JP2000256341A - 3,3−ジメチル−4−(2’,2’−ジハロゲノビニル)−4−ブタノリドの製造方法 - Google Patents

3,3−ジメチル−4−(2’,2’−ジハロゲノビニル)−4−ブタノリドの製造方法

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JP2000256341A
JP2000256341A JP11065429A JP6542999A JP2000256341A JP 2000256341 A JP2000256341 A JP 2000256341A JP 11065429 A JP11065429 A JP 11065429A JP 6542999 A JP6542999 A JP 6542999A JP 2000256341 A JP2000256341 A JP 2000256341A
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JP
Japan
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dimethyl
dihalogenovinyl
water
butanolide
chlorine
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JP11065429A
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Inventor
Koju Hagitani
弘寿 萩谷
Takeo Suzukamo
剛夫 鈴鴨
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規な製造法を提供すること。 【解決手段】 一般式(1) (式中、X1,X2は、塩素、臭素、フッ素,Yは塩
素、臭素、*は不斉炭素を表す。)で示されるジハロビ
ニル菊酸ハライドとチタンテトラクロリドとを反応さ
せ、ついで水を反応させる一般式(2) (式中、X1,X2は前記と同じ意味を表す。)で示さ
れる3,3−ジメチル−4−(2’,2’−ジハロゲノ
ビニル)−4−ブタノリドの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ジハロビニル菊酸
ハライドを原料とする3,3−ジメチル−4−(2’,
2’−ジハロゲノビニル)−4−ブタノリドの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】下記
一般式(1)においてYが水酸基であるジハロビニル菊
酸は家庭用、防疫用のみならず農業害虫あるいは森林害
虫にも優れた効力を示す低毒性殺虫剤ペルメスリン、サ
イペルメスリン等の酸成分を構成する化合物である。該
化合物は一般に殺虫剤であるエステル類に導いた場合の
殺虫活性は(+)体が高い事が知られている。 ジクロ
ル酸類は通常、ラセミ体すなわち(±)体として製造さ
れ、酸の場合は有機塩基類を用いた光学分割すること
で、エステルの場合は酵素等を用いて不斉加水分解する
ことで(+)体を得ている。 ここで光学分割された残
りの(−)体の利用法が求められていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果本発明に至った。 一般式(1) (式中、X1,X2はそれぞれ独立に塩素、臭素、フッ
素原子を表し,Yは塩素、臭素原子を表す。*は不斉炭
素を表す。)で示されるジハロビニル菊酸ハライドとチ
タンテトラクロリドとを反応させ、ついで水を反応させ
ることを特徴とする一般式(2) (式中、X1,X2は前記と同じ意味を表す。)で示さ
れる3,3−ジメチル−4−(2’,2’−ジハロゲノ
ビニル)−4−ブタノリドの製造方法を提供するもので
ある。
【0004】
【発明の実施の形態】以下本発明をより詳細に説明す
る。本発明に用いられる一般式(1)で示されるジハロ
ビニル菊酸ハライドの置換基X1,X2としては、例え
ばフッ素、塩素、臭素などのハロゲン原子が挙げられ、
Yとしては、例えば塩素、臭素などのハロゲン原子が挙
げられる。
【0005】具体的なジハロビニル菊酸ハライド(1)とし
ては、例えば、2,2−ジメチル−3−(2’,2’−
ジクロロビニル)−シクロプロパンカルボン酸、2,2
−ジメチル−3−(2’,2’−クロロフルオロビニ
ル)−シクロプロパンカルボン酸,2,2−ジメチル−
3−(2’,2’−ジフルオロビニル)−シクロプロパ
ンカルボン酸,2,2−ジメチル−3−(2’,2’−
ジブロモビニル)−シクロプロパンカルボン酸等のクロ
リド、ブロミドなどが挙げられる。ジハロビニル菊酸ハ
ライドには(−)シス体、(−)トランス体,(+)シ
ス体、(+)トランス体の合計4種類の異性体が存在す
るが、その中のいずれであっても良いし、それらの混合
