JP2000296631A - 画像形成方法及びその装置 - Google Patents

画像形成方法及びその装置

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JP2000296631A
JP2000296631A JP11109188A JP10918899A JP2000296631A JP 2000296631 A JP2000296631 A JP 2000296631A JP 11109188 A JP11109188 A JP 11109188A JP 10918899 A JP10918899 A JP 10918899A JP 2000296631 A JP2000296631 A JP 2000296631A
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JP
Japan
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temperature
carrier
toner
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JP11109188A
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Satoru Tomita
悟 冨田
Hiroshi Kondo
宏 近藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写時においても着色粉体等である顕色剤が
飛び散ることなく安定した画像形成が可能な画像形成方
法を提供する。 【解決手段】 外部からの刺激に応じて温度を高めるこ
とにより急峻に粘着性が高められる材料を少なくとも表
面に設けたトナーと、外部からの刺激に応じて温度を高
めることにより急峻に粘着性が低められる材料を少なく
とも表面に設けたトナー担持体とを用い、温度範囲cで
粘着性を高めたトナー担持体表面にトナーを付着させた
後に、画像情報に応じて刺激を与えることにより温度範
囲bに示すようにトナー担持体表面の粘着性を低め、か
つ、表面の粘着性を高めたトナーを記録媒体に粘着転写
して画像を形成することで、粘着性の変化を利用して最
終的に記録媒体にトナーを粘着転写させるようにしたの
で、転写時においてもトナーが飛び散ることなく安定し
た画像形成が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクやトナーな
どの顕色剤を用いる画像形成方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体を用いずに帯電工程等を必
要としない画像形成装置として、例えば、特開平10−
798号公報、特開平10−76689号公報、特開平
10−81028号公報、特開平10−157175号
公報等に示されるように、加熱によって粘着性を発生す
る材料を表面に持つ像担持体と、この像担持体を選択的
に加熱する加熱手段と、粘着性部に着色粉体を付着させ
る着色手段と、付着した着色粉体を転写材に転写する転
写手段とを備えた画像形成装置がある。このような画像
形成装置によれば、電子写真装置のように画像形成工程
が複雑ではなく、画像オゾンなどの有害物質の発生もな
い等の利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの公報例による
と、着色粉体が像担持体に付着するときには粘着性を利
用するので像形成が安定しているが、転写材に転写され
るときには電子写真方式と同様に圧力転写又は電界転写
が用いられるので、従来法の有する転写時に着色粉体が
飛び散る現象は軽減されないため、転写材上には着色粉
体による画像が広がって形成されることになり、いわゆ
る解像度の低い(シャープネスの悪い)画像しか得られ
ないという問題があった。
【0004】そこで、本発明は,転写時においても着色
粉体等である顕色剤が飛び散ることなく安定した画像形
成が可能な画像形成方法及び装置を提供することを目的
とする。
【0005】さらに詳しくは、画像形成のための工程や
装置構成が簡素で、しかもオゾン発生の問題もなく、か
つ、画像の安定性に優れた画像形成方法を提供すること
を目的とする。
【0006】また、粘着性が変化する材料を表面に有す
る着色粉体等である顕色剤と、粘着性が変化する材料を
表面に有する像担持体である顕色剤担持体とを用い、そ
の粘着性を制御することによって、画像の安定性をさら
に高め得る画像形成方法を提供することを目的とする。
【0007】さらには、より簡素な画像形成工程で、し
かも画像の安定性に優れた画像形成方法を提供すること
を目的とする。
【0008】さらに、粘着性が変化する材料を表面に有
する着色粉体等である顕色剤と、粘着性が変化する材料
を表面に有する像担持体である顕色剤担持体とを用い、
その粘着性の制御特性をより急峻にすることによって、
画像の安定性をさらに高め得る画像形成方法を提供する
ことを目的とする。
【0009】また、粘着性の制御特性をより急峻に、し
