JP2000294061A - 絶縁材及び電機巻線 - Google Patents

絶縁材及び電機巻線

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JP2000294061A
JP2000294061A JP9728299A JP9728299A JP2000294061A JP 2000294061 A JP2000294061 A JP 2000294061A JP 9728299 A JP9728299 A JP 9728299A JP 9728299 A JP9728299 A JP 9728299A JP 2000294061 A JP2000294061 A JP 2000294061A
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Tomoya Tsunoda
智也 角田
Mitsuru Onoda
満 小野田
Shigeo Amagi
滋夫 天城
Masaki Akatsuka
正樹 赤塚
Koji Ohata
功治 尾畑
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高熱伝導率を有し、かつ課電寿命特性を向上さ
せることができる電機巻線及びその絶縁被覆を得ること
ができる絶縁材及び電機巻線の提供を課題とする。 【解決手段】上記目的を解決するために、マイカ層3,
補強材層5,高熱伝導充填材層7及び各層に含まれる樹
脂8を有する高熱伝導絶縁テープ1において、高熱伝導
充填材層7に球形アルミナ6bを含み、かつ高熱伝導充
填材層100体積部中に含まれる球形アルミナ6bの量
を1〜80体積部とした。そして、この高熱伝導絶縁テ
ープ1を用いて巻線導体10の外周部に高熱伝導絶縁被
覆11を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機に用いら
れる電機巻線に関するものである。また、電機巻線の絶
縁被覆を形成するために用いられる絶縁材に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、回転電機に用いられる電機巻線の
絶縁被覆は、例えば特開昭63−110929号公報に記載のよ
うに、マイカ層,補強材層,高熱伝導率の充填材を有す
る充填材層及びそれら各層中に含まれる樹脂とを有する
絶縁材を用いて形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た絶縁材を用いて絶縁被覆を形成していた従来の電機巻
線は、低電圧で運転される回転電機に用いた場合、何等
問題は生じなかったが、事業用発電機や高圧電動機等の
ように高電圧で運転される回転電機に用いた場合、電気
的な欠陥が生じやすく、電気的特性、特に課電寿命特性
が低下してしまう嫌いがあった。
【0004】本発明の代表的な目的は、高熱伝導率を有
し、かつ課電寿命特性を向上させることができる電機巻
線及びその絶縁被覆を形成する絶縁材の提供にある。ま
た、この電機巻線を有する回転電機の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の発明者は、電気
的な欠陥が生じやすくなる原因について究明した。その
結果、絶縁被覆を構成する充填材層の樹脂中に存在する
微少な充填材の凝集塊が原因であると判明した。そして
このような凝集塊が存在するのは、絶縁材を製作する
際、樹脂と充填材を混合する過程で樹脂と充填材が充分
混合されず、充填材の分散性が不十分となるためである
と判明した。そこで、本発明の発明者は、上記事実を解
決するために研究を重ねた。その結果、球形充填材を含
む充填材を用い、この球形状の充填材の量を100体積
部あたり1〜80体積部とすればよいことを発見した。
【0006】ここに、本発明に係る絶縁材は、マイカ
層,補強材層,充填材層及びこれら各層に含まれた樹脂
を有するものであり、充填材層に球形充填材を含み、充
填材層100体積部中に含まれる球形充填材の量を1〜
80体積部としたものである。本発明に係る別の絶縁材
は、マイカ層,補強材層,充填材層の順に積層した積層
体、若しくは充填材層,マイカ層,補強材層の順に積層
した積層体と、この積層体に含まれる樹脂とを有するも
のであり、充填材層に球形充填材を含み、充填材層10
0体積部中に含まれる球形充填材の量を1〜80体積部
