JP2000253545A - ワイヤーハーネスの固定構造 - Google Patents

ワイヤーハーネスの固定構造

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JP2000253545A
JP2000253545A JP11048460A JP4846099A JP2000253545A JP 2000253545 A JP2000253545 A JP 2000253545A JP 11048460 A JP11048460 A JP 11048460A JP 4846099 A JP4846099 A JP 4846099A JP 2000253545 A JP2000253545 A JP 2000253545A
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JP
Japan
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clip
flange
wire harness
fixing structure
electric wire
Prior art date
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Application number
JP11048460A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Kawaguchi
賢一郎 川口
Naoto Kogure
直人 木暮
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外力によるワイヤーハーネスの固定外れを確
実に防止することができ、合理的かつ信頼性の高いワイ
ヤーハーネスの固定を行うことができるワイヤーハーネ
スの固定構造を提供する。 【解決手段】 電線10が保持された断面コ字型のクリ
ップ20を、固定側に突設されたフランジ30に係合さ
せることで電線10を固定するワイヤーハーネスの固定
構造であって、クリップ20は、フランジ30を挟み込
む少なくとも一対の挟持片23の先端部に、ロック爪2
6がそれぞれ対峙して突設されると共に、ロック爪26
のクリップ挿入方向後方側に突起部27を備えた。ま
た、フランジ30は、クリップ20の各ロック爪26を
それぞれ係止する凹部31が形成されると共に、凹部3
1のクリップ挿入方向後方側に、クリップ20の各突出
部27に嵌合する嵌合溝32を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線が保持された
クリップをフランジに係合させて固定するワイヤーハー
ネスの固定構造に関し、特に外力によるワイヤーハーネ
スの固定外れを防止する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5及び図6に示すように、従来、ワイ
ヤーハーネスの固定構造としては、電線40をテープ等
41により留め具42に保持させると共に、留め具42
をフランジ部材43に係合させて固定するものがある。
留め具42は、対向する一対のアーム部44の間にフラ
ンジ部材43を挟むようにして、フランジ部材43に係
合される。この際、留め具42の一方のアーム部44先
端に形成された係合突起45が、フランジ部材43の係
合部46に係合する。これにより、留め具42のフラン
ジ部材43からの脱落が防止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のワイヤーハーネスの固定構造にあっては、電線
40又は留め具42に、例えば図5の矢印C方向への外
力が加わった際、フランジ部材43の係合部46と留め
具42の係合突起45との係合が浅くなり、場合によっ
ては係合が外れて留め具42がフランジ部材43から脱
落してしまう可能性があるといった問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、外力によるワイヤーハーネスの固定
外れを確実に防止することができ、合理的かつ信頼性の
高いワイヤーハーネスの固定を行うことができるワイヤ
ーハーネスの固定構造を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明に係るワイヤーハーネスの固定構造は、電線が保持
された断面コ字型のクリップを、固定側に突設されたフ
ランジに係合させることで電線を固定するワイヤーハー
ネスの固定構造において、前記クリップは、フランジを
挟み込む少なくとも一対の挟持片の先端部に、ロック爪
がそれぞれ対峙して突設されると共に、該ロック爪のク
リップ挿入方向後方側に突起部を備え、前記フランジ
は、前記クリップの各ロック爪をそれぞれ係止する凹部
が形成されると共に、該凹部のクリップ挿入方向後方側
に、前記クリップの各突出部に嵌合する嵌合溝を備えた
ことを特徴とする。
【0006】このワイヤーハーネスの固定構造では、ク
リップがフランジに嵌合される際、クリップの各ロック
爪がフランジの凹部にそれぞれ係合されると共に、クリ
ップの各突出部がフランジの嵌合溝にそれぞれ嵌合され
る。したがって、電線又はクリップに例え外力が作用し
ても、クリップの各突出部とフランジの各嵌合溝との嵌
合により、クリップがフランジから容易に外れることが
防止される。これにより、クリップのフランジへの嵌合
