JP2003100767A - 化合物半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

化合物半導体装置及びその製造方法

Info

Publication number
JP2003100767A
JP2003100767A JP2001297791A JP2001297791A JP2003100767A JP 2003100767 A JP2003100767 A JP 2003100767A JP 2001297791 A JP2001297791 A JP 2001297791A JP 2001297791 A JP2001297791 A JP 2001297791A JP 2003100767 A JP2003100767 A JP 2003100767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
type
semiconductor layer
ohmic contact
contact electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001297791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4157287B2 (ja
Inventor
Katsuhiko Kishimoto
克彦 岸本
Koichiro Fujita
耕一郎 藤田
Kazuhiko Shirakawa
一彦 白川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001297791A priority Critical patent/JP4157287B2/ja
Publication of JP2003100767A publication Critical patent/JP2003100767A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4157287B2 publication Critical patent/JP4157287B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Bipolar Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 n型半導体層、p型半導体層のそれぞれに対
し、良好なオーミック接触抵抗、配線抵抗を有する化合
物半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 少なくとも1層のn型半導体層及び少な
くとも1層のp型半導体層を積層し、これらn型、p型
の半導体層上に該半導体層と合金化されてなるオーミッ
ク接触電極をそれぞれ形成し、前記半導体層及び/又は
電極に起因する段差の一部を熱硬化性樹脂層で被覆し、
該熱硬化性樹脂層を熱硬化した後、n型のオーミック接
触電極上に中間金属膜を形成する化合物半導体装置の製
造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化合物半導体装置
及びその製造方法に関し、より詳細にはn型及びp型の
半導体層を少なくとも一層以上備える化合物半導体装置
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】デバイ
ス特性の向上の要請に伴って、化合物半導体装置の微細
化が進められているが、化合物半導体素子を微細化する
ためには、半導体層とオーミック接触する電極も、より
細く、小さくする必要がある。しかし、電極の細小化に
伴って、電極自体の配線抵抗が増加するため、通常、電
極と配線との間に、中間金属膜を形成することによっ
て、電極自体の配線抵抗の低減が図られている。
【0003】ヘテロ接合バイポーラトランジスタに代表
される素子は、各々性質の異なる複数のメサ型の半導体
層を一枚の半導体基板上に積層し、それぞれの半導体層
に対してオーミック接触電極を形成し、オーミック接触
電極から素子外へ配線を引き出すために、そのメサによ
る段差を部分的になだらかにすることが必要となる。そ
のため、感光性ポリイミド等の熱硬化性樹脂が使用され
ている。
【0004】一般的なメサ型のヘテロ接合バイポーラト
ランジスタ200は、図6及び図7に示すような構造を
有する。半絶縁性のGaAs基板201上に、n+型GaAsサ
ブコレクタ層202が積層され、その上に、第1のメサ
段差を形成するn型GaAsコレクタ層203とp+型GaAs
べ−ス層204が順に積層形成される。さらにその上
に、第2のメサ段差を形成するn型AlGaAsエミッタ層2
05及びn+型GaAs第1エミッタコンタクト層206と
+型InGaAs第2エミッタコンタクト層207とが積層
形成されている。
【0005】n+型GaAsサブコレクタ層202上、p+
