JP2000514261A - 位相変調信号に使用する方法及び装置 - Google Patents

位相変調信号に使用する方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 送信機及び受信機の間での位相シフト変調化情報搬送信号の転送の際に使用するための偏差検出の装置及び方法。偏差検出器は位相線型セグメントの存在、即ち、連続した同一の位相変化を有する位相変化のシーケンスの一部分を使用する。偏差検出器は決定された同一の位相変化を有する3つ以上の連続した位相変化から成るセグメントを抽出する。ろ過されたセグメントの識別を行って、セグメントがどの公称位相線型シーケンスに属するのかを決定する。この後に、偏差及び恐らくは修正信号を計算することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 位相変調信号に使用する方法及び装置 発明の分野 本発明は情報搬送用変調信号の変調エラーを検出し修正する方法及び装置に関 する。 技術の状態 送信用装置及び受信用装置の間の比較的長い距離に渡ってデジタル信号を転送 することに対して、或る一定の方法でこのデジタル信号をコード化することが適 当である。このコード化は、干渉にもかかわらず高信頼度の情報転送を保証する ために行われる。有線による転送に対しては、コード化の最も初期の形態の1つ は信号レベルを高めることであり得、より進歩した形態は搬送波に関する位相シ フトまたは周波数シフトのある一定の多様性であり得る。情報転送に対して光フ ァイバを使用することは、デジタル信号によってコード化される光源を使用する ことを要求する。 有線または光ファイバに乗せて情報を転送することは、地理的位置、コストま たは他の状況のために必ずしも可能ではない。このような場合、例えば或る型式 の無線波を使用する情報の無線式転送を使用することはより適当であり得る。こ の場合でも、デジタル情報によって変調される搬送波を使用することは適当であ る。 デジタル情報によって搬送波を変調する3つの基本的な方法は、搬送波の振幅 、周波数または位相の何れかの変更、即ち手段(step)によるものである。搬送 波を変調するこれら3つの基本的方法は通常、振幅シフト変調、周波数シフト変 調及び位相シフト変調とそれぞれ呼んでいる。どの方法を使用するかは以下の欲 求及び/又は要求、即ち、検出性能、データ速度、ハードウェアの複雑性、周波 数範囲、コスト等の何れかに基づくことができる。これらの欲求/要求のうちの 幾つかは相互に直接相いれないものであり、このために応用に依存する優先順位 付けを行わなければならない。振幅シフト変調においては、搬送波の振幅が変化 す ることとなる。即ち、振幅シフト変調は一定の包絡線を持たない。周波数及び位 相変調は双方共に一定の包絡線を有し、このことによって、送信機及び受信機の 間の送信に生じ得る振幅非線型性に対して非鋭敏的になる。振幅非線型性が生じ 得る場合の諸例は、マイクロ波無線リンク及び衛生チャンネルを使用する場合で ある。従って、周波数及び位相シフト変調は、振幅シフト変調に比してはるかに 一般的である。 周波数シフト変調は実用上実現する上で最も一般的である。即ち、必要なハー ドウェアは送信側及び受信側の双方において簡単であり、このことによってコス トの低減が図られる。一方、位相シフト変調は性能の点からより良好なシステム を実現するが、より複雑な送信機及び受信機を必要とする。これらの相違に起因 して、双方の変調方法の利点を使用するハイブリッド型式のものが開発されてき た。これらの中で、テイムド周波数変調(TFM:Tamed Frequency Modulation )及び一定包絡線オフセット直交位相シフトキー(C−QPSK:Constant env elope offset Quadrature Phase Shift Key)を挙げることができ、これらは基 本的に同一の変調方法であるが、異なる名称によって、ハイブリッド解法に関係 しているということが強調されている。この変調方法を使用することによって、 物理的に簡単な送信機が周波数シフト変調において使用されると同様に使用され ると共に、高性能受信機が位相シフト変調において使用されると同様に使用され る。こうして、周波数シフト変調からは、より簡単でかつコスト的に有利という 利点、及び位相シフト変調からはより良好な性能という利点を有するシステムが 得られる。 しかしながら、送信機信号が電圧制御発振器(VOC:voltage-controlled o scillator)を制御することによって発生されると共に、信号が受信機において 位相復調される変調方法を使用する場合、或る問題が生ずる。電圧制御発振器を 使用して、受信機で位相変調される変調した送信機信号を発生する場合、正確な 位相変調が受信機にて発生し得るべきであれば、電圧制御発振器が発生する各周 波数についての要求は特に高い。各要求は、可干渉位相復調と共に呼ぶ、多数の 情報ビットによる位相情報を使用して搬送波周波数を受信機で発生する各応用に おいて付加的に高まる。位相エラーは、周波数エラーの時間積分と同一である。 送信用信号の周波数の発生において、しばしばデジタルビットストリームであ る、情報搬送用信号を電圧制御発振器を制御する変調用ベースバンド信号に変換 するパルス整形器を使用する。変調用ベースバンド信号は、特定の場合に対して 送信機信号はどの周波数を有するべきかを規定する。パルス整形器が温度の変動 、部品のエージング、レベルに関する劣悪な初期調整等によって引き起こし得る 増幅エラーを有していれば、このことは電圧制御発振器が不正確な入力信号を受 信し、この結果、不正確な周波数を発生することとなるということを意味してい る。増幅エラーのために、発生される各周波数は増幅エラーに関する因子によっ て基準化される。この基準化(scaling)は、全ての発生する周波数が生成する周 波数スペクトルの幅が基準化に対応する程度まで低減するかまたは増大すること を意味している。 この基準化は、以下の方法、即ち、所望する変調用ベースバンド信号が4及び 8Vの間にある範囲を有することを仮定することにて例示することができる。増 幅エラーが2倍のエラーを伴えば、電圧制御発振器に対する入力信号は8及び1 6Vの間にある。こうして、出力制御電圧範囲は変化するだけではなく、4Vか ら8Vに増加し、同様に、出力信号の周波数が変化する。全ての周波数は同程度 には変化しないが、代わりに各周波数は増幅エラーに関係して基準化される。こ のことは、出力信号の間違った偏差を生成する。偏差とは、搬送波の予想される 中央周波数からの周波数の瞬間の変動を意味している。 周波数の発生における諸問題は電圧制御発振器においても生じ得る。即ち、変 調用ベースバンド信号が正確であるこれらの場合においても、電圧制御発振器は 間違った周波数を発生し得る。電圧制御発振器は、温度の変動、部品のエージン グ、レベル及び増幅率等の劣悪な初期調整によって引き起こし得る増幅エラーに よって損い得る。また、発生する各周波数は、増幅エラーに関係する因子によっ て基準化されることとなる。 発生する正確な周波数における諸問題を解決するため、送信機には偏差検出器 を設けることができる。この偏差検出器は変調された送信機信号の偏差を測定し て、正確な周波数及び正確な変調が得られるようにしてベースバンド信号のレベ ルを調整する。このことを実現するために、送信機には、電圧制御発振器からの 送信機信号を復調する復調器が設けられる。復調された送信機信号は偏差検出器 に転送される。この偏差検出器は偏差を検出し、増幅エラーの大きさを計算し、 偏差エラー定数を与える。 生ずる1つの問題は、どのようにして偏差及び偏差エラー検出自体を信頼性が あって簡単な方法で行うことができるかということである。偏差検出における大 きな問題は、位相変化が何であるべきかについての何らの指示もないという場合 である。偏差検出器のない送信器は例えば、偏差検出器について改造/品質改善 を要求することができる。予め何ら偏差検出器を有していない送信機は、この送 信機を介して転送されるデジタル情報、即ち、この送信機によって実際に送信さ れると共に、この送信機に供給されるデジタル情報とは必ずしも同一ではないデ ジタル情報を有する信号を得ることは正当な仕事量によっては可能ではないよう にして構成し、統合することができる。送信機に転送されるデジタル情報を有す る信号を得る可能性が無ければ、送信される位相変化が何であるべきかに関する ことを偏差検出器に供給する何らの指示もない。 偏差は、例えば、通常使用されている可干渉性位相復調を行うことができるよ うにするために、十分に高い精度で測定し、修正できなければならない。 偏差を検出すると共に、偏差エラーを計算する1つの方法は、シンボル当りの 受信した位相変化を計算し、次いで、シンボルの公称の位相変化指定の決定に対 してしきい値検出を行うことである。1つのシンボルはただ1個の位相変化が表 わす情報の量、即ち、1つ以上のデータビットである。このことは、シンボル当 りの位相変化が公称的に−90°(−π/2)、−45°(−π/4)、0°、 45°(π/4)または90°(π/2)であれば、位相変化指定の決定に対す るしきい値レベルとして−67.5°、−22.5°、22.5°及び 67.5°を使用することが適当であり得ることを意味している。検出した位相 変化が67.5°よりも大きければ、公称の位相変化は90°と仮定される。検 出した位相変化が22.5°及び67.5°の間にあれば、公称の位相変化は4 5°と仮定される。検出した位相変化が−22.5°と22.5°の間にあれば 、公称の位相変化は0°と仮定される等である。これは、何らの中央周波数エラ ーも存在しないか、または小さい中央周波数エラーのみが存在する状態について 有 効である。 偏差エラーを検出する前述した方法は少なくとも2つの本質的な問題、即ち、 この方法は制限された検出範囲を有することと、偏差の検出がフィルタ依存であ るという問題とを有している。偏差エラーが大きければ、しきい値検出及びそれ と共に偏差検出は間違ったものになってしまう。要因エラーまたは基準化エラー として見ることができる偏差エラーが0.75(0.75・90°=67.5° )より小さいかまたは1.5(1.5・45°=67.5°)よりも大きければ 、位相指定の決定はしきい値検出において不正確なものとなる。フィルタ依存性 は、送信機及び受信機が信号/ノイズ比を最適化する信号適合型フィルタ(sign al-adapted filters)を通常備えており、これらのフィルタがシンボル間干渉に 起因するシンボル当りの検出された位相変化に高程度に影響を及ぼすということ から生じる。その影響は前のシンボル及び低域特性を有するフィルタに依存して いることから相称的ではない。データのランダムシーケンスにおいて、検出され た位相変化の平均値は公称の理論的平均値に関して低減される。このことは、シ ンボル間干渉がフィルタ依存であるので、偏差検出もまた望ましくないフィルタ 依存性を有することを意味している。 発明の概要 この発明の目的は、位相シフト変調信号を簡単で信頼性のある方法で検出する ことができる方法及び装置を提供することにある。 この発明の別の目的は、偏差検出を大きな検出範囲でしかもシンボル間干渉の 影響を少なくして行うことができる方法及び装置を提供することにある。 この発明のまた別の目的は、偏差検出及び偏差エラーの修正を受信機で行うこ とができる方法及び装置を提供することにある。 前記諸目的は、或る変調型式は位相線型シーケンスを伴うことができるという ことを使用するこの発明による偏差検出原理に従って達成される。