JP2002167193A - フォークリフトの荷役制御装置 - Google Patents

フォークリフトの荷役制御装置

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JP2002167193A
JP2002167193A JP2000363060A JP2000363060A JP2002167193A JP 2002167193 A JP2002167193 A JP 2002167193A JP 2000363060 A JP2000363060 A JP 2000363060A JP 2000363060 A JP2000363060 A JP 2000363060A JP 2002167193 A JP2002167193 A JP 2002167193A
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JP2000363060A
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English (en)
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Masayuki Takamura
昌幸 高村
Ikuo Hayama
郁夫 早間
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Komatsu Forklift KK
Original Assignee
Komatsu Forklift KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた操作性を有するフォークリフトの荷役
制御装置をを提供する。 【解決手段】 目標停止位置と実位置との偏差に基づい
て作業機を位置制御するコントローラを備えたフォーク
リフトの荷役制御装置において、目標停止位置と実位置
との偏差に基づいて作業機を位置制御するコントローラ
を備えたフォークリフトの荷役制御装置において、複数
の目標停止位置を記憶し、記憶した複数の目標停止位置
の中から選択手段により選択した目標停止位置をコント
ローラに指令する停止位置選択指令手段を備えた構成と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトの
荷役制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すフォークリフト40は、左右
一対の前輪41,41を駆動し、左右一対の後輪42,
42を操舵する四輪車である。フォークリフト40の車
体フレーム45の前部に立設された左右一対のアウタレ
ール11,11の間にインナレール12が昇降可能に配
設されており、このインナレール12にフォーク13を
取着したフィンガボード51がチェーン(図示せず)を
介して昇降可能に装着されている。アウタレール11,
11は車体フレーム45に対して、左右一対のチルトシ
リンダ50,50を介して連結されており、オペレータ
がチルトレバー49を操作すると、チルトシリンダ50
が伸縮駆動されてアウタレール11,11がチルトする
ようになっている。アウタレール11,11の裏面に配
設されたリフトシリンダ14のピストンロッドがインナ
レール12の上端部に連結されており、オペレータがリ
フトレバー22を操作すると、リフトシリンダ14が伸
縮駆動されてフォーク13が昇降するようになってい
る。
【0003】以上説明したフォークリフト40において
は、従来から、荷役作業時に作業機としてのフォーク1
3の姿勢を自動的に水平に設定できるチルト水平制御、
フォーク13のリフト高さを所定の設定値に自動的に制
御できる自動揚高制御、のような作業機の自動位置決め
技術により、運転の簡単化、容易化が図られている場合
が多い。ここでは運転簡単化、容易化の例として図8に
よりチルト水平制御の場合を説明する。図7と同一構成
要素には同一符号を付して説明する。作業機アクチュエ
ータとしてのチルトシリンダ50と、チルトシリンダ5
0を作動させる油圧ポンプ20との間にはチルトシリン
ダ50の伸縮を制御する流量制御弁としての電磁比例弁
16を介して油圧配管がなされている。なお、油圧ポン
プ20は電動モータ21で駆動される。チルトシリンダ
50の一端P1及びアウタレール11のチルト回転中心
P3は車体フレーム45に回転自在に取着されている。
また、チルトシリンダ50の他端P2はアウタレール1
1に回転自在に取着されていて、チルトシリンダ50が
伸縮するとアウタレール11が前後傾してフォーク13
のチルト角度を設定する。
【0004】検出器として、アウタレール11の実チル
ト角度θaを検出する作業機位置検出器としてのチルト
