JP2012007272A - 汗しみ抑制布帛及びその製造方法、並びにそれを用いた衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】 あらかじめ撥水加工が施された繊維を用いることがなく、汎用性のある繊維布帛に対し、優れた汗しみ抑制性能を付与することができ、また、生産性の優れた汗しみ抑制繊維布帛の製造方法を提供する。
【解決手段】 吸水性を有する繊維布帛の片面に撥水剤を有しており、JIS L0853 水滴下に対する染色堅牢度に準じた試験において、水滴下後の変退色が2分後、乾燥後とも3級以上である。繊維布帛の片面に、撥水剤を含むエマルジョン糊を捺染手法により付与する。
【選択図】なし

Description

本発明は汗しみの発生が抑制された繊維布帛およびそれを用いて得られた衣服に関するものである。
運動用の衣服をはじめ、肌着、ブラウス、ワイシャツなどの衣服では汗をかくと、脇の下や背中などに汗しみが発生してしまう。
特に、近年では、下着を着用せずにワイシャツを着用したり、身体に密着したタイプの衣服が流行っていることや環境への配慮の為、冷房の設定温度を上げるなどの活動も行われていることより、より汗しみが発生しやすい環境となってきている。
衣服に対する汗しみ防止の対策は従来より検討されており、特許文献1では、表面があらかじめ撥水加工された合成繊維マルチフィラメントを少なくとも70%含む糸状から構成され、裏面が吸水加工された糸条から構成された多層構造編地が知られている。
また、特許文献2では、薄地の布帛に対する汗濡れによる変色防止として、布帛の片面に吸水剤を付与し、他の片面にロータリースクリーン捺染機を用いて撥水剤を付与したものが知られている。
特開2005−105442 特開2008−63700
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、あらかじめ撥水加工がほどこされた繊維を用いて布帛を製造するため、糸及び前記糸を用いて編まれた編物は、撥水性能を必要としない用途には用いることができず、汎用性がなく、不良在庫なるおそれがある。
また、引用文献2に記載の方法では、ソリューション糊を用いているため、乾燥性、浸透性が悪く、印捺後乾燥に時間がかかるため印捺量を減らす必要あり、1回の印捺処理にて付与できる撥水剤の量が少なく、また、付与量が安定しないため、汗しみ抑制効果が安定せず、それを防ぐため複数回、印捺処理が必要となることがあり、生産性上好ましくない。また、凹凸のある布帛を用いた場合には、布帛の凸部のみに撥水剤が付着したり、かすれが発生するおそれもある。さらに、親水性処理をおこなった繊維布帛にソリューション糊を印捺した場合、糊の浸透性が速くなり、また、糊の乾きが遅いため、薄い布帛ではソリューション糊が裏面にまでかなりの量が到達してしまい、撥水の程度が表裏面ともさほど変わらなくなるおそれもある。
したがって、本発明では、上記課題を解決し、あらかじめ撥水加工が施された繊維を用いることがなく、汎用性のある繊維布帛に対し、優れた汗しみ抑制性能有する繊維布帛、また、生産性の優れた汗しみ抑制布帛の製造方法を提供する。
上記課題を解決するために、本発明にかかる汗しみ抑制布帛の一態様は、吸水性を有する繊維布帛の片面に撥水剤を有してなり、JIS L0853 水滴下に対する染色堅牢度に準じた試験において、水滴下後の変退色が2分後、乾燥後とも3級以上である。これにより優れた汗しみ抑制性能を有する繊維布帛が得られる。
さらに、本発明の汗しみ抑制布帛の一態様において、前記繊維布帛が、合成繊維からなると好ましい。
これにより、汗で繊維布帛が濡れても、速く乾き、また、汗しみ抑制性能を有する繊維布帛が得られる。
