JP2804936B2 - 収穫機の車速制御装置 - Google Patents
収穫機の車速制御装置Info
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- JP2804936B2 JP2804936B2 JP2671496A JP2671496A JP2804936B2 JP 2804936 B2 JP2804936 B2 JP 2804936B2 JP 2671496 A JP2671496 A JP 2671496A JP 2671496 A JP2671496 A JP 2671496A JP 2804936 B2 JP2804936 B2 JP 2804936B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀部や刈取部な
どの作業部における負荷の増減に対応して、車速を変更
するようにした収穫機の車速制御装置に関する。
どの作業部における負荷の増減に対応して、車速を変更
するようにした収穫機の車速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種収穫機の車速制御装置は、
例えば特開昭63−123317号公報に記載されてい
るように、負荷の増減に対応して燃料供給量を調節する
ことにより、負荷の大小に拘わりなく、定速回転可能と
したアイソクロナス形のエンジンを搭載し、該エンジン
で作業部と走行部を駆動するようになすと共に、前記エ
ンジンの燃料供給量を調節するラックの位置により、該
エンジンの負荷を検出するようになす一方、変速機の走
行速度段に相当する車速と前記エンジンの負荷との関係
を予め複数の負荷特性として記憶しておき、このエンジ
ン負荷の検出結果と現状の走行速度段とから、前記負荷
特性に基づいて、変速後のエンジン負荷が予め設定され
たエンジン負荷の上限値以下となるような最高速側の走
行速度段を選択し、該走行速度段を目標として、変速機
の変速制御を行うことにより、走行部の車速を調節する
ようにしている。
例えば特開昭63−123317号公報に記載されてい
るように、負荷の増減に対応して燃料供給量を調節する
ことにより、負荷の大小に拘わりなく、定速回転可能と
したアイソクロナス形のエンジンを搭載し、該エンジン
で作業部と走行部を駆動するようになすと共に、前記エ
ンジンの燃料供給量を調節するラックの位置により、該
エンジンの負荷を検出するようになす一方、変速機の走
行速度段に相当する車速と前記エンジンの負荷との関係
を予め複数の負荷特性として記憶しておき、このエンジ
ン負荷の検出結果と現状の走行速度段とから、前記負荷
特性に基づいて、変速後のエンジン負荷が予め設定され
たエンジン負荷の上限値以下となるような最高速側の走
行速度段を選択し、該走行速度段を目標として、変速機
の変速制御を行うことにより、走行部の車速を調節する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】所で、以上の車速制御
装置では、作業条件などで作業部の負荷(エンジン負
荷)が変動したりすると、その都度予め記憶された負荷
特性が順次選択されて、エンジン負荷が予め設定された
目標値となるように走行速度段が変更制御されるのであ
り、例えば、負荷変動により、後で詳述する図1のM3
位置からH2位置へと車速を変更するような場合には、
前記負荷特性の複数が選択されて、前記M3位置からM
4及びH1位置を経てH2位置まで変速制御され、以後
の作業においても前記と同様な変速制御が繰り返される
のであり、従って、車速制御の応答性が悪い問題があっ
た。
装置では、作業条件などで作業部の負荷(エンジン負
荷)が変動したりすると、その都度予め記憶された負荷
特性が順次選択されて、エンジン負荷が予め設定された
目標値となるように走行速度段が変更制御されるのであ
り、例えば、負荷変動により、後で詳述する図1のM3
位置からH2位置へと車速を変更するような場合には、
前記負荷特性の複数が選択されて、前記M3位置からM
4及びH1位置を経てH2位置まで変速制御され、以後
の作業においても前記と同様な変速制御が繰り返される
のであり、従って、車速制御の応答性が悪い問題があっ
た。
【0004】本発明は以上のような問題に鑑みてなした
もので、その目的は、現状の車速からエンジン負荷が所
定の目標値となるような新たな車速へと制御する場合
に、先の制御の結果として生じる車速及びエンジン負荷
の変化状態に基づいて制御を行うことにより、車速の応
答性を高めるようにしたものである。
もので、その目的は、現状の車速からエンジン負荷が所
定の目標値となるような新たな車速へと制御する場合
に、先の制御の結果として生じる車速及びエンジン負荷
の変化状態に基づいて制御を行うことにより、車速の応
答性を高めるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る収穫機の車
速制御装置は、負荷の大小に拘わらず回転数を設定回転
数に維持するエンジンを備え、該エンジンにより走行部
及び作業部を駆動する構成とした収穫機に装備され、車
速とエンジン負荷との関係を予め複数の負荷特性として
記憶し、車速及びエンジン負荷の検出結果に基づいて前
記複数の負荷特性の一つを選択し、エンジン負荷が選択
された負荷特性上にて設定された目標値となるような目
標車速に制御するようにした収穫機の車速制御装置であ
