JP2009299513A - エンジン - Google Patents

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Yoshifumi Konishi
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Abstract

【課題】従来のエンジンは、カウンター軸や左右一対のカウンタープーリを配置するスペースや、このカウンタープーリを介してクランクプーリおよび入力プーリにベルトを巻回するスペースを確保する必要があるため、車両の小型化を図る上で制約になるという問題があった。また、エンジンを車両への取付後に、ベルトを各プーリに巻回する必要があるため、作業効率が悪いという問題があった。
【解決手段】クランク軸24の下方で、クランク軸24に対して平行に配置し、ベルト機構33を介してクランク軸24からの動力を受ける入力軸34と、入力軸34からの動力を出力し、クランク軸24に対して垂直に配置する第一出力軸35と、第一出力軸35に入力軸34の動力を伝達するベベルギヤ36と、を内装するギヤボックス41を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、略水平方向にクランク軸を有するエンジンの技術に関し、より詳細には、クランク軸に対して垂直方向に配置された軸にクランク軸の動力を伝達する技術に関する。
従来、クランク軸に対して垂直方向に配置された軸にクランク軸の動力を伝達するエンジンの技術は公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、従来例に係るエンジンを備える車両について、図29により説明する。
図29に示すようように、車両900は、アッカーマン操舵式芝刈機であって、前後水平方向にクランク軸924を有するエンジン905と、このクランク軸924に対して垂直方向に配置された入力軸906を有するモア907と、を備えている。そして、エンジン905のクランク軸924には、クランクプーリ924aが固設されているとともに、モア907の入力軸906には、入力プーリ906aが固設されている。また、エンジン905の下方には、左右水平方向にカウンター軸980が配置されており、このカウンター軸980に左右一対のカウンタープーリ980aが固設されている。そして、クランクプーリ924a、左右一対のカウンタープーリ980a、入力プーリ906aにベルト981が巻回され、エンジン905のクランク軸924の動力が、クランクプーリ924a、ベルト981、カウンタープーリ980a、ベルト981、入力プーリ906a、入力軸906に伝達されてモア907の回転刃907aが駆動される。
実開昭60−10427号公報
しかし、前記従来のエンジン905は、カウンター軸980および左右一対のカウンタープーリ980aを配置するスペースや、このカウンタープーリ980aを介してクランクプーリ924aおよび入力プーリ906aにベルト981を巻回するスペースを確保する必要があるため、車両の小型化を図る上で制約になるという問題があった。また、エンジン905を車両への取付後に、ベルト981を各プーリ924a・980a・906aに巻回する必要があるため、作業効率が悪いという問題があった。
本発明の解決しようとする課題は以上のとおりであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
すなわち、請求項1においては、略水平方向にクランク軸を有するエンジンであって、前記クランク軸の下方で、該クランク軸に対して平行に配置し、第一動力伝達手段を介して前記クランク軸からの動力を受ける入力軸と、該入力軸からの動力を出力し、前記クランク軸に対して垂直に配置する第一出力軸と、該第一出力軸に前記入力軸の動力を伝達する第二動力伝達手段と、を内装する動力伝達ケースを備えるものである。
請求項2においては、前記第一出力軸を平面視において前記エンジンの投影範囲内に配置するものである。
請求項3においては、前記エンジン下部にオイルパンを備え、該オイルパンに前記動力伝達ケースを取り付けるものである。
請求項4においては、前記エンジン下部にオイルパンを備え、前記動力伝達ケースを前記エンジンのシリンダブロックに前記オイルパンと共締めして取り付けるものである。
請求項5においては、前記エンジン下部にオイルパンを備え、該オイルパンと前記動力伝達ケースを一体的に成型するものである。
請求項6においては、前記オイルパン下側に切欠き部を形成し、該切欠き部内に前記動力伝達ケースを配置するものである。
請求項7においては、前記第一出力軸に動力出力用の第一出力部材を設けるとともに、前記第一出力軸の同軸上に該第一出力軸の動力を受ける第二出力軸を連結し、該第二出力軸に動力出力用の第二出力部材を設けるものである。
請求項8においては、前記第一出力部材と前記第一出力軸との間および前記第二出力部材と前記第二出力軸との間の内少なくとも一方にクラッチを介設するものである。
請求項9においては、前記動力伝達ケースには、前記クラッチが取付可能であるものである。
請求項10においては、前記第一動力伝達手段を無端帯機構とするものである。
請求項11においては、前記無端帯機構の無端帯に張力を付与するテンション部材を備えるものである。
請求項12においては、前記クランク軸および前記入力軸の内少なくとも一方の同軸上に動力取出用のPTO軸を設けるものである。
請求項13においては、前記入力軸は、冷却ファンを備えるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、動力伝達ケースをコンパクトに構成して、エンジンがコンパクトになるため、車両の小型化が容易である。そして、動力伝達ケースを予めエンジンに取り付けて、モジュール化できるため、取付作業の効率性が向上する。
請求項2においては、第一出力軸をコンパクトに配置して、エンジンがコンパクトになるため、車両の小型化が容易である。
