JP2000299469A - 半導体装置およびその作製方法 - Google Patents
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Abstract
を同一基板上に組込んだアクティブマトリクス型液晶表
示装置において、画素部の開口率を向上させると共に最
適なTFTの構成を提供する。 【解決手段】 バッファ回路にはゲート電極とオーバー
ラップするLDDを設けたnチャネル型TFTを形成
し、画素部のnチャネル型TFTにはゲート電極とオー
バーラップしないLDDを設けた構造とする。画素部に
設ける保持容量は、遮光膜と遮光膜上に形成される誘電
体膜と画素電極で形成し、特に遮光膜にAlを用い、誘
電体膜を陽極酸化法で形成し、酸化Al膜を用いる。
Description
板上に薄膜トランジスタで構成された回路を有する半導
体装置およびその作製方法に関する。特に本発明は、画
素部とその周辺に設けられる駆動回路を同一基板上に設
けた液晶表示装置に代表される電気光学装置、および電
気光学装置を搭載した電子機器に好適に利用できる。
尚、本願明細書において半導体装置とは、半導体特性を
利用することで機能する装置全般を指し、上記電気光学
装置およびその電気光学装置を搭載した電子機器をその
範疇に含んでいる。
ジスタ(以下、TFTと記す)で形成した大面積集積回
路を有する半導体装置の開発が進んでいる。アクティブ
マトリクス型液晶表示装置、EL表示装置、および密着
型イメージセンサはその代表例として知られている。T
FTはその構造や作製方法によって分類されている。特
に、結晶構造を有する半導体膜を活性層にしたTFT
(結晶質TFTと記す)は電界効果移動度が高いことか
ら、いろいろな機能回路を形成することも可能であっ
た。
装置には、機能ブロックごとにnチャネル型TFTで構
成される画素部又は画素マトリクス回路や、CMOS回
路を基本としたシフトレジスタ回路、レベルシフタ回
路、バッファ回路、およびサンプリング回路などの駆動
回路が一枚の基板上に形成された。また、密着型イメー
ジセンサでは、サンプルホールド回路、シフトレジスタ
回路、マルチプレクサ回路などの集積回路がTFTを用
いて形成されていた。
は、ドレイン電流とドレイン電圧が比例して増加する線
形領域と、ドレイン電圧が増加してもドレイン電流が飽
和する飽和領域と、ドレイン電圧を印加しても理想的に
は電流が流れない遮断領域とに分けて考えることができ
る。本明細書では、線形領域と飽和領域をTFTのオン
領域と呼び、遮断領域をオフ領域と呼ぶ。また、便宜
上、オン領域のドレイン電流をオン電流と呼びオフ領域
の電流をオフ電流と呼ぶ。
が必ずしも同一でないので、当然TFTに要求される特
性も少なからず異なっていた。画素部においては、nチ
ャネル型TFTから成るスイッチ素子と補助の保持容量
を設けた構成であり、液晶に電圧を印加して駆動させる
ものである。ここで、液晶は交流で駆動させる必要があ
り、フレーム反転駆動と呼ばれる方式が採用されてい
た。従って、要求されるTFTの特性は、漏れ電流を十
分低減させておく必要があった。また、バッファ回路は
高い駆動電圧が印加されるため、耐圧を高めておく必要
があった。また電流駆動能力を高めるために、オン電流
を十分確保する必要があった。
りやすいといった問題点があった。そして、結晶質TF
Tは信頼性の面で依然LSIなどに用いられるMOSト
ランジスタ(単結晶半導体基板上に作製されるトランジ
スタ)に及ばないとされている。例えば、結晶質TFT
にはオン電流の低下といった劣化現象が観測されること
があった。この原因はホットキャリア効果であり、ドレ
イン近傍の高電界によって発生したホットキャリアが劣
化現象を引き起こすものと考えられていた。
D:Lightly Doped Drain)構造が知られている。この
構造はチャネル領域と、高濃度に不純物が添加されるソ
ース領域またはドレイン領域との間に低濃度の不純物領
域を設けたものであり、この低濃度不純物領域はLDD
領域と呼ばれている。LDD構造はさらにゲート電極と
の位置関係により、ゲート電極とオーバーラップするL
DD構造(以下このLDD構造をGOLD(Gate-drain
Overlapped LDD)と記す)や、ゲート電極とオーバー
ラップしないLDD構造などがある。GOLD構造は、
ドレイン近傍の高電界を緩和してホットキャリア効果を
防ぎ、信頼性を向上させることができた。例えば、「Mu
tsuko Hatano,Hajime Akimoto and Takeshi Sakai,IEDM
97 TECHNICAL DIGEST,p523-526,1997」では、シリコン
で形成したサイドウォールによるGOLD構造である
が、他の構造のTFTと比べ、きわめて優れた信頼性が
得られることが確認されている。
置の画素部には、数十から数百万個の各画素にTFTが
配置され、そのTFTのそれぞれには画素電極が設けら
れている。液晶を挟んだ対向基板側には対向電極が設け
られており、液晶を誘電体とした一種のコンデンサを形
成していた。そして、各画素に印加する電位をTFTの
スイッチング機能により制御して、このコンデンサへの
電荷を制御することで液晶を駆動して透過光量を制御し
て画像を表示する仕組みになっていた。
その容量が減少するため、透過光量が変化して画像表示
のコントラストを低下させる原因となっていた。そこ
で、従来では容量配線を設けて、液晶を誘電体とするコ
ンデンサとは別のコンデンサ(保持容量)を並列に設け
てあった。この保持容量は、液晶を誘電体とするコンデ
ンサが損失する容量を補う働きをしていた。
のスイッチング素子としてのTFTと、シフトレジスタ
やバッファ回路などの駆動回路のTFTとでは、その要
求される特性は必ずしも同じでなかった。例えば、画素
部のTFTにおいては、ゲート電極に大きな逆バイアス
(nチャネル型TFTであればマイナス)電圧が印加さ
れるが、駆動回路のロジック回路を構成するTFTは基
本的に逆バイアス電圧が印加されて動作することはな
い。また、前者の動作速度は後者の1/100以下で良
かった。このように、動作条件や必要とされる特性が大
きく異なるTFTを同じような構造のもので使用するこ
とは好ましくなかった。
に比べてオフ電流が大きくなってしまう問題があった。
オフ電流の増加を防ぐために、一対のソース・ドレイン
間に複数のゲートを設けたマルチゲート構造とすること
も可能であるが、GOLD構造のTFTはそれだけでは
不十分であった。したがって、大面積集積回路のTFT
をすべて同じ構造で形成することは必ずしも好ましくな
かった。例えば、画素部のnチャネル型TFTでは、オ
フ電流が増加すると消費電力が増えたり画像表示に異常
が現れたりするので、GOLD構造の結晶質TFTをそ
のまま適用することは好ましくなかった。また、ゲート
電極とオーバーラップしないLDD構造は直列抵抗の増
加により、オン電流が低下してしまうことが問題であっ
た。オン電流はTFTのチャネル幅などにより自由に設
計できるものではあるが、例えば、バッファ回路を構成
するTFTにゲート電極とオーバーラップしないLDD
構造を設ける必要は必ずしもなかった。
量を形成して十分な容量を確保しようとすると、開口率
を犠牲にしなければならなかった。特に、プロジェクタ
ー型表示装置に用いられるような小型の高精細パネルで
は、一個当たりの画素面積も小さいため、容量配線によ
る開口率の低下は問題となっていた。
技術であり、MOSトランジスタと同等かそれ以上の信
頼性が得られる結晶質TFTを実現することを目的とし
ている。そして、そのような結晶質TFTでさまざまな
機能回路を形成した大面積集積回路を有する半導体装置
の信頼性を高めることを目的としている。また、本発明
の他の目的は、画素部のTFTと保持容量の構成に関
し、アクティブマトリクス型液晶表示装置の開口率を向
上させることを目的としている。
めに本発明の構成は、同一基板上に、駆動回路と画素部
とが薄膜トランジスタで構成されている半導体装置にお
いて、前記駆動回路は、チャネル形成領域と、GOLD
構造を形成する一導電型の第3の不純物領域と、ゲート
電極の外側に設けられたソース領域またはドレイン領域
を形成する一導電型の第1の不純物領域とを有する第1
の薄膜トランジスタと、チャネル形成領域と、GOLD
構造を形成する一導電型の第3の不純物領域と、ゲート
電極の外側に設けられたLDD構造を形成する一導電型
の第2の不純物領域と、ソース領域またはドレイン領域
を形成する一導電型の第1の不純物領域とを有する第2
の薄膜トランジスタと、チャネル形成領域と、ゲート電
極の外側に設けられたLDD構造を形成する一導電型の
第2の不純物領域とソース領域またはドレイン領域を形
成する一導電型の第1の不純物領域とを有する第3の薄
膜トランジスタと、チャネル形成領域とソース領域また
はドレイン領域を形成する一導電型とは反対の導電型の
第5の不純物領域とを有する第5の薄膜トランジスタと
を、それぞれの機能回路ごとに薄膜トランジスタに要求
される動作特性を考慮して設け、前記画素部は、チャネ
ル形成領域と、ゲート電極の外側に設けられたLDD構
造を形成する一導電型の第4の不純物領域と、ソース領
域またはドレイン領域を形成する一導電型の第1の不純
物領域とを有する第4の薄膜トランジスタを設けた構成
とすることに特徴を有している。
けられる保持容量を、前記第4の薄膜トランジスタ上に
絶縁層を介して形成された遮光膜と、前記第4の薄膜ト
ランジスタに接続された画素電極と、前記遮光膜と、前
記遮光膜に接する誘電体膜と、該誘電体膜に接する画素
電極とで形成し、該保持容量が前記第4の薄膜トランジ
スタに接続していることに特徴を有している。前記遮光
膜は、アルミニウム、タンタル、チタンから選ばれた一
種または複数種の元素を主成分とする材料から成り、前
記誘電体膜は前記遮光膜材料の酸化物であることが望ま
しい。または前記誘電体膜を、窒化シリコン、酸化シリ
コン、窒酸化シリコン、DLC、ポリイミドから選ばれ
た材料で形成しても良い。
導体装置の作製方法は、絶縁表面を有する基板上に、複
数の島状半導体層を形成する工程と、前記島状半導体層
に接してゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶
縁膜に接してゲート電極を形成する工程と、一導電型の
不純物元素を前記島状半導体層の選択された領域に添加
して、第1の不純物領域と、前記ゲート電極とオーバー
ラップする第3の不純物領域とを有する第1の薄膜トラ
ンジスタを形成する工程と、一導電型の不純物元素を前
記島状半導体層の選択された領域に添加して、第1の不
純物領域と、前記ゲート電極とオーバーラップする第3
の不純物領域と、前記ゲート電極とオーバーラップしな
い第2の不純物領域とを有する第2の薄膜トランジスタ
を形成する工程と、一導電型の不純物元素を前記島状半
導体層の選択された領域に添加して、第1の不純物領域
と、前記ゲート電極とオーバーラップしない第2の不純
物領域とを有する第3の薄膜トランジスタを形成する工
程と、一導電型とは反対の導電型の不純物元素を前記島
状半導体層の選択された領域に添加して、第5の不純物
領域を有する第5の薄膜トランジスタを形成する工程
と、一導電型の不純物元素を前記島状半導体層の選択さ
れた領域に添加して、第1の不純物領域と、前記ゲート
電極とオーバーラップしない第4の不純物領域とを有す
る第4の薄膜トランジスタを形成する工程とを有するこ
とを特徴としている。第1の薄膜トランジスタ〜第5の
薄膜トランジスタは同一工程で、それぞれの機能回路ご
とに薄膜トランジスタに要求される動作特性を考慮して
同一基板上に形成されるものである。
けられる保持容量を、前記第4の薄膜トランジスタ上に
絶縁層を形成する工程と、前記絶縁膜上に遮光膜を形成
する工程と、前記遮光膜に接する誘電体膜を形成する工
程と、前記誘電体膜に接する導電膜を形成する工程とか
ら形成し、前記遮光膜に接する誘電体膜を形成する工程
が陽極酸化法であることが望ましい実施形態である。従
って、前記遮光膜の材料は、アルミニウム、タンタル、
チタンから選ばれた一種または複数種の元素を主成分と
する材料で形成することが望ましい。
図1〜図3を用いて説明する。ここでは、画素部とその
周辺に設けられる駆動回路のTFTを同時に作製する方
法について説明する。
程)図1において、基板101には、無アルカリガラス
基板や石英基板を使用することが望ましい。その他にも
シリコン基板や金属基板の表面に絶縁膜を形成したもの
を基板としても良い。そして、基板101のTFTが形
成される表面には、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、
または窒酸化シリコン膜からなる下地膜102をプラズ
マCVD法やスパッタ法で100〜400nmの厚さに
形成した。例えば下地膜102として、窒化シリコン膜