このことは、 位相線型セグメント、即ちシーケンスの一部分が、連続的で同一の位相変化を有 する各位相変化を含んだ、情報搬送位相シフト変調信号において発生することを 意味している。使用されることとなる或る表現及び言葉を説明することはここで は適切である。位相変化は信号の位相が前の値からどの程度シフトするかを示す 値であり、これは零でもあり得る。通常、シンボル当りの位相変化が意味される 。シンボルは単一の位相変化が表わす情報量である。情報量は1つ以上のデータ ビットであり得る。諸例で使用されるC−QPSKによる位相シフト変調を使用 するとき、情報量は1ビットであり、こうしてビット当りの位相変化である。シ ーケンスは多数の位相変化から成っている。位相線型シーケンスにおいて、全て の位相変化は理論的に同一であり、実用上、位相変化は或る許容範囲内にある。 セグメントはシーケンスの一部分である。実用上、位相変化は幾分変化するが、 位相線型セグメントにおいても、全ての位相変化は理論的に同一である。セグメ ントにおける位相変化が或る許容範囲にて同一であるか否かを決定できるために は、「同一であると決定された(determined same)」という表現が使用される。 即ち、位相変化は正確に数字的には同一ではないということにもかかわらず、装 置または方法は位相変化が同一であるという決定をする。 この発明による偏差検出原理に基づいている検出器は、情報搬送位相シフト変 調信号から位相線型セグメントをろ過/抽出すると共に、ろ過されたセグメント がどの公称の位相線型シーケンスに対応するのかを決定する。検出器がろ過され た位相線型セグメントがどの公称の位相線型シーケンスに属する(割り当てられ ている)かを決定した後、検出器は位相線型セグメントがどの位相変化を有する べきであるか、即ち、対応する公称の位相線型シーケンスが有する位相変化を決 定することができる。位相線型セグメントがどの位相変化の知識を有するか及び どの位相変化を有するべきかについて、検出器は情報搬送位相シフト変調信号の 偏差また偏差エラーを計算することができると共に、恐らくは偏差エラー定数/ 修正信号を生成し得る。 前記目的は、位相線型シーケンスを備えた位相シフト変調信号の偏差検出のた めのこの発明による方法によって付加的に達成することができる。この方法によ れば、先ず、セグメントは、位相シフト変調信号から、各値が位相変化に対応す る少なくとも3つの連続した値についてろ過される。ろ過されたセグメントは、 セグメント中の位相変化に対応する連続した値が同一であると決定される否かに ついて評価され、セグメントの位相変化に対応する値が同一であると決定されれ ば、そのセグメントの位相線型セグメントが生成され、そうでなければ、セグメ ントは拒絶される。ろ過されたセグメントは恐らくは、シンボル当りの位相変化 が0度の位相線型シーケンスにそれらが属しているか否かについて評価すること ができ、シンボル当りの位相変化が0度の位相線型シーケンスにセグメントが属 していれば、このセグメントは拒絶される。しかる後に、位相線型セグメントの 位相変化指定が決定される。位相線型セグメントの位相変化指定は、位相線型セ グメントがその一部分であると判定された対応する公称の位相線型シーケンスが 持っている公称の位相変化と同一であると決定される。偏差は位相線型セグメン トの決定した位相変化指定から計算される。 前記目的は、位相線型シーケンスを備えた位相シフト変調信号の偏差検出のた めのこの発明による装置によって付加的に達成される。この装置はろ過手段、第 1及び恐らくは第2の評価手段、決定手段及び計算手段を備えている。ろ過手段 は位相シフト変調信号から位相変化に対応する少なくとも3つの連続した値につ いてセグメントをろ過/抽出する。第1の評価手段は、セグメントの位相変化に 対応する連続した値が同一であると決定されるか否かを評価する。セグメントの 位相変化に対応する値が同一であると決定されれば、第1の評価手段はそのセグ メントの位相線型セグメントを生成し、そうでなければ、セグメントを拒絶する 。付加的な第2の評価手段は、位相変化が0°である位相線型シーケンスにろ過 されたセグメントが属しているか否かを評価する。位相変化が0°の位相線型シ ーケンスにセグメントが属していれば、第2の評価手段はセグメントを拒絶する 。決定手段は位相線型セグメントの位相変化指定を決定する。位相変化指定は、 位相線型セグメントがその一部分であると判定された対応する公称の位相線型シ ーケンスが持っている公称の位相変化と同一であると決定される。即ち、位相線 型セグメントがどの位相線型シーケンスに対応するかを決定する。計算手段は、 位相線型セグメントの決定された位相変化指定及び位相線型セグメントの連続し た値から偏差を計算する。 本発明の利点は、偏差検出器が大きな検出範囲を有するということである。 この発明の別の利点は、偏差検出についてのシンボル間干渉からの影響を極め て小さくすることができるということである。 この発明の付加的な利点は、偏差検出器の原理によって、この発明による偏差 検出器を送信機または受信機の何れかに設置することができるということである 。 この発明のまた別の利点は、偏差検出器を1つ以上の回路に集積するかまたは プロセッサ装置にて実現できるということと、偏差検出器が受信機にて実現され る場合、偏差検出器は特殊復調器には依存しないということである。 図面の説明 この発明をここで添付図を参照して例示的に詳細に説明するが、限定的目的に よるものではない。 図1は転送システムのブロック図を示している。 図2はこの発明による偏差検出器の実施が適当である送信機のブロック図を示 している。 図3はこの発明による偏差検出器の実施が適当である受信機のブロック図を示 している。 図4はこの発明による偏差検出器の実施が適当である別の受信機のブロック図 を示している。 図5は位相図を示している。 図6は位相ツリーを示している。 図7は変調ベースバンド信号を発生するパルス整形器のブロック図を示してい る。 図8はこの発明による偏差検出器のブロック図を示している。 図9はこの発明による偏差検出方法のフロー図を示している。 図10Aは近似位相線型セグメントをろ過する周波数機能を示している。 図10Bは近似位相線型セグメントをろ過する最大グループフィルタを示して いる。 好ましい実施例の説明 この発明の理解を助けるために、転送システムについて図1との関連において 紹介として説明することとする。図1による転送システムは、この発明による偏 差検出を使用することができるシステムの一例である。しかる後に、送信機及び 偏差修正を有する2つの受信機について、この発明による偏差検出器を適切に実 施することができる図2から図4と関連して説明することとする。しかしながら 、 先ず、この発明は中央周波数エラーの検出及び修正についてなすべき諸問題には 関係しないことを言わなければならない。中央周波数エラーは、簡単に言えば、 周波数のシフト(異なる周波数は同一量だけ変位/シフトする)からのみ構成さ れ、一方、偏差エラーは離れた周波数(異なる周波数は異なる量だけ変位/シフ トする)を共にプッシュするかまたは引き出す基準化されたエラーである。 図1はこの発明が適用されるシステムのブロック図である。データビットスト リームであり得る情報搬送信号110は、変調ベースバンド信号を生成するため にパルス整形器140において変換される。変調された情報搬送信号が受信機に て復号化できるように所望の変調及びそれと共に所望の偏差を有するようにして 、信号適合型フィルタ141を介して電圧制御発振器142を制御することがで きるように理想的に見れば変調ベースバンド信号112を適合させる。この信号 適合型フィルタ141は信号ノイズ比を最適化する低域フィルタであることが好 ましい。情報搬送信号114の受信機への転送は、1つ以上の無線チャンネル、 マイクロ波リンク、衛星チャンネル等の例えば自由に選択可能な無線媒体を介し て、または任意の他の媒体を介して行うことができる。 図1に示す受信機は部分的には直角復調器から構成される。この直角復調器は 、変調された情報搬送信号114をI−(同相)及びQ−(直角位相)チャンネ ルに分周する信号分周器150を備えている。このI−及びQ−チャンネルの各 情報搬送信号は復調され、この際、おのおのは、チャンネルの間で90°位相シ フトされた復調周波数を有するそれぞれの復調器151,152で復調されるよ うになっている。復調周波数は、I−及びQ−チャンネルの復調器151,15 2を供給できるようにするために、信号発生器154で発生されると共に、位相 シフタ153にて位相シフトされる。I−及びQ−チャンネルの復調された情報 搬送信号は、情報搬送信号110のコピー130を再生成するために、それぞれ の信号適合型フィルタ155,156によってデータ検出器157に送られる。 先に述べたように、例えばパルス整形器140または電圧制御発振器142で の増幅エラーのために、図1の変調ベースバンド信号112のレベルが正確では なく、このために変調された情報搬送信号114の変調、偏差が不正確になって しまうということが起こり得る。変調された情報搬送信号114にエラーが発生 する場合、データ検出器157は情報搬送信号110のコピー130を生成でき ないということが起こり得る。 偏差を修正する既知の解法は、正確な偏差を得るために送信機中のベースバン ド信号を修正することである。図2はこの発明による偏差検出器を使用して有益 なこの種の送信機を示している。情報搬送信号210はここではパルス整形器2 40で変換されて、変調ベースバンド信号212を生成するようになっている。 変調ベースバンド信号212は乗算器246にて修正信号220(偏差エラー定 数)と掛け合わされて、基準化された変調ベースバンド信号222を発生するよ うになっている。基準化された変調ベースバンド信号222は変調された情報搬 送信号214を発生する電圧制御発振器242を信号適合型フィルタ241を介 して制御する。 変調された情報搬送信号214は分周器243にて分周され、一方の部分22 4は受信機に送信され、もう一方の部分216は復調器244にて復調されて、 この送信機の偏差検出器245に復調された情報搬送信号218をもたらすよう になっている。復調された情報搬送信号218は、この復調された情報搬送信号 218の偏差を測定する偏差検出器245に供給される。偏差検出器245は増 幅エラーに関する尺度、即ち、修正信号220としての偏差エラー定数を与える 。変調ベースバンド信号212は乗算器246において修正信号220と掛け合 わされ、このことは変更した、換言すれば基準化された、変調ベースバンド信号 222を与える。しかる後に、基準化された変調ベースバンド信号222は、正 確な偏差を有する変調された情報搬送信号214を得るようにして、電圧制御発 振器242を制御する。 この解法は技術的な観点からはうまく機能するが、特に復調器244を設ける ためにコスト高になり、実現するためには多くのスペースを必要とする。これら の欠点は、好ましくは図3または4の何れかによる受信機を使用することによっ て解決することができる。この発明による偏差検出器と共に、図3または図4に よる受信機は最適化されたシステムを生成する。 図3は送信機におけるのみの偏差検出器及び偏差エラー修正において生じる前 記欠点を除去する受信機のブロック図を示している。変調された情報搬送信号3 14は図1にその型式を示した送信機において適切に発生することができる。 変調された情報搬送信号314は先ず復調器にて復調される。この復調器は図 1に示したものと類似の直角復調器であり得るが、ある程度他の型式のものであ っても良い。変調された情報搬送信号314は先ず信号分周器350において分 周され、この信号分周器350は変調された情報搬送信号314をI−及びQ− チャンネルに分離する。