請求項3においては、オイルパンを利用して動力伝達ケースを簡単にエンジンに取り付けることができるため、取付作業の効率性が向上する。そして、動力伝達ケースがエンジンと同一振動系となることにより、防振対策を簡素化できるため、コストダウンが容易である。
請求項4においては、動力伝達ケースとオイルパンとを一度にシリンダブロックに取り付けることができるため、取付作業の効率性が向上する。そして、動力伝達ケースを剛性の高いシリンダブロックに取り付けるため、取り付けの確実性が向上する。また、動力伝達ケースがエンジンと同一振動系となることにより、防振対策を簡素化できるため、コストダウンが容易である。
請求項5においては、動力伝達ケースとオイルパンとが一体となることにより、動力伝達ケースの取付作業を省略できるため、取付作業の効率性が向上するとともに、部品点数が少なくなるため、コストダウンが容易である。そして、動力伝達ケースがエンジンと同一振動系となることにより、防振対策を簡素化できるため、コストダウンが容易である。
請求項6においては、動力伝達ケースをコンパクトに配置して、エンジンがコンパクトになるため、車両の小型化が容易である。
請求項7においては、第一・第二出力部材を別個の駆動対象に連結して、第一・第二出力軸が複数の駆動対象に出力できるため、エンジンの利便性が向上する。
請求項8においては、複数の駆動対象に出力可能なエンジンが、その駆動対象の内少なくとも一つへの動力の伝達・遮断が切替可能となるため、エンジンの利便性が向上する。
請求項9においては、クラッチがエンジンと同一振動系となることにより、防振対策を簡素化できるため、コストダウンが容易である。
請求項10においては、無端帯機構という簡単な動力伝達手段にて、クランク軸の動力を入力軸に伝達できるため、コストダウンが容易であるとともに、動力伝達手段の組立作業の効率性が向上する。
請求項11においては、無端帯に張力が付与されて、無端帯の張力を調整する手間が省けるため、エンジンの利便性が向上する。
請求項12においては、作業機などの動力を取出可能となるため、エンジンの利便性が向上する。
請求項13においては、冷却風を送風して、エンジンを効率良く冷却できる。
次に、発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は本発明の第一実施例に係るエンジンを備える車両を示した側面図、図2は本発明の第一実施例に係るエンジンを示した側面一部断面図、図3は同じく正面図、図4はベルト機構を示した正面図、図5はギヤボックスを示した側面断面図、図6はギヤボックスに電磁クラッチを取り付けた状態を示した側面図、図7はギヤボックスをオイルパンに取り付けた状態を示した正面図、図8は同じく側面一部断面図、図9は本発明の第一実施例に係るベルト機構・補機駆動用ベルト機構を示した側面図、図10は本発明の第二実施例に係るエンジンを示した側面一部断面図、図11はギヤボックスをシリンダブロックにオイルパンと共締めして取り付けた状態を示した正面図、図12は同じく側面一部断面図、図13は本発明の第三実施例に係るエンジンを示した側面一部断面図、図14は一体成型したギヤボックスとオイルパンを示した側面一部断面図、図15は本発明の第四実施例に係るエンジンを示した側面一部断面図、図16はPTO軸とクランク軸前端部との連結部を示した側面図、図17は変形例に係るPTO軸とクランク軸前端部との連結部を示した側面図、図18は本発明の第五実施例に係るエンジンを示した側面図、図19は本発明の第五実施例に係るベルト機構・補機駆動用ベルト機構を示した側面図、図20は本発明の第五実施例に係るベルト機構を示した正面図、図21は本発明の第六実施例に係るエンジンを示した側面図、図22は本発明の第六実施例に係るベルト機構を示した側面図、図23は同じく正面図、図24は本発明の第六実施例に係るギヤボックス取付用のブラケットを示した正面図、図25は本発明の第七実施例に係るエンジンを示した側面図、図26は本発明の第七実施例に係るベルト機構を示した側面図、図27は同じく正面図、図28は本発明の第七実施例に係るギヤボックス取付用のブラケットを示した正面図、図29は従来例に係るエンジンを備える車両を示した側面図である。
まず、本発明の第一実施例に係るエンジン105を備える車両100の全体構成について、図1により説明する。
図1に示すように、車両100は、アッカーマン操舵式芝刈機であって、車両フレーム2と、車両フレーム2の後部に支持される後車軸駆動装置3と、車両フレーム2の前部に支持される前車軸支持装置4と、後車軸駆動装置3・前車軸支持装置4間にて車両フレーム2によって支持されるエンジン105と、車両フレーム2の下方に昇降可能に吊設されるモア7とを備えている。
そして、後車軸駆動装置3には油圧モータ8が収納されており、油圧モータ8は、油圧ポンプ(図示省略)によって駆動可能に流体接続されている。
エンジン105は、ボンネット11内に収納され、ボンネット11直後のダッシュボードから後上方にハンドル12が延設されているとともに、エンジン105の直前の車両フレーム2には、ラジエータ14が搭載されている。そして、ボンネット11内では、油圧シリンダなどに作動油を補給するためのリザーバタンク17がエンジン105後方に配設されている。
さらに、車両フレーム2の後部にはリアカバー15が搭載され、リアカバー15の上面には運転席16が搭載されている。そして、リアカバー15内には、後車軸駆動装置3が配設されている。
モア7は、後車軸駆動装置3によって駆動される後輪18と、前車軸支持装置4によって支持される前輪19との間にて、車両フレーム2の下方に配設されている。そして、車両フレーム2の左右側板前端部には、左右のモアハンガー20がそれぞれ連結され、モアハンガー20は各リンクロッド20aを介してモア7の前端に連結されており、これによりモア7が昇降可能に吊設されるようにしている。
次に、本発明の第一実施例に係るエンジン105について、図1から図8により説明する。