102を25〜100nm、ここでは50nmの厚さ
に、酸化シリコン膜103を50〜300nm、ここで
は150nmの厚さとした2層構造で形成すると良い。
下地膜102は基板からの不純物汚染を防ぐために設け
られるものであり、石英基板を用いた場合には必ずしも
設けなくても良い。次に下地膜102の上に20〜10
0nmの厚さの、非晶質シリコン膜を公知の成膜法で形
成した。非晶質シリコン膜は含有水素量にもよるが、好
ましくは400〜550℃で数時間加熱して脱水素処理
を行い、含有水素量を5atomic%以下として結晶化の工
程を行うことが望ましい。また、非晶質シリコン膜をス
パッタ法や蒸着法などの他の作製方法で形成しても良い
が、膜中に含まれる酸素、窒素などの不純物元素を十分
低減させておくことが望ましい。ここでは、下地膜と非
晶質シリコン膜とは、同じ成膜法で形成することが可能
であるので両者を連続形成しても良い。下地膜を形成
後、一旦大気雰囲気にさらされないようにすることで表
面の汚染を防ぐことが可能となり、作製されるTFTの
特性バラツキを低減させることができる。非晶質シリコ
ン膜から結晶質シリコン膜を形成する工程は、公知のレ
ーザー結晶化技術または熱結晶化の技術を用いれば良
い。また、シリコンの結晶化を助長する触媒元素を用い
て熱結晶化の方法で結晶質シリコン膜を作製しても良
い。その他に、微結晶シリコン膜を用いても良いし、結
晶質シリコン膜を直接堆積成膜しても良い。さらに、単
結晶シリコンを基板上に貼りあわせるSOI(Silicon
On Insulators)の公知技術を使用して結晶質シリコン
膜を形成しても良い。こうして形成された結晶質シリコ
ン膜の不要な部分をエッチング除去して、島状半導体層
104〜106を形成した。結晶質シリコン膜のnチャ
ネル型TFTが作製される領域には、しきい値電圧を制
御するため、あらかじめ1×1015〜5×1017cm-3
程度の濃度でボロン(B)を添加しておいても良い。次
に、島状半導体層104〜106を覆って、酸化シリコ
ン、窒酸化シリコン、または窒化シリコンを主成分とす
るゲート絶縁膜107を形成した。ゲート絶縁膜107
は、10〜200nm、好ましくは50〜150nmの
厚さに形成すれば良い。例えば、プラズマCVD法でN
2OとSiH4を原料とした窒化酸化シリコン膜を75n
m形成し、その後、酸素雰囲気中または酸素と塩酸の混
合雰囲気中、800〜1000℃で熱酸化して115n
mのゲート絶縁膜としても良い(図1(A))。
路のnチャネル型TFTに、LDD領域となる低濃度不
純物領域を形成するために、島状半導体層104、10
6の全面と、島状半導体層105のチャネル形成領域を
レジスト膜でマスク108〜111を形成した。このと
き、島状半導体層の周辺の配線を形成する領域にもレジ
ストマスクを形成しておいても良い。そして、n型を付
与する不純物元素を添加して低濃度不純物領域を形成し
た。ここではフォスフィン(PH3)を用いたイオンド
ープ法でリン(P)を添加した。この工程では、ゲート
絶縁膜107を通してその下の半導体層にリンを添加し
た。添加するリン濃度は、1×1016〜1×1019atom
s/cm3の範囲にするのが好ましく、ここでは1×1018a
toms/cm3とした。そして、島状半導体層105にリンが
添加された第1の低濃度不純物領域112、113が形
成された。この第1の低濃度不純物領域はnチャネル型
TFTにおいてLDD領域を形成するためのものであ
り、後にゲート電極との位置関係により、ゲート電極と
重ならない第2の不純物領域と、ゲート電極と重なる第
3の不純物領域とに区別される。
℃、好ましくは550〜800℃で1〜12時間の熱処
理を行ない、この工程で添加されたn型を付与する不純
物元素を活性化する工程を行なった(図1(B))。
成)第1の導電膜114を、タンタル(Ta)、チタン
(Ti)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)か
ら選ばれた元素を主成分とする導電性材料で10〜10
0nmの厚さに形成した。第1の導電層には、窒化タン
タル(TaN)や窒化タングステン(WN)を用いるこ
とが望ましい。また、図示しないが、第1の導電膜の下
にシリコン膜を2〜20nm程度の厚さで形成しておい
ても良い。さらに、第1の導電膜114上に第2の導電
膜115をTa、Ti、Mo、Wから選ばれた元素を主
成分とする導電性材料で、100〜400nmの厚さに
形成した。例えば、Taを200nmの厚さに形成すれ
ば良い(図1(C))。
には、スパッタ法で形成することが可能である。Ta膜
はスパッタガスにArを用いる。また、これらのスパッ
タガス中に適量のXeやKrを加えておくと、形成する
膜の内部応力を緩和して膜の剥離を防止することができ
る。α相のTa膜の抵抗率は20μΩcm程度でありゲー
ト電極に使用することができるが、β相のTa膜の抵抗
率は180μΩcm程度でありゲート電極とするには不向
きである。しかし、TaN膜はα相に近い結晶構造を持
つので、この上にTa膜を形成すればα相のTa膜が容
易に得られる。従って、第1の導電膜114を10〜5
0nmの厚さでTaN膜で形成しておいても良い。Ta
膜は抵抗率を10〜50μΩcmの範囲ですることが好ま
しい。
合には、Wをターゲットとしたスパッタ法で、アルゴン
(Ar)ガスと窒素(N2)ガスを導入して第1の導電
膜114を窒化タングステン(WN)膜で形成し、第2
の導電膜115をArガスのスパッタでW膜で形成す
る。また、W膜を6フッ化タングステン(WF6)を用
いて熱CVD法で形成することも可能である。いずれに
してもゲート電極として使用するためには低抵抗化を図
る必要があり、W膜の抵抗率を20μΩcm以下にする
ことが望ましい。W膜は結晶粒を大きくすることで低抵
抗率化を図ることができるが、W膜中に酸素などの不純
物元素が多い場合には結晶化が阻害され高抵抗化する。
このことより、スパッタ法による場合、純度99.99
99%のWターゲットを用い、さらに成膜時に気相中か
らの不純物の混入がないように十分配慮してW膜を形成
することにより、抵抗率9〜20μΩcmを実現するこ
とができる。
成と第5の不純物領域の形成)レジストマスク116〜
119を形成し、第1の導電膜と第2の導電膜の一部を
エッチング除去して、pチャネル型TFTのゲート電極
120、ゲート配線122、123を形成した。nチャ
ネル型TFTのゲート電極は後の工程で形成するため、
第1の導電膜と第2の導電膜が半導体層105、106
上の全面で残るようにした。そして、レジストマスク1
16〜119をそのまま残してマスクとし、pチャネル
型TFTが形成される半導体層104の一部に、p型を
付与する不純物元素を添加するの工程を行った。ここで
はボロンをその不純物元素として、ジボラン(B2H6)
を用いてイオンドープ法で添加した。ここでは2×10
20atoms/cm3の濃度にボロンを添加した。そして、図2
(A)に示すようにボロンが高濃度に添加された第5の
不純物領域125、126が形成された。また、この工
程において、レジストマスク116〜119を使用して
ゲート絶縁膜107の一部をエッチング除去して、島状
半導体層104の一部を露出させた後、p型を付与する
不純物元素を添加するの工程を行っても良い。
トマスク127〜130を形成し、nチャネル型TFT
のゲート電極131、132を形成した。このときゲー
ト電極131は低濃度不純物領域112、113と一部
が重なるように形成した(図2(B))。
ク134〜136を形成し、nチャネル型TFTにおい
て、ソース領域またはドレイン領域として機能する第1
の不純物領域を形成する工程を行なった。レジストマス
ク136はnチャネル型TFTのゲート電極132を覆
う形で形成された。これは、画素部のnチャネル型TF
Tにおいて、オフセットLDD領域となる第4の不純物
領域を形成するために設けた。そして、n型を付与する
不純物元素を添加して第1の不純物領域139〜143
を形成した。ここでも、フォスフィン(PH3)を用い
たイオンドープ法で行い、この領域のリンの濃度は1×
1019〜1×1021atoms/cm3とするのが好ましく、こ
こでは1×1020atoms/cm3とした。また、同時に島状
半導体層104のボロンが添加されている領域125、
126の一部にもリンが添加された領域137、138
が形成された(図2(C))。
のnチャネル型TFTの、LDD領域となる低濃度不純
物領域(本発明では第4の不純物領域と記す)を島状半
導体層106に形成するためにn型を付与する不純物元
素を添加する工程を行った。添加するリン濃度は、第1
の低濃度不純物領域と同程度かそれより少なくするのが
好ましく、ここでは2×1017atoms/cm3とした。そし
て、島状半導体層にリンが添加された第2の低濃度不純
物領域144〜147を形成した(図3(A))。
電極上の全面に(島状半導体層104〜106の一部が
露出されている場合にはその上面にも)第1の層間絶縁
膜148を形成した。第1の層間絶縁膜は窒化シリコン
膜、酸化シリコン膜、または窒酸化シリコン膜で形成す
れば良い。また、窒化シリコン膜と、酸化シリコン膜ま
たは窒酸化シリコン膜の2層構造としても良い(図示せ
ず)。いずれにしても、第1の層間絶縁膜は500〜1
000nmの厚さとなるように形成すれば良い。その
後、それぞれの濃度で添加されたn型またはp型を付与
する不純物元素を活性化するための熱処理の工程を行っ
た。この工程は、電気加熱炉を用いた熱アニール法や、
ハロゲンランプを用いたラピットサーマルアニール法
(RTA法)で行うことができる。ここでは熱アニール
法で活性化の工程を行った。加熱処理は、窒素雰囲気中
において300〜700℃、好ましくは350〜550
℃、例えば525℃、2時間の熱処理を行った。この処
理で、半導体層の結晶化の工程でシリコンの結晶化を助
長する触媒元素を用いて熱結晶化の方法で結晶質シリコ
ン膜を作製した場合には、その触媒元素をリンを添加し
た領域に偏析させるゲッタリング効果が同時に得られ、
チャネル形成領域から触媒元素を除去することができ
た。さらに、3〜100%の水素を含む雰囲気中で、3
00〜450℃で1〜12時間の熱処理を行い、島状半
導体層を水素化する工程を行った。この工程は、プラズ
マ水素化法を用い、プラズマ化されることにより生成さ
れた水素雰囲気中で200〜450℃の熱処理を行って
も良い(図3(B))。
成)第1の層間絶縁膜148にはその後、それぞれのT
FTのソース領域と、ドレイン領域に達するコンタクト
ホールが形成された。そして、ソース配線149、15
0、151と、ドレイン配線152、153を形成し
た。図示していないが、本実施例ではこの電極を、Ti
膜を100nm、Tiを含むAl膜300nm、Ti膜
150nmをスパッタ法で連続して形成した3層構造の
電極として用いた。そして、第1の層間絶縁膜、ソース
配線、ドレイン配線、およびそれぞれの配線電極上にパ
ッシベーション膜154を形成した。パッシベーション
膜154は、窒化シリコン膜、酸化シリコン膜、または
窒酸化シリコン膜で50〜500nmの厚さで形成し
た。その後、この状態で水素化処理を行うとTFTの特
性向上に対して好ましい結果が得られた。例えば、3〜
100%の水素を含む雰囲気中で、300〜450℃で
1〜12時間の熱処理を行うと良く、あるいはプラズマ
水素化法を用い、プラズマ化されることにより生成され
た水素雰囲気中で200〜450℃の熱処理を行っても
同様の効果が得られた。その後、有機樹脂からなる第2
の層間絶縁膜155を約1000nmの厚さに形成し
た。有機樹脂膜としては、ポリイミド、アクリル、ポリ
イミドアミド等を使用することができる。有機樹脂膜を
用いることの利点は、成膜方法が簡単である点や、比誘
電率が低いので、寄生容量を低減できる点、平坦性に優
れる点などが上げられる。なお上述した以外の有機樹脂
膜を用いることもできる。ここでは、基板に塗布後、熱
重合するタイプのポリイミドを用い、300℃で焼成し
て形成した。
2の層間絶縁膜上に遮光膜156を形成した。遮光膜1
56はアルミニウム(Al)、チタン(Ti)、タンタ
ル(Ta)から選ばれた元素を主成分とする膜で100
〜300nmの厚さに形成した。そしてこの部分に保持
容量を形成する目的で、遮光膜156上に誘電体膜15
7を50〜200nmの厚さで形成した。この誘電体膜
157は、陽極酸化法を用いて遮光膜156の表面に形
成された酸化膜を用いても良い。その他にも酸化シリコ
ン膜、窒化シリコン膜、窒酸化シリコン膜やDLC(Di
amond like carbon)膜やポリイミド膜を用いても良
い。しかしながら、例えばポリイミドの比誘電率3〜4
に対して陽極酸化法で作製された酸化Alの比誘電率は
7〜9であるので、少ない面積で大きな容量を形成する