さらに、本発明の汗しみ抑制布帛の製造方法の一態様は、繊維布帛の片面に、撥水剤を含むエマルジョン糊を捺染手法により付与する工程を含むものである。
これにより生産性に優れ、また、撥水剤が任意の繊維布帛の片面に安定して付与されているので、安定した汗しみ抑制性能を有する繊維布帛を製造することができる。
さらに、本発明の汗しみ抑制布帛の製造方法の一態様において、一回の印捺による前記エマルジョン糊の付与量が40g/m以上、300g/m以下であると好ましい。
これにより、より優れた汗しみ抑制性能を有する繊維布帛が得られる。
さらに、本発明の衣服は、上記のいずれかに記載の汗しみ抑制布帛を少なくとも一部に用いて製造されたものである。
これにより、優れた汗しみ抑制性能を有する衣服が得られる。
本発明に係る汗しみ抑制布帛によれば、汗しみ抑制性能に優れた繊維布帛が得られる。
また、本発明に係る衣服は、当該汗しみ抑制布帛を用いて製造されているので、汗しみ抑制性能にすぐれる衣服とすることができる。
以下、本発明の実施形態に係る汗しみ抑制布帛及びその製造方法、並びに、それを用いた衣服について説明する。
(第1の実施形態)
本発明の汗しみ抑制布帛は、吸水性を有する繊維布帛の片面に撥水剤を有しており、JIS L0853 水滴下に対する染色堅牢度に準じた試験において、水滴下後の変退色が2分後、乾燥後とも3級以上である。
吸水性を有する繊維布帛とは、吸水性のある綿、麻、絹などの天然繊維、レーヨン、キュプラなどの再生繊維、ジアセテート、トリアセテートなどの半合成繊維などや、ポリエステル、ナイロン、ウレタン、アクリルなどの合成繊維などを用いて得られた吸水性を有する繊維布帛をいう。また、前記繊維布帛は複数の種類の繊維を混繊、混紡、交編、交織したものであってもよい。繊維布帛の形状は、織物、編物、不織布等であってよく特に限定されるものではない。
繊維自体に吸水性のないポリエステルなどを用いた場合であっても、撚糸や仮撚りなどをおこなった捲縮糸を用いたり、スリット糸や中空糸を用いたり、また、織組織や編組織により繊維布帛に吸水性を付与してもよい。
また、繊維布帛とした後、親水性化合物を繊維布帛に付与し吸水性を有する繊維布帛としてもよい。親水性化合物を繊維布帛に付与して、吸水性を付与する場合には、耐久性の観点より、親水性モノマーを繊維上で重合させたものや日華化学(株)や高松油脂(株)から販売されているポリエステル系の吸水剤などをもちいるとよい。
また、これらの吸水性のある織・編組織やスリット糸、親水性化合物の付与などを複数組み合わせて吸水性のある繊維布帛としてもよい。
汗じみ抑制の観点からは、ポリエステルなどの合成繊維に対し親水性化合物を付与したものが、繊維布帛に付着した汗の拡散速度が速くなり、汗が繊維布帛の一箇所に大量に滞留することを防ぐため、汗しみが発生し難くなり、また、乾燥速度も速くなるため速く乾き、汗しみの発生を抑えると共に、ベタツキも早く解消されるため好ましい。
なお、吸水性を有する繊維布帛とは、JIS L1907 滴下法にて測定した吸水時間が60秒以下のものをいう。快適性の観点からは、好ましくは30秒以下、より好ましくは10秒以下がよい。
また、吸水性を有する繊維布帛は、吸水性の他に、抗菌防臭性、制菌性、消臭性、紫外線遮蔽性、難燃性、汚れ除去性、保温性などの性能を有していてもよい。
また、本発明では、吸水性を有する繊維布帛の片面に撥水剤を有しているものである。撥水剤とは、フッ素系、シリコーン系、パラフィン系などの公知の撥水剤を用いることができる。撥水剤は、日華化学(株)、旭硝子(株)、大原パラヂウム工業(株)、明成化学工業(株)などより入手することができる。このような撥水剤を繊維布帛の片面に付与することにより、繊維布帛の片面に撥水剤を有するものとなる。