としたものである。
【0007】本発明に係る別の絶縁材は、マイカ箔と補
強材に樹脂を含浸して接着し、このどちらか一方側に、
100体積部あたり1〜80体積部の球形充填材を含む
充填材に樹脂を含浸したものを塗工し形成したものであ
る。上記絶縁材において充填材層に含まれる充填材は、
少なくとも5W/m・Kの熱伝導率を有するものであ
る。
【0008】ここで、球形充填材の量を100体積部あ
たり1〜80体積部とするのは、熱伝導率の低下を抑え
ると共に充填材の凝集塊の発生を防止するためである。
すなわち球形充填材の量が1体積部未満になると、絶縁
材を製作する際、樹脂と充填材を混合する過程で充填材
の分散性が低下し、充填材を含む樹脂中に充填材の凝集
塊が発生するからである。また、球形充填材の量が80
体積部を超えると、絶縁被覆を形成した際、絶縁被覆の
熱伝導率が低下するからである。
【0009】本発明に係る電機巻線は、巻線導体と、巻
線導体の外側に形成した絶縁被覆とを有するものであ
り、上記いずれかの絶縁材を用いて絶縁被覆を形成した
ものである。具体的には、絶縁導体を複数回巻いて巻線
導体を形成し、巻線導体の外側に上記いずれかの絶縁材
を巻き、さらに絶縁材の外側に離型材を巻き、成形治具
を取付け、成形治具の外表面より外力を与えつつ所定の
温度で加熱し、上記絶縁材中の樹脂を硬化して絶縁被覆
を形成する。
【0010】本発明に係る回転電機は、固定子と、固定
子の内側に設けた回転子と、固定子及び回転子を内蔵し
たハウジングと、ハウジングに固定されると共に回転子
の回転軸を回転自在に支承する軸受装置とを有するもの
であり、少なくとも固定子を構成する鉄心に上記電機巻
線を装着したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0012】本実施の形態の高熱伝導絶縁テープの構成
を図1に示す。図面において1は高熱伝導絶縁テープ
(又は高熱伝導プリプレグテープ)であり、マイカ層3
(又は耐電圧層),補強材層5,高熱伝導充填材層7の
順に積層した積層体と、各層に含有した樹脂8からな
る。尚、本実施の形態では、マイカ層3,補強材層5,
高熱伝導充填材層7の順に積層した積層体の例を示した
が、高熱伝導充填材層7,マイカ層3,補強材層5の順
に積層された積層体であってもよい。
【0013】マイカ層3は集成マイカ箔2と樹脂8から
なる層である。補強材層5はガラス繊維を碁盤目のよう
に編んで形成したガラスクロス4と樹脂8からなる層で
ある。高熱伝導充填材層7はアルミナ粒子体6と樹脂8
からなる層である。アルミナ粒子体6はランダム形状ア
ルミナ6aと球形アルミナ6bとを混合したものであ
り、ランダム形状アルミナ6aは高熱伝導充填材層10
0体積部あたり99〜20体積部含まれ、球形アルミナ
6bは1〜80体積部含まれている。アルミナ粒子体6
は5W/m・K以上の熱伝導率を有する。
【0014】ここで、球形アルミナ6bの量を高熱伝導
充填材層100体積部あたり1〜80体積部とするの
は、充填材の凝集塊の発生を防止すると共に熱伝導率の
低下を抑えるためである。すなわち球形アルミナ6bの
量が1体積部未満になると、絶縁材を製作する際、樹脂
と充填材を混合する過程で充填材の分散性が低下し、充
填材を含む樹脂中に充填材の凝集塊が発生するからであ
る。また、球形アルミナ6bの量が80体積部を超える
と、絶縁被覆を形成した際、絶縁被覆の熱伝導率が低下
するからである。尚、以上のことは、後述する実験によ
り確認している。
【0015】高熱伝導絶縁テープ1は次のように得る。
水中分散したマイカ粒子を抄紙機により抄造して製作し
た集成マイカ箔2,ガラスクロス4を用意し、これらに
ノボラック型エポキシ樹脂100重量部に対しBF3
ノエチルアミン3重量部を加えた樹脂8を含浸し、接着
して集成マイカシート(マイカ層3と補強材層5との積
層体)を得る。
【0016】次に、ランダム形状アルミナ6a(例えば
100体積部あたり95体積部)と球形アルミナ6b
(例えば100体積部あたり5体積部)からなるアルミ
ナ粒子体6と、ノボラック型エポキシ樹脂100重量部
に対しBF3 モノエチルアミン3重量部を加えた樹脂8
とを、アルミナ粒子体6と樹脂8との重量比が2:1と
なるように混合し、これにメチルエチルケトン10重量
%を加え、集成マイカシートの補強材層5側面(又はマ
イカ層3側面)にロールコータにより塗工し、乾燥炉内