I−及びQ−チャンネルの情報搬送信号は、これらチャ ンネル間で90°位相がシフトした復調周波数を有するそれぞれの復調器351 ,352において復調される。復調周波数は信号発生器354にて発生し、位相 シフタ353において位相シフトされて、I−及びQ−チャンネルの復調器35 1,352に送ることができるようになっている。 I−及びQ−チャンネルの復調された情報搬送信号はそれぞれの信号適合型フ ィルタ355,356を介して、情報搬送位相信号311を与える位相変換器3 58に送られる。情報搬送位相信号311は微分器359にて微分され、情報搬 送周波数信号、即ち、瞬間的周波数値313を発生するようになっている。偏差 を修正できるようにするには、瞬間的周波数値313を得る必要がある。 この発明によって検出され、修正される偏差エラーは、例えば、変調された情 報搬送信号314の周波数発生と関連してベースバンドの増幅エラーによって発 生し、このために、ベースバンドの信号について修正が行われる。 瞬間的周波数値313は修正信号320としての偏差エラー定数と共に乗算器 360にて掛け合わされ、基準化された情報搬送信号、即ち、振幅基準化信号3 21が生成される。振幅基準化信号321は積分器361にて積分されて、基準 化された情報搬送位相信号、即ち、位相復調器362にて位相復調することがで きる基準化された位相信号315を与えるようになっている。またこれによって 、位相復調器362は情報搬送信号のコピー330を再生成するようになってい る。 修正信号320は、本発明による偏差検出器であることが適切である偏差検出 器363によって発生される(以下の説明を参照されたい)。この偏差検出器は 、振幅基準化信号321、基準化位相信号315またはそれらの組合せを介して 、変調された情報搬送信号314の偏差を検出する。 偏差検出及び偏差修正を受信機に組み込むことによって、偏差検出が送信機に 設けられた場合に生じる、送信機にて復調器を有する必要性は回避することがで きる。原理的に、恐らくは高周波数部を除いて偏差検出器を有する受信機全体を 1つ以上の集積回路に組み込むことができることから、別の利点もまた達成され る。 図4はこの発明による偏差検出を使用して有益な別の受信機のブロック図を示 している。この受信機においてもまた、情報搬送信号110をパルス整形器14 0にて変換し、このパルス整形器140が順次フィルタ141を介して電圧制御 発振器142を制御するという図1に示す型式の送信機において、変調された情 報搬送信号を発生することができる。この受信機はまた直交復調器を使用するが 、或る他の型式の復調器を代わりに使用できるのは勿論である。 前述したと同様に、変調された情報搬送信号414は分周器450において1 −及びQ−チャンネルに分周され、復調器451,452、信号発生器454及 び位相シフタ453によって復調される。復調後、I−及びQ−チャンネルはそ れぞれの信号適合型フィルタ455,456においてろ過され、次いで、I−及 びQ−チャンネルの各信号はそれぞれのアナログ/デジタル変換器466,46 5において変換され、これらアナログ/デジタル変換器466,465の各デジ タル出力は、デジタル顧客指定型集積回路467(応用特定集積回路:ASIC −Application Specific Integrated Circuit)に供給される。 アナログ/デジタルインターフェースの配置が図4に示す配置に限定されない ことは勿論である。インターフェースの配置は通常、有効なデジタル技術の処理 速度によって決まる。インターフェースはできる限り変調された情報搬送信号4 14に向けて配置されることが好ましく、理想的な場合、或る型式の受信機増幅 器の後段にのみ恐らくは配置される。今日の有効な技術において、復調の後にイ ンターフェースを配置することは、特に、変調された情報搬送信号がマイクロ波 の範囲内かまたはそれよりも高い場合に最も適切である。 デジタル式の顧客指定型回路467は図3からの大部分の機能、即ち、位相変 換器358、微分器359、乗算器360、積分器361、位相復調器362及 び偏差検出器363の各機能を備えている。出力信号として、この回路は情報搬 送信号110の少なくともコピー430を発生することが適切である。 図4によるデジタル顧客指定回路467での各機能は、多数の顧客指定回路ま たは多数の標準回路或るいは顧客指定回路及び標準回路の混成によって実現でき ることも勿論である。各機能はまた、受信機に対する他の必要な機能を含む大型 の顧客指定回路の小部分でもあり得る。変調方法及びデータ速度がこれを許容す る場合、デジタル顧客指定回路467は1つまたは恐らくはより多くのプロセッ サ装置と置換することができる。プロセッサ装置は通常、1つ以上の計算ユニッ ト(プロセッサ)、プログラム及びデータの双方のためのメモリ手段、及び付加 的に或る種の入力及び出力ユニットを備えている。プロセッサが前記各機能に対 してのみ専用である必要のないことは勿論である。 受信機において偏差修正を有するシステムの可能な拡張は、修正信号について の情報を例えばデータチャンネルを介して、変調された情報搬送信号の送信機に 送信することである。大部分の通信リンクは或る形態において双方向であるので 、送信機中の変調ベースバンド信号に対して調整を行うことができる。この調整 は送信機によって行うことができ、この際、この送信機には、受信機の偏差検出 器から例えばデータチャンネルを介して送信された信号が代わりに供給される図 2に示したものによる乗算器が設けられている。変形例は、偏差エラーについて の情報を送信機に転送させることであり、この際、この送信機では粗調整が行わ れ、受信機では微調整が行われるだけである。 先に述べたように、偏差を検出すると共に、偏差エラーを計算する1つの方法 は、シンボル当りの受信した位相変化を計算し、しかる後にしきい値検出を行っ て、シンボルがどの公称の位相変化指定を有するべきかを決定するようになって いる。偏差エラーを検出する既知の方法は、前述のように、少なくとも2つの本 質的な問題、即ち、この方法が制限された検出範囲を有していることと、偏差検 出がフィルタ依存であることとを有している。 この発明は従来の偏差検出器がもたらす前述した問題、欠点及び制限を克服す るものである。この発明は、偏差検出器と、大きな検出範囲及びフィルタの影響 が小さい検出をもたらす偏差検出のための方法とを提供することをねらいとして いる。この発明はまた、更なる説明にて明瞭となる他の利点ももたらす。この発 明による偏差検出はとりわけ、送信及び受信側での無線通信、移動電話、衛星エ リア及びマイクロ波リンクに使用するのに好適である。この発明による偏差検出 を明瞭にするために、以下において図5から図10と関連してその幾つかの使用 例について説明する。 前述したように、偏差/偏差エラー検出についての問題は、受信機での偏差検 出についての好ましい場合におけるように、転送された位相変化がどの公称の位 相変化を有するべきであるかに関して何らの指示もないときに最も大きくなる。 位相変化のシーケンスは検出器には知られないために、情報搬送信号は偏差/偏 差エラー検出器(検出器)に対してランダムにふるまう。検出器は位相変化が何 であるべきかについての情報を何ら有さない。情報の信頼性のある転送に対して は、例えば、干渉性位相復調が生じるために、偏差を測定し、しかる後に恐らく はこれを十分に高い精度で修正することが可能でなければならない。 検出器はどの位相変化が生じているかについての情報を有していないので、検 出器はある点では位相変化を識別して、偏差及び偏差エラーを決定できる必要が ある。図5はC−QPSKによる位相シフト変調における8つの異なる公称の正 規化した位相の極位相図である。振幅503は、0°510、+45°520、 +90°530、+135°540、+180°550、−45°560、−9 0°570及び−135°580での全ての異なる信号位相(位相角)に対して 同じである。こうして、信号位相は±n45°(nは完全整数である)である。 シンボル当りの位相変化は−90°、−45°、0°、+45°または+90° のうちの何れかであり得る。この発明は、C−QPSKによる位相シフト変調を 使用する転送にだけ決して限定されるものではない。他の型式の変調が他の位相 線型シーケンスを含み得ることは勿論である。この発明による検出器は、位相線 型シーケンスのセグメントは情報搬送信号において、即ち、連続した同一の位相 変化を有する位相変化を含むシーケンスのセグメントにて発生するということを 用いている。本発明が転送方法につける唯一の制限は、顕著な位相線型シーケン スがなければならないということである。 図6は理想的な場合に図1の変調された情報搬送信号114が適切に従う、多 くの可能なものの中からの、本発明のための1つの適切な位相ツリーの一部分を 純粋に概略的に示している。この位相ツリーは以下の関係式による2つの連続し た信号位相の間の関係を示している。 φn=φn-1+π/8(an+2an-1+an-2) (1) 式中、anはセット{1;−1}に属する完全整数値を仮定し得る連続した入力 データに対応し、 an-1はan以前の前の入力データに対応し、 an-2はan-1以前の更に前の入力データに対応し、 φnは探索した信号位相に対応し、 φn-1は前の信号位相に対応している。 図6はどのようにして信号位相が時間に渡って公称的に変化できるかを示して いる。関係式(1)から明らかなように、信号位相は線に沿って変化し得るだけ である。円でマークされている位相位置45°±n・90°(nは完全整数)に おいて、位相は第1の導関数(傾き)の同一の符号から始まり得るに過ぎない。 このことは、信号位相が点Cにあれば、次の信号位相は各点K、L、M及びNの 間で自由に選択することはできないが、前の信号位相が何であったかによって制 限されることを意味している。関係式(1)(及び位相ツリー)によれば、信号 位相Cの後の信号位相は、信号位相が信号位相Cの前の信号位相AまたはBのう ちの何れかであったならば、信号位相MまたはNの何れか一方になり得るに過ぎ ない。同様にして、信号位相Cの後の信号位相は、信号位相が信号位相Cの前の DまたはEの何れかであった場合に信号位相KまたはLのうちの何れか一方にな り得るに過ぎない。 図6において判かり得る関係式(1)によれば、3つの更なるシーケンスのみ は連続した同一の位相変化によって形成される。即ち、シーケンスは例えば線R に従うシンボル当り−90°の位相変化によって形成され、シーケンスは例えば 線Sに従うシンボル当り+90°の位相変化によって形成され、また線Tに従う シーケンスはシンボル当り0°の位相変化によって形成される。この発明による 偏差エラー検出は、偏差の位相指定及び計算、偏差エラー及び偏差エラー定数を 決定するための(例えば線Rに従う)−90°及び(線Sに従う)+90°のシ ーケンスのみを使用する。 関係式(1)を実現しそれと共に図6による位相ツリーを発生するために、例 えば図7によるパルス整形器を使用することができる。図7によるパルス整形器 は先ず変換器731において情報搬送信号のデジタルデータ710を変換する。 この変換器731では、 1が+1に変換され、かつ 0が−1に変換される。 次いで、信号を2つの部分に分割し、その一方の部分はシンボル時間だけ信号 を遅延する第1の遅延ユニット732に入力され、第2の部分は第1の乗算器7 35に入力される。この第1の乗算器735は信号に係数Fを掛け合わせる。 第1の遅延ユニット732の出力信号は更に2つの部分に分割され、その一方 の部分はその入力信号を1シンボル時間遅延する第2の遅延ユニット733に入 力され、第2の部分は第2の乗算器736に入力される。