って、前記目標車速において、前記エンジン負荷が前記
目標値に到達していない場合、先に選択した負荷特性に
従った制御の結果として生じる車速及びエンジン負荷の
変化状態を求める手段と、求められた変化状態に基づい
て車速を調節する手段とを備えていることを特徴とす
る。
速制御装置は、負荷の大小に拘わらず回転数を設定回転
数に維持するエンジンを備え、該エンジンにより走行部
及び作業部を駆動する構成とした収穫機に装備され、車
速とエンジン負荷との関係を予め複数の負荷特性として
記憶し、車速及びエンジン負荷の検出結果に基づいて前
記複数の負荷特性の一つを選択し、エンジン負荷が選択
された負荷特性上にて設定された目標値となるような目
標車速に制御するようにした収穫機の車速制御装置であ
って、前記目標車速において、前記エンジン負荷が前記
目標値に到達していない場合、先に選択した負荷特性に
従った制御の結果として生じる車速及びエンジン負荷の
変化状態を求める手段と、求められた変化状態に基づい
て車速を調節する手段とを備えていることを特徴とす
る。
【0006】
【発明の作用効果】請求項1記載の発明では、図1に示
すように、現状の車速からエンジン負荷が所定の目標値
となるような新たな車速へと制御する場合に、まず、現
状において選択されている負荷特性に基づいて目標車速
を定め、この目標車速を得るべく行われた制御の結果生
じる車速及びエンジン負荷の変化状態を求め、以後この
変化状態に基づいて車速の調節を行う。これにより、現
状に合った車速の調節が速やかになされ、車速制御の応
答性を著しく高め得るに至ったのである。
すように、現状の車速からエンジン負荷が所定の目標値
となるような新たな車速へと制御する場合に、まず、現
状において選択されている負荷特性に基づいて目標車速
を定め、この目標車速を得るべく行われた制御の結果生
じる車速及びエンジン負荷の変化状態を求め、以後この
変化状態に基づいて車速の調節を行う。これにより、現
状に合った車速の調節が速やかになされ、車速制御の応
答性を著しく高め得るに至ったのである。
【0007】
【発明の実施の形態】図6は収穫機例としてコンバイン
を示しており、機体1の下方部に走行部2を備え、上部
側に脱穀部3を搭載すると共に、前記機体1の前方側
に、刈刃41や穀稈引起装置42などを備えた刈取部4
を設け、これら刈取部4や脱穀部3の作業部と、前記走
行部2とを、それぞれ前記機体1上に搭載したアイソク
ロナス形のエンジンENにより駆動するようにしてい
る。
を示しており、機体1の下方部に走行部2を備え、上部
側に脱穀部3を搭載すると共に、前記機体1の前方側
に、刈刃41や穀稈引起装置42などを備えた刈取部4
を設け、これら刈取部4や脱穀部3の作業部と、前記走
行部2とを、それぞれ前記機体1上に搭載したアイソク
ロナス形のエンジンENにより駆動するようにしてい
る。
【0008】また、前記機体1の上部前方側に設けた運
転席DSの近くに、操作コラム6を配設して、該操作コ
ラム6に、実施例では主変速機の走行速度段を変更する
主変速レバ−51と、副変速機の走行速度段を変更する
副変速レバ−52と、前記エンジンENの回転速度を変
更するアクセルレバ−53と、後述する自動スイッチ9
などを設けている。
転席DSの近くに、操作コラム6を配設して、該操作コ
ラム6に、実施例では主変速機の走行速度段を変更する
主変速レバ−51と、副変速機の走行速度段を変更する
副変速レバ−52と、前記エンジンENの回転速度を変
更するアクセルレバ−53と、後述する自動スイッチ9
などを設けている。
【0009】更に、前記脱穀部3と刈取部4との間に
は、縦搬送チエン7を設け、該縦搬送チエン7の後部終
端側を、前記脱穀部3の側部に対向状に設けたフィ−ド
チエン81と挟枠杆82とから成る穀稈搬送装置8に臨
ませ、前記刈取部4で刈取られた穀稈を前記脱穀部3へ
と供給して脱穀処理するようにしており、また、前記搬
送チエン7の上部側で前記脱穀部3の前部側近くには、
穀稈センサ−71を配設し、該センサ−71の下方側か
ら突出される検出杆72で搬送穀稈を検出するようにし
ている。
は、縦搬送チエン7を設け、該縦搬送チエン7の後部終
端側を、前記脱穀部3の側部に対向状に設けたフィ−ド
チエン81と挟枠杆82とから成る穀稈搬送装置8に臨
ませ、前記刈取部4で刈取られた穀稈を前記脱穀部3へ
と供給して脱穀処理するようにしており、また、前記搬
送チエン7の上部側で前記脱穀部3の前部側近くには、
穀稈センサ−71を配設し、該センサ−71の下方側か
ら突出される検出杆72で搬送穀稈を検出するようにし
ている。
【0010】以上のごときコンバインの車速制御装置
は、次のように構成されている。
は、次のように構成されている。
【0011】図2は車速制御装置のブロック図を示して
おり、該図2中、10は車速制御部、20は主変速レバ
−51を移動操作するシフトモ−タ、30は前記エンジ
ンENの回転制御部である。
おり、該図2中、10は車速制御部、20は主変速レバ
−51を移動操作するシフトモ−タ、30は前記エンジ
ンENの回転制御部である。
【0012】実施例の前記車速制御部10は、後で詳述
するエンジン回転制御部30から出力される目標ラック
位置に対応する信号で、前記エンジンENの負荷を算出
し、その負荷が所定の上限値を越えない走行速度段を求
めて、該走行速度段を実現すべく、前記主変速機や副変
速機を変速制御するものである。
するエンジン回転制御部30から出力される目標ラック