GaAsべース層204上、n+型InGaAs第2エミッタコン
タクト層207上には、それぞれコレクタオーミック接
触電極211、ベースオーミック接触電極212、エミ
ッタオーミック接触電極213が形成されている。
【0006】コレクタオーミック接触電極211及びベ
ースオーミック接触電極212は、それぞれAu/Ni/AuGe
及びAu/AuZnを用い、半導体層であるGaAsとAuGe、AuZn
とをそれぞれ合金化(アロイ)させて形成されている。
エミッタオーミック接触電極213は、合金化した反応
層がエミッタ・ベース接合にまで到達して、素子特性を
悪化させることを懸念して、合金化させずともオーミッ
ク接触が得られるように、n+型InGsAs第2エミッタコ
ンタクト層207を設けた上で、高融点金属(例えばWN
x)からなる材料により形成されている。
【0007】また、各オーミック接触電極211、21
2及び213上には、Ti及びPt等からなる中間金属膜2
14、215及び216が積層形成され、中間金属膜2
14、215、216に対し金属配線217、218及
び219を接続して素子外への配線引き出しが行われて
いる。なお、各金属配線217、218及び219間の
短絡を防止し、さらに、メサ段差部での金属配線の段切
れを防止するために、ポリイミド等からなる熱硬化性樹
脂によって、積層構造の表面に熱硬化性樹脂層220が
形成されており、その表面に沿って金属配線217、2
18及び219が引き出されている。
【0008】このヘテロ接合バイポーラトランジスタ2
00では、n型AlGaAsエミッタ層205とp+型GaAsベ
ース層204とがヘテロ接合しており、ベース層204
に対してエミッタ層205の方がバンドギャップが広い
ため、少数キャリアの逆注入が抑制され、エミッタ注入
効率が高くなる。そのため、高い電流利得が得られる。
さらに、ベース層の不純物濃度を高めてベース抵抗を低
減できるため、ベース層の厚みを薄層化して少数キャリ
アのベース走行時間を短くして、高周波特性を高めるこ
とができる。このようなヘテロ接合バイポーラトランジ
スタ200は、以下のように製造することができる。
【0009】まず、上述の各半導体層が積層形成された
半絶縁性GaAs201に対し、2度のエッチングを実施し
て、p+型GaAsベース層204表面及びn+型GaAsサブコ
レクタ層202表面を露出させる。その後、エミッタオ
ーミック接触電極213、ベースオーミック接触電極2
12、コレクタオーミック接触電極211を形成し、4
00℃程度で熱処理することによりベースオーミック接
触電極212材料とp+型GaAsべース層204との間の
合金化反応と、コレクタオーミック接触電極211材料
とn+型GaAsサブコレクタ層202との合金化反応を進
め、オーミック接続を得る。エミッタオーミック接触電
極213は、熱処理する前からオーミック接続が得られ
ている。
【0010】続いて、配線抵抗低減のための中間金属膜
214、215及び216を各オーミック接触電極上に
形成し、メサ段差を埋めるためのポリイミド樹脂を所望
の箇所に形成し、350℃程度で熱硬化させ、最後に素
子外への電気的接続のための配線金属217、218及
び219を形成する。しかし、このような製造方法で
は、中間金属膜214及び216の形成により配線抵抗
を低減することができるが、中間金属膜215の存在に
起因して、ポリイミド樹脂の熱硬化によって、コレクタ
オーミック接触電極211とn+型GaAsサブコレクタ層
202との接触抵抗が増加するという課題がある。
【0011】本発明は、こうした従来技術の課題を解決
するものであり、微細化された化合物半導体装置のオー
ミック接触電極の配線抵抗を低減しつつ、オーミック接
触抵抗の悪化をも防止することができる化合物半導体装
置及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、少なく
とも1層のn型半導体層及び少なくとも1層のp型半導
体層を積層し、これらn型及びp型の半導体層上に該半
導体層と合金化されてなるオーミック接触電極をそれぞ
れ形成し、前記半導体層及び/又は電極に起因する段差
の一部を熱硬化性樹脂層で被覆し、該熱硬化性樹脂層を
熱硬化した後、n型のオーミック接触電極上に中間金属
膜を形成する化合物半導体装置の製造方法が提供され
る。
【0013】また、本発明によれば、少なくとも1層の
n型半導体層と、少なくとも1層のp型半導体層と、前
記n型及びp型の半導体層上にそれぞれ形成され、該半
導体層と合金化されてなるオーミック接触電極と、各電
極上に形成された中間金属膜と、前記n型半導体層上の
オーミック接触電極上に形成された中間金属層を被覆し
ない領域であって、前記半導体層、電極及び/又は中間
金属膜に起因する段差の一部を被覆するように、熱硬化
性樹脂層が形成されてなる化合物半導体装置が提供され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の化合物半導体装置は、少
