JP2683773B2 - 小型艇の排気装置 - Google Patents
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- B63H21/32—Arrangements of propulsion power-unit exhaust uptakes; Funnels peculiar to vessels
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- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、小型艇の排気装置に関する。
[従来の技術] 一般に、小型艇はエンジンと、このエンジンによって
駆動される推進装置とを、艇体に備えている。この小型
艇においては、エンジンの排気を排気通路により外部に
排出するとともに、エンジン冷却水を排気通路の中間部
に導いている。排気通路に導かれたエンジン冷却水は、
排気とともに外部に排出され、排気温度を低減させると
ともに排気騒音を低減させる。
駆動される推進装置とを、艇体に備えている。この小型
艇においては、エンジンの排気を排気通路により外部に
排出するとともに、エンジン冷却水を排気通路の中間部
に導いている。排気通路に導かれたエンジン冷却水は、
排気とともに外部に排出され、排気温度を低減させると
ともに排気騒音を低減させる。
ところで、上記の如くの小型艇にあっては、艇体が横
転したり転覆する時(以下転倒時)に、排気通路に導か
れたエンジン冷却水が排気通路をエンジン側に逆流し、
エンジンの排気マニホールドやシリンダ内に浸入するこ
ととなって、エンジンの始動不能を生じたり、エン
ジンの構成部品に錆を発生させる等の不都合を招くおそ
れがある。
転したり転覆する時(以下転倒時)に、排気通路に導か
れたエンジン冷却水が排気通路をエンジン側に逆流し、
エンジンの排気マニホールドやシリンダ内に浸入するこ
ととなって、エンジンの始動不能を生じたり、エン
ジンの構成部品に錆を発生させる等の不都合を招くおそ
れがある。
特公報43-8226号公報には、上記艇体の転倒時におけ
るエンジン冷却水の逆流を防止する構造が提案されてい
る。この構造は、排気通路における中間部でエンジン冷
却水が導かれる部分よりも排気上流側に、転倒時に浸入
する水による浮力で閉じる弁を設けたものである。
るエンジン冷却水の逆流を防止する構造が提案されてい
る。この構造は、排気通路における中間部でエンジン冷
却水が導かれる部分よりも排気上流側に、転倒時に浸入
する水による浮力で閉じる弁を設けたものである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の排気装置には以下の問題点
がある。
がある。
船体の正立時で排気通路の弁まわりに水の浸入がない
時には、弁に作用する重力により弁が閉じ側に設定され
るため、排気の円滑な排出を妨げることとなる。
時には、弁に作用する重力により弁が閉じ側に設定され
るため、排気の円滑な排出を妨げることとなる。
本発明は、艇体の転倒時に排気通路の周囲に設けられ
た排水通路から排気通路内に排出されたエンジン冷却水
がエンジン側に逆流することを防止し、かつ艇体の正立
時における排気の円滑な排出を妨げないことを目的とす
る。
た排水通路から排気通路内に排出されたエンジン冷却水
がエンジン側に逆流することを防止し、かつ艇体の正立
時における排気の円滑な排出を妨げないことを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、エンジンから導出した排
気通路の周囲にエンジン冷却水の排水通路を形成し、こ
の排水通路を連通部を介して排気通路に連通させて上記
エンジン冷却水を排気通路内を流れる排気に混ぜるよう
にした小型艇の排気装置において、上記連通部の上流側
近傍の排気通路に、艇体の転覆時に艇体の姿勢変化を感
知して排気通路を閉じるとともに艇体の復元時に艇体の
姿勢変化を感知して排気通路を開く弁を設けるようにし
たものである。