位置に対応する信号で、前記エンジンENの負荷を算出
し、その負荷が所定の上限値を越えない走行速度段を求
めて、該走行速度段を実現すべく、前記主変速機や副変
速機を変速制御するものである。
【0013】また、前記車速制御部10は、入力信号に
基づいて出力指示を与え、かつ、演算処理を行うCPU
10aと、該CPU10aの演算処理に使用されるRA
M10bと、演算処理に必要な各種デ−タ及び制御プロ
グラムを記憶しているROM10cとから構成される。
基づいて出力指示を与え、かつ、演算処理を行うCPU
10aと、該CPU10aの演算処理に使用されるRA
M10bと、演算処理に必要な各種デ−タ及び制御プロ
グラムを記憶しているROM10cとから構成される。
【0014】そして、実施例では前記車速制御部10の
入力ポ−トa1に、前記コンバインの作業走行を行う場
合にオン動作される前記自動スイッチ9を接続し、該ス
イッチ9のオン動作に伴い前記入力ポ−トa1はロ−レ
ベルとされる。
入力ポ−トa1に、前記コンバインの作業走行を行う場
合にオン動作される前記自動スイッチ9を接続し、該ス
イッチ9のオン動作に伴い前記入力ポ−トa1はロ−レ
ベルとされる。
【0015】また、他の入力ポ−トa2,a3,a4に
は、脱穀クラッチを係合したときにオン動作する脱穀ス
イッチ11と、刈取クラッチを係合したときにオン動作
する刈取スイッチ12と、前記穀稈センサ−71の検出
杆72が穀稈を検出しているときにオン動作される穀稈
スイッチ13とをそれぞれ接続し、これら各スイッチ1
1,12,13のオン動作によって、前記各入力ポ−ト
a2,a3,a4は、それぞれハイレベルとされる。
は、脱穀クラッチを係合したときにオン動作する脱穀ス
イッチ11と、刈取クラッチを係合したときにオン動作
する刈取スイッチ12と、前記穀稈センサ−71の検出
杆72が穀稈を検出しているときにオン動作される穀稈
スイッチ13とをそれぞれ接続し、これら各スイッチ1
1,12,13のオン動作によって、前記各入力ポ−ト
a2,a3,a4は、それぞれハイレベルとされる。
【0016】更に、他の入力ポ−トa5,a6には、前
記副変速機を操作する副変速レバ−52の係止位置によ
って、オン・オフ動作される2つの第1及び第2副変速
スイッチ14,15をそれぞれ接続し、この第1スイッ
チ14のオン動作で入力ポ−トa5が、また、第2スイ
ッチ15のオン動作で入力ポ−トa6がそれぞれロ−レ
ベルとされる。
記副変速機を操作する副変速レバ−52の係止位置によ
って、オン・オフ動作される2つの第1及び第2副変速
スイッチ14,15をそれぞれ接続し、この第1スイッ
チ14のオン動作で入力ポ−トa5が、また、第2スイ
ッチ15のオン動作で入力ポ−トa6がそれぞれロ−レ
ベルとされる。
【0017】実施例の前記副変速機は、低段速と中段速
及び高速段の3通りの走行速度段をそれぞれ備えてお
り、前記副変速レバ−52が低段速に位置していると
き、前記第1スイッチ14がオン動作し、また、前記副
変速レバ−52が高段速に位置しているとき、前記第2
スイッチ15がオン動作するようにされており、これら
各スイッチ14,15のオン動作で前記各入力ポ−トa
5,a6がロ−レベルとされることにより、前記副変速
機の走行速度段が低段速と高段速であることを認識し、
更に、前記各入力ポ−トa5,a6がハイレベルとされ
ることにより、中段速であることを認識するようにして
いる。
及び高速段の3通りの走行速度段をそれぞれ備えてお
り、前記副変速レバ−52が低段速に位置していると
き、前記第1スイッチ14がオン動作し、また、前記副
変速レバ−52が高段速に位置しているとき、前記第2
スイッチ15がオン動作するようにされており、これら
各スイッチ14,15のオン動作で前記各入力ポ−トa
5,a6がロ−レベルとされることにより、前記副変速
機の走行速度段が低段速と高段速であることを認識し、
更に、前記各入力ポ−トa5,a6がハイレベルとされ
ることにより、中段速であることを認識するようにして
いる。
【0018】また、他の入力ポ−トa7には、前記主変
速機を操作する主変速レバ−51の揺動量に対応したレ
ベル信号を出力するポテンショメ−タから成るシフトセ
ンサ−16を接続する。
速機を操作する主変速レバ−51の揺動量に対応したレ
ベル信号を出力するポテンショメ−タから成るシフトセ
ンサ−16を接続する。
【0019】実施例の前記主変速機は、前進4段速、後
進1段速及びニュ−トラルの6通りの走行速度段をそれ
ぞれ備えており、前記入力ポ−トa7に入力されるレベ
ル信号により、前記主変速機の走行速度段が何れの状態
に位置されているかを認識するようにしている。
進1段速及びニュ−トラルの6通りの走行速度段をそれ
ぞれ備えており、前記入力ポ−トa7に入力されるレベ
ル信号により、前記主変速機の走行速度段が何れの状態
に位置されているかを認識するようにしている。
【0020】更に、前記車速制御部10における他の入
力ポ−トa8には、後述するエンジン回転制御部30か
らの出力信号が与えられる。
力ポ−トa8には、後述するエンジン回転制御部30か
らの出力信号が与えられる。
【0021】また、前記各入力ポ−トa7,a8に入力
される信号は、前記車速制御部10の入力インタ−フェ
−スで処理され、それぞれの信号レベルに応じたデジタ
ルデ−タとして、前記車速制御部10のCPU10aに
入力される。
される信号は、前記車速制御部10の入力インタ−フェ
−スで処理され、それぞれの信号レベルに応じたデジタ