目的には後者の方が非常に適していた。
Al膜を形成し、その上に0.785mm2の電極を作製
して容量を測定した結果、酸化Al膜の厚さが50nmの
とき1100pF、100nmのとき630pFが得られた。
この容量の値はポリイミドを同様な厚さで形成した場合
の2〜3倍の値であった。液晶表示装置の画素部に設け
る保持容量は画素の大きさに依存するが100〜300
fFの容量が必要であり、酸化Al膜を用いて保持容量を
形成するとこの容量を得るために必要な面積をポリイミ
ドを用いた場合の1/3程度にすることができた。
れた開孔部159と、パッシベーション膜154に設け
られた開孔部158で、ドレイン配線153に達するコ
ンタクトホールを形成し、画素電極160を形成した。
画素電極160は、透過型液晶表示装置とする場合には
透明導電膜を用い、反射型の液晶表示装置とする場合に
は金属膜を用いれば良い。ここでは透過型の液晶表示装
置とするために、酸化インジウム・スズ(ITO)膜を
100nmの厚さにスパッタ法で形成した。画素電極1
60は、誘電体膜157を介して遮光膜156上まで延
在して形成され、画素電極160が遮光膜156と重な
る領域で保持容量184が形成された(図3(C))。
FT183が形成され、周辺に設けられる駆動回路には
pチャネル型TFT181、nチャネル型TFT182
が同一基板上に形成されたアクティブマトリクス基板が
作製された。
は、チャネル形成領域161、ソースまたはドレイン領
域として機能する第5の不純物領域162、163が形
成された。そして、第5の不純物領域162はソース領
域として、第5の不純物領域163はドレイン領域とな
った。また、nチャネル型TFT182には、チャネル
形成領域164、第1の不純物領域165、166、第
1の低濃度不純物領域からゲート電極と重なり、LDD
領域として機能する第3の不純物領域167、168が
形成された。第1の不純物領域165はソース領域とし
て、第1の不純物領域166はドレイン領域として機能
した。
には、チャネル形成領域169、170、ソースまたは
ドレイン領域として機能する第1の不純物領域171、
172、173、第2の低濃度不純物領域からゲート電
極と重ならないLDD領域として機能する第4の不純物
領域174〜177が形成された。
れのnチャネル型TFTの動作環境を考慮して、LDD
領域となる第2の不純物領域、第3の不純物領域、第4
の不純物領域のチャネル長方向の長さを同一基板上で異
ならせ、それぞれの回路を構成するTFTに対して、最
適な形状を作り込むことができた。nチャネル型TFT
182は駆動電圧が10V程度のロジック回路などに適
している。チャネル長3〜7μmに対してゲート電極と
オーバーラップしたLDD領域(第3の不純物領域)の
長さ(Lov)は0.5〜3.0μm、代表的には1.5
μmとすれば良い。また、画素部のnチャネル型TFT
183はマルチゲート構造であるが、極性反転して駆動
されるために、ソース側およびドレイン側の両方にゲー
ト電極と重ならないLDD領域となる第4の不純物領域
174〜177が設けられている。この領域の長さ(Lo
ff)は0.5〜3.5μm、代表的には2.0μmとす
れば良い。
路がそれぞれ要求する仕様に応じて各回路を構成するT
FTの構造を最適化することで、半導体装置の動作性能
と信頼性を向上させることを可能とすることができる。
具体的には、各回路仕様に応じてnチャネル型TFTの
LDD領域の設計をそれぞれ異ならせ、ゲート電極とオ
ーバーラップするLDD領域またはオーバーラップしな
いLDD領域を適宣設けることによって、同一の基板上
にホットキャリア劣化の対策を重視したTFT構造と、
低オフ電流値を重視したTFT構造とを実現することが
できる。
画素部のnチャネル型TFTに接続される保持容量の他
の構成について説明する。図4は実施形態1と同様にし
て作製されたアクティブマトリクス基板の画素部の断面
構造図を示す。
成され、島状半導体層404には第1の不純物領域と第
4の不純物領域が形成されている。ゲート絶縁膜405
上にはゲート電極406が形成され、第1の層間絶縁膜
407上にはソース配線408、ドレイン配線409が
形成されている。そして、パッシベーション膜410、
第2の層間絶縁膜411上に遮光膜412、画素電極4
18が形成されている。
持容量421は、第2の層間絶縁膜411上に形成され
た遮光膜412と、その上に形成された誘電体膜413
と、画素電極418とから形成されている。また、第2
の層間絶縁膜の開口が形成される領域には絶縁体のスペ
ーサー414が設けられ、パッシベーション膜410に
設けられた開孔415、第2の層間絶縁膜411に設け
られた開孔416、スペーサー414に設けられた開口
417で、画素電極418がドレイン配線409に接続
されている。このようにスペーサー414を設けること
により、遮光膜と画素電極との間で発生するショートを
防止することができる。保持容量421は遮光膜41
2、誘電体膜413、画素電極418が重なる部分で形
成されている。
TFTに接続される保持容量の他の構成について示して
いる。図5(A)は実施形態1と同様にして作製された
画素部のnチャネル型TFTである。基板501上に下
地膜502、503が形成され、島状半導体層504に
は第1の不純物領域と第4の不純物領域が形成されてい
る。ゲート絶縁膜505上にはゲート電極506が形成
され、第1の層間絶縁膜507上にはソース配線50
8、ドレイン配線509が形成されている。さらに、パ
ッシベーション膜510、第2の層間絶縁膜上に遮光膜
512、有機樹脂で形成したスペーサー513を形成し
た。その後、図5(B)のように陽極酸化法で遮光膜の
表面に誘電体膜514を形成した。そして、図5(C)
のようにパッシベーション膜510に設けられた開孔5
15、第2の層間絶縁膜511に設けられた開孔51
6、スペーサー513に設けられた開口517で、画素
電極518がドレイン配線509に接続されている。保
持容量521は遮光膜512、誘電体膜514、画素電
極518が重なる部分で形成されている。このようにス
ペーサー513を設けることにより、遮光膜と画素電極
との間で発生するショートを防止することができ、ま
た、遮光膜512の表面に誘電体膜514を形成すると
きに端部への回り込みを防止することができる。
素部とその駆動回路を同一基板上に作製する一例を図6
〜8を用いて説明する。本明細書ではこのような基板を
便宜上アクティブマトリックス基板と呼ぶ。最初に、基
板601上に下地膜として窒酸化シリコン膜602aを
50〜500nm、代表的には100nmの厚さに形成
した。窒酸化シリコン膜602aは、SiH4とN2Oと
NH3から作製されるものであり、含有する窒素濃度を
25atomic%以上50atomic%未満となるようにした。
その後、窒素雰囲気中で450〜650℃の熱処理を施
し、窒酸化シリコン膜602aを緻密化した。さらに窒
酸化シリコン膜602bを100〜500nm、代表的
には200nmの厚さに形成し、連続して非晶質半導体
膜(図示せず)を20〜80nmの厚さに形成した。そ
して公知の結晶化の方法により結晶質シリコン膜を形成
した(図示せず)。結晶質シリコン膜の不要な部分はエ
ッチング除去され、島状の結晶質半導体膜603〜60
6が形成され、さらにゲート絶縁膜607が形成され
た。ゲート絶縁膜607は、SiH4とN2Oとから作製
される窒酸化シリコン膜であり、ここでは10〜200
nm、好ましくは50〜150nmの厚さで形成した
(図6(A))。
と、島状半導体層604、605のチャネル形成領域を
覆うレジストマスク608〜611を形成した。そし
て、フォスフィン(PH3)を用いたイオンドープ法で
n型を付与する不純物元素を添加して第1の低濃度不純
物領域を形成した。この工程では、ゲート絶縁膜607
を通してその下の島状半導体層にリンを添加するため
に、加速電圧は65keVに設定した。島状半導体に添
加されるリンの濃度は、1×1016〜1×1019atoms/
cm3の範囲にするのが好ましく、ここでは1×1018ato
ms/cm3とした。そして、リンが添加された第1の低濃度
不純物領域612〜615を形成した(図6(B))。
窒化タンタル(TaN)または窒化タングステン(W
N)で形成した。また、図示しないが、第1の導電膜の
下にシリコン膜を2〜20nm程度の厚さで形成してお
いても良い。続いて、アルミニウム(Al)や銅(C
u)を主成分とする第3の導電膜617を、100〜3
00nmの厚さに形成した(図6(C))。そして、入
出力端子から駆動回路の入出力までの配線の一部とする
ために、第3の導電膜をエッチングして配線618を形
成した。例えば、第3の導電膜にAlを用いれば、リン
酸溶液により下地TaNと選択性良くエッチングするこ
とができた。さらに、第1の導電層616と配線618
上に第2の導電膜619をTa、Ti、Mo、Wから選
ばれた元素を主成分とする導電性材料で、100〜40
0nmの厚さに形成した。例えば、Taを200nmの
厚さに形成すれば良い(図6(D))。
成し、第1の導電膜と第2の導電膜の一部をエッチング
除去して、入出力端子から駆動回路の入出力までの配線
626、pチャネル型TFTのゲート電極627と、ゲ
ート配線630を形成した。TaN膜とTa膜のエッチ
ングはCF4とO2の混合ガスにより行うことができた。
そして、レジストマスク620〜625をそのまま残し
て、pチャネル型TFTが形成される島状半導体層60
3の一部に、p型を付与する不純物元素を添加する工程
を行った。ここではボロンをその不純物元素として、ジ
ボラン(B2H6)を用いてイオンドープ法で添加した。
この領域のボロン濃度は2×1020atoms/cm3とした。
そして、図7(A)に示すようにボロンが高濃度に添加
された第5の不純物領域633、634が形成された。
線626は第3の導電層の回りを第1の導電層と第2の
導電層とで覆うようにして形成されている。
除去した後、新たにレジストマスク635〜640を形
成した。これはnチャネル型TFTのゲート電極を形成
するためのものであり、ドライエッチング法によりnチ
ャネル型TFTのゲート電極641〜643が形成され
た。このときゲート電極641、642は第1の低濃度
不純物領域612〜615の一部と重なるように形成さ
れた(図7(B))。
43は第1の導電膜と第2の導電膜とから形成される。
49を形成した。レジストマスク647、649はnチ
ャネル型TFTのゲート電極642、643と第2の不
純物領域の一部を覆う形で形成された。そして、n型を
付与する不純物元素を添加して第1の不純物領域を形成
する工程を行い、nチャネル型TFTが形成される島状
半導体層に第1の不純物領域650〜655が形成され
た(図7(C))。
となる第2の低濃度不純物領域を島状半導体層606に
形成するためにn型を付与する不純物元素を添加する工
程を行った。添加するリン濃度は、第2および第3の不
純物領域と同程度かそれより少なくするのが好ましく、
ここでは2×1017atoms/cm3とし、ゲート電極をマス
クとして自己整合的に第2の低濃度不純物領域656〜
658を形成した(図8(A))。
マCVD法でSiH4、N2O、NH 3を原料とした窒酸
化シリコン膜で形成した。この窒酸化シリコン膜中の含
有水素濃度は1〜30atomic%となるように形成するこ
とが望ましかった。その後、この状態で窒素雰囲気中で
400〜800℃、1〜12時間、例えば525℃で8
時間の加熱処理を行った。この工程により添加されたn
型及びp型を付与する不純物元素を活性化させることが
できた。この熱処理の後に水素化の工程を行なった。こ
では3〜100%の水素雰囲気中で300〜500℃、
好ましくは350〜450℃で2〜12時間の水素化処
理の工程を行うと良い。または、200〜500℃、好
ましくは300〜450℃の基板温度でプラズマ化させ
ることによってできた水素で水素化処理をしても良い
(図8(B))。
ストマスクを形成して、エッチング処理によりそれぞれ
のTFTのソース領域と、ドレイン領域に達するコンタ
クトホールを形成した。そして、ソース配線660、6
63、664、666とドレイン配線661、662、
665、657を形成した。図示していないが、本実施
例ではこの電極を、Ti膜を100nm、Tiを含むA
l膜300nm、Ti膜150nmをスパッタ法で連続
して形成した3層構造の電極として用いた。
0を形成した。パッシベーション膜670はプラズマC
VD法でSiH4、N2O、NH3から形成される窒酸化
シリコン膜、またはSiH4、N2、NH3から作製され
る窒化シリコン膜で形成すれば良い。まず、膜の形成に
先立ってN2O、N2、NH3等を導入してプラズマ水素
化処理により水素化の工程を行なった。プラズマ化され
ることにより気相中で生成された水素は第1の層間絶縁