撥水剤は、点状、線状、格子状のように部分的に有しているものよりも、繊維布帛の片面の全面に有しているものが汗しみ抑制の観点から好ましい。点状や格子状では、繊維布帛の撥水剤を付与した面であっても、撥水剤を有さない繊維部分が存在し、その部分に汗が浸透し、汗しみが目立つおそれがある。なお、吸水性とのバランスにもよるが、繊維布帛の撥水剤を付与した面の反対面にも多少、撥水剤が付着していてもよい。
また、繊維布帛の撥水剤を付与した面は、一般的に言われている撥水性能を有しているといわれるレベルの撥水性能(JIS L1092 スプレー試験にて2級以上の性能)を有している必要は必ずしもない。繊維布帛の撥水剤を付与していない面よりも水に対する親和性が低ければよい。
また、本発明の汗しみ抑制布帛は、JIS L0853 水滴下に対する染色堅牢度に準じた試験において、水滴下後の変退色が2分後、乾燥後とも3級以上である。
本発明の汗しみ抑制布帛における上記試験では、水の滴下面は、撥水剤を付与した面の反対面、つまり衣服として使用する際の身体側であり、また、変退色の判定を行う面が、水を滴下した面の反対面、つまり、衣服とした場合の外側面となる。
なお、水滴下後60秒以内で吸水したものはガラス棒での繊維布帛に水をしみ込ませる作業は行わなかった。
その試験での変退色の判定が、水滴下2分後(湿潤時)及び滴下した水滴が乾いた後の両方が3級以上である。
したがって、身体からの汗が吸収され繊維布帛が湿潤状態であっても、また、乾いた後の状態であっても汗しみの発生を抑制した布帛が得られる。
また、本発明の汗しみ抑制布帛は、洗濯に対する耐久性を有しているとよい。本発明の汗しみ抑制繊維布帛では、10回以上の洗濯耐久性を有しているとよく、より好ましくは20回以上、より好ましくは30回以上の洗濯耐久性を有しているとよい。
以上のように、本発明の汗しみ抑制布帛は、吸水性のある繊維布帛の片面の全面に撥水剤を有している。したがって、発生した汗は速やかに撥水剤の付与されていない面より吸収されながら、撥水剤の付与された面にまで汗は浸透せず、外観上、汗しみの発生を抑えることができる。
(汗しみ抑制布帛の製造方法)
次に、本発明の第1の実施形態に係る汗しみ抑制布帛の一製造方法について説明する。
本発明の製造方法では、繊維布帛の片面に、撥水剤を含むエマルジョン糊を捺染手法により付与する。
ここで用いられる繊維布帛は、前記で説明した繊維布帛を用いることができるものである。綿や麻などの吸水性を有する繊維を用いて得られた繊維布帛や糸使い、織組織、編組織によって吸水性を付与したものは公知の精練、染色等行い、吸水性を有する繊維布帛とすることができる。
中空糸やスリット糸を用い吸水性を付与する繊維布帛とするものでは、例えば、苛性ソーダなどのアルカリ剤やさらに膨潤剤等を併用した処理液を用い90〜135℃程度で繊維布帛を処理することにより中空糸やスリット糸を製造し、吸水性を有する繊維布帛を得ることができる。次に、このようにして得られた繊維布帛を必要に応じ、染色等行えばよい。
また、繊維布帛とし、親水性化合物を繊維布帛に付与し吸水性を有する繊維布帛とする場合においては、親水性モノマーを繊維上で重合させる方法として、エチレンオキシドを有するジビニルモノマーを添加した水溶液をバディング法などで精練、染色を行った繊維布帛に付与し、電子線照射やスチーミング処理を行うことにより、繊維布帛上で親水性モノマーを重合し繊維布帛に吸水性を付与する方法などが挙げられる。