ルデ−タとして、前記車速制御部10のCPU10aに
入力される。
【0022】一方、前記車速制御部10における2つの
出力ポ−トb1,b2には、前記主変速レバ−51のシ
フトモ−タ20が接続され、前記各出力ポ−トb1,b
2から出力されるハイレベル信号により、前記モ−タ2
0が正逆回転され、前記主変速レバ−51を高速又は低
速側に揺動操作するようにしている。
出力ポ−トb1,b2には、前記主変速レバ−51のシ
フトモ−タ20が接続され、前記各出力ポ−トb1,b
2から出力されるハイレベル信号により、前記モ−タ2
0が正逆回転され、前記主変速レバ−51を高速又は低
速側に揺動操作するようにしている。
【0023】更に、他の出力ポ−トb3には、車速制御
動作が行われていることをオペレ−タに報知するための
報知ランプ21が、また他の出力ポ−トb4,b5に
は、前記副変速レバ−52の増速及び減速側への操作を
オペレ−タに指示する指示ランプ22,23がそれぞれ
接続され、前記各出力ポ−トb1,b4,b5から出力
されるロ−レベル信号により、前記各ランプ21,2
2,23を点灯するようにしている。
動作が行われていることをオペレ−タに報知するための
報知ランプ21が、また他の出力ポ−トb4,b5に
は、前記副変速レバ−52の増速及び減速側への操作を
オペレ−タに指示する指示ランプ22,23がそれぞれ
接続され、前記各出力ポ−トb1,b4,b5から出力
されるロ−レベル信号により、前記各ランプ21,2
2,23を点灯するようにしている。
【0024】また、他の出力ポ−トb6には、各種警報
を出力するための警報ブザ−24が接続され、前記出力
ポ−トb6から出力されるハイレベル信号により前記ブ
ザ−24を鳴動するようにしている。
を出力するための警報ブザ−24が接続され、前記出力
ポ−トb6から出力されるハイレベル信号により前記ブ
ザ−24を鳴動するようにしている。
【0025】更に、他の出力ポ−トb7には、後述する
エンジンの回転制御部30の入力側に接続され、前記出
力ポ−トb7から出力されるハイレベル信号により、前
記回転制御部30の制御動作を行うようにしている。
エンジンの回転制御部30の入力側に接続され、前記出
力ポ−トb7から出力されるハイレベル信号により、前
記回転制御部30の制御動作を行うようにしている。
【0026】一方、前記回転制御部30は、前記エンジ
ンENの回転数を検出して、この検出結果を設定回転数
と一致させるべく、燃料噴射ポンプのラックを移動調節
して、燃料供給量を調節する所謂アイソクロナス制御を
行うものであって、前記回転制御部30の入力側には、
前記ラックの位置を検出する例えば作動トランスなどか
ら成るラック位置の検出センサ−31と、前記エンジン
ENの近くに設けられ、その回転数を検出するエンジン
回転センサ−32とがそれぞれ接続され、また、前記回
転制御部30の入力側には、前述した車速制御部10の
出力ポ−トb7から動作指令信号が出力される。
ンENの回転数を検出して、この検出結果を設定回転数
と一致させるべく、燃料噴射ポンプのラックを移動調節
して、燃料供給量を調節する所謂アイソクロナス制御を
行うものであって、前記回転制御部30の入力側には、
前記ラックの位置を検出する例えば作動トランスなどか
ら成るラック位置の検出センサ−31と、前記エンジン
ENの近くに設けられ、その回転数を検出するエンジン
回転センサ−32とがそれぞれ接続され、また、前記回
転制御部30の入力側には、前述した車速制御部10の
出力ポ−トb7から動作指令信号が出力される。
【0027】また、前記回転制御部30の出力側には、
前記ラックを駆動する例えばリニアソレノイドを使用し
たラックアクチュエ−タ33を接続し、前記回転制御部
30からの出力信号で前記アクチュエ−タ33を介して
前記ラックの位置を調節し、前記エンジンENの回転を
制御するようになすと共に、前記回転制御部30からの
出力信号を、前述した車速制御部10の入力ポ−トa8
に与えるようにしている。
前記ラックを駆動する例えばリニアソレノイドを使用し
たラックアクチュエ−タ33を接続し、前記回転制御部
30からの出力信号で前記アクチュエ−タ33を介して
前記ラックの位置を調節し、前記エンジンENの回転を
制御するようになすと共に、前記回転制御部30からの
出力信号を、前述した車速制御部10の入力ポ−トa8
に与えるようにしている。
【0028】前記回転制御部30には、前記エンジン回
転センサ−32による検出回転数が、前記作業部などの
負荷変動によって設定回転数と異なった場合に、その設
定回転数に復帰させるために必要な補正設定回転数を求
める数表又は演算式と、前記エンジンENの無負荷時に
おけるラック相当位置を求める数表又は演算式と、この
無負荷ラック相当位置から設定回転数を得るのに必要な
目標ラック位置を求める数表又は演算式と、前記各種回
転数におけるラックの最大許容値とがそれぞれ記憶され
ている。
転センサ−32による検出回転数が、前記作業部などの
負荷変動によって設定回転数と異なった場合に、その設
定回転数に復帰させるために必要な補正設定回転数を求
める数表又は演算式と、前記エンジンENの無負荷時に
おけるラック相当位置を求める数表又は演算式と、この
無負荷ラック相当位置から設定回転数を得るのに必要な
目標ラック位置を求める数表又は演算式と、前記各種回
転数におけるラックの最大許容値とがそれぞれ記憶され
ている。
【0029】そして、前記回転制御部30は、前記作業