気通路の周囲にエンジン冷却水の排水通路を形成し、こ
の排水通路を連通部を介して排気通路に連通させて上記
エンジン冷却水を排気通路内を流れる排気に混ぜるよう
にした小型艇の排気装置において、上記連通部の上流側
近傍の排気通路に、艇体の転覆時に艇体の姿勢変化を感
知して排気通路を閉じるとともに艇体の復元時に艇体の
姿勢変化を感知して排気通路を開く弁を設けるようにし
たものである。
請求項2に記載の本発明は、エンジンから導出した排
気通路の周囲にエンジン冷却水の排水通路を形成し、こ
の排水通路を連通部を介して排気通路に連通させて上記
エンジン冷却水を排気通路内を流れる排気に混ぜるよう
にした小型艇の排気装置において、上記連通部の下流側
近傍の排気通路に、艇体の転覆時に上記連通部よりも下
流側の排気通路にあるエンジン冷却水を溜めることによ
り、該冷却水が排気通路を通ってエンジン側に逆流する
のを防止する水溜まり部を設けるようにしたものであ
る。
気通路の周囲にエンジン冷却水の排水通路を形成し、こ
の排水通路を連通部を介して排気通路に連通させて上記
エンジン冷却水を排気通路内を流れる排気に混ぜるよう
にした小型艇の排気装置において、上記連通部の下流側
近傍の排気通路に、艇体の転覆時に上記連通部よりも下
流側の排気通路にあるエンジン冷却水を溜めることによ
り、該冷却水が排気通路を通ってエンジン側に逆流する
のを防止する水溜まり部を設けるようにしたものであ
る。
請求項3に記載の本発明は、エンジンから導出した排
気通路の周囲にエンジン冷却水の排水通路を形成し、こ
の排水通路を連通部を介して排気通路に連通させて上記
エンジン冷却水を排気通路内を流れる排気に混ぜるよう
にした小型艇の排気装置において、上記連通部の上流側
の排気通路に、艇体の転覆時に上記連通部よりも下流側
の排気通路にあるエンジン冷却水を溜めることにより、
該冷却水が排気通路を通ってエンジン側に逆流するのを
防止する水溜まり部を連結部を介して連結し、一端が水
溜まり部に開口する連通管の他端を、上記連結部よりも
下流部の排気通路に開口し、艇体の転倒時に上記連通管
の他端開口が上記連結部よりも上方に位置し、かつ艇体
の復元時に上記連結部が上記連通管の他端開口よりも上
方に位置するように構成するようにしたものである。
気通路の周囲にエンジン冷却水の排水通路を形成し、こ
の排水通路を連通部を介して排気通路に連通させて上記
エンジン冷却水を排気通路内を流れる排気に混ぜるよう
にした小型艇の排気装置において、上記連通部の上流側
の排気通路に、艇体の転覆時に上記連通部よりも下流側
の排気通路にあるエンジン冷却水を溜めることにより、
該冷却水が排気通路を通ってエンジン側に逆流するのを
防止する水溜まり部を連結部を介して連結し、一端が水
溜まり部に開口する連通管の他端を、上記連結部よりも
下流部の排気通路に開口し、艇体の転倒時に上記連通管
の他端開口が上記連結部よりも上方に位置し、かつ艇体
の復元時に上記連結部が上記連通管の他端開口よりも上
方に位置するように構成するようにしたものである。
[作用] 請求項1に記載の発明によれば、下記〜の作用が
ある。
ある。
艇体の転覆時には、上記弁が艇体の姿勢変化を感知し
て上記連通部の上流側近傍の排気通路を閉じる。したが
って、上記連通部を介して排気通路内に導かれたエンジ
ン冷却水がエンジン側に逆流することがない。
て上記連通部の上流側近傍の排気通路を閉じる。したが
って、上記連通部を介して排気通路内に導かれたエンジ
ン冷却水がエンジン側に逆流することがない。
艇体の転覆時に上記弁が閉じても上記排水通路と上記
連通部下流の排気通路とは連通部を介して連通している
から、連通部下流の排気通路に導かれたエンジン冷却水
は転覆時に排水通路内に流入することができ、上記弁と
排気通路との隙間を通ってエンジン冷却水がエンジン側
に逆流することを防止できる。
連通部下流の排気通路とは連通部を介して連通している
から、連通部下流の排気通路に導かれたエンジン冷却水
は転覆時に排水通路内に流入することができ、上記弁と
排気通路との隙間を通ってエンジン冷却水がエンジン側