なくとも1層のn型半導体層と、少なくとも1層のp型
半導体基板と、n型及びp型の半導体層上にそれぞれ形
成され、半導体層と合金化されてなるオーミック接触電
極と、各電極上に積層された中間金属膜と、電極及び/
又は半導体層に起因する段差の一部を被覆する熱硬化性
樹脂層とを備えて構成される。
【0015】上記のような化合物半導体装置は、通常、
半導体基板上に形成されている。半導体基板としては、
この分野の化合物半導体装置に用いられる半導体であれ
ば特に限定されるものではなく、例えば、GaAs、A
lGaAs、InGaP、InGaAlP、InGaA
s、InP、InGaAsP、GaN、InGaN、A
23等の化合物半導体、元素半導体等からなる基板を
使用することができる。なかでも、GaAs基板が好ま
しい。
【0016】本発明の化合物半導体装置の製造方法は、
まず、好ましくは半導体基板上に、少なくとも1層のn
型半導体層及び少なくとも1層のp型半導体層を形成す
る。n型半導体層及びp型半導体層は、半導体基板とし
て例示した半導体、具体的には、GaAs系材料、Al
GaAs系材料、InGaAlP系材料、InGaAs
P系材料、InGaN系材料等の中から選択して形成す
ることができる。なかでも、GaAs系材料が好まし
い。これらの半導体層は、上記材料の組成比又は不純物
濃度等を調整した単一層、積層層で構成されてもよく、
異なる材料からなる層の積層層で構成されていてもよ
い。これらの半導体層は、その積層順序は特に限定され
ず、半導体基板上に、n型半導体層/p型半導体層、p
型半導体層/n型半導体層のいずれの順序で積層しても
よい。また、n型半導体層及びp型半導体層は、2層以
上で、つまり、n型半導体層/p型半導体層/n型半導
体層、n型半導体層/n型半導体層/p型半導体層、n
型半導体層/p型半導体層/n型半導体層/p型半導体
層のように、それぞれ複数層形成してもよい。
【0017】これらの半導体層は、公知の方法、例え
ば、気相成長法(CVD法)、有機金属気相成長法(M
OCVD法)、分子線エピタキシャル法(MBE法)、
液相成長法(LPE法)、スパッタリング法等種々の方
法により形成することができる。n型半導体層は、Si、
Ge、Se、Te等の不純物をドーピングしながら、p型半導
体層は、C、Be、Zn、Mg等の不純物をドーピングしなが
ら形成することが好ましい。これらの半導体層における
不純物の濃度は、トランジスタの特性、各層の材料、膜
厚等に応じて適宜選択することができる。半導体層の膜
厚は、得ようとする化合物半導体の種類、特性等によっ
て適宜調整することができ、例えば、50〜1000n
m程度が挙げられる。なお、n型半導体層及びp型半導
体層の積層構造は、メサ型構造で形成されていることが
好ましい。メサ型構造とするためには、n型半導体層及
びp型半導体層を形成した後、フォトリソグラフィ及び
エッチング工程により、メサエッチングを行う。エッチ
ングは、RIE等のドライエッチング、酸、アルカリ又
は混合溶液を用いたウェットエッチングのいずれのエッ
チング法でもよい。
【0018】次に、各半導体層上に電極を形成する。電
極は、導電性材料であり、かつ半導体層に対してオーミ
ック性接触が得られるものであれば、特にその材料は限
定されるものではなく、例えば、金、白金、銀、銅、ア
ルミニウム、ニッケル、ゲルマニウム、チタン、タンタ
ル、タングステン、コバルト等の金属、合金の単層膜又
は積層膜が挙げられる。具体的には、n型半導体層上に
形成する電極は、AuとNiとAuGeとの積層膜、p型半導体
層上に形成する電極はAuとPtとTiとの積層膜で形成する
ことができる。これらの電極は、スパッタ法、真空蒸着
法等の種々の方法により、膜厚100〜300nm程度
の薄膜状に形成し、フォトリソグラフィ及びエッチング
工程、リフトオフ法等により所望の形状で形成すること
ができる。電極の大きさ及び位置等は特に限定されない
が、電極として機能し、半導体層と適当な接触抵抗に設
定することができるように形成することが必要である。
電極は、大気中又は窒素雰囲気中、300〜400℃程
度の温度で1〜60分間程度熱処理を行うことにより、
半導体表面と合金化が進み、オーミックコンタクトを得
ることができる。なお、p型半導体層上に電極を形成す
る場合には、p型半導体層の上に、この半導体層とは組
成の異なる半導体層、例えば、p型半導体層が、GaAs層
である場合には、この層の上に、InGaP又はAIGaAs等か
らなる薄い半導体層(例えば、10〜100nm程度の
膜厚を有する)を設け、その薄い半導体層上にオーミッ
ク接触電極を形成し、薄い半導体層を貫通させて合金化
を行ってもよい。
【0019】上記のように半導体層及び電極を形成する
場合には、通常、半導体層及び/又は電極に起因して、
これらの積層構造の表面に段差が生じる。よって、この
ような段差の一部を熱硬化性樹脂層で被覆し、熱硬化性
樹脂層を熱硬化する。熱硬化性樹脂層は、例えば、ポジ