部の負荷変動によって、前記エンジン回転センサ−32
から入力される検出回転数が設定回転数と異なった場合
に、補正設定回転数を算出し、この補正設定回転数に対
応する無負荷相当ラック位置を読み出し、この読み出し
位置と前記ラック位置センサ−31から入力される実際
のラック位置とから、前記補正回転数を得るために必要
な目標ラック位置を算出して、この目標ラック位置に対
応する信号を前記アクチュエ−タ33に出力し、該アク
チュエ−タ33で前記ラックを目標ラック位置まで移動
調節を行って、前記エンジンENへの燃料供給量を調節
し、その回転制御を行い、負荷の大小に拘わらず、一定
の定格回転数に維持するのである。
部の負荷変動によって、前記エンジン回転センサ−32
から入力される検出回転数が設定回転数と異なった場合
に、補正設定回転数を算出し、この補正設定回転数に対
応する無負荷相当ラック位置を読み出し、この読み出し
位置と前記ラック位置センサ−31から入力される実際
のラック位置とから、前記補正回転数を得るために必要
な目標ラック位置を算出して、この目標ラック位置に対
応する信号を前記アクチュエ−タ33に出力し、該アク
チュエ−タ33で前記ラックを目標ラック位置まで移動
調節を行って、前記エンジンENへの燃料供給量を調節
し、その回転制御を行い、負荷の大小に拘わらず、一定
の定格回転数に維持するのである。
【0030】図1は、横軸に、エンジンの回転数が定格
回転数である場合におけるコンバインの走行速度Vを、
縦軸に前記エンジンENの最大負荷に対する負荷率Eを
とった負荷特性を示すグラフで、同図1中に示したF1
〜Fnの曲線は、各種異なる作業条件の下で求められた
負荷特性曲線であり、これらの負荷特性曲線F1〜Fn
は前記車速制御部10のROM10cに記憶されてい
る。
回転数である場合におけるコンバインの走行速度Vを、
縦軸に前記エンジンENの最大負荷に対する負荷率Eを
とった負荷特性を示すグラフで、同図1中に示したF1
〜Fnの曲線は、各種異なる作業条件の下で求められた
負荷特性曲線であり、これらの負荷特性曲線F1〜Fn
は前記車速制御部10のROM10cに記憶されてい
る。
【0031】同図1中、L,M,Hの記号は、それぞれ
実施例の副変速機における走行速度段が「低段速」、
「中段速」、「高段速」に位置されていることを、ま
た、1,2,3,4の各符号は、それぞれ実施例の主変
速機における走行速度段が、前進1段速、前進2段速、
前進3段速、前進4段速に位置されていることを示して
おり、これら主変速機と副変速機とにより前記コンバイ
ンの走行速度が、L1〜L4、M1〜M4及びH1,H
2の複数段階にわたって制御されるのである。
実施例の副変速機における走行速度段が「低段速」、
「中段速」、「高段速」に位置されていることを、ま
た、1,2,3,4の各符号は、それぞれ実施例の主変
速機における走行速度段が、前進1段速、前進2段速、
前進3段速、前進4段速に位置されていることを示して
おり、これら主変速機と副変速機とにより前記コンバイ
ンの走行速度が、L1〜L4、M1〜M4及びH1,H
2の複数段階にわたって制御されるのである。
【0032】また、同図1において、Ecmaxで示し
た直線は、車速制御動作中に前記エンジンENに加わる
負荷を、この値以下に制限するための負荷上限値を示す
最大負荷率であり、実際の作業走行時には、前記最大負
荷率よりも低い0.95Ecmax以下に設定され、こ
の設定値は前記車速制御部10のROM10cに記憶さ
れている。
た直線は、車速制御動作中に前記エンジンENに加わる
負荷を、この値以下に制限するための負荷上限値を示す
最大負荷率であり、実際の作業走行時には、前記最大負
荷率よりも低い0.95Ecmax以下に設定され、こ
の設定値は前記車速制御部10のROM10cに記憶さ
れている。
【0033】しかして、作業条件などで前記作業部の負
荷が変動したとき、最初に前記負荷特性曲線F1〜Fn
の一つを選択して、前記エンジンENの負荷が予め設定
された目標値となるように走行速度段を制御しても、こ
の目標走行速度段において、負荷が前記0.95Ecmax
に到達していなければ、この段階で、この走行速度段に
対する負荷率から、負荷状態を特定し、この負荷状態に
見合う負荷特性曲線を選択するのである。
荷が変動したとき、最初に前記負荷特性曲線F1〜Fn
の一つを選択して、前記エンジンENの負荷が予め設定
された目標値となるように走行速度段を制御しても、こ
の目標走行速度段において、負荷が前記0.95Ecmax
に到達していなければ、この段階で、この走行速度段に
対する負荷率から、負荷状態を特定し、この負荷状態に
見合う負荷特性曲線を選択するのである。
【0034】つまり、最初の目標値設定において、入力
負荷率と、主変速段及び副変速段による走行速度段とに
より、そのときの負荷状態が特定され、これに合致する
負荷特性曲線が選択される。例えば現在の入力負荷率が
ε1 で、走行速度段が「M3」であれば、図1において
点C1において特定され、図1における負荷特性曲線F
iが選択される。
負荷率と、主変速段及び副変速段による走行速度段とに
より、そのときの負荷状態が特定され、これに合致する
負荷特性曲線が選択される。例えば現在の入力負荷率が
ε1 で、走行速度段が「M3」であれば、図1において
点C1において特定され、図1における負荷特性曲線F
iが選択される。
【0035】所が、この負荷特性曲線Fiをもとに0.