角度検出器95がチルト回転中心P3の近傍に取着され
ている。また、電磁比例弁16への指令を出力するチル
トレバー49の回動中心の近傍には、チルトレバー49
のレバー操作量Levを検出するレバー操作量検出器2
4が取着されている。チルト水平制御するときにオン操
作する自動指令釦25は、操作レバー49のグリップ部
83に取り付けられている。自動指令釦25は、チルト
水平制御を行なうときに、オペレータのオン操作又はオ
フ操作によりオン信号又はオフ信号の自動指令信号Sa
を出力する。また、操作パネル(図示せず)に設けてあ
る警告手段74は、チルト自動水平制御時、所定の位置
決め精度が得られない場合に後述する警告判断部75か
ら入力される警告信号Arでブザーを鳴動させてオペレ
ータに警告する。
【0005】次に、コントローラ26の構成を説明す
る。コントローラ26には、自動指令信号Sa、実チル
ト角度θa及びレバー操作量Levが入力され、電磁比
例弁指令値Sv及び警告信号Arが、電磁比例制御弁1
6及び警告手段74にそれぞれ出力される。コントロー
ラ26は、目標角度記憶部73、偏差値演算部70、指
令値演算部71、最小値選択部72及び警告判断部75
を有している。目標角度記憶部73は、フォークリフト
40の出荷時に予め目標チルト角度θtを記憶し、記憶
した目標チルト角度θtを偏差値演算部70に出力す
る。偏差値演算部70は、目標チルト角度θtから実チ
ルト角度θaを引いて偏差値Eを求め、求めた偏差値E
を指令値演算部71に出力する。
【0006】指令値演算部71は、演算カーブCcによ
り横軸に示す偏差値Eに対して開度指令値Dを演算し最
小値選択部72に出力する。チルト水平制御時に偏差値
Eが小さくなって許容偏差値Esよりも小さくなると開
度指令値Dはゼロ値に変化し、電磁比例弁16の開口面
積をゼロ値にし、チルトシリンダ50への送油を停止し
て、フォーク13を自動停止させている。
【0007】最小値選択部72は、自動指令信号Saが
オンのときに、開度指令値D及びレバー指令値VLev
の小さい方の値を選んで電磁比例弁指令値Svとして電
磁比例制御弁16に出力する。自動指令信号Saがオフ
のときには、レバー操作量Levをそのまま電磁比例弁
指令値Svとして電磁比例制御弁16に出力する。警告
判断部75は、チルト水平制御が完了してチルトシリン
ダ50の伸縮が停止したときの偏差値Eが許容範囲Δ内
にないときに警告信号Arを警告手段74に出力する。
なお、許容範囲Δは、偏差値Eが許容偏差値Esの負値
以上で正値以下の範囲とする。
【0008】チルト水平制御を行なうときは、オペレー
タが自動指令釦25をオン操作しながらチルトレバー4
9をフォーク13が水平に近づく方向に操作すると、最
小値選択部72で開度指令値Dとレバー操作量Levと
の小さい方が選択され電磁比例弁指令値Svとして電磁
比例制御弁16に出力される。そして、油圧ポンプ20
より電磁比例制御弁16を介してチルトシリンダ50に
油が送られてフォーク13は水平に近づく。このとき、
コントローラ26の偏差値演算部70は、目標チルト角
度θtと実チルト角度θaとのとの偏差値Eを演算し、
演算した偏差値Eに基づいて指令値演算部71で開度指
令値Dを演算する。そして演算した開度指令値Dを最小
値選択部72に出力している。フォーク13が水平に近
づき、偏差値Eが許容範囲Δ内に入ると開度指令値Dは
ゼロ値になるのでチルトシリンダ50の伸縮は停止す
る。オペレータは、チルトシリンダ50の伸縮の停止を
見て自動指令釦25をオフ操作するとチルト水平制御は
完了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、以下のような問題がある。チルト水
平制御の従来技術では、出荷前にフォークリフト40を
水平台の上に置き、フォーク13が水平になる角度を目
標チルト角度θtとして設定している。この目標チルト
角度θtは、予めコントローラ26に記憶してあるの
で、図9に示すように、傾斜地にあるフォークリフト4
0が、チルト水平制御により平坦地にあるトラック47
に荷を積み込もうとするときには、点線で示すようにフ
ォーク13は傾斜角度を有した状態になる。このため、
傾斜地でチルト水平制御を使用すると平坦地にあるトラ
ック47への荷の積み下ろしが不可能となるため、オペ
レータは注意深く手動でフォーク13を水平に位置決め
するので操作性がよくないという問題がある。また、長
期間フォークリフト40を使用すると、経時変化により
チルトシリンダ50の両端部の支持点P1,P2及びア
ウタレース11の揺動支点P3の摩擦抵抗力が大きくな
ってチルトシリンダ50の動きが渋くなり、チルト水平
制御時に許容範囲Δ外でフォーク13が停止することが
ある。このため、予め設定した目標チルト角度θtと異