また、ポリエステル系の吸水剤を用い繊維布帛に吸水性を付与する場合は、例えば精練したポリエステル系繊維を含む繊維布帛を、高松油脂(株)製のSR5000などのポリエステル系吸水剤を含む処理液に浸漬し、浴中で120〜135℃程度にて10〜90分程度処理する吸尽方法や同様の吸水剤を含む処理液を繊維布帛にパディング法にて付与し、80〜130℃程度にて乾燥し、150〜180℃程度にてキュアリングすることにより繊維布帛に吸水性を付与することができる。ポリエステル系吸水剤を用いた場合は、ポリエステル系吸水剤を含む処理液に染料や抗菌剤などを同時に添加し、吸水加工と染色加工、抗菌防臭加工(制菌加工)などを同時に行うことができる。
なお、親水性化合物を繊維布帛に付与し吸水性を有する繊維布帛とする場合は、撥水剤を付与した前または後いずれのタイミングで、親水性化合物を繊維布帛に付与し、吸水性を有する繊維布帛としてもよい。生産性の観点からは撥水剤を付与する前に親水性化合物を繊維布帛に付与するとよい。
次に、前記吸水性を有する繊維布帛の片面に撥水剤を含むエマルジョン糊を捺染手法により付与する。
捺染手法とは、公知の捺染手法を用いることができるが、ロータリースクリーンやフラットスクリーンなどを利用したスクリーン捺染機を用いたものが、エマルジョン糊の繊維布帛への付与量の観点より好ましい。スクリーンのメッシュは1インチ(2.54cm)あたり100〜155メッシュのものが好ましく用いられる。
撥水剤を繊維布帛の片面全面に付与するとの観点からはハイメッシュのスクリーンを用いたもののほうが好ましいが、155メッシュを越えると繊維布帛に付与できるエマルジョン糊の量が低下するおそれがある。また、100メッシュ未満となると、ドット状に撥水剤が繊維布帛の片面に付与されるおそれがある。
なお、生産性の観点からはロータリースクリーンを用いるとよく、エマルジョンの安定性の観点からはフラットスクリーンを用いたものが好ましい。
ドット状に撥水剤が付与されると撥水剤が存在しない箇所に汗が染み込み十分な汗しみ抑制効果がえられないおそれがある。
撥水剤としては、前記のフッ素系、シリコーン系、パラフィン系などの公知の撥水剤を用いることができる。
エマルジョン糊とは、通常、捺染にて用いられているターペンなどの油性成分、水、界面活性剤を用いて得られたレデューサといわれるO/Wエマルジョンをもちい、これに撥水剤を添加したものが用いられる。
エマルジョン糊には、必要に応じ、イソシアネート系架橋剤、カルボジイミド系架橋剤、イミン系架橋剤などの架橋剤や触媒、紫外線吸収剤、抗菌剤、消臭剤、染料、顔料などを添加してもよい。
前記のエマルジョン糊を用いることにより、付与する薬剤容積量の増加と浸透性の向上、乾燥性の向上より、厚みの厚い繊維布帛、厚みの薄い繊維布帛、凹凸の大きな繊維布帛、凹凸の小さな繊維布帛など種々の繊維布帛に対し、連続して安定した量の撥水剤を繊維布帛の片面全面に均一に付与することができる。したがって、前記エマルジョン糊を用いずに、撥水剤を添加した溶液や分散液、エマルジョン液を用いた場合のように、何度も印捺をおこなわなくとも任意の量の撥水剤を繊維布帛の片面全面に安定して付与することができ、生産性が向上する。
なお、付与された撥水剤は、多少、エマルジョン糊を付与した繊維布帛の面の裏面にまで到達していてもよい。
また、澱粉類や繊維素誘導体、ゴムなどの乾燥後固形分を有する糊料を添加しないエマルジョン糊を用いれば、印捺後のソーピング処理が必要ないため、生産性の観点より好ましい。上記糊料を添加したハーフエマルジョン糊を用いた場合は、得られる繊維布帛の汗しみ抑制性能や風合いの観点から印捺後のソーピングをおこなったほうがよい。
撥水剤を含むエマルジョン糊の繊維布帛への付与量は、一度の印捺により40g/m以上、300g/m以下であることが好ましい。これにより、より優れた汗しみ抑制性能を有する繊維布帛が得られる。付与量が40g/mを下回ると十分な汗しみ抑制効果が得られないおそれがあり、300g/mを上回ると、印捺後の乾燥工程において、エマルジョン糊に含まれるターペンなどの揮発成分の除去に時間がかかり生産性が低下するおそれがある。なお、
