JP2000314132A - コンクリート杭の杭頭処理方法 - Google Patents
コンクリート杭の杭頭処理方法Info
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 場所打ちコンクリート杭の杭頭余盛り部分を
大割りにして吊り上げ除去する杭頭処理方法において、
杭頂部分と余盛り部分の境界面に設置した分離装置に空
気および、または液体を加圧注入して上下にコンクリー
トを分離し、硬化後の除去を容易にする。 【解決手段】 分離装置は除去する余盛り部分と杭頂部
分の境界面となる位置の鉄筋カゴにあらかじめ設置し
て、コンクリートの打設直後に接続したチューブより空
気および、または液体を加圧注入することで、装置を膨
張または伸張させてコンクリート中に分離層を設け、硬
化後のコンクリートに新たな力を加える事なく余盛り部
分を分離することを可能とした。 【効果】 この方法により場所打ちコンクリート杭の余
盛りコンクリート部分を除去する杭頭処理は、騒音や振
動を発生させずに大割りすることができ、さらに作業の
簡便さとともに経済的に処理することができるようにな
る。
大割りにして吊り上げ除去する杭頭処理方法において、
杭頂部分と余盛り部分の境界面に設置した分離装置に空
気および、または液体を加圧注入して上下にコンクリー
トを分離し、硬化後の除去を容易にする。 【解決手段】 分離装置は除去する余盛り部分と杭頂部
分の境界面となる位置の鉄筋カゴにあらかじめ設置し
て、コンクリートの打設直後に接続したチューブより空
気および、または液体を加圧注入することで、装置を膨
張または伸張させてコンクリート中に分離層を設け、硬
化後のコンクリートに新たな力を加える事なく余盛り部
分を分離することを可能とした。 【効果】 この方法により場所打ちコンクリート杭の余
盛りコンクリート部分を除去する杭頭処理は、騒音や振
動を発生させずに大割りすることができ、さらに作業の
簡便さとともに経済的に処理することができるようにな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は場所打ちコンクリー
ト杭の杭頭処理方法(特開昭61−257532号公
報、特開昭62−117914号公報、特開昭64−6
413号公報、特開平5−67732号公報、特開平7
−207661号公報、特開平8−60653号公報な
ど参照)において、杭頭余盛り部を杭頂部より除去する
ために余盛り部と杭頂部との境界面を、容易に分離させ
るための装置を設置することの方法に関する。
ト杭の杭頭処理方法(特開昭61−257532号公
報、特開昭62−117914号公報、特開昭64−6
413号公報、特開平5−67732号公報、特開平7
−207661号公報、特開平8−60653号公報な
ど参照)において、杭頭余盛り部を杭頂部より除去する
ために余盛り部と杭頂部との境界面を、容易に分離させ
るための装置を設置することの方法に関する。
【0002】
【従来の技術】場所打コンクリート杭工法は、現場で組
み上げた鉄筋カゴを杭孔に挿入し、コンクリートを底部
より順次打設して基礎となる杭を造成するが、杭孔上部
に打ち上がってきたコンクリートには杭底や途中で発生
する泥土、泥水などを巻き込み低品質層やレイタンス層
が形成される。このために現在の建築工法では杭頭の強
度の安全を見込んで、設計杭長よりも予め50〜100
cm程余分にコンクリートを打設する(余盛り部とい
う)ことが必要とされている。
み上げた鉄筋カゴを杭孔に挿入し、コンクリートを底部
より順次打設して基礎となる杭を造成するが、杭孔上部
に打ち上がってきたコンクリートには杭底や途中で発生
する泥土、泥水などを巻き込み低品質層やレイタンス層
が形成される。このために現在の建築工法では杭頭の強
度の安全を見込んで、設計杭長よりも予め50〜100
cm程余分にコンクリートを打設する(余盛り部とい
う)ことが必要とされている。
【0003】この余盛り部はコンクリート硬化後に設計
杭長および所定強度を確保するために除去されるが、こ
の除去作業はブレーカーやコールピックハンマーにより
行われるため、騒音と振動や粉塵の建築公害の発生は避
けられず、さらには作業の工期が長期化する傾向にあ
る。
杭長および所定強度を確保するために除去されるが、こ
の除去作業はブレーカーやコールピックハンマーにより
行われるため、騒音と振動や粉塵の建築公害の発生は避