図2、図3に示すように、エンジン105は、下部にオイルパン21を備え、このオイルパン21の上部にシリンダブロック22を備え、このシリンダブロック22の上部にシリンダヘッド23を備えている。
シリンダブロック22内には、クランク軸24が前後水平方向に架設され、このクランク軸24の前後端部は、シリンダブロック22の前後面からそれぞれ突出している。クランク軸24の後端部には、フライホイル25が固設されているとともに、クランク軸24の前端部には、前方から順に第一クランクプーリ24a、第二クランクプーリ24bが固設されている。
そして、クランク軸24の上方には、冷却ファン13が配置され、この冷却ファン13のファン軸26には、プーリ26aが固設されているとともに、冷却水ポンプ27が取り付けられている。冷却ファン13の右方には、オルタネータ28が配置され、このオルタネータ28のオルタネータ軸29には、プーリ29aが固設されている。
そして、クランク軸24の第二クランクプーリ24b、ファン軸26のプーリ26a、オルタネータ軸29のプーリ29aに、一本のベルト30が巻回されて補機駆動用ベルト機構53が構成されており、このベルト30を介してクランク軸24からの動力が伝達されて、冷却ファン13、冷却水ポンプ27、オルタネータ28が駆動される。
また、シリンダヘッド23の前面側には、燃料噴射ポンプ31やカム軸(図示省略)を駆動するギヤ群(図示省略)を内装するギヤケース32が配置されている。
また、オイルパン21の前部下側には、切欠き部21aが形成されている。切欠き部21aは、オイルパン21の前下角部が側面視略矩形状に切り欠かれて形成される空間であり、この切欠き部21a内に動力伝達ケースとなるギヤボックス41が配置されている。
ギヤボックス41は、オイルパン21の切欠き部21a内の左右略中央部に配置されている。つまり、ギヤボックス41は、エンジン105の左右略中央部に配置されている。ギヤボックス41は、クランク軸24からの動力がベルト機構33を介して入力される入力軸34と、この入力軸34からの動力を出力する第一出力軸35と、この第一出力軸35に入力軸34の動力を伝達するベベルギヤ36(図5参照)と、を内装している。
入力軸34は、クランク軸24の下方で、クランク軸24に対して平行(前後水平方向)に配置されている。入力軸34は、ギヤボックス41前部から突出するようにギヤボックス41に内装され、ギヤボックス41に軸受けを介して回動可能に支持されている(図5参照)。
入力軸34の前端部には、入力プーリ34aが固設されている。入力プーリ34aの後側には、冷却ファン42(図5参照)が取り付けられており、後方に向かって冷却風を送風して、オイルパン21などを効率良く冷却できる。
図4に示すように、入力軸34の入力プーリ34aとクランク軸24の第一クランクプーリ24aに、ベルト39が巻回されてベルト機構33が構成されている。ベルト39の内周側には、ベルト39に張力を付与するテンション部材となるテンションプーリ40が当接されている。テンションプーリ40は、バネなどの弾性部材(図示省略)によって右方に付勢されて、ベルト39に張力を付与している。テンションプーリ40は、ブラケット55を介してシリンダブロック22などに取り付けられている。ブラケット55には、長孔55aが左右方向に開口されており、この長孔55a内にテンションプーリ40のプーリ軸40aが摺動自在に配置されている。
図2、図3に示すように、第一出力軸35は、クランク軸24に対して垂直(上下方向)に配置されている。つまり、第一出力軸35は、入力軸34に対しても垂直に配置されている。第一出力軸35は、ギヤボックス41の左右略中央部に配置されているとともに、エンジン105の前後範囲内に配置されている。つまり、第一出力軸35は、平面視においてエンジン105の投影範囲内に配置されている。第一出力軸35は、ギヤボックス41下部から突出するようにギヤボックス41に内装され、ギヤボックス41に軸受けを介して回動可能に支持されている(図5参照)。
図5に示すように、ベベルギヤ36は、入力軸34の動力を第一出力軸35に伝達するためのものである。ギヤボックス41内では、入力軸34の端部(後端部)に一方のベベルギヤ36が固設され、このベベルギヤ36に噛合する他方のベベルギヤ36が第一出力軸35の端部(上端部)に固設されている。
第一出力軸35の下端部には、第一出力部材となる第一出力プーリ35aがキー嵌合により固定されているとともに、第一出力軸35の同軸上に第二出力軸37が着脱可能に連結されている。
第二出力軸37には、第二出力部材となる第二出力プーリ37aが電磁クラッチ38を介して設けられている。電磁クラッチ38は、第二出力軸37から第二出力プーリ37aへの動力の伝達・遮断を切り替えるクラッチとなるものである。なお、クラッチは、電磁クラッチ38に限定するものではなく、例えば、油圧クラッチなどでもよい。
このような構成で、エンジン105のクランク軸24の動力は、図1から図3に示すように、第一クランクプーリ24a、ベルト39、入力プーリ34a、入力軸34、ベベルギヤ36、第一出力軸35に伝達される。そして、第一出力軸35の動力は、第一出力プーリ35a、ベルト82、プーリ83a、入力軸83に伝達されて前記油圧ポンプ(図示省略)が駆動される。また、第一出力軸35の動力は、第二出力軸37、第二出力プーリ37a、ベルト81、入力プーリ6a、入力軸6に伝達されてモア7の回転刃7aが駆動される。
図6に示すように、ギヤボックス41下部の左右側面には、電磁クラッチ38を取り付けるためのボス部54が設けられている。ボス部54の内周面には、ネジ溝が形成されている。電磁クラッチ38には、平面視においてボス部54と重なる位置にボルト孔38aが穿設されている。
このような構成で、ギヤボックス41のボス部54と電磁クラッチ38のボルト孔38aとを平面視において一致させた状態で、ボルト孔38aの下方からボルト44を螺挿することにより、電磁クラッチ38をギヤボックス41に取り付けることができる。
