JP2000517420A - 長手方向に運動する糸状の部材におけるパラメータを光学的に検出する装置 - Google Patents

長手方向に運動する糸状の部材におけるパラメータを光学的に検出する装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、長手方向に運動する糸状の部材(K)における少なくとも1つのパラメータを光学的に検出する装置及び方法に関する。糸状の部材の直径、糸本体の直径、糸の毛深さ等のようなパラメータを、さらに簡単かつさらに正確に検出できるようにするために、少なくとも1つの個別センサが、パラメータのための少なくとも1つの測定値をデジタル的に検出するように、構成されかつ配置されている、少なくとも2つの個別センサ(39)から構成された光学センサによって、部材から少なくとも2つの信号が並列に検出され、そのうち少なくとも一方がクロック制御されている。

Description

【発明の詳細な説明】 長手方向に運動する糸状の部材におけるパラメータを光学的に検出する装置 本発明は、長手方向に運動する糸状の部材における少なくとも1つのパラメー タを光学的に検出する装置に関する。 スイス国特許第643060号明細書によれば、糸−又は線材状の部材の直径 又は断面積を判定する方法及び装置が公知である。その際、光源から露光された 部材の画像撮影機における陰投射が測定され、この画像撮影機は、並べて配置さ れた一連のフォトエレメントからなる。フォトエレメントは、パルス状の信号を 送出し、これらの信号は、一緒になって評価装置において評価され、かつ具体的 な直径−又は断面積値に変換される。 この公知の方法の欠点は、ある種のパラメータに対して正確な測定結果が、相 応して多くの回路費用によって達成しなければならないという点にある。なぜな ら例えば糸に対する利用可能な毛深さ値は、それにより例えば個々のフォトエレ メントが小さな寸法を有し、かつ相応して多数設けられているときにしか達成で きないからである。 特許請求の範囲に特徴を示したような本発明は、この時、糸状の部材の直径、 糸部材の直径、糸の毛深さ等のようなパラメータが簡単かつ正確に検出できる装 置を提供するという課題を解決する。 この課題は、少なくとも2つの個別センサから構成された光学センサが設けら れており、このセンサにおいて少なくとも1つの個別センサが、少なくとも1つ のパラメータをデジタル的に検出するように、構成されかつ配置されていること によって解決される。なるべくセンサは、それにより一方において例えば部材の 直径のようなパラメータを直接デジタル的に検出する個別センサを有し、かつこ のセンサは、他方において同じ又は別のパラメータをアナログ的に検出する個別 セ ンサを有する。それにしたがってセンサは、個別センサを有し、これらの個別セ ンサは、異なった基本方式にしたがって動作するか、又はこれらの個別センサの 信号は、異なった基本方式にしたがって評価される。この光学的センサは、なる べくその長手方向に部材のものを上回る広がりを有し、かつなるべく少なくとも 部分的に部材の同じ範囲においてパラメータの検出を行なうように構成されてい る。センサは、方向付けられた光によって露光されるようにするので、光源とセ ンサとの間において糸は、光を遮へいする。センサは、評価回路に接続されてお り、この評価回路によって複数の個別センサからの信号も共通に評価することが できる。 本発明により達成される利点は、とくに次の点にある。すなわち比較的なめら かな部材の直径の他に、きわめて手間をかけて構成された装置を必要とすること なく、解けた表面構造を有する部材の直径も、洗練された様式で測定することが できる。例えば糸において、糸本体(突出した繊維を含まない)と糸の毛深さ( 突出した繊維の成分)は、切離して測定することができる。このようなセンサは 、評価電子装置によって変化した測定条件にも整合することができ、かつ例えば センサにおける汚れ及び堆積物の影響を補償し、又は考慮することができる。 次に本発明を例により、かつ添付の図面を引用して、詳細に説明する。