”の方が小さ
いときに無効(“L”レベル)となる。なお、実際には
コンパレータCMP2は一定のヒステリシスを持ってい
る。
【0050】次に、コンパレータCMP2の出力は、抵
抗R18およびダイオードD2を介してコンデンサC1
に供給されている。抵抗R18およびコンデンサC1は
充電回路を構成しており、コンパレータCMP2の出力
が有効(“H”レベル)のとき、C1×R18の時定数
でコンデンサC1に電荷が蓄積されていき、ツェナーダ
イオードZD2の両端の電位差がツェナー降伏電圧を超
えるに至ったときトランジスタQ1はオンする。つま
り、抵抗R18、コンデンサC1およびツェナーダイオ
ードZD2は特許請求の範囲にいう第2計時手段に該当
し、この時定数C1×R18に基づき第2所定時間(t
β)が決定される。
【0051】また、コンデンサC1は、抵抗R16およ
びツェナーダイオードZD2を介してトランジスタQ1
のベースに、ダイオードD1および抵抗R15を介して
トランジスタQ3のコレクタにそれぞれ接続されてい
る。コンパレータCMP2が“L”レベルになるとダイ
オードD2のアノード側はコンパレータCMP2の出力
を通して接地されコンデンサC1は放電を開始する。即
ち、コンパレータCMP2が“L”レベルになると同時
にトランジスタQ3がオンし、コンデンサC1の電荷は
主にダイオードD1、抵抗R5およびトランジスタQ3
を通して放電する。つまり、コンデンサC1、ダイオー
ドD1、抵抗R15およびトランジスタQ3は特許請求
の範囲にいう第1計時手段に該当し、この時定数C1×
R15に基づき第1所定時間(tα)が決定される。
【0052】また、コンパレータCMP2の出力は、抵
抗R19を介してトランジスタQ4のベースにも供給さ
れている。つまり、コンパレータCMP2の出力が有効
(“H”レベル)のとき、トランジスタQ4はオン状態
に遷移して、これに伴ってトランジスタQ3はオフ状態
に遷移する。さらにトランジスタQ3のオフ動作によっ
てトランジスタQ2がオフ状態に遷移する。
【0053】次に、以上説明した本実施形態の電源供給
制御装置の回路構成を踏まえて、電源供給制御方法を説
明する。具体的な動作説明を行う前に、図3を参照し
て、本実施形態の電源供給制御装置および電源供給制御
方法が利用する原理について説明する。ここで、図3
(a)は概念的回路図、図3(b)はオフ状態からオン
状態への遷移時のドレイン−ソース間電圧の立ち下がり
特性の説明図である。
【0054】半導体スイッチとしてサーマルFETQF
を使用した場合、電源101から負荷102への電力供
給経路は、概念的に図3(a)に示すように表される。
図中、L0は電力供給経路の配線インダクタンスであ
り、R0は配線抵抗と負荷102の抵抗の合成抵抗であ
る。なお、経路または負荷102において短絡故障が発
生した場合にはR0には短絡抵抗も含まれることとな
る。ここで短絡抵抗は、本実施形態が適用対象としてい
る自動車において負荷102をヘッドライトと仮定した
場合には、上述の完全短絡(デッドショート)の場合に
約40[mΩ]以下であり、不完全短絡の場合は約40
〜500[mΩ]である。
【0055】このような電力供給経路の一部を成すサー
マルFETQFのドレイン−ソース間電圧VDSは、nチ
ャネル型のサーマルFETQFがオフ状態からオン状態
へ遷移する際の立ち下がり電圧特性は、図3(b)に示
す如くなる。図中、は完全短絡(デッドショート)の
場合、は通常動作の場合、は不完全短絡の場合の立
ち下がり電圧特性である。即ち、立ち下がり特性は、ゲ
ート回路の定数(ゲート印加電圧と直列抵抗RG)と電
力供給経路および負荷の状態、即ち、経路が持つ配線イ
ンダクタンス並びに配線抵抗および短絡抵抗に基づく時
定数に応じて変化する。
【0056】例えば、短絡が発生していない通常動作
では電位V3(第3しきい値)以下に速やかに収れんす
るが、完全短絡が発生している場合には該電位V3以
下にならない。また、ある程度の短絡抵抗を持つ不完全
短絡が発生している場合には、該電位V3以下に収れ
んするものの、収れんするまでに長い時間を要するとい
った特性を示している。本実施形態の電源供給制御方法
では、このようなnチャネル型のサーマルFETQFに