に逆流することを防止できる。
正立時に、弁は重力の作用により開き側に設定される
から、この弁が排気の円滑な排出を妨げることがない。
から、この弁が排気の円滑な排出を妨げることがない。
請求項2に記載の発明によれば、下記、の作用が
ある。
ある。
艇体の転覆時には、上記連通部の下流側の排気通路内
に導かれたエンジン冷却水は水溜まり部に溜められ、エ
ンジン側に逆流することがない。
に導かれたエンジン冷却水は水溜まり部に溜められ、エ
ンジン側に逆流することがない。
正立時に、排気通路は何者にも遮られないから、排気
の円滑な排出が妨げられることがない。
の円滑な排出が妨げられることがない。
請求項3に記載の発明によれば、下記〜の作用が
ある。
ある。
艇体の転覆時には、上記連通部の上流側の排気通路内
に導かれたエンジン冷却水は水溜まり部に溜められ、エ
ンジン側に逆流することがない。
に導かれたエンジン冷却水は水溜まり部に溜められ、エ
ンジン側に逆流することがない。
正立時に、排気通路は何者にも遮られないから、排気
の円滑は排出が妨げられることがない。
の円滑は排出が妨げられることがない。
転倒時に水溜まり部にためられた水は、復元正立時
に、水溜まり部より下方レベルとなる連通管の他端開口
を経て下流排気通路の側に取り除かれるから、水溜まり
部は、次の転倒時にまた正しく機能できる。
に、水溜まり部より下方レベルとなる連通管の他端開口
を経て下流排気通路の側に取り除かれるから、水溜まり
部は、次の転倒時にまた正しく機能できる。
[実施例] 第1図は本発明が適用される小型艇の一例を示す模式
図、第2図は第1図のII-II線に沿う矢視図、第3図は
本発明の第1実施例を示す断面図、第4図は第3図のIV
-IV線に沿う断面図、第5図は本発明の第2実施例を示
す断面図、第6図は第5図のVI-VI線に沿う断面図、第
7図は本発明の第3実施例を示す断面図、第8図は本発
明の第4実施例を示す断面図、第9図は第8図のIX-IX
線に沿う断面図、第10図は本発明の第5実施例を示す断
面図である。
図、第2図は第1図のII-II線に沿う矢視図、第3図は
本発明の第1実施例を示す断面図、第4図は第3図のIV
-IV線に沿う断面図、第5図は本発明の第2実施例を示
す断面図、第6図は第5図のVI-VI線に沿う断面図、第
7図は本発明の第3実施例を示す断面図、第8図は本発
明の第4実施例を示す断面図、第9図は第8図のIX-IX
線に沿う断面図、第10図は本発明の第5実施例を示す断
面図である。
小型艇10は、第1図に示す如く、艇体11の内部にエン
ジン12を配置し、艇体11の外部の後方下部に推進ユニッ
ト(推進装置)13を配置し、エンジン12と推進ユニット
13のインペラ14とをドライブ軸15によって連結してい
る。
ジン12を配置し、艇体11の外部の後方下部に推進ユニッ
ト(推進装置)13を配置し、エンジン12と推進ユニット
13のインペラ14とをドライブ軸15によって連結してい
る。
エンジン12は 、第2図に示す如く、艇体11に設けら
れるベッド16に据付けられる。
れるベッド16に据付けられる。
推進ユニット13は、前記インペラ14、インペラ14の周
囲に設けられる水流ダクト16、および水流ダクト16に後
続する操舵ノズル17を有して構成されている。すなわ
ち、推進ユニット13は、エンジン12により駆動されるイ
ンペラ14の回転により、水流ダクト16の吸込口16Aから
吸込んだ外水を固定翼16Bの側に圧送し、さらに操舵ノ
ズル17から噴射することにより推力を得る。
囲に設けられる水流ダクト16、および水流ダクト16に後
続する操舵ノズル17を有して構成されている。すなわ
ち、推進ユニット13は、エンジン12により駆動されるイ
ンペラ14の回転により、水流ダクト16の吸込口16Aから
吸込んだ外水を固定翼16Bの側に圧送し、さらに操舵ノ
ズル17から噴射することにより推力を得る。
18は座席、19はハンドル装置である。
しかして、小型艇10は以下の如くの排気装置を備えて
いる。
いる。
すなわち、小型艇10は、第1図に示す如く、エンジン
