JP2008273473A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トルクセンサの失陥後にハンドルを切り戻したときの違和感を軽減することが可能な電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】本発明の電動パワーステアリング装置11の構成によれば、操舵シャフト32の捻れ量の変化量θxが、トルクセンサ35の失陥時の前後で予め定められた基準値K1を超えて大きくなったか否かに基づいて、ハンドル33の切り戻しの有無を判別することができる。そして、ハンドル33の切り戻し有りと判別したときに、アシスト指令値Ixとしてアシストモータ19に付与されていた減衰過渡指令値Ibを強制的に0にすることで、電動パワーステアリング装置11からのアシスト力の付与が停止され、そのアシスト力が切り戻し動作の妨げになる事態を防ぐことができる。これにより、トルクセンサ35の失陥後に切り戻しを行った際の違和感を従来より軽減することが可能になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、操舵負荷トルクに応じて決定されるアシスト指令値に基づいてモータを駆動し、ハンドルの操舵を補助する電動パワーステアリング装置に関する。
一般に、この種の電動パワーステアリング装置は、トルクセンサが失陥した場合には、アシスト力無しのマニュアル操舵に切り替わる。しかしながら、トルクセンサの失陥と同時にマニュアル操舵に切り替わると、アシスト力の消失によって操舵負荷トルクが急増し、運転者に不安感を抱かせることになる。これに対し、従来の電動パワーステアリング装置として、操舵負荷トルクに応じて第1のアシスト指令値を決定する通常時用の制御系と、操舵負荷トルクとは無関係に操舵角に応じて第2のアシスト指令値を決定する非常時用の制御系とを備えておき、トルクセンサの失陥と同時に第1のアシスト指令値を用いた制御から第2のアシスト指令値を用いた制御に切り替え、その第2のアシスト指令値を徐々に減衰させてマニュアル操舵に移行する構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−58505号公報(請求項1,段落[0004],[0017])
ところで、上記した電動パワーステアリング装置では、第2のアシスト指令値は操舵角に基づいて決定されているので、例えば、ハンドルを中立点より左側に切った状態で右側に切り戻した場合、ハンドルが中立点を超えて右側に切られるまでは、第2のアシスト指令値によるアシストトルクは、ハンドルの切り戻し動作を妨げる方向に作用し、運転者に違和感を与える事態が生じ得た。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、トルクセンサの失陥後にハンドルを切り戻したときの違和感を軽減することが可能な電動パワーステアリング装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る電動パワーステアリング装置(11)は、車両(10)の運転状況に応じて決定されるアシスト指令値(Ix)に基づいてモータ(19)を駆動して、ハンドル(33)の操舵を補助するためのアシスト力を出力する電動パワーステアリング装置(11)であって、ハンドル(33)の操舵に対する操舵負荷トルク(T1)を検出するためのトルクセンサ(35)と、トルクセンサ(35)が検出した操舵負荷トルク(T1)に基づいてアシスト指令値(Ix)としての通常指令値(Ia)を決定する通常指令値決定手段(S3,100)と、トルクセンサ(35)が失陥した場合に、予め定められた減衰時間(t2)に亘って、失陥時直前の通常指令値(Ia)から徐々に0へと減衰する減衰過渡指令値(Ib)をアシスト指令値(Ix)として生成する減衰過渡指令値生成手段(SS8,102)と、ハンドル(33)の切り戻しの有無を判別する切り戻し判別手段(S6,103)と、減衰過渡指令値(Ib)が0に至る前に、ハンドル(33)の切り戻し有りと判別されたときに、減衰過渡指令値(Ib)を強制的に0にする強制終了手段(S10,101)とを備え、切り戻し判別手段(S6,103)は、車両(10)の旋回時に捻れ変形する可撓部材(10,32)の捻れ量の変化量(θx)が、トルクセンサ(35)の失陥時の前後で予め定められた基準値(K1)を超えて大きくなったときに、ハンドル(33)の切り戻し有りと判別するように構成されたところに特徴を有する。