でメチルエチルケトンを揮発,除去して高熱伝導絶縁シ
ートを得る。尚、アルミナ粒子体6と樹脂8との混合に
あたっては、球形アルミナ6bと樹脂8とを混合してか
らランダム形状アルミナ6aを加え混合してもよいし、
この逆でもよい。
【0017】次に、高熱伝導絶縁シートをスリッタにて
30mm幅にスリットし、高熱伝導絶縁テープ1を得る。
【0018】本実施の形態の電機巻線の構成を図2に示
す。図面において9は電機巻線であり、絶縁導体10a
を複数回巻いて形成した巻線導体10と、巻線導体10
の外側に図1の高熱伝導絶縁テープ1を用いて形成した
高熱伝導絶縁被覆11からなる。
【0019】電機巻線9は次のように得る。図2に示す
如く、複数の絶縁導体10aを複数回巻いて巻線導体1
0を形成し、この外側に図1の高熱伝導絶縁テープ1を
一部重ねて巻く。本実施の形態では、高熱伝導絶縁テー
プ1のマイカ層3側を巻線導体10側として巻線導体1
0の外側に巻いたが、高熱伝導充填材層7側を巻線導体
10側としてもよい。次に、高熱伝導絶縁テープ1の外
側に離型テープ12を巻く。このように高熱伝導絶縁テ
ープ1の外側に離型テープ12を巻くのは、後述する成
形治具と高熱伝導絶縁テープ1との接着を防止するため
である。次に、図3に示す如く、成形治具13を取り付
け、この成形治具13の外表面より外力を与えつつ所定
の温度で加熱し、高熱伝導絶縁テープ1に含まれている
樹脂8を硬化して高熱伝導絶縁被覆11を形成し電機巻
線9を得る。
【0020】本実施の形態の回転電機の構成を図4,図
5に示す。図面において15は固定子枠(又はハウジン
グ若しくはケーシング)であり、その内側には固定子鉄
心16を設けている。固定子鉄心16の内周面側には軸
方向に連続したスロット22を複数設けており、その中
には固定子巻線18を収納している。固定子鉄心16の
内側には空隙を介して回転子鉄心17を設けている。回
転子鉄心17の外周面側には軸方向に連続したスロット
を複数設けており、その中には回転子巻線19を収納し
ている。回転子鉄心17の回転軸20は固定子枠15に
固定された軸受装置21によって回転自在に支承してい
る。
【0021】スロット22に収納した固定子巻線18
は、図2に示した電機巻線9を径方向に2段積層して収
納したものである。電機巻線9とスロット22との間に
はガラス繊維強化プラスチックばね25を設けている。
固定子鉄心16の内周側に位置する電機巻線9とスロッ
ト22の開口部との間にはガラス繊維強化プラスチック
シート23,ガラス繊維強化プラスチックばね24及び
楔26を設けている。
【0022】本発明の発明者が行った電機巻線の課電寿
命試験の結果を図6、電機巻線の熱伝導率試験の結果を
図8、熱伝導率試験に用いた電機巻線の構成を図7にそ
れぞれ示す。
【0023】まず、課電寿命試験は、本実施の形態のよ
うに形成した電機巻線と、次の比較例のように形成した
電機巻線との外側にアルミニウム箔を巻付けて電極と
し、それぞれの電機巻線のアルミニウム電極と巻線導体
の間に交流電圧を加え、絶縁破壊するまでの時間を測定
するものであり、その結果を、印加電圧(kV/mm)を
縦軸にとり、絶縁破壊するまでの時間(h)を横軸にと
り表したものである。
【0024】比較例の電機巻線は次のように製作した高
熱伝導絶縁テープを巻線導体の外側に施して絶縁被覆を
形成したものである。まず、水中分散したマイカ粒子を
抄紙機により抄造して製作した集成マイカ箔,ガラスク
ロスを用意し、これらにノボラック型エポキシ樹脂10
0重量部に対しBF3 モノエチルアミン3重量部を加え
てなる樹脂を含浸し、接着して集成マイカシート(マイ
カ層と補強材層との積層体)を得る。
【0025】次に、ランダム形状アルミナ粒子体,ノボ
ラック型エポキシ樹脂100重量部に対しBF3 モノエ
チルアミン3重量部を加えてなる樹脂を、ランダム形状
アルミナ粒子体と樹脂との重量比が2:1となるように
混合し、これにメチルエチルケトン10重量%を加え、
集成マイカシートの補強材層側面にロールコータで塗工
し、乾燥炉内でメチルエチルケトンを揮発,除去して高
熱伝導絶縁シートを得る。
【0026】次に、高熱伝導絶縁シートをスリッタにて
30mm幅にスリットし、高熱伝導絶縁テープを得る。
【0027】図6から明らかなように、本実施の形態の
電機巻線は、比較例の電機巻線よりも課電寿命特性が優