おけるオフ状態からオン状態に遷移する際の過渡的な立
ち下がり電圧特性を利用している。
【0057】次に、図4に示す実施形態の電源供給制御
装置におけるサーマルFETQFの電流と電圧を例示す
る波形図を参照して、具体的な電源供給制御方法を説明
する。ここで、図4(a)はドレイン電流ID(A)
を、図4(b)はドレイン−ソース間電圧VDSをそれぞ
れ示し、図中の○付き数字は図3(b)におけるものと
同様である。
【0058】先ず、第1段階では、コンパレータCMP
1において、抵抗R12,R13で決定される第1しき
い値(V1に相当)と抵抗R1,R2で分圧されたサー
マルFETQFのドレイン−ソース間電圧(VDSに相
当)とを比較して、VDSがV1を超えたら、駆動回路1
11によりサーマルFETQFをオフ制御する。
【0059】次に、第2段階では、サーマルFETQF
のドレイン−ソース間電圧VDSが第2しきい値(V2)
を超えた後に、コンデンサC1および抵抗R15による
放電回路により第1所定時間(tα)を計時して、該第
1所定時間を計時した後、サーマルFETQFをオン制
御する。
【0060】さらに、第3段階では、サーマルFETQ
Fのドレイン−ソース間電圧VDSが一旦第3しきい値
(V3)以下になった後、ドレイン−ソース間電圧VDS
が第3しきい値(V3)と等しく(VDS=V3)なって
から、抵抗R18およびコンデンサC1による充電回路
により第2所定時間(tβ)を計時して、該第2所定時
間を計時した後、コンパレータCMP1によってドレイ
ン−ソース間電圧VDSが第1しきい値(V1)を超えた
と判断されたときにサーマルFETQFをオフ制御す
る。また、コンパレータCMP1によってドレイン−ソ
ース間電圧VDSが第1しきい値(V1)以下(VDS≦V
1)と判断されたときにはサーマルFETQFをオン制
御する。
【0061】つまり、完全短絡(デッドショート)が発
生している場合(図中)には、サーマルFETQFが
オフ状態からオン状態に遷移したときに、ドレイン電流
IDは急激に流れて、ドレイン−ソース間電圧VDSは第
3しきい値(V3)以下には下がらず、サーマルFET
QFのオン状態を継続して、サーマルFETQFを過熱
させ、過熱遮断の保護機能、即ち過熱遮断用FETQS
のオン状態への遷移によってサーマルFETQFを過熱
遮断させる。
【0062】また、ある程度の短絡抵抗を持つ不完全短
絡が発生している場合(図中)には、サーマルFET
QFがオフ状態からオン状態に遷移したときに、サーマ
ルFETQFのドレイン−ソース間電圧VDSは第1しき
い値(V1)と第3しきい値(V3)との間にあって、
上記第2段階および第3段階の動作によりサーマルFE
TQFのオン/オフ制御が繰り返し行われることとな
る。これにより、ドレイン電流IDが大きく変動し、サ
ーマルFETQFの周期的な発熱作用によって、過熱遮
断の保護機能、即ち過熱遮断用FETQSのオン状態へ
の遷移によってサーマルFETQFの過熱遮断を速める
ことができる。
【0063】また、第1しきい値(V1)、第2しきい
値(V2)、第3しきい値(V3)、第1所定時間(t
α)および第2所定時間(tβ)の可変設定は、それぞ
れ関連する抵抗およびコンデンサC1の値を変更するこ
とにより可能である。本実施形態の電源供給制御装置
は、図1および図2の回路構成図から明らかなように、
コンデンサC1を除くサーマルFETQFおよび駆動部
分の構成を1チップ化することが可能である。このよう
に1チップ化する場合には、コンデンサC1は外付けと
して容量値を任意に設定可能であるし、抵抗の可変設定
については、例えば複数種の抵抗値から選択して使用す
る形態を採ればよい。
【0064】以上説明したように。本実施形態の電源供
給制御装置および電源供給制御方法では、電流検出を行
うために電力の供給経路に直列接続される従来のような
シャント抵抗を不要とし、装置全体としてのの熱損失を
抑えることができ、また、完全短絡による過電流検出の
みならず、ある程度の短絡抵抗を持つ不完全短絡などの
レアショートが発生した場合の異常電流をもハードウェ
ア回路によって連続的に検出可能である。
【0065】また、不完全短絡の場合、サーマルFET