この第2の乗算器73 6はその入力信号に係数2Fを掛け合わせる。第2の遅延ユニットの信号出力は 第3の乗算器737に入力されるだけである。この第3の乗算器737はその入 力信号に係数Fを掛け合わせる。Fの大きさは、特に、後の電圧制御発振器の感 度によって決まる。図示の例では、Fは乗算係数1,2及び1をそれぞれ与える 1に等しい。 乗算器735,736,737からの各出力信号は合算ユニット739に入力 され、このユニット739において入力信号が合算され、変調ベースバンド信号 712が発生される。これによって、2つの連続した信号位相の間の関係の第1 の部分が実現される。即ち、次式が実現される。 an+2an-1+an-2 (2) こうして、変調ベースバンド信号712は理想的に値{−4,−2,0,2, 4}を仮定することができる。この場合、VCO感度は、変調ベースバンド信号 312が振幅{4}を有すれば、VCO−信号の累積信号位相は1シンボル時間 の際に90°(90°=π/2=π/8・4)であるべきであるように適合され るべきである。 情報搬送信号の位相シフト変調が図6の位相ツリーと例えば図7によるパルス 整形器に従って発生するならば、連続した同一の位相変化を有する3つの異なる シーケンスのみがある。これらのことは、前述した線Tと例えば線R及びSのよ うに図6にて了知することができる。これらのシーケンスに対するシンボル当り の位相変化は、公称値としての0°、−90°及び+90°である。 同一の位相変化を有する3つ以上の連続した位相変化、即ち、変調された情報 搬送信号における位相線型セグメントは、シンボル当り公称的に−90°、0° または+90°を有する3つの位相線型シーケンスのうちの何れか1つに属さな ければならない。検出器は、この例による変調された情報搬送信号に発生するシ ンボル当り−90°及びシンボル当り+90°の位相変化を有する公称の位相線 型シーケンスの発生を使用するだけである。検出器は位相線型セグメントをろ過 /抽出し、このろ過したセグメントがどの公称位相線型シーケンスに対応するか を決定する。シンボル当りの−90°及び+90°の公称位相変化を有する公称 の位相線型シーケンスのみがこの例で使用されるので、理想的な場合、この公称 の位相線型シーケンスがどの位相線型シーケンスであるのかを決定するのに、正 または負の位相変化であるか否かに関する識別/しきい値決定を行うことが必要 なだけである。ろ過した位相線型セグメントがどの公称の位相線型シーケンスに 属するのかを検出器が決定したとき、位相線型セグメントがどの位相変化を有し ているか及びどの位相変化を有するべきであるかについての知識を用いて、検出 器は偏差及び偏差エラーを計算することができると共に、恐らくは、偏差エラー 定数、即ち、修正信号を生成することができる。 0°の位相線型シーケンスを使用しない1つの理由は、これら0°位相線型シ ーケンスからの偏差または偏差エラー即ち修正信号を計算することが可能ではな いことによる。中央周波数エラーが無くかつノイズも無いが、偏差エラーはある 場合、0°位相線型シーケンスは常に偏差エラーの大きさに依存する、0度位相 変化を有することとなる。偏差エラーを有する公称的に+90°の位相線型シー ケンスの位相変化は+90°とはならないが、例えば+45°、+23°、+6 7°または+123°とはなり得る。この際、全てのこれらの角度は偏差エラー の大きさに依存している。 この発明による方法及び装置の以下の諸例の大部分は、シンボル当り+90° の公称位相変化を有する公称位相線型シーケンスに属する位相線型セグメントの ろ過/抽出を扱うだけである。本来、公称の位相線型−90°シーケンスに対応 するセグメントのろ過/抽出も行われ、このことは、+90°シーケンスに属す るセグメントのろ過/抽出に対するものにすっかり対応する方法で起こり、この ために、このこのは詳細には説明しないこととする。双方のシーケンス型式のセ グメントをろ過/抽出することによって、偏差及びそれと共に偏差エラーに関す る良好な計算を行うことができる。 ろ過/抽出は、決定した同一の連続する位相変化の、3つの位相変化より長い かまたはこれと同一の、所望の長さの位相線型セグメントを形成することによっ て適切に生じる。同一であるのは、3つ以上の連続した位相変化を有する位相線 型シーケンスだけである。同一であると決定された形成された位相線型セグメン トの連続する位相変化は、連続する位相変化が正確に同一でなければならないと いうことを意味してはいない。しかしながら、このことは位相変化が相互に所定 の発散内にある必要があることを正に意味している。0°の位相線型シーケンス は使用されないので、位相変化は付加的に零とは異ならなければならない。0° に近くかつこれと等しい位相変化はろ過される。検出器は形成した位相線型セグ メントとしきい値と比較して、位相変化の指定を決定するようになっている。正 に形成したセグメントは+90°の位相線型シーケンスに属し(割り当てられ) 、負に形成したセグメントは−90°の位相線型シーケンスに属する。 中央周波数エラーが小さければ、位相変化の指定に対するしきい値決定は、0 °に近接して設定することができ、このことは偏差エラーの大きな検出範囲を意 味している。例えば、シンボル当り50°の位相シフトを伴う中央周波数エラー を有すれば、位相変化の指定に関するしきい値決定はシンボル当り10°に設定 することができる。前述した従来技術の方法を位相変化の指定の決定に対する固 定したしきい値比較物と比較すれば、この発明による検出器は大きな検出範囲を 有している。要因エラーまたは基準化エラーとして見ることができる偏差エラー は、10°での位相変化の指定のしきい値決定についてのこの発明による検出器 を有するこの例では、位相指定の決定にエラーが発生する前に、0.12(0. 12・90°>10°)と同程度に小さいことを許容することができる。この発 明による検出器は原理的に上限を有さないが、位相変化が180°以上であれば 、検出器が位相変化を十分迅速に測定して、位相変化が時計回り(−)になるの か または反時計回り(+)になるのかを決定できるようにすることが要求される。 しかしながら、殆んどの場合、検出器が180°未満の位相変化を扱うことがで きれば十分である。前述した諸条件及び180°の位相変化についての上限にお いて、この発明による検出器は、1.88(1.88・90°<170°)であ る上限を有する偏差エラーに対拠する。前述したように、位相変化の指定の決定 に対する固定されたしきい値比較についての従来技術の方法は、位相指定の決定 においてエラーが発生する前の許容偏差エラーに対して0.75(0.75・9 0°=67.5)の下限及び1.5(1.5・45°=67.5)の上限を有し ている。 この発明の基本的方法によれば、位相変化またはセグメントの位相変化に対応 する値が、位相変化またはこの位相変化が所定の範囲にあるかについてのセグメ ントの位相変化に対応する値をテストすることによって、位相線型セグメントを 形成するために、同一であると決定されるか否かについて決定が行われる。範囲 の制限は、セグメントの前の位相変化またはセグメントの位相変化に対応する前 の値からの最大限許容される広がりによって規定される。この発明の変形例は、 範囲の制限が全ての位相変化またはセグメント内の位相変化に対応する値の平均 値からの最大限許容される広がりによって規定される。 信号適合型フィルタでのシンボル間干渉は時間的に有限の長さを有する。シン ボル間干渉は以下の位相変化における変更で起こる。従って、シンボル間干渉は 位相線型セグメントの開始及び終了について有限の長さを有することとなる。十 分に長い位相線型セグメントを選択し、ろ過/抽出しかつ形成し、次いで、シン ボル当りの検出された位相変化を計算するためにこれらの形成された位相線型セ グメントの一部分、好ましくは中間部分を選択することによって、偏差検出に及 ぼすフィルタの影響を原理的には任意に小さくすることができる。しかしながら 、情報搬送信号から位相線型セグメントをろ過することができる確率は、所望す るセグメントが長ければそれ程低減される。セグメント長は、精度と所望の長さ を有するセグメントをろ過することができるのにかかる時間との間の妥協である 。このことは、5つの位相変化よりも長い形成された位相線型セグメント長にお いて一般に適切であり得る。形成された位相線型セグメントの8位相変化長が好 ま しくは適切である。8位相変化長セグメントの使用において、中間に最も近い2 つの位相変化が使用されることが好ましい。偏差とそれと共に偏差エラーを計算 するために、セグメントの中間に最も近いこれらの位相変化の平均値を計算する ことが適切である。 図8は本発明による偏差−/偏差エラー検出器の1つの変更例の簡単なブロッ ク図である。この検出器は、例えば、振幅基準化信号321または基準化位相信 号315或るいはそれら双方の組合せを介して変調された情報搬送信号314か ら適切に、図3による、その入力信号を得る。先ず、信号のセグメントが、所望 の長さの位相変化セグメントを形成する手段を備えたセグメント形成ブロック8 10において形成される。セグメントの形成は恐らくは、シフトレジスタを含む 直列/並列変換の手段の助力を得て発生し得る。形成される各新しいセグメント に対して、新しい位相変化がシフトレジスタにシフトされると共に、決定された 長さを有するセグメントが直列/並列変換器から抽出される。 しかる後に、平均値手段を有する付加的平均値ブロック820が、形成された 位相変化セグメントにおける位相変化の平均値を形成することができる。位相変 化セグメント及び恐らくは対応する付加的に形成された平均値が第1の評価ブロ ック830に送られる。この第1の評価ブロック830は、セグメントの全ての 位相変化が相互からのまたは付加的に形成された平均値からの決定された最大の 広がり内にあるか否かを評価する手段を備えている。セグメントの全ての位相変 化が最大広がり内にあれば、セグメントは位相線型セグメントであることが判定 (決定)され、抽出ブロック8/10に送信される。一方、セグメントの必ずし も全ての位相変化が最大広がり内になければ、セグメントは非位相線型として判 定され、その全体が拒絶される。第1の評価ブロック830の後段に、付加的な 第2の評価ブロックが設けられている。この第2の評価ブロック835はシンボ ル当りの位相変化が零である位相線型シーケンスに形成されたセグメントが属し ているか否かを評価する手段を備えており、シンボル当りの位相変化が0°であ る位相線型シーケンスにセグメントが属していれば、セグメントは拒絶される。 第2の評価ブロック835が含まれていれば、このブロック835はまた抽出ブ ロック840または決定ブロック850の後段に設けることもできる。 抽出ブロック840はセグメントの中間での1つまたは幾つかの位相変化を抽 出して、シンボル間の干渉の影響(前述したことを参照されたい)を低減するよ うになっている。このブロックに続いて、位相変化指定の決定を行うために抽出 ブロック840からの各値を使用する決定ブロック850が設けられている。最 終段には、計算ブロック860があり、このブロック860は、これに属する計 算手段の助力を得て偏差及び恐らくは偏差エラーの計算を行う。 図9はこの発明による方法の変更例のフロー図である。この方法は開始段階9 10から始まり、この段階910は手続きコール及び/又は手続きの開始での変 数等の初期化であることができる。次いで、位相変化の所定長さを有するセグメ ントを形成/生成するセグメント段階920に進む。