12に接続される第1排気管21、第1排気管21にゴム製の
接続具23を介して接続される第2排気管22、第2排気管
22にゴム製の接続具24を介して接続される消音箱25、消
音箱25に接続される第3排気管26を有し、エンジン12の
排気を上方に配置される排気出口27から外部に排出す
る。消音箱25は艇の転倒時船外の水の逆流を防止する機
能を有する。
12に接続される第1排気管21、第1排気管21にゴム製の
接続具23を介して接続される第2排気管22、第2排気管
22にゴム製の接続具24を介して接続される消音箱25、消
音箱25に接続される第3排気管26を有し、エンジン12の
排気を上方に配置される排気出口27から外部に排出す
る。消音箱25は艇の転倒時船外の水の逆流を防止する機
能を有する。
ここで、第3図に示す如く、第1排気管21は上流排気
通路21Aを形成し、第2排気管22は下流排気通路22Aを形
成する。また、第1排気管21と第2排気管22の接続部分
は上下の鉛直方向に延在せしめられている。これによ
り、第1排気管21と第2排気管22とは、上流排気通路21
Aと下流排気通路22Aとを、上流排気通路21Aの端部を兼
ねるとともに下方に向かって開口する接続口21Bで連結
することしている。
通路21Aを形成し、第2排気管22は下流排気通路22Aを形
成する。また、第1排気管21と第2排気管22の接続部分
は上下の鉛直方向に延在せしめられている。これによ
り、第1排気管21と第2排気管22とは、上流排気通路21
Aと下流排気通路22Aとを、上流排気通路21Aの端部を兼
ねるとともに下方に向かって開口する接続口21Bで連結
することしている。
また、エンジン12は不図示の水ジャケットを通過した
後のエンジン冷却水を第1排気管21における上流排気通
路21Aの周囲に2重管構造にて設けた排水通路28、連通
部101を介して、第2排気管22の下流排気通路22Aに導い
ている。この冷却水は、排気とともに外部に排出され、
排気温度を低減させるとともに排気騒音を低減させる。
後のエンジン冷却水を第1排気管21における上流排気通
路21Aの周囲に2重管構造にて設けた排水通路28、連通
部101を介して、第2排気管22の下流排気通路22Aに導い
ている。この冷却水は、排気とともに外部に排出され、
排気温度を低減させるとともに排気騒音を低減させる。
しかして、第3図、第4図の第1実施例において、第
1排気管21の接続口21B、換言すれば排水通路28と下流
排気通路22Aとの上記連通部101の上流側近傍の排気通路
21Aには弁29が艇体11の前後に向かう軸まわりに回転自
在に吊下げ支持され、この弁29にはおもり30あるいは弁
29のカーボン固着を防止するレバーを兼ねるおもり30A
が備えられている。弁29は、第2図に矢印で示す如く
の艇体11の左右方向への転倒時に該艇体11の姿勢変化を
感知し重力で接続口21Bを閉じるとともに、艇体11の
復元時に該艇体11の姿勢変化を感知し、重力で接続口21
Bを開く。なお、弁29は接続口21Bの中央部に設けられて
おり、艇体11が左右いずれの方向に転倒しても、接続口
21Bを閉じる。
1排気管21の接続口21B、換言すれば排水通路28と下流
排気通路22Aとの上記連通部101の上流側近傍の排気通路
21Aには弁29が艇体11の前後に向かう軸まわりに回転自
在に吊下げ支持され、この弁29にはおもり30あるいは弁
29のカーボン固着を防止するレバーを兼ねるおもり30A
が備えられている。弁29は、第2図に矢印で示す如く
の艇体11の左右方向への転倒時に該艇体11の姿勢変化を
感知し重力で接続口21Bを閉じるとともに、艇体11の
復元時に該艇体11の姿勢変化を感知し、重力で接続口21
Bを開く。なお、弁29は接続口21Bの中央部に設けられて
おり、艇体11が左右いずれの方向に転倒しても、接続口
21Bを閉じる。
次に、上記第1実施例の作用について説明する。
艇体11の転覆時には、上記弁29が艇体11の姿勢変化を
感知して上記連通部101の上流側近傍の排気通路21Aを閉
じる。したがって、上記連通部101を介して排気通路22A