図7、図8に示すように、ギヤボックス41の上部には、取付部43が設けられており、この取付部43を介してギヤボックス41がボルト145によってオイルパン21に取り付けられる。取付部43は、ギヤボックス41の上部に固定(あるいはギヤボックス41と一体的に成型)され、左右両端部が正面視においてギヤボックス41の左右両側面から突出している。取付部43の左右両端部には、それぞれ複数(本実施例では左右片側に3孔ずつ)のボルト孔43aが前後方向に適宜間隔で穿設されている。一方、切欠き部21a内のオイルパン21下面の左右両側には、平面視において取付部43のボルト孔43aと重なる位置にボルト孔146が複数(ボルト孔43aと同数)穿設されている。ボルト孔146は、オイルパン21の下面から上方にオイルパン21の中途部(オイルパン21を貫通しない程度)まで穿設されている。
このような構成で、ギヤボックス41を切欠き部21a内に配置して、取付部43のボルト孔43aとオイルパン21のボルト孔146とを一致させた状態で、ボルト145をボルト孔43aの下方から螺挿することにより、ギヤボックス41をオイルパン21に取り付けることができる。ギヤボックス41は、複数(本実施例では左右片側に3本ずつ)のボルト145によってオイルパン21に、確実かつ着脱可能に取り付けられる。
ここで、図9に示すように、第一実施例に係るエンジン105では、クランク軸24前端部の前方から第一クランクプーリ24a、第二クランクプーリ24bの順に配置されている。つまり、第一クランクプーリ24aは、第二クランクプーリ24bよりも外側に配置されて、エンジン105の前側において、ベルト機構33が補機駆動用ベルト機構53よりも外側に配置されている。
以上のように、本発明の第一実施例に係るエンジン105は、略水平方向にクランク軸24を有するエンジン105であって、クランク軸24の下方で、クランク軸24に対して平行に配置し、ベルト機構33を介してクランク軸24からの動力を受ける入力軸34と、入力軸34からの動力を出力し、クランク軸24に対して垂直に配置する第一出力軸35と、第一出力軸35に入力軸34の動力を伝達するベベルギヤ36と、を内装するギヤボックス41を備えるものである。
このような構成により、ギヤボックス41をコンパクトに構成して、エンジン105がコンパクトになるため、車両の小型化が容易である。そして、ギヤボックス41を予めエンジン105に取り付けて、モジュール化できるため、取付作業の効率性が向上する。
また、第一出力軸35を平面視においてエンジン105の投影範囲内に配置するものである。
このような構成により、第一出力軸35をコンパクトに配置して、エンジン105がコンパクトになるため、車両の小型化が容易である。
また、エンジン105下部にオイルパン21を備え、オイルパン21にギヤボックス41を取り付けるものである。
このような構成により、オイルパン21を利用してギヤボックス41を簡単にエンジン105に取り付けることができるため、取付作業の効率性が向上する。そして、ギヤボックス41がエンジン105と同一振動系となることにより、防振対策を簡素化できるため、コストダウンが容易である。
また、オイルパン21下側に切欠き部21aを形成し、切欠き部21a内にギヤボックス41を配置するものである。
このような構成により、ギヤボックス41をコンパクトに配置して、エンジン105がコンパクトになるため、車両の小型化が容易である。
また、第一出力軸35に動力出力用の第一出力プーリ35aを設けるとともに、第一出力軸35の同軸上に第一出力軸35の動力を受ける第二出力軸37を連結し、第二出力軸37に動力出力用の第二出力プーリ37aを設けるものである。
このような構成により、第一・第二出力プーリ35a・37aを別個の駆動対象に連結して、第一・第二出力軸35・37が複数の駆動対象に出力できるため、エンジン105の利便性が向上する。
また、第二出力プーリ37aと第二出力軸37との間に電磁クラッチ38を介設するものである。
このような構成により、複数の駆動対象に出力可能なエンジン105が、その駆動対象の内少なくとも一つへの動力の伝達・遮断が切替可能となるため、エンジン105の利便性が向上する。
また、ギヤボックス41には、電磁クラッチ38が取付可能である。
このような構成により、電磁クラッチ38がエンジン105と同一振動系となることにより、防振対策を簡素化できるため、コストダウンが容易である。
また、前記第一動力伝達手段をベルト機構33とするものである。
このような構成により、ベルト機構という簡単な動力伝達手段にて、クランク軸24の動力を入力軸34に伝達できるため、コストダウンが容易であるとともに、動力伝達手段の組立作業の効率性が向上する。
また、エンジン105は、ベルト機構33のベルト39に張力を付与するテンションプーリ40を備えるものである。
このような構成により、ベルト39に張力が付与されて、ベルト39の張力を調整する手間が省けるため、エンジン105の利便性が向上する。
また、入力軸34は、冷却ファン42を備えるものである。
このような構成により、冷却風を送風して、エンジン105を効率良く冷却できる。
また、エンジン105は、略水平方向に配置するクランク軸24と、クランク軸24の上方で、エンジン105の前側に配置するエンジン冷却用の冷却ファン13と、エンジン105の前側に配置し、冷却ファン13にクランク軸24の動力を伝達する補機駆動用ベルト機構53と、を備えるエンジン105であって、クランク軸24の下方で、クランク軸24に対して平行に配置する入力軸34と、入力軸34からの動力を出力し、クランク軸24に対して垂直に配置する第一出力軸35と、エンジン105の前側に配置し、入力軸34にクランク軸24の動力を伝達するベルト機構33と、を備え、ベルト機構33を補機駆動用ベルト機構53よりも外側に配置するものである。
このような構成により、ベルト機構33のベルト39を短くできることにより、エンジン105がコンパクトになるため、車両の小型化が容易であるとともに、ベルト39の巻回が容易であるため、作業効率が向上する。そして、ベルト機構33は、補機駆動用ベルト機構53よりも外側に位置することにより、ベルト39の取り外しが容易であるため、エンジン105の利便性が向上する。