膜中に供給され、基板を200〜400℃に加熱してお
けば、その水素を下層側にも拡散して半導体層を水素化
することができた。このパッシベーション膜の作製条件
は特に限定されるものではないが、緻密な膜とすること
が望ましい。また、パッシベーション膜を形成した後
に、水素化の工程を水素または窒素を含む雰囲気中で3
00〜550℃の加熱処理を1〜12時間の加熱処理に
より行っても良い。
膜671を約1000nmの厚さに形成した。有機樹脂
膜としては、ポリイミド、アクリル、ポリイミドアミド
等を使用することができる。有機樹脂膜を用いることの
利点は、成膜方法が簡単である点や、比誘電率が低いの
で、寄生容量を低減できる点、平坦性に優れる点などが
上げられる。なお上述した以外の有機樹脂膜を用いるこ
ともできる。ここでは、基板に塗布後、熱重合するタイ
プのポリイミドを用い、300℃で焼成して形成した。
酸化シリコン膜などで絶縁膜644を5〜50nm形成
しておくと、この上に形成する遮光膜の密着性を高める
ことができた。また、有機樹脂で形成した第2の層間絶
縁膜表面をCF4プラズマで処理して表面改質すると、
この上に形成する膜の密着性を向上させることができ
た。そしてスパッタ法や真空蒸着法でAl膜を形成しエ
ッチング処理して遮光膜672とした。この遮光膜67
2は陽極酸化法によってその表面に50〜200nmの
酸化膜を形成した。陽極酸化は、まず十分にアルカリイ
オン濃度の小さい酒石酸エチレングリコール溶液を作製
した。酒石酸の濃度としては、0.1〜10%、好まし
くは3%とし、これに1〜20%のアンモニア水を加
え、pHが7±0.5となるように調節した。この溶液
中に陰極となる白金電極を設け、遮光膜672が形成さ
れている基板を溶液に浸した。そして、遮光膜672を
陽極として、直流電流を2mA一定となるようにした。
溶液中の陰極と陽極との間の電圧は酸化膜の成長に従い
時間と共に変化するが、電流が一定となるように電圧を
調整し、150Vとなったところで電圧を一定として、
その後電流が0.1mAになるまで保持した。このよう
にして遮光膜672の表面には厚さ50〜200nmの
酸化Al膜673を形成することができた。尚、ここで
示した陽極酸化法に係わる数値は一例にすぎず、作製す
る素子の大きさ等によって当然最適値は変化しうるもの
である。そして、絶縁膜644、第2の層間絶縁膜67
1、パッシベーション膜670に設けられた開孔部でド
レイン配線667に達するコンタクトホールを形成し、
画素電極676を形成した。画素電極676は、透過型
液晶表示装置とする場合には透明導電膜を用い、反射型
の液晶表示装置とする場合には金属膜を用いれば良かっ
た。ここでは透過型の液晶表示装置とするために、酸化
インジウム・スズ(ITO)膜を100nmの厚さにス
パッタ法で形成した。画素電極676は、酸化Al膜6
73を介して遮光膜672上まで延在して形成され、画
素電極676が遮光膜672と重なる領域で保持容量7
00が形成された。以上の工程で、画素部とその周辺に
設けられる駆動回路のTFTが同一基板上に形成された
アクティブマトリクス基板が作製された(図8
(C))。
(セルフアライン)に形成され、nチャネル型TFT7
02〜704は非自己整合的(ノンセルフアライン)に
形成された。駆動回路のpチャネル型TFT701に
は、チャネル形成領域677、第5の不純物領域67
8、679が形成された。第5の不純物領域678はソ
ース領域として、第5の不純物領域679はドレイン領
域となった。一方、nチャネル型TFT702には、チ
ャネル形成領域680、ソース領域となる第1の不純物
領域681、ドレイン領域となる第1の不純物領域68
2、第1の低濃度不純物領域からゲート電極と重なりL
DD領域となる第3の不純物領域683、684が形成
された。このnチャネル型TFTはシフトレジスタ回路
やバッファ回路に適している。また、nチャネル型TF
T703には、チャネル形成領域685、ソース領域と
なる第1の不純物領域686、ドレイン領域となる第1
の不純物領域687、第1の低濃度不純物領域からゲー
ト電極と重なりLDD領域となる第3の不純物領域68
8a、689aとゲート電極と重ならないLDD領域と
なる第2の不純物領域688b、689bが形成され
た。このようなnチャネル型TFTは、アナログスイッ
チが形成されるサンプリング回路に適していた。画素部
のnチャネル型TFT704には、チャネル形成領域6
90、691、第1の不純物領域692、696、第2
の低濃度不純物領域からゲート電極と重ならないLDD
領域となる第4の不純物領域693〜695が形成され
た。
路がそれぞれ要求する仕様に応じて各回路を構成するT
FTの構造を最適化することで、半導体装置の動作性能
と信頼性を向上させることを可能とすることができる。
例えば、駆動回路のnチャネル型TFT702にはゲー
ト電極と重なるLDD領域(GOLD)が設けられてい
る。このようなLDDを設けることにより、キンク効果
やホットエレクトロン効果などによる特性の変動を防ぐ
ことができ、シフトレジスタや、特にバッファ回路など
に適している。また、nチャネル型TFT703にはゲ
ート絶縁膜を介してゲート電極と重なるLDD領域(G
OLD)688a、689a、ゲート電極と重ならない
LDD領域688b、689bが形成され、オフ電流値
を下げる目的とホットキャリア効果によるTFTの劣化
を防ぐ上で効果がある。また、画素部に設けるnチャネ
ル型TFTはゲート電極と重ならないLDD領域693
〜695のみを設ける構造とし、主にオフ電流値を下げ
てスイッチング動作を確実なものとすると共に、消費電
力を低減させる上で効果的である。
クス基板から、アクティブマトリクス型液晶表示装置を
作製する工程を説明する。図9に示すように、図8
(C)の状態の基板に対し、配向膜901を形成する。
通常液晶表示素子の配向膜にはポリイミド樹脂が多く用
いられている。対向側の基板902には、透明導電膜9
03と、配向膜904とを形成した。配向膜は形成され
た後、ラビング処理を施して液晶分子がある一定のプレ
チルト角を持って平行配向するようにした。そして、画
素部と、駆動回路が形成されたアクティブマトリクス基
板と対向基板とを、公知のセル組み工程によってシール
材やスペーサ(共に図示せず)などを介して貼りあわせ
る。その後、両基板の間に液晶材料905を注入し、封
止剤(図示せず)によって完全に封止した。液晶材料に
はTN液晶の他に反強誘電性液晶(Antiferroelectric
Liquid Crystal)、しきい値なし反強誘電性液晶などを
適用できる。このようにして図9に示すアクティブマト
リクス型液晶表示装置が完成した。
示装置の構成を、図10の斜視図および図11の上面図
を用いて説明する。尚、図10と図11は、図6〜図8
の断面構造図と対応付けるため、共通の符号を用いてい
る。アクティブマトリクス基板は、ガラス基板601上
に形成された、画素部1001と、走査(ゲート)線駆
動回路1002と、信号(ソース)線駆動回路1003で
構成される。画素部にはnチャネル型TFT704が形
成され、周辺に設けられる駆動回路はCMOS回路を基
本として構成されている。走査(ゲート)線駆動回路1
002と、信号(ソース)線駆動回路1003はそれぞ
れゲート配線643とソース配線666で画素部100
1に接続されている。また、FPC1031が接続され
た外部入出力端子1034から駆動回路の入出力端子ま
での配線626、668が設けられている。
面図である。ここで図11(A)は半導体層、ゲート電
極、ソース配線の重ねあわせを示す上面図であり、同図
(B)はその上に形成される遮光膜、画素電極の重ねあ
わせを示す上面図である。ゲート電極643は、図示さ
れていないゲート絶縁膜を介してその下の半導体層60
6と交差している。図示はしていないが、半導体層60
6には、ソース領域、ドレイン領域、第4の不純物領域
が形成されている。また、画素TFTの上には遮光膜6
72と、誘電体膜(図示せず)と、各画素ごとに設けら
れる画素電極676が形成され、遮光膜672と画素電
極676とが誘電体膜を介して重なる領域で保持容量7
00が形成される。遮光膜を形成するAl膜の表面を酸
化して容量部を形成するための誘電体膜としたことで、
必要な容量を形成するための面積を少なくすることが可
能であり、さらに、本実施例のように画素部のnチャネ
ル型TFT上に形成される遮光膜を保持容量の一方の電
極とすることで、アクティブマトリクス型液晶表示装置
の画像表示部の開口率を向上させることができた。ま
た、図11で示すA―A'に沿った断面構造は、図8に
示す画素部のA―A'断面図に対応している。
けられる保持容量の接続方法の他の構成例を示す。図1
2は実施形態1と同様にして作製されたアクティブマト
リクス基板の画素部の断面構造図を示す。基板1201
上に下地膜1202、1203が形成され、島状半導体
層1204には第1の不純物領域と第4の不純物領域が
形成されている。ゲート絶縁膜1205上にはゲート電
極1206が形成され、第1の層間絶縁膜1207上に
はソース配線1208、ドレイン配線1209が形成さ
れている。さらに、パッシベーション膜1211、第2
の層間絶縁膜1212上に遮光膜1213が形成されて
いる。
Tに接続される保持容量1240は、第2の層間絶縁膜
1212上に形成された遮光膜1213と、その上に形
成された誘電体膜1214と、画素電極1215とから
形成されている。そして、保持容量1240の一方の電
極である画素電極1215は、パッシベーション膜12
11と第2の層間絶縁膜1212に設けられた開孔12
60でドレイン配線1209に接続されている。また、
他方の電極である遮光膜は、パッシベーション膜121
1と第2の層間絶縁膜1212に設けられた開孔126
1で、第1の層間絶縁膜1207上に形成された配線電
極1210と接続されている。また、図12(B)では
画素電極1215と同じ材料で形成された配線1216
と、遮光膜1213が誘電体膜1214を介して接続部
1251で静電結合して、パッシベーション膜1211
と第2の層間絶縁膜1212に設けられた開孔1261
で第1の層間絶縁膜1207上に形成された配線電極1
210と接続することも可能である。また、図12
(B)では、遮光膜1213が誘電体膜1214、配向
膜1217、液晶1218、対向基板側の配向膜121
9を介して共通電極1220と静電的に結合させること
も可能である。
クティブマトリクス基板の回路構成の一例を示す。本実
施例のアクティブマトリクス基板は、ソース信号線側駆
動回路1301、ゲート信号線側駆動回路(A)130
7、ゲート信号線側駆動回路(B)1311、プリチャ
ージ回路1312、画素部1306を有している。ソー
ス信号線側駆動回路1301は、シフトレジスタ回路1
302、レベルシフタ回路1303、バッファ回路13
04、サンプリング回路1305を備えている。また、
ゲート信号線側駆動回路(A)1307は、シフトレジ
スタ回路1308、レベルシフタ回路1309、バッフ
ァ回路1310を備えている。ゲート信号線側駆動回路
(B)1311も同様な構成である。
を示すと、シフトレジスタ回路1302、1308は1
0〜16Vであり、レベルシフタ回路1303、130
9、バッファ回路1304、1310、サンプリング回
路1305、画素部1306は14〜16Vであった。
サンプリング回路1305、画素部1306は印加され
る電圧の振幅であり、通常極性反転された電圧が交互に
印加されていた。本発明は、nチャネル型TFTの駆動
電圧を考慮して、LDD領域となる第2の不純物領域の
長さを同一基板上で異ならしめることが容易であり、そ
れぞれの回路を構成するTFTに対して、最適な形状を
同一工程で作り込むことができた。
Tの構成例を示している。シフトレジスタ回路のnチャ
ネル型TFTはシングルゲート構造であり、チャネル形
成領域204とゲート電極210とオーバーラップする
第3の不純物領域(LDD領域)205、206が設け
られている。その外側にはソース領域またはドレイン領
域となる第1の不純物領域207、208が形成されて
いる。この領域のチャネル長方向の長さは、チャネル長
を3〜7μmとして、0.5〜3μmとすれば良い。こ
のLDDの構成は、ホットキャリア劣化対策に有効であ
り、オフ領域の特性を重視しないシフトレジスタ回路な
どに適している。一方、pチャネル型TFTには、チャ
ネル形成領域201、ゲート電極209の外側にソース
領域またはドレイン領域となる第5の不純物領域20
2、203が形成されている。そして、各TFTのソー
スまたはドレイン領域とコンタクトを形成するソース配
線211、212とドレイン配線213が形成されてい
る。
ァ回路のTFTの構成例を示している。これらの回路の
nチャネル型TFTはダブルゲート構造としてあるが、