95Ecmaxに対応する目標走行速度段即ちM4に制御し
ても、この目標走行速度段M4において負荷が0.95
Ecmaxより低い値の場合、例えば入力負荷率がε2 の場
合、次に、入力負荷率ε2 と前記目標走行速度段M4と
から、負荷状態が点C2に特定され、図1における負荷
特性曲線Fjが選択され、この曲線Fjをもとに0.9
5Ecmaxに対応する目標走行変速段即ちH1に制御され
るのである。
95Ecmaxに対応する目標走行速度段即ちM4に制御し
ても、この目標走行速度段M4において負荷が0.95
Ecmaxより低い値の場合、例えば入力負荷率がε2 の場
合、次に、入力負荷率ε2 と前記目標走行速度段M4と
から、負荷状態が点C2に特定され、図1における負荷
特性曲線Fjが選択され、この曲線Fjをもとに0.9
5Ecmaxに対応する目標走行変速段即ちH1に制御され
るのである。
【0036】そして、以上のようなコンバインの車速制
御装置において、現状の走行速度段から前記エンジンE
Nの負荷が所定の目標値となるような新たな走行速度段
へと制御する場合に、本発明においては、まず、先の制
御の結果生じる車速及びエンジン負荷の変化状態を示す
特性曲線Sを図1に示す如く求め、これを前記RAM1
0bに記憶し、以後はこの特性曲線Sに沿って定めた目
標車速を得るべく車速の制御が行われる。従来では、前
記負荷特性曲線F1〜Fnの複数が選択され、走行速度
段がM3位置からM4及びH1位置を経てH2位置まで
変速制御され、以後の作業においても前記と同様な変速
制御が繰り返されることから、車速制御の応答性が悪か
ったのであるが、本発明では、前記特性曲線Sに基づい
て車速の調節が行われる結果、前記M3位置からH2位
置への変速が速やかになされ、車速制御の応答性を高め
ることができる。
御装置において、現状の走行速度段から前記エンジンE
Nの負荷が所定の目標値となるような新たな走行速度段
へと制御する場合に、本発明においては、まず、先の制
御の結果生じる車速及びエンジン負荷の変化状態を示す
特性曲線Sを図1に示す如く求め、これを前記RAM1
0bに記憶し、以後はこの特性曲線Sに沿って定めた目
標車速を得るべく車速の制御が行われる。従来では、前
記負荷特性曲線F1〜Fnの複数が選択され、走行速度
段がM3位置からM4及びH1位置を経てH2位置まで
変速制御され、以後の作業においても前記と同様な変速
制御が繰り返されることから、車速制御の応答性が悪か
ったのであるが、本発明では、前記特性曲線Sに基づい
て車速の調節が行われる結果、前記M3位置からH2位
置への変速が速やかになされ、車速制御の応答性を高め
ることができる。
【0037】次に、以上の車速制御装置を、図3乃至図
5に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
5に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。
【0038】先ず、図3で明らかなごとく、運転開始に
伴う前記自動スイッチ9のオン動作で、前記車速ランプ
21が点灯すると共に、前記車速制御部10が動作され
(ステップ1)、次に、ステップ2において、前記最大
限負荷率Ecmaxの基準を設定するために乗じる係数
Kとして初期値1を与え、以後は斯かる制限負荷率K・
Ecmaxを越えない範囲で走行速度を制御する。
伴う前記自動スイッチ9のオン動作で、前記車速ランプ
21が点灯すると共に、前記車速制御部10が動作され
(ステップ1)、次に、ステップ2において、前記最大
限負荷率Ecmaxの基準を設定するために乗じる係数
Kとして初期値1を与え、以後は斯かる制限負荷率K・
Ecmaxを越えない範囲で走行速度を制御する。
【0039】そして、前記車速制御部10で、前記ラッ
ク位置Rと、主変速機の主変速段A及び副変速機の副変
速段Bとをそれぞれ認識して(ステップ3)、前記ラッ
ク位置Rに基づき、前記車速制御部10のROM10c
に記憶している演算式に基づいて入力負荷率εを算出し
(ステップ4)、次に、ステップ5において、前記入力
負荷率εが前記制限負荷率K・Ecmaxよりも大であ
るか否かが判断され、ノーの場合には、ステップ6にお
いて、後で詳述する増速制御サブルーチンによる制御が
行われる。また、前記ステップ5において、イエスの場
合には、前記増速制御サブルーチンによる増速制御動作
が完了した時点で計時が開始される後述のタイマt3
が、予め設定された設定時間T3よりも大であるか否か
が判断され(ステップ7)、イエスの場合には、ステッ
プ8において、前記係数Kから所定値0.05を減じ、
また、ノーの場合には、前記係数Kをそのままとして前
記主変速段Aが1であるか否かが判断され(ステップ
9)、このステップ9において、ノーの場合、つまり、
前記主変速段の変速により減速が可能な場合には、ステ
ップ10において、前記シフトモータ20が所定量逆転
されて主変速段が一段階変更される。 また、前記ステッ
プ9において、イエスの場合には、前記副変速段BがL
であるか否かが判定され(ステップ11)、ノーの場
合、つまり前記副変速段の変速により減速が可能な場合
には、前記減速指示ランプ23が点灯され(ステップ1
2)、前記副変速レバー52を低速側に操作することを
オペレータに指示し、この指示の結果走行速度が減速さ