かも確実に行うことで画像の安定性に優れた画像形成方
法を提供することを目的とする。
【0010】さらには、粘着性が可逆的に変化する材料
を用いることにより、画像の安定性をさらに高め得る画
像形成方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の画
像形成方法は、外部からの刺激に応じて粘着性が変化す
る材料を少なくとも表面に設けた顕色剤及び顕色剤担持
体を用い、前記顕色剤及び前記顕色剤担持体の少なくと
も一方に粘着性を持たせて前記顕色剤担持体表面に前記
顕色剤を付着させ、画像情報に応じて刺激を与えること
により前記顕色剤に高い粘着性を持たせ、高い粘着性を
持たせたこの顕色剤を記録媒体に粘着転写させて画像を
形成する。
【0012】従って、粘着性の変化を利用して最終的に
記録媒体に顕色剤を粘着転写させるので、転写時におい
ても顕色剤が飛び散ることなく安定した画像形成が可能
になる上に、画像形成のための工程や装置構成を簡素化
でき、しかも、帯電工程等を必要とする電子写真方式に
依らないため、オゾン発生の問題も生じない。
【0013】請求項2記載の発明の画像形成方法は、外
部からの刺激に応じて粘着性が変化する材料を少なくと
も表面に設けた顕色剤及び顕色剤担持体を用い、粘着性
を高めた前記顕色剤担持体表面に前記顕色剤を付着させ
た後に、画像情報に応じて刺激を与えることにより前記
顕色剤担持体表面の粘着性を低め、かつ、表面の粘着性
を高めた前記顕色剤を記録媒体に粘着転写して画像を形
成する。
【0014】従って、請求項1記載の発明と同様である
が、粘着性が変化する材料を表面に有する顕色剤と、粘
着性が変化する材料を表面に有する顕色剤担持体とを用
い、その粘着性を制御することによって、画像の安定性
をさらに高め得る。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の画像形成方法において、画像情報に応じて前記顕色
剤表面の粘着性を高める刺激を与えるとほぼ同時に、前
記顕色剤担持体表面の粘着性を低め、かつ、表面の粘着
性を高めた前記顕色剤を前記記録媒体に粘着転写させ
る。
【0016】従って、請求項1又は2記載の発明に加え
て、粘着性の制御特性をより急峻に、しかも、確実に行
うことで画像の安定性に優れた画像形成方法を提供でき
る。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の画像形成方法において、外部からの刺激に応じ
て温度を高めることにより急峻に粘着性が高められる材
料を少なくとも表面に設けた顕色剤と、外部からの刺激
に応じて温度を高めることにより急峻に粘着性が低めら
れる材料を少なくとも表面に設けた顕色剤担持体とを用
い、粘着性が急峻に高められる前記顕色剤の温度T1と
粘着性が急峻に低められる前記顕色剤担持体表面の温度
T2とがT1<T2なる関係にある。
【0018】従って、請求項1,2又は3記載の発明に
加えて、粘着性が変化する材料を表面に有する顕色剤
と、粘着性が変化する材料を表面に有する顕色剤担持体
とを用い、その粘着性の制御特性をより急峻にすること
によって、画像の安定性をさらに高め得る画像形成方法
を提供できる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の画像形成方法において、外部からの刺激に応じ
て温度を高めることにより急峻に粘着性が高められる材
料を少なくとも表面に設けた顕色剤と、外部からの刺激
に応じて温度を高めることにより急峻に粘着性が低めら
れる材料を少なくとも表面に設けた顕色剤担持体とを用
い、粘着性が急峻に高められる前記顕色剤の温度T1と
粘着性が急峻に低められる前記顕色剤担持体表面の温度
T2とがT1>T2なる関係にある。
【0020】従って、請求項1,2又は3記載の発明に
加えて、粘着性の制御特性をより急峻に、しかも確実に
行うことで画像の安定性に優れた画像形成方法を提供で
きる。
【0021】請求項6記載の発明の画像形成方法は、外
部からの刺激に応じて粘着性が変化する材料を少なくと
も表面に設けた顕色剤及び顕色剤担持体を用い、表面の
粘着性を高めた前記顕色剤を前記顕色剤担持体表面に付
着させた後に、画像情報に応じて前記顕色剤担持体表面
の粘着性を高める刺激を与えるとほぼ同時に、表面の粘
着性が高められていない顕色剤担持体部分の前記顕色剤
を記録媒体に粘着転写して画像を形成する。
【0022】従って、請求項1記載の発明と同様である
が、粘着性の制御特性をより急峻に、しかも、確実に行
うことで画像の安定性に優れた画像形成方法を提供でき
る。
【0023】請求項7記載の発明は、請求項1又は6記
載の画像形成方法において、外部からの刺激に応じて温
度を高めることにより急峻に粘着性が高められる材料を
少なくとも表面に設けた顕色剤及び顕色剤担持体を用
い、粘着性が急峻に高められる前記顕色剤の温度T1と
粘着性が急峻に高められる前記顕色剤担持体表面の温度
T2とがT1<T2なる関係にある。
【0024】従って、請求項1又は6記載の発明に加え
て、粘着性が変化する材料を表面に有する顕色剤と、粘