より好ましくは、60g/m以上、200g/m以下である。
エマルジョン糊中の撥水剤の量は、0.1質量%〜10質量%含むとよい。0.1質量%を下回ると十分な汗しみ抑制効果が得られないおそれがあり、10質量%を上回っても汗しみ効果がそれほど向上しないためコスト的に不利である。
繊維布帛へ撥水剤を含むエマルジョン糊を捺染手法により付与した後は、60℃〜120℃程度にて乾燥し、その後、必要に応じ、140〜200℃にて仕上セットを兼ねた熱処理を行えばよい。また、熱処理と仕上げセットは分けて行ってもなんら問題はない。
エマルジョン糊に、澱粉やグアーゴムなどの糊料を添加した場合は、前記の通り糊成分が繊維布帛上に残留するため、エマルジョン糊を繊維布帛に印捺後、乾燥、熱処理の後、糊料を繊維布帛上から除去するため、ソーピング処理をおこなうとよい。ソーピング処理後は、上記と同様に乾燥し、仕上げセットを行う。
以上のように、本発明の汗しみ抑制布帛の製造方法によれば、吸水性を有する繊維布帛の片面の全面に均一に撥水剤が付与されている。したがって、発生した汗は速やかに撥水剤の付与されていない面より吸収されながら、撥水剤の付与された面にまで汗は浸透せず、汗しみの発生を抑えることができる。
また、本発明では、一回の印捺にてエマルジョン糊を40g/m以上、300g/m以下付与しているので、優れた汗しみ抑制性能を有する布帛を生産性よく製造することができる。また、ドライクリーニングはもちろんのこと洗濯処理を30回以上行っても汗しみ抑制性能を維持することができる。
また、本発明の汗しみ抑制布帛に用いられる吸水性を有する繊維布帛が合成繊維からなるものを用いれば、吸収した汗を素早く拡散することにより、より汗しみの発生を抑制し、かつ、早く乾き、快適な衣服が提供することができる。
以上のように、本発明の製造方法であれば、簡単な工程にて、優れた汗しみ抑制性能を有する繊維布帛が安定して得ることができる。
次に、前記汗しみ抑制布帛を少なくとも一部に用いた衣服について説明をおこなう。
本発明の衣服とは、衣服類であれば特に限定されるものではないが、ランニングシャツ、ランニングパンツやテニスシャツ、サッカーシャツ、サッカーパンツなどの運動着、Tシャツ、パンツ、スリップなどの肌着、直接または肌着の上に着用されるブラウス、ワイシャツ、ポロシャツ、帽子など一般衣服またはユニホームなどの汗しみが発生するおそれのある衣服に用いるとよい。
また、衣服の全体に本発明の汗しみ抑制布帛を用いても、また、特に汗しみの発生しやすい首周り、脇部など部分的にもちいてもよい。
本発明の汗しみ抑制布帛を少なくとも一部に用いた衣服を着用すれば、従来、汗をかいたときに気になっていた汗じみを気にせずに快適に衣服を着用することができる。
以下、本発明について実施例を挙げさらに詳細に本発明を説明する。
なお、吸水性、汗しみ抑制効果、洗濯処理については、以下の方法にて測定をおこなった。また、実施例に記載の「%」は「質量%」である。
(吸水性)
JIS L1907 滴下法にて、撥水剤を含むエマルジョン糊を印捺しなかった面(衣服として用いた場合の肌側)に水を滴下し繊維布帛の吸水性を測定した。
(汗しみ抑制効果)
JIS L0853 水滴下に対する染色堅牢度に準じた。
なお、撥水剤を含むエマルジョン糊を印捺しなかった面(衣服として用いた場合の肌側)に水を滴下し、撥水剤を含むエマルジョン糊を印捺した面(衣服として用いた場合の外側)にて判定をおこなった。きわつきが発生した場合は、その部分も含め撥水剤を含むエマルジョン糊を印捺した面からみて最も変退色の大きな部分で判定をおこなった。なお、水滴下後60秒以内で吸水したものはガラス棒での繊維布帛に水をしみ込ませる作業は行わなかった。