ここで は: 図1ないし4は、本発明による装置のそれぞれ1つの部分を簡単化した表示で 示し、 図5ないし8は、装置のそれぞれ1つの別の部分を示し、 図9は、装置の1つの部分の機能の概略的な表示を示し、 図10は、アナログ及びデジタル信号を示し、 図11は、起こり得る寸法を含む糸状の部材の横断面を示し、かつ 図12及び13は、装置からのそれぞれ1つの信号を示している。 図1は、複数の個別センサ2a、2b、2c、2d等からなるセンサ1を示し ており、これらの個別センサは、互いにずらされているが、それにもかかわらず x方向及びy方向に見て範囲内に重なって配置されている。 図2は、1列に配置された個別センサ3a、3b、3c、3d、及び3e及び 3fを含むセンサ3を示している。ここでは例えば個別センサ3a−3dはデジ タル的に、それに反して個別センサ3e及び3fはアナログ的に動作する。この ようにして異なった基本方式にしたがって動作する個別センサ3a、3eを備え たセンサ3が生じ、少なくともこのことは、これらの個別センサが送出する信号 の処理に該当する。個別センサは、測定すべきパラメータの方向に配置されてお り、したがってここでは図1におけるように、部材Kの直径又は横断面の方向に 配置されている。 図3は、個別センサ5及び6a−6kを含むセンサ4を示している。ここでは 例えば個別センサ5はアナログ動作することができ、かつ個別センサ6a−kは 、個々の信号を1つのデジタル信号に構成することによって、一緒になってデジ タル動作することができる。 図4は、個別センサ8a、8b及び9a−9eを含む別のセンサを示している 。センサ4(図3)におけるように、個別センサ8及び9は、なるべく同じ測定 フィールド高さを覆い、少なくとも部分的に部材の同じ範囲(ここではy方向に )に付属している。 図5は、互いに傾斜した2つの平面12及び13に配置されたセンサ10及び 12を示している。 図6は、通常のように糸15の測定又は観察のために利用されるような測定ギ ャップ14を示している。測定ギャップは、側方においてそれぞれ1つのカバー ガラス16、17によって区画される。カバーガラス16、17の向こう側に、 光電装置又は光ガイド18、19が延びており、これらの光ガイドは、それぞれ 光信号のための送信機2 0、21及び受信機22、23に通じている。光ガイド18、19は、それぞれ 1つのミラー24、25を有するので、2つのビーム経路26、27が生じ、こ れらのビーム経路は、それぞれ送信機20、21からミラー24、25及び糸1 5を介して受信機23、22に通じている。送信機20、21は、なるべく大体 において方向付けられた光を送信するように構成されている。受信機22、23 は、なるべくテレセントリックの受信光学系を有する。それによりカバーガラス 16、17及び測定ギャップ14の範囲に、大体において平行な光ビームが生じ る。このようにして測定ギャップ14内における糸15の位置は変化してもよく 、その際このことは、受信機22、23における糸15の結像の大きさを変化さ せない。したがって縮尺は同じに維持される。この配置によれば、測定ギャップ 14内において直交する光ビームがほとんど影響を受けることがなく、かつそれ と同時に測定値を取得するために使用することができることも保証されている。 図7は、それぞれの個別センサのために設けることができるような、それぞれ 同じに構成された2つの回路28及び29を示している。このようなものの一方 は、光を電流に変換する要素30、例えばフォトダイオードからなる。この要素 30は、なるべく本来の個別センサとして通用する。これは、電荷増幅器31、 35、比較器32及びメモリ又はラッチ33のような、その出力信号を変換する 別の要素とともに直列接続されている。演算増幅器31及びコンデンサ34(帰 還レーン内における)からなる電荷増幅器31は、さらにスイッチ34とともに 並列接続されている。比較器32の一方の入力端子は、基準導線36に接続され ている。メモリ33の出力端子は、マルチプレクサ37に接続されている。マル チプレクサ37の後に再び評価回路38が接続されており、この評価回路は、な るべく計算機として構成することができる。同様に評価回路38に、選択的にア ナログ個別信号を発生する回路39が接続されている。これは、個別センサ64 の他に、 とくに並列接続されたコンデンサ62及び抵抗63を備えた演算増幅器61を有 する。