JP2000310220A - 動圧軸受 - Google Patents
動圧軸受Info
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Abstract
できるフランジ付シャフトを有する動圧軸受を提供す
る。 【解決手段】 シャフト部2の外周面に、フランジ部3
の厚さに等しい幅で断面円弧状の環状溝4を設ける。フ
ランジ部3の端面3a,3bに動圧発生溝5,6を金型で
形成するとフランジ部3の内周面が膨出して、断面円弧
状の環状溝4に食い込み、フランジ部3の厚み方向の全
幅にわたってフランジ部3の内周面と断面円弧状の環状
溝4とが互いに押圧し、かつ、係合する。
Description
ンジ部とからなるフランジ付シャフトを備える動圧軸受
に関する。
にフランジ付シャフトを回転自在に嵌合したものがあ
る。このフランジ付シャフトは、図3に示すように、シ
ャフト部32と、このシャフト部32に嵌合して固定し
たフランジ部33とからなり、シャフト部32の外周面
またはスリーブ内周面にラジアル支持用の動圧発生溝4
6を設け、フランジ部33の端面33a,33bにアキ
シャル支持用の動圧発生溝35,36を設けている。
ジ部33の厚さより極く小さい幅で断面矩形の環状溝3
4を設け、上記フランジ付シャフト31のシャフト部3
2とフランジ部33との結合は次のように行っている。
すなわち、図4に示すように、その環状溝34がフラン
ジ部33の穴の内周面における幅方向の中央に位置する
ように、シャフト部32にフランジ部33を外嵌する。
そして、上記フランジ部33を上金型37と下金型38
とで挟みこんでプレス加工して、フランジ部33の端面
33a,33bに図3に示す動圧発生溝35,36を設け
る。そうすると、図3に示すように、上記シャフト部3
2の環状溝34に対向するフランジ部33の内周面が半
径方向内側に向かって膨出して、膨出変形部39が、環
状溝34に部分的に食い込んで、環状溝34のエッジ部
34aに係合して、フランジ部33をシャフト部32に
対して固定する。
動圧軸受のシャフト部32とフランジ部33との結合構
造では、フランジ部33の極く一部が環状溝34のエッ
ジ部34aに係合しているだけであるから、フランジ部
33とシャフト部32との結合が弱いという問題があ
る。
ランジ部を簡単に強固に固定できるフランジ付シャフト
を有する動圧軸受を提供することにある。
め、請求項1の動圧軸受は、シャフト部と、上記シャフ
ト部に嵌合して固定したフランジ部とからなるフランジ
付シャフトを備える動圧軸受において、上記シャフト部
の外周面に、上記フランジ部の厚さに略等しい幅で断面
円弧状の環状溝を設け、上記環状溝と上記フランジ部の
内周面とが上記フランジ部の厚み方向の略全幅にわたっ
て互いに押圧していることを特徴としている。
ャフト部の外周面に、上記フランジ部の厚さに略等しい
幅で断面円弧状の環状溝が設けられ、断面円弧状の環状
溝とフランジ部の内周面とがフランジ部の厚み方向の全
幅にわたって互いに押圧し、かつ、係合している。した
がって、上記シャフト部とフランジ部との連結は強固で
あって、フランジ部に対してシャフト部が空回りするこ
とはない。
動圧軸受において、上記環状溝の深さが5〜30μmに
設定されていることを特徴としている。
ジ部の端面に動圧発生溝を設けるためにフランジ部にプ
レス加工を施した場合に、断面円弧状の環状溝の深さが
5〜30μmに設定されているから、フランジ部の内周
面は、半径方向内側に向かって膨出して、シャフト部の
断面円弧状の環状溝に全面わたって強く押圧する。した
がって、上記シャフト部の環状溝とフランジ部の内周面
とがフランジ部の厚み方向の全幅にわたって互いに押圧
し、かつ、係合しているので、シャフト部とフランジ部
との連結は強固で、それらが相対回転することはない。
定された場合、プレス加工されたフランジ部の内周面が
断面円弧状の環状溝の深さより遥かにつまり過度に半径
方向内側に向かって膨出する。その結果、上記フランジ
部の内周面と環状溝との押圧力が過度になって、フラン
ジ部およびシャフト部に歪みが生じることが分かった。
るように設定された場合、フランジ部の内周面と環状溝
との間に隙間が生じるから、あるいはそれらの押圧力が
小さくなって、フランジ部をシャフト部に対して確実に
固定できないことが分かった。
たは2の動圧軸受において、上記フランジ部の端面にプ
レスにより動圧発生溝が形成されていることを特徴とし
ている。
または2の動圧軸受において、上記フランジ部の端面に
プレスにより動圧発生溝を形成すると、フランジ部の内
周面が半径方向内側に向かって膨出して、断面円弧状の
環状溝とフランジ部の内周面とがフランジ部の厚み方向
の全幅にわたって互いに押圧し、かつ、係合する。した
がって、上記シャフト部にフランジ部を簡単に強固に固
定できる。
実施の形態により詳細に説明する。
