JP2000301544A - 微細凹凸模様付合成樹脂型の製作方法 - Google Patents

微細凹凸模様付合成樹脂型の製作方法

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JP2000301544A
JP2000301544A JP11111081A JP11108199A JP2000301544A JP 2000301544 A JP2000301544 A JP 2000301544A JP 11111081 A JP11111081 A JP 11111081A JP 11108199 A JP11108199 A JP 11108199A JP 2000301544 A JP2000301544 A JP 2000301544A
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Toshiharu Harada
敏晴 原田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形面に微細凹凸模様が付いた合成樹脂型
を、高度の熟練を要することなく、少ない工程で簡単か
つ安価に製作することができる方法を提供する。 【解決手段】 シボ模様付合成樹脂型15の製作方法
は、樹脂含浸木よりなるマスターモデル1の表面に銅皮
膜2を形成する工程と、該銅皮膜2にシボ模様3をエッ
チング加工する工程と、該シボ模様3付マスターモデル
1の表面に液状の二液性エポキシ樹脂を流し込んで硬化
させる工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は合成樹脂型に係り、
詳しくは成形面にシボ模様、ステッチ模様、木目模様等
の微細凹凸模様が付いた合成樹脂型の製作方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂型は、製作期間が短いこと、寸
法精度が高いこと等の特徴により、合成樹脂成形品の試
作用又は少量量産用として広く使用されている。特に、
自動車用合成樹脂部品(例えばインストルメントパネ
ル、コンソールボックス、アームレスト等)の分野にお
いては、合成樹脂型が多用されている。
【0003】従来の合成樹脂型は、木等により作製した
マスターモデルの表面にエポキシ樹脂を注型して製作し
ている。その合成樹脂型の成形面は無模様であり、微細
凹凸模様(以下、シボ模様で代表させる)が付けられた
ものはほとんど無かった。なぜなら、合成樹脂は酸等の
薬剤に侵されにくいため、合成樹脂型の成形面に直接シ
ボ模様を加工することは事実上不可能だからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、試作用の合
成樹脂型の場合、本番の量産成形品にはシボ模様が付く
予定であるのに、その合成樹脂型の成形面が無模様であ
ると試作成形品も無模様になり、美感、質感、ボリュー
ム感等の視覚的イメージが予定のものと随分異なってし
まうため、該試作成形品では設計の適否を正確に検討す
ることができない場合があった。そのため、最近はこの
試作用の合成樹脂型に対しても量産成形品に近いシボ模
様付のものが求められるようになってきている。また、
量産用の合成樹脂型の場合、その合成樹脂型の成形面が
無模様であると、当然、成形できる量産成形品は無模様
のものに限定されるため、やはりシボ模様付のものが求
められている。
【0005】そこで、モデルに本皮を貼り付け、該本皮
付モデルの表面にシリコン樹脂を注型して硬化させ、該
シリコン樹脂型に石膏、エポキシ樹脂等を注型してシボ
模様付マスターモデルを作製し、該シボ模様付マスター
モデルの表面にエポキシ樹脂を注型してシボ模様付合成
樹脂型を製作することも考えられる。しかし、モデルに
本皮を貼り付ける作業は、シボ模様合わせが非常に難し
いことから、高度の熟練者でなければ行うことができな
い。また、シボ模様付マスターモデル作製までの工程が
多く、コストが高くなる。
【0006】本発明の目的は、上記問題を解決し、成形
面に微細凹凸模様が付いた合成樹脂型を、高度の熟練を
要することなく、少ない工程で簡単かつ安価に製作する
ことができる方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の微細凹凸模様付合成樹脂型の製作方法は、
非金属材料よりなるマスターモデルの表面に金属皮膜を