次に、本発明の第二実施例に係るエンジン205について、図10から図12により説明する。なお、図10から図12において、第一実施例と同一符号の部材は第一実施例と同一構成であるため詳細な説明は省略する。
第二実施例に係るエンジン205は、第一実施例に係るエンジン105に対して以下の点で相違する。すなわち、図10から図12に示すように、第二実施例に係るエンジン205では、ギヤボックス41は、取付部43の下面からシリンダブロック22まで到達する長さを有するボルト245によって、シリンダブロック22にオイルパン21と共締めして取り付けられている。切欠き部21a内のオイルパン21下面の左右両側には、平面視において取付部43のボルト孔43aと重なる位置にボルト孔246が穿設されている。ボルト孔246は、オイルパン21の下面から上方にオイルパン21を貫通してシリンダブロック22まで到達するように穿設されている。そして、シリンダブロック22の左右両側に、平面視においてオイルパン21のボルト孔246と重なる位置にボルト孔247が穿設されている。
このような構成で、ギヤボックス41を切欠き部21a内に配置して、取付部43のボルト孔43aとオイルパン21のボルト孔246とシリンダブロック22のボルト孔247とを一致させた状態で、ボルト245をボルト孔43aの下方から螺挿することにより、ギヤボックス41をシリンダブロック22にオイルパン21と共締めして取り付けることができる。ギヤボックス41は、複数(本実施例では左右片側に3本ずつ)のボルト245によってシリンダブロック22に、確実かつ着脱可能に取り付けられる。
以上のように、本発明の第二実施例に係るエンジン205は、エンジン205下部にオイルパン21を備え、ギヤボックス41をエンジン205のシリンダブロック22にオイルパン21と共締めして取り付けるものである。
このような構成により、ギヤボックス41とオイルパン21とを一度にシリンダブロック22に取り付けることができるため、取付作業の効率性が向上する。そして、ギヤボックス41を剛性の高いシリンダブロック22に取り付けるため、取り付けの確実性が向上する。また、ギヤボックス41がエンジン205と同一振動系となることにより、防振対策を簡素化できるため、コストダウンが容易である。
次に、本発明の第三実施例に係るエンジン305について、図13、図14により説明する。なお、図13、図14において、第一実施例と同一符号の部材は第一実施例と同一構成であるため詳細な説明は省略する。
第三実施例に係るエンジン305は、第一実施例に係るエンジン105に対して以下の点で相違する。すなわち、図13、図14に示すように、第三実施例に係るエンジン305では、ギヤボックス41は、オイルパン21の前下角部に配置され、オイルパン21とギヤボックス41とが一体的に成型されている。オイルパン21の内部とギヤボックス41の内部とは、隔壁50によって仕切られており、オイルパン21からギヤボックス41への油の流入を防止している。
以上のように、本発明の第三実施例に係るエンジン305は、エンジン305下部にオイルパン21を備え、オイルパン21とギヤボックス41を一体的に成型するものである。
このような構成により、ギヤボックス41とオイルパン21とが一体となることにより、ギヤボックス41の取付作業を省略できるため、取付作業の効率性が向上するとともに、部品点数が少なくなるため、コストダウンが容易である。そして、ギヤボックス41がエンジン305と同一振動系となることにより、防振対策を簡素化できるため、コストダウンが容易である。
次に、本発明の第四実施例に係るエンジン405について、図15から図17により説明する。なお、図15から図17において、第一実施例と同一符号の部材は第一実施例と同一構成であるため詳細な説明は省略する。
第四実施例に係るエンジン405は、第一実施例に係るエンジン105に対して以下の点で相違する。すなわち、図15、図16に示すように、第四実施例に係るエンジン405では、クランク軸24の前後端部にそれぞれPTO軸45・46が設けられているとともに、入力軸34の前端部にPTO軸47が設けられている。
PTO軸45・46・47は、いずれも動力取出用の軸となるものであり、PTO軸45・46は、クランク軸24の同軸上に配置され、PTO軸47は、入力軸34の同軸上に配置されている。PTO軸45・46・47は、それぞれ板状部材である取付プレート56に突設されている。なお、PTO軸45・46・47の構成は、略同一であることから、ここではクランク軸24の前端部に連結されているPTO軸45を例として説明し、PTO軸46・47については詳細な説明を省略する。
図16に示すように、取付プレート56には、PTO軸45の周囲に複数のボルト孔56aが穿設されている。一方、第一クランクプーリ24aには、正面視において取付プレート56のボルト孔56aと重なる位置に複数のボルト孔(図示省略)が穿設されている。このような構成で、PTO軸45・46をクランク軸24前後端部の同軸上に配置し、PTO軸47を入力軸34前端部の同軸上に配置し、第一クランクプーリ24a、フライホイル25、入力プーリ34aのボルト孔と、取付プレート56のボルト孔56aとをそれぞれ一致させた状態で、ボルト57をボルト孔56aに螺挿することにより、取付プレート56を介してPTO軸45・46・47をそれぞれ第一クランクプーリ24a、フライホイル25、入力プーリ34aに取り付けることができる。なお、PTO軸45・46・47とそれぞれの軸とを連結する構成は、本実施例に限定するものではなく、例えば、カップリングにより連結する構成などでもよい。