なるべく前記の要素の少なくとも一部は、個別セン“サ30、64ととも に集積回路になるように集積化されており、かつそれとともにいわゆる“スマー トセンサ”を形成している。 図8は、1つのセンサの表面40を概略的に、糸状の部材41を断面で、かつ 方向付けされた光のための光源42を示している。これは、例えば点−又は線状 の光源43及びテレセントリックな光学系44からなることができる。それによ り方向付けされたかつなるべく平行なビーム45を発生することができる。 図9は、種々の線を示しており、これらの線は、装置における過程に該当し、 かつこれらの線は、時間軸46に関して、かつ電圧に対する値又はその可能な値 のパーセント数が記入された軸線47に並んで図示されている。線48は、例え ば周期的なサイクルの開始をマークし、かつ線49は、終了をマークしている。 線50、51及び55は、線52に相当する時間とともに始まる種々の状況にお いて、時間によるコンデンサ35の充電を表示している。 図10は、時間軸tに関して簡単化して記入して、アナログ個別信号57及び デジタル化されかつクロック制御された個別信号58を示しており、この個別信 号は、個々の値58aないし58fからなる。測定又は評価の際に利用される種 々の基本方式により、例えばアナログ及びデジタル信号の間の差値59c、59 d等が生じる。 図11は、糸状の部材の横断面の輪郭60を示しており、この輪郭は、ここで は非円形、かつとくに楕円形と仮定されている。d1及びd2は、輪郭60の主 軸に沿って検出されるような主寸法である。d1’及びd2’は、直交する別の 2つの方向に検出されるような主寸法である。 図12は、相応する分解能を有する個別センサ6(図4)によって例えば互い に連続する複数の測定サイクルが記憶された評価回路38 において生じるような、例えば図1による部材Kに相当する糸状の部材65の表 示を示している。ここにおいて例えば個別センサ66のような個別センサは、個 別センサ6及び9よりも小さな寸法を有し、かつ評価回路38のメモリ内におい てそれぞれの個別センサ又はピクセルに、1つの2進信号に占有される記憶場所 が対応している。このような表示を得るために、複数の集団67a、67b、6 7c等が記憶されており、その際、それぞれの集団67は、所定の測定サイクル に所属している。本来の部材65に並んでかつここから突出して、68及び69 によって示された個々の原繊維又は繊維を認めることができる。70によってい わゆる浸食マトリクスが表わされており、この浸食マトリクスは、それ自体周知 のかついわゆる隣接操作を実施するために利用される。これは、ここでは隣接操 作を及ぼす中心ピクセル71の回りに配置された13のピクセル又は記憶場所か らなる。 図13は、図12に相当する表示を示しており、ここでは突出した原繊維又は 繊維は、隣接操作によって浸食除去されている。このようにしてなおその直径が 浸食によりほぼ2つのピクセルだけそれぞれの側に人為的に縮小された本来の部 材72のような大きな面積の組織だけが認められる。 装置の動作は次のとおりである: 図8に示すように、例えば糸、繊維、線材等のような糸状の部材41は、例え ば周知の糸テスト装置及び糸洗浄器における場合のように、測定ギャップ内にお いてその長手方向にセンサの近くを通って動き、ここにはこのセンサの表面40 が示されている。表面40は、光源42に対して部材41によって覆われ、又は 遮へいされる。表面40の後に、図1ないし4の1つから確認されたようなセン サ1、2、3又は7が設けられている。 センサ1によって、例えばy方向における部材Kの直径、又はx方向における 部材Kの到来が検出できる。部材Kは、図1において光源 から見て、2つのセンサに完全に、かつ2つに一部分だけ重なっている。それに より4つの個別センサは、それぞれ1つの個別信号を送出し、この個別信号は、 部材Kによって影響を受けている。個別センサ2a、2b、2cは、個別信号を 送出し、この個別信号は、部材Kによって影響を受けていない。合計8つの個別 信号の評価によって、部材Kの直径に比例する信号を発生することができる。