(洗濯処理)
JIS L0217 103法に準じ洗濯処理をおこなった。
(風合い)
得られた汗しみ抑制布帛を、手で触り、撥水剤を付与する前のものと比べ、柔らかいもの:○、やや硬いもの:△、硬いもの:×の評価を行った。
(粘度測定)
回転式粘度計B型を用いて測定をおこなった。
(実施例1)
ポリエステル100%からなる糸(50デシテックス、30フィラメント)を用いた編物(スムース、目付150g/m)を精練したものを繊維布帛として用いた。
次に、親水性化合物としてSR5000(高松油脂(株)製)を繊維布帛の質量に対し1%omf、分散染料としてDianix Blue ACE(ダイスタージャパン製)1%omf、抗菌剤としてマルカサイドYP−DP(大阪化成(株))2%omf、分散剤 0.1g/l、酢酸 0.5g/l含む処理液中(浴比1:15)で130℃で30分間処理し、染色加工、抗菌防臭加工と同時に繊維布帛に吸水性を付与した。
次に、エマルジョン糊を作成するために、下記の配合量でレデューサを作成した。
レデューサ
ターペン 70%
水 20%
乳化剤 10%
得られた繊維布帛の片面に、下記処方の撥水剤を含むエマルジョン糊を、120メッシュのフラットスクリーンを用い一回印捺し、吸水加工された繊維布帛に付与した。付与したエマルジョン糊の量は120g/mであった。100℃で60秒乾燥し、170℃で30秒間仕上げセットを行い、汗しみ抑制布帛を得た。
撥水剤を含むエマルジョン糊
(エマルジョン糊中の撥水剤の量は1.9%。粘度1万mPa・s)
アサヒガードAG710(旭硝子(株)製撥水剤、固形分19%) 10%
レデューサ 70%
水 20%
得られた汗しみ抑制布帛の性能を表1に記載した。また、得られた汗しみ抑制布帛を用いポロシャツを縫製し、6月の快晴の日に1時間ウオ−キングを行った。このとき汗はかいたがポロシャツの外観には汗しみは見られなかった。また、比較のために、撥水剤を含むエマルジョン糊を付与する工程を行なわず得られた繊維布帛を未処理布(未撥水処理品。吸水加工済み。)としてその性能も表1に記載した。なお、未処理布を用いて縫製されたポロシャツで同様に1時間ウオ−キングを行ったところ、背中、脇の下に汗しみがみられた。
(比較例1)
撥水剤を含むエマルジョン糊を用いずに下記撥水剤を含む処理液を用いた以外は実施例1と同様にし、撥水剤を吸水性を有する繊維布帛に付与した。
しかしながら、処理液の粘度が低すぎるためフラットスクリーンでは、スクリーン上に均一に撥水剤を含む処理液を塗布することができず、また、処理液が溜まっているフラットスクリーンの開口部より処理液が流れ出し、連続して繊維布帛に均一に撥水剤を含む処理液を付与することができなかった。
撥水剤を含む処理液(エマルジョン糊中の撥水剤の量は1.9%)
アサヒガードAG710(旭硝子(株)製撥水剤、固形分19%) 10%
水 20%
(実施例2)
ポリエステル繊維87%、ポリウレタン繊維13%(ポリエステル繊維として56デシテックス36フィラメント、91デシテックス42フィラメント、84デシテックス72フィラメント、ポリウレタン繊維として22デシテックス1フィラメント)を用いた編物(ベア天竺、目付300g/m)を精練し、分散染料(Dianix Yellow ACE0.02%omf、Dianix Red 0.02%omf、Dianix Bleu 0.01%omf)、分散剤 0.1g/l、酢酸 0.5g/l含む処理液中(浴比1:15)で130℃で30分間処理しベージュ色に染色したものを繊維布帛として用いた。
次に、SR5000を10g/l含む処理水を繊維布帛にパディング法にて付与し、120℃で60秒乾燥し、180℃で30秒熱処理を行い吸水性を繊維布帛に付与した。