内に導かれたエンジン冷却水がエンジン側に逆流するこ
とがない。
感知して上記連通部101の上流側近傍の排気通路21Aを閉
じる。したがって、上記連通部101を介して排気通路22A
内に導かれたエンジン冷却水がエンジン側に逆流するこ
とがない。
艇体11の転覆時に上記弁29が閉じても上記排水通路と
上記連通部101下流の排気通路22Aとは連通部101を介し
て連通しているから、連通部101下流の排気通路22Aに導
かれたエンジン冷却水は転覆時に排水通路28内に流入す
ることができ、上記弁29と排気通路21Aとの隙間を通っ
てエンジン冷却水がエンジン側に逆流することを防止で
きる。
上記連通部101下流の排気通路22Aとは連通部101を介し
て連通しているから、連通部101下流の排気通路22Aに導
かれたエンジン冷却水は転覆時に排水通路28内に流入す
ることができ、上記弁29と排気通路21Aとの隙間を通っ
てエンジン冷却水がエンジン側に逆流することを防止で
きる。
正立時に、弁29は重力の作用により開き側に設定され
るから、この弁29が排気の円滑な排出を妨げることがな
い。
るから、この弁29が排気の円滑な排出を妨げることがな
い。
第5図、第6図の第2実施例は、排水通路28と下流排
気通路22Aとの上記連通部101の上流側近傍の排気通路21
Aに、より詳しくは接続口21Bのエンジン12に対する外側
の外縁部に弁41を設けた例である。弁41は艇体11の前後
に向かう軸まわりに回転自在に吊下げ支持されている。
この第2実施例においても、前記第1実施例と略同様の
作用がある。なお、この場合にも、弁41が接続口21Bの
前述の如くの片側に設けられているだけであるから、下
流排気通路22Aがエンジン12の上方に位置することとな
る転倒時にのみ逆流防止機能を果たす。ただし、下流排
気通路22Aがエンジン12の下方に位置する転倒時には、
もともと逆流防止の必要がないから、不都合を生じな
い。
気通路22Aとの上記連通部101の上流側近傍の排気通路21
Aに、より詳しくは接続口21Bのエンジン12に対する外側
の外縁部に弁41を設けた例である。弁41は艇体11の前後
に向かう軸まわりに回転自在に吊下げ支持されている。
この第2実施例においても、前記第1実施例と略同様の
作用がある。なお、この場合にも、弁41が接続口21Bの
前述の如くの片側に設けられているだけであるから、下
流排気通路22Aがエンジン12の上方に位置することとな
る転倒時にのみ逆流防止機能を果たす。ただし、下流排
気通路22Aがエンジン12の下方に位置する転倒時には、
もともと逆流防止の必要がないから、不都合を生じな
い。
第7図の第3実施例は、接続口21Bのエンジン12に対
する外側の外縁部に弁51を設け、内側の外縁部に弁52を
設けた例である。弁51、52は艇体11の前後に向かう軸ま
わりに回転自在に吊下げ支持されている。したがって、
この場合には、艇体11が左右いずれの方向に転倒して
も、弁51と弁52のいずれかが必ず接続口12Bを閉じ、前
記第1実施例と同様の作用がある。
する外側の外縁部に弁51を設け、内側の外縁部に弁52を
設けた例である。弁51、52は艇体11の前後に向かう軸ま
わりに回転自在に吊下げ支持されている。したがって、
この場合には、艇体11が左右いずれの方向に転倒して
も、弁51と弁52のいずれかが必ず接続口12Bを閉じ、前
記第1実施例と同様の作用がある。
第8図、第9図の第4実施例は、排水通路28と下流排
気通路22Aとの連通部101の下流側近傍の排気通路22A
に、換言すれば接続口21Bの近傍の下流排気通路22Aの通
路面に、艇体11の転倒時に下流排気通路22Aにあるエン
ジン冷却水を溜めることにより、該冷却水が接続口21B
を通ってエンジン12の側に逆流するのを防止する水溜ま
り部61を設けた例である。なお、下流排気通路22Aのエ
ンジン12に対する外側の通路面には水溜まり部61Aが設
けられ、内側の通路面には水溜まり部61Bが設けられ
る。
気通路22Aとの連通部101の下流側近傍の排気通路22A
