JP2000357306A - 磁気ヘッド装置 - Google Patents

磁気ヘッド装置

Info

Publication number
JP2000357306A
JP2000357306A JP11166134A JP16613499A JP2000357306A JP 2000357306 A JP2000357306 A JP 2000357306A JP 11166134 A JP11166134 A JP 11166134A JP 16613499 A JP16613499 A JP 16613499A JP 2000357306 A JP2000357306 A JP 2000357306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
magnetic
magnetic gap
gap
face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11166134A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sugawara
彰 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11166134A priority Critical patent/JP2000357306A/ja
Publication of JP2000357306A publication Critical patent/JP2000357306A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する磁気ヘッドチップ間のクロストーク
対策のための内側コアの端面形状を変えることにより、
加工の容易化を図り、磁気ヘッドチップの摩耗に対する
特性劣化の防止を図る。 【解決手段】 磁気ヘッドチップの内側コア32Aは、
隣接する磁気ヘッドチップに対向する第1端面52は、
磁気ギャップ36の幅方向(トラック巾方向)に対して
は、クロストーク防止のために、磁気ギャップ36に対
して逆方向の傾斜角度を有して形成されている。また、
磁気ギャップ36の深さ方向に対しては、その全域にわ
たって磁気ギャップ36と平行な直線状に形成されてい
る。したがって、磁気ギャップ36と第1端面52との
間隔及び傾斜角度等は、摺接面34が摩耗した場合でも
不変である。したがって、加工時の位置決め等を容易化
できるとともに、摺接面34が摩耗に対し、初期特性を
維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の磁気記録再
生装置に搭載される磁気ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、互いに異なるギャップアジマ
ス角を有する一対の磁気ヘッドチップをヘッドベース上
に隣接して配置した磁気ヘッド装置がある。図4は、こ
のような磁気ヘッド装置に搭載される従来の磁気ヘッド
チップの具体例を示す斜視図である。図示のように、こ
の磁気ヘッド装置では、左右対称形状の2つの磁気ヘッ
ドチップ2−1、2−2が隣接した状態で配置され、図
示しないヘッドベースに装着されている。なお、各磁気
ヘッドチップ2−1、2−2は、左右対称に同一構造を
有するため、以下の説明では同一符号を用いて説明す
る。
【0003】この磁気ヘッドチップ2−1、2−2は、
単結晶フェライト材等よりなる一対のコア2A、2Bを
有している。一方のコア2Aは、隣接する磁気ヘッドチ
ップ側に配置される内側コアであり、他方のコア2B
は、隣接する磁気ヘッドチップの反対側に配置される外
側コアである。そして、各コア2A、2Bを互いの対向
面で突き合わせ、各コア2A、2Bによって形成される
先端面を磁気テープ等の記録媒体と摺接する摺接面4と
して形成するとともに、摺接面4に臨む各コア2A、2
Bの突き合わせ部に非磁性絶縁膜(酸化膜)等を介在さ
せた磁気ギャップ6を形成する。各磁気ヘッドチップ2
−1、2−2の磁気ギャップ6は、共通の記録媒体に対
して隣接する記録トラックに対して磁気記録または再生
を行うために、互いに異なる方向のアジマス角をもって
形成され、クロストークを防止するようになっている。
【0004】また、外側コア2Bの突き合わせ部に巻線
(図示略)を巻回する巻線溝(巻線穴)8を形成してい
る。この巻線溝8と摺接面4との間隔により、磁気ギャ
ップ6の深さ(デプス)αが決定される。また、各コア
