JP2000302996A - 反応性染料、その製造方法およびその使用 - Google Patents

反応性染料、その製造方法およびその使用

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JP2000302996A
JP2000302996A JP2000092874A JP2000092874A JP2000302996A JP 2000302996 A JP2000302996 A JP 2000302996A JP 2000092874 A JP2000092874 A JP 2000092874A JP 2000092874 A JP2000092874 A JP 2000092874A JP 2000302996 A JP2000302996 A JP 2000302996A
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Athanassios Tzikas
ツィカス アタナシオス
Rolf Deitz
ダイツ ロルフ
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Ciba Spezialitaetenchemie Holding AG
Ciba SC Holding AG
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 固着収率および繊維−染料間結合の安定性に
優れ、固着していない染料が容易に洗浄除去され、かつ
染色が耐光性など全般的な良好な堅牢度特性を示す反応
性染料を提供する。 【解決手段】 式(1): (式中、Rは、水素、または非置換もしくは置換C1
4アルキルか、あるいは式(3): の基を表す)で示される反応性染料(例えば式(10
1)で表される化合物である。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な反応性染
料、その製造方法、および繊維材料の染色または捺染の
ためのその使用に関する。
【0002】
【従来の技術】反応性染料による染色の実施によって、
最近、染色の品質および染色法の経済性に対して、より
一層の厳しい要求が生じた。このため、改良された特
性、とりわけ応用特性を備えた新規な反応性染料への要
求が、依然として存在している。
【0003】今日では、染色は、十分な直接染色性を有
し、同時に固着していない染料については、良好な洗浄
除去性を有する反応性染料を必要としている。それに加
えて、該染料は、良好な染色収率および高い反応性を有
していなければならず、また特に高度の固着性を有する
染色を与えなければならない。先行技術の染料は、すべ
ての点でこれらの要求を満たしてはいない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
その目的として、繊維材料の染色および捺染のために、
新規な改良された、そして前述の品質を高度に備えた反
応性染料を提供するものである。該新規な染料は、特に
優れた固着収率および繊維−染料間結合のより優れた安
定性を特色とし、そのうえ、固着していない染料が容易
に洗浄除去されるという性質を有していなければならな
い。これらの染料はまた、全般的な良好な堅牢度特性、
たとえば耐光堅牢度および湿潤堅牢度を有する染色物を
生成するものでなければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的が、以下に定
義する新規な反応性染料によって、実質的に達成される
ことを見出した。
【0006】すなわち本発明は、式(1):
【0007】
【化13】
【0008】(式中、Aは、非置換か、あるいはハロゲ
ン、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、カルボキ
シ、スルホまたは式(2a)、(2b)、(2c)、
(2d)もしくは(2e): −SO2−Y (2a) −NH−CO−(CH2)l−SO2−Y (2b) −CONH−(CH2)m−SO2−Y (2c) −NH−CO−CH(Hal)−CH2Hal (2d) −NH−CO−C(Hal)=CH2 (2e) の繊維反応性基によって置換された、フェニルまたはナ
フチルであり;Bは、脂肪族の結合基であり;Dは、ベ
ンゼン系列またはナフタレン系列のジアゾ成分の基であ
り;R1は、水素、または非置換もしくは置換C1〜C4
アルキルであり;R2は、水素、シアノ、カルバモイル
またはスルホメチルであり;R3は、水素またはC1〜C
4アルキルであり;Rは、水素、または非置換もしくは
置換C1〜C4アルキルであるか、あるいは式(3):
【0009】
【化14】
【0010】(式中、B、D、R2およびR3は、前述の
意味を有する)の基に相当し;X1は、ハロゲン、ヒド
ロキシ、C1〜C4アルコキシか、非置換もしくは置換
の、C1〜C4アルキルチオまたはアミノであるか、ある
いは追加のヘテロ原子を含有してもよいN−ヘテロ環で
あり;Halは、クロロまたはブロモであり;Yは、ビ
ニルまたは−CH2−CH2−U基であって、Uは、アル
カリで除去可能な基であり、そしてlおよびmは、互い
に独立に2、3または4の数であり、ただし、Rがβ−
ヒドロキシエチルまたはβ−スルファトエチルであっ
て、R 1がC1〜C4アルキルである場合には、Aおよび
Dは、同時には式(2a)の基によって置換されたフェ
ニル基ではない)の反応性染料に関する。
【0011】
【発明の実施の形態】式(1)の新規な染料は、繊維反
応性である。繊維反応性化合物とは、セルロースのヒド
ロキシ基、羊毛や絹のアミノ、カルボキシ、ヒドロキシ
もしくはチオール基、または合成ポリアミドのアミノ基
と、そして場合によってはカルボキシ基と反応して、共
有化学結合を形成できる化合物を意味すると、理解すべ
きである。
【0012】式(1)の新規な反応性染料では、Aおよ
びD基の少なくとも1個が、繊維反応性基を有するか、
またはX1が、ハロゲンである。
【0013】式(1)の染料は、遊離酸の形か、または
好ましくはその塩の形で、スルホ基を少なくとも1個、
好ましくは2〜6個、より好ましくは2〜4個含有す
る。適切な塩は、たとえば、アルカリ金属塩、アルカリ
土類金属塩もしくはアンモニウム塩、有機アミン塩、ま
たはそれらの混合物である。挙げるべき例は、ナトリウ
ム、リチウム、カリウムもしくはアンモニウム塩、モノ
−、ジ−もしくはトリエタノールアミン塩、またはNa
/Li−もしくはNa/Li/NH4の混合塩である。
【0014】非置換または置換されたC1〜C4アルキル
であると定義されたRおよびR1は、非置換か、または
たとえばヒドロキシ、スルホ、スルファト、カルボキ
シ、シアノ、ハロゲン、C1〜C4アルコキシカルボニル
もしくはカルバモイルにより、好ましくはヒドロキシ、
スルホ、スルファトもしくはカルボキシによって置換さ
れたメチル、エチル、n−もしくはイソプロピル、また