着性が変化する材料を表面に有する顕色剤担持体とを用
い、その粘着性の制御特性をより急峻にすることによっ
て、画像の安定性をさらに高め得る画像形成方法を提供
できる。
【0025】請求項8記載の発明は、請求項1ないし7
の何れか一に記載の画像形成方法において、前記顕色剤
及び前記顕色剤担持体の少なくとも表面に設けられて外
部の刺激に応じて粘着性が変化する材料は、刺激に応じ
て粘着性が可逆的に変化する特性を有する。
【0026】従って、粘着性が可逆的に変化する材料を
用いることにより、画像の安定性をさらに高め得る画像
形成方法を提供できる。
【0027】請求項9記載の発明の画像形成装置は、外
部からの刺激に応じて粘着性が変化する材料を少なくと
も表面に設けた顕色剤と、外部からの刺激に応じて粘着
性が変化する材料を少なくとも表面に設けた顕色剤担持
体と、前記顕色剤担持体表面の粘着性を制御する顕色剤
担持体粘着性制御手段と、前記顕色剤表面の粘着性を制
御する顕色剤粘着性制御手段と、画像情報に応じて外部
からの刺激を変えることにより粘着性を持たせた顕色剤
のみを記録媒体に粘着転写させる粘着転写手段と、を具
備する。
【0028】従って、粘着性の変化を利用して最終的に
記録媒体に顕色剤を粘着転写手段により粘着転写させる
ので、転写時においても顕色剤が飛び散ることなく安定
した画像形成が可能になる上、画像形成のための工程や
装置構成を簡素化でき、しかも、帯電工程等を必要とす
る電子写真方式に依らないため、オゾン発生の問題も生
じない。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図6に基づいて説明する。図1は、本実施の形態
が適用される画像形成装置の概略構成を示す縦断正面図
である。この画像形成装置は、外部からの刺激(例え
ば、本実施の形態では、温度)に応じて粘着性が変化
(例えば、本実施の形態では、図2中に示すように、温
度の上昇に伴い粘着性が上昇)する材料を少なくとも表
面に設けた顕色剤としてのトナー1と、外部からの刺激
(例えば、本実施の形態では、温度)に応じて粘着性が
変化(例えば、本実施の形態では、図2中に示すよう
に、温度の上昇に伴い粘着性が低下)する材料を少なく
とも表面に設けた顕色剤担持体としてのトナー担持体2
とを用いる点を特徴とする。ここに、トナー担持体2は
円筒ドラム状のものであって、例えば、時計方向に回転
駆動されるように回転自在に支持されている。トナー1
はトナー担持体2に対して開口するよう隣接させたトナ
ー容器3内に収納させたもので、トナー担持体2に対向
接触して反時計方向に回転駆動される塗布ローラ4によ
りトナー担持体2上に供給自在とされている。塗布ロー
ラ4に対しては供給トナー量を規制するドクタブレード
5が設けられている。
【0030】また、トナー担持体2に対しては塗布ロー
ラ4による供給位置よりも少し回転方向下流側に位置さ
せて給送される記録媒体6に対する転写位置が設定され
ている。この転写位置において、トナー担持体2の内周
側には例えばサーマルヘッド構成の書込み熱源7が設け
られ、転写位置におけるトナー担持体2表面を画像情報
に応じて部分的に加熱昇温させ得るように構成されてい
る。本実施の形態においては、この書込み熱源7により
顕色剤担持体粘着性制御手段、顕色剤粘着性制御手段及
び粘着転写手段の機能が実現される。
【0031】さらに、トナー担持体2に対しては転写位
置よりも下流側であってトナー容器3内に位置させてク
リーニングローラ8が設けられている。このクリーニン
グローラ8はトナー担持体2に対して接離自在に設けら
れている。9はクリーニングローラ8用のクリーニング
ブレードである。
【0032】このような構成において、図1のトナー1
は、粘着性が極めて低い状態、即ち、図2中の温度範囲
aにある状態で塗布ローラ4によりトナー担持体2表面
に接触される。図2中の温度範囲aにある状態のトナー
担持体2表面は粘着性が高い状態にあるので、塗布ロー
ラ4によりトナー1をトナー担持体2表面に接触させる
ことでトナー担持体2表面にはトナー1がほぼ均一に付
着する。均一にトナー1が付着されたトナー担持体2は
時計方向に回転し、書込み熱源7による転写位置まで搬
送される。
【0033】書込み熱源7はトナー担持体2の裏面(又
は、表面)から画像情報に応じて発熱し、その熱がトナ
ー担持体2表面を部分的に昇温して、図2中の温度範囲
bまで高める。ここに、トナー担持体2表面の粘着性を
低める顕色剤担持体粘着性制御手段としての機能及びト
ナー1表面の粘着性を高める顕色剤粘着性制御手段とし
ての機能が実行される。即ち、図2中の温度範囲bで
は、トナー担持体2表面の粘着性が低められている状態
で、対応する部分のトナー1は粘着性が高められている
状態にある。従って、この状態で記録媒体6がトナー1
に接触すると、図2中の温度範囲bにあるトナー1は粘
着性が高く、しかも、トナー担持体2の粘着性が低めら
れているので、この部分では,トナー1が記録媒体6に
粘着性で転写され画像が形成される。ここに、粘着転写
手段の機能が実行される。この際、トナー1の粘着力