測 定の精度は、単位長さあたりどれくらい多くの個別センサが存在するか、又は個 別信号がそれ自体変調可能であるかどうか、したがってアナログ的に処理される かどうか、又は個別信号が2進としてのみ検出されるので、デジタル信号が生じ るかどうかに依存している。別の可能性は、センサ1を、パラメータとしてy方 向における部材Kの位置だけを検出するように構成することにある。この時、例 えば個別センサ2cは、部材による遮へいを表示する信号を送出せず、それに対 して個別センサ2dは、このような信号を送出する。それによりその間に部材K の外側境界がある。 センサ3(図2)によれば、パラメータとしてセンサ1と同様に部材の直径が 検出できる。個別センサ3a−3dが、2進として検出される個別信号を送出し 、かつ個別センサ3e及び3fが、アナログ的に検出されかつ引続き処理される 個別信号を送出することを前提とすれば、それにより部材の縁範囲の洗練された 検出を可能にすることができる。又は個別センサ3a−3dによって直径を、か つ個別センサ3e及び3fによって突出した部分の存在及びその大体の程度を検 出することができる。 センサ4(図3)によれば、部材の直径は、一方において個別センサ6a−6 kによってデジタル的に、かつ他方において個別センサ5によってアナログ的に 検出することができる。個別センサ5は、部材による遮へいに比例する個別信号 を供給する。個別センサ6は、同様に遮へいに比例するが2進化されたそれぞれ 1つの個別信号を供給す るので、個別センサ6の個別信号からデジタル信号が発生される。個別センサ5 からの個別信号と個別センサ6からの信号とを比較することによって、とくに部 材が糸であるときに、例えば部材の毛深さ、構造等のような別のパラメータを判 定することができる。 センサ7(図4)によれば、個別センサ8がy方向における個別センサ8の前 の部材の位置に依存するそれぞれ1つの個別信号を送出するという相違点を有す るが、基本的にセンサ4によるものと同じ測定を行なうことができる。すなわち 部材がセンサ7の下側縁にある場合、この部材は、主として個別センサ8bを遮 へいするので、個別センサ8bの個別信号は、個別センサ8aの個別信号よりも ずっと多く影響を受ける。部材が、センサ7の上側縁にある場合、個別センサ8 aが一層大きな影響を受ける。 センサ10及び11が2つの平面12、13に配置された図5による装置によ れば、2つの方向から部材を考察することができ、このことは、部材の真の横断 面におけるさらに正確な推論を可能にする。センサ10、11としてセンサ1、 3、4、7又はその他のものが設けられている。 図6による装置によれば、部材、ここでは糸15は、ビーム経路26、27に 相応して同様に2つの方向から考察することができる。センサ20は、ミラー2 4に光ビームを送信し、この光ビームは、ここから受信機23に導かれる。その 際、糸15は、センサ1、3、4、7の1つからなる受信機23を遮へいする。 送信機21は、ミラー25に光ビームを送信し、この光ビームは、ここから受信 機22に導かれる。その際、糸15は、センサ1、3、4、7の1つからなる受 信機22を遮へいする。光ビームとは、ここではなるべく方向付けられたかつ平 行なビームの完全な束と理解されるので、糸は、測定ギャップ14内における図 示した位置に正確にあるわけではない場合でも、検出される。 この時、個別センサが、光源に対して部材によって部分的に又は完全に覆われ ると、その際にサイクルは、ほぼ次のように経過する。時間48(図9)に、リ セット信号56を発生することによって、このサイクルがスタートし、このリセ ット信号は、スイッチ34(図7)を閉じ、閉じたまま維持し、かつ時間52ま で継続し、それとともに、1つ又は複数のコンデンサ35を1つ又は複数の個別 センサからの光電流によって充電し始め、又は別の表現では、検出された信号を 積分し始める。 個別センサが部材41によって光源42に対して覆われていないと、コンデン サ35の充電は、線50によって示すように急速に進行し、かつ閾値54に到達 したとき、時間53に終了する。その際、演算増幅器31は、コンデンサ35か らの信号を増幅し、かつこれを比較器32に送出する。この比較器は、線50に よる信号を閾値と継続的に比較し、この閾値は、線54によって示されており、 かつ導線36を介して加えられる。