得られた繊維布帛の片面に、下記処方の撥水剤を含むエマルジョン糊を、125メッシュのロータリースクリーンを用い一回印捺し、吸水加工された繊維布帛に付与した。付与したエマルジョン糊の量は90g/mであった。100℃で60秒乾燥し、170℃で30秒間仕上げセットを行い、汗しみ抑制布帛を得た。
撥水剤を含むエマルジョン糊
(エマルジョン糊中の撥水剤の量は1%。粘度1万mPa・s)
アサヒガードAG710(旭硝子(株)製撥水剤、固形分19%) 5%
カルボジイミド系架橋剤 0.3%
レデューサ(実施例1と同様のもの) 70%
水 19.7%
得られた汗しみ抑制布帛の性能を表1に記載した。また、得られた汗しみ抑制布帛を用い帽子を縫製し、6月の快晴の日に1時間ウオ−キングを行った。このとき汗はかいたが帽子の外観には汗しみは見られなかった。
(比較例2)
撥水剤を含むエマルジョン糊を用いずに下記撥水剤を含む処理液を用いた以外は実施例2と同様にし、吸水性を有する繊維布帛に付与した。
付与した処理液の量は20g/mであった。100℃で60秒乾燥し、170℃で30秒間仕上げセットを行い、汗しみ抑制布帛を得た。
得られた繊維布帛の性能を表1に記載した。また、得られた汗しみ抑制布帛を用い帽子を縫製し、6月の快晴の日に1時間ウオ−キングを行った。このとき帽子のふちに沿って汗しみが見られ、また、汗が乾いた後もきわつき状のしみがみられた。
撥水剤を含む処理液(エマルジョン糊中の撥水剤の量は1%。粘度1万mPa・s)
アサヒガードAG710(旭硝子(株)製撥水剤、固形分19%) 5%
カルボジイミド系架橋剤 0.3%
アクリル系増粘剤 3%
水 94.7%
(実施例3)
ポリエステル100%からなる糸(33デシテックス、36フィラメント)を用いた編物(スムース、目付100g/m)を精練したものを繊維布帛として用いた。
次に、親水性化合物としてSR5000(高松油脂(株)製)を繊維布帛の質量に対し1%omf、分散染料としてKayalon Polyester Black ECXN300(日本化薬(株)製)8%omf、酢酸 0.5g/l含む処理液中(浴比1:15)で135℃で60分間処理し、染色加工と同時に繊維布帛に吸水性を付与した。
得られた繊維布帛の片面に、下記処方の撥水剤を含むエマルジョン糊を、155メッシュのロータリースクリーンを用い一回印捺し、吸水加工された繊維布帛に付与した。付与したエマルジョン糊の量は70g/mであった。100℃で60秒乾燥し、170℃で30秒間仕上げセットを行い、汗しみ抑制布帛を得た。
撥水剤を含むエマルジョン糊
(エマルジョン糊中の撥水剤の量は1.9%。粘度1万mPa・s)
アサヒガードAG710(旭硝子(株)製撥水剤、固形分19%) 5%
レデューサ(実施例1と同一のもの) 70%
水 25%
得られた汗しみ抑制布帛の性能を表1に記載した。
Figure 2012007272

Claims (5)

  1. 吸水性を有する繊維布帛の片面に撥水剤を有しており、JIS L0853 水滴下に対する染色堅牢度に準じた試験において、水滴下後の変退色が2分後、乾燥後とも3級以上である汗しみ抑制布帛。
  2. 前記繊維布帛が、合成繊維からなる請求項1に記載の汗しみ抑制布帛。
  3. 繊維布帛の片面に、撥水剤を含むエマルジョン糊を捺染手法により付与する汗しみ抑制布帛の製造方法。
  4. 一回の印捺による前記エマルジョン糊の付与量が40g/m以上、300g/m以下であることを特徴とする請求項3に記載の汗しみ抑制布帛の製造方法。
  5. 請求項1または2に記載の汗しみ抑制布帛を少なくとも一部に用いて製造された衣服。
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