勿論シングルゲート構造としても問題ない。このnチャ
ネル型TFTもチャネル形成領域204a、204b、
ゲート電極210a、210bとオーバーラップする第
3の不純物領域(LDD領域)205a、205b、2
06a、206bが設けられた構造である。このような
LDDを設けることにより、ドレイン近傍の高電界領域
が緩和され、キンク効果やホットエレクトロン効果など
による特性の変動を防ぐことができる。その結果、バッ
ファ回路の信頼性を高めることができる。また、pチャ
ネル型TFTは図14(A)と同様な構成とする。
の構成例を示している。この回路のnチャネル型TFT
はシングルゲート構造であるがチャネル形成領域の外側
に、極性反転して駆動することに対応して、ソース側お
よびドレイン側の両方にゲート電極とオーバーラップす
るLDD領域となる第2の不純物領域205c、206
cが設けられている。第2の不純物領域205cと20
6cの長さは、それぞれ等しくすることが好ましく、
0.5〜3.0μmの範囲で形成すると良い。これらの
LDD領域によりオフ電流値を下げる目的と、ホットキ
ャリア効果によるTFTの劣化を防ぐ目的を同時に達成
できる。また、pチャネル型TFTは図14(A)と同
様な構成とする。
の駆動電圧で高速動作させる駆動回路に適した構成で、
nチャネル型TFTのソース領域207側には、ゲート
電極210とオーバーラップしない第2の不純物領域2
05dが設けられ、ドレイン領域208側にはゲート電
極210とオーバーラップする第3の不純物領域206
dが設けられている。このようにして、寄生容量による
動作周波数の低下を防ぐ構成となっている。
きる半導体層の作製方法について説明する。図15にお
いて基板1501はガラス基板、セラミクス基板、石英
基板などを用いることができる。また、酸化シリコン膜
や窒化シリコン膜などの絶縁膜を表面に形成したシリコ
ン基板やステンレスに代表される金属基板を用いても良
い。ガラス基板を用いる場合には、歪み点以下の温度で
予め加熱処理しておくことが望ましい。例えば、コーニ
ング社の#1737基板を用いる場合には、500〜6
50℃、好ましくは595〜645℃で1〜24時間の
加熱処理をしておくと良い。
を形成した。下地膜の材質に特別な限定はないが、窒酸
化シリコン膜1502で形成した。その他にも窒化シリ
コン膜、酸化シリコン膜、窒酸化シリコン膜、酸化タン
タル膜から選ばれた一層もしくは複数の層で形成するこ
とも可能である。窒酸化シリコン膜を用いる場合には、
20〜100nm、代表的には50nmの厚さに形成す
れば良い。また、10〜100nmの窒化シリコン膜上に
窒酸化シリコン膜を50〜500nm、代表的には50
〜200nmの厚さに形成しても良い。そしてこの上に
非晶質半導体層1503を形成した。これはプラズマC
VD法、減圧CVD法、スパッタ法などの成膜法で形成
される非晶質半導体であれば良く、シリコン(Si)、
ゲルマニウム(Ge)、またシリコンゲルマニウム合
金、炭化シリコンがあり、その他にガリウム砒素などの
化合物半導体材料を用いることができる。半導体層は1
0〜100nm、代表的には50nmの厚さとして形成
した。また、下地膜1501と非晶質半導体層1503
とをプラズマCVD法やスパッタ法で連続形成すること
も可能である。それぞれの層が形成された後、その表面
が大気雰囲気に触れないことにより、その表面の汚染を
防ぐことができる(図15(A))。
層を結晶化する工程は、公知のレーザー結晶化技術また
は熱結晶化の技術を用いれば良い。また、プラズマCV
D法で作製される非晶質半導体層には10〜40atomic
%の割合で膜中に水素が含まれていて、結晶化の工程に
先立って400〜500℃の熱処理の工程を行い水素を
膜中から脱離させて含有水素量を5atomic%以下として
おくことが望ましかった(図15(B))。そして、結
晶性半導体層1504から島状の結晶性半導体層150
5を形成し、さらにゲート絶縁膜1505を形成した。
ゲート絶縁膜1505には、窒化シリコン膜、酸化シリ
コン膜、窒酸化シリコン膜、などの材料で形成すれば良
い。ゲート絶縁膜1505の厚さは10〜1000n
m、好ましくは50〜400nmとして形成すれば良
い。以降の工程は実施例1に従うと本発明の半導体装置
を形成することができる(図15(C))。
化シリコン膜からなる下地膜1602を形成し、図15
と同様にその表面に非晶質半導体層1603を形成し
た。非晶質半導体層の厚さは、10〜200nm、好ま
しくは30〜100nmに形成すれば良い。さらに、重
量換算で10ppmの触媒元素を含む水溶液をスピンコ
ート法で塗布して、触媒元素含有層1604を非晶質半
導体層1603の全面に形成した。ここで使用可能な触
媒元素は、ニッケル(Ni)の以外にも、ゲルマニウム
(Ge)、鉄(Fe)、パラジウム(Pd)、スズ(S
n)、鉛(Pb)、コバルト(Co)、白金(Pt)、
銅(Cu)、金(Au)、といった元素であった。非晶
質半導体層の内部応力は、作製条件により一様に決まる
ものではなかった。しかし、結晶化の工程に先立って4
00〜600℃の熱処理の工程を行い水素を膜中から脱
離させる必要があった(図16(A))。そして、50
0〜600℃で4〜12時間、例えば550℃で8時間
の熱処理を行い、結晶質半導体層1605が形成された
(図16(B))。
晶質半導体膜から除去するゲッタリングの工程を行っ
た。このゲッタリングの工程により結晶質半導体膜中の
触媒元素の濃度を1×1017atms/cm3以下、好ましくは
1×1016atms/cm3にまで低減することができた。ま
ず、結晶質半導体層1605の表面にマスク絶縁膜膜1
606を150nmの厚さに形成し、パターニングによ
り開口部1607が設けられ、結晶質半導体層を露出さ
せた領域を設けた。そして、リンを添加する工程を実施
して、結晶質半導体層にリン含有領域1608を設けた
(図16(C))。この状態で、窒素雰囲気中で550
〜800℃、5〜24時間、例えば600℃、12時間
の熱処理を行うと、リン含有領域1608がゲッタリン
グサイトとして働き、結晶質半導体層1605に残存し
ていた触媒元素をリン含有領域1608に偏析させるこ
とができた(図16(D))。そして、マスク絶縁膜膜
1606と、リン含有領域1608とをエッチングして
除去することにより、結晶化の工程で使用した触媒元素
の濃度を1×1017atms/cm3以下にまで低減された結晶
質半導体層を得ることができた。そして、島状半導体層
1609に密接してゲート絶縁膜1610を形成した
(図16(E))。
膜1702、非晶質半導体層1703の順に形成し、そ
して、非晶質半導体層1703の表面にマスク絶縁膜1
704を形成した。この時、マスク絶縁膜1704の厚
さは150nmとした。さらに、マスク絶縁膜1704
をパターニングして、選択的に開口部1705を形成
し、その後、重量換算で10ppmの触媒元素を含む水
溶液を塗布した。これにより、触媒元素含有層1706
が形成された。触媒元素含有層1706は開口部170
5のみで非晶質半導体層1703と接触した(図17
(A))。次に、500〜650℃で4〜24時間、例
えば570℃、14時間の熱処理を行い、結晶質半導体
層1707を形成した。この結晶化の過程では、触媒元
素が接した非晶質半導体層の領域が最初に結晶化し、そ
こから横方向へと結晶化が進行した。こうして形成され
た結晶質半導体層1707は棒状または針状の結晶が集
合して成り、その各々の結晶は巨視的に見ればある特定
の方向性をもって成長しているため、結晶性が揃ってい
るという利点があった(図17(B))。
た触媒元素を結晶質半導体膜から除去する工程を行っ
た。図17(B)と同じ状態の基板に対し、リンを添加
する工程を実施して、結晶質半導体層にリン含有領域1
709を設けた。この領域のリンの含有量は1×1019
〜1×1021/cm3とした(図17(C))。この状
態で、窒素雰囲気中で550〜800℃、5〜24時
間、例えば600℃、12時間の熱処理を行うと、リン
含有領域1709がゲッタリングサイトとして働き、結
晶質半導体層1707に残存していた触媒元素をリン含
有領域1709に偏析させることができた(図17
(D))。
有領域1709とをエッチングして除去して、島状の結
晶性半導体層1710を形成した。そして、結晶性半導
体層1710に密接してゲート絶縁膜1711を形成し
た。ゲート絶縁膜1711には、酸化シリコン膜、窒酸
化シリコン膜から選ばれた一層もしくは複数の層から形
成した。その厚さは10〜100nm、好ましくは50
〜80nmとして形成すれば良い。そして、ハロゲン
(代表的には塩素)と酸素を含む雰囲気中で熱処理を行
った。例えば、950℃、30分とした。尚、処理温度
は700〜1100℃の範囲で選択すれば良く、処理時
間も10分から8時間の間で選択すれば良かった。その
結果、島状半導体層1710とゲート絶縁膜1711と
の界面で熱酸化膜が形成され、界面準位密度の低い良好
な界面を形成することができた(図17(E))。
回路によるアクティブマトリクス型液晶表示装置を組み
込んだ半導体装置について図18〜20で説明する。
(電子手帳、モバイルコンピュータ、携帯電話等)、ビ
デオカメラ、スチルカメラ、パーソナルコンピュータ、
テレビ等が挙げられる。それらの一例を図18に示す。
01、音声出力部9002、音声入力部9003、表示
装置9004、操作スイッチ9005、アンテナ900
6から構成されている。本発明は音声出力部9002、
音声入力部9003、及びアクティブマトリクス基板を
備えた表示装置9004に適用することができる。
9101、表示装置9102、音声入力部9103、操
作スイッチ9104、バッテリー9105、受像部91
06から成っている。本発明は音声入力部9103、及
びアクティブマトリクス基板を備えた表示装置910
2、受像部9106に適用することができる。
り、本体9201、カメラ部9202、受像部920
3、操作スイッチ9204、表示装置9205で構成さ
れている。本発明は受像部9203、及びアクティブマ
トリクス基板を備えた表示装置9205に適用すること
ができる。
イであり、本体9301、表示装置9302、アーム部
9303で構成される。本発明は表示装置9302に適
用することができる。また、表示されていないが、その
他の信号制御用回路に使用することもできる。
り、本体9401、光源9402、表示装置9403、
偏光ビームスプリッタ9404、リフレクター940
5、9406、スクリーン9407で構成される。本発
明は表示装置9403に適用することができる。
01、表示装置9502、9503、記憶媒体950
4、操作スイッチ9505、アンテナ9506から構成
されており、ミニディスク(MD)やDVDに記憶され
たデータや、アンテナで受信したデータを表示するもの
である。表示装置9502、9503は直視型の表示装
置であり、本発明はこの適用することができる。
あり、本体2401、画像入力部2402、表示装置2
403、キーボード2404で構成される。
媒体(以下、記録媒体と呼ぶ)を用いるプレーヤーであ
り、本体2413、表示装置2414、スピーカ部24
15、記録媒体2416、操作スイッチ2417で構成
される。なお、この装置は記録媒体としてDVD(Di
gital Versatile Disc)、CD等
を用い、音楽鑑賞や映画鑑賞やゲームやインターネット
を行うことができる。本発明は表示装置2414やその
他の信号制御回路に適用することができる。
体2418、投射装置2419、接眼部2420、操作
スイッチ2421、受像部(図示しない)で構成され
る。本発明を表示装置2419やその他の信号制御回路
に適用することができる。
であり、投射装置2601、スクリーン2602で構成
される。本発明は表示装置やその他の信号制御回路に適
用することができる。
り、本体2701、投射装置2702、ミラー270
3、スクリーン2704で構成される。本発明は表示装
置2702(特に50〜100インチの場合に効果的で
ある)やその他の信号制御回路に適用することができ
る。
図20(B)中における投射装置2601、2702の
構造の一例を示した図である。投射装置2601、27
02は、光源光学系2801、ミラー2802、280
5〜2807、ダイクロイックミラー2803、280
4、光学レンズ2808、2809、プリズム281
1、液晶表示装置2810、投射光学系2812で構成
される。投射光学系2812は、投射レンズを備えた光
学系で構成される。本実施例は液晶表示装置2810を
三つ使用する三板式の例を示したが、特に限定されず、
例えば単板式であってもよい。また、図20(C)中に
おいて矢印で示した光路に実施者が適宜、光学レンズ
や、偏光機能を有するフィルムや、位相差を調節するた
めのフィルム、IRフィルム等の光学系を設けてもよ