QFのオン/オフ制御を繰り返し行って電流を大きく変
動させ、半導体スイッチの周期的な発熱作用によって過
熱保護機能によるサーマルFETQFの遮断(オフ制
御)を速めることができる。さらに、パラメータ{第1
しきい値(V1)、第2しきい値(V2)、第3しきい
値(V3)、第1所定時間(tα)および第2所定時間
(tβ)}の可変設定により、負荷の種別(ヘッドラン
プ、駆動モータ等)に応じた完全短絡、不完全短絡の切
り分けを確実に検出することが可能となり、短絡故障に
対する保護を精度良く行うことができる。
【0066】また、シャント抵抗を用いずに高精度の過
電流検出が可能であり、さらにマイコンを用いないハー
ドウェア回路のみで構成して半導体スイッチのオン/オ
フ制御を行えるため、電源供給制御装置の実装スペース
を縮小でき、装置コストを大幅に削減することができ
る。
【0067】〔実施形態の変形例〕次に、上記実施形態
の電源供給制御装置の第1、第2および第3の各変形例
について、図を参照して説明する。図5は実施形態の第
1変形例の突入電流マスク回路の回路構成図である。
【0068】負荷102(例えばヘッドライト)をオン
させると、安定状態の数倍から数十倍の突入電流が流れ
る。その突入電流が流れる期間は負荷102の種類や容
量(大きさ)によって異なり、だいたい3[msec]から
20[msec]である。この突入電流が流れる期間に、上
記実施例で説明したような過電流制御が行われると、負
荷102が定常状態に至るまでに時間を要してしまい、
ライトの点灯が遅れるなどの負荷自身の応答が悪くなる
場合がある。第1変形例では、図5に示すような突入電
流マスク回路501(特許請求の範囲にいう禁止手段に
該当する)を図1の構成に付加することによってこのよ
うな問題を解消する。
【0069】図5において、突入電流マスク回路501
は、FETQ21,Q22、トランジスタQ23、ダイ
オードD4、抵抗R53〜R57およびコンデンサC2
を備えて構成されている。なお、図中の各ノードNB
(D),NFG(G),NL(S)はそれぞれ図1中の
同一ノードに接続され、抵抗R1およびR2は図1中の
ものと重複する。
【0070】サーマルFETQFがオン状態に遷移する
と、ゲート−ソース間電圧がダイオードD4および抵抗
R55を介してFETQ22のゲートに供給され、また
同じくゲート−ソース間電圧がダイオードD4および抵
抗R54を介してFETQ21のゲートに供給される。
FETQ22のゲートはコンデンサC2を介してサーマ
ルFETQFのソースSに接続されており、サーマルF
ETQFがオン状態に遷移した直後はコンデンサC2が
未充電であるため、FETQ22のゲート電位が十分に
上がらずFETQ22はオン状態に遷移できない。ま
た、FETQ21はFETQ22がオフ状態にある間は
オン状態にあり、このためPNPトランジスタQ23が
オンしてコンパレータCMP1の“+”入力端子に供給
される分圧点をサーマルFETQFのドレインDに結合
させる。そのため、コンパレータCMP1の出力は
“H”レベルに保たれて、大きな突入電流が流れてもサ
ーマルFETQFはオフ状態に遷移しない。
【0071】時間の経過により、コンデンサC2は抵抗
R55を介して充電されていき、ついにはFETQ22
がオン状態に遷移する。これに伴ってFETQ21がオ
フ状態に遷移し上記マスク状態が終了して、過電流検出
制御が機能することとなる。
【0072】なお、抵抗R56はサーマルFETQFが
オフ状態に遷移した後、コンデンサC2をリセットする
ための放電抵抗である。R55≪R56となるように設
定してマスク時間に影響しないようにするのが望まし
い。また、マスク時間はR55×C2の時定数で決定さ
れるので、1チップ化する場合には外付けのコンデンサ
C2の容量値を任意に変更することにより、マスク時間
の調整が可能となる。
【0073】次に、図6は実施形態の第2変形例の過熱
遮断促進回路の回路構成図である。上記実施形態では、
完全短絡による過電流が検出された場合には、すぐに過
熱遮断による保護が機能してサーマルFETQFを過熱
遮断(オフ制御)することが可能であるが、不完全短絡
の場合には、サーマルFETQFのオン/オフ制御を繰
り返し行って、サーマルFETQFの周期的な発熱作用