2A、2Bの突き合わせ部は、磁気ギャップ6の幅方向
の両側からトラック幅形成溝10が形成されるととも
に、このトラック幅形成溝10に融着ガラス12が充填
されている。なお、外側コア2Bの基端部には、トラッ
ク幅形成溝10に融着ガラス12を供給するためのガラ
ス融着用溝14が形成されている。一般に、磁気ギャッ
プのデプス(ギャップデプスともいう)αは、巻線溝8
とテープ摺接面4との間の磁気ギャップ全長をいうもの
である。
【0005】また、図示のように、内側コア2Aは、磁
気テープ等の走行方向に対して小さい幅を有して形成さ
れ、外側コア2Bは、磁気テープの走行方向に対して大
きい幅を有して形成されている。すなわち、内側コア2
Aを小さい幅で形成することにより、各磁気ヘッドチッ
プ2−1、2−2の磁気ギャップを近接して配置できる
ようになっている。そして、内側コア2Aは、隣接する
磁気ヘッドチップに対向する端面(本説明では便宜的に
第1端面という)22が、各磁気ヘッドチップ間のクロ
ストークを防止するため、互いに異なる方向に傾斜した
傾斜面として形成されている。すなわち、図4に示す例
では、内側コア2Aの第1端面22は、磁気ギャップの
面方向に対し、磁気テープ等の走行方向に対して磁気ギ
ャップと逆方向に傾斜しているとともに、磁気ギャップ
のデプス方向に対し、例えば45°の角度で先端側から
基端側に徐々に離間する方向に傾斜している。また、内
側コア2Aにおいて、第1端面22の基端側には、巻線
ガイド用の巻線ガイド部24が形成されている。また、
外側コア2Bの外側にも、巻線ガイド用の巻線ガイド部
18が形成されている。
【0006】ところで、上述のような第1端面22の加
工は、例えばスライシングM/C(マシニングセンタ)
機等の加工機に円盤状のフランジに砥石を組み込んだも
のや研磨機等を用いて、上述のような角度で成形を行っ
ている。図5(A)(B)は、内側コア2Aの第1端面
22を加工する方法を示す斜視図である。磁気ヘッドチ
ップの各コア2A、2Bは、磁気ギャップの幅方向に複
数個分のコアを連結したコア素材より形成されるもので
あり、内外のコア素材2A’、2B’に、それぞれギャ
ップ形成面を形成するとともに、トラック幅形成溝や巻
線溝等の加工を施した後、各コア素材2A’、2B’を
非磁性絶縁膜を介して接合して磁気ギャップを形成す
る。そして、各コア素材2A’、2B’の間のトラック
幅形成溝に融着ガラスを注入して結合する。
【0007】この後、内側のコア素材2A’に第1端面
22Aの加工を行う。この加工は、上述のようにスライ
シングM/Cの砥石等により、図5(B)の矢線X方向
に加工を行うことにより、磁気ギャップの面方向に対
し、磁気テープ等の走行方向に対して磁気ギャップと逆
方向に傾斜し、かつ、磁気ギャップのデプス方向に対
し、例えば45°の角度で先端側から基端側に徐々に離
間する方向に傾斜(例えば45°)した端面22Aを形
成するものである。この後、コア素材2A’、2B’を
トラック幅方向に所定の厚さで裁断し、各磁気ヘッドチ
ップ毎に分離し、各部の仕上げ加工や巻線処理等を行っ
て磁気ヘッドチップを完成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような第1端面を有する磁気ヘッドチップでは、内側コ
ア2Aの第1端面22を磁気ギャップ面に対して幅方向
及びデプス方向の両方に傾斜した状態で形成するため、
加工時のワーク(コア素材)のアライメントやセッティ
ング(位置決め)、加工条件の設定(砥石のコンデショ
ン等を含む)に高い精度が要求され、作業が煩雑となる
問題がある。
【0009】また、この磁気ヘッド装置を実際に使用す
る際に、磁気ヘッドチップの摺接面4は、記録テープや
クリーニングテープ等の繰り返し使用によって摩耗する
ことになるが、内側コア2Aの第1端面22が磁気ギャ
ップのデプス方向に傾斜しているため、磁気ヘッドチッ
プの摩耗に伴って磁気ヘッドチップの摺接面の形状が徐
々に変化し、記録テープ等との接触面積(面圧)や摺接
面4のトップ位置(R−TOP位置)が徐々に変化する
ことになる。このため、磁気ヘッド装置を実装した段階
で各種の調整作業を経て得られた初期特性が、磁気ヘッ
ドチップの摩耗によって徐々に変化し、特性劣化の要因
となってしまう問題がある。
【0010】また、上述のように高い精度を要求される
第1端面22の加工において、クロストーク対策のため
の第1端面22の傾斜が、磁気ギャップのデプス方向の
全領域にわたり適正に形成されず、例えば図4に示すよ
うに、基端側の部分22aが隣接する磁気ヘッドチップ