なお、本発明において、「通常指令値(Ia)が0になる」ことは、「通常指令値(Ia)がアシスト力をなくすための数値になる」ことを意味する。従って、「通常指令値(Ia)」の具体的な数値が、例えば、オフセット値等を含むために具体的な数値の「0」になっていなくても、その「通常指令値(Ia)」が「アシスト力をなくす」ための数値であれば、本発明上では「通常指令値(Ia)は0である」ということができる。「減衰過渡指令値(Ib)」に関しても同様である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の電動パワーステアリング装置(11)において、ハンドル(33)と共に回転する操舵シャフト(32)に取り付けられてハンドル(33)の操舵角(θ1)を検出する舵角センサ(34)と、モータ(19)の出力回転角(θ2)を検出するためのモータ回転位置センサ(25)とを備え、切り戻し判別手段(S6,103)は、舵角センサ(34)及びモータ回転位置センサ(25)の検出結果に基づいて可撓部材(32)としての操舵シャフト(32)の捻れ量の変化量(θx)を検出するところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置(11)において、ハンドル(33)と共に回転する操舵シャフト(32)に取り付けられてハンドル(33)の操舵角(θ1)を検出する舵角センサ(34)と、車両(10)にかかる横G(G1)を検出するための横Gセンサとを備え、切り戻し判別手段(S6,103)は、トルクセンサ(35)の失陥時の前後で、操舵角(θ1)の変化量(θy)が予め定められた第1基準値(K2)を超えて大きくなり、かつ、横G(G1)の変化量(Gy)が予め定められた第2基準値(K3)より小さいことを条件にして、可撓部材(10)としての車両(10)全体の捻れ量の変化量が、トルクセンサ(35)の失陥時の前後で基準値を超えて大きくなったと推定するところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の電動パワーステアリング装置(11)において、ハンドル(33)と共に回転する操舵シャフト(32)に取り付けられてハンドル(33)の操舵角(θ1)を検出する舵角センサ(34)と、車両(10)に備えた左右の車輪(50)の回転速度(NL,NR)を検出可能な回転速度センサ(36L,36R)とを備え、切り戻し判別手段(S6,103)は、トルクセンサ(35)の失陥時の前後で、操舵角(θ1)の変化量(θy)が予め定められた第1基準値(K2)を超えて大きくなり、かつ、左右の車輪(50)の回転速度差(W1)の変化量(Wy)が、予め定められた第3基準値(K4)より小さいことを条件にして、可撓部材(10)としての車両(10)全体の捻れ量の変化量が、トルクセンサ(35)の失陥時の前後で基準値を超えて大きくなったと推定するところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の電動パワーステアリング装置(11)において、ハンドル(33)と共に回転する操舵シャフト(32)に取り付けられてハンドル(33)の操舵角(θ1)を検出する舵角センサ(34)と、車両(10)のヨーレート(R1)を検出するヨーレート検出部とを備え、切り戻し判別手段(S6,103)は、トルクセンサ(35)の失陥時の前後で、操舵角(θ1)の変化量(θy)が予め定められた第1基準値(K2)を超えて大きくなり、かつ、ヨーレートの変化量(Ry)が、予め定められた第3基準値より小さいことを条件にして、可撓部材(10)としての車両(10)全体の捻れ量の変化量が、トルクセンサ(35)の失陥時の前後で基準値を超えて大きくなったと推定するところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
ハンドルを切って車両が旋回している状態では、ハンドルと車輪(転舵輪)との間を連結する操舵系部品が捻れ変形すると共に、車両全体も捻れ変形する。また、ハンドルを切り戻すと、それら操舵系部品及び車両全体の捻れ量が減少する。請求項1の電動パワーステアリング装置では、上記した操舵系部品、車両全体のように、車両の旋回時に捻れ変形する可撓部材の捻れ量の変化量が、トルクセンサの失陥時の前後で予め定められた基準値を超えて大きくなったか否かによって、ハンドルの切り戻しの有無を判別することができる。そして、ハンドルの切り戻し有りと判別したときに、減衰過渡指令値を強制的に0にすることで、アシスト力が切り戻し動作の妨げになる事態を防ぎ、トルクセンサの失陥後に切り戻しを行った際の違和感を従来より軽減することができる。
[請求項2の発明]
請求項2の構成によれば、舵角センサ及びモータ回転位置センサの検出結果に基づいて可撓部材としての操舵シャフトの捻れ量の変化量を検出し、その操舵シャフトの捻れ量の変化量が、トルクセンサの失陥時の前後で予め定められた基準値を超えて大きくなったか否かに応じて、ハンドルの切り戻し有無を判別することができる。
[請求項3の発明]
請求項3の構成によれば、トルクセンサの失陥時の前後で、操舵角の変化量が予め定められた第1基準値を超えて大きくなり、かつ、横Gの変化量が予め定められた第2基準値より小さいことを条件にして、可撓部材としての車両全体の捻れ量の変化量が、トルクセンサの失陥時の前後で基準値を超えて大きくなったと推定して、ハンドルの切り戻し有無を判別することができる。