に、換言すれば接続口21Bの近傍の下流排気通路22Aの通
路面に、艇体11の転倒時に下流排気通路22Aにあるエン
ジン冷却水を溜めることにより、該冷却水が接続口21B
を通ってエンジン12の側に逆流するのを防止する水溜ま
り部61を設けた例である。なお、下流排気通路22Aのエ
ンジン12に対する外側の通路面には水溜まり部61Aが設
けられ、内側の通路面には水溜まり部61Bが設けられ
る。
次に、上記第4実施例の作用について説明する。
艇体11の転覆時には、上記連通部101の下流側の排気
通路22A内に導かれたエンジン冷却水は水溜まり部111に
溜められ、エンジン側に逆流することがない。
通路22A内に導かれたエンジン冷却水は水溜まり部111に
溜められ、エンジン側に逆流することがない。
正立時に、排気通路21A、22Aは何者にも遮られないか
ら、排気の円滑な排出が妨げられることがない。
ら、排気の円滑な排出が妨げられることがない。
なお、上記第4実施例にあっては、2つの水溜まり部
61A、61Bを設けたので、艇体11が左右いずれの方向に転
倒しても接続口21Bを閉じることができる。ただし、逆
流は下流排気通路22Aがエンジン12の上方に位置するこ
ととなる転倒時に生ずるから、水溜まり部61Aのみを備
えるものであっても逆流防止機能を果たすことができ
る。
61A、61Bを設けたので、艇体11が左右いずれの方向に転
倒しても接続口21Bを閉じることができる。ただし、逆
流は下流排気通路22Aがエンジン12の上方に位置するこ
ととなる転倒時に生ずるから、水溜まり部61Aのみを備
えるものであっても逆流防止機能を果たすことができ
る。
第10図の第5実施例は、排水通路28と下流排気通路22
Aとの連通部101の上流側近傍の排気通路21Dに、換言す
れば、第1排気管21の上部に水溜まり箱(水溜まり部)
71を設けた。第10図において、21Cは上流排気通路、21E
は上流排気通路21Cの端部を兼ねる接続口、21Dは上流排
気通路21Cに対する下流排気通路、21Bは下流排気通路21
Dの端部を兼ねる接続口、22Aは下流排気通路21Dに対す
る下流排気通路である。この第5実施例においては、接
続口21Bの近傍より下方に延びる下流排気通路22Aの接続
口21B近傍に接続具23が形成するドーナツ状の水溜まり
部を兼ねる水捕捉部72を設け、水捕捉部72の円周方向の
任意位置に設けた連結部73と上記水溜まり箱71とを連通
管74により連結している。連通管74の一端は水溜まり箱
71に、他端は連結部73よりも下流の排気通路22Aに開口
している。また、この第5実施例においては、接続口21
Eの近傍より下方に延びる下流排気通路21Dの接続口21E
近傍にも、ドーナッツ状の水捕捉部76が設けられ、この
水捕捉部76が連結部77を介して水溜まり箱71に連通され
ている。ここで、艇体11の転倒時に連通管74の他端開
口が連結部73よりも上方に位置し、かつ艇体11の復元
時に上記連結部73が連通管74の他端開口よりも上方に位
置するように構成してある。水溜まり箱71はダックビル
方式のゴム逆止弁75を備えている。
Aとの連通部101の上流側近傍の排気通路21Dに、換言す
れば、第1排気管21の上部に水溜まり箱(水溜まり部)
71を設けた。第10図において、21Cは上流排気通路、21E
は上流排気通路21Cの端部を兼ねる接続口、21Dは上流排
気通路21Cに対する下流排気通路、21Bは下流排気通路21
Dの端部を兼ねる接続口、22Aは下流排気通路21Dに対す
る下流排気通路である。この第5実施例においては、接
続口21Bの近傍より下方に延びる下流排気通路22Aの接続
口21B近傍に接続具23が形成するドーナツ状の水溜まり
部を兼ねる水捕捉部72を設け、水捕捉部72の円周方向の
任意位置に設けた連結部73と上記水溜まり箱71とを連通
管74により連結している。連通管74の一端は水溜まり箱
71に、他端は連結部73よりも下流の排気通路22Aに開口
している。また、この第5実施例においては、接続口21
Eの近傍より下方に延びる下流排気通路21Dの接続口21E