れていた。これは、高熱伝導充填材層に含まれる充填材
として、ランダム形状アルミナと球形アルミナからなる
アルミナ充填材を用い、高熱伝導充填材層100体積部
あたりの球形アルミナの量を1体積部以上としたので、
高熱伝導絶縁テープを製作する際、樹脂と充填材を混合
する過程において充填材の分散性が向上し、充填材を含
む樹脂中に微小な充填材の凝集塊の発生を防止したため
である。従って、課電寿命特性を向上するには高熱伝導
充填材層100体積部あたりの球形アルミナの量を1体
積部以上とすればよい。
【0028】一方、熱伝導率試験は、高熱伝導充填材層
に含まれる球形アルミナ量を変えた熱伝導率測定用試料
を複数用意し、熱伝導率測定用試料の厚さ方向の熱伝導
率を、熱伝導率測定用試料の表裏の温度差と、定常状態
において貫通する熱量から算出するものであり、その結
果を、熱伝導率(%)を縦軸にとり、アルミナ粒子体中
の球形アルミナ量(体積部)を横軸にとり表したもので
ある。
【0029】複数の熱伝導率測定用試料はアルミナ充填
材に含まれる球形アルミナ量を変えて本実施の形態のよ
うに製作した高熱伝導絶縁テープを複数用意し、図7に
示すように製作したものである。まず、銅板14の外側
に離型テープ12aを巻き、その外側に高熱伝導絶縁テ
ープを一部重ねて巻き、さらにその外側に離型テープ1
2を巻く。尚、銅板14の外側に離型テープ12aを巻
くのは、銅板14と高熱伝導絶縁被覆11との接着を防
止するためである。
【0030】次に、離型テープ12の外側に成形治具を
取付け、成形治具の外表面より外力を加えつつ所定の温
度で加熱し、高熱伝導絶縁テープの樹脂を硬化する。そ
して、高熱伝導絶縁被覆11の一部を切断して銅板14
から取外し、この取外した高熱伝導絶縁被覆11を直径
50mmの大きさに加工する。この作業を複数の高熱伝導
絶縁テープそれぞれに繰り返し、複数の熱伝導率測定用
試料を得る。
【0031】図8から明らかなように、高熱伝導充填材
層100体積部あたりの球形アルミナの量が80体積部
を超えると熱伝導率が低下した。従って、熱伝導率の低
下を抑えるには高熱伝導充填材層100体積部あたりの
球形アルミナの量を80体積部以下とすればよい。
【0032】以上説明した本実施の形態によれば、高熱
伝導充填材層7に含まれる充填材として、ランダム形状
アルミナ6aと球形アルミナ6bからなるアルミナ充填
材6を用い、高熱伝導充填材層100体積部あたりの球
形アルミナ6bの量を1〜80体積部としたので、絶縁
材製作の際、充填材と樹脂を混合する過程における充填
材層中に充填材の凝集塊の発生を防止できると共に、熱
伝導率を低下させることがない。
【0033】また、本実施の形態により製作した電機巻
線を回転電機、例えば発電機の固定子巻線として用いれ
ば、固定子巻線の電気特性を低下させることなく熱伝導
率を向上でき、冷却効率の向上が図れる。従って、小型
で大容量の回転電機を実現できる。
【0034】
【発明の効果】本発明に係る絶縁材及び電機巻線によれ
ば、充填材層に球形充填材を含み、充填材層100体積
部中に含まれる球形充填材の量を1〜80体積部とした
ので、絶縁材製作の際、充填材と樹脂を混合する過程に
おける充填材層中に充填材の凝集塊の発生を防止できる
と共に、熱伝導率を低下させることがない。従って、高
熱伝導率を有し、かつ課電寿命特性を向上させることが
できる電機巻線の絶縁被覆を製造できる絶縁材を提供で
きる。
【0035】本発明に係る電機巻線によれば、充填材層
に球形充填材を含み、充填材層100体積部中に含まれる
球形充填材の量を1〜80体積部とした絶縁材を用いて
絶縁被覆を形成したので、高熱伝導率を有し、かつ課電
寿命特性を向上させることができる絶縁被覆を有する電
機巻線を提供できる。
【0036】本発明に係る回転電機によれば、充填材層
に球形充填材を含み、充填材層100体積部中に含まれる
球形充填材の量を1〜80体積部とした絶縁材を用いて
絶縁被覆を形成した電機巻線を、少なくとも固定子巻線
に用いたので、固定子巻線の電気特性を低下させること
なく熱伝導率を向上でき、冷却効率の向上が図れる。従
って、小型で大容量の回転電機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である高熱伝導絶縁テープ
の材料構成を示す断面図。
【図2】本発明の実施の形態である電機巻線の構成を示
す斜視図。
【図3】本発明の実施の形態である電機巻線の製作方法