型の感光性を有している材料からなることが好ましい。
具体的には、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、エポキシ
樹脂等が挙げられるが、なかでもポリイミド樹脂が好ま
しい。この熱硬化性樹脂層は、所望の位置にのみ塗布形
成してもよいし、適当な溶媒に溶解又は希釈し、半導体
層及び電極上の表面全面に塗布し、フォトリソグラフィ
及びエッチング工程、リフトオフ法等により、段差の一
部を被覆するようにパターニングしてもよい。ここで、
段差の一部とは、各オーミック接触電極から外部への配
線引き出しを行う場合における、化合物半導体装置表面
であって、配線が引き出される領域を意味する。具体的
には、外部への配線引き出しが半導体層及び/又は電極
等に起因する段差によって段切れをしないような幅又は
それ以上の幅を有する領域であることが適当である。ま
た、熱処理は、通常、大気中又は窒素雰囲気中、電極の
合金化よりも低い温度、具体的には、250〜390℃
程度の温度で30〜120分間程度行うことが適当であ
る。これにより、熱硬化樹脂を乾燥、硬化させるととも
に、緻密化することができる。
【0020】熱硬化樹脂層を形成した後、n型のオーミ
ック接触電極上に中間金属膜を形成する。中間金属膜
は、オーミック接触電極の材料によって、適宜選択する
ことができるが、電極自体の配線抵抗を低減させること
ができる材料によって形成することが好ましい。具体的
には、オーミック接触電極で例示した材料の中から選択
することができるが、なかでも、Au、Pt、Ti等が好まし
く、これらの積層膜がより好ましい。これらの中間金属
膜は、スパッタ法、真空蒸着法等の種々の方法により、
膜厚50〜300nm程度の薄膜状に形成し、フォトリ
ソグラフィ及びエッチング工程、リフトオフ法等により
所望の形状、例えば、オーミック接触電極とほぼ同様の
大きさ及び形状で形成することができる。
【0021】なお、本発明の化合物半導体の製造方法に
おいては、熱硬化性樹脂層を塗布、硬化する前に、p型
のオーミック接触電極上に中間金属膜の形成することが
好ましい。この中間金属膜は、オーミック接触電極の材
料によって、適宜選択することができるが、電極自体の
配線抵抗を低減させることができる材料によって形成す
ることが好ましい。具体的には、オーミック接触電極で
例示した材料の中から選択することができるが、なかで
も、Au、Pt、Ti等が好ましく、これらの積層膜がより好
ましい。これらの中間金属膜は、上記と同様に形成する
ことができる。
【0022】また、上記の工程の前、中、後の任意の時
期に、通常化合物半導体装置を形成するために必要な工
程、イオン注入、不純物のドーピング、熱処理、保護
膜、絶縁膜、導電膜の形成、パターニング等の工程を行
ってもよい。上記のような製造方法により、p型のオー
ミック接触電極上の中間金属膜の一部を被覆するよう
に、さらに、n型のオーミック接触電極上の中間金属膜
を被覆することなく、熱硬化性樹脂層を形成することが
できる。
【0023】本発明の化合物半導体装置及びその製造方
法は、すべてのHBT、n型チャネルを有するMESF
ET、HEMTのほか、n型の半導体層、好ましくはn
型の化合物半導体層に対して、オーミック接触電極を形
成するすべての素子に対して適用することができる。ま
た、本発明の化合物半導体装置は、半導体基板、オーミ
ック接触電極、n型及びp型半導体層のほかに、これら
の間の任意の位置に、半導体保護膜、エッチストップ
層、サブコンタクト層、中間層、バッファ層、キャップ
層、平坦化層、保護層等の、半導体、絶縁体、導電体等
から構成される層が、単独又は組み合わせて形成されて
いてもよい。以下に、本発明の化合物半導体装置及びそ
の製造方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0024】本発明の化合物半導体装置の一例であるヘ
テロ接合バイポーラトランジスタは、図4(a)、
(b)及び図5に示すように、半絶縁性のGaAs基板10
1上に、高濃度のSiがドーピングされたn+型GaAsサブ
コレクタ層102が積層され、その上に、第1のメサ段
差を形成するn型GaAsコレクタ層103と高濃度のCが
ドーピングされたp+型GaAsべ−ス層104が順に積層
されている。さらにその上に、第2のメサ段差を形成す
るn型AlGaAsエミッタ層105及びn+型GaAs第1エミ
ッタコンタクト層106とn+型InGaAs第2エミッタコ
ンタクト層107とが積層形成されている。サブコレク
タ層102上、べース層104上には、それぞれ、Au/N
i/AuGeからなり、AuGeが半導体層であるGaAsと合金化し
たコレクタオーミック接触電極111、Au/Pt/Ti/Pt
からなるベースオーミック接触電極112が形成されて
いる。第2エミッタコンタクト層107上には、高融点
金属(例えばWNx)からなるエミッタオーミック接触電