状態が確実に保持され、ワイヤーハーネスの固定に対す
る作業性及び信頼性を向上することができる。
【0007】請求項2のワイヤーハーネスの固定構造
は、前記クリップに、前記突起部の突起方向に貫通され
る抜き穴を設けたことを特徴とする。
【0008】このワイヤーハーネスの固定構造では、ク
リップを作製するための金型構造を単純な上下抜き構造
とすることができ、突起部を有した構成であっても製造
工程を複雑化することなく、少ない工数でコスト低減を
図りつつ製造可能なクリップ構造にすることができる。
【0009】請求項3のワイヤーハーネスの固定構造
は、前記フランジの基部に、前記嵌合溝の穿設方向に貫
通される抜き穴を設けたことを特徴とする。
【0010】このワイヤーハーネスの固定構造では、フ
ランジを作製するための金型構造を単純な上下抜き構造
とすることができ、嵌合溝を有した構成であっても製造
工程を複雑化することなく、少ない工数でコスト低減を
図りつつ製造可能なフランジ構造にすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るワイヤーハー
ネスの固定構造を図面に基づいて詳細に説明する。図1
は本発明の一実施形態であるワイヤーハーネスの固定構
造を示す分解斜視図であり、図2は図1に示すクリップ
が他方のフランジに嵌合された状態を示す斜視図であ
る。また図3は、図1に示す状態の横断面図であり、図
4は、図2に示す状態の横断面図である。
【0012】図1〜図4を参照すると、本実施形態のワ
イヤーハーネスの固定構造においては、電線10をクリ
ップ20に保持させると共に、例えば車体側に形成させ
たフランジ30にクリップ20を挿入方向A(図1の矢
印A方向)に沿って係合させることで電線をフランジ3
0に固定するものとなっている。
【0013】クリップ20は、平板状に形成された電線
保持部21の片面側に、係合相手側のフランジ30が収
容されるフランジ収容部22を挟んで一対の挟持片23
が対峙して配置されており、これらは樹脂等により一体
成形される。電線保持部21は、その長手方向に電線1
0を沿わせた状態でテープ等24によって固定すること
で電線10を保持する。各挟持片23は、それぞれ可撓
性を有しており、クリップ20がフランジ30に係合す
る際、狭持片23先端の傾斜面23aがフランジ30に
当接しつつ撓み、フランジ30は狭持片23先端部から
フランジ収容部22内に挿入される。このように、各挟
持片23は、フランジ収容部22の内側面22aにフラ
ンジ30の外側面33が当接した状態で、フランジ30
を両側から挟む込むように係合される。
【0014】また、各挟持片23の先端部には、ロック
爪26がフランジ収容部22の内側に向けてそれぞれ突
設されており、各ロック爪26におけるクリップ20の
挿入方向Aの後方側には突出部27がそれぞれ形成され
ている。
【0015】そして、クリップ20には、一対の抜き穴
28がフランジ収容部22から突出部27の突出方向
(図1に示す上方)に貫通してそれぞれ形成されてい
る。この抜き穴28は、クリップ20のフランジ収容部
22及び各突出部27を成形するための金型を、単純な
所謂上下抜きの金型構造とするためのものであり、これ
により、クリップ20の成形を容易にしてコスト低減を
図ることができる。
【0016】一方、フランジ30の側面には、凹部31
が形成されており、クリップ20がフランジ30に挿入
されると、各凹部31にクリップ20の各ロック爪26
が係合される。各凹部31におけるクリップ20の挿入
方向A後方側(図3に示すフランジ凹部31の上方側)
には、嵌合溝32がそれぞれ形成されている。各嵌合溝
32は、各凹部31にクリップ20の各ロック爪26が
係合された状態において、クリップ20の各突出部27
をそれぞれ嵌合する。
【0017】また、フランジ30の基部に対しても、一
対の抜き穴34が各凹部31から溝の穿設方向(図3に
示す下方)に貫通してそれぞれ形成されている。各側抜
き穴34は、フランジ30の各凹部31及び各嵌合溝3
2を成形するための金型を、所謂上下抜きの金型構造と
するためのものであり、これにより、フランジ30の成
形を容易にしてコスト低減を図ることができる。
【0018】次に、本実施形態の作用を説明する。クリ
ップ20がフランジ30に挿入方向Aに沿って挿入され
る際、クリップ20の各挟持片23は、傾斜面23aを
フランジ30の上端部35に当接して撓みつつ、フラン
ジ30を挟み込む。このとき、クリップ20の各ロック
爪26がフランジ30の各凹部31にそれぞれ係合され
ると共に、クリップ20の各突出部27がフランジ30
の各嵌合溝32に入り込むことで嵌合される。この突出
部27の嵌合がクリップ20の係合を補助しており、ク
リップをより確実に係合状態で保持させることができ
る。
【0019】したがって、電線10又はクリップ20
に、例えば図4に示す矢印B方向の外力が作用した場合
でも、クリップ20の各ロック爪26とフランジ30の
各凹部31との係合に加え、クリップ20の各突出部2
7とフランジ30の各嵌合溝32との嵌合によって、ク
リップ20がフランジ30から容易に外れることがなく
なる。これにより、クリップ20のフランジ30への係
合状態が、確実に且つ安定して保持され、ワイヤーハー
ネスの固定外れが確実に防止され、信頼性の高い固定が
行える。
【0020】なお、上述したフランジは、補強等の目的
に形成されたものを利用することが好ましく、ワイヤー