が、トナー担持体2より記録媒体6に対して強くなるよ
うに設定することが重要である。
【0034】一方、図2中の温度範囲aでは、トナー担
持体2の粘着性が高められ、トナー1は粘着性が低めら
れている状態にあり、この状態の部分で記録媒体6がト
ナー1に接触しても、図2中の温度範囲aにあるトナー
1は粘着性が低く、しかもトナー担持体2の粘着性が高
められているので、この部分では、トナー1が記録媒体
6に粘着性で転写されることはない。また、図2中の温
度範囲cでは、トナー担持体2とトナー1との粘着性が
高められているので、両者の付着力が強く、記録媒体6
がトナー1と接触してもトナー1が記録媒体6に転写さ
れない。即ち、図2中の温度範囲bでは画像部となり、
図2中の温度範囲a及びcでは非画像部となる。
【0035】画像部のトナー1が転写されたトナー担持
体2は時計方向に回転していくにつれ、図2中の温度範
囲bより温度が下がる(図2中の温度範囲c又はa)。
この状態では、トナー担持体2の粘着性が高められてい
るので、この状態で塗布ローラ4に接触するとローラ表
面にあったトナー1がトナー担持体2の粘着性で再び付
着され、トナー担持体2上にはトナー1がほぼ均一に付
着する。即ち、トナー担持体2上にはトナー1が転写さ
れた部分のみにトナー1が再付着され、次の画像形成を
可能にする。
【0036】連続的な画像形成時では、トナー担持体2
の温度範囲がbで画像部、cで非画像部を形成すること
が可能(温度範囲aまで下げなくても画像形成が可能)
であるので、より高速化に向いており、同時に、トナー
担持体2が冷めにくい場合のプロセスに向いているとも
言える。
【0037】なお、塗布ローラ4上にトナー1を付着さ
せる方法としては、ローラ表面に粘着性を有する材料を
設けておけばよく、この場合、トナー担持体2表面の粘
着性より低めておくことが重要である。
【0038】図1のクリーニングローラ8は、トナー担
持体2上のトナー1を除去するために破線で図示したよ
うにトナー担持体2に接触させることで作用させるが、
画像形成毎に行うだけでなく、所定の時間毎又は所定の
画像形成数毎でもよく、装置の電源をオフする直前と
か、装置の電源をオンした直後など、適時作用させるよ
うにしてもよい。
【0039】なお、書込み熱源7にサーマルヘッドに代
えてレーザ走査光を用いることも可能であるが、この場
合にはトナー担持体2にレーザ光を熱に変換する層が必
要であることは言うまでもなく、これは前述した公報等
の従来例で示されるような構成で容易に実施できる。
【0040】従って、本実施の形態によれば、粘着性の
変化を利用して最終的に記録媒体6にトナー1を粘着転
写させるので、転写時においてもトナー1が飛び散るこ
となく安定した画像形成が可能になる上、画像形成のた
めの工程や装置構成を簡素化でき、しかも、帯電工程等
を必要とする電子写真方式に依らないため、オゾン発生
の問題も生じない。特に、本実施の形態では、画像情報
に応じてトナー1表面の粘着性を高める刺激を与えるの
とほぼ同時に、トナー担持体2表面の粘着性を低め、か
つ、表面の粘着性を高めたトナー1を記録媒体6に粘着
転写させて画像を形成することによって、加熱による温
度が広がる前に転写できるので、解像性に富み(シャー
プな)安定性に優れた画像を得ることができる。
【0041】ところで、本実施の形態では、温度を高め
ることにより急峻に粘着性が高められる材料を少なくと
も表面に設けたトナー1と、温度を高めることにより急
峻に粘着性が低められる材料を少なくとも表面に設けた
トナー担持体2とを用いている。図2に示すように、粘
着性が急峻に高められるトナー1の温度T1と粘着性が
急峻に低められるトナー担持体2表面の温度T2の関係
がT1<T2とされている。ここに、“急峻”というの
は約10℃以内の温度変化、望ましくは約5℃以内の温
度変化で粘着性が極端に変わるような特性を意味する。
このような関係にすることで、連続的な画像形成時で
は、トナー担持体2の温度範囲が、図2のbで画像部、
cで非画像部を形成することが可能(温度範囲aまで下
げなくても画像形成が可能)であるので、より高速化に
向いており、同時に、トナー担持体2が冷めにくい場合
の画像形成プロセスに向いている。
【0042】ところで、トナー1の表面に設けられて温
度を高めることにより急峻に粘着性が高められる材料
や、トナー担持体2の表面に設けられて温度を高めるこ
とにより急峻に粘着性が低められる材料は、温度の上昇
・下降により粘着性が可逆的に変化する特性がある。例
えば、ニッタ株式会社製のインテリマー粘着テープ(商
品名)に使用されているような粘着剤を用いると、温度
上昇により粘着性が高められ、温度下降により粘着性が
低められるクールオフタイプや、温度下降により粘着性
が高められ、温度上昇により粘着性が低められるウォー
ムオフタイプがあり、これらは何れも粘着性に可逆性が
ある。これにより、前述したような画像形成を繰返し行
わせることができる。
【0043】例えば、トナー1の表面に設けられて温度
を高めることにより急峻に粘着性が高められる材料とし
ては、クールオフタイプが用いられる。このクールオフ