[請求項4の発明]
請求項4の構成によれば、トルクセンサの失陥時の前後で、操舵角の変化量が予め定められた第1基準値を超えて大きくなり、かつ、左右の車輪の回転速度差の変化量が、予め定められた第3基準値より小さいことを条件にして、可撓部材としての車両全体の捻れ量の変化量が、トルクセンサの失陥時の前後で基準値を超えて大きくなったと推定して、ハンドルの切り戻し有無を判別することができる。
[請求項5の発明]
請求項5の構成によれば、トルクセンサの失陥時の前後で、操舵角の変化量が予め定められた第1基準値を超えて大きくなり、かつ、ヨーレートの変化量が、予め定められた第4基準値より小さいことを条件にして、可撓部材としての車両全体の捻れ量の変化量が、トルクセンサの失陥時の前後で基準値を超えて大きくなったと推定して、ハンドルの切り戻し有無を判別することができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。図1に示した車両10には、本発明に係る電動パワーステアリング装置11が搭載されている。この電動パワーステアリング装置11は、両転舵輪50,50(車輪)の間に差し渡された転舵輪間シャフト16にアシストモータ19を連結して備えている。転舵輪間シャフト16は筒形ハウジング18の内部に挿通され、その両端はタイロッド17,17を介して各転舵輪50,50に連結されている。また、筒形ハウジング18は、車両本体10Hに固定されている。
アシストモータ19は、筒形ハウジング18の内面に嵌合固定されたステータ20と、ステータ20の内側に遊嵌された筒状のロータ21とを備えてなり、そのロータ21の内側を転舵輪間シャフト16が貫通している。そして、ロータ21の内面に固定されたボールナット22と、転舵輪間シャフト16の外面に形成されたボールネジ部23とが螺合し、ロータ21が回転するとボールネジ部23が直動して転舵輪50,50が転舵する。
転舵輪間シャフト16の一端部側には、ラック30が形成され、操舵シャフト32の下端部に備えたピニオン31がこのラック30に噛合している。操舵シャフト32の上端部には、ハンドル33が取り付けられると共に、操舵シャフト32の中間部には、トルクセンサ35が取り付けられ、そのトルクセンサ35とハンドル33との間に舵角センサ34が取り付けられている。そして、舵角センサ34にてハンドル33の操舵角θ1を検出し、トルクセンサ35により操舵負荷トルクT1を検出している。また、左右の転舵輪50,50の近傍には、それら転舵輪50,50の回転速度を別々に検出可能な回転速度センサ36L,36Rが設けられている。
なお、上記したアシストモータ19には、アシストモータ19の位置制御を行うためにアシストモータ19の出力回転角θ2を検出可能なモータ回転位置センサ25が備えられている。
さて、電動パワーステアリング装置11に備えた操舵制御装置41は、所定周期で、例えば図2に示した操舵制御プログラムPG1を実行してアシスト指令値Ixを決定し、図1に示したモータ駆動回路42にそのアシスト指令値Ixを付与する。すると、モータ駆動回路42が、そのアシスト指令値Ixに応じたモータ駆動電流をアシストモータ19に流して駆動し、この結果、ハンドル33の操舵を補助するアシスト力が電動パワーステアリング装置11から出力される。
詳細には、図2に示すように操舵制御プログラムPG1が実行されると、操舵制御装置41が、回転速度センサ36L,36R、トルクセンサ35、舵角センサ34、モータ回転位置センサ25の各検出結果(右前輪回転速度NR、左前輪回転速度NL、操舵負荷トルクT1、操舵角θ1、モータ回転角θ2)を取得する(S1)。そして、トルクセンサ35が失陥しているか否かを判別する(S2)。
なお、トルクセンサ35の検出結果が予め設定された上限値を超えた場合や、操舵角θ1が変化しているにも関わらずトルクセンサ35の検出結果が0である場合に、トルクセンサ35が失陥しているものと判断される。また、操舵制御プログラムPG1の実行により図7に示した制御系が構成され、さらに上記ステップS2の実行により、同図の制御系におけるトルクセンサ失陥判別部109とスイッチ108が構成される。
トルクセンサ35が失陥していなかった場合には、本発明の「通常指令値決定手段」に相当する通常指令値決定処理(S3)を実行する。この処理(S3)では、図3に示すように、まず、操舵負荷トルクT1から基礎電流指令値I11を決定する(S31)。具体的には、予め設定されたトルク−電流指令値マップmp1(図6参照)を用いて操舵負荷トルクT1に対応した基礎電流指令値I11を決定する。なお、このトルク−電流指令値マップmp1は、操舵負荷トルクT1が大きくなるに従って、基礎電流指令値I11が大きくなるように設定されている。