また、PTO軸45・46・47は、次のように構成することもできる。すなわち、図17に示すようように、クランク軸24前端部には、PTO軸45が一体的に成型されているとともに、スプライン嵌合などにより第一クランクプーリ24aが固定されている。そして、第一クランクプーリ24a内側のクランク軸24には、段差部58が形成されている。段差部58は、クランク軸24の外径が大きく形成されており、第一クランクプーリ24aの内方への移動を規制している。また、第一クランクプーリ24a外側のクランク軸24には、溝部59が形成されているとともに、この溝部59内に止め輪60が嵌め入れられており、第一クランクプーリ24aの外方への移動を規制している。
以上のように、本発明の第四実施例に係るエンジン405は、クランク軸24および入力軸34の同軸上に動力取出用のPTO軸45・46・47を設けるものである。
このような構成により、作業機などの動力を取出可能となるため、エンジン405の利便性が向上する。
次に、本発明の第五実施例に係るエンジン505について、図18から図20により説明する。なお、図18から図20において、第一実施例と同一符号の部材は第一実施例と同一構成であるため詳細な説明は省略する。
第五実施例に係るエンジン505は、第一実施例に係るエンジン105に対して以下の点で相違する。すなわち、図18から図20に示すように、第五実施例に係るエンジン505では、クランク軸524の前端部に前方から順に第二クランクプーリ524b、第一クランクプーリ524aが固設されている。つまり、第一クランクプーリ524aは、第二クランクプーリ524bよりも内側に配置されている。
そして、クランク軸524の第二クランクプーリ524b、ファン軸26のプーリ26a、オルタネータ軸29のプーリ29aに、一本のベルト530が巻回されて補機駆動用ベルト機構553が構成されているとともに、この補機駆動用ベルト機構553よりも内側で、入力軸34の入力プーリ34aとクランク軸524の第一クランクプーリ524aに、ベルト539が巻回されてベルト機構533が構成されている。図20に示すように、ベルト539の内周側には、ベルト539に張力を付与するテンションプーリ540が当接されている。テンションプーリ540は、バネなどの弾性部材(図示省略)によって右方に付勢されて、ベルト539に張力を付与している。テンションプーリ540は、ブラケット55を介してシリンダブロック22などに取り付けられている。ブラケット55には、長孔55aが左右方向に開口されており、この長孔55a内にテンションプーリ540のプーリ軸540aが摺動自在に配置されている。
以上のように、本発明の第五実施例に係るエンジン505は、略水平方向に配置するクランク軸524と、クランク軸524の上方で、エンジン505の前側に配置するエンジン冷却用の冷却ファン13と、エンジン505の前側に配置し、冷却ファン13にクランク軸524の動力を伝達する補機駆動用ベルト機構553と、を備えるエンジン505であって、クランク軸524の下方で、クランク軸524に対して平行に配置する入力軸34と、入力軸34からの動力を出力し、クランク軸524に対して垂直に配置する第一出力軸35と、エンジン505の前側に配置し、入力軸34にクランク軸524の動力を伝達するベルト機構533と、を備え、ベルト機構533を補機駆動用ベルト機構553よりも内側に配置するものである。
このような構成により、ベルト機構533のベルト539を短くできることにより、エンジン505がコンパクトになるため、車両の小型化が容易であるとともに、ベルト539の巻回が容易であるため、作業効率が向上する。そして、ベルト機構533が冷却ファン13を駆動する補機駆動用ベルト機構553よりも内側に位置することにより、冷却ファン13がベルト機構533に干渉しない。これにより、冷却ファン13の位置を低くして、エンジン505をコンパクトに構成できるため、車両の小型化が容易である。
また、エンジン505は、ベルト機構533のベルト539に張力を付与するテンションプーリ540を備えるものである。
このような構成により、ベルト539に張力が付与されて、ベルト539の張力を調整する手間が省けるため、エンジン505の利便性が向上する。
次に、本発明の第六実施例に係るエンジン605について、図21から図24により説明する。なお、図21から図24において、第一実施例と同一符号の部材は第一実施例と同一構成であるため詳細な説明は省略する。
第六実施例に係るエンジン605は、第一実施例に係るエンジン105に対して以下の点で相違する。すなわち、図21から図23に示すように、第六実施例に係るエンジン605では、クランク軸624の前端部に第二クランクプーリ624bが固設され、クランク軸624の後端部に後方から順に第1クランクプーリ624a、フライホイル25が固設されている。つまり、第1クランクプーリ624aは、フライホイル25よりも外側に配置されている。
そして、オイルパン621の後部下側には、切欠き部621aが形成されている。切欠き部621aは、オイルパン621の後下角部が側面視略矩形状に切り欠かれて形成される空間であり、この切欠き部621a内にギヤボックス641が配置されている。ギヤボックス641からは、入力軸634が後方に突出し、この入力軸634の後端部には、入力プーリ634aが固設されている。つまり、入力プーリ634aは、フライホイル25よりも外側に配置されている。
こうして、フライホイル25よりも外側で、入力軸634の入力プーリ634aとクランク軸624の第1クランクプーリ624aに、ベルト639が巻回されてベルト機構633が構成されている。
ここで、ギヤボックス641は、ブラケット651を介してシリンダブロック22に取り付けられている。図23、図24に示すようように、ブラケット651は、背面視略台形状に形成された板状部材であり、右上部が上方に延出されてアーム部651aが形成されている。ブラケット651は、複数(本実施例では5本)のボルト652によってシリンダブロック22の後面に、確実かつ着脱可能に取り付けられている。