タイプは、設定温度以上では粘着性を持った感圧接着剤
として作用する一方、設定温度から少し冷やすと粘着性
を失うことが特徴である。即ち、クールオフタイプでは
粘着性の低い結晶状態から温度を高めると粘着性の高い
非結晶状態とすることができ、また、粘着性の高い非結
晶状態から温度を低めると粘着性の低い結晶状態とする
ことができ、この状態を可逆的に変化させることが可能
である。図3はクールオフタイプの粘着、非粘着のメカ
ニズムを示すもので、図3(a)に示すような結晶状態
では粘着性無しであるが、温めると、図3(b)に示す
ようなアモルファス状態となって粘着性を示し、冷やす
と、図3(a)に示すような結晶状態に戻り粘着性無し
となるものである。図4に、設定温度52℃のクールオ
フタイプの場合の温度による粘着力の変化(剥離強度)
の様子を示す。図示のように、設定温度を境に特性が大
きく変化する急峻性を示し、設定温度52℃以上では粘
着力を発現し、設定温度52℃以下になると急激に粘着
力を失う。
【0044】一方、トナー担持体2の表面に設けられて
温度を高めることにより急峻に粘着性が低められる材料
としては、ウォームオフタイプが用いられる。ウォーム
オフタイプでは結晶、非結晶状態の遷移ではなく、粘着
性の高い材料と粘着性の低い材料を混合しておき、粘着
性の高い(混合)状態から温度を高めると粘着性の低い
材料が表面に移動し粘着性の低い(層分離)状態とする
ことができ、また、粘着性の低い(層分離)状態から温
度を低めると粘着性の高い(混合)状態とすることがで
き、この状態を可逆的に変化させることが可能である。
図5に、設定温度50℃のウォームオフタイプの場合の
温度による粘着力の変化(剥離強度)の様子を示す。図
示のように、設定温度を境に特性が大きく変化する急峻
性を示し、設定温度50℃以下では粘着力を発現し、設
定温度50℃以上になると急激に粘着力を失う。ちなみ
に、このウォームオフタイプのポリマーと一般的なポリ
マーとの温度による粘着性・非粘着性特性を図6に示
す。図示の如く、設定した相転換温度が50℃の例であ
り、相転換が起こる温度精度は±1〜2℃以内なる急峻
な特性を示し、その急峻な温度変化に応答して粘着性が
変化し、かつ、このような反応が可逆的に起こる。もっ
とも、化学的には非活性であり、材料として安全であ
る。
【0045】本発明の第二の実施の形態を図7に基づい
て説明する。図1ないし図6で示した部分と同一部分は
同一符号を用いて示し、説明も省略する。基本的には、
第一の実施の形態と同様であり、図7中の温度範囲bで
は画像部となり、図7の温度範囲aでは非画像部となる
が、ここに、第一の実施の形態では、温度範囲cでトナ
ー1とトナー担持体2との両方の粘着性が高められてい
るのに対し、本実施の形態では、温度範囲cでトナー1
とトナー担持体2との両方の粘着性が低められているこ
とである。従って、本実施の形態では、温度範囲bで画
像部、温度範囲aで非画像部が形成され、両者間の温度
差が大であるので、解像性に富む(シャープな)画像が
得られ、また、トナー担持体11の温度レスポンスが良
いプロセスに向いていると言える。
【0046】ところで、本実施の形態でも、温度を高め
ることにより急峻に粘着性が高められる材料を少なくと
も表面に設けたトナー1と、温度を高めることにより急
峻に粘着性が低められる材料を少なくとも表面に設けた
トナー担持体2とを用いている。図7に示すように、粘
着性が急峻に高められるトナー1の温度T1と粘着性が
急峻に低められるトナー担持体2表面の温度T2との関
係がT1>T2とされている(即ち、第一の実施の形態
の場合とは大小関係が逆である)。ここに、“急峻”と
いうのは前述の場合と同様に約10℃以内の温度変化、
望ましくは約5℃以内の温度変化で粘着性が極端に変わ
るような特性を意味する。このような関係にすること
で、トナー担持体2の温度範囲が、図7中のbで画像
部、aで非画像部を形成することが可能であり、両者間
の温度差が大であるので、解像性に富む(シャープな)
画像が得られる。
【0047】本実施の形態の場合も、トナー1の表面に
設けられて温度を高めることにより急峻に粘着性が高め
られる材料や、トナー担持体2の表面に設けられて温度
を高めることにより急峻に粘着性が低められる材料は、
温度の上昇・下降により粘着性が可逆的に変化する特性
がある。例えば、ニッタ株式会社製のインテリマー粘着
テープ(商品名)に使用されているような粘着剤を用い
ると、温度上昇により粘着性が高められ、温度下降によ
り粘着性が低められるクールオフタイプや、温度下降に
より粘着性が高められ、温度上昇により粘着性が低めら
れるウォームオフタイプがあり、これらは何れも粘着性
に可逆性がある。
【0048】本発明の第三の実施の形態を図8及び図9
に基づいて説明する。基本的には、第一、二の実施の形
態の場合と同様であるが、外部からの刺激(温度)に応
じて粘着性が変化(図9中に示すように温度の上昇に伴
い粘着性が上昇)する材料を少なくとも表面に有する顕
色剤としてのトナー1と、外部からの刺激(温度)に応
じて粘着性が変化(図9中に示すように温度の上昇に伴