極113が形成されている。各オーミック接触電極21
1、212及び213上には、Au/Pt/Tiからなる中間
金属膜114、115及び116が積層形成され、中間
金属膜114、115、116に対し金属配線117、
118及び119を接続して素子外への配線引き出しが
行われている。
【0025】また、各金属配線217、218及び21
9間の短絡を防止し、さらに、メサ段差部での金属配線
の段切れを防止するため、積層構造の一部の表面に、段
差緩和用のポリイミドからなる熱硬化性樹脂層120が
形成されており、その表面に沿って金属配線117、1
18及び119が引き出されている。なお、この実施の
形態では、コレクタオーミック接触電極111上で、か
つその上に熱硬化性樹脂120が形成されている領域に
は、中間金属膜114及び配線金属117は積層され
ず、熱硬化性樹脂120が形成されていないコレクタオ
ーミック接触電極111上にのみ、中間金属膜114と
配線金属117が積層形成されている。このようなヘテ
ロ接合バイポーラトランジスタは以下のように製造する
ことができる。
【0026】まず、半絶縁性のGaAs基板101上に、n
+型GaAsサブコレクタ層102(膜厚500nm、Siドーピン
グ濃度:5×1018cm-3)、n型GaAsコレクタ層103
(膜厚700nm、Siドーピング濃度:3×1016cm-3)、p+
型GaAsベース層104(膜厚70nm、Cドーピング濃度:4
×1019cm-3)、n型AlGaAsエミッタ層105(膜厚100n
m、Siドーピング濃度:5×1017cm-3)、n+型GaAs第1
エミッタコンタクト層106(膜厚50nm、Siドーピング
濃度:5×1018cm-3)及びn+型InGaAs第2エミッタコン
タクト層107(膜厚100nm、Siドーピング濃度1×1019
cm-3)を、順次MOCVD法によりエピタキシャル成長
させる。
【0027】続いて、図1に示すように、公知のフォト
リソグラフィ法とエッチングの組み合わせにより、p+
型GaAsベース層104表面を露出させ、さらにn+型GaA
sサブコレクタ層102表面を露出させる。次に、図2
に示すように、エミッタオーミック接触電極113とし
て、WNx(膜厚100nm)をスパッタ法にて形成する。同様
に、ベースオーミック接触電極112としてAu(50nm)
/Pt(50nm)/Ti(50nm)/Pt(20nm)、コレクタオー
ミック接触電極111としてAu(100nm)/Ni(15nm)
/AuGe(100nm)を、それぞれ蒸着法にて積層形成し、
390℃、1分間の熱処理を行って、アロイ化によりベ
ース及びコレクタのオーミック接続をとる。
【0028】続いて、図3に示すように、エミッタオー
ミック接触電極113上とベースオーミック接触電極1
12上に、Au(400nm)/Pt(50nm)/Ti(50nm)から
なる中間金属膜116及び115をそれぞれ形成する。
この際、コレクタオーミック接触電極111上に中間金
属膜は形成しない。その後、感光性のポリイミドからな
る熱硬化性樹脂層120を、メサ段差を埋めるために形
成する。熱硬化性樹脂層120は、スピンコート法によ
り溶媒で希釈したポリイミド前駆体を基板上に塗布し、
所望のパターンを露光し、現像することにより形成し、
350℃、60分間熱処理し、ポリイミド化させた。な
お、熱硬化性樹脂120のバターンは、できるだけコレ
クタオーミック接触電極111を形成した領域とは重な
らないように設計する。
【0029】次いで、図4(a)及び(b)及び図5に
示すように、熱硬化樹脂層120で覆われていないコレ
クタオーミック接触電極111上に、Au(400nm)/Pt
(50nm)/Ti(50nm)からなる中間金属膜114を形成
し、各オーミック接続電極111、112及び113に
対する配線金属117、118及び119を形成してヘ
テロ接合バイポーラトランジスタ100を完成させる。
なお、図4(a)及び(b)は、それぞれ図5のA−
A’線及びB−B’線断面図である。このようにして製
造したヘテロ接合バイポーラトランジスタ100と従来
のヘテロ接合バイポーラトランジスタ200の素子特性
の違いを、表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】表1から、図6及び図7に示した従来のヘ
テロ接合バイポーラトランジスタのように、中間金属膜
を形成した後に熱硬化性樹脂を形成し、350℃、60
分の熱処理を行った場合、コレクタ電極の接触抵抗は4
×10-6cm-2程度にまで悪化する。この抵抗値の悪化は、
少なくとも315℃以上の熱処理を加えることによって
発生する。一方、ポリイミド前駆体の一般的なイミド化
反応の温度は350℃であるため、このトランジスタで
は接触抵抗の上昇は避けられない。それに対し、本発明
のヘテロ接合バイポーラトランジスタでは、従来例と比
較してコレクタ接触抵抗を5分の1以下にまで低減する
ことができる。しかも、配線抵抗は変化しない。