閾値54に到達すると、比較器32は、メモ リ33に信号を送出し、この信号は、個別センサが覆われていないことを表示す る。この信号は、2つの可能な値だけを有し、かつ2進信号である。 個別センサが部材によって遮へいされていると、この個別センサは、直接の光 を受取らず、最善の場合でも散乱光を受取る。それによりコンデンサ35は、例 えば線55に相応して、さらにゆっくりとしか充電されず、かつ最善の場合でも サイクル時間を越えるきわめて長い時間の後に、閾値54に到達する。したがっ て検出された信号は、所定の時間の間に積分され、かつその後リセットされる。 同じサイクル時間で動作し、したがってスイッチ34に同期してクロック制御さ れているメモリ33は、この時、比較器32から信号を受取り、この信号は、個 別センサが遮へいされていることを表示し、かつこの信号は、別の個別センサの メモリからの信号とともに送出することができる。 マルチプレクサ37は、すべての信号から個々の2進値を互いに並べることによ って、1つの信号を構成し、この信号は、全センサの露光に関する画像を生じる 。それにより例えば糸横断面に対する値を導き出すことができる。 サイクルは、線48と49によって区切られる。個別センサの品質に応じて又 は個別センサの汚れの程度に応じて、コンデンサ35の充電が閾値54に到達す るまで、多かれ少なかれ長くなる。線49又は51は、可能な光の50%だけが 個別センサに到達するとき、コンデンサ35の充電がどの程度かかるかを表示し ている。コンデンサ35の充電のための確実な時間を測定するための手がかりと して、半分の出力による閾値54の到達が、まだサイクル時間内、したがって時 間49以内に可能になるようにすることから出発することができる。サイクル時 間内における線52、53の移動によって、このことは、リセット信号56の期 間の延長又は短縮によって調節することができ、このことは、リセット信号56 がサイクル内の時間の残りの部分を必要とすることも意味している。したがって 線49と52の間の時間内に十分に充電しない個別センサは、部材によって覆わ れたとみなされる。汚れがたいしたことないとき、かつとくに良好な個別センサ が問題になるとき、線52、53は、線49に向かって移動することができ、か つ線50、51は、一層急に延びることができる。これらの過程は、それぞれの 個別センサについて追従することができ、その際、制御量として、関与する個別 センサの第1のものの信号が閾値54に到達するまでに必要な時間が検出される 。この時間は、制御のための実際値とみなされる。この時間の2倍の値は、線4 9と52の間にある露光−又は積分時間を生じる。これがあまりに短いと、第1 の個別センサは、あまりに遅く閾値54に到達し、すなわち半分より多くの時間 の後に初めて到達する。この時、これは、同様に延長しなければならない。 例えば個別センサ5によるセンサ4により及び回路39(図7)によってアナ ログ個別信号57(図10)が発生され、この個別信号が部材の直径に比例し、 かつ個別センサ6a−6kにより及び回路29、30等によってデジタル個別信 号58が発生され、この個別信号が同様に部材の直径に比例することを前提とす れば、両方の個別信号が、同じ部材に由来するとしても、正確に一致しないこと が確認される。差値59は、個別センサ5及び6が、部材の縁範囲を同じに検出 しないことによって生じる。例えば個別センサ6は、糸において糸部材を一層早 く検出し、それに対して個別センサ5は、突出した繊維を有する糸を検出する。 差値59は、例えば糸において毛深さに相当することがあり、このようなものと して計算機38において個別信号57及び58から引算によって検出される。そ れにより同じ部材から2つの信号が並列に検出される。そのうち一方は、クロッ ク制御されている。 図5による装置によれば、部材は、2つの方向から検出することができる。パ ラメータとして部材の横断面を検出しようとするとき、そのために異なった2つ の直径を測定しなければならない。そのために図11が示すような種々の可能性 が存在する。直径として、主寸法d1及びd2又はd1’及びd2’が検出でき る。図5による装置によれば、例えば互いに垂直になった例えば2つの方向が考 慮されるので、この時、どの主寸法が検出されるかに関する不確実性が残る。