い。
おける光源光学系2801の構造の一例を示した図であ
る。本実施例では、光源光学系2801は、光源281
3、2814、合成プリズム2815、コリメータレン
ズ2816、2820、レンズアレイ2817、281
8、偏光変換素子2819で構成される。なお、図20
(D)に示した光源光学系は光源を2つ用いたが、光源
を3〜4つ、あるいはそれ以上用いてもよく、勿論、光
源を1つ用いてもよい。また、光源光学系に実施者が適
宜、光学レンズや、偏光機能を有するフィルムや、位相
差を調節するフィルム、IRフィルム等を設けてもよ
い。
はその他にも、イメージセンサやEL型表示素子に適用
することも可能である。このように、本発明の適用範囲
はきわめて広く、あらゆる分野の電子機器に適用するこ
とが可能である。
はその他にも、カーナビゲーションシステムやイメージ
センサパーソナルコンピュータの表示部に適用すること
も可能である。このように、本発明の適用範囲はきわめ
て広く、あらゆる分野の電子機器に適用することが可能
である。
EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置を作製した
例について説明する。
置の上面図である。図21(A)において、4010は
基板、4011は画素部、4012はソース側駆動回
路、4013はゲート側駆動回路であり、それぞれの駆
動回路は配線4014〜4016を経てFPC4017
に至り、外部機器へと接続される。
駆動回路及び画素部を囲むようにしてカバー材600
0、シーリング材(ハウジング材ともいう)7000、
密封材(第2のシーリング材)7001が設けられてい
る。
装置の断面構造であり、基板4010、下地膜4021
の上に駆動回路用TFT(但し、ここではnチャネル型
TFTとpチャネル型TFTを組み合わせたCMOS回
路を図示している。)4022及び画素部用TFT40
23(但し、ここではEL素子への電流を制御するTF
Tだけ図示している。)が形成されている。
素部用TF4023に際して用いることができる。
2、画素部用TFT4023が完成したら、樹脂材料で
なる層間絶縁膜(平坦化膜)4026の上に画素部用T
FT4023のドレインと電気的に接続する透明導電膜
でなる画素電極4027を形成する。画素電極4027
が透明導電膜である場合、画素部用TFTとしては、p
チャネル型TFTを用いることが好ましい。透明導電膜
としては、酸化インジウムと酸化スズとの化合物(IT
Oと呼ばれる)または酸化インジウムと酸化亜鉛との化
合物を用いることができる。そして、画素電極4027
を形成したら、絶縁膜4028を形成し、画素電極40
27上に開口部を形成する。
4029は公知のEL材料(正孔注入層、正孔輸送層、
発光層、電子輸送層または電子注入層)を自由に組み合
わせて積層構造または単層構造とすれば良い。どのよう
な構造とするかは公知の技術を用いれば良い。また、E
L材料には低分子系材料と高分子系(ポリマー系)材料
がある。低分子系材料を用いる場合は蒸着法を用いる
が、高分子系材料を用いる場合には、スピンコート法、
印刷法またはインクジェット法等の簡易な方法を用いる
ことが可能である。
着法によりEL層を形成する。シャドーマスクを用いて
画素毎に波長の異なる発光が可能な発光層(赤色発光
層、緑色発光層及び青色発光層)を形成することで、カ
ラー表示が可能となる。その他にも、色変換層(CC
M)とカラーフィルターを組み合わせた方式、白色発光
層とカラーフィルターを組み合わせた方式があるがいず
れの方法を用いても良い。勿論、単色発光のEL表示装
置とすることもできる。
極4030を形成する。陰極4030とEL層4029
の界面に存在する水分や酸素は極力排除しておくことが
望ましい。従って、真空中でEL層4029と陰極40
30を連続成膜するか、EL層4029を不活性雰囲気
で形成し、大気解放しないで陰極4030を形成すると
いった工夫が必要である。本実施例ではマルチチャンバ
ー方式(クラスターツール方式)の成膜装置を用いるこ
とで上述のような成膜を可能とする。
LiF(フッ化リチウム)膜とAl(アルミニウム)膜
の積層構造を用いる。具体的にはEL層4029上に蒸
着法で1nm厚のLiF(フッ化リチウム)膜を形成
し、その上に300nm厚のアルミニウム膜を形成す
る。勿論、公知の陰極材料であるMgAg電極を用いて
も良い。そして陰極4030は4031で示される領域
において配線4016に接続される。配線4016は陰
極4030に所定の電圧を与えるための電源供給線であ
り、導電性ペースト材料4032を介してFPC401
7に接続される。
30と配線4016とを電気的に接続するために、層間
絶縁膜4026及び絶縁膜4028にコンタクトホール
を形成する必要がある。これらは層間絶縁膜4026の
エッチング時(画素電極用コンタクトホールの形成時)
や絶縁膜4028のエッチング時(EL層形成前の開口
部の形成時)に形成しておけば良い。また、絶縁膜40
28をエッチングする際に、層間絶縁膜4026まで一
括でエッチングしても良い。この場合、層間絶縁膜40
26と絶縁膜4028が同じ樹脂材料であれば、コンタ
クトホールの形状を良好なものとすることができる。
を覆って、パッシベーション膜6003、充填材600
4、カバー材6000が形成される。
バー材6000と基板4010の内側にシーリング材が
設けられ、さらにシーリング材7000の外側には密封
材(第2のシーリング材)7001が形成される。
材6000を接着するための接着剤としても機能する。
充填材6004としては、PVC(ポリビニルクロライ
ド)、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、PVB(ポリビ
ニルブチラル)またはEVA(エチレンビニルアセテー
ト)を用いることができる。この充填材6004の内部
に乾燥剤を設けておくと、吸湿効果を保持できるので好
ましい。
含有させてもよい。このとき、スペーサーをBaOなど
からなる粒状物質とし、スペーサー自体に吸湿性をもた
せてもよい。
ン膜6003はスペーサー圧を緩和することができる。
また、パッシベーション膜とは別に、スペーサー圧を緩
和する樹脂膜などを設けてもよい。
板、アルミニウム板、ステンレス板、FRP(Fibe
rglass−Reinforced Plastic
s)板、PVF(ポリビニルフルオライド)フィルム、
マイラーフィルム、ポリエステルフィルムまたはアクリ
ルフィルムを用いることができる。なお、充填材600
4としてPVBやEVAを用いる場合、数十μmのアル
ミニウムホイルをPVFフィルムやマイラーフィルムで
挟んだ構造のシートを用いることが好ましい。
方向)によっては、カバー材6000が透光性を有する
必要がある。
0および密封材7001と基板4010との隙間を通っ
てFPC4017に電気的に接続される。なお、ここで
は配線4016について説明したが、他の配線401
4、4015も同様にしてシーリング材7000および
密封材7001の下を通ってFPC4017に電気的に
接続される。
た例について、図22(A)、(B)を用いて説明す
る。図21(A)、(B)と同じ番号のものは同じ部分
を指しているので説明は省略する。
上面図であり、図22(A)をA-A'で切断した断面図
を図22(B)に示す。
子の表面を覆ってパッシベーション膜6003までを形
成する。
004を設ける。この充填材6004は、カバー材60
00を接着するための接着剤としても機能する。充填材
6004としては、PVC(ポリビニルクロライド)、
エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、PVB(ポリビニルブ
チラル)またはEVA(エチレンビニルアセテート)を
用いることができる。この充填材6004の内部に乾燥
剤を設けておくと、吸湿効果を保持できるので好まし
い。
含有させてもよい。このとき、スペーサーをBaOなど
からなる粒状物質とし、スペーサー自体に吸湿性をもた
せてもよい。
ン膜6003はスペーサー圧を緩和することができる。
また、パッシベーション膜とは別に、スペーサー圧を緩
和する樹脂膜などを設けてもよい。
板、アルミニウム板、ステンレス板、FRP(Fibe
rglass−Reinforced Plastic
s)板、PVF(ポリビニルフルオライド)フィルム、
マイラーフィルム、ポリエステルフィルムまたはアクリ
ルフィルムを用いることができる。なお、充填材600
4としてPVBやEVAを用いる場合、数十μmのアル
ミニウムホイルをPVFフィルムやマイラーフィルムで
挟んだ構造のシートを用いることが好ましい。
方向)によっては、カバー材6000が透光性を有する
必要がある。
000を接着した後、充填材6004の側面(露呈面)
を覆うようにフレーム材6001を取り付ける。フレー
ム材6001はシーリング材(接着剤として機能する)
6002によって接着される。このとき、シーリング材
6002としては、光硬化性樹脂を用いるのが好ましい
が、EL層の耐熱性が許せば熱硬化性樹脂を用いても良
い。なお、シーリング材6002はできるだけ水分や酸
素を透過しない材料であることが望ましい。また、シー
リング材6002の内部に乾燥剤を添加してあっても良
い。
2と基板4010との隙間を通ってFPC4017に電
気的に接続される。なお、ここでは配線4016につい
て説明したが、他の配線4014、4015も同様にし
てシーリング材6002の下を通ってFPC4017に
電気的に接続される。
図23に、上面構造を図24(A)に、回路図を図24
(B)に示す。図23、図24(A)及び図24(B)
では共通の符号を用いるので互いに参照すれば良い。
れたスイッチング用TFT3002は本発明のnチャネ
ル型TFTを用いて形成される(実施例1〜7参照)。
本実施例ではダブルゲート構造としているが、構造及び
作製プロセスに大きな違いはないので説明は省略する。
但し、ダブルゲート構造とすることで実質的に二つのT
FTが直列された構造となり、オフ電流値を低減するこ
とができるという利点がある。なお、本実施例ではダブ
ルゲート構造としているが、シングルゲート構造でも構
わないし、トリプルゲート構造やそれ以上のゲート本数
を持つマルチゲート構造でも構わない。
のnチャネル型TFTを用いて形成される。このとき、
スイッチング用TFT3002のドレイン配線3035
は配線3036によって電流制御用TFTのゲート電極
3037に電気的に接続されている。また、3038で
示される配線は、スイッチング用TFT3002のゲー
ト電極3039a、3039bを電気的に接続するゲート
配線である。
発明の構造であることは非常に重要な意味を持つ。電流
制御用TFTはEL素子を流れる電流量を制御するため
の素子であるため、多くの電流が流れ、熱による劣化や
ホットキャリアによる劣化の危険性が高い素子でもあ
る。そのため、電流制御用TFTのドレイン側に、ゲー
ト絶縁膜を介してゲート電極に重なるようにGOLD領
域(第2の不純物領域)を設ける本発明の構造は極めて
有効である。
03をシングルゲート構造で図示しているが、複数のT
FTを直列につなげたマルチゲート構造としても良い。
さらに、複数のTFTを並列につなげて実質的にチャネ
ル形成領域を複数に分割し、熱の放射を高い効率で行え
るようにした構造としても良い。このような構造は熱に
よる劣化対策として有効である。
御用TFT3003のゲート電極3037となる配線は
3004で示される領域で、電流制御用TFT3003
のドレイン配線3040と絶縁膜を介して重なる。この
とき、3004で示される領域ではコンデンサが形成さ
れる。このコンデンサ3004は電流制御用TFT30
03のゲートにかかる電圧を保持するためのコンデンサ
として機能する。なお、ドレイン配線3040は電流供
給線(電源線)3006に接続され、常に一定の電圧が
加えられている。
御用TFT3003の上には第1パッシベーション膜3
041が設けられ、その上に樹脂絶縁膜でなる平坦化膜
3042が形成される。平坦化膜3042を用いてTF
Tによる段差を平坦化することは非常に重要である。後
に形成されるEL層は非常に薄いため、段差が存在する
ことによって発光不良を起こす場合がある。従って、E
L層をできるだけ平坦面に形成しうるように画素電極を
形成する前に平坦化しておくことが望ましい。
る画素電極(EL素子の陰極)であり、電流制御用TF
T3003のドレインに電気的に接続される。この場合
においては、電流制御用TFTとしてnチャネル型TF
Tを用いることが好ましい。画素電極3043としては
アルミニウム合金膜、銅合金膜または銀合金膜など低抵
抗な導電膜またはそれらの積層膜を用いることが好まし
い。勿論、他の導電膜との積層構造としても良い。
れたバンク3044a、3044bにより形成された溝
(画素に相当する)の中に発光層3045が形成され