【0032】ヘテロ接合バイポーラトランジスタにおい
て、エミッタ接触抵抗+コレクタ接触抵抗で表されるオ
ン抵抗を低減することができれば、トランジスタの効率
(出力/入力)が向上する。したがって、本発明のヘテ
ロ接合バイポーラトランジスタでは、コレクタ接触抵抗
の低減に起因して、トランジスタの効率を向上させるこ
とができ、より消費電力の低減を実現することができ
る。
【0033】なお、p+型GaAsベース層104上のベー
スオーミック接触電極112上の中間金属膜115を熱
硬化性樹脂層120の形成後に成膜・形成しても、オー
ミック接触抵抗は悪化しないが、製造歩留まりが低下す
るという問題が発生する。つまり、熱硬化性樹脂層12
0を形成した後、ベースオーミック接触電極112上
に、500nmと厚い中間金属膜115を成膜すると、その
後工程においてベースの配線金属118と中間金属膜1
15との接続不良が発生しやすくなる。それに対し、上
述のように、ベースオーミック接触電極112上に中間
金属膜115を形成した後に熱硬化性樹脂層120を形
成した場合には、中間金属膜115と配線金属118と
がスムーズに接続され、素子の製造歩留まりを向上させ
ることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、熱硬化性樹脂層が、n
型半導体層上のオーミック接触電極上に形成された中間
金属層を被覆しない領域に形成される、つまり、n型オ
ーミック接触電極上の中間金属膜の形成を、熱硬化性樹
脂層の熱硬化後に行うことにより、n型半導体層及びp
型半導体層のそれぞれに対し、良好なオーミック接触抵
抗、配線抵抗を有し、その効率を向上させる化合物半導
体装置を形成することができる。また、電極抵抗を低減
させることができるので、素子サイズの微細化がより可
能になり、より高速で動作させることができる化合物半
導体装置を提供することが可能になる。さらに、半導体
層に対するオーミック接触電極と配線金属との接続がよ
りスムーズになり、製造歩留まりが向上し、製造コスト
の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の化合物半導体装置であるヘテロ接合
バイポーラトランジスタの製造工程を示す要部の概略断
面工程図である。
【図2】 本発明の化合物半導体装置であるヘテロ接合
バイポーラトランジスタの製造工程を示す要部の概略断
面工程図である。
【図3】 本発明の化合物半導体装置であるヘテロ接合
バイポーラトランジスタの製造工程を示す要部の概略断
面工程図である。
【図4】 本発明の化合物半導体装置であるヘテロ接合
バイポーラトランジスタの製造工程を示す要部の概略断
面工程図である。
【図5】 図4のヘテロ接合バイポーラトランジスタの
概略平面図である。
【図6】 従来のヘテロ接合バイポーラトランジスタの
概略断面図である。
【図7】 図6のヘテロ接合バイポーラトランジスタの
概略平面図である。
【符号の説明】
100、200 ヘテロ接合バイポーラトランジスタ 101、201 半絶縁性GaAs基板 102、202 n+型GaAsサブコレクタ層 103、203 n型GaAsコレクタ層 104、204 p+型GaAsベース層 105、205 n型AlGaAsエミッタ層 106、206 n+型GaAs第1エミッタコンタクト層 107、207 n+型InGaAs第2エミッタコンタクト
層 111、211 コレクタオーミック接触電極 112、212 ベースオーミック接触電極 113、213 エミッタオーミック接触電極 114、214 コレクタ中間金属膜 115、215 ベース中間金属膜 116、216 エミッタ中間金属膜 117、217 コレクタ配線金属 118、218 ベース配線金属 119、219 エミッタ配線金属 120、220 熱硬化性樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白川 一彦 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 4M104 AA04 AA05 BB06 BB11 BB15 CC01 DD34 DD37 DD79 DD83 EE18 GG06 HH15 HH16 5F003 AP02 BA11 BA92 BB09 BF06 BH08 BH18 BM03 BP23 BP32

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1層のn型半導体層及び少な
    くとも1層のp型半導体層を積層し、これらn型及びp
    型の半導体層上に該半導体層と合金化されてなるオーミ
    ック接触電極をそれぞれ形成し、前記半導体層及び/又
    は電極に起因する段差の一部を熱硬化性樹脂層で被覆
    し、該熱硬化性樹脂層を熱硬化した後、n型のオーミッ
    ク接触電極上に中間金属膜を形成することを特徴とする