はn−、s−、t−もしくはイソブチルであってよい。
【0015】Rは、好ましくは水素、非置換もしくはヒ
ドロキシ置換のC1〜C4アルキルであるか、または式
(3)の基であり、特に好ましくは、水素、メチル、エ
チルもしくはβ−ヒドロキシエチルか、または基
(3)、そして特に非常に好ましくは水素か、または基
(3)であって、式中のB、D、R2およびR3が、前述
の意味を有するものである。本発明のとりわけ好ましい
実施態様では、Rが、式(3)の基である。
【0016】R1は、好ましくは水素またはC1〜C4
ルキルであり、特に好ましくは水素、メチルまたはエチ
ルで、非常に特に好ましくは水素である。
【0017】R2は、好ましくはカルバモイルまたはス
ルホメチルであり、より好ましくはカルバモイルであ
る。
【0018】C1〜C4アルキルと定義されたR3は、た
とえば、メチル、エチル、n−もしくはイソプロピル、
またはn−、s−、t−もしくはイソブチルであり、好
ましくはメチルまたはエチルである。
【0019】R3は、好ましくはメチルまたはエチル、
より好ましくはメチルである。
【0020】R2は、好ましくはカルバモイルまたはス
ルホメチル、より好ましくはカルバモイルであり、R3
は、C1〜C4アルキル、より好ましくはメチルである。
【0021】脂肪族結合基Bは、たとえば、直鎖状また
は分枝状のC2〜C12アルキレンであって、非置換か、
またはヒドロキシ、C1〜C4アルコキシ、スルファトも
しくはスルホによって置換されたもの、および/あるい
は−O−もしくは−NR4−(式中、R4は水素またはC
1〜C4アルキルであり、好ましくは水素、メチルまたは
エチル、特に好ましくは水素である)によって1〜数回
中断されたものである。Bは、好ましくは直鎖状または
分枝状のC2〜C6アルキレンであって、非置換か、また
はヒドロキシ、スルホもしくはスルファトによって置換
されたものであり、そして特に好ましくは、非置換の直
鎖状もしくは分枝状のC2〜C6アルキレンである。特に
好ましい結合基Bの例は、1,2−エチレン、1,3−
プロピレン、2−ヒドロキシ−1,3−プロピレン、
1,4−ブチレン、2−メチル−1,5−ペンチレンお
よび1,6−ヘキシレンであり、特に好ましくは1,2
−プロピレンおよび1,2−エチレン、そして非常に特
に好ましくは1,2−エチレンである。
【0022】ハロゲンと定義されたX1は、たとえばフ
ルオロ、クロロまたはブロモである。
【0023】C1〜C4アルコキシと定義されたX1は、
たとえばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプ
ロポキシ、n−ブトキシまたはイソブトキシが適してお
り、好ましくはメトキシまたはエトキシ、そして特に好
ましくはメトキシである。
【0024】C1〜C4アルキルチオと定義されたX
1は、たとえばメチルチオ、エチルチオ、n−プロピル
チオ、イソピロピルチオまたはn−ブチルチオであり、
好ましくはエチルチオまたはn−プロピルチオである。
記載された基は、非置換か、またはアルキル部分でヒド
ロキシ、カルボキシまたはスルホによって置換されてい
るものである。置換されている基の方が好ましい。
【0025】非置換または置換アミノと定義されたX1
は、非置換またはN原子のところで置換されているアミ
ノであり、たとえば以下のような基である。非置換の
基、およびアルキル部分が、たとえばC1〜C4アルコキ
シ、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホまたはスルファト
によって置換されている基の両方を包含する、N−モノ
−またはN,N−ジ−C1〜C4アルキルアミノであり;
アルキル部分が置換されている基が好ましい;非置換の
基、およびシクロアルキル環で、たとえばC1〜C4アル
キル、好ましくはメチルによって置換されている基の両
方を包含する、C5〜C7シクロアルキルアミノであり;
このような基のうち、相当するシクロヘキシル基が好ま
しい;非置換の基、およびフェニル環で、たとえばC1
〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、カル
ボキシまたはスルホによって置換されている基の両方を
包含するフェニルアミノまたはN−C1〜C4アルキル−
N−フェニルアミノであり;非置換のもの、またはフェ
ニル環でスルホ置換されているものが好ましい。
【0026】追加のヘテロ原子を含有してもよいN−ヘ
テロ環と定義されたX1は、たとえばモルホリノまたは
ピペリジン−1−イルが好適である。
【0027】X1は、好ましくはフルオロまたはクロロ
である。
【0028】アルカリで除去可能なU基は、たとえば、
−Cl、−Br、−F−、OSO3H、−SSO3H、−
OCOCH3、−OPO32、−OCOC65、−OS
2−C1〜C4アルキルまたは−OSO2−N(C1〜C4
アルキル)2が適している。Uは、好ましくは式−Cl、
−OSO3H、−SSO3H、−OCOCH3、−OCO
65または−OPO32の基、より好ましくは−Cl
または−OSO3Hであり、そして特に好ましくは−O
SO3Hである。
【0029】適切なY基の例は、対応して、ビニル、β
−ブロモ−またはβ−クロロエチル、β−アセトキシエ
チル、β−ベンゾイルオキシエチル、β−ホスファトエ
チル、β−スルファトエチルおよびβ−チオスルファト
エチルである。Yは、好ましくはビニル、β−クロロエ
チルまたはβ−スルファトエチルであり、そしてより好
ましくはビニルまたはβ−スルファトエチルである。
【0030】Halは、好ましくはブロモである。
【0031】lおよびmは、それぞれ互いに独立に、好
ましくは2または3の数である。
【0032】特に好ましくは、lが3で、mが2の数で
ある。
【0033】染料に通常用いられる置換基が、Dに適し
ている。以下の例を挙げることができる。C1〜C4アル
キル、すなわちメチル、エチル、n−もしくはイソプロ
ピル、またはn−、イソ−、s−もしくはt−ブチル;
1〜C4アルコキシ、すなわちメトキシ、エトキシ、n
−もしくはイソプロポキシ、またはn−、イソ−、s−
もしくはt−ブトキシ;ヒドロキシC1〜C4アルコキ
シ;フェノキシ;非置換か、またはアルキル部分でヒド
ロキシもしくはC1〜C4アルコキシにより置換されたC
2〜C6アルカノイルアミノ、たとえばアセチルアミノ、
ヒドロキシアセチルアミノ、メトキシアセチルアミノま
たはプロピオニルアミノ;非置換か、またはフェニル部
分でヒドロキシ、スルホ、ハロゲン、C1〜C4アルキル
またはC1〜C4アルコキシにより置換されたベンゾイル
アミノ;非置換か、またはアルキル部分でヒドロキシ、
1〜C4アルキルもしくはC1〜C4アルコキシにより置
換されたC1〜C6アルコキシカルボニルアミノ;非置換
か、またはフェニル部分でヒドロキシ、C1〜C4アルキ
ルもしくはC1〜C4アルコキシにより置換されたフェノ
キシカルボニルアミノ;非置換か、またはアルキル部分