によって過熱遮断を機能させるので、過熱遮断までの時
間が相対的に長くなることが考えられる。本変形例で
は、過熱遮断促進回路(過熱遮断促進手段)601によ
って不完全短絡の場合でもサーマルFETQFの遮断を
速める。
【0074】図6において、過熱遮断促進回路601
は、FETQ31、トランジスタQ32〜Q34、ダイ
オードD11,D12、ツェナーダイオードZD3、抵
抗R61〜R66およびコンデンサC3を備えて構成さ
れている。なお、図中の各ノードNB(D),NFG
(G),NL(S),TGはそれぞれ図1中の同一ノー
ドに接続されるものとする。
【0075】過電流制御に入り、駆動回路111のシン
クトランジスタQ6が周期的にオン状態(サーマルFE
TQFのゲート電位が“L”レベルとなってトランジス
タQ32がオン状態)となり、その間にサーマルFET
QFのソース電位が“H”レベル(ツェナーダイオード
ZD3のツェナー降伏電圧VZD+1.4[V]以上)
になる度にトランジスタQ33,Q34がオンし、コン
デンサC3はトランジスタQ32,Q33および抵抗R
64を介して充電される。即ち、サーマルFETQFが
オン/オフ動作を繰り返しているときにのみコンデンサ
C3が充電され、連続オンまたはオフ動作のときは充電
されない。FETQ31のゲート電位は最初はしきい値
以下なのでオフ状態にあるが、コンデンサC3の充電に
伴ってゲート電位が上昇するとFETQ31はオン状態
に遷移する。
【0076】抵抗R62を介して端子TG(サーマルF
ETQFの真のゲート)から接地電位(GND)に電流
が流れ、端子TGに蓄積される電荷量が減少する。この
ため、同じ負荷抵抗に対してもドレイン−ソース間電圧
VDSが大きくなり、サーマルFETQFの電力消費が増
大して過熱遮断が早まることとなる。なお、抵抗R62
が小さいほど過熱遮断は早まる。また、抵抗R63はコ
ンデンサC3の放電抵抗であり、R61≪R63となる
ように設定するのが望ましい。
【0077】さらに、図7は実施形態の第3変形例のオ
ン/オフ回数積算回路の回路構成図である。上記実施形
態における不完全短絡の場合に、サーマルFETQFの
オン/オフ制御を繰り返し行って、サーマルFETQF
の周期的な発熱作用によって過熱遮断を機能させること
から、過熱遮断までの時間が相対的に長くなるという問
題点を、本変形例では次のようにして解消する。即ち、
サーマルFETQFのオン/オフ制御回数が所定回数に
達したときにオフ制御させるオン/オフ回数積算回路
(回数制御手段)701を付加することにより、サーマ
ルFETQFの遮断を速める。
【0078】図7において、オン/オフ回数積算回路7
01は、FETQ41、トランジスタQ42〜Q44、
ダイオードD13,D14、ツェナーダイオードZD
4、抵抗R71〜R76およびコンデンサC4を備えて
構成されている。なお、図中の各ノードNB(D),N
FG(G),NL(S)はそれぞれ図1中の同一ノード
に接続されるものとする。また図中のノードNAについ
ては、図8に示すサーマルFETの回路構成図における
ノードNAに接続される。ここで、図8は第3変形例に
使用されるサーマルFETの詳細な回路構成図であり、
図2の回路構成に対してダイオードD7,D8および抵
抗R36が付加された構成である。
【0079】過電流制御に入り、サーマルFETQFの
オン/オフ動作中にゲート電位が周期的に“L”レベル
となってトランジスタQ42がオン状態となり、その間
にサーマルFETQFのソース電位が“H”レベルにな
る度にトランジスタQ43,Q44がオンし、コンデン
サC4はトランジスタQ42,Q43および抵抗R74
を介して充電される。即ち、サーマルFETQFがオン
/オフ動作を繰り返しているときにのみコンデンサC3
が充電され、連続オンまたはオフ動作のときは充電され
ない。FETQ41のゲート電位は最初はしきい値以下
なのでオフ状態にあるが、コンデンサC4の充電に伴っ
てゲート電位が上昇するとFETQ41はオン状態に遷
移する。図8の温度センサ121(4個のダイオード)
のアノード側が引き下げられるので、高温状態と同じ条
件となって過熱遮断用FETがオン状態に遷移してサー