に対して平坦なまま残ってしまう場合がある。このた
め、長期の使用によって磁気ヘッドチップが摩耗し、磁
気ギャップの終端部分まで摩耗が進行した場合、内側コ
ア2Aの第1端面22が隣接する磁気ヘッドチップに対
して平坦な部分22aとなってしまい、クロストークの
防止機能が得られなくなるという問題がある。すなわ
ち、上記従来のヘッドチップでは、ヘッドライフエンド
まで適正なクロストーク防止機能やその他の特性が保証
されない場合がある。
【0011】そこで本発明の目的は、隣接する磁気ヘッ
ドチップ間のクロストーク対策のための内側コアの第1
端面形状を変えることにより、加工の容易化を図るとと
もに、磁気ヘッドチップの摩耗等に対してクロストーク
防止機能やその他の特性を適正に維持できる磁気ヘッド
装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、互いに異なるギャップアジマス角を有する一
対の磁気ヘッドチップをヘッドベース上に隣接して配置
した磁気ヘッド装置において、前記各磁気ヘッドチップ
は、隣接する磁気ヘッドチップ側に配置される内側コア
と、その反対側に配置される外側コアとを有し、前記各
コアを互いの対向面で突き合わせ、前記各コアによって
形成される先端面を磁気記録媒体と摺接する摺接面とし
て形成するとともに、前記摺接面に臨む各コアの突き合
わせ部に磁気ギャップを形成し、かつ、前記外側コアに
巻線を巻回するとともに前記磁気ギャップの深さを決定
する巻線溝を形成して構成され、さらに前記内側コア
は、隣接する磁気ヘッドチップと対向する第1端面が、
前記磁気ギャップの幅方向に対しては、隣接する磁気ヘ
ッドチップに対し、クロストーク防止のための一定の傾
斜形状を有して形成されるとともに、前記磁気ギャップ
の深さ方向に対しては、その全域にわたって前記磁気ギ
ャップと平行な直線状に形成されていることを特徴とす
る。
【0013】本発明の磁気ヘッド装置において、内側コ
アは、隣接する磁気ヘッドチップと対向する第1端面
が、磁気ギャップの幅方向に対しては、隣接する磁気ヘ
ッドチップに対し、クロストーク防止のための一定の傾
斜形状を有して形成されるとともに、磁気ギャップの深
さ方向に対しては、その全域にわたって磁気ギャップと
平行な直線状に形成されている。したがって、磁気ギャ
ップの深さ方向については、磁気ヘッドチップを傾斜さ
せることなく第1端面を加工できるため、加工時のワー
ク(コア素材)のアライメントやセッティング(位置決
め)、加工条件の設定(砥石のコンデション等を含む)
が簡潔となり、作業を容易化できる。
【0014】また、内側コアの第1端面は、磁気ギャッ
プの深さ方向に対し、その全域にわたって磁気ギャップ
と平行な直線状に形成されているため、磁気ギャップと
第1端面の位置関係は、磁気ギャップの深さ方向の全域
にわたって不変である。したがって、この磁気ヘッド装
置の長期の使用によって磁気ヘッドチップの摺接面が摩
耗した場合にも、磁気ギャップと内側コアの第1端面と
の間隔は変わることなく、また、隣接する磁気ヘッドチ
ップ同士の各内側コアの第1端面の位置関係も変わらな
い。このため、磁気ヘッドチップの摺接面の摩耗にかか
わらず、磁気ギャップの深さ方向の全域にわたり、クロ
ストーク防止機能やその他の特性を初期調整時に近い状
態で適正に維持でき、ヘッドライフエンドまで有効に保
証できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明による磁気ヘッド装
置の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実
施の形態による磁気ヘッド装置の磁気ヘッドチップの具
体例を示す斜視図である。本実施の形態による磁気ヘッ
ドチップは、図4に示す従来の磁気ヘッドチップに対
し、内側コアにおける第1端面の形状だけが異なるもの
であり、その他の部分については、基本的に共通の構成
を有するものである。図1に示すように、この磁気ヘッ
ド装置では、左右対称形状の2つの磁気ヘッドチップ3
2−1、32−2が隣接した状態で配置され、図示しな
いヘッドベースに装着されている。なお、各磁気ヘッド
チップ32−1、32−2は、左右対称に同一構造を有
するため、以下の説明では同一符号を用いて説明する。
【0016】この磁気ヘッドチップ32−1、32−2
は、単結晶フェライト材等よりなる一対のコア32A、
32Bを有している。一方のコア32Aは、隣接する磁
気ヘッドチップ側に配置される内側コアであり、他方の