でヒドロキシ、C1〜C4アルコキシ、カルボキシ、シア
ノ、ハロゲン、スルホ、スルファト、フェニルもしくは
スルホフェニルにより置換された、N−C1〜C4アルキ
ル−またはN,N−ジC1〜C4アルキルアミノ、たとえ
ばメチルアミノ、エチルアミノ、N,N−ジメチルアミ
ノ、N,N−ジエチルアミノ、β−シアノエチルアミ
ノ、β−ヒドロキシエチルアミノ、N,N−ジβ−ヒド
ロキシエチルアミノ、β−スルホエチルアミノ、γ−ス
ルホ−n−プロピルアミノ、β−スルファトエチルアミ
ノ、N−(3−スルホベンジル)アミノ、N−エチル−
N−(3−スルホベンジル)アミノ、N−(β−スルホ
エチル)−N−ベンジルアミノ;シクロヘキシルアミ
ノ;非置換か、またはフェニル部分でニトロ、C1〜C4
アルキル、C1〜C4アルコキシ、カルボキシ、ハロゲン
またはスルホにより置換されたN−フェニルアミノまた
はN−C1〜C4アルキル−N−フェニルアミノ;C1
4アルコキシカルボニル、たとえばメトキシ−または
エトキシ−カルボニル;トリフルオロメチル;ニトロ;
シアノ;ハロゲン、一般にはすなわち、たとえばフルオ
ロ、ブロモまたは好ましくはクロロ;ウレイド;ヒドロ
キシ;カルボキシ;スルホ;スルホメチル;カルバモイ
ル;N−C1〜C4アルキルカルバモイル、たとえばN−
メチルカルバモイルまたはN−エチルカルバモイル;カ
ルバミド;スルファモイル;N−C1〜C4アルキルスル
ファモイル、たとえばN−メチルスルファモイルまたは
N−エチルスルファモイル;非置換か、またはフェニル
部分でスルホもしくはカルボキシにより置換されたN−
フェニルスルファモイルまたはN−C1〜C4アルキル−
N−フェニルスルファモイル;C1〜C4アルキルスルホ
ニル、たとえばメチル−またはエチル−スルホニルであ
る。
【0034】Dに適した置換基は、また繊維反応性基で
もある。
【0035】Dに適した繊維反応性基は、たとえば式
(2a)、(2b)、(2c)、(2d)または(2
e)の基であって、式中のY、Hal、lおよびmは、
前述の意味および好ましい意味を有しているものか、ま
たは式(2f)もしくは(2g):
【0036】
【化15】
【0037】(式中、X2は、ハロゲン、3−カルボキ
シピリジン−1−イルまたは3−カルバモイルピリジン
−1−イルであり;T1は、それぞれ互いに独立に、
2、すなわち非繊維反応性であるか、または式(4
a)、(4b)、(4c)、(4d)もしくは(4
e): −NH−(CH2)2-3−SO2Y (4a) −NH−(CH2)2-3−O−(CH2)2-3−SO2Y (4b) −NH−アリーレン−SO2−Y (4c) −NH−アリーレン−CO−NH−(CH2)2-3SO2−Y (4d) −NH−アリーレン−NH−CO−Y1 (4e) (式中、Yは、前述の意味および好ましい意味を有し;
1は、−CH(Hal)−CH2Halまたは−C(H
al)=CH2の基であって、Halが前述の意味およ
び好ましい意味を有する)の繊維反応性基である置換基
の意味を有し;R5は、水素またはC1〜C4アルキルで
あり;アリーレンは、非置換か、またはスルホ、カルボ
キシ、C1〜C4アルキル、C 1〜C4アルコキシもしくは
ハロゲンにより置換されたフェニレンまたはナフチレン
基であり;T2は、水素、シアノまたはハロゲンであ
り;X3は、ハロゲンまたはC1〜C4アルキルスルホニ
ルであり;X4は、ハロゲンまたはC1〜C4アルキルで
ある)の基である。
【0038】C1〜C4アルキルと定義されたR5は、た
とえば、メチル、エチル、n−もしくはイソプロピル、
またはn−、イソ−もしくはt−ブチルである。
【0039】R5は、好ましくは水素、メチルまたはエ
チルであり、そして特に好ましくは水素である。
【0040】非反応性置換基と定義されたT1は、たと
えば、ヒドロキシ;C1〜C4アルコキシ;非置換か、ま
たはヒドロキシ、カルボキシもしくはスルホにより置換
されたC1〜C4アルキルチオ;アミノ;アルキルがさら
に、たとえばスルホ、スルファト、ヒドロキシ、カルボ
キシまたはフェニル、好ましくはスルホまたはヒドロキ
シにより置換されていてよい、そして−O−基により中
断されていてよいC1〜C8アルキルによって、1または
2置換されているアミノ;シクロヘキシルアミノ;モル
ホリノ;あるいはフェニルまたはナフチルが、非置換
か、またはたとえばC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコ
キシ、カルボキシ、スルホもしくはハロゲンにより置換
されている、N−C1〜C4アルキル−N−フェニルアミ
ノまたはフェニルアミノもしくはナフチルアミノであっ
てよい。
【0041】適切な非反応性置換基T1の例は、アミ
ノ、メチルアミノ、エチルアミノ、β−ヒドロキシエチ
ルアミノ、N,N−ジβ−ヒドロキシエチルアミノ、β
−スルホエチルアミノ、シクロヘキシルアミノ、モルホ
リノ、2−、3−または4−クロロフェニルアミノ、2
−、3−または4−メチルフェニルアミノ、2−、3−
または4−メトキシフェニルアミノ、2−、3−または
4−スルホフェニルアミノ、ジスルホフェニルアミノ、
2−、3−または4−カルボキシフェニルアミノ、1−
または2−ナフチルアミノ、1−スルホ−2−ナフチル
アミノ、4,8−ジスルホ−2−ナフチルアミノ、N−
エチル−N−フェニルアミノ、N−メチル−N−フェニ
ルアミノ、メトキシ、エトキシ、n−またはイソプロポ
キシおよびヒドロキシである。
【0042】非繊維反応性の基として、T1は、好まし
くは、C1〜C4アルコキシ;非置換か、またはヒドロキ
シ、カルボキシもしくはスルホにより置換されたC1
4アルキルチオ;ヒドロキシ;アミノ;非置換か、ま
たはアルキル部分でヒドロキシ、スルファトもしくはス
ルホにより置換された、N−モノ−またはN,N−ジ−
1〜C4アルキルアミノ;モルホリノ;非置換か、また
はフェニル環でスルホ、カルボキシ、アセチルアミノ、
クロロ、メチルもしくはメトキシで置換され、アルキル
が非置換か、あるいはヒドロキシ、スルホもしくはスル
ファト、または、非置換か、もしくは1〜3個のスルホ
基により置換されているナフチルアミノによって置換さ
れた、フェニルアミノまたはN−C1〜C4アルキル−N
−フェニルアミノである。
【0043】特に好ましい繊維非反応性のT1基は、ア
ミノ、N−メチルアミノ、N−エチルアミノ、N−β−
ヒドロキシエチルアミノ、N−メチル−N−β−ヒドロ
キシエチルアミノ、N−エチル−N−β−ヒドロキシエ
チルアミノ、N,N−ジβ−ヒドロキシエチルアミノ、
モルホリノ、2−、3−もしくは4−カルボキシフェニ
ルアミノ、2−、3−もしくは4−スルホフェニルアミ
ノまたはN−C1〜C4アルキル−N−フェニルアミノで
ある。
【0044】ハロゲンと定義されたX2は、たとえば、
フルオロ、クロロまたはブロモであり、そして好ましく
はクロロまたはフルオロである。
【0045】アリーレンは、好ましくはフェニレン基、