受が有するフランジ付シャフトの断面図である。このフ
ランジ付シャフトは、図1に示すように、シャフト部2
と、このシャフト部2に嵌合して固定したフランジ部3
とからなる。なお、上記シャフト部2はステンレス鋼で
製作し、フランジ部3は鋼合金で製作したものである。
ジアル方向支持用の動圧発生溝16を形成すると共に、
フランジ部3の厚さに等しい幅で断面円弧状の環状溝4
を形成している。この環状溝4の深さdを5〜30μm
例えば15μmに設定している。また、上記フランジ部
3の中心の断面つつみ形状の穴20を上記シャフト部2
の断面円弧状の環状溝4に密に嵌合している。つまり、
上記断面円弧状の環状溝4の周面と上記穴20の内周面
とが略全面にわたって互いに押圧し、かつ、係合して、
上記シャフト部2とフランジ部4とを強固に固定してい
る。また、上記フランジ部3の端面3a,3bにアキシ
ャル方向支持用の動圧発生溝5,6を形成している。
フランジ部3との結合は以下のように行っている。ま
ず、図2に示すように、フランジ部3の素材である円板
25の中心の円形穴26の内周面と断面円弧状の環状溝
4とがフランジ部3の厚み方向の全幅にわたって対向す
るように、シャフト部2に円板25を外嵌する。そし
て、上記円板25を図4に示す上金型37および下金型
38と同じ上金型,下金型(図示せず)で挟んでプレス加
工して、円板25を図1に示すフランジ部3に加工す
る。このフランジ部3の端面3a,3bには、動圧発生
溝5,6が形成されると共に、上記シャフト部2の断面
円弧状の環状溝4に対向するフランジ部3の内周面が半
径方向内側に向かって膨出して、フランジ部3の膨出変
形部7とシャフト部2の環状溝4とがフランジ部3の厚
み方向の全幅にわたって互いに押圧している。
a,3bにプレス加工により動圧発生溝5,6を形成する
ことによって、フランジ部3の膨出変形部7とシャフト
部2の環状溝4とがフランジ部3の厚み方向の全幅にわ
たって食い込み、つまり、全幅にわたって互いに押圧
し、かつ、係合するので、フランジ部3をシャフト部2
に対してしっかり連結できる。したがって、上記フラン
ジ部3に対してシャフト部2が空回りすることもない。
また、このように、上記フランジ部3のアキシャル支持
用の動圧発生溝5,6をプレス加工で形成するだけで、
フランジ部3の内周面が膨出して断面円弧状の溝4の全
幅にわたって食い込むので、フランジ部3をシャフト部
2に簡単に強固に固定できる。
mに設定しているので、シャフト部2の環状溝4とフラ
ンジ部3の変形膨出部7とがフランジ部3の厚み方向の
全幅にわたって互いに強く押圧し、かつ、係合し、しか
も、フランジ部3の端面3a,3bが反ったり、湾曲し
たりすることがない。
に設定すると、プレス加工されたフランジ部3の内周面
が断面円弧状の環状溝4の深さdより過度に半径方向内
側に向かって膨出するため、上記フランジ部3の内周面
と環状溝4との押圧力が過度になって、フランジ部3お
よびシャフト部2に反りや湾曲が生じることが分かっ
た。
を越えるように設定すると、フランジ部3の内周面と環
状溝4との間に隙間が生じるか、あるいはそれらの押圧
力が小さくなって、フランジ部3をシャフト部2に対し
て確実に固定できないことが分かった。
ンレス鋼で製作したが、工具鋼で製作してもよい。
明の動圧軸受は、シャフト部の外周面に、フランジ部の
厚さに略等しい幅で断面円弧状の環状溝を設けて、断面
円弧状の環状溝とフランジ部の内周面とをフランジ部の
厚み方向の略全幅にわたって互いに押圧し、かつ、係合
しているので、シャフト部とフランジ部との連結を強固
にできる。
項1の動圧軸受において、上記環状溝の深さを5〜30
μmに設定しているので、フランジ部の内周面は、シャ
フト部の断面円弧状の環状溝に全面にわたって食い込
み、シャフト部にフランジ部を確実に強固に固定でき、
しかも、フランジ部の端面に反りや湾曲が生じることは
ない。
項1または2の動圧軸受において、上記フランジ部の端
面にプレスにより動圧発生溝を形成しているので、フラ
ンジ部の端面に動圧発生溝を形成する加工を行うと同時
にシャフト部の断面円弧状の溝にフランジ部の内周面を
膨出させて食い込ませる加工を行うことができる。
ランジ付シャフトの断面図である。
にアキシャル方向支持用の動圧発生溝を形成する前の状
態を示す図である。
の断面図である。
にアキシャル方向支持用の動圧発生環状溝を形成する前
の状態を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 シャフト部と、上記シャフト部に嵌合し
て固定したフランジ部とからなるフランジ付シャフトを
備える動圧軸受において、 上記シャフト部の外周面に、上記フランジ部の厚さに略
等しい幅で断面円弧状の環状溝を設け、 上記環状溝と上記フランジ部の内周面とが上記フランジ
部の厚み方向の略全幅にわたって互いに押圧しているこ
とを特徴とする動圧軸受。 - 【請求項2】 請求項1に記載の動圧軸受において、 上記環状溝の深さが5〜30μmに設定されていること
を特徴とする動圧軸受。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の動圧軸受にお
いて、 上記フランジ部の端面にプレスにより動圧発生溝が形成
されていることを特徴とする動圧軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12165299A JP3961151B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 動圧軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12165299A JP3961151B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 動圧軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000310220A true JP2000310220A (ja) | 2000-11-07 |
| JP3961151B2 JP3961151B2 (ja) | 2007-08-22 |
Family
ID=14816559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12165299A Expired - Fee Related JP3961151B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 動圧軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3961151B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE20211203U1 (de) * | 2002-07-24 | 2003-07-31 | Minebea Co.,Ltd., Kitasaku, Nagano | Hydrodynamisches Drucklager |
| DE20211064U1 (de) * | 2002-07-22 | 2003-08-07 | Minebea Co.,Ltd., Kitasaku, Nagano | Hydrodynamisches Drucklager |
| DE20211066U1 (de) * | 2002-07-22 | 2003-09-18 | Minebea Co.,Ltd., Kitasaku, Nagano | Hydrodynamisches Drucklager |
| DE20211065U1 (de) * | 2002-07-22 | 2003-12-04 | Minebea Co., Ltd., Kitasaku | Hydrodynamisches Drucklager |
| EP1251626A3 (en) * | 2001-04-17 | 2005-11-16 | Minebea Co., Ltd. | Bearing device and spindle motor provided with the bearing device |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP12165299A patent/JP3961151B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US7176594B2 (en) | 2001-04-17 | 2007-02-13 | Minebea Co., Ltd. | Motor |
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| US6984069B2 (en) | 2002-07-22 | 2006-01-10 | Mineabea Co., Ltd. | Hydrodynamic thrust bearing |
| DE20211203U1 (de) * | 2002-07-24 | 2003-07-31 | Minebea Co.,Ltd., Kitasaku, Nagano | Hydrodynamisches Drucklager |
| US6939048B2 (en) | 2002-07-24 | 2005-09-06 | Minebea Co., Ltd | Hydrodynamic thrust bearing |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3961151B2 (ja) | 2007-08-22 |
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