けられず、さらには作業の工期が長期化する傾向にあ
る。
【0004】このため、余盛り部のコンクリートを硬化
前に吸引除去したり、杭頭処理剤を用いてコンクリート
の硬化後の強度を低下させたり、または膨張材によりコ
ンクリートを静的破砕してしまうことで、騒音と振動や
粉塵を抑制する杭頭処理の方法が提案されていた(前述
公報参照)。
前に吸引除去したり、杭頭処理剤を用いてコンクリート
の硬化後の強度を低下させたり、または膨張材によりコ
ンクリートを静的破砕してしまうことで、騒音と振動や
粉塵を抑制する杭頭処理の方法が提案されていた(前述
公報参照)。
【0005】しかし、これらの方法では杭頂部の水平の
維持が困難であったり、コンクリートの強度低下にムラ
が生じやすく、最終的には従来どおりのハツリ除去作業
による補修に頼らざるをえなく、騒音や振動を抑制する
ことはできなかった。またこれらの作業には多大の人力
や装置が必要とされることもあり、目指していた効果と
作業の効率化を満足させるものではなかった。
維持が困難であったり、コンクリートの強度低下にムラ
が生じやすく、最終的には従来どおりのハツリ除去作業
による補修に頼らざるをえなく、騒音や振動を抑制する
ことはできなかった。またこれらの作業には多大の人力
や装置が必要とされることもあり、目指していた効果と
作業の効率化を満足させるものではなかった。
【0006】最近では廃棄コンクリートを現場内で低騒
音で破砕できるクラツシャーの発達により、杭頭余盛り
コンクリートも大割りにしたままで現場内で破砕しリサ
イクルすることが可能となってきたため、杭頭処理の方
法も大割りする方法が取られるようになってきた。
音で破砕できるクラツシャーの発達により、杭頭余盛り
コンクリートも大割りにしたままで現場内で破砕しリサ
イクルすることが可能となってきたため、杭頭処理の方
法も大割りする方法が取られるようになってきた。
【0007】そこで本発明は、余盛りコンクリートを大
割りにしたままで杭頭より除去する杭頭処理方法におい
て、余盛り部と杭頂部とをより簡便に短時間で騒音の発
生もなく、なおかつ経済的に分離することのできる杭頭
処理方法を提供するために創出されたものである。
割りにしたままで杭頭より除去する杭頭処理方法におい
て、余盛り部と杭頂部とをより簡便に短時間で騒音の発
生もなく、なおかつ経済的に分離することのできる杭頭
処理方法を提供するために創出されたものである。
【0008】上述した目的を達成するために余盛りコン
クリートを分離する方法は、抗孔に挿入される鉄筋カゴ
の杭頂部になる所定位置に予め分離装置を設置し、コン
クリートの打設が終了後に地上部より接続されたチュー
ブから、空気および、または液体を装置中に加圧注入し
水平に膨張または伸張させて、抗頭の余盛り部と杭頂部
とを縁切りして分離することで、コンクリートの硬化後
に新たな力を加える事なく吊り上げて取り外すことがで
きるようにしたものである。
クリートを分離する方法は、抗孔に挿入される鉄筋カゴ
の杭頂部になる所定位置に予め分離装置を設置し、コン
クリートの打設が終了後に地上部より接続されたチュー
ブから、空気および、または液体を装置中に加圧注入し
水平に膨張または伸張させて、抗頭の余盛り部と杭頂部
とを縁切りして分離することで、コンクリートの硬化後
に新たな力を加える事なく吊り上げて取り外すことがで
きるようにしたものである。
【0009】コンクリートを分離させる装置は杭孔内の
鉄筋カゴの外側に設置され、鉄筋カゴの外側は装置の膨
張または伸張により、また内側は伸縮していた装置が空
気および、または液体を加圧注入することにより膨張し
て、杭の中心に向かって伸びて覆うことで縁切りをす
る。またその形状は中心に向かった櫛形のほかに扇形や
スライド型など空気および、または液体を加圧注入する
ことにより膨張または伸張して水平になり全体を覆いな
がら縁切りできるものであればよい。
鉄筋カゴの外側に設置され、鉄筋カゴの外側は装置の膨
張または伸張により、また内側は伸縮していた装置が空
気および、または液体を加圧注入することにより膨張し
て、杭の中心に向かって伸びて覆うことで縁切りをす
る。またその形状は中心に向かった櫛形のほかに扇形や
スライド型など空気および、または液体を加圧注入する
ことにより膨張または伸張して水平になり全体を覆いな
がら縁切りできるものであればよい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の目的は、技術の向上によ