コア32Bは、隣接する磁気ヘッドチップの反対側に配
置される外側コアである。そして、各コア32A、32
Bを互いの対向面で突き合わせ、各コア32A、32B
によって形成される先端面を磁気テープ等の記録媒体と
摺接する摺接面34として形成するとともに、摺接面3
4に臨む各コア32A、32Bの突き合わせ部に非磁性
絶縁膜(酸化膜)等を介在させた磁気ギャップ36を形
成する。各磁気ヘッドチップ32−1、32−2の磁気
ギャップ36は、共通の記録媒体に対して隣接する記録
トラックに対して磁気記録または再生を行うために、互
いに異なる方向のアジマス角をもって形成され、クロス
トークを防止するようになっている。
【0017】また、外側コア32Bの突き合わせ部に巻
線(図示略)を巻回する巻線溝38を形成している。こ
の巻線溝38と摺接面34との間隔により、磁気ギャッ
プ6の深さ(デプス)αが決定される。また、各コア3
2A、32Bの突き合わせ部は、磁気ギャップ36の幅
方向の両側からトラック幅形成溝40が形成されるとと
もに、このトラック幅形成溝40に融着ガラス42が充
填されている。なお、外側コア32Bの基端部には、ト
ラック幅形成溝40に融着ガラス42を供給するための
ガラス融着用溝44が形成されている。一般に、磁気ギ
ャップのデプス(ギャップデプス)αは、巻線溝38と
テープ摺接面34との間の磁気ギャップ全長をいうもの
である。
【0018】また、図示のように、内側コア32Aは、
磁気テープ等の走行方向に対して小さい幅を有して形成
され、外側コア32Bは、磁気テープの走行方向に対し
て大きい幅を有して形成されている。すなわち、内側コ
ア32Aを小さい幅で形成することにより、各磁気ヘッ
ドチップ32−1、32−2の磁気ギャップを近接して
配置できるようになっている。そして、内側コア32A
は、隣接する磁気ヘッドチップに対向する端面(本説明
では便宜的に第1端面という)52が、各磁気ヘッドチ
ップ間のクロストークを防止するため、互いに異なる方
向に傾斜した傾斜面として形成されている。また、内側
コア32Aにおいて、第1端面52の基端側には、巻線
ガイド用の巻線ガイド部54が形成されている。また、
外側コア32Bの外側にも、巻線ガイド用の巻線ガイド
部48が形成されている。
【0019】以下、本例の内側コア32Aの第1端面5
2の形状について説明する。図1に示すように、本例の
内側コア2Aの第1端面52は、磁気ギャップ36の幅
方向(トラック幅方向)に対しては、クロストーク防止
のために、磁気ギャップ36に対して逆方向の傾斜角度
を有して形成されている。また、磁気ギャップ36の深
さ方向に対しては、その全域にわたって磁気ギャップ3
6と平行な直線状に形成されている。つまり、本形態に
よる磁気ヘッドチップを、摺接面34の垂直方向から見
た場合、磁気ギャップ36と第1端面52との間隔及び
傾斜角度が、磁気ギャップ36の深さ方向に均一であ
り、摺接面34が摩耗した場合でも、ほぼ不変な形状と
なっている。
【0020】図2は、このような摺接面34の摩耗に対
する磁気ギャップ36と第1端面52との位置関係を、
図4に示す従来例と対比して説明する斜視図であり、図
2(A)は本例の磁気ヘッドチップを示し、図2(B)
は従来例の磁気ヘッドチップを示している。図2(A)
に示す本例の磁気ヘッドチップでは、内側コア32Aの
第1端面52が磁気ギャップ36の深さ方向に対して
は、その全域にわたって磁気ギャップ36と平行な直線
状に形成されているので、摺接面34が摩耗によって磁
気ギャップ36の深さ方向に変位した場合でも、第1端
面52と磁気ギャップ36との位置関係(図2では矢線
Zで間隔を示している)は不変であり、初期値と変わら
ない。
【0021】しかし、図2(B)に示す従来例の磁気ヘ
ッドチップでは、内側コア2Aの第1端面22が磁気ギ
ャップ6の深さ方向に対し、例えば45°で傾斜してい
るため、摺接面4が摩耗によって磁気ギャップ6の深さ
方向に変位した場合、第1端面22と磁気ギャップ6と
の位置関係(図2では矢線Z、Z’で間隔を示してい
る)が変化し、初期値から徐々に変わって行くことにな
る。このように本例の磁気ヘッドチップでは、内側コア
32Aの第1端面52が磁気ギャップ36の深さ方向に
対し、その全域にわたって磁気ギャップ36と平行な直
線状に形成されているので、摺接面34が摩耗によって
磁気ギャップ36の深さ方向に変位した場合でも、第1
端面52と磁気ギャップ36との位置関係が変化せず、
初期的な調整によって得られた特性が経時的に維持でき