れたか否かを、ステップ13において判断し、ノーの場
合には、前記警報ブザー24の鳴動を継続し(ステップ
14)、所定時間T1の範囲で待機してオペレータに減
速指示を促し(ステップ15)、更に、前記ステップ1
3において、イエスの場合、つまりオペレータが指示に
従って減速操作を行った結果減速された場合には、前記
減速指示ランプ23を消灯し(ステップ16)、所定時
間T2の範囲で待機した後(ステップ17)、ステップ
18において、前記車速制御部10が車速制御するため
の各種条件を満足しているか否かが判断され、イエスの
場合には、前記ステップ3の位置まで戻されて、以後同
様の動作が繰り返され、ノーの場合、前記車速制御部1
0が待機モードとされて、前記各種条件を満足するまで
車速制御が中止される。
ク位置Rと、主変速機の主変速段A及び副変速機の副変
速段Bとをそれぞれ認識して(ステップ3)、前記ラッ
ク位置Rに基づき、前記車速制御部10のROM10c
に記憶している演算式に基づいて入力負荷率εを算出し
(ステップ4)、次に、ステップ5において、前記入力
負荷率εが前記制限負荷率K・Ecmaxよりも大であ
るか否かが判断され、ノーの場合には、ステップ6にお
いて、後で詳述する増速制御サブルーチンによる制御が
行われる。また、前記ステップ5において、イエスの場
合には、前記増速制御サブルーチンによる増速制御動作
が完了した時点で計時が開始される後述のタイマt3
が、予め設定された設定時間T3よりも大であるか否か
が判断され(ステップ7)、イエスの場合には、ステッ
プ8において、前記係数Kから所定値0.05を減じ、
また、ノーの場合には、前記係数Kをそのままとして前
記主変速段Aが1であるか否かが判断され(ステップ
9)、このステップ9において、ノーの場合、つまり、
前記主変速段の変速により減速が可能な場合には、ステ
ップ10において、前記シフトモータ20が所定量逆転
されて主変速段が一段階変更される。 また、前記ステッ
プ9において、イエスの場合には、前記副変速段BがL
であるか否かが判定され(ステップ11)、ノーの場
合、つまり前記副変速段の変速により減速が可能な場合
には、前記減速指示ランプ23が点灯され(ステップ1
2)、前記副変速レバー52を低速側に操作することを
オペレータに指示し、この指示の結果走行速度が減速さ
れたか否かを、ステップ13において判断し、ノーの場
合には、前記警報ブザー24の鳴動を継続し(ステップ
14)、所定時間T1の範囲で待機してオペレータに減
速指示を促し(ステップ15)、更に、前記ステップ1
3において、イエスの場合、つまりオペレータが指示に
従って減速操作を行った結果減速された場合には、前記
減速指示ランプ23を消灯し(ステップ16)、所定時
間T2の範囲で待機した後(ステップ17)、ステップ
18において、前記車速制御部10が車速制御するため
の各種条件を満足しているか否かが判断され、イエスの
場合には、前記ステップ3の位置まで戻されて、以後同
様の動作が繰り返され、ノーの場合、前記車速制御部1
0が待機モードとされて、前記各種条件を満足するまで
車速制御が中止される。
【0040】また、前記ステップ11において、イエス
の場合には、つまり前記主変速段Aが1で、副変速段B
がLであり、それ以上の減速操作が不可能であるときに
は、前記作業部などで何等かの異常が発生したとして、
ステップ19において、前記シフトモ−タ20で主変速
段をニュ−トラルに位置させ、ステップ20において、
前記警報ランプ24を一定時間鳴動させ、前記車速ラン
プ21を消灯した後に、機体が停止される。
の場合には、つまり前記主変速段Aが1で、副変速段B
がLであり、それ以上の減速操作が不可能であるときに
は、前記作業部などで何等かの異常が発生したとして、
ステップ19において、前記シフトモ−タ20で主変速
段をニュ−トラルに位置させ、ステップ20において、
前記警報ランプ24を一定時間鳴動させ、前記車速ラン
プ21を消灯した後に、機体が停止される。
【0041】そして、前記ステップ5において、ノ−の
場合には、つまり前記入力負荷率εが前記制限負荷率K
・Ecmaxよりも小である場合には、図4に示した増
速制御サブル−チンに従って制御が行われる。
場合には、つまり前記入力負荷率εが前記制限負荷率K
・Ecmaxよりも小である場合には、図4に示した増
速制御サブル−チンに従って制御が行われる。
【0042】前記増速制御サブル−チンにおいては、図
4で明らかにしたごとく、先ず、後述する切換制御ル−
チン(ステップ21)で制御され、最初に負荷特性曲線
Fiが選択された後に、ステップ22において、現状の
主変速段Aと副変速段Bよりも一段階高速側とされた主
変速段aと副変速段bとが目標値と定められ、例えば現
状の主変速段がa=1で、かつ副変速段がb=Lの場合
には、目標とする主変速段がa=2、副変速段がb=H
と定められ、次に、ステップ23において、前記副変速
段Bが目標変速段bであるか否かが判断され、イエスの
場合には、ステップ24において、前記主変速段Aが目
標変速段aであるか否かが判断され、イエスの場合に
は、つまり前記主変速段Aと副変速段Bが共に目標変速
段a及びbであるときには、車速制御が中止される。
4で明らかにしたごとく、先ず、後述する切換制御ル−
チン(ステップ21)で制御され、最初に負荷特性曲線