セグメントの形成は例えば 、シフトレジスタ機能を備えた直列/並列変換機能の助力を得て発生し得る。形 成される各新しいセグメントに対して、新しい位相変化はシフトレジスタ機能に シフトされ、所定長さを有するセグメントはそこから抽出される。セグメントに おける全ての位相変化の平均値は、恐らくは付加的平均値段階930において形 成される。次いで、付加的に形成された平均値は、形成されたセグメントが位相 線型セグメントであるか否かをチェックするセグメントテスト段階940におい て恐らくは使用される。 セグメントテスト段階940は、セグメントに含まれる各位相変化が相互から のまたは付加的に計算された平均値からの決定された最大の広がり内にあるか否 かをテストする。少なくとも1つの位相変化値が決定された最大の広がりの外部 にあれば、セグメントは非位相線型であるとして判定され、これによって手続き は形成段階920に戻って、新しいセグメントを形成するようになっている。一 方、セグメントの全ての位相変化値が最大限許される広がり内にあれば、セグメ ントは位相線型セグメントであると判定され、手続きは抽出段階950に進む。 抽出段階950は中間に最も近い位相変化値のうちの1つまたは幾つかを抽出し て、シンボル間干渉の影響を低減するようになっている(前述のことを参照され たい)。 計算段階960は中間に最も近いこれらの位相変化値を使用して、位相変化指 定の決定を行うことができるようにし、しかる後に、偏差、偏差エラー及び偏差 エラー定数の計算を行うことができるようにする。次いで、テスト段階において 、幾つかの位相線型セグメントをろ過すべきか否かについてテストを行う。事実 そうである場合、テスト段階970の後に手続きはセグメント段階920に進む 。一方、これ以上位相線型セグメントをろ過すべきでない場合には、手続きは停 止段階980に進み、この段階980において、変数及びレジスタが恐らくはク リア及びリセットされ得ると共に、ハードウェアに対して全く異なる計算を行わ せるようにし得る。 以上、基本的発明の原理を理想条件の間に説明しただけである。信号/ノイズ 比が低い偏差検出は、図8及び図9に関連して説明した検出原理を改善して、信 頼性のある検出を得るようにすべきであることを要求し得る。この発明の以下の 更なる改良のうちの1つ以上のものの助力を得て、検出の信頼度を向上すること ができる。 検出の信頼性を改良する更なる開発は、セグメントを形成するときに多数の位 相変化の平均値を計算することである。位相線型シーケンスが探索されているの で、位相変化が複数の位相変化に渡って平均値として計算されるならば、シンボ ル当りの位相変化におけるより小さい広がりが得られる。しかしながら、1つの 危険性は、位相線型及び他の位相ツリーセグメントの間の差が低減され、このこ とが近似的位相線型シーケンスが真の位相線型として検出されることにつながり 得るということである。このことは、偏差検出器において、セグメントの形成/ 生成の際に、2つの位相変化の平均値を使用することが最適であるということを 逆にもたらす。 ノイズはまた位相線型の位相ツリーセグメント内にある位相変化の広がりを与 えるため、これらの検出が生じ得るために、位相線型セグメント内での最大限評 される広がりの範囲は増大すべきである。セグメント内での位相変化の最大限許 容される広がりが十分に大きくなければ、ノイズはセグメントの位相変化を広げ るために、真の位相線型セグメントが投げ出されるということが起こり得る。最 大許容広がりが増大されれば、このことは、近似的な位相線型である位相ツリー のシーケンスからの各セグメントが真に位相線型であると検出することができる ことを意味し得る。信号適合型フィルタは通常低域特性を有するため、速い変化 は消失してしまう。従って、45°−45°−0°−45°−45°−0°−4 5°−45°等の近似的位相線型セグメントは、信号適合型フィルタの後では、 例えば35°−35°−20°−35°−35°−20°−35°−35°の、 付加的に位相線型となる。このことに起因する間違った検出は、この発明の以下 の更なる開発の一方または双方の何れかによって低減することができる。 この発明の更なる開発は、検出された位相ツリーセグメントにて発生する位相 変化の大きさに比例する最大許容広がりに対して制限を設けることである。セグ メントにおけるシンボル当りの位相変化が大きければ、大きな広がりが許容され 、シンボル当りの位相変化が小さければ、小さな広がりのみが許容される。シン ボル当り約90°の位相変化を有するセグメントには例えばセグメント内での1 0°の広がりを許容して、位相線型として認めることができ、一方、例えばシン ボル当り約60°の位相変化を有するセグメントには、セグメント内での6°の 広がりが許容されるに過ぎない。このことは、本例での変調方法による近似的に 位相線型のセグメントはシンボル当りより低い位相変化を有するので、真の位相 線型セグメントは近似的に位相線型のセグメントよりもセグメント内にてより大 きな広がりを有することが許容されることを意味している。偏差が、真に位相線 型のセグメント(即ち、公称的に位相線型+90°または−90°シーケンスに 属するセグメント)は約50°の位相変化を有するというものであれば、近似的 に位相線型のセグメントは約30°の位相変化を有することとなる。近似的に位 相線型のシーケンスは最初に真に位相線型のシーケンスよりも大きな広がりを有 しており、このために、これらのシーケンスは検出の際により効果的に抑制され ることとなる。 近似的に位相線型のセグメントの抑制を付加的に改善するために、この発明は 検出された位相変化値のためのトラッキングフィルタ(最大グループフィルタ) について更に開発することができる。図10Aは、近似的に位相線型の位相ツリ ーセグメントの間違った検出を含む承認された位相線型セグメントからの検出さ れた位相変化値に対する周波数機能としての結果を図示している。図10Bはこ れらの間違った検出から検出器の影響を低減するための最大グループフィルタの ブロック図を示している。図10A及び図10Bは正の位相変化セグメントに対 する場合を示しているだけであるが、負の位相変化セグメントに対しても同様の ことを行うことができるのは勿論である。 図10Aにおいて、Y軸1005は位相変化検出の数を示しており、X軸10 15はシンボル当りの検出された位相変化を示している。この図は位相線型セグ メント(任意の近似的に位相線型のシーケンスに属するセグメント)に関する間 違った検出1010に対する周波数機能及び真に位相線型のセグメント(+90 °の位相線型シーケンスに属するセグメント)の検出1020に対する周波数機 能を示している。ノイズのある情報転送環境によって発生するノイズ偏差102 2及び図10Bによるフィルタ機能が動作する線1024もまた図10Aに示さ れている。 図10Bの最大グループフィルタでは、例えば図8による、評価830または 抽出840からの検出された位相変化1035が入力される。出力信号Sは減算 器1040での検出された位相変化1035から減算され、この際、減算器10 40の出力信号は分周器1050において分周係数Nによって分周される。この 分周器1050の出力信号は累算器1060にてフィルタの出力信号Sに加算さ れる。累算器の出力信号Sはレジスタ1070において1シンボル時間だけ遅延 される。レジスタ1070の出力信号はフィルタの出力信号Sを形成する。フィ ルタの出力信号Sは乗算器1080において定数Aと掛け合わされて、計算ユニ ット1090に供給されるようになっている。この計算ユニット1090はまた 、分周器1050で使用される分周係数Nを計算するために検出された位相変化 1035を使用する。フィルタに対する入力信号、即ち、検出された位相変化1 035が乗算器からの出力信号、即ち、S・A以上であれば、分周係数Nは定数 Bと等しくされる。一方、フィルタに対する入力信号、即ち、検出された位相変 化1035が乗算器からの出力信号S・A未満であれば、分周係数Nは定数Cに 等しくされる。 S・Aは最大グループ(検出された真に位相線型のノイズを含むセグメント) よりも小さいが、近似的に位相線型のセグメントよりも大きいように時定数B<< C及び時定数A(<1、一般には約0.8)を選択することによって、これらの 近似的に位相線型のセグメントは、時定数Bの選択によって最大グループ内のノ イズ偏差を低減することができるのと同時に抑制されることとなる。CはBの1 0から1,000倍のオーダであるべきであると共に、一般的にBは64に等し くてCは4096に等しくあり得るということが示されてきた。係数Aはフィル タ値Sの定数低減によって置換することができる。 偏差が、例えばノイズのある環境での検出が前記による最大グループフィルタ の助力を得て改良されるのと同時に非常に長い位相線型セグメントの助力を得て 検出されるのであれば、検出器の時定数は大きくなって不利となる。 このことは検出を粗検出及び細密検出に分割することによって固定することが できる。このような場合の粗検出は、最大グループフィルタ及びより短い位相線 型セグメントについての前記原理によって発生する。このことはより多くの検出 結果を与え、従って最大グループフィルタに対してより短くてより速い立上り時 間を与える。この細密検出はより長い位相線型セグメントを使用する。 細密検出に対して、最大グループフィルタからの得られた値を使用する(90 °の位相変化に対する実際の偏差の粗の尺度であるそれぞれ十及び−)。この値 は定数D(<1、一般に0.75、または一定値だけ低減されている)と掛け合 わされ、シンボル当りの連続した位相変化がしきい値よりも大きいか否かを同時 に検出するためのこのしきい値として、従ってシンボル位相線型シーケンス当り の90°の一部として使用される。細密検出は、正確な偏差を計算できるように するために最初のセグメント長要求を有する位相線型セグメントについて実行さ れる。 この方法の大部分はデジタル式に実行されるのが好ましいため、この方法の有 益な実施は、標準型式または顧客指定型式或るいはこれらの混合型式の1つまた は恐らくはそれ以上の集積回路において、この方法に従ってデジタル信号処理を 実施すべきであり得る。情報レートが十分に低ければ、この方法によるデジタル 信号処理の実施は、関連するプログラム及びデータメモリを有するプロセッサ装 置において予想することができる。このプロセッサ装置が従来型プロセッサまた は専用信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)を備え得ることは 勿論である。 この発明は変調された情報搬送信号がマイクロ波範囲またはそれよりも高い範 囲内にある場合に特に向いている。 この発明は前述した各実施例に限定されるものではなく、以下の請求の範囲の 範囲内で変更することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年7月4日(1998.7.4) 【補正内容】 請求の範囲 1. 連続した同一の位相変化を有する位相変化のシーケンス、即ち、位相線型 シーケンスを発生することができる変調方法に従って変調された位相シフト変調 信号の偏差検出のための方法において、 位相変化に対応する少なくとも3つの連続した値を有するセグメントを前記位 相シフト変調信号からろ過する段階と、 前記セグメントの位相変化に対応する前記連続した値が同一であると決定され るか否かについてろ過したセグメントを評価し、セグメントの位相変化に対応す る前記値が同一であると決定されれば、位相線型セグメントをそのセグメントか ら生成し、そうでなければ、前記セグメントを拒絶する段階と、 前記位相線型セグメントがその一部分であると判定された前記位相線型シーケ ンスによって所有されている公称位相変化と位相線型セグメントの位相変化指定 を同一であると決定する段階と、 前記位相線型セグメントの前記決定された位相変化指定及び前記位相線型セグ メントの連続した値から偏差を計算する段階と、を具備したことを特徴とする前 記方法。 