なる角度にフォーク13が位置決めされるので、オペレ
ータはフォーク13の角度を手動で修正する必要があ
る。また、チルト水平制御の都度、警告判断部75から
警告信号Arが警告手段74に出力されてブザーが鳴動
するので、操作性がよくないという問題がある。
【0010】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、優れた操作性を有するフォークリフトの
荷役制御装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、第1発明は、目標停止位置と実位
置との偏差に基づいて作業機を位置制御するコントロー
ラを備えたフォークリフトの荷役制御装置において、複
数の目標停止位置を記憶し、記憶した複数の目標停止位
置の中から選択手段により選択した目標停止位置をコン
トローラに指令する停止位置選択指令手段を備えた構成
としている。
【0012】第1発明によると、停止位置選択指令手段
は、複数の目標停止位置を記憶し、選択手段により複数
の目標停止位置の中から1個の目標停止位置を選択して
コントローラに指令する。これにより、選択手段により
任意の停止位置を簡単に選択しコントローラに指令して
作業機を位置制御でき、手動で作業機を位置決めする必
要がないので優れた操作性をが得られる。
【0013】第2発明は、第1発明に基づき、目標停止
位置を変更する目標停止位置変更手段を付設し、停止位
置選択指令手段は前記目標停止位置変更手段を変更操作
したときの実位置を目標停止位置として記憶する構成と
している。
【0014】第2発明によると、付設した目標停止位置
変更手段を変更操作すると、停止位置選択指令手段は前
記目標停止位置変更手段を変更操作したときの実位置を
目標停止位置として記憶する。これにより、簡単に目標
停止位置を変更して記憶できるので都度目標停止位置を
修正する必要がなく優れた操作性が得られる。
【0015】第3発明は、目標停止位置と実位置との偏
差に基づいて作業機を位置制御するコントローラを備え
たフォークリフトの荷役制御装置において、基準位置と
基準位置からの複数の差位置とを記憶し、記憶した複数
の差位置から選択手段により選択した差位置に基準位置
を加えて目標停止位置を演算しコントローラに指令する
停止位置選択指令手段を備えた構成としている。
【0016】第3発明によると、停止位置選択指令手段
は、基準位置と基準位置からの複数の差位置とを記憶
し、選択手段で選択した差位置に基準位置を加えて目標
停止位置を演算しコントローラに指令する。通常は基準
位置で作業機を位置決めするが、一時的に基準位置以外
で位置決めしたいときに、任意の停止位置を停止位置選
択指令手段の選択手段により簡単に選択できる。また、
停止位置が経時変化等により当初の位置からずれてきた
場合には、基準位置のみを変更すれば全ての停止位置も
変更されるので停止位置の変更が短時間で済み操作性が
よい。
【0017】第4発明は、第3発明に基づき、目標停止
位置を変更する目標停止位置変更手段を付設し、停止位
置選択指令手段は前記目標停止位置変更手段を変更操作
したときの実位置と基準位置との差を差位置として記憶
する構成としている。
【0018】第4発明によると、付設した目標停止位置
変更手段を変更操作すると、停止位置選択指令手段は前
記目標停止位置変更手段を変更操作したときの実位置と
基準位置との差を差位置として記憶する。これにより、
差位置を任意に簡単かつ短時間で変更でき記憶できるの
で、停止位置も短時間で変更できるので優れた操作性が
得られる。
【0019】第5発明は、第3又は第4発明に基づき、
基準位置を変更する基準位置変更手段を付設し、停止位
置選択指令手段は前記基準位置変更手段を変更操作した
ときの実位置を基準位置として記憶する構成としてい
る。
【0020】第5発明によると、付設した基準位置変更
手段を変更操作すると、停止位置選択指令手段は前記基
準位置変更手段を変更操作したときの実位置を基準位置
として記憶する。これにより、基準位置がずれたときに
都度ディーラを呼んで位置ずれを修正してもらう必要が
なく、ユーザが現場でずれを修正できるので優れた操作
性を有するフォークリフトの荷役制御装置が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る実施形態を図
面を参照して説明する。なお、図7,8と同一構成要素
には同一符号を付して説明する。ここでは、図7,8に
より説明した構成と同一の構成の説明は省略し、異なる
構成のみを説明する。まず、図1〜図3により第1実施
形態を説明する。図1に制御ブロック図を示す。図1に
おいては、図8に示すコントローラ26の中の目標角度
記憶部73を操作パネル(図示せず)上に設けた第1停
止角選択指令手段80に置換し、第1停止角選択指令手
段80には実チルト角度θaが入力されている。また、
操作パネル上に新しく設けた停止角変更手段81から第
1停止角選択指令手段80に停止角変更指令Ctが入力
されている。他の構成は図8に示す構成と同一である。
第1停止角選択指令手段80は、後述する方法で記憶す
る複数の目標チルト角度θtの中から1個を選択する選
択スイッチ52を有し、選択スイッチ52で選択した目
標チルト角度θtを偏差値演算部70に出力する。停止
角変更手段81は例えば釦であり、釦のオン操作が所定
時間以上持続すると第1停止角選択指令手段80は停止
角変更手段81がオン操作されたときの実チルト角度θ
aを目標チルト角度θtとして記憶する。選択スイッチ
52を選択位置A,B,C…に設定し、各位置に複数の
目標チルト角度θtを記憶する。
【0022】以上の構成を有する本実施形態の作動及び
効果を説明する。第1停止角選択指令手段80の選択位
置をAに設定し、操作レバー49を操作してフォーク1
3を任意の第1停止角度θ1にチルトさせた後に、停止
角変更手段81を所定時間以上オン操作すると、第1停
止角選択指令手段80は選択位置Aに第1停止角度θ1
を記憶する。選択位置B,Cに第2,3停止角度θ2,
θ3を記憶させるときも同様の方法による。第1停止角
度θ1にフォーク13を位置決めするときには、第1停
止角選択指令手段80の選択位置Aを選択する。する
と、選択位置Aに記憶されている第1停止角度θ1が目
標チルト角度θtとして偏差値演算部70に出力され
る。次に、オペレータが自動指令釦25をオン操作しな
がらフォーク13が第1停止角度θ1に近づく方向に操
作レバー49を操作すると、最小値選択部72で開度指
令値Dとレバー操作量Levの小さい方の信号が選択さ
れ電磁比例弁指令値Svとして電磁比例制御弁16に出
力される。そして、フォーク13が第1停止角度θ1に
近づき、偏差値Eが偏差許容値Esよりも小さくなると
チルトシリンダ50の伸縮が停止しチルト水平制御は完
了する。第2停止度角θ2に位置決めするときには、第
1停止角選択指令手段80を選択位置Bに切換え、自動
指令釦25をオン操作しながら第2停止角度θ2に近づ
く方向に操作レバー49を操作する。
【0023】このように、第1停止角選択指令手段80
の選択スイッチ52を切換え、停止角変更手段81を操
作することにより複数の目標チルト角度θtを記憶する
と共に、選択スイッチ52で選択された角度が目標チル
ト角度θtに設定され、フォーク13の実チルト角度θ
aを制御する。これにより、現場毎に異なる傾斜地での
作業において、フォーク13が水平になる複数の停止角
度を図2に示すようにチルト角の原点からの値として予
め記憶し、記憶した複数の停止角度の中から傾斜角に対
応した停止角度を選択して目標チルト角度θtとして設
定する。図3に示すように、第1現場では第1,2停止
角度θ1,θ2を、第2現場では第3,4停止角度θ
3,θ4をそれぞれ目標チルト角度θtとして簡単に設
定でき、傾斜地毎にフォーク13を水平にする操作が不
要となるので優れた操作性を有するフォークリフトの荷
役制御装置が得られる。
【0024】次に第2実施形態を図4〜図6により説明
する。図4に本実施形態の制御ブロック図を示す。図4
においては、第1実施形態を示す図1の第1停止角選択
指令手段80を第2停止角選択指令手段85に置換し、
図1に新しく水平停止角変更手段82を付加し、水平停
止角変更手段82から水平停止角変更指令Csが第2停
止角選択指令手段85に入力されている。他の構成は図
1に示す構成と同一であるのでここでは説明を省略す
る。第2停止角選択指令手段85は、選択位置0と他の
複数の選択位置とを備えた選択スイッチ52を有し、選
択位置0に基準角度θrを、他の複数のそれぞれの選択
位置に基準角度θrを基準とした差角度θsのそれぞれ
記憶する。図5(a)に示すように、基準角度θrはチ
ルト角の原点からの角度であり、複数の差角度θs1,
θs2,θs3は基準角度θrとの差の角度である。停
止角変更手段81は例えば釦であり、釦のオン操作が所
定時間以上持続すると第2停止角選択指令手段85は停
止角変更手段81がオン操作されたときの実チルト角度
θaと基準角度θrとの差角を差角度θsとして記憶す
る。
【0025】以上の構成を有する本実施形態の作動及び
効果を説明する。基準角度θr、差角度θsがすでに記
憶されている状態で差角度θsを変更するときの手順を
説明する。第2停止角選択指令手段85の選択スイッチ
52を選択位置1に設定し、操作レバー49を操作して
フォーク13を第1停止角θ1にチルトさせた後に、停
止角変更手段81を所定時間以上オン操作すると、停止
角変更手段81から停止角変更指令Ctが第2停止角選
択指令手段85に出力される。すると、第2停止角選択
指令手段85は、すでに選択位置0に記憶されている基
準角度θrと新しく設定した第1停止角度θ1との差角
度の第1差角度θs1を選択位置1に記憶する。新しく
設定する第2,3停止角度θ2,θ3に関しても同様の
手順であるのでここでは説明を省略する。
【0026】第1チルト角度θ1にフォーク13を位置
決めするときには、選択スイッチ52の選択位置1を選
択する。すると、選択位置1に記憶されている第1差角
度θs1と選択位置0に記憶されている基準角度θrと
の和が目標チルト角度θtとして演算され、偏差値演算
部70に出力される。次に、オペレータが自動指令釦2
5をオン操作しながらフォーク13が第1停止角度θ1
に近づく方向に操作レバー49を操作すると、第1実施
形態と同様に、最小値選択部72で開度指令値Dとレバ
ー操作量Levの小さい方の信号が選択され電磁比例弁
指令値Svとして電磁比例制御弁16に出力される。そ
して、フォーク13が第1停止度角θ1に近づき、偏差
値Eが偏差許容値Esよりも小さくなるとチルトシリン
ダ50の伸縮が停止しチルト水平制御は完了する。第
2,3停止角度θ2,θ3に位置決めするときにも、第
1停止角度θ1への位置決めと同様の手順であるのでこ
こでは説明を省略する。
【0027】基準角度θrを変更するときには、第2停
止角選択指令手段85の選択スイッチ52を選択位置0
に設定し、操作レバー49を操作してフォーク13を第
0停止角θ0にチルトさせた後に、水平停止角変更手段
82を所定時間以上オン操作すると、水平停止角変更手
段82から水平停止角変更指令Csが第2停止角選択指
令手段85に出力される。すると、第2停止角選択指令
手段85は、第0停止角θ0を基準角度θrとして選択
位置0に記憶する。基準角度θrがΔθrだけ変更され
ると、図5(b)に示すように、第1,2,3差角度θ
s1,θs2,θs3は変更前の値を保持したまま第
1,2,3停止角度θ1,2,3は、基準角度θrの変
更分Δθrだけ平行移動することになる。
【0028】このように、第2停止角選択指令手段85
は、その選択スイッチ52を切換え、停止角変更手段8
1又は水平停止角変更手段82を操作することにより基
準角度θr又は複数の差角度θsを変更して記憶する。
また、第2停止角選択指令手段85は、選択スイッチ5
2の選択位置に対応した差角度θsを基準角度θrに加
算して目標チルト角度θtを求めて偏差値演算部70に
出力し、フォーク13のチルト角度を制御する。本実施
形態は、図6に示すような複数のラック間での荷取り、
荷置き作業において、フォークリフト40の走行路面が
第2ラックでは水平であるが、第1,3ラックでは傾斜
している場合に、経時変化等によりフォーク13の位置
決め位置が当初の位置と大きく異なってくるときにその
効果が大きい。即ち、第2停止角選択指令手段85の選
択位置0に基準角度θrとして実チルト角度θaが水平
になる角度を記憶しておき、第1ラック用として選択位
置−1に差角度θs1を、選択え位置1に差角度θs2
をそれぞれ記憶する。作業時には、第1,2,3ラック
位置で、選択位置−1,0,1に切換えてフォーク13
を各ラックに水平に挿入する。経時変化等によりフォー
ク13の位置決め位置が当初の位置と異なってくると、
各ラックにフォーク13を水平に挿入できなくなる。こ
のとき、第2ラック位置で第2停止角選択指令手段85
の選択スイッチ52を選択位置0に設定し、手動でフォ
ーク13を作動させて水平にした後にその角度を選択位
置0の基準角度θrとして記憶する。すると、第1,2
停止角度θ1,θ2も基準角度θrの変更分だけ修正さ
れ正常なチルト角度が得られるようになる。
【0029】このように、基準角度θrを変更するだけ
で、複数の停止角度を一挙に修正できラック毎にフォー
ク13のチルト角度を手動で修正する必要がないので、
優れた操作性を有するフォークリフトの荷役制御装置が
得られる。
【0030】なお、第1,2実施形態においては、チル
ト水平制御を例として説明したが、リフト揚高制御又は
回転クランプ等のアタッチメントの位置制御に第1,2
実施形態を適用しても同様の効果を発揮できる。
【0031】本発明によると、停止位置選択指令手段
は、複数の目標停止位置を記憶し、選択手段により複数
の目標停止位置の中から1個の目標停止位置を選択して
コントローラに指令する。コントローラは、指令された
目標停止位置と実位置との偏差に基づいて作業機を位置
制御する。これにより、選択手段により任意の停止位置
を簡単に選択しコントローラに指令して作業機を位置制
御でき、手動で作業機を位置決めする必要がないので優
れた操作性をが得られる。また、停止位置選択指令手段