る。なお、ここでは一画素しか図示していないが、R
(赤)、G(緑)、B(青)の各色に対応した発光層を
作り分けても良い。発光層とする有機EL材料としては
π共役ポリマー系材料を用いる。代表的なポリマー系材
料としては、ポリパラフェニレンビニレン(PPV)
系、ポリビニルカルバゾール(PVK)系、ポリフルオ
レン系などが挙げられる。
な型のものがあるが、例えば「H. Shenk,H.Becker,O.Ge
lsen,E.Kluge,W.Kreuder,and H.Spreitzer,“Polymers
forLight Emitting Diodes”,Euro Display,Proceeding
s,1999,p.33-37」や特開平10−92576号公報に記
載されたような材料を用いれば良い。
発光層にはシアノポリフェニレンビニレン、緑色に発光
する発光層にはポリフェニレンビニレン、青色に発光す
る発光層にはポリフェニレンビニレン若しくはポリアル
キルフェニレンを用いれば良い。膜厚は30〜150n
m(好ましくは40〜100nm)とすれば良い。
のできる有機EL材料の一例であって、これに限定する
必要はまったくない。発光層、電荷輸送層または電荷注
入層を自由に組み合わせてEL層(発光及びそのための
キャリアの移動を行わせるための層)を形成すれば良
い。
光層として用いる例を示したが、低分子系有機EL材料
を用いても良い。また、電荷輸送層や電荷注入層として
炭化珪素等の無機材料を用いることも可能である。これ
らの有機EL材料や無機材料は公知の材料を用いること
ができる。
OT(ポリチオフェン)またはPAni(ポリアニリ
ン)でなる正孔注入層3046を設けた積層構造のEL
層としている。そして、正孔注入層3046の上には透
明導電膜でなる陽極3047が設けられる。本実施例の
場合、発光層3045で生成された光は上面側に向かっ
て(TFTの上方に向かって)放射されるため、陽極は
透光性でなければならない。透明導電膜としては酸化イ
ンジウムと酸化スズとの化合物や酸化インジウムと酸化
亜鉛との化合物を用いることができるが、耐熱性の低い
発光層や正孔注入層を形成した後で形成するため、可能
な限り低温で成膜できるものが好ましい。
子3005が完成する。なお、ここでいうEL素子30
05は、画素電極(陰極)3043、発光層3045、
正孔注入層3046及び陽極3047で形成されたコン
デンサを指す。図24(A)に示すように画素電極30
43は画素の面積にほぼ一致するため、画素全体がEL
素子として機能する。従って、発光の利用効率が非常に
高く、明るい画像表示が可能となる。
上にさらに第2パッシベーション膜3048を設けてい
る。第2パッシベーション膜3048としては窒化珪素
膜または窒化酸化珪素膜が好ましい。この目的は、外部
とEL素子とを遮断することであり、有機EL材料の酸
化による劣化を防ぐ意味と、有機EL材料からの脱ガス
を抑える意味との両方を併せ持つ。これによりEL表示
装置の信頼性が高められる。
23のような構造の画素からなる画素部を有し、オフ電
流値の十分に低いスイッチング用TFTと、ホットキャ
リア注入に強い電流制御用TFTとを有する。従って、
高い信頼性を有し、且つ、良好な画像表示が可能なEL
表示パネルが得られる。
施例1〜4の構成と自由に組み合わせて実施することが
可能である。また、実施例6の電子機器の表示部として
本実施例のEL表示装置を用いることは有効である。
3005の構造を反転させた構造について説明する。説
明には図25を用いる。なお、図23の構造と異なる点
はEL素子の部分と電流制御用TFTだけであるので、
その他の説明は省略することとする。
3は本発明のpチャネル型TFTを用いて形成される。
作製プロセスは実施形態1及び実施例1〜4を参照すれ
ば良い。
して透明導電膜を用いる。具体的には酸化インジウムと
酸化亜鉛との化合物でなる導電膜を用いる。勿論、酸化
インジウムと酸化スズとの化合物でなる導電膜を用いて
も良い。
3051bが形成された後、溶液塗布によりポリビニル
カルバゾールでなる発光層3052が形成される。その
上にはカリウムアセチルアセトネート(acacKと表
記される)でなる電子注入層3053、アルミニウム合
金でなる陰極3054が形成される。この場合、陰極3
054がパッシベーション膜としても機能する。こうし
てEL素子3101が形成される。
されるようにTFTが形成された基板の方に向かって放
射される。
施例1〜4の構成と自由に組み合わせて実施することが
可能である。また、実施例6の電子機器の表示部として
本実施例のEL表示パネルを用いることは有効である。
造の画素とした場合の例について図26(A)〜(C)
に示す。なお、本実施例において、3201はスイッチ
ング用TFT3202のソース配線、3203はスイッ
チング用TFT3202のゲート配線、3204は電流
制御用TFT、3205はコンデンサ、3206、32
08は電流供給線、3207はEL素子とする。
線3206を共通とした場合の例である。即ち、二つの
画素が電流供給線3206を中心に線対称となるように
形成されている点に特徴がある。この場合、電源供給線
の本数を減らすことができるため、画素部をさらに高精
細化することができる。
8をゲート配線3203と平行に設けた場合の例であ
る。なお、図26(B)では電流供給線3208とゲー
ト配線3203とが重ならないように設けた構造となっ
ているが、両者が異なる層に形成される配線であれば、
絶縁膜を介して重なるように設けることもできる。この
場合、電源供給線3208とゲート配線3203とで専
有面積を共有させることができるため、画素部をさらに
高精細化することができる。
造と同様に電流供給線3208をゲート配線3203
a、3203bと平行に設け、さらに、二つの画素を電
流供給線3208を中心に線対称となるように形成する
点に特徴がある。また、電流供給線3208をゲート配
線3203a、3230bのいずれか一方と重なるよう
に設けることも有効である。この場合、電源供給線の本
数を減らすことができるため、画素部をさらに高精細化
することができる。
態1及び実施例1〜4の構成と自由に組み合わせて実施
することが可能である。また、実施例6の電子機器の表
示部として本実施例の画素構造を有するEL表示装置を
用いることは有効である。
T3003のゲートにかかる電圧を保持するためにコン
デンサ3004を設ける構造としているが、コンデンサ
3004を省略することも可能である。電流制御用TF
T3003として実施例1〜7に示すような本発明のn
チャネル型TFTを用いているため、ゲート絶縁膜を介
してゲート電極に重なるように設けられたGOLD領域
(第2の不純物領域)を有している。この重なり合った
領域には一般的にゲート容量と呼ばれる寄生容量が形成
されるが、本実施例ではこの寄生容量をコンデンサ30
04の代わりとして積極的に用いる点に特徴がある。
ート電極とGOLD領域とが重なり合った面積によって
変化するため、その重なり合った領域に含まれるGOL
D領域の長さによって決まる。
造においても同様に、コンデンサ3205を省略するこ
とは可能である。
実施例1〜4の構成と自由に組み合わせて実施すること
が可能である。また、実施例6の電子機器の表示部とし
て本実施例の画素構造を有するEL表示装置を用いるこ
とは有効である。
いて作製されたnチャネル型TFTの特性の一例であ
り、バイアスー温度(B−T)試験の結果を示す。図2
7で示すTFTの構造はチャネル長8μm、チャネル幅
8μm、Lov=2.5μmでありLoffは設けていな
い。B−T試験は、ゲート電極に20Vのバイアスを印
加して150℃、1時間保持し、その後バイアスを遮断
して150℃、1時間の熱処理を加えた。図27はその
結果をドレイン電圧(Vd)が1Vと5Vの場合のゲー
ト電圧(VG)対ドレイン電流(ID)の特性で示した
ものである。ゲート電極とオーバーラップするLDD領
域を設けた構造とすることによりホットキャリア効果に
よる劣化が防止され、バイアスストレスによる特性変化
は観測されていない。また、下地膜をSiH4、NH3、
N2Oから作製される窒酸化シリコン膜(100nm)
とSiH4、N2Oから作製される窒酸化シリコン膜(2
00nm)の2層構造で形成することで、基板に含まれ
る可動性イオンの影響を除去することが可能となり、B
−T試験によるしきい値電圧の変動も観測されていな
い。
を用いて作製したリングオシレータの動特性(電源電圧
10V)を示している。リングオシレータは19段であ
る。図28(A)はLov=2μmとしたときのチャネル
長に対する発振周波数の変化を、注入した不純物元素の
活性化条件をパラメータとして示している。チャネル長
の増加と共に発振周波数は低下するが、活性化条件には
あまり依存していない。ゲート電極とオーバーラップす
るLDD構造を設けると、その部分による寄生容量の増
加により動作周波数の低下が懸念される。しかし、図2
8(B)で示すように、チャネル長6μmとしてLovの
値を1〜3μmまで変化させると、Lovの長さ依存性は
観測されるものの、8〜12MHzの周波数で発振させ
ることが可能であり、実用上何ら問題ないことが判明し
た。
設け、ゲート電極とオーバーラップするLDD構造を有
するTFTは、バイアスや熱によるストレスに対する耐
性が高く、またホットキャリア効果による劣化が無く、
かつ、高い周波数で動作させることが可能であるので、
駆動回路のシフトレジスタ回路やバッファ回路などを形
成する上で特に優れている。
チャネル形成領域とドレイン領域との間にLDD領域と
して、ゲート電極とオーバーラップする第3の不純物領
域、ゲート電極とオーバーラップしない第2の不純物領
域および第4の不純物領域を設け、異なる動作特性に応
じて構造を最適化させたnチャネル型TFTを同一基板
上に形成することができる。例えば、アクティブマトリ
クス基板に形成されるCMOS回路を基本として形成さ
れる駆動回路には、ゲート電極とオーバーラップする第
3の不純物領域を設けたnチャネル型TFTを形成し、
画素部のnチャネル型TFTにはゲート電極とオーバー
ラップしない第4の不純物領域を設けた構造とすること
ができる。
と遮光膜上に形成される誘電体膜と画素電極で形成し、
特に遮光膜にAlを用い、誘電体膜を陽極酸化法で形成
し、酸化Al膜を用いることで、画像表示に必要な容量
を形成するための面積を少なくすることが可能であり、
さらに、画素TFT上に形成される遮光膜を保持容量の
一方の電極とすることで、アクティブマトリクス型液晶
表示装置の画像表示部の開口率を向上させることができ
た。
図。
図。
図。
図。
図。
図。
構造図。
視図。
路ブロック図。
面図及び断面図。
面図及び断面図。
素部の断面図。
素部の上面図及び回路図。
素部の断面図。
素部の回路図。
の結果を示すグラフ。
タの特性を示すグラフ。
Claims (24)
- 【請求項1】同一基板上に、駆動回路と画素部とが薄膜
トランジスタで構成されている半導体装置において、前
記駆動回路は、ゲート電極の内側に設けられたチャネル
形成領域と一導電型の第3の不純物領域と、ゲート電極
の外側に設けられたソース領域またはドレイン領域を形
成する一導電型の第1の不純物領域とを有する第1の薄
膜トランジスタと、チャネル形成領域とソース領域また
はドレイン領域を形成する一導電型とは反対の導電型の
第5の不純物領域とを有する第5の薄膜トランジスタと
を有していて、前記画素部は、ゲート電極の内側に設け
られたチャネル形成領域と、ゲート電極の外側に設けら
れた一導電型の第4の不純物領域とソース領域またはド
レイン領域を形成する一導電型の第1の不純物領域とを
有する第4の薄膜トランジスタを有していることを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項2】同一基板上に、駆動回路と画素部とが薄膜
トランジスタで構成されている半導体装置において、前
記駆動回路は、ゲート電極の内側に設けられたチャネル
形成領域と一導電型の第3の不純物領域と、ゲート電極
の外側に設けられたソース領域またはドレイン領域を形
成する一導電型の第1の不純物領域とを有する第1の薄
膜トランジスタと、ゲート電極の内側に設けられたチャ
ネル形成領域と一導電型の第3の不純物領域と、ゲート
電極の外側に設けられた一導電型の第2の不純物領域と
ソース領域またはドレイン領域を形成する一導電型の第
1の不純物領域とを有する第2の薄膜トランジスタと、
チャネル形成領域とソース領域またはドレイン領域を形
成する一導電型とは反対の導電型の第5の不純物領域と
を有する第5の薄膜トランジスタとを有していて、前記
画素部は、ゲート電極の内側に設けられたチャネル形成
領域と、ゲート電極の外側に設けられた一導電型の第4
の不純物領域とソース領域またはドレイン領域を形成す
る一導電型の第1の不純物領域とを有する第4の薄膜ト