そして、ブラケット651の右下部には、ギヤボックス641を取り付けるための取付孔651bが開口されている。取付孔651bは、ギヤボックス641が嵌合する形状(略円形)に形成されている。取付孔651bは、クランク軸624に対して左右一方(本実施例では右方)に偏心した位置に配置されており、これにより、フライホイル25を回避してギヤボックス641をできるだけ上方に配置して、エンジン605をコンパクトに構成できる(エンジン605の高さを低くする)ようにしている。
また、ブラケット651の左下部には、長孔651cが左下斜め方向に開口されており、この長孔651c内にテンションプーリ640のプーリ軸640aが摺動自在に配置されている。テンションプーリ640は、ベルト639に張力を付与するテンション部材となるものであり、ベルト639の内周側に当接した状態でバネなどの弾性部材(図示省略)によって左下方に付勢されている。
以上のように、本発明の第六実施例に係るエンジン605は、略水平方向に配置するクランク軸624と、エンジン605の後側に配置するフライホイル25と、を備えるエンジン605であって、クランク軸624の下方で、クランク軸624に対して平行に配置する入力軸634と、入力軸634からの動力を出力し、クランク軸624に対して垂直に配置する第一出力軸35と、エンジン605の後側に配置し、入力軸634にクランク軸624の動力を伝達するベルト機構633と、を備え、ベルト機構633をフライホイル25よりも外側に配置するものである。
このような構成により、ベルト機構633のベルト639を短くできることにより、エンジン605がコンパクトになるため、車両の小型化が容易であるとともに、ベルト639の巻回が容易であるため、作業効率が向上する。そして、ベルト機構633は、フライホイル25よりも外側に位置することにより、ベルト639の取り外しが容易であるため、エンジン605の利便性が向上する。
また、エンジン605は、ベルト機構633のベルト639に張力を付与するテンションプーリ640を備えるものである。
このような構成により、ベルト639に張力が付与されて、ベルト639の張力を調整する手間が省けるため、エンジン605の利便性が向上する。
次に、本発明の第七実施例に係るエンジン705について、図25から図28により説明する。なお、図25から図28において、第一実施例と同一符号の部材は第一実施例と同一構成であるため詳細な説明は省略する。
第七実施例に係るエンジン705は、第一実施例に係るエンジン105に対して以下の点で相違する。すなわち、図25から図27に示すように、第七実施例に係るエンジン705では、クランク軸724の前端部に第二クランクプーリ724bが固設され、クランク軸724の後端部に後方から順にフライホイル25、第1クランクプーリ724aが固設されている。つまり、第1クランクプーリ724aは、フライホイル25よりも内側に配置されている。
そして、オイルパン721の後部下側には、切欠き部721aが形成されている。切欠き部721aは、オイルパン721の後下角部が側面視略矩形状に切り欠かれて形成される空間であり、この切欠き部721a内にギヤボックス741が配置されている。ギヤボックス741からは、入力軸734が後方に突出し、この入力軸734の後端部には、入力プーリ734aが固設されており、この入力プーリ734aはフライホイル25よりも内側に配置されている。
こうして、フライホイル25よりも内側で、入力軸734の入力プーリ734aとクランク軸724の第1クランクプーリ724aに、ベルト739が巻回されてベルト機構733が構成されている。
ここで、ギヤボックス741は、ブラケット751を介してシリンダブロック22に取り付けられている。図27、図28に示すようように、ブラケット751は、背面視略逆台形状に形成された板状部材であり、右上部が上方に延出されてアーム部751aが形成されている。ブラケット751は、複数(本実施例では5本)のボルト752によってシリンダブロック22の後面に、確実かつ着脱可能に取り付けられている。
そして、ブラケット751の下部には、ギヤボックス741を取り付けるための取付孔751bが開口されている。取付孔751bは、ギヤボックス741が嵌合する形状(略円形)に形成されている。取付孔751bは、左右中心がクランク軸724と一致する位置に配置されており、これにより、ギヤボックス741は、左右中心(入力軸434)がクランク軸724と一致する位置に配置される。
また、ブラケット751の右部には、長孔751cが左右方向に開口されており、この長孔751c内にテンションプーリ740のプーリ軸740aが摺動自在に配置されている。テンションプーリ740は、ベルト739に張力を付与するテンション部材となるものであり、ベルト739の内周側に当接した状態でバネなどの弾性部材(図示省略)によって右方に付勢されている。
以上のように、本発明の第七実施例に係るエンジン705は、略水平方向に配置するクランク軸724と、エンジン705の後側に配置するフライホイル25と、を備えるエンジン705であって、クランク軸724の下方で、クランク軸724に対して平行に配置する入力軸734と、入力軸734からの動力を出力し、クランク軸724に対して垂直に配置する第一出力軸35と、エンジン705の後側に配置し、入力軸734にクランク軸724の動力を伝達するベルト機構733と、を備え、ベルト機構733をフライホイル25よりも内側に配置するものである。
このような構成により、ベルト機構733のベルト739を短くできることにより、エンジン705がコンパクトになるため、車両の小型化が容易であるとともに、ベルト739の巻回が容易であるため、作業効率が向上する。そして、ベルト機構733がフライホイル25よりも内側に位置することにより、入力軸734がフライホイル25に干渉しない。これにより、フライホイル25の外径に関係なく、クランク軸724と入力軸734との軸間距離を短くして、エンジン705をコンパクトに構成できるため、車両の小型化が容易である。
また、エンジン705は、ベルト機構733のベルト739に張力を付与するテンションプーリ740を備えるものである。
このような構成により、ベルト739に張力が付与されて、ベルト739の張力を調整する手間が省けるため、エンジン705の利便性が向上する。