特に好ましくは非置換か、またはたとえばスルホ、メチ
ルもしくはメトキシにより置換された1,3−または
1,4−フェニレン基である。
【0046】ハロゲンと定義されたT2、X3およびX4
は、たとえば、フルオロ、クロロまたはブロモであり、
好ましくはクロロまたはフルオロである。
【0047】C1〜C4アルキルスルホニルと定義された
3は、たとえば、エチルスルホニルまたはメチルスル
ホニルであり、好ましくはメチルスルホニルである。
【0048】C1〜C4アルキルと定義されたX4は、た
とえば、メチル、エチル、n−もしくはイソプロピル、
またはn−、イソ−もしくはt−ブチルであり、好まし
くはメチルである。
【0049】X3およびX4は、好ましくは、それぞれ互
いに独立にクロロまたはフルオロである。
【0050】T2は、好ましくはシアノまたはクロロで
ある。
【0051】式(4a)および(4b)の基の場合、Y
は、好ましくはβ−クロロエチルである。式(4c)お
よび(4d)の基の場合、Yは、好ましくはビニルまた
はβ−スルファトエチルである。
【0052】適した繊維反応性基Dは、好ましくは式
(2a)、(2b)、(2c)、(2d)、(2e)、
(2f)または(2g)(式中のYは、ビニル、β−ク
ロロエチルまたはβ−スルファトエチルであり;Hal
は、ブロモであり;lおよびmは、それぞれ互いに独立
に2または3の数であり;R5は、水素であり;X2、X
3およびX4は、それぞれ互いに独立にクロロまたはフル
オロであり;そしてT1は、式(4c′)または(4
d′):
【0053】
【化16】
【0054】(式中、Yは、ビニルまたはβ−スルファ
トエチルであり;そしてT2は、シアノまたはクロロで
ある)、好ましくは(4c′)の繊維反応性基である)
の基である。
【0055】これらの新規な反応性染料では、そのAお
よびD基の少なくとも1個が、繊維反応性基を含有して
いるものが好ましい。
【0056】Dは、好ましくはフェニルまたはナフチル
基であって、染料に通常使用されている置換基により、
好ましくはC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハ
ロゲン、スルホ、ニトロ、カルボキシまたは式(2
a)、(2b)、(2c)、(2d)、(2e)、(2
f)もしくは(2g)の繊維反応性基により、さらに置
換されていてもよく、そしてここに記載の繊維反応性基
には、前述の意味および好ましい意味が適用される。
【0057】Dが1個以上の非反応性置換基を有してい
る場合は、Dは、好ましくはスルホ、C1〜C4アルキ
ル、C1〜C4アルコキシまたはハロゲンであり、そして
特に好ましくはスルホ、メチルまたはメトキシである。
【0058】非置換か、または置換された、ベンゼン系
列またはナフタレン系列のジアゾ成分の基であると定義
されたDは、モノアゾ基、たとえば式(5)または
(6): −D*−N=N−K* (5) D*−N=N−K**− (6) (式中、D*は、ベンゼン系列またはナフタレン系列の
ジアゾ成分の基であり、K*は、ベンゼン、ナフタレ
ン、ピラゾロン、6−ヒドロキシピリドン−2またはア
セト酢酸アリールアミド系列のカップリング成分の基で
あり、そしてK**は、ベンゼン系列またはナフタレン系
列のカップリング成分の基であり、ここでD *、K*およ
びK**は、染料に通常使用される置換基を有していても
よい)の基、好ましくは式(6)の基をも包含する。
【0059】非繊維反応性のD*、K*およびK**に適し
た置換基は、好ましくは、ヒドロキシ、C1〜C4アルコ
キシ、スルホまたはスルファトによりさらに置換されて
もよいC1〜C4アルキルまたはC1〜C4アルコキシ;ハ
ロゲン、カルボキシ、スルホ、ニトロ、シアノ、トリフ
ルオロメチル、スルファモイル、カルバモイル、アミ
ノ、ウレイド、ヒドロキシ、スルホメチル、C2〜C4
ルカノイルアミノ、C1〜C4アルキルスルホニルアミ
ノ;非置換か、またはフェニル環でC1〜C4アルキル、
1〜C4アルコキシ、ハロゲンまたはスルホ、または非
置換もしくはC1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、
ハロゲン、カルボキシもしくはスルホにより置換された
フェニルによって置換されたベンゾイルアミノである。
【0060】D*、K*およびK**に適した繊維反応性置
換基は、好ましくは式(2a)、(2c)、(2d)、
(2e)または(2f)、好ましくは(2a)の基であ
り、そしてここに挙げられた基には、前述の意味および
好ましい意味が適用される。
【0061】式(5)または(6)のモノアゾ基は、好
ましくはスルホ基を少なくとも1個含有する。
【0062】式(6)の好ましいモノアゾ基Dは、式
(6a)、(6b)、(6c)、(6d):
【0063】
【化17】
【0064】(式中、(R6)0-3は、C1〜C4アルキ
ル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲン、カルボキシおよび
スルホ基からなる群より選ばれる同一または異なる0〜
3個の置換基であり;そしてZ1は、式(2a)、(2
c)、(2d)、(2e)または(2f)、好ましくは
(2a)、(2c)、(2d)または(2e)、特に好
ましくは(2a)の繊維反応性基であって、そしてここ
に挙げられた繊維反応性基には、前述の意味および好ま
しい意味が適用される)、(6e)、(6f)、(6
g)、(6h)、(6i)または(6j):
【0065】
【化18】
【0066】(式中、(R6)0-3は、前述の意味を有
し;(R7)0-3は、ハロゲン、ニトロ、シアノ、トリフ
ルオロメチル、スルファモイル、カルバモイル、C1
4アルキル、非置換か、またはヒドロキシ、スルファ
トもしくはC1〜C4アルコキシにより置換されたC1
4アルコキシ、アミノ、C2〜C4アルカノイルアミ
ノ、ウレイド、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホメチ
ル、C1〜C4アルキルスルホニルアミノおよびスルホか
らなる群より選ばれる同一または異なる0〜3個の置換
基であり;そしてZ1は、前述の意味および好ましい意
味を有する)の基に相当する。
【0067】式(6a)、(6b)、(6e)および
(6f)の基のナフチル環上の数字は、可能な結合位置
を表す。
【0068】式(6)の特に好ましいモノアゾ基Dは、
式(6a)、(6b)、(6c)、(6d)、または
(6j)、とりわけ(6j)に相当し、(R6)0-3
(R7)0-3およびZ1には、前述の意味が適用される。
【0069】式(6)の特に非常に好ましいモノアゾ基
Dは、式(6j′):
【0070】
【化19】
【0071】(式中、Z1は、式(2a)の基で、式中
のYは、ビニルまたはβ−スルファトエチルのものでよ
く;(R6)0-2は、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコ
キシ、ハロゲン、カルボキシおよびスルホ基、好ましく
はメチル、メトキシまたはスルホからの、同一または異
なる0〜2個の置換基であり;R7は、水素、スルホ、
または非置換もしくはアルキル部分でヒドロキシもしく
はスルファトにより置換されたC1〜C4アルコキシであ
り;そしてR7′は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C
4アルコキシ、C2〜C4アルカノイルアミノまたはウレ
イドである)の基に相当する。
【0072】Dは、好ましくは式(7):
【0073】
【化20】
【0074】(式中、(R8)0-3は、ハロゲン、C1〜C
4アルキル、C1〜C4アルコキシ、カルボキシおよびス
ルホからなる群より選ばれる同一または異なる0〜3個
の置換基であり;Z2は、式(2a)、(2b)、(2
c)、(2d)、(2e)、(2f)または(2g)、
(式中、Yは、ビニル、β−クロロエチルまたはβ−ス
ルファトエチルでよく;Halは、ブロモであり;lお
よびmは、それぞれ互いに独立に2または3の数であ
り;R5は、水素であり;そしてX2、X3およびX4は、
それぞれ互いに独立にクロロまたはフルオロであり;T
1は、式(4c′)または(4d′):
【0075】
【化21】
【0076】(式中、Yは、ビニルまたはβ−スルファ
トエチルである)、好ましくは(4c′)の繊維反応性
基であり;そしてT2は、シアノまたはクロロである)
の基)の基;または式(6j′)(式中、(R6)0-2
7、R7′およびZ1が、式(6j′)で示された意味
および好ましい意味を有する)のモノアゾ基に相当す
る。
【0077】Dは、特に好ましくは、式(7a)、(7
b)、(7c)、(7d)または(7e):
【0078】
【化22】
【0079】(式中、(R8)0-2は、ハロゲン、C1〜C
4アルキル、C1〜C4アルコキシおよびスルホ基、好ま
しくはメチル、メトキシおよびスルホから選ばれた同一
または異なる0〜2個の置換基であり;Y1は、−CH
(Br)−CH2−Brまたは−C(Br)=CH2基で
あり;Yは、ビニル、β−クロロエチルまたはβ−スル
ファトエチルであり、好ましくはビニルまたはβ−スル
ファトエチルであり;そしてmは、2または3、好まし
くは2の数である)の基である。
【0080】式(7a)、(7c)、(7d)および
(7e)の基の中の数字は、繊維反応性基の可能な結合
位置を表す。
【0081】Dは、好ましくは式(7a)、(7b)ま
たは(7e)の基である。
【0082】適切なA基は、たとえば、式(7)(式
中、(R8)0-3が前述の意味を有し、そしてZ2が、式
(2a)、(2b)、(2c)、(2d)または(2
e)の基であり;Y、Hal、lおよびmに前述の意味
および好ましい意味が適用される)の基であって;好ま
しくは式(7a)、(7b)、(7c)または(7
d)、特に(7a)または(7b)(式中の
(R8)0-2、Y、Y1およびmが、式(7a)、(7
b)、(7c)および(7d)に記載されている意味お
よび好ましい意味を有する)の基に相当する。
【0083】適切なA基で、繊維反応性基を含有してい
ないものは、たとえば、以下の基である。すなわち、2
−、3−もしくは4−スルホフェニル、2,4−ジスル
ホフェニル、2,5−ジスルホフェニル、1,5−ジス
ルホナフト−2−イルまたは1,6−ジスルホナフト−
2−イルであり、好ましくは2,5−ジスルホフェニル
である。
【0084】Aは、好ましくは、メチル、メトキシ、ス
ルホ、およびYがビニルまたはβ−スルファトエチルで
ある式(2a)の繊維反応性基から選ばれる、同一また
は異なる置換基の1〜2個によって置換されたフェニル
基である。
【0085】Aは、特に好ましくは、2,5−ジスルホ
フェニルまたは4−(β−スルファトエチルスルホニ
ル)フェニルである。
【0086】本発明の好ましい実施態様では、新規な反
応性染料は、式(1a):
【0087】
【化23】
【0088】(式中、Aは、メチル、メトキシ、スル
ホ、およびYがビニルまたはβ−スルファトエチルであ
る式−SO2−Y(2a)の繊維反応性基からなる群か
ら選ばれた、同一または異なる置換基の1〜2個によっ
て置換されたフェニル基であり;Bは、直鎖状または分
枝状のC2〜C6アルキレン、好ましくはエチレンであ
り;Dは、式(7a)、(7b)、(7c)、(7d)
または(7e)、好ましくは(7a)、(7b)または
(7e)(式中、(R8)0-2、Y、Y1およびmは、前述
の意味および好ましい意味を有する)の基に相当し;R
2は、カルバモイルまたはスルホメチル、好ましくはカ
ルバモイルであり;Rは、水素または式(3a):
【0089】
【化24】
【0090】(式中、B、DおよびR2は、前述の意味
および好ましい意味を有し、そしてX1は、クロロまた
はフルオロである)の基に相当する)に相当する。
【0091】本発明はまた、新規な反応性染料の製造方
法であって、式(8):
【0092】
【化25】
【0093】のアミン、式(9):
【0094】
【化26】
【0095】の化合物、および式(10):
【0096】
【化27】
【0097】(各式中、A、B、D、R1、R2、R3
よびRは、前述の意味を有し;そしてXは、ハロゲン、
好ましくはフルオロまたはクロロである)の化合物、の
それぞれ1当量を、互いに任意の順序で反応させること
を含む方法に関する。
【0098】前述の個々の製造工程は、異なる順序で、
それらのいくつかは、適切であるならば同時に実施する
こともできるので、異なる工程の変法があり得る。該反
応は、通常は段階的に連続して実行されるが、個々の反
応要素の間の単独の反応の順序は、便宜上、個別の条件
によって決まる。
【0099】一つの工程の変法では、式(8)の化合物
をシアヌル酸クロリドまたはシアヌル酸フルオリドと縮
合させ、そして得られた生成物を式(10)の化合物と
反応させる。
【0100】式(8)、(9)および(10)の化合物
の間の縮合反応は、通常、既知の方法と同様にして、普
通は水溶液中、温度がたとえば0〜35℃の範囲、そし
てpHがたとえば3〜8.5の範囲で実施される。この方
法では、式(10)の化合物を、相当する式(11):
【0101】
【化28】
【0102】の前駆体に置き換え、式(12): D−NH2 (12) のアミンのジアゾ化反応、およびそれに続くカップリン
グ反応による追加工程だけで、アゾ発色団を完成させる
ことも可能である。B、D、R2、R3およびRは、前述
の意味を有する。
【0103】式(10)の化合物は、式(12)のアミ
ンをジアゾ化し、得られたジアゾニウム化合物を、式
(11)の化合物にカップリングさせることによって得
られる。
【0104】式(12)の化合物のジアゾ化、およびそ
の、式(11)の化合物への、または式(11)の化合
物から前述の方法によって得られた縮合物へのカップリ
ングは、通常の方法、たとえば式(12)の化合物を鉱
酸溶液中、たとえば塩酸溶液中で、亜硝酸塩、たとえば