次いで、操舵角θ1を時間微分して操舵角速度ωを求め、その操舵角速度ωに応じた付加電流指令値I12を決定する(S32)。具体的には、予め設定された操舵角速度−電流指令値マップmp2(図6参照)を用いて操舵角速度ωに対応した付加電流指令値I12を決定する。なお、この操舵角速度−電流指令値マップmp2は、操舵角速度ωが大きくなるに従って、付加電流指令値I12が大きくなるように設定されている。
次いで、車速Vとして右前輪回転速度NRと左前輪回転速度NLとの平均値を求める(S33)。そして、車速Vに応じたゲインG1を決定する(S34)。具体的には、予め設定された、車速−ゲインマップmp3(図6参照)を用いて車速Vに対応したゲインG1を決定する。なお、この車速−ゲインマップmp3は、車速Vが大きくなるに従ってゲインG1が小さくなるように設定されている。
そして、上記した基礎電流指令値I11、付加電流指令値I12及びゲインG1を用いて、下記式(1)から通常電流指令値Ia(本発明の「通常指令値」に相当する)を演算する(S35)。
Ia=G1・(I11−I12) ・・・・・・(1)
なお、上記した通常指令値決定処理(S3)の実行により、図6及び図7のブロック図で示した制御系の通常指令値決定部100が構成される。
図2に示すように、操舵制御プログラムPG1では、通常指令値決定処理(S3)から抜けると、データバッファ処理(S4)を行う。ここで、操舵制御装置41に備えたメモリ(図示せず)の記憶領域に操舵角レジスタθsと、モータ回転位置レジスタθmとが設定されており、データバッファ処理(S4)が行われる度に、舵角センサ34の最新の検出値である操舵角θ1が操舵角レジスタθsに格納(記憶)されかつ、モータ回転位置センサ25の最新の検出値であるモータ回転角θ2がモータ回転位置レジスタθmに格納(記憶)される。
次いで、上記通常指令値決定処理(S3)によって決定した通常電流指令値Iaの値をアシスト指令値Ixに設定し(S5)、そのアシスト指令値Ixとしての通常電流指令値Iaをモータ駆動回路42に付与して(S11)、操舵制御プログラムPG1から抜ける。
上記したステップS2において、トルクセンサ35が失陥していた場合には、本発明の「切り戻し判別手段」に相当する切り戻し判別処理(S6)を実行する。また、トルクセンサ35が失陥した場合には、図示しないタイマが起動し、トルクセンサ35の失陥時からの経過時間である失陥経過時間t1が計測される。
切り戻し判別処理(S6)では、下記式(2)を用いてトルクセンサ35の失陥時前後の操舵シャフト32の捻れ量の変化量θxを演算する(図4のS20)。
θx=(θs−r・θm)−(θ1−r・θ2)・・・・・(2)
ここで、モータ回転位置センサ25は、上述の如くアシストモータ19の位置制御を行うために備えられているが、本実施形態では、このモータ回転位置センサ25を、操舵シャフト32の捻れ量を求めるためにも利用している。具体的には、上記したボールナット22とボールネジ部23とからなるボールネジ機構の減速比を「r」とすると、モータ回転位置センサ25が検出した出力回転角θ2に減速比rを乗じることで、操舵シャフト32の下端部における回転角(=r・θ2)を求めることができる。そして、操舵シャフト32の上端部において舵角センサ34にて検出した操舵角θ1と、モータ回転位置センサ25が検出した操舵シャフト32の下端部の回転角(=r・θ2)との差分から、操舵シャフト32の捻れ量(=θ1−r・θ2)を求めることができる。また、失陥時直前の舵角センサ34の検出値を記憶した操舵角レジスタθsの値と、モータ回転位置センサ25の検出値を記憶したモータ回転位置レジスタθmの値とを利用して、同様に、失陥時直前の操舵シャフト32の捻れ量(=θs−r・θm)を求めることができる。そして、上記式(2)のように、失陥時直前の操舵シャフト32の捻れ量(=θs−r・θm)から失陥時後の操舵シャフト32の捻れ量(=θ1−r・θ2)を引いた差分を、失陥時前後の操舵シャフト32の捻れ量の変化量θxとして求めることができる。
なお、上記式(2)を下記式(3)のように変形することで、操舵シャフト32の捻れ量の変化量θxは、失陥時の前後に亘った操舵シャフト32の上端部の回転量(=θs−θ1)と下端部の回転量(=r・(θm−θ2))との差分として求めることもできる。
θx=(θs−θ1)−r・(θm−θ2)・・・・・(3)
また、本実施形態の操舵シャフト32の途中には舵角センサ34が備えられ、その舵角センサ34に内蔵されたトーションバー(図示せず)が操舵シャフト32の一部を構成しているので、操舵シャフト32が負荷トルクを受けたときには、負荷トルクの増減が上記した変化量θxに反映される程度に操舵シャフト32全体が捻れる。