な ぜならこのことは、部材の偶然の位置に依存するからである。この影響をできる だけわずかにするために、検出された両方の主寸法は2度計算するようにし、し かも主寸法の積d1*d2又はd1’*d2’及び主寸法の二乗の和の半分、し たがって0.5(d1*2+d2*2)又は0.5(d1’*2+d2’*2) を形成するようにする。このことは、評価回路38内において行なうことができ 、この評価回路に、センサ10及び11のすべての個別センサが接続されている 。例えば小さな直径と大きな直径からなる商、例えばd2/d1を計算するこ とによって、両方の主寸法から、部材の丸さ(丸さの程度)のようなパラメータ に関する、より糸の場合、よりに関する表示も得られる。 なるべくアナログ個別信号を送出する積分個別センサ5、8は、デジタル信号 を送出する個別センサ6、9と同じクロック信号によってクロック制御されてい る。この時、このことは、図10において同様に階段曲線57aを生じ、この階 段曲線は、個別信号57の代わりをする。しかしそれにもかかわらず階段曲線5 7aは、アナログ的に検出されかつ処理される信号に基づいている。 個別センサからの個別信号は、選択的にそれ自体周知の隣接操作によって引続 き処理される。その際、まず連続するいくつかのサイクルからデジタル化する個 別センサ6、9の結果が記憶される。これらのサイクルのうちの1つからのそれ ぞれの個別センサの信号は、隣接する信号、すなわち隣接するサイクルにおける 同じ個別センサの信号、及び同じ及び隣接するサイクルにおける隣接する個別セ ンサの信号とともに検出され、かつ個別センサの当該の信号と比較される。それ によりそれぞれの個別信号に対して、周囲も形成され、かつ周囲から目立った個 別センサの信号は、周囲の信号に整合される。したがってゆるい関連を有するピ クセルからなる局所的な構造は、消去され、かつ図13に示すように、例えば糸 本体のような大きな組織だけが残される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年7月16日(1998.7.16) 【補正内容】 請求の範囲 1.少なくとも2つの個別センサ(3a,3b,6a,6b,9a,9b)か ら構成された光学センサ(3,4,7)が設けられており、その際、パラメータ のための測定値が、少なくとも1つの個別センサによってデジタル的に検出可能 である、長手方向に運動する糸状の部材(K)における少なくとも1つのパラメ ータを光学的に検出する装置において、センサが、1つのパラメータをアナログ 的に検出する少なくとも1つの別の個別センサ(3e,3f,5,8a,8b) を有することを特徴とする、長手方向に運動する糸状の部材(K)における少な くとも1つのパラメータを光学的に検出する装置。 2.パラメータのための測定値を直接デジタル的に検出する複数の個別センサ (3a−3d,6a−6k,9a−9e)が設けられていることを特徴とする、 請求項1に記載の装置。 3.パラメータのための測定値をアナログ的に検出する個別センサ(5,8) 及びデジタル的に検出する少なくとも1つの個別センサ(6,9)が、少なくと も部分的に部材の同じ範囲に対応していることを特徴とする、請求項1に記載の 装置。 4.デジタル的に検出する個別センサに、その出力信号を少なくとも2進信号 に変換する要素(31,32)が付属しており、その際、少なくとも1つの閾値 (54)が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。 5.要素(31,32)が、個別センサ(30)とともに集積回路に集積化さ れていることを特徴とする、請求項4に記載の装置。 6.センサに、方向付けられた光のための光源(42)が付属していることを 特徴とする、請求項1に記載の装置。 7.それぞれ1つの光学的センサ(10,11)が、互いに傾斜した第1及び 第2の平面(12,13)に対して平行に配置されている ことを特徴とする、請求項1に記載の装置。 8.パラメータのための測定値がデジタル的に検出される、長手方向に運動す る糸状の部材(K)における少なくとも1つのパラメータを光学的に検出する方 法において、部材から少なくとも2つの測定値を、アナログ的に検出し、かつそ の際、アナログ及びデジタル信号(57,58)を並列に検出することを特徴と する、長手方向に運動する糸状の部材(K)における少なくとも1つのパラメー タを光学的に検出する方法。 