亜硝酸ナトリウムを用い、低温、たとえば0〜5℃でジ
アゾ化し、得られた化合物を、次に中性〜弱酸性のpH、
たとえばpH3〜8.5、そして低温、たとえば0〜30
℃で、相当するカップリング成分とカップリングさせる
ことによって実施される。
【0105】式(8)、(11)および(12)の化合
物は、既知であるか、または既知の化合物と同様な方法
で合成することができる。
【0106】上述の方法によって得られるトリアジニル
化合物は、ハロゲン原子を含有しており、このハロゲン
原子は、式X1−Hの化合物と、高温、好ましくは20
〜70℃、そして中性〜弱アルカリ性のpH、すなわち使
用する式X1−Hの化合物に応じてたとえば7〜9であ
ってよいpHでX1基に変換でき、ここでX1は、ハロゲン
以外の前述の意味を有している。式X1−Hの化合物を
過剰に使用すると、有利である。
【0107】最終生成物は、変換反応にも左右され得
る。この種の変換反応は、たとえば、Aおよび/または
Dに存在するビニル化可能な反応性基の、希水酸化ナト
リウム溶液での処理によるビニル形態への変換であり、
たとえば、β−スルファトエチルスルホニルまたはβ−
クロロエチルスルホニル基のビニルスルホニル基への変
換である。この種の反応は、それ自体既知である。
【0108】式(1)の新規な化合物は、非常に広範囲
な材料、たとえばヒドロキシ基含有または窒素含有繊維
材料の、染色用または捺染用の染料として適している。
この種の材料の典型例は、絹、皮革、羊毛、ポリアミド
繊維およびポリウレタンである。この新規な反応性染料
は、すべての種類のセルロース系繊維材料の染色用およ
び捺染用に特に適している。この種のセルロース系繊維
材料は、たとえば、木綿、リネンおよび麻のような天然
セルロース繊維、ならびにセルロースと再生セルロース
であり、好ましくは木綿である。この新規な反応性染料
はまた、セルロース含有混紡織物、たとえば木綿とポリ
アミド繊維の混紡品、特に、木綿/ポリエステル繊維混
紡品の、染色用または捺染用にも適している。
【0109】該新規な反応性染料は、種々の方法、好ま
しくは染料水溶液および捺染のりの形で、繊維材料に適
用し、固着できる。これらは、吸尽法(exhaust proces
s)およびパッド染色法による染色の両方に適している
が、この方法においては、塩類を含んでいてもよい染料
水溶液に品物を含浸し、そしてアルカリで、またはアル
カリの存在下で、加熱下で、もしくは加熱せずに処理を
することによって、または室温で数時間放置することに
よって、染料を固着させる。固着工程の後、染色品また
は捺染品を、適切であるならば固着していない染料の拡
散を促す分散剤を添加した冷水または熱水で、完全に洗
浄する。
【0110】該新規な反応性染料は、高い反応性、良好
な固着性および優れたビルドアップ性において際立って
いる。したがって、これらは、低い染色温度における吸
尽染色法で使用でき、またパッド−スチーム法では、短
い蒸気むし時間を必要とするに過ぎない。固着度は高
く、また固着していない染料は、容易に洗浄除去でき
る。吸尽度と固着度の差はきわけて小さく、すなわち洗
浄損失は非常に小さい。本発明の染料はまた、特に木綿
の捺染用、および窒素含有繊維、たとえば羊毛もしくは
絹、または羊毛もしくは絹を含有する混紡品の捺染用に
も、とりわけ適している。
【0111】本発明の染料を用いて得られる染色品およ
び捺染品は、優れた色強度、および酸中、アルカリ中の
両方において優れた繊維−染料結合安定性を有し、そし
てまた、良好な耐光堅牢度、ならびに洗濯、水、海水、
色移りおよび汗に対する堅牢度のような優れた湿潤堅牢
度特性、およびひだ付け、アイロン掛けおよび摩擦に対
しても、良好な堅牢度を有している。
【0112】
【実施例】以下の例により、本発明をより詳細に説明す
る。他に記載のない限り、温度は℃、部および%は重量
で示してある。重量部対容積部の比は、kg対リットルの
比と同じである。
【0113】例1 エチルシアノアセタート373部をジエチレントリアミ
ン152部に、80〜85℃でゆっくり添加した。添加
完了後、生成したエタノールを弱減圧下で留去した。続
いて、水750部を反応混合物に加え、この混合物を再
び弱減圧下で蒸留した。残留物に酢酸エチル429部お
よび30%アンモニア水溶液255部を加え、温度を9
0〜95℃に上げ、結果として生ずる水を弱減圧下で留
去した。続いて、反応混合物を塩化カリウム水溶液1,
000部に加え、沈殿した生成物を濾過して乾燥した。
式:
【0114】
【化29】
【0115】の化合物771部が得られ、これを硫酸で
けん化することにより、式:
【0116】
【化30】
【0117】の化合物を得た。
【0118】例2 エチルシアノアセタート204部をエチレンジアミン3
22部に、80℃でゆっくり添加した。添加完了後、生
成したエタノールを弱減圧下で留去した。続いて、水7
20部、酢酸エチル234部および30%アンモニア水
溶液162部を、反応混合物に加えた。温度を90〜1
00℃に上げ、混合物を2時間還流した。続いて、熱い
反応混合物を氷/水混合物1,800部に加えた。塩酸
でpHを7に調節し、室温で沈殿した生成物を濾過し、乾
燥した。式:
【0119】
【化31】
【0120】の化合物312部が得られ、これを硫酸で
けん化することにより、式:
【0121】
【化32】
【0122】の化合物を得た。
【0123】例3 A10が、式:
【0124】
【化33】
【0125】の基である式A10−NH2のアミン42.
2部を、水200部中に、20%炭酸ナトリウム溶液を
添加しながら、室温においてpH3.2で溶解し、ついで
リン酸水素二ナトリウム1.5gの水20部中の溶液を
添加した。シアヌル酸フルオリド21.3部をこの溶液
に、温度2℃未満、pH6.2において滴下し、この間、
2規定水酸化ナトリウム溶液の添加により、pHを一定に
維持した。例1で得た化合物48.6部の水200部中
の溶液を、上で得た懸濁液に添加し、この間、20%炭
酸ナトリウム溶液の添加によりpHを6.8〜7.5に保
ち、温度を10〜20℃に保った。反応を完結させるた
めに、混合物を室温で1時間撹拌し、ついで2規定塩酸
でpHを6.2に調節した。このことにより、式:
【0126】
【化34】
【0127】の化合物を含有する溶液700部を得た。
【0128】例4 D10が、式:
【0129】
【化35】
【0130】の基である式D10−NH2のアミン18.
2部を水150部に溶かした中性溶液に、4規定亜硝酸
ナトリウム溶液15部を加えた。氷/水30部および濃
塩酸15部からなる混合物を、上記溶液に0℃で加え
た。反応混合物を、0℃で1時間撹拌した。ついでこの
混合物に、例3で得た溶液175部を2〜6℃で加え、
この間、pHを、まず炭酸水素ナトリウムによって6.2
に、ついで20%炭酸ナトリウム溶液によって8.5に
調節した。反応を完結させるために、混合物を6〜20
℃で1時間撹拌し、ついで2規定塩酸によってpHを6.