い粘着性が上昇)する材料を少なくとも表面に有する顕
色剤担持体としてのトナー担持体11を用いる点が特徴
である。また、構成的には、図1の場合と同様である
が、本実施の形態では、加熱手段(図示せず)を備えた
塗布ローラ12により顕色剤粘着性制御手段及び顕色剤
担持体粘着性制御手段の機能が実現され、書込み熱源1
3により顕色剤担持体粘着性制御手段及び粘着転写手段
の機能が実現される。
【0049】このような構成において、図8のトナー1
は、粘着性が極めて低い状態、即ち、図9中の温度範囲
aにある状態で、図9中の温度範囲cに表面温度が高め
られた塗布ローラ12に接触することで、トナー1の粘
着性により塗布ローラ12表面にトナー1が付着する。
ここに、塗布ローラ12により顕色剤粘着性制御手段の
機能が実行される。塗布ローラ12に接触しているトナ
ー担持体11表面は図9中の温度範囲cに表面温度が高
められている(ここに、塗布ローラ12により顕色剤担
持体粘着性制御手段の機能が実行される)ので、トナー
1及びトナー担持体11表面の粘着力で、塗布ローラ1
2表面に付着されているトナー1はトナー担持体11表
面にほぼ均一に付着する。均一にトナー1が付着された
トナー担持体11は時計方向に回転していくにつれ次第
に温度が下がるが、トナー1の粘着性を持たせておくた
めに、トナー担持体11表面を図9中の温度範囲bに維
持させておき、書込み熱源13による転写位置まで搬送
される。
【0050】書込み熱源13は、トナー担持体11の裏
面(又は、表面)から画像情報に応じて発熱し、その熱
がトナー担持体11表面を部分的に昇温して、図9中の
温度範囲cにまで高める。図9中の温度範囲cでは、ト
ナー1及びトナー担持体11の粘着性が高められている
状態であり、また、図9中の温度範囲bでは、トナーの
粘着性が高められている状態で、しかもトナー担持体1
1の粘着性が低められているので、この状態で記録媒体
6がトナー1に接触すると、図9中の温度範囲bの部分
にあるトナー1のみが記録媒体6に粘着性で転写され画
像を形成する。ここに、粘着転写手段の機能が実行され
る。
【0051】一方、図9中の温度範囲cにある部分のト
ナー1はトナー担持体11の粘着性が高められているの
で、トナー担持体11との引力が強く記録媒体6がトナ
ー1に接触してもこの部分のトナー1は記録媒体6に転
写されることがない。即ち、図9中の温度範囲bでは画
像部となり、図9中の温度範囲cでは非画像部となる。
【0052】画像部のトナー1が転写されたトナー担持
体11は時計方向に回転されていくくにつれ、図9中の
温度範囲cにあった部分も温度が下がり、図9中の温度
範囲bに維持される。この状態ではトナー1の粘着性が
高められているので、トナー担持体11表面にトナー1
が付着する。この状態で図9中の温度範囲cに表面温度
が高められた塗布ローラ12に接触すると、塗布ローラ
12表面のトナー1がトナー担持体11の粘着性で再び
付着し、トナー担持体11上にはトナー1がほぼ均一に
付着する。即ち、トナー担持体11上にはトナー1が転
写された部分のみにトナー1が再付着し、次の画像形成
を可能にする。
【0053】連続的な画像形成時では、トナー担持体1
1の温度範囲が、図9中のbで画像部、cで非画像部を
形成することが可能であるので、より高速化に向いてお
り、同時に、トナー担持体11が冷めにくい場合のプロ
セスに向いているとも言える。
【0054】従って、本実施の形態による場合も、粘着
性の変化を利用して最終的に記録媒体6にトナー1を粘
着転写させるので、転写時においてもトナー1が飛び散
ることなく安定した画像形成が可能になる上に、画像形
成のための工程や装置構成を簡素化でき、しかも、帯電
工程等を必要とする電子写真方式に依らないため、オゾ
ン発生の問題も生じない。特に、本実施の形態では、画
像情報に応じてトナー担持体11表面の粘着性を高める
刺激を与えるのとほぼ同時に、トナー担持体11表面の
粘着性が高められていない部分のトナー1を記録媒体6
に粘着転写して画像を形成することによって、加熱によ
る温度が広がる前に転写ができるので、解像性に富み
(シャープな)安定性に優れた画像が得られる。
【0055】ところで、本実施の形態では、図9に示す
ように、温度を高めることにより急峻に粘着性が高めら
れる材料を少なくとも表面に設けたトナー1とトナー担
持体11とを用いている。図9に示すように、粘着性が
急峻に高められるトナー1の温度T1と粘着性が急峻に
低められるトナー担持体11表面の温度T2の関係が、
T1<T2である場合を示している。ここに、“急峻”
というのは前述の場合と同様に約10℃以内の温度変
化、望ましくは約5℃以内の温度変化で粘着性が極端に
変わるような特性を意味する。このような関係にするこ
とで、連続的な画像形成時では、トナー担持体11の温
度範囲が、図9のbで画像部、cで非画像部を形成する
ことが可能であるので、より高速化に向いており、か
つ、トナー担持体11が冷めにくい場合の画像形成プロ
セスに向いている。
【0056】なお、本実施の形態の場合も、トナー1の
表面に設けられて温度を高めることにより急峻に粘着性