9.信号をクロック制御して検出することを特徴とする、請求項8に記載の方 法。 10.クロック制御されて検出された信号を、所定の時間の間に積分し、かつ 所定の時間(48)の後にリセットすることを特徴とする、請求項9に記載の方 法。 11.クロック制御されて検出された信号を、継続的に閾値(54)と比較し 、かつ所定の時間内に閾値に到達したとき、出力信号を発生することを特徴とす る、請求項9に記載の方法。 12.部材を照明する光源(42)が該当する過程によって、所定の時間が影 響を受け、かつそれにより可変であることを特徴とする、請求項10に記載の方 法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライノル,ジエフレイ,ミツチエル スイス国ツエーハー―8048 チユーリヒ グラツトリシユトラーセ6 (72)発明者 ザイツ,ペーテル,マルクス スイス国ツエーハー―8700 クンスナハト クーゼンシユトラーセ21

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも2つの個別センサ(2,3,5,6,8,9)から構成された 光学センサ(1,3,4,7)が設けられており、このセンサにおいて少なくと も1つの個別センサが、パラメータのための少なくとも1つの測定値をデジタル 的に検出するように、構成されかつ配置されていることを特徴とする、長手方向 に運動する糸状の部材(K)における少なくとも1つのパラメータを光学的に検出 する装置。 2.パラメータのための測定値を直接デジタル的に検出する複数の個別センサ (2a−2c,3a−3d,6a−6k,9a−9e)が設けられていることを 特徴とする、請求項1に記載の装置。 3.パラメータのための測定値をアナログ的に検出する個別センサ(5,8a ,8b)が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。 4.パラメータのための測定値をアナログ的に検出する個別センサ(5,8) 及びデジタル的に検出する少なくとも1つの個別センサ(6,9)が、少なくと も部分的に部材の同じ範囲に対応していることを特徴とする、請求項3に記載の 装置。 5.デジタル的に検出する個別センサに、その出力信号を少なくとも2進信号 に変換する要素(31,32)が付属しており、その際、少なくとも1つの閾値 (54)が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。 6.要素(31,32)が、個別センサ(30)とともに集積回路に集積化さ れていることを特徴とする、請求項5に記載の装置。 7.センサに、方向付けられた光のための光源(42)が付属していることを 特徴とする、請求項1に記載の装置。 8.それぞれ1つの光学的センサ(10,11)が、第1及び第2の平面(1 2,13)に対して平行に配置されていることを特徴とす る、請求項1に記載の装置。 9.部材から少なくとも2つの信号(57,58)を並列に検出し、そのうち 少なくとも1つが、クロック制御されていることを特徴とする、長手方向に運動 する糸状の部材(K)における少なくとも1つのパラメータを光学的に検出する 方法。 10.1つの信号をデジタル的に、かつ1つの信号をアナログ的に、測定値に なるように処理することを特徴とする、請求項9に記載の方法。 11.クロック制御されて検出された信号を、所定の時間の間に積分し、かつ 所定の時間(48)の後にリセットすることを特徴とする、請求項9に記載の方 法。 12.クロック制御されて検出された信号を、継続的に閾値(54)と比較し 、かつ所定の時間内に閾値に到達したとき、出力信号を発生することを特徴とす る、請求項11に記載の方法。 13.部材を照明する光源(42)が該当する過程によって、所定の時間が影 響を受け、かつそれにより可変であることを特徴とする、請求項11に記載の方 法。
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