    化合物半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 さらに、熱硬化性樹脂層での被覆の前
    に、p型のオーミック接触電極上に中間金属膜の形成す
    る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 半導体層がGaAsからなり、n型ドーパン
    トとしてSi、p型ドーパントとしてCを用いる請求項1
    又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 n型半導体層上に形成されたオーミック
    接触電極が、AuとNiとAuGeとの積層膜からなり、その上
    に形成された中間金属膜がAuとPtとTiとの積層膜からな
    る請求項1〜3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 p型半導体層上に形成されたオーミック
    接触電極が、AuとPtとTiとの積層膜からなり、その上に
    形成された中間金属膜がAuとPtとTiとの積層膜からなる
    請求項2〜4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも1層のn型半導体層と、少な
    くとも1層のp型半導体層と、前記n型及びp型の半導
    体層上にそれぞれ形成され、該半導体層と合金化されて
    なるオーミック接触電極と、各電極上に形成された中間
    金属膜と、前記n型半導体層上のオーミック接触電極上
    に形成された中間金属層を被覆しない領域であって、前
    記半導体層、電極及び/又は中間金属膜に起因する段差
    の一部を被覆するように、熱硬化性樹脂層が形成されて
    なる化合物半導体装置。
JP2001297791A 2001-09-27 2001-09-27 化合物半導体装置及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4157287B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001297791A JP4157287B2 (ja) 2001-09-27 2001-09-27 化合物半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001297791A JP4157287B2 (ja) 2001-09-27 2001-09-27 化合物半導体装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003100767A true JP2003100767A (ja) 2003-04-04
JP4157287B2 JP4157287B2 (ja) 2008-10-01

Family

ID=19118799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001297791A Expired - Fee Related JP4157287B2 (ja) 2001-09-27 2001-09-27 化合物半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4157287B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006310443A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Sharp Corp 半導体装置の製造方法、半導体レーザ装置、光伝送モジュールおよび光ディスク装置
US7760783B2 (en) 2005-02-23 2010-07-20 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor device such as semiconductor laser device and manufacturing method therefor, and optical transmission module and optical disk unit employing the semiconductor laser device
JP2017183573A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 日本電信電話株式会社 半導体装置およびその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7760783B2 (en) 2005-02-23 2010-07-20 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor device such as semiconductor laser device and manufacturing method therefor, and optical transmission module and optical disk unit employing the semiconductor laser device