マルFETQFを遮断(オフ制御)する。なお、回数積
算による遮断時間は約1[sec]程度が望ましい。
【0080】なお、上記変形例では、サーマルFETQ
Fのオン/オフ制御回数をコンデンサC4に蓄えられる
電荷量で判断したが、駆動回路111の出力をそのまま
計数するカウンタでオン/オフ回数積算回路を構成し
て、該カウンタの計数値が所定値に達した時に、過熱遮
断用FETQSをオン状態に遷移させてサーマルFET
QFを遮断するようにしてもよい。
【0081】以上説明した実施形態およびその変形例に
係る電源供給制御装置の回路構成においては、スイッチ
ング素子、即ちサーマルFETQF,トランジスタQ1
〜Q6,過熱遮断用FETQSおよびFETQ11〜Q
41としてnチャネル型のものを使用したが、本発明に
係る電源供給制御装置の回路構成はこれに限定されるも
のではなく、pチャネル型のものを使用してもよい。但
し、各スイッチング素子のオン/オフ制御を行うゲート
電位が“L”/“H”レベルに逆転することに伴う回路
変更が必要となる。また、サーマルFETQFの代わり
にIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を
使用することも可能である。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電源供給
制御装置および電源供給制御方法においては、半導体ス
イッチにおけるオフ状態からオン状態に遷移する際の過
渡的な半導体スイッチの電圧特性を利用して過電流検出
保護を行うこととしたので、電流検出を行うために電力
の供給経路に直列接続される従来のようなシャント抵抗
を不要として装置の熱損失を抑えることができ、また、
完全短絡による過電流のみならず、不完全短絡(レアシ
ョート)が発生した場合の異常電流をもハードウェア回
路またはマイコン等のプログラム処理によって連続的に
検出可能である。さらに、シャント抵抗を用いずに過電
流の検出が可能であり、特に半導体スイッチのオン/オ
フ制御をハードウェア回路で構成した場合はマイコンも
不要であるため、実装スペースを縮小できるとともに、
装置コストを大幅に削減可能である。
【0083】特に、過熱保護手段を備える場合には、あ
る程度の短絡抵抗を持つ不完全短絡が発生したとき、半
導体スイッチのオン/オフ制御を繰り返し行って電流を
大きく変動させ、半導体スイッチの周期的な発熱作用に
よって過熱保護手段による半導体スイッチの遮断を速め
ることができ、不完全短絡(レアショート)発生時の異
常電流に対してハードウェア回路のみによる対処が可能
なので、高速応答を実現できる。
【0084】また、各パラメータ(第1しきい値、第2
しきい値、第3しきい値、第1所定時間および第2所定
時間)を可変設定することにより、負荷の種別に応じた
完全短絡、不完全短絡の切り分けを確実に検出すること
が可能となり、短絡故障に対する保護を精度良く行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電源供給制御装置の回路
構成図である。
【図2】実施形態で使用する半導体スイッチ(サーマル
FET)の詳細な回路構成図である。
【図3】実施形態の電源供給制御装置および電源供給制
御方法が利用する原理を説明する説明図であり、図3
(a)は概念的回路図、図3(b)はオフ状態からオン
状態への遷移時のドレイン−ソース間電圧の立ち下がり
特性の説明図である。
【図4】短絡故障時および通常動作時の実施形態の電源
供給制御装置における半導体スイッチの電流(a)と電
圧(b)を例示する波形図である。
【図5】実施形態の第1変形例の突入電流マスク回路の
回路構成図である。
【図6】実施形態の第2変形例の過熱遮断促進回路の回
路構成図である。
【図7】実施形態の第3変形例のオン/オフ回数積算回
路の回路構成図である。
【図8】第3変形例で使用する半導体スイッチ(サーマ
ルFET)の詳細な回路構成図である。
【図9】従来の半導体スイッチを備えた電源供給制御装
置の回路構成図である。
【符号の説明】