図4に示すように切り戻し判別処理(S6)では、操舵シャフト32の捻れ量の変化量θxの演算(S20)後に、フラグF1が「1」であるか否を判別する(S21)。ここで、フラグF1は、初期状態では「0」に設定されており、そのフラグF1が「0」のままであった場合は(S21:NO)、この処理(S6)から抜ける。一方、フラグF1が「1」になっていた場合は(S21:YES)、上記した操舵シャフト32の捻れ量の変化量θxが、予め設定された基準値K1より大きいか否かが判別される。
ここで、操舵シャフト32の捻れ量の変化量θxが基準値K1より大きかった場合には(S22:YES)、ハンドル33の切り戻しがあったものと判断してフラグF1を「1」にセットし(S23)、この処理(S6)から抜ける。一方、操舵シャフト32の捻れ量の変化量θxが基準値K1より大きくなかった場合には(S22:NO)、ハンドル33の切り戻しがなかったものとして、フラグF1を「0」に維持してこの処理(S6)から抜ける。
なお、切り戻し判別処理(S6)が実行されることで、図7のブロック図における切り戻し判別部103が構成される。
図2に示すように、切り戻し判別処理(S6)から抜けると、その判別結果が「切り戻し有り(F1=1)」であったか「切り戻し無し」であったかが判別される(S7)。そして、判別結果が「切り戻し無し」であった場合には(S7:NO)、本発明の「減衰過渡指令値生成手段」に相当する減衰過渡指令値決定処理(S8)が実行される。この処理(S8)では、図5に示すように、前記した失陥経過時間t1を取得し(S71)、その失陥経過時間t1が予め設定された減衰時間t2を超えているか否かを判別する(S72)。ここで、失陥経過時間t1が減衰時間t2を超えていた場合には(S72:YES)、この処理(S8)から抜ける。
失陥経過時間t1が減衰時間t2を超えていなかった場合には(S72:NO)、前記通常指令値決定処理(S3)にて決定した通常電流指令値Iaを取得する(S73)。
次いで、失陥経過時間t1に基づいて過渡係数k1を決定する(S74)。具体的には、図8(A)に示した失陥経過時間−過渡係数マップmp71を用いて失陥経過時間t1に対応した過渡係数k1を決定する。ここで、失陥経過時間−過渡係数マップmp71では、失陥経過時間t1が「0」の場合に過渡係数k1が「1」になり、失陥経過時間t1が減衰時間t2の場合に、過渡係数k1が「0」になる。また、失陥経過時間t1が進行して減衰時間t2に近づくに従って過渡係数k1が徐々に減少して「0」に近づく。
図5に示すように、過渡係数k1の決定後は、その過渡係数k1と通常電流指令値Iaとの積を本発明に係る減衰過渡指令値Ibとして演算して(S75)、この減衰過渡指令値決定処理(S8)から抜ける。
ここで、図8(B)には、失陥経過時間t1をX軸(横軸)、減衰過渡指令値IbをY軸(縦軸)で表したグラフが示されている。ここで、減衰過渡指令値Ibは、上記の通り、過渡係数k1と通常電流指令値Iaとの積であるから、この減衰過渡指令値Ibも、過渡係数k1と同様に、失陥経過時間t1の進行と共に徐々に減少して「0」に近づく。
なお、上記した減衰過渡指令値決定処理(S8)の実行により、図7のブロック図で示した制御系における減衰過渡指令値決定部102が構成される。
図2に示すように減衰過渡指令値決定処理(S8)から抜けると、減衰過渡指令値Ibの値をアシスト指令値Ixに設定し(S9)、そのアシスト指令値Ixとしての減衰過渡指令値Ibをモータ駆動回路42に付与して(S11)、操舵制御プログラムPG1から抜ける。
また、上記した切り戻し判別処理(S6)による判別結果が「切り戻し有り(F1=1)」の場合には(S7:YES)、アシスト指令値Ixを「0」に設定し(S10)、そのアシスト指令値Ix(=0)をモータ駆動回路42に付与して(S11)、操舵制御プログラムPG1から抜ける。
なお、上記したステップS7の実行によって図7のブロック図におけるスイッチ107が構成され、ステップS10の実行によって同ブロック図におけるアシスト停止部101が構成される。そして、本実施形態では、これらステップS10とアシスト停止部101とが、本発明に係る「強制終了手段」に相当する。
本実施形態の構成に関する説明は以上である。本実施形態の電動パワーステアリング装置11は、上記した構成により、通常は、操舵負荷トルクT1に基づいて決定された通常指令値Iaに応じてアシスト力を出力する。このとき、ハンドル33の操舵に対する路面抵抗は操舵負荷トルクT1に反映され、その操舵負荷トルクT1に基づいた通常指令値Iaを用いてアシスト力を制御するので、運転者が受ける操舵負荷トルクT1は安定する。また、通常電流指令値Iaには、車速Vが増すに従って小さくなるゲインG1が掛けられているので、高速走行時には通常電流指令値Iaが減少してハンドル33が重くなり、低速走行時には通常電流指令値Iaが増加してハンドル33が軽くなる。これにより、高速走行時に急ハンドルが防がれ、低速走行における車庫入れ等が容易になる。