が高められる材料や、トナー担持体2の表面に設けられ
て温度を高めることにより急峻に粘着性が高められる材
料は、温度の上昇・下降により粘着性が可逆的に変化す
る特性がある。例えば、ニッタ株式会社製のインテリマ
ー粘着テープ(商品名)に使用されているような粘着剤
を用いると、温度上昇により粘着性が高められ、温度下
降により粘着性が低められるクールオフタイプがあり、
これは粘着性に可逆性がある。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、外部から
の刺激に応じて粘着性が変化する材料を少なくとも表面
に設けた顕色剤及び顕色剤担持体を用い、顕色剤及び顕
色剤担持体の少なくとも一方に粘着性を持たせて顕色剤
担持体表面に顕色剤を付着させ、画像情報に応じて刺激
を与えることにより顕色剤に高い粘着性を持たせ、高い
粘着性を持たせたこの顕色剤を記録媒体に粘着転写させ
て画像を形成することで、粘着性の変化を利用して最終
的に記録媒体に顕色剤を粘着転写させるようにしたの
で、転写時においても顕色剤が飛び散ることなく安定し
た画像形成が可能になる上、画像形成のための工程や装
置構成を簡素化でき、しかも、帯電工程等を必要とする
電子写真方式に依らないため、オゾン発生の問題も生じ
ない。
【0058】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様であるが、粘着性が変化する材料を表面
に有する顕色剤と、粘着性が変化する材料を表面に有す
る顕色剤担持体とを用い、その粘着性を制御することに
よって、画像の安定性をさらに高めることができる。
【0059】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の発明に加えて、粘着性の制御特性をより急峻
に、しかも、確実に行うことで画像の安定性に優れた画
像形成方法を提供できる。
【0060】請求項4記載の発明によれば、請求項1,
2又は3記載の発明に加えて、粘着性が変化する材料を
表面に有する顕色剤と、粘着性が変化する材料を表面に
有する顕色剤担持体とを用い、その粘着性の制御特性を
より急峻にすることによって、画像の安定性をさらに高
め得る画像形成方法を提供できる。
【0061】請求項5記載の発明によれば、請求項1,
2又は3記載の発明に加えて、粘着性の制御特性をより
急峻に、しかも確実に行うことで画像の安定性に優れた
画像形成方法を提供できる。
【0062】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様であるが、粘着性の制御特性をより急峻
に、しかも、確実に行うことで画像の安定性に優れた画
像形成方法を提供できる。
【0063】請求項7記載の発明によれば、請求項1又
は6記載の発明に加えて、粘着性が変化する材料を表面
に有する顕色剤と,粘着性が変化する材料を表面に有す
る顕色剤担持体とを用い、その粘着性の制御特性をより
急峻にすることによって、画像の安定性をさらに高め得
る画像形成方法を提供できる。
【0064】請求項8記載の発明によれば、顕色剤及び
顕色剤担持体の少なくとも表面に設けられて外部の刺激
に応じて粘着性が変化する材料として、刺激に応じて粘
着性が可逆的に変化する特性を有する材料を用いること
により、画像の安定性をさらに高め得る画像形成方法を
提供できる。
【0065】請求項9記載の発明によれば、外部からの
刺激に応じて粘着性が変化する材料を少なくとも表面に
設けた顕色剤と、外部からの刺激に応じて粘着性が変化
する材料を少なくとも表面に設けた顕色剤担持体と、前
記顕色剤担持体表面の粘着性を制御する顕色剤担持体粘
着性制御手段と、前記顕色剤表面の粘着性を制御する顕
色剤粘着性制御手段と、画像情報に応じて外部からの刺
激を変えることにより粘着性を持たせた顕色剤のみを記
録媒体に粘着転写させる粘着転写手段と、を具備するこ
とで、粘着性の変化を利用して最終的に記録媒体に顕色
剤を粘着転写手段により粘着転写させるようにしたの
で、転写時においても顕色剤が飛び散ることなく安定し
た画像形成が可能になる上、画像形成のための工程や装
置構成を簡素化でき、しかも、帯電工程等を必要とする
電子写真方式に依らないため、オゾン発生の問題も生じ
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態が適用される画像形
成装置の概略構成を示す縦断正面図である。
【図2】粘着性が変化する材料の温度−粘着力特性図で
ある。
【図3】クールオフタイプの材料の粘着、非粘着のメカ
ニズムを示す説明図である。
【図4】クールオフタイプの材料の温度−剥離強度特性
図である。
【図5】ウォームオフタイプの材料の温度−剥離強度特
性図である。
【図6】そのポリマーの特性図である。
【図7】本発明の第二の実施の形態における粘着性が変
化する材料の温度−粘着力特性図である。
【図8】本発明の第三の実施の形態が適用される画像形
成装置の概略構成を示す縦断正面図である。
【図9】粘着性が変化する材料の温度−粘着力特性図で
ある。
【符号の説明】