を説明するための斜視図。
【図4】本発明の実施の形態である回転電機の構成を示
す断面図。
【図5】図4の固定子の構成の一部を拡大して示す斜視
図。
【図6】本実施の形態の電機巻線と比較例の電機巻線の
課電寿命特性を示す特性図。
【図7】熱伝導率測定用試料の製作過程を説明するため
の斜視図。
【図8】球形アルミナの量を変えて本実施の形態のよう
に製作した複数の熱伝導率測定用試料から測定した熱伝
導率特性を示す特性図。
【符号の説明】
1…高熱伝導絶縁テープ、2…集成マイカ箔、3…マイ
カ層、4…ガラスクロス、5…補強材層、6…アルミナ
粒子体、7…高熱伝導充填材層、8…樹脂、9…電機巻
線、10…巻線導体、11…高熱伝導絶縁被覆、12…
離型テープ、13…成形治具、14…銅板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 3/30 H02K 3/30 15/12 15/12 F (72)発明者 天城 滋夫 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 赤塚 正樹 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 尾畑 功治 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 5G309 CA07 CA11 LA06 PA02 5G333 AA03 AB14 CB11 DA04 DA21 DA22 DA25 FB03 FB08 FB14 5H604 AA03 BB03 BB14 CC01 CC05 CC14 DA03 DA06 DA09 DA15 DB07 DB14 DB20 DB25 PB02 PB03 QC01 QC09 5H615 AA01 BB02 BB14 PP01 PP08 PP13 PP19 PP25 PP28 QQ03 QQ12 QQ19 QQ27 RR02 RR05 RR07 RR09 SS03 SS10 SS32 TT03 TT16 TT22 TT23 TT34

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイカ層,補強材層,充填材層及び該各層
    に含まれた樹脂を有するものであって、前記充填材層に
    球形充填材を含み、前記充填材層100体積部中に含ま
    れる前記球形充填材の量を1〜80体積部としたことを
    特徴とする絶縁材。
  2. 【請求項2】マイカ層,補強材層,充填材層の順に積層
    した積層体、若しくは充填材層,マイカ層,補強材層の
    順に積層した積層体と、該積層体に含まれた樹脂とを有
    するものであって、前記充填材層に球形充填材を含み、
    前記充填材層100体積部中に含まれる前記球形充填材
    の量を1〜80体積部としたことを特徴とする絶縁材。
  3. 【請求項3】マイカ箔と補強材に樹脂を含浸して接着
    し、このどちらか一方側に、100体積部あたり1〜8
    0体積部の球形充填材を含む充填材に樹脂を含浸したも
    のを塗工し形成したことを特徴とする絶縁材。
  4. 【請求項4】前記充填材は、少なくとも5W/m・Kの
    熱伝導率を有するものであることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載の絶縁材。
  5. 【請求項5】巻線導体と、該巻線導体の外側に形成した
    絶縁被覆とを有し、該絶縁被覆は、請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の絶縁材を用いて形成したことを特徴とす
    る電機巻線。
  6. 【請求項6】固定子と、該固定子の内側に設けた回転子
    と、前記固定子及び回転子を内蔵するハウジングと、該
    ハウジングに固定されると共に前記回転子の回転軸を回
    転自在に支承する軸受装置とを有する回転電機におい
    て、少なくとも前記固定子を構成する鉄心に請求項5記
    載の電機巻線を装着したことを特徴とする回転電機。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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