さて、トルクセンサ35が失陥した場合には、操舵負荷トルクT1に基づくアシスト力の制御を行うことができなくなる。そこで、本実施形態の電動パワーステアリング装置11では、トルクセンサ35の失陥時のアシスト力を、その失陥時から減衰時間t2が経過する迄の間に徐々に減衰させていく。
ところで、ハンドル33を切って車両10が旋回している状態では、操舵シャフト32が捻れ変形する。より具体的には、操舵シャフト32の上端部に付与されたハンドル33からの負荷トルクと、操舵シャフト32の下端部に付与されかつ電動パワーステアリング装置11のアシスト力によって軽減された路面抵抗による負荷トルクとにより捻れ変形する。そして、ハンドル33を切り戻すと、ハンドル33側の操舵シャフト32にかかっていた負荷トルクが逆向きになるので操舵シャフト32の捻れ量が激変する。即ち、操舵シャフト32の捻れ量の変化量θxが比較的大きくなる。
このような場合、本実施形態の電動パワーステアリング装置11の構成によれば、操舵シャフト32の捻れ量の変化量θxが、トルクセンサ35の失陥時の前後で予め定められた基準値K1を超えて大きくなったか否かに基づいて、ハンドル33の切り戻しの有無を判別することができる。そして、ハンドル33の切り戻し有りと判別したときに、アシスト指令値Ixとしてアシストモータ19に付与されていた減衰過渡指令値Ibを強制的に0にすることで、電動パワーステアリング装置11からのアシスト力の付与が停止され、そのアシスト力が切り戻し動作の妨げになる事態を防ぐことができる。これにより、トルクセンサ35の失陥後に切り戻しを行った際の違和感を従来より軽減することが可能になる。
[第2実施形態]
本実施形態は、前記第1実施形態に対し、操舵制御プログラムPG1の構成、特に、切り戻し判別処理(S6。図9参照)の構成が異なる。以下、図2及び図9を参照しつつ本実施形態の構成を説明する。
本実施形態の操舵制御プログラムPG1(図2参照)を実行すると、トルクセンサ35、舵角センサ34等の検出結果と共に、車両10に備えた横Gセンサ(図示せず)の検出結果も取り込まれる(S1)。また、データバッファ処理(S4)において、舵角センサ34の最新の検出値である操舵角θ1が操舵角レジスタθsに格納(記憶)されると共に、横Gセンサの最新の検出値G1が、横GレジスタGsに格納(記憶)される。
そして、切り戻し判別処理(S6)が実行されると、図9に示すように、失陥時直前の舵角センサ34の検出値である操舵角レジスタθsの値と、舵角センサ34の現在の検出値である操舵角θ1とから、失陥時の前後に亘った操舵角の変化量θy(=θs−θ1)が求められる。また、失陥時直前の横Gセンサの検出値である横GレジスタGsの値と、横Gセンサの現在の検出値G1とから、失陥時の前後に亘った横Gの変化量Gyが求められる。
そして、切り戻しの有無の判定用のフラグF1が「1」になっていなかった場合(S21:NO)には、操舵角の変化量θyが第1基準値K2より大きく(S103:YES)、かつ、横Gの変化量Gyが第2基準値K3より小さい(S104:YES)ことを条件にしてハンドル33が切り戻されたものと判断し、フラグF1に「1」をセットしてから(S23)、この処理(S6)から抜ける。また、それ以外の場合(S103及びS104の何れかでNO)は、フラグF1を「0」に維持してこの処理(S6)から抜ける。
ところで、ハンドル33を切って車両10が旋回している状態では、上記した操舵シャフト32のような操舵系部品が捻れ変形すると共に、車両10全体も捻れ変形する。また、ハンドル33を切り戻すと、車両10全体の捻れ量も激減する。そして、本実施形態では、車両10全体を可撓部材として捉えかつその可撓部材の一端部が操舵シャフト32であり、他端部が操舵シャフト32以外の車両本体10H(図1参照)であると捉えている。さらに、車両10の旋回によって変化する物理量としての操舵シャフト32の回転角(即ち、操舵角)と車両本体10Hに係る横Gを利用している。そして、可撓部材として捉えた車両10全体の一端部の操舵シャフト32の物理量と他端部の車両本体10Hの物理量のうち、操舵シャフト32の物理量のみがトルクセンサ35の失陥時の前後で大きく変化した場合に、車両10全体を捻れ量の変化量が基準値を超えて大きくなったと推定している。
即ち、本実施形態では、操舵角の変化量θyが第1基準値K2を超えて大きくなり、かつ、横Gの変化量Gyが第2基準値K3より小さいことを条件にして、車両10全体の捻れ量の変化量が、トルクセンサ35の失陥時の前後で基準値を超えて大きくなったと推定し、ハンドル33の切り戻し有無を判別している。この構成によっても、ハンドル33の切り戻しの有無を判別することができ、ハンドル33の切り戻しが有ったときに、減衰過渡指令値Ibを強制的に0にすることで、トルクセンサ35の失陥後に切り戻しを行った際の違和感を従来より軽減することができる。
[第3実施形態]
本実施形態は、前記第1実施形態に対し、操舵制御プログラムPG1の構成、特に、切り戻し判別処理(S6。図10参照)の構成が異なる。以下、図2及び図10を参照しつつ本実施形態の構成を説明する。