101 電源 102 負荷 111 駆動回路 501 突入電流マスク回路(禁止手段) 601 過熱遮断促進回路(過熱遮断促進手段) 701 オン/オフ回数積算回路(回数制御手段) QF サーマルFET RG 内部抵抗 Q1〜Q6 トランジスタ R1〜R73 抵抗 ZD1,ZD2 ツェナーダイオード D1〜D8 ダイオード C1〜C4 コンデンサ 121 温度センサ 122 ラッチ回路 QS 過熱遮断用FET Q11〜Q41 FET
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長嶋 良和 静岡県湖西市鷲津2464−48 矢崎部品株式 会社内 (72)発明者 加藤 晃 静岡県湖西市鷲津2464−48 矢崎部品株式 会社内 Fターム(参考) 5G004 AA04 AB02 BA03 BA04 DA04 DC01 DC04 DC12 EA01 FA01 5J055 AX02 AX12 AX32 AX36 AX44 AX47 AX55 BX16 CX20 CX22 CX28 DX09 DX13 DX14 DX22 DX53 DX54 EX01 EX02 EX04 EX06 EX10 EX11 EX23 EY01 EY05 EY10 EY12 EY13 EY17 EY21 EZ01 EZ07 EZ10 EZ31 EZ43 EZ57 FX05 FX06 FX18 FX38 GX01 GX05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号入力端子へ供給される制御信号
    に応じてスイッチング制御され電源から負荷への電力供
    給を制御する半導体スイッチと、 前記半導体スイッチの端子間電圧を検出する検出手段
    と、 前記半導体スイッチがオフ状態からオン状態へ遷移する
    際の端子間電圧の過渡的な電圧特性を利用して、所定時
    間経過後の該端子間電圧の電圧値に応じて前記半導体ス
    イッチをオン/オフ制御する制御手段と、 を有することを特徴とする電源供給制御装置。
  2. 【請求項2】 制御信号入力端子へ供給される制御信号
    に応じてスイッチング制御され電源から負荷への電力供
    給を制御する半導体スイッチと、 前記半導体スイッチの端子間電圧を検出する検出手段
    と、 前記半導体スイッチの端子間電圧が第1しきい値を超え
    たときに前記半導体スイッチをオフ制御する第1制御手
    段と、 前記半導体スイッチの端子間電圧が第2しきい値を超え
    た後に第1所定時間を計時する第1計時手段と、 前記第1所定時間を計時後、前記半導体スイッチをオン
    制御する第2制御手段と、 一旦前記半導体スイッチの端子間電圧が第3しきい値よ
    り低下した後、前記半導体スイッチの端子間電圧が第3
    しきい値と等しくなってから第2所定時間を計時する第
    2計時手段と、 前記第2所定時間を計時後、前記半導体スイッチの端子
    間電圧が第1しきい値を超えたときに前記半導体スイッ
    チをオフ制御し、前記半導体スイッチの端子間電圧が第
    1しきい値以下のときに前記半導体スイッチをオン制御
    する第3制御手段と、 を有することを特徴とする電源供給制御装置。
  3. 【請求項3】 前記第1しきい値、前記第2しきい値、
    前記第3しきい値、前記第1所定時間または前記第2所
    定時間は、可変設定されることを特徴とする請求項2に
    記載の電源供給制御装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体スイッチが過熱した場合に該
    半導体スイッチをオフ制御して保護する過熱保護手段を
    有することを特徴とする請求項1、2または3に記載の
    電源供給制御装置。
  5. 【請求項5】 前記半導体スイッチがオン状態となった
    後の一定期間、前記制御手段、前記第1制御手段、前記
    第2制御手段または前記第3制御手段による制御を禁止
    する禁止手段を有することを特徴とする請求項1、2、
    3または4に記載の電源供給制御装置。
  6. 【請求項6】 前記第2制御手段および前記第3制御手
    段による制御時に、前記過熱保護手段によるオフ制御を
    速める過熱遮断促進手段を有することを特徴とする請求