本発明の第一実施例に係るエンジンを備える車両を示した側面図。 本発明の第一実施例に係るエンジンを示した側面一部断面図。 同じく正面図。 ベルト機構を示した正面図。 ギヤボックスを示した側面断面図。 ギヤボックスに電磁クラッチを取り付けた状態を示した側面図。 ギヤボックスをオイルパンに取り付けた状態を示した正面図。 同じく側面一部断面図。 本発明の第一実施例に係るベルト機構・補機駆動用ベルト機構を示した側面図。 本発明の第二実施例に係るエンジンを示した側面一部断面図。 ギヤボックスをシリンダブロックにオイルパンと共締めして取り付けた状態を示した正面図。 同じく側面一部断面図。 本発明の第三実施例に係るエンジンを示した側面一部断面図。 一体成型したギヤボックスとオイルパンを示した側面一部断面図。 本発明の第四実施例に係るエンジンを示した側面一部断面図。 PTO軸とクランク軸前端部との連結部を示した側面図。 変形例に係るPTO軸とクランク軸前端部との連結部を示した側面図。 本発明の第五実施例に係るエンジンを示した側面図。 本発明の第五実施例に係るベルト機構・補機駆動用ベルト機構を示した側面図。 本発明の第五実施例に係るベルト機構を示した正面図。 本発明の第六実施例に係るエンジンを示した側面図。 本発明の第六実施例に係るベルト機構を示した側面図。 同じく正面図。 本発明の第六実施例に係るギヤボックス取付用のブラケットを示した正面図。 本発明の第七実施例に係るエンジンを示した側面図。 本発明の第七実施例に係るベルト機構を示した側面図。 同じく正面図。 本発明の第七実施例に係るギヤボックス取付用のブラケットを示した正面図。 従来例に係るエンジンを備える車両を示した側面図。
符号の説明
21 オイルパン
21a 切欠き部
22 シリンダブロック
24 クランク軸
33 ベルト機構(第一動力伝達手段)
34 入力軸
35 第一出力軸
35a 第一出力プーリ(第一出力部材)
36 ベベルギヤ(第二動力伝達手段)
37 第二出力軸
37a 第二出力プーリ(第二出力部材)
38 電磁クラッチ(クラッチ)
39 ベルト(無端帯)
40 テンションプーリ(テンション部材)
41 ギヤボックス(動力伝達ケース)
42 冷却ファン
45 PTO軸
46 PTO軸
47 PTO軸
105 エンジン
205 エンジン
305 エンジン
405 エンジン
505 エンジン
524 クランク軸
533 ベルト機構(第一動力伝達手段)
539 ベルト(無端帯)
540 テンションプーリ(テンション部材)
605 エンジン
624 クランク軸
633 ベルト機構(第一動力伝達手段)
641 ギヤボックス(動力伝達ケース)
639 ベルト(無端帯)
640 テンションプーリ(テンション部材)
705 エンジン
724 クランク軸
733 ベルト機構(第一動力伝達手段)
741 ギヤボックス(動力伝達ケース)
739 ベルト(無端帯)
740 テンションプーリ(テンション部材)

Claims (13)

  1. 略水平方向にクランク軸を有するエンジンであって、前記クランク軸の下方で、該クランク軸に対して平行に配置し、第一動力伝達手段を介して前記クランク軸からの動力を受ける入力軸と、該入力軸からの動力を出力し、前記クランク軸に対して垂直に配置する第一出力軸と、該第一出力軸に前記入力軸の動力を伝達する第二動力伝達手段と、を内装する動力伝達ケースを備えることを特徴とするエンジン。
  2. 前記第一出力軸を平面視において前記エンジンの投影範囲内に配置することを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
  3. 前記エンジン下部にオイルパンを備え、該オイルパンに前記動力伝達ケースを取り付けることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジン。
  4. 前記エンジン下部にオイルパンを備え、前記動力伝達ケースを前記エンジンのシリンダブロックに前記オイルパンと共締めして取り付けることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジン。
  5. 前記エンジン下部にオイルパンを備え、該オイルパンと前記動力伝達ケースを一体的に成型することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジン。
  6. 前記オイルパン下側に切欠き部を形成し、該切欠き部内に前記動力伝達ケースを配置することを特徴とする請求項3または請求項4に記載のエンジン。
  7. 前記第一出力軸に動力出力用の第一出力部材を設けるとともに、前記第一出力軸の同軸上に該第一出力軸の動力を受ける第二出力軸を連結し、該第二出力軸に動力出力用の第二出力部材を設けることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のエンジン。
  8. 前記第一出力部材と前記第一出力軸との間および前記第二出力部材と前記第二出力軸との間の内少なくとも一方にクラッチを介設することを特徴とする請求項7に記載のエンジン。
  9. 前記動力伝達ケースには、前記クラッチが取付可能であることを特徴とする請求項8に記載のエンジン。
  10. 前記第一動力伝達手段を無端帯機構とすることを特徴とする請求項1から請求9までのいずれか一項に記載のエンジン。
  11. 前記無端帯機構の無端帯に張力を付与するテンション部材を備えることを特徴とする請求項10に記載のエンジン。
  12. 前記クランク軸および前記入力軸の内少なくとも一方の同軸上に動力取出用のPTO軸を設けることを特徴とする請求項1から請求項11までのいずれか一項に記載のエンジン。
  13. 前記入力軸は、冷却ファンを備えることを特徴とする請求項1から請求項12までのいずれか一項に記載のエンジン。
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