本実施形態では、データバッファ処理(S4)において(図2参照)、最新の操舵角θ1を操舵角レジスタθsに格納(記憶)すると共に、左右の転舵輪50,50の間の回転速度差W1(=NR−NL)を求め、その回転速度差W1の最新の値を、回転速度差レジスタWsに格納(記憶)する。
また、切り戻し判別処理(S6)においては、図10に示すように、第2実施形態と同様に操舵角の変化量θy(=θs−θ1)を求めると共に、回転速度差レジスタWsの値と、現時点の回転速度差W1とから、失陥時の前後に亘った左右の転舵輪50,50の間の回転速度差の変化量Wy(=Ws−W1)を求める(S111)。そして、切り戻しの有無の判定用のフラグF1が「1」になっていなかった場合に(S21:NO)、操舵角の変化量θyが第1基準値K2より大きいく(S103:YES)、かつ、回転速度差の変化量Wyが第3基準値K4より小さい(S114:YES)ことを条件にしてハンドル33が切り戻されたものと判断し、フラグF1に「1」をセットしてから(S23)、この処理(S6)から抜ける。それ以外の場合(S103及びS114の何れかでNO)は、フラグF1を「0」に維持してこの処理(S6)から抜ける。
このように本実施形態では、車両10全体を可撓部材として捉えかつその可撓部材の一端部が操舵シャフト32であり、他端部が転舵輪50,50(図1参照)であると捉えている。また、車両10の旋回によって変化する物理量としての操舵シャフト32の回転角(即ち、操舵角)と左右の転舵輪50,50の内外輪差を利用している。そして、トルクセンサ35の失陥時の前後で、操舵角の変化量θyが第1基準値K2を超えて大きくなり、かつ、左右の転舵輪50,50の回転速度差の変化量Wyが、第3基準値K4より小さいことを条件にして、車両10全体の捻れ量の変化量が、トルクセンサ35の失陥時の前後で基準値を超えて大きくなったと推定し、ハンドル33の切り戻し有無を判別している。
[第4実施形態]
本実施形態は、前記第1実施形態に対し、操舵制御プログラムPG1の構成、特に、切り戻し判別処理(S6。図11参照)の構成が異なる。以下、図2及び図11を参照しつつ本実施形態の構成を説明する。
本実施形態の操舵制御プログラムPG1(図2参照)を実行すると、トルクセンサ35、舵角センサ34等の検出結果と共に、車両10のヨーレートR1が取り込まれる。また、データバッファ処理(S4)において、最新の操舵角θ1が操舵角レジスタθsに格納(記憶)されると共に、最新のヨーレートR1がヨーレートレジスタRsに格納(記憶)される。
そして、切り戻し判別処理(S6)が実行されると、図11に示すように、第2実施形態と同様に失陥時の前後に亘った操舵角の変化量θy(=θs−θ1)が求められると共に、失陥時の前後に亘ったヨーレートの変化量Ry(=Rs−R1)が求められる(S121)。そして、切り戻しの有無の判定用のフラグF1が「1」になっていなかった場合に(S21:NO)、操舵角の変化量θyが第1基準値K2より大きく(S103:YES)、かつ、ヨーレートの変化量Ryが第4基準値K5より小さい(S124:YES)ことを条件にしてハンドル33が切り戻されたものと判断し、フラグF1に「1」をセットしてから(S23)、この処理(S6)から抜ける。それ以外の場合(S103及びS124の何れかでNO)は、フラグF1を「0」に維持してこの処理(S6)から抜ける。
このように本実施形態では、車両10全体を可撓部材として捉えかつその可撓部材の一端部が操舵シャフト32であり、他端部が車両本体10H(図1参照)であると捉えている。また、車両10の旋回によって変化する物理量としての操舵シャフト32の回転角(即ち、操舵角)とヨーレートを利用している。そして、トルクセンサ35の失陥時の前後で、操舵角の変化量θyが第1基準値K2を超えて大きくなり、かつ、ヨーレートの変化量Ryが、第4基準値K5より小さいことを条件にして、車両10全体の捻れ量の変化量が、トルクセンサ35の失陥時の前後で基準値を超えて大きくなったと推定し、ハンドル33の切り戻し有無を判別している。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、上記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置を搭載した車両の概念図 操舵制御プログラムのフローチャート 通常指令値決定処理のフローチャート 切り戻し判別処理のフローチャート 減衰過渡指令値決定処理のフローチャート 通常指令値決定部のブロック図 操舵制御プログラムの実行によって構成される制御系のブロック図 (A)失陥経過時間−過渡係数の概念図、(B)減衰過渡指令値の推移を示したグラフ 第2実施形態における切り戻し判別処理のフローチャート 第3実施形態における切り戻し判別処理のフローチャート 第4実施形態における切り戻し判別処理のフローチャート