る。
【0022】以上のような第1端面52の加工は、例え
ばスライシングM/C(マシニングセンタ)機等の加工
機に円盤状のフランジに砥石を組み込んだものや研磨機
等を用いて、上述のような角度で成形を行っている。図
3(A)(B)は、内側コア32Aの第1端面52を加
工する方法を示す斜視図である。磁気ヘッドチップの各
コア32A、32Bは、磁気ギャップの幅方向に複数個
分のコアを連結したコア素材より形成されるものであ
り、内外のコア素材32A’、32B’に、それぞれギ
ャップ形成面を形成するとともに、トラック幅形成溝や
巻線溝等の加工を施した後、各コア素材32A’、32
B’を非磁性絶縁膜を介して接合して磁気ギャップを形
成する。そして、各コア素材32A’、32B’の間の
トラック幅形成溝に融着ガラスを注入して結合する。
【0023】この後、内側のコア素材32A’に第1端
面52Aの加工を行う。この加工は、上述のようにスラ
イシングM/Cの砥石等により、図3(B)の矢線Y方
向に加工を行うことにより、磁気ギャップの面方向に対
し、磁気テープ等の走行方向に対して磁気ギャップと逆
方向に傾斜し、かつ、磁気ギャップのデプス方向に対
し、その全域にわたって磁気ギャップ36と平行な直線
状に形成された端面52Aを形成するものである。この
際、ワークとしての各コア素材32A’、32B’の接
合体は、加工機の基準面βに対して密着した状態でセッ
トでき、図5(B)に示す従来例のように、例えば45
°の角度で傾斜した状態でワーク(コア素材)をセット
する必要がなく、ワークの角度調整機構等が不要とな
り、また、位置決め作業等が容易化でき、さらに高精度
の加工を実現できる。なお、この端面52Aは、磁気ヘ
ッドチップのトラック幅方向に繰り返し加工され、複数
チップ毎の所定ピッチで鋸状に形成されている。この
後、コア素材32A’、32B’をトラック幅方向に所
定の厚さで裁断し、各磁気ヘッドチップ毎に分離し、各
部の仕上げ加工や巻線処理等を行って磁気ヘッドチップ
を完成する。
【0024】以上のように本形態の磁気ヘッド装置で
は、各内側コア32Aの第1端面52を、磁気ギャップ
の深さ方向については磁気ヘッドチップを傾斜させるこ
となく加工できるため、加工時のワーク(コア素材)の
アライメントやセッティング(位置決め)、加工条件の
設定(砥石のコンデション等を含む)が簡潔となり、作
業を容易化できる。また、この結果、加工精度の向上に
も貢献でき、磁気ギャップ36から第1端面52までの
寸法精度を向上でき、また、加工歩留も改善でき、生産
性を向上できる。
【0025】また、内側コアの第1端面は、磁気ギャッ
プの深さ方向に対し、その全域にわたって磁気ギャップ
と平行な直線状に形成されているため、磁気ギャップと
第1端面の位置関係は、磁気ギャップの深さ方向の全域
にわたって不変であることから、この磁気ヘッド装置の
長期の使用によって磁気ヘッドチップの摺接面が摩耗し
た場合にも、磁気ギャップと内側コアの第1端面との間
隔は変わることなく、また、隣接する磁気ヘッドチップ
同士の各内側コアの第1端面の位置関係も変わらない。
このため、磁気ヘッドチップの摺接面の摩耗にかかわら
ず、磁気ギャップの深さ方向の全域にわたり、クロスト
ーク防止機能やその他の特性(接触面積(面圧)、R−
TOP位置、干渉縞形状等の特性を含む)を初期調整時
に近い状態で適正に維持でき、ヘッドライフエンドまで
有効に保証できる。また、ヘッドチップ摺動面の最終仕
上げを行う場合にも、テープラップを繰り返した際の諸
特性が一定に維持され、初期調整時を容易に行うことが
可能である。
【0026】なお、以上の例では、第1端面52をスラ
イシングM/C機等の加工機に円盤状のフランジに砥石
を組み込んだものや研磨機等を用いて加工すると説明し
たが、その他にも、例えばレーザやイオンビーム等を使
用した加工方法、あるいは、化学的反応を利用したエッ
チング加工棟を併用してもよい。また、第1端面52の
磁気ギャップの幅方向(トラック幅方向)の形状は、上
述の例のように直線状に限らず、例えば、一定の曲率を
有する曲率面状に形成したり、凹凸を有する凹凸面状に
形成したり、波形形状を有する波形面状に形成してもよ
い。あるいは、第1端面を加工する際の加工粗さを用い
て凹凸を形成した面であってもよい。すなわち、第1端
面52の磁気ギャップの幅方向(トラック幅方向)の形
状は、隣接する磁気ヘッドチップとのクロストークを防
止できる傾斜形状であれば、いずれの形態であっても構
わない。また、本発明の磁気ヘッド装置は、VTRに限
らず、他の磁気記録再生装置の磁気ヘッド装置に広く適
用し得るものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の磁気ヘッド
装置では、隣接する磁気ヘッドチップとのクロストーク
を防止するための、内側コアの第1端面の形状を、磁気
ギャップの幅方向に対しては、隣接する磁気ヘッドチッ
プに対するクロストーク防止のために一定の傾斜形状に
形成し、磁気ギャップの深さ方向に対しては、その全域
にわたって磁気ギャップと平行な直線状に形成した。し
たがって、磁気ギャップの深さ方向については、磁気ヘ
ッドチップを傾斜させることなく第1端面を加工できる
ため、加工時のワーク(コア素材)のアライメントやセ
ッティング(位置決め)、加工条件の設定(砥石のコン
デション等を含む)が簡潔となり、作業を容易化できる
構造となっている。
【0028】また、磁気ギャップと第1端面の位置関係
は、磁気ギャップの深さ方向の全域にわたって不変であ
るので、磁気ヘッドチップの摺接面が摩耗しても、磁気
ギャップと内側コアの第1端面との間隔は変わることな
く、また、隣接する磁気ヘッドチップ同士の各内側コア
の第1端面の位置関係も変わらない。したがって、磁気
ヘッドチップの摺接面の摩耗にかかわらず、磁気ギャッ
プの深さ方向の全域にわたり、クロストーク防止機能や
その他の特性を初期調整時に近い状態で適正に維持で
き、ヘッドライフエンドまで有効に保証できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による磁気ヘッド装置の磁
気ヘッドチップの具体例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す磁気ヘッドチップの摺接面の摩耗に
対する磁気ギャップと第1端面との位置関係を、従来例
と対比して説明する斜視図である。
【図3】図1に示す磁気ヘッドチップの内側コアの第1
端面を加工する方法を示す斜視図である。
【図4】従来の磁気ヘッド装置の磁気ヘッドチップの具
体例を示す斜視図である。
【図5】図4に示す磁気ヘッドチップの内側コアの第1
端面を加工する方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
32−1、32−2……磁気ヘッドチップ、32A、3
2B……コア、34……摺接面、36……磁気ギャッ
プ、38……巻線溝、40……トラック幅形成溝、42
……融着ガラス、52……第1端面、54……巻線ガイ
ド部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なるギャップアジマス角を有す
    る一対の磁気ヘッドチップをヘッドベース上に隣接して
    配置した磁気ヘッド装置において、 前記各磁気ヘッドチップは、隣接する磁気ヘッドチップ
    側に配置される内側コアと、その反対側に配置される外
    側コアとを有し、前記各コアを互いの対向面で突き合わ
    せ、前記各コアによって形成される先端面を磁気記録媒
    体と摺接する摺接面として形成するとともに、前記摺接
    面に臨む各コアの突き合わせ部に磁気ギャップを形成
    し、かつ、前記外側コアに巻線を巻回するとともに前記
    磁気ギャップの深さを決定する巻線溝を形成して構成さ
    れ、 さらに前記内側コアは、隣接する磁気ヘッドチップと対
    向する第1端面が、前記磁気ギャップの幅方向に対して
    は、隣接する磁気ヘッドチップに対し、クロストーク防
    止のための一定の傾斜形状を有して形成されるととも
    に、前記磁気ギャップの深さ方向に対しては、その全域
    にわたって前記磁気ギャップと平行な直線状に形成され
    ている、 ことを特徴とする磁気ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 前記内側コアの第1端面が平坦面状に形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッ
    ド装置。
  3. 【請求項3】 前記内側コアの第1端面が、前記磁気ギ
    ャップの幅方向に対して一定の曲率を有する曲率面状に
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘ
    ッド装置。
  4. 【請求項4】 前記内側コアの第1端面が、前記磁気ギ
    ャップの幅方向に対して凹凸を有する凹凸面状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド装
    置。
  5. 【請求項5】 前記内側コアの第1端面が、前記磁気ギ
    ャップの幅方向に対して波形形状を有する波形面状に形
    成されていることを特徴とする請求項4記載の磁気ヘッ
    ド装置。
  6. 【請求項6】 前記内側コアの第1端面の凹凸が加工粗
    さを用いて形成したものであることを特徴とする請求項
    4記載の磁気ヘッド装置。
  7. 【請求項7】 前記内側コアの第1端面は、磁気記録媒
    体の摺接方向に対し、前記磁気ギャップのアジマス角と
    逆方向に傾斜して形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の磁気ヘッド装置。
  8. 【請求項8】 前記外側コアは磁気記録媒体の摺接方向
    に対して大きい幅で形成され、前記内側コアは磁気記録
    媒体の摺接方向に対して小さい幅で形成されていること
    を特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド装置。
JP11166134A 1999-06-14 1999-06-14 磁気ヘッド装置 Pending JP2000357306A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11166134A JP2000357306A (ja) 1999-06-14 1999-06-14 磁気ヘッド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11166134A JP2000357306A (ja) 1999-06-14 1999-06-14 磁気ヘッド装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000357306A true JP2000357306A (ja) 2000-12-26

Family

ID=15825673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11166134A Pending JP2000357306A (ja) 1999-06-14 1999-06-14 磁気ヘッド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000357306A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5072322A (en) Monolithic ferrite recording head with glass-protected, self-aligned, machined track
JPS61129716A (ja) 磁気ヘツド
JPS63146202A (ja) 磁気ヘツド及びその製造方法
US5298113A (en) Method of producing magnetic head core having magnetic gap and narrow track
JP2000357306A (ja) 磁気ヘッド装置
JPS63257904A (ja) 磁気ヘツドの製造方法
JPS6151335B2 (ja)
JPH043302A (ja) 磁気ヘッド用コア及びその製造法
JP2942114B2 (ja) 磁気ヘッド及びその製造方法
JPS6258409A (ja) 複合型磁気ヘツドおよびその製造方法
KR0136418B1 (ko) Mig형 자기헤드
JPH0341886B2 (ja)
JPS62232714A (ja) 磁気ヘツドコアの製造方法
JPS6222213A (ja) 複合型磁気ヘツドおよびその製造方法
JPH01227205A (ja) 磁気ヘッドの製造方法
JPH065567B2 (ja) 磁気ヘツド用コアの製造方法
JPH0830909A (ja) 磁気ヘッド
JPH1055507A (ja) 磁気ヘッド
JPS6260106A (ja) 磁気ヘツドの製作法
JPS62229504A (ja) 磁気ヘツドコアの製造方法
JP2000339617A (ja) 磁気ヘッドの製造方法
JPH0554322A (ja) 磁気ヘツドチツプの製造方法
JPH0821170B2 (ja) 固定磁気ディスク装置用コアスライダ及びその製造方法
JPS61214106A (ja) 磁気ヘツド
JPS6366702A (ja) 磁気ヘツド