るコンクリートクラッシャーの出現により、従来のよう
に人力で騒音、振動、粉塵を発生させながらの杭頭処理
の方法から、大割り除去しクラッシャーで粉砕して場内
処理をすることにより、低騒音、無粉塵、建築廃材のリ
サイクルなどに寄与するためのコンクリートの余盛り部
の大割り方法を簡便に経済的に提供するものである。
るコンクリートクラッシャーの出現により、従来のよう
に人力で騒音、振動、粉塵を発生させながらの杭頭処理
の方法から、大割り除去しクラッシャーで粉砕して場内
処理をすることにより、低騒音、無粉塵、建築廃材のリ
サイクルなどに寄与するためのコンクリートの余盛り部
の大割り方法を簡便に経済的に提供するものである。
【0011】空気および、または液体は、地上のコンプ
レッサーにチューブで接続し、所定位置にセットされた
分離装置に加圧注入されるが、加圧注入するチューブの
数は杭径などにより適宜決定する。
レッサーにチューブで接続し、所定位置にセットされた
分離装置に加圧注入されるが、加圧注入するチューブの
数は杭径などにより適宜決定する。
【0012】分離装置は加圧注入された空気および、ま
たは液体により膨張または伸張する際にコンクリートの
抵抗を少なくするために、先端やその他から空気およ
び、または液体を噴射する噴射口を設ける。
たは液体により膨張または伸張する際にコンクリートの
抵抗を少なくするために、先端やその他から空気およ
び、または液体を噴射する噴射口を設ける。
【0013】また分離装置にはこのほかにスプリングや
棒状や紐状のものを用いて水平に膨張または伸張するよ
うにガイドを設けることもできる。
棒状や紐状のものを用いて水平に膨張または伸張するよ
うにガイドを設けることもできる。
【0014】分離装置に加圧注入する液体は清水のほか
に、コンクリート遅延剤やベントナイトまたは高分子ポ
リマー、アルミ粉末懸濁液などを利用してコンクリート
中に噴射し、分離層を化学的に確保する。
に、コンクリート遅延剤やベントナイトまたは高分子ポ
リマー、アルミ粉末懸濁液などを利用してコンクリート
中に噴射し、分離層を化学的に確保する。
【0015】鉄筋カゴの外周については杭頂位置にスペ
ーサーを兼ねて円盤状のキャップを取り付けて、分離装
置を乗せて加圧注入により鉄筋内側に向けて膨張または
伸張させる方法もよい。
ーサーを兼ねて円盤状のキャップを取り付けて、分離装
置を乗せて加圧注入により鉄筋内側に向けて膨張または
伸張させる方法もよい。
【0017】
【発明の効果】以上の如く本発明は、建築廃材の場外搬
出の抑制とリサイクルを目指し、クラッシャーによる二
次破砕を前提とした場所打ちコンクリート杭の余盛り部
を大割にする方法において、その大割り方法を極めて容
易にまた経済的に行うことができるものである。
出の抑制とリサイクルを目指し、クラッシャーによる二
次破砕を前提とした場所打ちコンクリート杭の余盛り部
を大割にする方法において、その大割り方法を極めて容
易にまた経済的に行うことができるものである。
【図1】 分離装置の折り畳まれた状態の斜視図
【図2】 分離装置が膨張して広がった状態の斜視図
【図3】 鉄筋外周部のスペーサーを兼ねる円盤状の
キャップ斜視図
キャップ斜視図
【図4】 分離装置を膨張させる際に空気及び、また
は液体を噴射する噴射口の配置の一例の斜視図
は液体を噴射する噴射口の配置の一例の斜視図
A 鉄筋カゴ B 分離装置の伸縮部分 C 加圧注入チューブ D 円盤状のキャップ E 噴射口
Claims (3)
- 【請求項1】 場所打ちコンクリート杭の杭頭余盛り部
と杭頂部との境界部分に設置した装置へ、空気および、
または液体を加圧注入して、装置を膨張または伸張させ
ることによりコンクリートを上下に分離して、硬化後の
余盛り部の除去を容易にすることを特徴とする杭頭処理
方法。 - 【請求項2】 前記の杭頭余盛り部と杭頂部とのコンク
リートを分離する装置は、帆布、ビニール、プラスチッ
ク、金属などをもって伸縮または折り畳みができる袋ま
たは板状ものとし、コンクリート打設前に杭孔に挿入す
る鉄筋カゴの所定の位置に予め折り畳んでセットして、
空気および、または液体を加圧注入することで所定の長
さや広さに膨張または伸張させる。 - 【請求項3】 杭頭余盛り部と杭頂部とを分離させる際
に、折り畳んだ装置にはコンクリート中に水平に膨張ま
たは伸張しやすくするために、空気および、または液体
を噴射する噴射口を設け、またはスプリングや棒状のレ
ールを設けることもある。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11158459A JP2000314132A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | コンクリート杭の杭頭処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11158459A JP2000314132A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | コンクリート杭の杭頭処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000314132A true JP2000314132A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=15672214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11158459A Pending JP2000314132A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | コンクリート杭の杭頭処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000314132A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004070121A1 (en) * | 2003-02-07 | 2004-08-19 | Cementation Foundations Skanska Limited | Techniques for pile breaking |
| CN104234038A (zh) * | 2014-03-03 | 2014-12-24 | 王磊 | 一种灌注桩免破碎桩头施工工艺 |
| CN106400802A (zh) * | 2016-08-24 | 2017-02-15 | 中交公局厦门工程有限公司 | 一种钻孔桩桩头预埋免钻孔环切整体快速提吊方法 |
| CN108560539A (zh) * | 2018-05-24 | 2018-09-21 | 北京良乡蓝鑫水利工程设计有限公司 | 一种灌注桩桩头切除装置及其施工方法 |
| CN110847157A (zh) * | 2019-12-20 | 2020-02-28 | 中铁四局集团第二工程有限公司 | 一种混凝土灌桩桩头的自触发隔断装置 |
| CN112942315A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-06-11 | 中冶京诚工程技术有限公司 | 一种现浇混凝土桩头分隔装置 |
| CN113250186A (zh) * | 2021-04-14 | 2021-08-13 | 中冶京诚工程技术有限公司 | 一种现浇混凝土桩头分隔装置及桩头破除方法 |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP11158459A patent/JP2000314132A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004070121A1 (en) * | 2003-02-07 | 2004-08-19 | Cementation Foundations Skanska Limited | Techniques for pile breaking |
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| CN110847157A (zh) * | 2019-12-20 | 2020-02-28 | 中铁四局集团第二工程有限公司 | 一种混凝土灌桩桩头的自触发隔断装置 |
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| CN113250186A (zh) * | 2021-04-14 | 2021-08-13 | 中冶京诚工程技术有限公司 | 一种现浇混凝土桩头分隔装置及桩头破除方法 |
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