符号の説明
10 車両(可撓部材)
10H 車両本体
11 電動パワーステアリング装置
16 転舵シャフト
19 アシストモータ
25 モータ回転位置センサ
32 操舵シャフト(可撓部材)
33 ハンドル
34 舵角センサ
35 トルクセンサ
36L,36R 回転速度センサ
50 転舵輪
100 通常指令値決定部
101 アシスト停止部
102 減衰過渡指令値決定部
103 判別部
107 スイッチ
108 スイッチ
109 トルクセンサ失陥判別部
Ia 通常電流指令値(通常指令値)
Ib 減衰過渡指令値
Ix アシスト指令値
K1 基準値
K2 第1基準値
K3 第2基準値
K4 第3基準値
K5 第4基準値
PG1 操舵制御プログラム

Claims (5)

  1. 車両の運転状況に応じて決定されるアシスト指令値に基づいてモータを駆動して、ハンドルの操舵を補助するためのアシスト力を出力する電動パワーステアリング装置であって、
    前記ハンドルの操舵に対する操舵負荷トルクを検出するためのトルクセンサと、
    前記トルクセンサが検出した前記操舵負荷トルクに基づいて前記アシスト指令値としての通常指令値を決定する通常指令値決定手段と、
    前記トルクセンサが失陥した場合に、予め定められた減衰時間に亘って、失陥時直前の前記通常指令値から徐々に0へと減衰する減衰過渡指令値を前記アシスト指令値として生成する減衰過渡指令値生成手段と、
    前記ハンドルの切り戻しの有無を判別する切り戻し判別手段と、
    前記減衰過渡指令値が0に至る前に、前記ハンドルの切り戻し有りと判別されたときに、前記減衰過渡指令値を強制的に0にする強制終了手段とを備え、
    前記切り戻し判別手段は、前記車両の旋回時に捻れ変形する可撓部材の捻れ量の変化量が、前記トルクセンサの失陥時の前後で予め定められた基準値を超えて大きくなったときに、前記ハンドルの切り戻し有りと判別するように構成されたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記ハンドルと共に回転する操舵シャフトに取り付けられて前記ハンドルの操舵角を検出する舵角センサと、前記モータの出力回転角を検出するためのモータ回転位置センサとを備え、
    前記切り戻し判別手段は、前記舵角センサ及び前記モータ回転位置センサの検出結果に基づいて前記可撓部材としての前記操舵シャフトの捻れ量の変化量を検出することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記ハンドルと共に回転する操舵シャフトに取り付けられて前記ハンドルの操舵角を検出する舵角センサと、
    前記車両にかかる横Gを検出するための横Gセンサとを備え、
    前記切り戻し判別手段は、前記トルクセンサの失陥時の前後で、前記操舵角の変化量が予め定められた第1基準値を超えて大きくなり、かつ、前記横Gの変化量が予め定められた第2基準値より小さいことを条件にして、前記可撓部材としての前記車両全体の前記捻れ量の変化量が、前記トルクセンサの失陥時の前後で前記基準値を超えて大きくなったと推定することを特徴とする請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記ハンドルと共に回転する操舵シャフトに取り付けられて前記ハンドルの操舵角を検出する舵角センサと、
    前記車両に備えた左右の車輪の回転速度を検出可能な回転速度センサとを備え、
    前記切り戻し判別手段は、前記トルクセンサの失陥時の前後で、前記操舵角の変化量が予め定められた第1基準値を超えて大きくなり、かつ、前記左右の車輪の回転速度差の変化量が、予め定められた第3基準値より小さいことを条件にして、前記可撓部材としての前記車両全体の前記捻れ量の変化量が、前記トルクセンサの失陥時の前後で前記基準値を超えて大きくなったと推定することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記ハンドルと共に回転する操舵シャフトに取り付けられて前記ハンドルの操舵角を検出する舵角センサと、
    前記車両のヨーレートを検出するヨーレート検出部とを備え、
    前記切り戻し判別手段は、前記トルクセンサの失陥時の前後で、前記操舵角の変化量が予め定められた第1基準値を超えて大きくなり、かつ、前記ヨーレートの変化量が、予め定められた第4基準値より小さいことを条件にして、前記可撓部材としての前記車両全体の前記捻れ量の変化量が、前記トルクセンサの失陥時の前後で前記基準値を超えて大きくなったと推定することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電動パワーステアリング装置。
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