2. 請求項1記載の方法において、シンボル当りの位相変化が0°である位相 線型シーケンスにろ過されたセグメントが属しているか否かについて前記ろ過さ れたセグメントを評価して、シンボル当りの位相変化が0°である位相線型シー ケンスにセグメントが属している場合、前記セグメントを拒絶する段階を更に具 備したことを特徴とする前記方法。 3. 変調された情報搬送信号の偏差を計算して、該計算された偏差に関係する 修正信号を生成すると共に、連続した同一の位相変化を有する位相変化のシーケ ンスを発生できる方法によって、情報搬送信号の助力を得て前記変調された情報 搬送信号が発生される送信機と、前記変調された情報搬送信号を復調して復調さ れた信号を生成する位相復調用の受信機との間に前記情報搬送信号を転送する直 後に偏差エラーを修正する方法において、 位相変化に対応する少なくとも3つの連続した値を有するセグメントを前記変 調された情報搬送信号からろ過する段階と、 前記連続した値が同一であると決定されるか否かについて前記セグメントの位 相変化に対応する前記連続した値を評価し、セグメントの位相変化に対応する前 記値が同一であると決定されれば、位相線型セグメントをそのセグメントから生 成し、そうでなければ、前記セグメントを拒絶する段階と、 連続した同一の位相変化を有する位相変化のシーケンスの一部分であると前記 位相線型セグメントを判定する段階と、 前記位相線型セグメントがその一部分であると判定された連続した同一の位相 変化を有する位相変化のシーケンスによって所有されている公称位相変化と位相 線型セグメントの位相変化指定を同一であると決定する段階と、 前記位相線型セグメントの前記位相変化指定及び前記位相線型セグメントの連 続した値から修正信号を計算する段階と、を具備したことを特徴とする前記方法 。 4. 請求項3記載の方法において、シンボル当りの位相変化が0°である位相 線型シーケンスにろ過されたセグメントが属しているか否かについて前記ろ過さ れたセグメントを評価して、シンボル当りの位相変化が0°である位相線型シー ケンスにセグメントが属している場合、前記セグメントを拒絶する段階を更に具 備したことを特徴とする前記方法。 5. 請求項3または4記載の方法において、前記変調された情報搬送信号の偏 差エラーの修正が前記受信機に発生することと、前記方法が更に、 前記変調された信号を微分して、瞬時周波数値を生成する段階と、 前記瞬時周波数値を前記修正信号と掛け合わせて、振幅基準化信号を生成する 段階と、 前記振幅基準化信号を積分して、基準化位相信号を生成する段階と、 前記基準化位相信号を位相復調して、前記情報搬送信号のコピー再生成する段 階とを具備したこと、とを特徴とする前記方法。 6. 請求項5記載の方法において、位相変化に対応する少なくとも3つの連続 した値を有する前記変調された情報搬送信号からのセグメントのろ過は、前記振 幅基準化信号の助力を得て行われることを特徴とする前記方法。 7. 請求項5記載の方法において、位相変化に対応する少なくとも3つの連続 した値を有する前記変調された情報搬送信号からのセグメントのろ過は、前記基 準化位相信号の助力を得て行われることを特徴とする前記方法。 8. 請求項5記載の方法において、位相変化に対応する少なくとも3つの連続 した値を有する前記変調された情報搬送信号からのセグメントのろ過は、前記振 幅基準化信号及び前記基準化位相信号の助力を得て行われることを特徴とする前 記方法。 9. 請求項3から8の何れか記載の方法において、位相変化に対応する前記連 続した値が同一であると決定されるか否かについての評価は、セグメントに許容 されている位相変化に対応する前記値の決定された最大広がりによって生じるこ とを特徴とする前記方法。 10.請求項9記載の方法において、前記決定された最大広がりは、前記セグメ ントの位相変化に対応する前記値に比例することを特徴とする前記方法。 11.請求項9記載の方法において、セグメントにて許容される位相変化に対応 する前記値の前記決定された最大広がりが、セグメントの位相変化に対応する全 ての前記値の平均値に基づいていることを特徴とする前記方法。 12.請求項11記載の方法において、前記決定された最大広がりはセグメント の位相変化に対応する前記値の前記平均値に比例することを特徴とする前記方法 。 13.請求項3から12の何れか記載の方法において、前記偏差は前記位相線型 セグメントの中間の位相変化に対応する1つ以上の値の助力を得て計算されるこ とを特徴とする前記方法。 14.請求項3から13の何れか記載の方法において、位相変化に対応する連続 した値を有するセグメントのろ過において、位相変化に対応する各値は位相変化 に対応する少なくとも2つの値の平均値であることを特徴とする前記方法。 15.請求項3から14の何れか記載の方法において、近似的な位相線型シーケ ンスに属すると共に、位相線型セグメントとして間違って生成された位相線型セ グメントが、最大グループフィルタによってろ過され尽くすことを特徴とする前 記方法。 16.請求項1または3記載の方法において、前記偏差の計算は2段階、即ち、 粗計算及び精密計算にて生じることを特徴とする前記計算。 17.請求項3記載の方法において、前記修正信号についての情報は、データチ ャンネルを介して前記受信機から前記変調された情報搬送信号の前記送信機に転 送されることを特徴とする前記方法。 18.請求項3記載の方法において、前記変調された信号はアナログ/デジタル 変換され、しかる後に前記方法による全ての信号処理がデジタル的に生じて、少 なくとも1つの集積回路においで実施されることを特徴とする前記方法。 19.連続した同一の位相変化を有する位相変化のシーケンス、即ち、位相線型 シーケンスを発生できる変調方法に従って変調される位相シフト変調信号の偏差 検出のための装置において、 位相変化に対応する少なくとも3つの連続した値を有するセグメントを前記位 相シフト変調信号からろ過するように配置された手段(810)と、 セグメントの位相変化に対応する前記連続した値が同一であるか否かについて 評価し、セグメントの位相変化に対応する前記値が同一であると決定された場合 、位相線型セグメントをそのセグメントから生成し、そうでない場合には、前記 セグメントを拒絶するように配置された手段(830)と、 前記位相線型セグメントがその一部分であると判定された前記位相線型シーケ ンスによって所有されている公称位相変化と同一であると前記位相線型セグメン トの位相変化指定を決定するように配置された手段(850)と、 前記位相線型セグメントの前記決定された位相変化指定及び前記位相線型セグ メントの連続した値から前記偏差を計算するように配置された手段(860)と 、を具備したことを特徴とする前記装置。 20.請求項19記載の装置において、シンボル当りの位相変化が0°である位 相線型シーケンスにろ過されたセグメントが属するか否かを評価し、シンボル当 りの位相変化が0°である位相線型シーケンスにセグメントが属する場合、前記 セグメン斗を拒絶するように配置された手段(835)を更に具備したことを特 徴とする前記装置。 21.変調された情報搬送信号の偏差を計算し、該計算された偏差に関係する修 正信号(220,320)を生成し、連続した同一の位相変化を有する位相変化 のシーケンスを発生できる方法によって、電圧制御発振器(142)及び情報搬 送信号(110)の助力を得て前記変調された情報搬送信号を発生する送信機と 、変調した情報搬送信号を生成する受信機との間で前記情報搬送信号(110) を転送する直後に偏差エラーを修正するように配置された装置において、 位相変化に対応する少なくとも3つの連続した値を有するセグメントを、前記 変調された情報搬送信号(1141,214,314,414)からろ過するよ うに配置された手段(810)と、 前記セグメントの位相変化に対応する前記連続した値が同一であるか否かにつ いて評価し、セグメントの位相変化に対応する前記値が同一であると決定された 場合に、位相線型セグメントをぞのセグメントから生成し、そうでない場合には 前記セグメントを拒絶するように配置された手段(830)と、 連続した同一の位相変化を有する位相変化のシーケンスの一部分であると前記 位相線型セグメントを判定するように配置された手段と、 前記位相線型セグメントがその一部分であると判定された連続した同一の位相 変化を有する位相変化のシーケンスによって所有されている公称位相変化と同一 であると前記位相線型セグメントの位相変化指定を決定するように配置された手 段(850)と、 前記位相線型セグメントの前記位相変化指定及び前記位相線型セグメントの連 続した値から前記修正信号(220,320)を計算するように配置された手段 (860)と、を具備したことを特徴とする前記装置。 22.請求項21記載の装置において、シンボル当りの位相変化が0°である位 相線型シーケンスに前記セグメントが属しているか否かを評価し、シンボル当り の位相変化が0°である位相線型シーケンスにセグメントが属している場合、前 記セグメントを拒絶するように配置された手段(835)を更に具備したことを 特徴とする前記装置。 23.請求項21または22記載の装置において、前記装置が前記受信機に配置 され、前記受信機が、 前記変調された情報搬送信号(314,414)を直角復調(350,351 ,352,353,354,450,451,452,453,454)して、 復調された情報搬送信号を生成するように配置された手段と、 前記復調された情報搬送信号の導関数を求めて、瞬時の周波数値(313)を 生成するように配置された手段(359)と、 前記瞬時の周波数値(313)を前記修正信号(320)と掛け合わせて、振 幅基準化信号(321)を生成するように配置された手段(360)と、 前記振幅基準化信号(321)を積分して、基準化された位相信号(315) を生成するように配置された手段(362)と、を備えたことを特徴とする前記 装置。 24.請求項23記載の装置において、前記変調された情報搬送信号からセグメ ントをろ過する前記手段(810)は、前記振幅基準化信号(321)の助力を 得て、位相変化に対応する少なくとも3つの連続した値を有するセグメントのろ 過を行うことを特徴とする前記装置。 25.請求項23記載の装置において、前記変調された情報搬送信号からセグメ ントをろ過する前記手段(810)は、前記基準化された位相信号(315)の 助力を得て、位相変化に対応する少なくとも3つの連続した値を有するセグメン トのこのろ過を行うことを特徴とする前記装置。 26.請求項23記載の装置において、前記変調された情報搬送信号からセグメ ントをろ過する前記手段(810)は、前記振幅基準化信号(321)及び前記 基準化位相信号(315)の助力を得て、位相変化に対応する少なくとも3つの 連続した値を有するセグメントのこのろ過を行うことを特徴とする前記装置。 27.請求項21から26の何れか記載の装置において、位相変化に対応する前 記連続した値が同一であると決定されるか否かについての評価は、前記セグメン トにて許容された位相変化に対応する前記値の決定された最大の広がりによって 発生することを特徴とする前記装置。 28.請求項27記載の装置において、前記決定された最大の広がりは、前記セ グメントの位相変化に対応する前記値に比例することを特徴とする前記装置。 29.請求項27記載の装置において、前記セグメントにて許容された位相変化 に対応する値の前記決定された最大の広がりは、前記セグメントの位相変化に対 応する全ての前記値の平均値に基づくことを特徴とする前記装置。 30.請求項29記載の装置において、前記決定された最大の広がりは、前記セ グメントの位相変化に対応する前記値の前記平均値に比例することを特徴とする 前記装置。 31.請求項21から30の何れか記載の装置において、前記偏差は前記位相線 型セグメントの中間の位相変化に対応する1つ以上の値の助力を得て計算される ことを特徴とする前記装置。 32.請求項21から31の何れか記載の装置において、位相変化に対応する連 続した値を有するセグメントの前記ろ過において、位相変化に対応する各値は位 相変化に対応する少なくとも2つの値の平均値であることを特徴とする前記装置 。 33.請求項21から32の何れか記載の装置において、前記装置は、近似的に 位相線型のシーケンスに属し、従って位相線型セグメントとして間違って生成さ れた位相線型セグメントをろ過し尽すように配置された最大グループフィルタを 具備したことを特徴とする前記装置。 34.請求項21記載の装置において、前記偏差の前記計算は、2段階、即ち、 粗計算及び精密計算で生じ、この際、前記粗計算は短い位相線型セグメントを使 用し、前記精密計算はより長い位相線型セグメントを使用してなることを特徴と する前記装置。 35.請求項21から34の何れか記載の装置において、前記受信機は、前記復 調された情報搬送信号をアナログ/デジタル変換することによって、前記受信機 の信号チェーンの全ての信号処理がデジタル的に生じて、少なくとも1つの集積 回路(467)にて実施されるように配置された手段(465,466)を備え たことを特徴とする前記装置。 36.請求項21から34の何れか記載の装置において、前記受信機は、前記復 調された情報搬送信号をアナログ/デジタル変換することによって、前記受信機 の信号チェーンの全ての信号処理がデジタル的に生じて、計算手段及びメモリ手 段を備えたプロセッサ装置の助力を得て実施されるように配置された手段(46 5,466)を備えたことを特徴とする前記装置。 37.請求項21から36の何れか記載の装置において、前記受信機は前記修正 信号についての情報を前記変調された情報搬送信号の前記送信機に転送する手段 を備えたことを特徴とする前記装置。 38.マイクロ波領域またはそれより高い領域の周波数を有する変調された情報 搬送信号が、連続した同一の位相変化を有する位相変化のシーケンスを発生でき る方法を用いて、電圧制御発振器(142)及び情報搬送信号(110)の助力 を得て発生される送信機と、前記変調された情報搬送信号(314,414)を 復調して、復調された信号を生成する受信機との間での前記情報搬送信号(11 0)の転送に使用するシステムであって、前記受信機にて、前記受信機にて生じ た偏差エラーを修正するための前記システムにおいて、 前記復調された信号をアナログ−デジタル変換することによって、前記システ ムの信号チェーンの全ての信号処理がデジタル的に生じるように配置された手段 (465,466)と、 前記アナログ−デジタル変換した被復調信号を微分して、瞬時の周波数値を生 成するように配置された手段(4167,359)と、 前記変調された情報搬送信号(314,414)の偏差を検出すると共に、該 検出された偏差に関係する修正信号を生成するように構成された偏差検出器(4 67;363)と、 前記瞬時の周波数値を前記修正信号と掛け合わせて、振幅基準化信号を生成す るように配置された手段(467;360)と、 前記振幅基準化信号を積分して、基準化位相信号を生成するように配置された 手段(467;361)と、 前記基準化位相信号を位相復調して、前記情報搬送信号(110)のコピー( 430)を再生成するように配置された手段(467;362)と、を具備し、 前記偏差検出器が、 位相変化に対応する少なくとも3つの連続した値を有するセグメントを前記変 調された情報搬送信号からろ過するように配置された手段(467;810)と 、 シンボル当りの位相変化が0°である位相線型シーケンスにセグメントが属し ているか否かを評価し、シンボル当りの位相変化が0°である位相線型シーケン スにセグメントが属している場合、前記セグメントを拒絶するように配置された 手段(467;835)と、 セグメントの位相変化に対応する前記連続した値が同一であると決定されるか 否かを評価し、セグメントの位相変化に対応する前記値が同一であると決定され た場合、位相線型セグメントをそのセグメントから生成し、そうでない場合には 、前記セグメントを拒絶するように配置された手段(467;830)と、 連続した同一の位相変化を有する位相変化のシーケンスの一部分であると前記 位相線型セグメントを判定するように配置された手段と、 前記位相線型セグメントがその一部分であると判定された連続した同一の位相 変化を有する位相変化のシーケンスによって所有されている公称位相変化に前記 位相線型セグメントの位相変化指定が等しいと決定するように配置された手段( 467;850)と、 前記位相線型セグメントの位相変化指定及び前記位相線型セグメントの連続し た値から前記修正信号を計算するように配置された手段(467;860)と、 を備えたことと、 前記基準化位相信号及び/又は前記振幅基準化信号の助力を得て前記変調され た情報搬送信号からセグメントをろ過する手段が、このろ過を行うように配置さ れ、更に、行われるデジタル信号処理が少なくとも1つの集積回路(467)に て実施されること、とを特徴とする前記システム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA, UG,UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 連続した同一の位相変化を有する位相変化のシーケンス、即ち、位相線型 シーケンスを発生することができる変調方法に従って変調された位相シフト変調 信号の偏差検出のための方法において、 位相変化に対応する少なくとも3つの連続した値を有するセグメントを前記位 相シフト変調信号からろ過する段階と、 前記セグメントの位相変化に対応する前記連続した値が同一であると決定され るか否かについてろ過したセグメントを評価し、セグメントの位相変化に対応す る前記値が同一であると決定されれば、位相線型セグメントを生成し、そうでな ければ、前記セグメントを拒絶する段階と、 前記位相線型セグメントがその一部分であると判定された前記位相線型シーケ ンスが持っている公称位相変化と位相線型セグメントの位相変化指定を同一であ ると決定する段階と、 前記セグメントの前記決定された位相変化指定及び前記位相線型セグメントの 連続した値から偏差を計算する段階と、を具備したことを特徴とする前記方法。 2. 請求項1記載の方法において、シンボル当りの位相変化が0°である位相 線型シーケンスにろ過されたセグメントが属しているか否かについて前記ろ過さ れたセグメントを評価して、シンボル当りの位相変化が0°である位相線型シー ケンスにセグメントが属している場合、前記セグメントを拒絶する段階を更に具 備したことを特徴とする前記方法。 3. 変調された情報搬送信号の偏差を計算して、該計算された偏差に関係する 修正信号を生成すると共に、連続した同一の位相変化を有する位相変化のシーケ ンスを発生できる方法によって、情報搬送信号の助力を得て前記変調された情報 搬送信号が発生される送信機と、前記変調された情報搬送信号を復調して復調さ れた信号を生成する位相復調用の受信機との間に前記情報搬送信号を転送する直 後に偏差エラーを修正する方法において、 位相変化に対応する少なくとも3つの連続した値を有するセグメントを前記変 調された情報搬送信号からろ過する段階と、 前記連続した値が同一であると決定されるか否かについて前記セグメントの位 相変化に対応する前記連続した値を評価し、セグメントの位相変化に対応する前 記値が同一であると決定されれば、位相線型セグメントを生成し、そうでなけれ ば、前記セグメントを拒絶する段階と、 前記位相線型セグメントがその一部分であると判定された連続した同一の位相 変化を有する位相変化のシーケンスが持っている公称位相変化と位相線型セグメ ントの位相変化指定を同一であると決定する段階と、 前記位相線型セグメントの前記位相変化指定及び前記位相線型セグメントの連 続した値から修正信号を計算する段階と、を具備したことを特徴とする前記方法 。 4. 請求項3記載の方法において、シンボル当りの位相変化が0°である位相 線型シーケンスにろ過されたセグメントか属しているか否かについて前記ろ過さ れたセグメントを評価して、シンボル当りの位相変化が0°である位相線型シー ケンスにセグメントが属している場合、前記セグメントを拒絶する段階を更に具 備したことを特徴とする前記方法。 5. 請求項3または4記載の方法において、前記変調された情報搬送信号の偏 差エラーの修正が前記受信機に発生することと、前記方法が更に、 前記変調された信号を微分して、瞬時周波数値を生成する段階と、 前記瞬時周波数値を前記修正信号と掛け合わせて、振幅基準化信号を生成する 段階と、 前記振幅基準化信号を積分して、基準化位相信号を生成する段階と、 前記基準化位相信号を位相復調して、前記情報搬送信号のコピー再生成する段 階とを具備したこと、とを特徴とする前記方法。 6. 請求項5記載の方法において、位相変化に対応する少なくとも3つの連続 した値を有する前記変調された情報搬送信号からのセグメントのろ過は、前記振 幅基準化信号の助力を得て行われることを特徴とする前記方法。 7. 請求項5記載の方法において、位相変化に対応する少なくとも3つの連続 した値を有する前記変調された情報搬送信号からのセグメントのろ過は、前記基 準化位相信号の助力を得て行われることを特徴とする前記方法。 8. 請求項5記載の方法において、位相変化に対応する少なくとも3つの連続 した値を有する前記変調された情報搬送信号からのセグメントのろ過は、前記振 幅基準化信号及び前記基準化位相信号の助力を得て行われることを特徴とする前 記方法。 9. 請求項3から8の何れか記載の方法において、位相変化に対応する前記連 続した値が同一であると決定されるか否かについての評価は、セグメントに許容 されている位相変化に対応する前記値の決定された最大広がりによって生じるこ とを特徴とする前記方法。 10.請求項9記載の方法において、前記決定された最大広がりは、前記セグメ ントの位相変化に対応する前記値に比例することを特徴とする前記方法。 11.請求項9記載の方法において、セグメントにて許容される位相変化に対応 する前記値の前記決定された最大広がりが、セグメントの位相変化に対応する全 ての前記値の平均値に基づいていることを特徴とする前記方法。 12.請求項11記載の方法において、前記決定された最大広がりはセグメント の位相変化に対応する前記値の前記平均値に比例することを特徴とする前記方法 13.請求項3から12の何れか記載の方法において、前記偏差は前記位相線型 セグメントの中間の位相変化に対応する1つ以上の値の助力を得て計算されるこ とを特徴とする前記方法。 14.請求項3から13の何れか記載の方法において、位相変化に対応する連続 した値を有するセグメントのろ過において、位相変化に対応する各値は位相変化 に対応する少なくとも2つの値の平均値であることを特徴とする前記方法。 15.請求項3から14の何れか記載の方法において、近似的な位相線型シーケ ンスに属すると共に、位相線型セグメントとして間違って生成された位相線型セ グメントが、最大グループフィルタによってろ過され尽くすことを特徴とする前 記方法。 16.請求項1または3記載の方法において、前記偏差の計算は2段階、即ち、 粗計算及び精密計算にて生じることを特徴とする前記計算。 17.請求項3記載の方法において、前記修正信号についての情報は、データチ ャンネルを介して前記受信機から前記変調された情報搬送信号の前記送信機に転 送されることを特徴とする前記方法。 18.請求項3記載の方法において、前記変調された信号はアナログ/デジタル 変換され、しかる後に前記方法による全ての信号処理がデジタル的に生じて、少 なくとも1つの集積回路において実施されることを特徴とする前記方法。 19.連続した同一の位相変化を有する位相変化のシーケンス、即ち、位相線型 シーケンスを発生できる変調方法に従って変調される位相シフト変調信号の偏差 検出のための装置において、 位相変化に対応する少なくとも3つの連続した値を有するセグメントを前記位 相シフト変調信号からろ過するように配置された手段(810)と、 セグメントの位相変化に対応する前記連続した値が同一であるか否かについて 評価し、セグメントの位相変化に対応する前記値が同一であると決定された場合 、位相線型セグメントを生成し、そうでない場合には、前記セグメントを拒絶す るように配置された手段(830)と、 前記位相線型セグメントがその一部分であると判定された前記位相線型シーケ ンスが持っている公称位相変化と同一であると前記位相線型セグメントの位相変 化指定を決定するように配置された手段(850)と、 前記セグメントの前記決定された位相変化指定及び前記位相線型セグメントの 連続した値から前記偏差を計算するように配置された手段(860)と、を具備 したことを特徴とする前記装置。 20.請求項19記載の装置において、シンボル当りの位相変化が0°である位 相線型シーケンスにろ過されたセグメントが属するか否かを評価し、シンボル当 りの位相変化が0°である位相線型シーケンスにセグメントが属する場合、前記 セグメントを拒絶するように配置された手段(835)を更に具備したことを特 徴とする前記装置。 21.変調された情報搬送信号の偏差を計算し、該計算された偏差に関係する修 正信号(220,320)を生成し、連続した同一の位相変化を有する位相変化 のシーケンスを発生できる方法によって、電圧制御発振器(142)及び情報搬 送信号(110)の助力を得て前記変調された情報搬送信号を発生する送信機と 、変調した情報搬送信号を生成する受信機との間で前記情報搬送信号(110) を転送する直後に偏差エラーを修正するように配置された装置において、 位相変化に対応する少なくとも3つの連続した値を有するセグメントを、前記 変調された情報搬送信号(114,214,314,414)からろ過するよう に配置された手段(810)と、 前記セグメントの位相変化に対応する前記連続した値が同一であるか否かにつ いて評価し、セグメントの位相変化に対応する前記値が同一であると決定された 場合に、位相線型セグメントを生成し、そうでない場合には前記セグメントを拒 絶するように配置された手段(830)と、 前記位相線型セグメントがその一部分であると判定された連続した同一の位相 変化を有する位相変化のシーケンスが持っている公称位相変化と同一であると前 記位相線型セグメントの位相変化指定を決定するように配置された手段(850 )と、 前記位相線型セグメントの前記位相変化指定及び前記位相線型セグメントの連 続した値から前記修正信号(220,320)を計算するように配置された手段 (860)と、を具備したことを特徴とする前記装置。 22.請求項21記載の装置において、シンボル当りの位相変化が0°である位 相線型シーケンスに前記セグメントが属しているか否かを評価し、シンボル当り の位相変化が0°である位相線型シーケンスにセグメントが属している場合、前 記セグメントを拒絶するように配置された手段(835)を更に具備したことを 特徴とする前記装置。 23.請求項21または22記載の装置において、前記装置が前記受信機に配置 され、前記受信機が、 前記変調された情報搬送信号(314,414)を直角復調(350,351 ,352,353,354,450,451,452,453,454)して、 復調された情報搬送信号を生成するように配置された手段と、 前記復調された情報搬送信号の導関数を求めて、瞬時の周波数値(313)を 生成するように配置された手段(359)と、 前記瞬時の周波数値(313)を前記修正信号(320)と掛け合わせて、振 幅基準化信号(321)を生成するように配置された手段(360)と、 前記振幅基準化信号(321)を積分して、基準化された位相信号(315) を生成するように配置された手段(362)と、を備えたことを特徴とする前記 装置。 24.請求項23記載の装置において、前記変調された情報搬送信号からセグメ ントをろ過する前記手段(810)は、前記振幅基準化信号(321)の助力を 得て、位相変化に対応する少なくとも3つの連続した値を有するセグメントのろ 過を行うことを特徴とする前記装置。 25.請求項23記載の装置において、前記変調された情報搬送信号からセグメ ントをろ過する前記手段(810)は、前記基準化された位相信号(315)の 助力を得て、位相変化に対応する少なくとも3つの連続した値を有するセグメン トのこのろ過を行うことを特徴とする前記装置。 26.請求項23記載の装置において、前記変調された情報搬送信号からセグメ ントをろ過する前記手段(810)は、前記振幅基準化信号(321)及び前記 基準化位相信号(315)の助力を得て、位相変化に対応する少なくとも3つの 連続した値を有するセグメントのこのろ過を行うことを特徴とする前記装置。 27.請求項21から26の何れか記載の装置において、位相変化に対応する前 記連続した値が同一であると決定されるか否かについての評価は、前記セグメン トにて許容された位相変化に対応する前記値の決定された最大の広がりによって 発生することを特徴とする前記装置。 28.請求項27記載の装置において、前記決定された最大の広がりは、前記セ グメントの位相変化に対応する前記値に比例することを特徴とする前記装置。 29.請求項27記載の装置において、前記セグメントにて許容された位相変化 に対応する値の前記決定された最大の広がりは、前記セグメントの位相変化に対 応する全ての前記値の平均値に基づくことを特徴とする前記装置。 30.請求項29記載の装置において、前記決定された最大の広がりは、前記セ グメントの位相変化に対応する前記値の前記平均値に比例することを特徴とする 前記装置。 31.請求項21から30の何れか記載の装置において、前記偏差は前記位相線 型セグメントの中間の位相変化に対応する1つ以上の値の助力を得て計算される ことを特徴とする前記装置。 32.請求項21から31の何れか記載の装置において、位相変化に対応する連 続した値を有するセグメントの前記ろ過において、位相変化に対応する各値は位 相変化に対応する少なくとも2つの値の平均値であることを特徴とする前記装置 。 33.請求項21から32の何れか記載の装置において、前記装置は、近似的に 位相線型のシーケンスに属し、従って位相線型セグメントとして間違って生成さ れた位相線型セグメントをろ過し尽すように配置された最大グループフィルタを 具備したことを特徴とする前記装置。 34.請求項21記載の装置において、前記偏差の前記計算は、2段階、即ち、 粗計算及び精密計算で生じ、この際、前記粗計算は短い位相線型セグメントを使 用し、前記精密計算はより長い位相線型セグメントを使用してなることを特徴と する前記装置。 35.請求項21から34の何れか記載の装置において、前記受信機は、前記復 調された情報搬送信号をアナログ/デジタル変換することによって、前記受信機 の信号チェーンの全ての信号処理がデジタル的に生じて、少なくとも1つの集積 回路(467)にて実施されるように配置された手段(465,466)を備え たことを特徴とする前記装置。 36.請求項21から34の何れか記載の装置において、前記受信機は、前記復 調された情報搬送信号をアナログ/デジタル変換することによって、前記受信機 の信号チェーンの全ての信号処理がデジタル的に生じて、計算手段及びメモリ手 段を備えたプロセッサ装置の助力を得て実施されるように配置された手段(46 5,466)を備えたことを特徴とする前記装置。 37.請求項21から36の何れか記載の装置において、前記受信機は前記修正 信号についての情報を前記変調された情報搬送信号の前記送信機に転送する手段 を備えたことを特徴とする前記装置。 38.マイクロ波領域またはそれより高い領域の周波数を有する変調された情報 搬送信号が、連続した同一の位相変化を有する位相変化のシーケンスを発生でき る方法を用いて、電圧制御発振器(142)及び情報搬送信号(110)の助力 を得て発生される送信機と、前記変調された情報搬送信号(314,414)を 復調して、復調された信号を生成する受信機との間での前記情報搬送信号(11 0)の転送に使用するシステムであって、前記受信機にて、前記受信機にて生じ た偏差エラーを修正するための前記システムにおいて、 前記復調された信号をアナログ−デジタル変換することによって、前記システ ムの信号チェーンの全ての信号処理がデジタル的に生じるように配置された手段 (465,466)と、 前記アナログ−デジタル変換した被復調信号を微分して、瞬時の周波数値を生 成するように配置された手段(467,359)と、 前記変調された情報搬送信号(314,414)の偏差を検出すると共に、該 検出された偏差に関係する修正信号を生成するように構成された偏差検出器(4 67;363)と、 前記瞬時の周波数値を前記修正信号と掛け合わせて、振幅基準化信号を生成す るように配置された手段(467;360)と、 前記振幅基準化信号を積分して、基準化位相信号を生成するように配置された 手段(467;361)と、 前記基準化位相信号を位相復調して、前記情報搬送信号(110)のコピー( 430)を再生成するように配置された手段(467;362)と、を具備し、 前記偏差検出器が、 位相変化に対応する少なくとも3つの連続した値を有するセグメントを前記変 調された情報搬送信号からろ過するように配置された手段(467;810)と 、 シンボル当りの位相変化が0°である位相線型シーケンスにセグメントが属し ているか否かを評価し、シンボル当りの位相変化が0°である位相線型シーケン スにセグメントが属している場合、前記セグメントを拒絶するように配置された 手段(467;835)と、 セグメントの位相変化に対応する前記連続した値が同一であると決定されるか 否かを評価し、セグメントの位相変化に対応する前記値が同一であると決定され た場合、位相線型セグメントを生成し、そうでない場合には、前記セグメントを 拒絶するように配置された手段(467;830)と、 前記位相線型セグメントがその一部分であると判定された連続した同一の位相 変化を有する位相変化のシーケンスが持っている公称位相変化に前記位相線型セ グメントの位相変化指定が等しいと決定するように配置された手段(467;8 50)と、 前記位相線型セグメントの位相変化指定及び前記位相線型セグメントの連続し た値から前記修正信号を計算するように配置された手段(467;860)と、 を備えたことと、 前記基準化位相信号及び/又は前記振幅基準化信号の助力を得て前記変調され た情報搬送信号からセグメントをろ過する手段が、このろ過を行うように配置さ れ、更に、行われるデジタル信号処理が少なくとも1つの集積回路(467)に て実施されること、とを特徴とする前記システム。
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