    項4または5に記載の電源供給制御装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段、前記第1制御手段、前記
    第2制御手段または前記第3制御手段によるオン/オフ
    制御回数を積算し、該制御回数が所定回数に達したとき
    に前記半導体スイッチをオフ制御する回数制御手段を有
    することを特徴とする請求項1、2、3、4、5または
    6に記載の電源供給制御装置。
  8. 【請求項8】 制御信号入力端子へ供給される制御信号
    に応じてスイッチング制御され電源から負荷への電力供
    給を制御する半導体スイッチを備えた電源供給制御装置
    の電源供給制御方法において、 前記半導体スイッチの端子間電圧を検出する電圧検出ス
    テップと、 前記半導体スイッチがオフ状態からオン状態へ遷移する
    際の端子間電圧の過渡的な電圧特性を利用して、所定時
    間経過後の該端子間電圧の電圧値に応じて前記半導体ス
    イッチをオン/オフ制御する制御ステップと、 を有することを特徴とする電源供給制御方法。
  9. 【請求項9】 制御信号入力端子へ供給される制御信号
    に応じてスイッチング制御され電源から負荷への電力供
    給を制御する半導体スイッチを備えた電源供給制御装置
    の電源供給制御方法において、 前記半導体スイッチの端子間電圧を検出する電圧検出ス
    テップと、 前記半導体スイッチの端子間電圧が第1しきい値を超え
    たときに前記半導体スイッチをオフ制御する第1制御ス
    テップと、 前記半導体スイッチの端子間電圧が第2しきい値を超え
    た後に第1所定時間を計時する第1計時ステップと、 前記第1所定時間を計時後、前記半導体スイッチをオン
    制御する第2制御ステップと、 一旦前記半導体スイッチの端子間電圧が第3しきい値よ
    り低下した後、前記半導体スイッチの端子間電圧が第3
    しきい値と等しくなってから第2所定時間を計時する第
    2計時ステップと、 前記第2所定時間を計時後、前記半導体スイッチの端子
    間電圧が第1しきい値を超えたときに前記半導体スイッ
    チをオフ制御し、前記半導体スイッチの端子間電圧が第
    1しきい値以下のときに前記半導体スイッチをオン制御
    する第3制御ステップと、 を有することを特徴とする電源供給制御方法。
  10. 【請求項10】 前記半導体スイッチが過熱した場合に
    該半導体スイッチをオフ制御して保護する過熱保護ステ
    ップを有することを特徴とする請求項8または9に記載
    の電源供給制御方法。
  11. 【請求項11】 前記半導体スイッチがオン状態となっ
    た後の一定期間、前記制御ステップ、前記第1制御ステ
    ップ、前記第2制御ステップまたは前記第3制御ステッ
    プによる制御を禁止する禁止ステップを有することを特
    徴とする請求項8、9または10に記載の電源供給制御
    方法。
  12. 【請求項12】 前記第2制御ステップおよび前記第3
    制御ステップによる制御時に、前記過熱保護ステップに
    よるオフ制御を速めることを特徴とする請求項10また
    は11に記載の電源供給制御方法。
  13. 【請求項13】 前記制御ステップ、前記第1制御ステ
    ップ、前記第2制御ステップまたは前記第3制御ステッ
    プによるオン/オフ制御回数を積算し、該制御回数が所
    定回数に達したときに前記半導体スイッチをオフ制御す
    る回数制御ステップを有することを特徴とする請求項
    8、9、10、11または12に記載の電源供給制御方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5370156B2 (ja) * 2007-10-09 2013-12-18 株式会社オートネットワーク技術研究所 回路保護装置及び電気接続箱
CN116207700A (zh) * 2023-02-07 2023-06-02 深圳工夫非凡科技有限公司 用电回路的保护电路

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