ハーネス固定用としてフランジを新たに設けることな
く、現存するフランジを利用して合理的に固定すること
ができる。また、嵌合溝はクリップ20の突出部27の
形状に完全に嵌合される形状でなくとも、ロック爪の引
っかかりが生じる形状であればワイヤーハーネスの固定
外れを略同程度に防止することができる。
【0021】以上詳細に説明したように、上記実施形態
によれば、電線が保持されたクリップ20をフランジ3
0にワンタッチ操作で固定することができ、クリップ2
0の各ロック爪26とフランジ30の各凹部31との係
合に加え、クリップ20の各突出部27とフランジ30
の各嵌合溝32との嵌合によって、より確実にクリップ
の係合状態が維持される。したがって、電線10又はク
リップ20に外力が作用した場合でも、クリップ20が
フランジ30から容易に外れることが防止され、ワイヤ
ーハーネスの固定を確実に且つ安定して行うことができ
る。これにより、良好な操作性を確保しつつ、合理的か
つ信頼性の高いワイヤーハーネスの固定を行うことがで
きる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、電線が保持された断面
コ字型のクリップを、固定側に突設されたフランジに係
合させることで電線を固定するワイヤーハーネスの固定
構造において、前記クリップは、フランジを挟み込む少
なくとも一対の挟持片の先端部に、ロック爪がそれぞれ
対峙して突設されると共に、該ロック爪のクリップ挿入
方向後方側に突起部を備え、前記フランジは、前記クリ
ップの各ロック爪をそれぞれ係止する凹部が形成される
と共に、該凹部のクリップ挿入方向後方側に、前記クリ
ップの各突出部に嵌合する嵌合溝を備えることにより、
クリップをフランジに挿入した際に、フランジの凹部に
クリップの各ロック爪が係合し、ロック爪に形成された
突出部がフランジに形成された嵌合溝にそれぞれ嵌合さ
れる。これにより、外力によるワイヤーハーネスの固定
外れを確実に防止することができ、合理的かつ信頼性の
高いワイヤーハーネスの固定を行うことができる。
【0023】また、クリップに、突起部の突起方向に貫
通される抜き穴や、フランジの基部に、嵌合溝の穿設方
向に貫通される抜き穴を設けることにより、クリップや
フランジを作製するための金型構造を単純な上下抜き構
造とすることができ、製造工程を複雑化することなく、
コスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤーハーネスの固定構造にお
ける一実施形態としての構成を示す分解斜視図である。
【図2】図1のワイヤーハーネス固定構造のクリップが
フランジに嵌合された状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示す状態の横断面図である。
【図4】図2に示す状態の横断面図である。
【図5】従来のワイヤーハーネスの固定構造を示す横断
面図である。
【図6】図5のワイヤーハーネスの固定構造の留め具を
単体で示す斜視図である。
【符号の説明】
10 電線 20 クリップ 21 電線保持部 22 フランジ収容部 22a 内側面 23 挟持片 24 テープ等 26 ロック爪 27 突出部 30 フランジ 31 凹部 32 嵌合溝 33 外側面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線が保持された断面コ字型のクリップ
    を、固定側に突設されたフランジに係合させることで電
    線を固定するワイヤーハーネスの固定構造において、 前記クリップは、フランジを挟み込む少なくとも一対の
    挟持片の先端部に、ロック爪がそれぞれ対峙して突設さ
    れると共に、該ロック爪のクリップ挿入方向後方側に突
    起部を備え、 前記フランジは、前記クリップの各ロック爪をそれぞれ
    係止する凹部が形成されると共に、該凹部のクリップ挿
    入方向後方側に、前記クリップの各突出部に嵌合する嵌
    合溝を備えたことを特徴とするワイヤーハーネスの固定
    構造。
  2. 【請求項2】 前記クリップに、前記突起部の突起方向
    に貫通される抜き穴を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のワイヤーハーネスの固定構造。
  3. 【請求項3】 前記フランジの基部に、前記嵌合溝の穿
    設方向に貫通される抜き穴を設けたことを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載のワイヤーハーネスの固定構
    造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023098216A (ja) * 2021-12-28 2023-07-10 大和化成工業株式会社 固定具取付構造及び樹脂製固定具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023098216A (ja) * 2021-12-28 2023-07-10 大和化成工業株式会社 固定具取付構造及び樹脂製固定具
JP7805778B2 (ja) 2021-12-28 2026-01-26 大和化成工業株式会社 固定具取付構造及び樹脂製固定具

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