US7816162B2 (en) 2005-02-23 2010-10-19 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor device manufacturing method
JP2006310443A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Sharp Corp 半導体装置の製造方法、半導体レーザ装置、光伝送モジュールおよび光ディスク装置
JP2017183573A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 日本電信電話株式会社 半導体装置およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4157287B2 (ja) 2008-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0797589B2 (ja) ヘテロ接合型バイポ−ラトランジスタの製造方法
JP3507828B2 (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ及びその製造方法
US11626511B2 (en) Semiconductor device
JP2002170829A (ja) ヘテロ接合型バイポーラトランジスタ及びその製造方法
JPH1070134A (ja) ダブルヘテロ構造バイポーラトランジスタデバイスの製造方法
JP2001156179A (ja) 化合物半導体集積回路の製造方法
JP2851044B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH05136159A (ja) ヘテロ接合型バイポーラトランジスタ及びその製造方法
JP4157287B2 (ja) 化合物半導体装置及びその製造方法
JPH1050720A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3143965B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2005026242A (ja) 半導体素子及び半導体素子の製造方法
JP4092597B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2002016076A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法
JP3135003B2 (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法
JP2714096B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
US11211480B2 (en) Heterojunction bipolar transistor
JPH09246280A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
JP2000138228A (ja) ヘテロ接合型バイポーラトランジスタとその製造方法
JP2001298031A (ja) 接合型バイポーラトランジスタおよびその製造方法、半導体集積回路装置
JPH0661246A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6381977A (ja) ヘテロ接合バイポ−ラトランジスタ
JP2615983B2 (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法
JP2001135642A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその作製方法
JPH06209077A (ja) 半導体装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080321

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080708

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080711

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130718

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees