JP2003020007A - テープによる結束機 - Google Patents

テープによる結束機

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JP2003020007A JP2001206693A JP2001206693A JP2003020007A JP 2003020007 A JP2003020007 A JP 2003020007A JP 2001206693 A JP2001206693 A JP 2001206693A JP 2001206693 A JP2001206693 A JP 2001206693A JP 2003020007 A JP2003020007 A JP 2003020007A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テープによる結束機において、結束後のテープ
をユーザが容易に破断でき、且つ結束コストが安いこ
と。 【解決手段】テープTの端部に形成された小ループをテ
ープ走行により膨らませて大ループに形成する。案内枠
6に取り付けられた切込み形成機構12が大ループの段
階でテープTの端縁に切込みを形成する。その後、ルー
プを絞り込んで被結束物を結束する。結束テープの素材
として、端縁に無数の切込みを形成したテープを用いる
必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープによるルー
プを形成し該ループの引締めにより被結束物を結束する
テープによる結束機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙幣等を結束する小型の結束機と
して、少なくとも片面が熱接着性の結束用のテープを、
被結束物に巻回すると共に、その巻き始め部の外面と巻
き終わり部の内面とを重合させ、この重合部分に、ヒー
タにて加熱された加熱押圧部を押し当てて、テープに塗
布された熱可塑性樹脂で重合部分を熱融着させることに
より、被結束物を結束するものが提供されている。
【0003】この結束機では、装置内に回転自在に保持
されたテープロールから繰り出されるテープを、アーチ
状の案内路に沿って走行させて、案内路に沿うテープの
ループを形成した後、当該ループを絞り込んで、ループ
内に配置された被結束物を結束するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の結
束機を用いて合成樹脂製や紙製の駅弁の包装をテープを
巻いて閉じることが行われている。ところが、駅弁を食
べようとする人が駅弁の周囲に巻かれたテープをうまく
破断させることができない場合がある。そこで、テープ
ロールに巻かれているテープ素材自体の側縁に予め微小
間隔で無数の切り込みを入れておくことが考えられる。
【0005】しかしながら、そのようなテープロールは
例えば30%程度、高価である。このため、結束コスト
が高くなるという問題がある。このような問題は、駅弁
の結束に限らず、ユーザが結束テープを破断する必要の
あるあらゆる用途において、同様に存在するものであ
る。本発明は上記課題に鑑みてなされたもであり、ユー
ザが容易に結束テープを破断でき、しかも結束コストが
安い、テープによる結束機を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するため、本発明の好ましい態様では、テープロ
ールから繰り出されたテープにより形成された大ループ
を絞り込んで被結束物を結束する、テープによる結束機
において、被結束物を載置するテーブルに形成されたテ
ープの通過溝と、この通過溝の長手方向の両側からテー
ブル上に突出するように設けられ、上記大ループの形成
に際してテープの走行を案内する案内枠と、上記大ルー
プが形成された段階で大ループの所定の部分の側縁に、
結束後のテープの破断誘発用の切欠きを形成する切欠き
形成手段とを備えることを特徴とするものである。
【0007】本態様では、絞り込み前の大ループの段階
で切欠きを形成した後、これを小ループに絞り込んで被
結束物を結束する。テープロールのテープとしては、切
り込みのない従来通りのものを用いることができるの
で、テープコストの低減を通じて結束コストを安価にす
ることができる。なお、切欠きとしては、手で裂いての
破断を誘発できればどのような形態であっても良い。例
えば、切り込み線、Vカット、Yカットの他、肉厚の一
部を切断するハーフカットであっても良い。
【0008】また、上記切欠き形成手段は通過溝又は案
内枠に配置されていれば好ましい。切欠き形成手段のレ
イアウト位置は、絞り込み後の小ループ内に入る位置に
相当する、大ループの位置となる。通例、案内枠に配置
されるが、被結束物の大きさによっては、通過溝に配置
する場合もある。また、上記切欠き形成手段はテープの
走行方向に関して位置調整自在に設けられ、切欠き形成
手段を解除可能に固定する手段をさらに備えていれば好
ましい。この場合、被結束物の大きさに応じて、大ルー
プでの切り込み形成位置を容易に調整することができ、
結束対象の範囲を拡げて、汎用性を高めることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を添
付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施の
形態としてのテープによる結束機の要部を示している。
同図を参照して、結束機本体1の上面は、被結束物を載
置するためのテーブル2で形成されている。このテーブ
ル2はテープ通路としての溝3を挟んで前テーブル4と
後テーブル5とに分かれている。溝3の両端部には、テ
ーブル2の上方に配置されるアーチ状の案内枠6の脚部
6a,6bが固定されている。案内枠6は一対のフラン
ジ7,8と、これらフランジ7,8を連結するウェブ9
とを有する断面コ字形形状(いわゆる溝形)をしてい
る。上記一対のフランジ7,8によって案内路10の前
側壁と後側壁が構成されている。
【0010】また、案内枠6の内部には、ループ形成の
ために走行する熱融着性のテープTの外面(湾曲外方の
面)を案内する例えばアーチ形状板からなる案内部材1
1が配置されている。この案内部材11が案内路10の
外周壁を構成している。案内部材11は導入側端11a
から排出側端11bまで延びている。また、案内枠6の
一方の脚部6aの前側のフランジ7には、テープTに切
込みを形成するための切込み形成機構12が取付ブラケ
ット13を介して取り付けられている。ブラケット13
は略上下に位置調整してフランジ7に固定できるように
なっている。このため、取付ブラケット13を貫通する
取付ねじ14は、フランジ7に形成された円弧状の案内
溝15を通して、フランジ7の背面のナットにねじ込ま
れるようになっている。また、16は切込み形成機構1
2のカッタを案内路10内に導入するためにフランジ7
に形成された上下に延びる円弧状の案内溝である。
【0011】図2を参照して、切込み形成機構12は、
復帰ばねを内蔵するソレノイド31と、ソレノイド31
の操作棒32の進退により駆動されて第1及び第2の刃
33,34を開閉するカッタ部35とを備えている。第
1の刃33を形成する第1の刃形成体36は長尺であ
り、その基端部37の支軸38の回りに揺動自在に支持
される。支軸38を挿通させるべく第1の刃形成体36
の基端部37に設けられた孔は、長孔39に形成されて
いる。この長孔39は操作棒32の進退方向に平行な方
向に延びている。長孔39により、第1の刃形成体36
の基端部37は操作棒32に平行な方向にスライド移動
できるようになっている。
【0012】第2の刃34を形成する第2の刃形成体4
0と、上記の第1の刃形成体36とは支軸41を介して
互いに揺動自在に連結されている。第2の刃形成体40
は、第2の刃34を含む第1の片42と、第2の片43
とを連結して鉤形をなしている。上記の支軸41は第1
の片42と第2の片43との交差部分の近傍に設けられ
ている。また、第2の刃形成体40の第1の片42は、
連結板44を介して操作棒32に連結されている。連結
板44の基端部は、操作棒32に形成された連結溝に挿
入され、連結ピン45を介して操作棒32に連結されて
いる。また、連結板44の先端部は第1の片42の先端
部に支軸46を介して相対回動自在に連結されている。
【0013】図示していないが、ソレノイド31内に
は、操作棒32を進出方向に付勢するばねが内蔵されて
いる。ソレノイド31は、例えば内部のコイルが励磁さ
れると、上記のばねに抗して操作棒32が短縮され、第
1及び第2の刃33,34をとじて、テープTへの切り
込み動作を行わせる。これにより、図3(a)に示すよ
うな切込みCがテープTの側縁T1に形成される。切込
みCは図3(a)に示すうな直線状の切込みに限らず、
図3(b)に示すようなVカットの切込みや、図3
(c)に示すようなYカットの切込みとすることもでき
る。
【0014】逆にソレノイド31内のコイルの励磁が解
除されると、内蔵ばねの力で、操作棒32が進出し、第
1及び第2の刃33,34が開放される。再び図1を参
照して、テーブル2の下方には、テープTの送り出しお
よび引き戻しを行うテープ走行機構17が設けられてい
る。このテープ走行機構17は、ゴムローラからなる送
出ローラ18および結束ローラ19を有している。送出
ローラ18は正回転(時計回り)するように駆動制御さ
れており、巻反部としてのテープロール20のテープT
を案内部材11の導入側端11aへ向けて送り出す際に
使用される。また、結束ローラ19は送出ローラ18に
対して逆回転(反時計回りに回転)するように駆動制御
されている。
【0015】送出ローラ18および結束ローラ19の直
上には、それぞれ金属製の従動ローラ21,22が配置
されている。これら従動ローラ21,22は、対応する
送出ローラ18および結束ローラ19に対して交互に当
接するように、結束機本体1の側板によって支持されて
いる。即ち、テープロール20のテープTを送り出す場
合は、送出ローラ18と従動ローラ21とが当接し(こ
のとき、従動ローラ22は結束ローラ19から離れてい
る)、テープTを被結束物の周囲に引き締めて結束する
場合には、上記状態とは逆になって、結束ローラ19と
従動ローラ22とが互いに当接し、送出ローラ18と従
動ローラ21とが互いに離れることになる。
【0016】その他、本結束機が備える機構としては、
図4(a)〜(f)を参照して、被結束物Aの下面を受
けると共に、第1のクランプ部材24との間でテープT
の先端を把持する前後進退自在な受け板23と、受け板
23の下面との間にテープTの重合部分を挟持する第2
のクランプ部材25と、受け板23の下面において重合
されたテープTを加熱押圧する加熱押圧部26と、熱融
着後のテープTの全幅を切断するカッタ27等が配置さ
れている。また、テープTの先端を挟持して反転するこ
とにより、テープTによる小さいループLを形成するた
めの移動挟持具28が設けられている。
【0017】次いで、結束動作について図4(a)〜
(f)を参照して説明する。まず、図4(a)に示すよ
うに、テープTの先端を挟持した移動挟持具28が反転
することにより、テープ端部に小さいループLが形成さ
れる。次いで、図4(b)に示すように、送出ローラ1
8および従動ローラ21によってテープTが送出され、
案内部材11の内周の案内路10に沿って送られること
により、ループLを膨張させて、大ループL1を形成す
る。このとき、このとき、切込み形成機構12の第1及
び第2の刃33,34は開放されており、大ループL1
を形成するテープTが第1及び第2の刃33,34間に
入る。
【0018】そして、膨張により大ループL1が形成さ
れた時点で、図4(c)に示すように、テープTの先端
部が、受け板23の下面と、進出した第1クランプ部材
24との間に挟持され止定される。この状態で、図4
(c)に示すように、溝へ進出している受け板23の上
面に被結束物Aを載置する。受け板23上に被結束物A
が載置されるのに応じて、ソレノイド31がオンされ
て、大ループL1内のテープTに切込みCが形成され
る。
【0019】受け板23上に被結束物Aが載置されたこ
とを検知するには、通過溝3内に光センサ等の検知手段
を設けておいても良いし、また、ユーザーが被結束物A
を載置した後に載置完了のスイッチを押すようにし、こ
のスイッチの押下に伴って、テープTへの切込みを開始
するようにしても良い。テープTへ切込み形成後、図4
(d)に示すように、結束ローラ19によってテープT
が引き戻され、ループ径が縮小され、さらに、ループ径
が縮小されると、図4(e)に示すようにテープTが被
結束物Aの周囲を密な状態で取り囲む。この状態では、
切込みCは被結束物Aの下面に位置する。テープTが被
結束物Aを密に取り囲んだ後、テープTの先端部および
テープTの巻き終わり部を重合させて受け板23の下面
と第2クランプ部材25との間にクランプする。
【0020】次いで、図4(f)に示すように、カッタ
27付の加熱押圧部26がテープTの重合部分Taを受
け板23の下面に押圧しながら加熱して重合部分を熱融
着させると共に、カッタ27によってテープTが切断
し、その後、受け板23が退避して、結束が完了する。
また、ソレノイド31がオフされて、第1及び第2の刃
33,34が開放し、次の結束工程の準備状態とする。
以上説明した本実施の形態によれば、絞り込み前の大ル
ープL1の段階で切欠きCを形成した後、これを絞り込
んで被結束物を結束する。テープロール20のテープと
しては、切り込みのない従来通りのものを用いることが
できるので、テープコストの低減を通じて結束コストを
安価にすることができる。
【0021】また、上記切欠き形成機構12の位置を調
整できるので、被結束物Aの大きさに応じて、大ループ
L1での切り込み形成位置を容易に調整することがで
き、結束対象の範囲を拡げて、汎用性を高めることがで
きる。なお、切欠きCとしては、手で裂いての破断を誘
発できればどのような形態であっても良く、例えば、上
述の切り込み線、Vカット、Yカットの他、肉厚の一部
を切断するハーフカットであっても良い。
【0022】上記の実施の形態では、切欠き形成機構1
2を案内枠6に配置したが、通過溝3に配置することも
できる。その他、本発明の範囲で種々の変更を施すこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のテープによる結束機の
要部の一部破断斜視図である。
【図2】切込み形成機構の概略斜視図である。
【図3】(a)〜(c)はそれぞれ切込みが形成された
テープの平面図である。
【図4】(a)〜(e)は結束工程を順次に示す結束機
の模式的正面図である。
【符号の説明】
T テープ T1 側縁 L ループ L1 大ループ A 被結束物 6 案内枠 10 案内路 11 案内部材 12 切込み形成機構 C 切込み 14 取付ねじ 15,16 案内溝 31 ソレノイド 32 操作棒 33 第1の刃 34 第2の刃 35 カッタ部 36 第1の刃形成体 40 第2の刃形成体
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月7日(2002.6.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】第2の刃34を形成する第2の刃形成体4
0と、上記の第1の刃形成体36とは支軸41を介して
互いに揺動自在に連結されている。第2の刃形成体40
は、第2の刃34を含む第1の片42と、第2の片43
とを連結して鉤形をなしている。上記の支軸41は第1
の片42と第2の片43との交差部分の近傍に設けられ
ている。また、第2の刃形成体40の第2の片43は、
連結板44を介して操作棒32に連結されている。連結
板44の基端部は、操作棒32に形成された連結溝に挿
入され、連結ピン45を介して操作棒32に連結されて
いる。また、連結板44の先端部は第2の片43の先端
部に支軸46を介して相対回動自在に連結されている。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープロールから繰り出されたテープによ
    り形成された大ループを絞り込んで被結束物を結束する
    テープによる結束機において、 被結束物を載置するテーブルに形成されたテープの通過
    溝と、 この通過溝の長手方向の両側からテーブル上に突出する
    ように設けられ、上記大ループの形成に際してテープの
    走行を案内する案内枠と、 上記大ループが形成された段階で大ループの所定の部分
    の側縁に、結束後のテープの破断誘発用の切欠きを形成
    する切欠き形成手段とを備えることを特徴とするテープ
    による結束機。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記切欠き形成手段は
    通過溝又は案内枠に配置されることを特徴とするテープ
    による結束機。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、上記切欠き形成
    手段はテープの走行方向に関して位置調整自在に設けら
    れ、切欠き形成手段を解除可能に固定する手段をさらに
    備えることを特徴とするテープによる結束機。
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