は、基準位置と基準位置からの複数の差位置とを記憶
し、選択手段で選択した差位置に基準位置を加えて目標
停止位置を演算しコントローラに指令するようにしても
よい。この場合、通常は基準位置で作業機を位置決めす
るが、一時的に基準位置以外で位置決めしたいときに、
任意の停止位置を停止位置選択指令手段の選択手段によ
り簡単に選択できる。また、停止位置が経時変化等によ
り当初の位置からずれてきた場合には、基準位置のみを
変更すれば全ての停止位置も変更されるので停止位置の
変更が短時間で済み操作性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の制御ブロック図である。
【図2】第1実施形態で設定するチルト角度の説明図で
ある。
【図3】異なる現場でのチルト角度の説明図である。
【図4】第2実施形態の制御ブロック図である。
【図5】第2実施形態で設定する基準角度及び差角度の
説明図である。
【図6】複数のラック間での作業時のチルト角度の説明
図である。
【図7】フォークリフトの説明図である。
【図8】チルト水平制御の従来技術の説明図である。
【図9】傾斜地におけるフォークのチルト角度の説明図
である。
【符号の説明】
11…アウタレール、12…インナレール、13…フォ
ーク、14…リフトシリンダ、16…電磁比例弁、20
…油圧ポンプ、21…電動モータ、22…リフトレバ
ー、24…レバー操作量検出器、25…自動指令釦、2
6…コントローラ、40…フォークリフト、41…前
輪、42…後輪、45…車体フレーム、47…トラッ
ク、49…チルトレバー、50…チルトシリンダ、51
…フィンガボード、52…選択スイッチ、70…偏差値
演算部、71…指令値演算部、72…最小値選択部、7
3…目標角度記憶部、74…警告手段、75…警告判断
部、80…第1停止角選択指令手段、81…停止角変更
手段、82…水平停止角変更手段、83…グリップ部、
85…第2停止角選択指令手段、95…チルト角度検出
器、Ar…警告信号、Ct…停止角変更指令、Cs…水
平停止角変更指令、E…偏差値、Es…許容偏差値、S
a…自動指令信号、Lev…レバー操作量、Sv…電磁
比例弁指令値、D…指令値、Δ…許容範囲、θa…実チ
ルト角度、θt…目標チルト角度、θr…基準角度、θ
1,θ2…第1,2停止角度、θs1,θs2…第1,
2差角度。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標停止位置と実位置との偏差に基づい
    て作業機を位置制御するコントローラを備えたフォーク
    リフトの荷役制御装置において、 複数の目標停止位置を記憶し、記憶した複数の目標停止
    位置の中から選択手段により選択した目標停止位置をコ
    ントローラに指令する停止位置選択指令手段を備えたこ
    とを特徴とするフォークリフトの荷役制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフォークリフトの荷役制
    御装置において、 目標停止位置を変更する目標停止位置変更手段を付設
    し、停止位置選択指令手段は前記目標停止位置変更手段
    を変更操作したときの実位置を目標停止位置として記憶
    することを特徴とするフォークリフトの荷役制御装置。
  3. 【請求項3】 目標停止位置と実位置との偏差に基づい
    て作業機を位置制御するコントローラを備えたフォーク
    リフトの荷役制御装置において、 基準位置と基準位置からの複数の差位置とを記憶し、記
    憶した複数の差位置から選択手段により選択した差位置
    に基準位置を加えて目標停止位置を演算しコントローラ
    に指令する停止位置選択指令手段を備えたことを特徴と
    するフォークリフトの荷役制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のフォークリフトの荷役制
    御装置において、 目標停止位置を変更する目標停止位置変更手段を付設
    し、停止位置選択指令手段は前記目標停止位置変更手段
    を変更操作したときの実位置と基準位置との差を差位置
    として記憶することを特徴とするフォークリフトの荷役
    制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載のフォークリフトの
    荷役制御装置において、 基準位置を変更する基準位置変更手段を付設し、停止位
    置選択指令手段は前記基準位置変更手段を変更操作した
    ときの実位置を基準位置として記憶することを特徴とす
    るフォークリフトの荷役制御装置。
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