2に調節した。得られた溶液から透析により塩を除去
し、溶液を蒸発により濃縮して、式(101):
【0131】
【化36】
【0132】に相当する、遊離酸の形の化合物30.9
部が得られ、この化合物は、木綿を、全般的な良好な堅
牢度特性を有する黄色に染色した。
【0133】例5〜40 例3および4記載の方法に類似の方法を、式A10−NH
2のアミンを式Axy−NH2のアミンの等モル量で置き換
え、および/または式D10−NH2のアミンを式Dxy
NH2のアミンの等モル量で置き換え、ここでAxyおよ
びDxyはそれぞれ表2に記載された基に相当し、これら
の基はそれぞれ例3、4および表1に記載された意味を
有するものであるという条件で行い、下記の一般式(1
02):
【0134】
【化37】
【0135】の染料を得た。これらの染料は、木綿およ
び羊毛を、全般的な良好な堅牢度特性を有する黄橙色に
染色した。
【0136】
【表1】
【0137】
【表2】
【0138】
【表3】
【0139】
【表4】
【0140】
【表5】
【0141】例41 シアヌル酸クロリド20.3部を、湿潤剤を添加した水
150部中で、0℃からの温度で完全に撹拌混合した。
この混合物に、アニリン−2,5−ジスルホン酸(A11
−NH2)27.8部を加えた。温度を0〜5℃に5時
間保ち、この間、2規定水酸化ナトリウム溶液の添加に
より、pHを3〜4に保った。ついでpHを7に調節し、混
合物を濾過によって清澄化した。生成した濾液に、例1
で得た化合物40.5部を2.5時間かけて加え、この
間、2規定水酸化ナトリウム溶液の添加により、pHを
7.5〜8.5に保ち、温度は36℃に上昇した。反応
を完結させるため、混合物を室温で1時間撹拌し、つい
で2規定塩酸でpHを7に調節した。式:
【0142】
【化38】
【0143】に相当する、遊離酸の形の化合物を含有す
る溶液714部を得た。
【0144】例42 式D14−NH2(式中、D14は、式:
【0145】
【化39】
【0146】の基である)のアミン14.1部の水12
0部中の中性溶液に、4規定亜硝酸ナトリウム溶液1
2.5部を加えた。氷/水30部および濃塩酸12.5
部からなる混合物を、この溶液に0℃で加えた。反応混
合物を0〜5℃で1時間撹拌し、ついでこの混合物を、
例41で得た溶液179部に5〜7℃で加え、この間、
30分間にわたり炭酸水素ナトリウムでpHを6に調節し
た。反応を完結させるため、混合物を7〜15℃でさら
に30分間撹拌した。得られた溶液から透析により塩を
除去し、溶液を蒸発によって濃縮した。式(103):
【0147】
【化40】
【0148】に相当する、遊離酸の形の化合物24.2
部が得られ、この化合物は、木綿を全般的な良好な堅牢
度特性を有する黄色に染色した。
【0149】例43〜75 例41および42記載の方法に類似の方法を、アニリン
−2,5−ジスルホン酸(A11−NH2)を、式Axy
NH2のアミンの等モル量で置き換え、および/または
式D14−NH2のアミンを、式Dxy−NH2のアミンの等
モル量で置き換え、ここでAxyおよびDxyは、それぞれ
表3に記載された基に相当し、これらの基はそれぞれ表
1に記載された意味を有するものであるという条件で行
い、下記の一般式(104):
【0150】
【化41】
【0151】の染料を得た。これらの染料は、木綿およ
び羊毛を全般的な良好な堅牢度特性を有する黄橙色に染
色した。
【0152】
【表6】
【0153】例76 アニリン−2,5−ジスルホン酸(A11−NH2)3
0.4部を、水300部に溶解し、そして中性になるま
で、リン酸水素二ナトリウム1.5gを水20部に溶解
した溶液を加えた。得られた溶液に、シアヌル酸フルオ
リド17部を、温度2℃未満、pH6.8で加え、この
間、2規定水酸化ナトリウム溶液の添加により、pHを一
定に保った。このようにして得た溶液に、例2で得た化
合物21.1部を2時間かけて加え、この間、2規定水
酸化ナトリウム溶液でpHを7.5〜8.5に維持し、温
度は22℃に上昇した。式:
【0154】
【化42】
【0155】の化合物を含有する溶液648部を得た。
【0156】例77 式D35a−NH2(式中、D35aは、式:
【0157】
【化43】
【0158】の基である)のアミン25.2部を、水3
00部に溶かした中性溶液に、1規定亜硝酸ナトリウム
溶液44部を加えた。2規定塩酸によって、この溶液の
pHを0℃において1.6に調節し、溶液を0〜5℃で1
時間撹拌した。この混合物に、例76で得た溶液285
部を2℃において加えた。20%炭酸ナトリウム溶液を
用いて30分間にわたってpHを8.5に、そして反応完
結後は、2規定塩酸で6.4に調節した。生成した溶液
に、アセトン280部および塩化カリウム90部を加え
た。沈殿物を濾過し、続いてアセトンで洗浄して乾燥し
た。式(105):
【0159】
【化44】
【0160】に相当する、遊離酸の形の化合物41.3
部が得られ、この化合物は、木綿を全般的な良好な堅牢
度特性を有する黄色に染色した。
【0161】例78〜102 例76および77記載の方法に類似の方法を、アニリン
−2,5−ジスルホン酸(A11−NH2)を、式Axy
NH2のアミンの等モル量で置き換え、および/または
式D35a−NH2のアミンを、式Dxy−NH2のアミンの
等モル量で置き換え、ここでAxyおよびDxyは、それぞ
れ表4記載の基に相当し、これらの基は例3および4お
よび表1記載の意味を有するものであるという条件で行
い、下記の一般式(106):
【0162】
【化45】
【0163】の染料を得た。これらの染料は、木綿およ
び羊毛を全般的な良好な堅牢度特性を有する黄橙色に染
色した。
【0164】
【表7】
【0165】それぞれの例で得られた反応性染料の最大
吸収は、表5に示すとおりである。
【0166】
【表8】
【0167】染色手順書I 木綿織物100部を、塩化ナトリウム45g/Lおよび例
4で得た反応性染料2部を含有する染液1,500部中
に、60℃で浸漬する。60℃で45分経過後、焼成炭
酸ナトリウム20g/Lを加える。染色を、この温度でさ
らに45分間続ける。ついで染色された品物を水洗し、
非イオン性洗剤とともに15分間煮沸し、再び水洗して
乾燥する。
【0168】上記の手順の代替法として、60℃の代わ
りに80℃で染色することも可能である。
【0169】染色手順書II 例4の染料0.1部を水200部に溶解し、ついで硫酸
ナトリウム0.5部、レベリング剤(高級脂肪族アミン
とエチレンオキシドの縮合物に基づいたもの)0.1部
および酢酸ナトリウム0.5部を加える。次に、酢酸
(80%)でpHを5.5に調節する。染浴を50℃に1
0分間加熱し、そして羊毛織物10部を浸漬する。つい
で染浴を約50分かけて100℃に加熱し、この温度で
60分間染色を実施する。その後、染浴を90℃まで放
冷し、染色した品物を取り出す。この羊毛織物を温水お
よび冷水で洗浄し、ついで回転させて乾燥する。
【0170】捺染手順書 例4で得た染料3部を、5%アルギン酸ナトリウム増粘
剤50部、水27.8部、尿素20部、m−ニトロベン
ゼンスルホン酸ナトリウム1部および炭酸水素ナトリウ
ム1.2部を含有するのり原液100部中に、高速で撹
拌しながら散布する。このようにして得た捺染のりで木
綿織物を捺染し、乾燥する。捺染した木綿織物を102
℃の飽和水蒸気中で2分間蒸し、ついで水洗し、必要で
あれば、沸騰したせっけん水で精錬し、その後、再び水
洗し、続いて乾燥する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06P 1/382 D06P 1/382 1/384 1/384 3/10 3/10 3/66 3/66 B (72)発明者 ロルフ ダイツ ドイツ連邦共和国 79639 グレンツァッ ハ−ヴィーレン ヘルンレ 28

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1): 【化1】 (式中、 Aは、非置換か、あるいはハロゲン、C1〜C4アルキ