近傍にも、ドーナッツ状の水捕捉部76が設けられ、この
水捕捉部76が連結部77を介して水溜まり箱71に連通され
ている。ここで、艇体11の転倒時に連通管74の他端開
口が連結部73よりも上方に位置し、かつ艇体11の復元
時に上記連結部73が連通管74の他端開口よりも上方に位
置するように構成してある。水溜まり箱71はダックビル
方式のゴム逆止弁75を備えている。
次に、上記第5実施例の作用について説明する。
艇体11の転覆時には、上記連通部101の上流側の排気
通路21D内に導かれたエンジン冷却水は水溜まり箱71に
溜められ、エンジン側に逆流することがない。
通路21D内に導かれたエンジン冷却水は水溜まり箱71に
溜められ、エンジン側に逆流することがない。
正立時に、排気通路21C、21D、22Aは何者にも遮られ
ないから、排気の円滑は排出が妨げられることがない。
ないから、排気の円滑は排出が妨げられることがない。
転倒時に水溜まり箱71にためられた水は、復元正立時
に、水溜まり箱71より下方レベルとなる連通管74の他端
開口を経て下流排気通路22A、21Dの側に取り除かれるこ
とから、水溜まり箱71は、次の転倒時にまた正しく機能
できる。
に、水溜まり箱71より下方レベルとなる連通管74の他端
開口を経て下流排気通路22A、21Dの側に取り除かれるこ
とから、水溜まり箱71は、次の転倒時にまた正しく機能
できる。
なお、本発明にあっては、上記各実施例の構造を相互
に適宜組合わせて実施することもできる。
に適宜組合わせて実施することもできる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、艇体の転倒時に排気通
路の周囲に設けられた排水通路から排気通路内に排出さ
れたエンジン冷却水がエンジン側に逆流することを防止
し、かつ艇体の正立時における排気の円滑な排出を妨げ
ることがない。
路の周囲に設けられた排水通路から排気通路内に排出さ
れたエンジン冷却水がエンジン側に逆流することを防止
し、かつ艇体の正立時における排気の円滑な排出を妨げ
ることがない。
第1図は本発明が適用される小型艇の一例を示す模式
図、第2図は第1図のII-II線に沿う矢視図、第3図は
本発明の第1実施例を示す断面図、第4図は第3図のIV
-IV線に沿う断面図、第5図は本発明の第2実施例を示
す断面図、第6図は第5図のVI-VI線に沿う断面図、第
7図は本発明の第3実施例を示す断面図、第8図は本発
明の第4実施例を示す断面図、第9図は第8図のIX-IX
線に沿う断面図、第10図は本発明の第5実施例を示す断
面図である。 10……小型艇、11……艇体、12……エンジン、13……推
進ユニット(推進装置)、21A……上流排気通路、21B…
…接続口、22A、21D……下流排気通路、27……排気出
口、28……排水通路、61、61A、61B……水溜まり部、71
……水溜まり箱(水溜まり部)、73、77……連結部、74
……連通管、101……連通部。
図、第2図は第1図のII-II線に沿う矢視図、第3図は
本発明の第1実施例を示す断面図、第4図は第3図のIV
-IV線に沿う断面図、第5図は本発明の第2実施例を示
す断面図、第6図は第5図のVI-VI線に沿う断面図、第
7図は本発明の第3実施例を示す断面図、第8図は本発
明の第4実施例を示す断面図、第9図は第8図のIX-IX
線に沿う断面図、第10図は本発明の第5実施例を示す断
面図である。 10……小型艇、11……艇体、12……エンジン、13……推
進ユニット(推進装置)、21A……上流排気通路、21B…
…接続口、22A、21D……下流排気通路、27……排気出
口、28……排水通路、61、61A、61B……水溜まり部、71
……水溜まり箱(水溜まり部)、73、77……連結部、74
……連通管、101……連通部。
Claims (3)
- 【請求項1】エンジンから導出した排気通路の周囲にエ
ンジン冷却水の排水通路を形成し、この排水通路を連通
部を介して排気通路に連通させて上記エンジン冷却水を
排気通路内を流れる排気に混ぜるようにした小型艇の排