物であっても良いが、本発明の目的から通常は(−)体
に富むジハロビニル菊酸ハライドを用いる場合にその意
義を発揮することは言うまでもない。
【0006】本発明では触媒として、チタンテトラクロリド
が用いられるがその使用量は,ジハロビニル菊酸ハライ
ド(1)に対して、通常0.1から2モル倍程度であ
る。
【0007】上記反応は、通常、溶媒の存在下に実施され
る。 かかる溶媒としては、反応を阻害しない物であれ
ば特に限定されず用いられるが、例えば4塩化炭素、ク
ロロホルム、ジクロロエタン、クロロベンゼン、o−ジ
クロロベンゼン、m−ジクロロベンゼンなどのハロゲン
化炭化水素、ベンゼン、トルエン、ニトロベンゼン等の
芳香族炭化水素、アセトニトリル、プロピオニトリルな
どのニトリル類などが挙げられるが好ましくはハロゲン
化炭化水素である。 その使用量は,ジハロビニル菊酸
ハライド(1)に対して、通常0.5から100重量倍
程度である。反応温度は、通常、50℃〜200℃程度
の温度範囲である。反応時間は、特に限定されないが、
数分から数時間程度である。
【0008】反応の進行は、ガスクロマトグラフィー、薄層
クロマトグラフィー、核磁気共鳴スペクトルなどの分析
手段により確認することができる。
【0009】次いで、反応終了後、水と反応させることによ
り目的物が得られる。使用する水の量は、特に限定され
ないがシジハロビニル菊酸ハライド(1)に対して、通
常、水分として1モル倍〜1000モル倍程度である。
水を添加した後の反応温度は、通常、0℃〜120℃程
度の温度範囲である。また水を添加した後の反応時間
は、特に限定されないが通常、数分から数時間程度であ
る。水と反応させる際、触媒として使用したチタンテト
ラクロリドや生成するハロゲン化水素を中和するため
に、塩基化合物を添加しても良い。 添加する塩基化合
物としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無
機塩基化合物が用いられる。 これらは、固体状のもの
ををそのまま用いてもよいし、水溶液として用いてもよ
い。塩基化合物の添加量は、特に限定されないがpH3
〜12程度の範囲に入るように添加することが好まし
い。反応終了後、目的物は、例えば、反応マスから遊離
した有機層を留去したのち、蒸留、カラムクロマトなど
の分離手段を用いることで得ることができる、またトル
エン、ヘプタン、エーテルなどの水と分離する有機溶媒
で抽出したのちに、得られる有機層を濃縮、蒸留するこ
となどによって得ることもできる。
【0010】
【発明の効果】本発明の方法によれば、ジハロビニル菊
酸ハライドを原料として、医農薬等の中間体となりうる
3,3−ジメチル−4−(2’,2’−ジハロゲノビニ
ル)−4−ブタノリドを安価で工業的に入手容易なチタ
ンテトラクロリドを原料とし、優れた収率で、容易に製
造し得る。
【0011】
【実施例】以下、実施例によって本発明をより詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例により限定されるもの
ではない。 (実施例1)窒素雰囲気下、100mlのフラスコに
2,2−ジメチル−3−(2’,2’−ジクロロビニ
ル)−シクロプロパンカルボン酸クロリド( (+)ト
ランス体9.0%、(−)トランス体=91.0%)1
0gとo−ジクロロベンゼン100mlを入れた後、チ
タンテトラクロリド8.3gを加え、150℃で1時間
攪拌した。 1時間後、温度を50℃まで下げた後、水
を50g加え、さらにpHメーターにてpHを確認しな
がら、pHが9.0になるように5%水酸化ナトリウム
水を加えた。 添加後、50℃で30分攪拌後、静置
し、有機層を分離した。得られた有機層を溶媒留去し
て、減圧下に蒸留することにより、6.9gの油状物を
得た。 1H−NMR、GC−MSから3,3−ジメチ
ル−4−(2’,2’−ジハロゲノビニル)−4−ブタ
ノリドであることを確認した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) (式中、X1,X2はそれぞれ独立に塩素、臭素、フッ
    素原子を表し,Yは塩素、臭素原子を表す。*は不斉炭
    素を表す。)で示されるジハロビニル菊酸ハライドとチ
    タンテトラクロリドとを反応させ、ついで水を反応させ
    ることを特徴とする一般式(2) (式中、X1,X2は前記と同じ意味を表す。)で示さ
    れる3,3−ジメチル−4−(2’,2’−ジハロゲノ
    ビニル)−4−ブタノリドの製造方法。
JP11065429A 1999-03-11 1999-03-11 3,3−ジメチル−4−(2’,2’−ジハロゲノビニル)−4−ブタノリドの製造方法 Pending JP2000256341A (ja)

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