    ル、C1〜C4アルコキシ、カルボキシ、スルホまたは式
    (2a)、(2b)、(2c)、(2d)もしくは(2
    e): −SO2−Y (2a) −NH−CO−(CH2)l−SO2−Y (2b) −CONH−(CH2)m−SO2−Y (2c) −NH−CO−CH(Hal)−CH2Hal (2d) −NH−CO−C(Hal)=CH2 (2e) の繊維反応性基によって置換された、フェニルまたはナ
    フチルであり;Bは、脂肪族の結合基であり;Dは、ベ
    ンゼン系列またはナフタレン系列のジアゾ成分の基であ
    り;R1は、水素、または非置換もしくは置換C1〜C4
    アルキルであり;R2は、水素、シアノ、カルバモイル
    またはスルホメチルであり;R3は、水素またはC1〜C
    4アルキルであり;Rは、水素、または非置換もしくは
    置換C1〜C4アルキルであるか、あるいは式(3): 【化2】 (式中、B、D、R2およびR3は、前述の意味を有す
    る)の基に相当し;X1は、ハロゲン、ヒドロキシ、C1
    〜C4アルコキシか、非置換もしくは置換の、C1〜C4
    アルキルチオまたはアミノであるか、あるいは追加のヘ
    テロ原子を含有してもよいN−ヘテロ環であり;Hal
    は、クロロまたはブロモであり;Yは、ビニルまたは−
    CH2−CH2−U基であって、Uは、アルカリで除去可
    能な基であり、そしてlおよびmは、互いに独立に2、
    3または4の数であり、 ただし、Rがβ−ヒドロキシエチルまたはβ−スルファ
    トエチルであって、R 1がC1〜C4アルキルである場合
    には、AおよびDは、同時には式(2a)の基によって
    置換されたフェニル基ではない)の反応性染料。
  2. 【請求項2】 Aが、メチル、メトキシ、スルホ、およ
    び式(2a)であって、式中のYがビニルまたはβ−ス
    ルファトエチルである繊維反応性基からなる群より選ば
    れる、同一または異なる置換基の1〜2個によって置換
    されたフェニルである、請求項1記載の反応性染料。
  3. 【請求項3】 Bが、直鎖状または分枝状のC2〜C6
    ルキレンである、請求項1または請求項2記載の反応性
    染料。
  4. 【請求項4】 R1が、水素またはC1〜C4アルキル、
    好ましくは水素である、請求項1〜3のいずれか1項記
    載の反応性染料。
  5. 【請求項5】 R2が、カルバモイルまたはスルホメチ
    ルであり、そしてR3が、C1〜C4アルキルである、請
    求項1〜4のいずれか1項記載の反応性染料。
  6. 【請求項6】 Rが、水素か、または式(3)(式中、
    B、D、R2およびR3は、請求項1記載の意味を有す
    る)の基である、請求項1〜5のいずれか1項記載の反
    応性染料。
  7. 【請求項7】 X1が、クロロまたはフルオロである、
    請求項1〜6のいずれか1項記載の反応性染料。
  8. 【請求項8】 AおよびDの少なくとも1個が、繊維反
    応性基を含有する、請求項1〜7のいずれか1項記載の
    反応性染料。
  9. 【請求項9】 Dが、式(7): 【化3】 (式中、 (R8)0-3は、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4
    アルコキシ、カルボキシおよびスルホからなる群より選
    ばれる同一または異なる0〜3個の置換基であり;Z2
    は、式(2a)、(2b)、(2c)、(2d)、(2
    e)、(2f)または(2g): −SO2−Y (2a) −NH−CO−(CH2)l−SO2−Y (2b) −CONH−(CH2)m−SO2−Y (2c) −NH−CO−CH(Hal)−CH2Hal (2d) −NH−CO−C(Hal)=CH2 (2e) 【化4】 (式中、Yは、ビニル、β−クロロエチルまたはβ−ス
    ルファトエチルであり;Halは、ブロモであり;lお
    よびmが、それぞれ互いに独立に2または3の数であ
    り;R5は、水素であり;X2、X3およびX4は、それぞ
    れ互いに独立にクロロまたはフルオロであり;T1は、
    式(4c′)または(4d′): 【化5】 (式中、Yは、ビニルまたはβ−スルファトエチルであ
    る)の繊維反応性基であり;そしてT2は、シアノまた
    はクロロである)であってよく);または式(6
    j′): 【化6】 (式中、 Z1は、式(2a)(式中、Yは、ビニルまたはβ−ス
    ルファトエチルである)の基であってよく;(R6)0-2
    は、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、ハロゲ
    ン、カルボキシおよびスルホ基からの、同一または異な
    る0〜2個の置換基であり;R7は、水素、スルホ、あ
    るいは非置換またはアルキル部分がヒドロキシもしくは
    スルファトにより置換されたC1〜C4アルコキシであ
    り;そしてR7′は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C
    4アルコキシ、C2〜C4アルカノイルアミノまたはウレ
    イドである)の基である、請求項1〜8のいずれか1項
    記載の反応性染料。
  10. 【請求項10】 Dが、式(7a)、(7b)、(7
    c)、(7d)または(7e): 【化7】 (式中、 (R8)0-2は、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ
    およびスルホからなる群より選ばれる同一または異なる
    0〜2個の置換基であり;Y1は、−CH(Br)−C
    2−Brまたは−C(Br)=CH2基であり;Yは、
    ビニル、β−クロロエチルまたはβ−スルファトエチル
    であり;そしてmは、2または3の数である)の基に相
    当する、請求項1〜9のいずれか1項記載の反応性染
    料。
  11. 【請求項11】 式(1a): 【化8】 (式中、 Aは、メチル、メトキシ、スルホ、およびYがビニルま
    たはβ−スルファトエチルである式−SO2−Y(2
    a)の繊維反応性基からなる群より選ばれる、同一また
    は異なる置換基の1〜2個によって置換されたフェニル
    基であり;Bは、直鎖状または分枝状のC2〜C6アルキ
    レンであり;Dは、式(7a)、(7b)、(7c)、
    (7d)または(7e)の基であって、式中の(R8
    0-2、Y、Y1およびmは、請求項10記載の意味を有
    し;R2は、カルバモイルまたはスルホメチルであり;
    Rは、水素であるか、または式(3a): 【化9】 (式中、 B、DおよびR2は、前述の意味を有し;そしてX1は、
    クロロまたはフルオロである)の基に相当する)に相当
    する、請求項10記載の反応性染料。
  12. 【請求項12】 式(8): 【化10】 のアミン、式(9): 【化11】 の化合物、および式(10): 【化12】 の化合物、 (各式中、A、B、D、R1、R2、R3およびRは、請
    求項1記載の意味を有し;Xは、ハロゲンである)のそ
    れぞれ約1モル当量を、任意の順序で互いに反応させる
    ことを特徴とする、請求項1記載の反応性染料の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜11のいずれか1項記載の
    反応性染料または請求項12記載の方法により得られた
    反応性染料の、ヒドロキシ基含有または窒素含有繊維材
    料の染色または捺染のための使用。
  14. 【請求項14】 セルロース系繊維材料、好ましくは木
    綿含有繊維材料の染色または捺染を含む、請求項13記
    載の使用。
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