気装置において、 上記連通部の上流側近傍の排気通路に、艇体の転覆時に
艇体の姿勢変化を感知して排気通路を閉じるとともに艇
体の復元時に艇体の姿勢変化を感知して排気通路を開く
弁を設けたことを特徴とする小型艇の排気装置。 - 【請求項2】エンジンから導出した排気通路の周囲にエ
ンジン冷却水の排水通路を形成し、この排水通路を連通
部を介して排気通路に連通させて上記エンジン冷却水を
排気通路内を流れる排気に混ぜるようにした小型艇の排
気装置において、 上記連通部の下流側近傍の排気通路に、艇体の転覆時に
上記連通部よりも下流側の排気通路にあるエンジン冷却
水を溜めることにより、該冷却水が排気通路を通ってエ
ンジン側に逆流するのを防止する水溜まり部を設けたこ
とを特徴とする小型艇の排気装置。 - 【請求項3】エンジンから導出した排気通路の周囲にエ
ンジン冷却水の排水通路を形成し、この排水通路を連通
部を介して排気通路に連通させて上記エンジン冷却水を
排気通路内を流れる排気に混ぜるようにした小型艇の排
気装置において、 上記連通部の上流側の排気通路に、艇体の転覆時に上記
連通部よりも下流側の排気通路にあるエンジン冷却水を
溜めることにより、該冷却水が排気通路を通ってエンジ
ン側に逆流するのを防止する水溜まり部を連結部を介し
て連結し、 一端が水溜まり部に開口する連通管の他端を、上記連結
部よりも下流の排気通路に開口し、艇体の転倒時に上記
連通管の他端開口が上記連結部よりも上方に位置し、か
つ艇体の復元時に上記連結部が上記連通管の他端開口よ
りも上方に位置するように構成したことを特徴とする小
型艇の排気装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63088172A JP2683773B2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 小型艇の排気装置 |
| US07/336,037 US4997399A (en) | 1988-04-12 | 1989-04-11 | Exhaust system for small vessel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63088172A JP2683773B2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 小型艇の排気装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01262293A JPH01262293A (ja) | 1989-10-19 |
| JP2683773B2 true JP2683773B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=13935496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63088172A Expired - Fee Related JP2683773B2 (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 小型艇の排気装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4997399A (ja) |
| JP (1) | JP2683773B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1988
- 1988-04-12 JP JP63088172A patent/JP2683773B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-04-11 US US07/336,037 patent/US4997399A/en not_active Expired - Fee Related
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