1 顕色剤 2 顕色剤担持体 6 記録媒体 7 顕色剤担持体粘着性制御手段、顕色剤粘着性制
御手段及び粘着転写手段 11 顕色剤担持体 12 顕色剤担持体粘着性制御手段及び顕色剤粘着
性制御手段 13 顕色剤担持体粘着性制御手段及び粘着転写手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C065 AA01 AB11 AE01 AF02 DZ06 DZ08 DZ09 DZ12 2H086 AA33 AA35 AA49 DA17 2H111 AA12 AA26 AA32 BA62

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの刺激に応じて粘着性が変化す
    る材料を少なくとも表面に設けた顕色剤及び顕色剤担持
    体を用い、前記顕色剤及び前記顕色剤担持体の少なくと
    も一方に粘着性を持たせて前記顕色剤担持体表面に前記
    顕色剤を付着させ、画像情報に応じて刺激を与えること
    により前記顕色剤に高い粘着性を持たせ、高い粘着性を
    持たせたこの顕色剤を記録媒体に粘着転写させて画像を
    形成する画像形成方法。
  2. 【請求項2】 外部からの刺激に応じて粘着性が変化す
    る材料を少なくとも表面に設けた顕色剤及び顕色剤担持
    体を用い、粘着性を高めた前記顕色剤担持体表面に前記
    顕色剤を付着させた後に、画像情報に応じて刺激を与え
    ることにより前記顕色剤担持体表面の粘着性を低め、か
    つ、表面の粘着性を高めた前記顕色剤を記録媒体に粘着
    転写して画像を形成する画像形成方法。
  3. 【請求項3】 画像情報に応じて前記顕色剤表面の粘着
    性を高める刺激を与えるとほぼ同時に、前記顕色剤担持
    体表面の粘着性を低め、かつ、表面の粘着性を高めた前
    記顕色剤を前記記録媒体に粘着転写させる請求項1又は
    2記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 外部からの刺激に応じて温度を高めるこ
    とにより急峻に粘着性が高められる材料を少なくとも表
    面に設けた顕色剤と、外部からの刺激に応じて温度を高
    めることにより急峻に粘着性が低められる材料を少なく
    とも表面に設けた顕色剤担持体とを用い、粘着性が急峻
    に高められる前記顕色剤の温度T1と粘着性が急峻に低
    められる前記顕色剤担持体表面の温度T2とがT1<T
    2なる関係にある請求項1,2又は3記載の画像形成方
    法。
  5. 【請求項5】 外部からの刺激に応じて温度を高めるこ
    とにより急峻に粘着性が高められる材料を少なくとも表
    面に設けた顕色剤と、外部からの刺激に応じて温度を高
    めることにより急峻に粘着性が低められる材料を少なく
    とも表面に設けた顕色剤担持体とを用い、粘着性が急峻
    に高められる前記顕色剤の温度T1と粘着性が急峻に低
    められる前記顕色剤担持体表面の温度T2とがT1>T
    2なる関係にある請求項1,2又は3記載の画像形成方
    法。
  6. 【請求項6】 外部からの刺激に応じて粘着性が変化す
    る材料を少なくとも表面に設けた顕色剤及び顕色剤担持
    体を用い、表面の粘着性を高めた前記顕色剤を前記顕色
    剤担持体表面に付着させた後に、画像情報に応じて前記
    顕色剤担持体表面の粘着性を高める刺激を与えるとほぼ
    同時に、表面の粘着性が高められていない顕色剤担持体
    部分の前記顕色剤を記録媒体に粘着転写して画像を形成
    する画像形成方法。
  7. 【請求項7】 外部からの刺激に応じて温度を高めるこ
    とにより急峻に粘着性が高められる材料を少なくとも表
    面に設けた顕色剤及び顕色剤担持体を用い、粘着性が急
    峻に高められる前記顕色剤の温度T1と粘着性が急峻に
    高められる前記顕色剤担持体表面の温度T2とがT1<
    T2なる関係にある請求項1又は6記載の画像形成方
    法。
  8. 【請求項8】 前記顕色剤及び前記顕色剤担持体の少な
    くとも表面に設けられて外部の刺激に応じて粘着性が変
    化する材料は、刺激に応じて粘着性が可逆的に変化する
    特性を有する請求項1ないし7の何れか一に記載の画像
    形成方法。
  9. 【請求項9】 外部からの刺激に応じて粘着性が変化す
    る材料を少なくとも表面に設けた顕色剤と、 外部からの刺激に応じて粘着性が変化する材料を少なく
    とも表面に設けた顕色剤担持体と、 前記顕色剤担持体表面の粘着性を制御する顕色剤担持体
    粘着性制御手段と、 前記顕色剤表面の粘着性を制御する顕色剤粘着性制御手
    段と、 画像情報に応じて外部からの刺激を変えることにより粘
    着性を持たせた顕色剤のみを記録媒体に粘着転写させる
    粘着転写手段と、を具備する画像形成装置。
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