形成する工程と、該金属皮膜に微細凹凸模様をエッチン
グ加工する工程と、該微細凹凸模様付マスターモデルの
表面に液状合成樹脂を流し込んで硬化させる工程とを含
む。
【0008】ここで、マスターモデルの「非金属材料」
は、特に限定されず、木、樹脂含浸木、石膏等を例示す
ることができる。また、「金属皮膜」の形成方法は、特
に限定されず、マスターモデルの表面に導電処理を施し
てから電気メッキを行う方法や、無電解メッキ法や、溶
射法等を例示することができる。また、「微細凹凸模
様」の態様は、特に限定されず、シボ模様、ステッチ模
様、木目模様等を例示することができる。
【0009】また、「エッチング加工」は、各種の公知
方法又はその改良方法で行うことができ、次の方法
を例示することができる。 金属皮膜に光硬化性(又は光分解性)レジスト樹脂
を塗布し、その上に微細模様を印刷した透明樹脂フィル
ムを被せ、該フィルムの上から露光を施してレジスト樹
脂を光硬化させ、光硬化した以外の部分(又は光分解し
た部分)のレジスト樹脂を溶解除去し、該金属皮膜をエ
ッチング液でエッチングした後、残っているレジスト樹
脂を金属皮膜から除去する。 透明樹脂フィルムとその片面に微細模様で付着され
た光硬化性レジスト樹脂とを備えた転写シートの該光硬
化性レジスト樹脂側を金属皮膜に貼り付け、該転写シー
トの上から露光を施して光硬化性レジスト樹脂を光硬化
させるとともに金属皮膜に接着させ、該透明樹脂フィル
ムを剥がして光硬化性レジスト樹脂を金属皮膜に残し、
該金属皮膜をエッチング液でエッチングした後、該光硬
化性レジスト樹脂を金属皮膜から除去する。
【0010】また、「液状合成樹脂」としては、二液性
エポキシ樹脂、アクリル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂
等を例示することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1に示すような
シボ模様付合成樹脂型15の製作方法として具体化した
実施形態例について、図2〜図5を参照し、次の工程
(1)〜(4)の順に説明する。
【0012】(1)まず、図2(a)に示すように表面
が無模様のマスターモデル1を製作する。本実施例で
は、このマスターモデル1を、樹脂含浸木を機械加工し
て作製した。
【0013】(2)図2(b)に示すように、上記マス
ターモデル1の表面に銀鏡反応又は銀粉塗布により導電
処理を施した後、該表面に電気メッキ法により銅皮膜2
を形成する。この銅皮膜2の厚さは後でエッチング加工
するシボ模様の深さによって異なり、例えば深さ100
μmのシボ模様を加工したい場合には、銅皮膜2の厚さ
を150μmとする。
【0014】(3)次に、図2(c)及び図3(e)に
示すように、上記銅皮膜2に凸部3aと凹部3bとを有
するシボ模様3をエッチング加工する。本実施例では、
このエッチング加工を次の手順〜で行った。
【0015】 銅皮膜2の表面を脱脂、洗浄等して前
処理する。 図3(a)に示すように、銅皮膜2に転写シート4
を貼り付ける。この転写シート4は、透明樹脂フィルム
5とその片面にシボ模様で付着された光硬化性レジスト
樹脂6とを備えたもので、さらに、不使用時には光硬化
性レジスト樹脂6に剥離フィルム7が添設されている。
転写シート4から剥離フィルム7を剥がし、図3(b)
に示すように、光硬化性レジスト樹脂6側を銅皮膜2に
押し当てれば、光硬化性レジスト樹脂6の有する粘着性
によって容易に貼り付けることができる。 図3(b)にジグザグの矢印で示すように、転写シ
ート4の上から露光(本実施形態では紫外線ランプを使
用したが、これに限定されない。)を施すと、透明樹脂
フィルム5を通過した光により、光硬化性レジスト樹脂
6は硬化するとともに銅皮膜2に強く接着する。
【0016】 図3(c)に示すように、透明樹脂フ
ィルム5を剥がすと、光硬化性レジスト樹脂6は銅皮膜
2に奇麗に残る。 図3(d)に示すように、銅皮膜2にエッチング液
を(本実施形態では塩化第二鉄溶液であるが、これに限
定されず、塩化第二銅溶液等でもよい。)を接触させ、
光硬化性レジスト樹脂6間に露出している銅皮膜2(す
なわちシボ模様3の凹部3bとなるべき所)をエッチン
グ液でエッチングし、シボ模様3を形成する。エッチン
グ条件は、適宜決定できる。 図3(e)に示すように、光硬化性レジスト樹脂を
溶解、洗浄等の公知の方法で銅皮膜2から除去する。 必要に応じて、シボ模様3の凸部3aの角を丸味が