ランジスタを有していることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】同一基板上に、駆動回路と画素部とが薄膜
トランジスタで構成されている半導体装置において、前
記駆動回路は、ゲート電極の内側に設けられたチャネル
形成領域と一導電型の第3の不純物領域と、ゲート電極
の外側に設けられたソース領域またはドレイン領域を形
成する一導電型の第1の不純物領域を有する第1の薄膜
トランジスタと、ゲート電極の内側に設けられたチャネ
ル形成領域と、ゲート電極の外側に設けられた一導電型
の第2の不純物領域とソース領域またはドレイン領域を
形成する一導電型の第1の不純物領域とを有する第3の
薄膜トランジスタと、チャネル形成領域とソース領域ま
たはドレイン領域を形成する一導電型とは反対の導電型
の第5の不純物領域とを有する第5の薄膜トランジスタ
とを有していて、前記画素部は、ゲート電極の内側に設
けられたチャネル形成領域と、ゲート電極の外側に設け
られた一導電型の第4の不純物領域とソース領域または
ドレイン領域を形成する一導電型の第1の不純物領域と
を有する第4の薄膜トランジスタを有していることを特
徴とする半導体装置。 - 【請求項4】同一基板上に、駆動回路と画素部とが薄膜
トランジスタで構成されている半導体装置において、前
記駆動回路は、ゲート電極の内側に設けられたチャネル
形成領域と一導電型の第3の不純物領域と、ゲート電極
の外側に設けられたソース領域またはドレイン領域を形
成する一導電型の第1の不純物領域とを有する第1の薄
膜トランジスタと、ゲート電極の内側に設けられたチャ
ネル形成領域と一導電型の第3の不純物領域と、ゲート
電極の外側に設けられた一導電型の第2の不純物領域と
ソース領域またはドレイン領域を形成する一導電型の第
1の不純物領域とを有する第2の薄膜トランジスタと、
ゲート電極の内側に設けられたチャネル形成領域と、ゲ
ート電極の外側に設けられた一導電型の第2の不純物領
域とソース領域またはドレイン領域を形成する一導電型
の第1の不純物領域とを有する第3の薄膜トランジスタ
と、チャネル形成領域とソース領域またはドレイン領域
を形成する一導電型とは反対の導電型の第5の不純物領
域とを有する第5の薄膜トランジスタとを有していて、
前記画素部は、ゲート電極の内側に設けられたチャネル
形成領域と、ゲート電極の外側に設けられた一導電型の
第4の不純物領域とソース領域またはドレイン領域を形
成する一導電型の第1の不純物領域とを有する第4の薄
膜トランジスタを有していることを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項5】請求項1乃至請求項4のいずれか一項にお
いて、第3の不純物領域と第4の不純物領域とには同一
の一導電型の不純物元素を含み、前記第4の不純物領域
に含まれる前記不純物元素の濃度が、前記第3の不純物
領域に含まれる前記不純物元素の濃度よりも少ないこと
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項6】請求項2乃至請求項4のいずれか一項にお
いて、第2の不純物領域と第3の不純物領域とには同一
の一導電型の不純物元素を含み、前記第2の不純物領域
に含まれる前記不純物元素の濃度が、前記第3の不純物
領域に含まれる前記不純物元素の濃度と同じことを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項7】請求項1乃至請求項6のいずれか一項にお
いて、前記画素部は、前記第4の薄膜トランジスタ上に
絶縁層を介して形成された遮光膜と、前記第4の薄膜ト
ランジスタに接続された画素電極と、前記遮光膜と、前
記遮光膜に接する誘電体膜と、該誘電体膜に接する画素
電極とで構成される保持容量とを有し、前記保持容量が
前記第4の薄膜トランジスタに接続していることを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項8】請求項7において、前記遮光膜は、アルミ
ニウム、タンタル、チタンから選ばれた一種または複数
種を主成分とする材料から成り、前記誘電体膜は前記遮
光膜材料の酸化物であることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項9】請求項7において、前記誘電体膜は、窒化
シリコン、酸化シリコン、窒酸化シリコン、DLC、ポ
リイミドから選ばれた材料で形成されていることを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項10】請求項7において、前記絶縁層は、無機
絶縁膜と有機絶縁膜とを有し、前記遮光膜は、有機絶縁
膜に接して形成されていることを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項11】請求項7において、前記絶縁層は、無機
絶縁膜と有機絶縁膜とを有し、前記遮光膜は、無機絶縁
膜に接して形成されていることを特徴とする半導体装
置。 - 【請求項12】請求項1乃至請求項11のいずれか一項
において、前記半導体装置は、携帯電話、ビデオカメ
ラ、モバイルコンピュータ、ヘッドマウントディスプレ
イ、プロジェクター、携帯書籍、デジタルカメラ、カー
ナビゲーション、パーソナルコンピュータから選ばれた
いずれか一つであることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項13】絶縁表面を有する基板上に、複数の島状
半導体層を形成する工程と、前記島状半導体層に接して
ゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜に接
してゲート電極を形成する工程と、一導電型の不純物元
素を前記島状半導体層の選択された領域に添加して第1
の不純物領域と、前記ゲート電極とオーバーラップする
第3の不純物領域とを有する第1の薄膜トランジスタを
形成する工程と、一導電型とは反対の導電型の不純物元
素を前記島状半導体層の選択された領域に添加して第5
の不純物領域を有する第5の薄膜トランジスタを形成す
る工程と、一導電型の不純物元素を前記島状半導体層の
選択された領域に添加して第1の不純物領域と第4の不
純物領域とを有する第4の薄膜トランジスタを形成する
工程とを有することを特徴とする半導体装置の作製方
法。 - 【請求項14】絶縁表面を有する基板上に、複数の島状
半導体層を形成する工程と、前記島状半導体層に接して
ゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜に接
してゲート電極を形成する工程と、一導電型の不純物元
素を前記島状半導体層の選択された領域に添加して第1
の不純物領域と、前記ゲート電極とオーバーラップする
第3の不純物領域とを有する第1の薄膜トランジスタを
形成する工程と、一導電型の不純物元素を前記島状半導
体層の選択された領域に添加して第1の不純物領域と、
前記ゲート電極とオーバーラップする第3の不純物領域
と、前記ゲート電極とオーバーラップしない第2の不純
物領域とを有する第2の薄膜トランジスタを形成する工
程と、一導電型とは反対の導電型の不純物元素を前記島
状半導体層の選択された領域に添加して第5の不純物領
域を有する第5の薄膜トランジスタを形成する工程と、
一導電型の不純物元素を前記島状半導体層の選択された
領域に添加して第1の不純物領域と第4の不純物領域と
を有する第4の薄膜トランジスタを形成する工程とを有
することを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項15】絶縁表面を有する基板上に、複数の島状
半導体層を形成する工程と、前記島状半導体層に接して
ゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜に接
してゲート電極を形成する工程と、一導電型の不純物元
素を前記島状半導体層の選択された領域に添加して第1
の不純物領域と、前記ゲート電極とオーバーラップする
第3の不純物領域とを有する第1の薄膜トランジスタを
形成する工程と、一導電型の不純物元素を前記島状半導
体層の選択された領域に添加して第1の不純物領域と、
前記ゲート電極とオーバーラップしない第2の不純物領
域とを有する第3の薄膜トランジスタを形成する工程
と、一導電型とは反対の導電型の不純物元素を前記島状
半導体層の選択された領域に添加して第5の不純物領域
を有する第5の薄膜トランジスタを形成する工程と、一
導電型の不純物元素を前記島状半導体層の選択された領
域に添加して第1の不純物領域と第4の不純物領域とを
有する第4の薄膜トランジスタを形成する工程とを有す
ることを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項16】絶縁表面を有する基板上に、複数の島状
半導体層を形成する工程と、前記島状半導体層に接して
ゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁膜に接
してゲート電極を形成する工程と、一導電型の不純物元
素を前記島状半導体層の選択された領域に添加して第1
の不純物領域と、前記ゲート電極とオーバーラップする
第3の不純物領域とを有する第1の薄膜トランジスタを
形成する工程と、一導電型の不純物元素を前記島状半導
体層の選択された領域に添加して第1の不純物領域と、
前記ゲート電極とオーバーラップする第3の不純物領域
と、前記ゲート電極とオーバーラップしない第2の不純
物領域とを有する第2の薄膜トランジスタを形成する工
程と、一導電型の不純物元素を前記島状半導体層の選択
された領域に添加して第1の不純物領域と、前記ゲート
電極とオーバーラップしない第2の不純物領域とを有す
る第3の薄膜トランジスタを形成する工程と、一導電型
とは反対の導電型の不純物元素を前記島状半導体層の選
択された領域に添加して第5の不純物領域を有する第5
の薄膜トランジスタを形成する工程と、一導電型の不純
物元素を前記島状半導体層の選択された領域に添加し
て、第1の不純物領域と第4の不純物領域とを有する第
4の薄膜トランジスタを形成する工程とを有することを
特徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項17】請求項13乃至請求項16のいずれか一
項において、前記第3の不純物領域と、前記第4の不純
物領域と、には同一の一導電型の不純物元素が添加さ
れ、前記第4の不純物領域に含まれる前記不純物元素の
濃度が前記第3の不純物領域に含まれる前記不純物元素
の濃度よりも少なく添加することを特徴とする半導体装
置の作製方法。 - 【請求項18】請求項13乃至請求項16のいずれか一
項において、前記第2の不純物領域と、前記第3の不純
物領域と、には同一の一導電型の不純物元素が添加さ
れ、前記第2の不純物領域に含まれる前記不純物元素の
濃度が前記第3の不純物領域に含まれる前記不純物元素
の濃度と同じ濃度で添加することを特徴とする半導体装
置の作製方法。 - 【請求項19】請求項13乃至請求項18のいずれか一
項において、前記第4の薄膜トランジスタ上に絶縁層を
形成する工程と、前記絶縁膜上に遮光膜を形成する工程
と、前記遮光膜に接する誘電体膜を形成する工程と、前
記誘電体膜に接する導電膜を形成する工程とから保持容
量を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項20】請求項19において、前記遮光膜に接す
る誘電体膜を形成する工程が陽極酸化法であることを特
徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項21】請求項19において、前記遮光膜は、ア
ルミニウム、タンタル、チタン、から選ばれた一種また
は複数種を主成分とする材料で形成することを特徴とす
る半導体装置の作製方法。 - 【請求項22】請求項19において、前記絶縁層は、無
機絶縁層と有機絶縁層とから形成され、前記遮光膜は有
機絶縁層に接して形成されることを特徴とする半導体装
置の作製方法。 - 【請求項23】請求項19において、前記絶縁層は、無
機絶縁層と有機絶縁層とから形成され、前記遮光膜は、
無機絶縁層に接して形成されることを特徴とする半導体
装置の作製方法。 - 【請求項24】請求項13乃至請求項23のいずれか一
項において、前記半導体装置は、携帯電話、ビデオカメ
ラ、モバイルコンピュータ、ヘッドマウントディスプレ
イ、プロジェクター、携帯書籍、デジタルカメラ、カー
ナビゲーション、パーソナルコンピュータから選ばれた
一つであることを特徴とする半導体装置の作製方法。
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