付くようにエッチング液でエッチングして仕上げる(図
示略)。
【0017】以上のエッチング加工により、図2(c)
及び図3(e)に示すようなシボ模様3付マスターモデ
ル1が得られた。このエッチング加工は、前述した本皮
の貼り付けと比べて簡単であり、高度の熟練を要しな
い。また、少ない工程で安価に作製することができる。
特に、光硬化性レジスト樹脂6が付いた転写シート4の
使用により、レジスト樹脂を塗布する工程が要らないた
め、手間がかからない。なお、上記手順〜を2回以
上繰り返すことにより、シボ模様3を深くしたり段付き
にしたりすることもできる。
【0018】(4)図4(a)に示すように、シボ模様
3付マスターモデル1の表面に離型剤を塗布し、該表面
に対し所定の空隙を隔てて対峙する面を有する補強用バ
ッキング材10をセットする。補強用バッキング材10
は、亜鉛合金、アルミニウム合金等により形成したもの
を例示することができる。11は見切り形成部材、12
はシール材である。前記空隙に液状の二液性エポキシ樹
脂13(アルミニウム粉等を混合してもよい。)を流し
込んで硬化させ、シボ模様付合成樹脂型15を得た。図
4(b)に示すように、シボ模様付合成樹脂型15をマ
スターモデル1及び見切り形成部材11から剥離させ、
図1に示すような補強用バッキング材10付のシボ模様
付合成樹脂型15が完成した。
【0019】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変
更して具体化することもできる。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る微細凹凸模様付合成樹脂型
の製作方法によれば、成形面に微細凹凸模様が付いた合
成樹脂型を、高度の熟練を要することなく、少ない工程
で簡単かつ安価に製作することができるという優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態で製作したシボ模様付合成樹
脂型の斜視図である。
【図2】同シボ模様付合成樹脂型の製作に使用するマス
ターモデルを示し、(a)は無模様のマスターモデルの
断面図、(b)は銅皮膜を形成したマスターモデルの断
面図、(c)は銅皮膜にシボ模様をエッチング加工した
マスターモデルの断面図である。
【図3】(a)〜(e)は同エッチング加工の手順を説
明する部分拡大断面図である。
【図4】(a)は同シボ模様付マスターモデルを使用し
てシボ模様付合成樹脂型を注型するときの断面図、
(b)は同シボ模様付マスターモデルから剥がしたシボ
模様付合成樹脂型の断面図である。
【符号の説明】
1 マスターモデル 2 銅皮膜 3 シボ模様 3a 凸部 3b 凹部 4 転写シート 5 透明樹脂フィルム 6 光硬化性レジスト樹脂 7 剥離フィルム 10 補強用バッキング材 11 見切り形成部材 13 二液性エポキシ樹脂 15 シボ模様付合成樹脂型

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非金属材料よりなるマスターモデルの表
    面に金属皮膜を形成する工程と、該金属皮膜に微細凹凸
    模様をエッチング加工する工程と、該微細凹凸模様付マ
    スターモデルの表面に液状合成樹脂を流し込んで硬化さ
    せる工程とを含む微細凹凸模様付合成樹脂型の製作方
    法。
JP11111081A 1999-04-19 1999-04-19 微細凹凸模様付合成樹脂型の製作方法 Pending JP2000301544A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003016013A1 (fr) * 2001-07-30 2003-02-27 Tanazawa Hakkosha Co., Ltd. Moule revetu de resine et procede de production de celui-ci
CN104552678A (zh) * 2014-12-29 2015-04-29 模德模具(东莞)有限公司 一种注塑模具缝线纹纹理的制作工艺
JP2019195944A (ja) * 2018-05-10 2019-11-14 トヨタ紡織株式会社 成形型、乗物用内装材の製造方法及び成形型の製造方法

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