Fiが選択された後に、ステップ22において、現状の
主変速段Aと副変速段Bよりも一段階高速側とされた主
変速段aと副変速段bとが目標値と定められ、例えば現
状の主変速段がa=1で、かつ副変速段がb=Lの場合
には、目標とする主変速段がa=2、副変速段がb=H
と定められ、次に、ステップ23において、前記副変速
段Bが目標変速段bであるか否かが判断され、イエスの
場合には、ステップ24において、前記主変速段Aが目
標変速段aであるか否かが判断され、イエスの場合に
は、つまり前記主変速段Aと副変速段Bが共に目標変速
段a及びbであるときには、車速制御が中止される。
【0043】また、前記ステップ23とステップ24に
おいて、それぞれノ−の場合には、ステップ25におい
て、この負荷特性曲線Fi上における各走行速度段に対
応する負荷率Eiが算出され、この後ステップ26で、
前記負荷率Eiが前記制限負荷率K・Ecmaxよりも
大であるか等しいかが判断される。
おいて、それぞれノ−の場合には、ステップ25におい
て、この負荷特性曲線Fi上における各走行速度段に対
応する負荷率Eiが算出され、この後ステップ26で、
前記負荷率Eiが前記制限負荷率K・Ecmaxよりも
大であるか等しいかが判断される。
【0044】そして、前記ステップ26における判断結
果がイエスの場合には、ステップ27において、前記変
速段がa=1であるか否かが判断され、ノ−の場合に
は、ステップ28において、前記変速段aを低速側に変
更する制御が行われ、また、前記ステップ27の判断結
果がイエスの場合には、前記副変速段bを低速側に変更
する制御が行われ、これら各ステップ28及び29での
制御後には、前記ステップ23へと戻される。
果がイエスの場合には、ステップ27において、前記変
速段がa=1であるか否かが判断され、ノ−の場合に
は、ステップ28において、前記変速段aを低速側に変
更する制御が行われ、また、前記ステップ27の判断結
果がイエスの場合には、前記副変速段bを低速側に変更
する制御が行われ、これら各ステップ28及び29での
制御後には、前記ステップ23へと戻される。
【0045】更に、前記ステップ26における判断結果
がノ−の場合には、前記増速制御動作終了後の経過時間
を計時するためのタイマt3をリセットして(ステップ
30)、この後ステップ31において、前記副変速段B
が目標変速段bであるか否かが判断され、ノ−の場合に
は、ステップ32において、増速指示ランプ22が点灯
され、次に、ステップ33において、副変速段が目標変
速段bになったか否かが判断され、ノ−の場合には、前
記警報ブザ−24が鳴動され、一定時間T1の範囲で待
機され、また、前記ステップ33において、イエスの場
合には、つまり副変速段が目標変速段bにまで変速され
たときには、ステップ36において、前記増速ランプ2
2が点灯される。
がノ−の場合には、前記増速制御動作終了後の経過時間
を計時するためのタイマt3をリセットして(ステップ
30)、この後ステップ31において、前記副変速段B
が目標変速段bであるか否かが判断され、ノ−の場合に
は、ステップ32において、増速指示ランプ22が点灯
され、次に、ステップ33において、副変速段が目標変
速段bになったか否かが判断され、ノ−の場合には、前
記警報ブザ−24が鳴動され、一定時間T1の範囲で待
機され、また、前記ステップ33において、イエスの場
合には、つまり副変速段が目標変速段bにまで変速され
たときには、ステップ36において、前記増速ランプ2
2が点灯される。
【0046】また、前記ステップ31において、イエス
の場合には、つまり前記副変速段Bが目標変速段bにま
で変速されたときには、ステップ37で前記主変速段A
を目標変速段aとする制御が行われ、この後一定時間T
2だけ待機した後(ステップ38)、ステップ39にお
いて、前記増速制御動作終了後の経過時間を計時するた
めのタイマt3による計時を開始する。
の場合には、つまり前記副変速段Bが目標変速段bにま
で変速されたときには、ステップ37で前記主変速段A
を目標変速段aとする制御が行われ、この後一定時間T
2だけ待機した後(ステップ38)、ステップ39にお
いて、前記増速制御動作終了後の経過時間を計時するた
めのタイマt3による計時を開始する。
【0047】前記増速制御サブル−チンで行われる前記
切換制御ル−チン(ステップ21)は、目標車速設定回
数が0の場合、つまり最初に目標値を設定する場合、前
記した通り入力負荷率εと走行速度段から現在の負荷状
態を特定し、これに合致する負荷特性曲線、例えばFi
を選択し、前記したステップ22乃至39のもとに車速
制御が行なわれるのである。
切換制御ル−チン(ステップ21)は、目標車速設定回
数が0の場合、つまり最初に目標値を設定する場合、前
記した通り入力負荷率εと走行速度段から現在の負荷状
態を特定し、これに合致する負荷特性曲線、例えばFi
を選択し、前記したステップ22乃至39のもとに車速
制御が行なわれるのである。
【0048】即ち、図5に示すように先ず、ステップ4
0において、車速と負荷率とが検出されて、RAM10
bにその値を取込み、また、ステップ41において、目
標車速設定回数がn=0であるか否かが判断され、イエ
スの場合、つまり最初に目標車速を設定する時には、ス
テップ42において、前記車速制御部10のROM10
c内に記憶した負荷特性曲線F1〜Fnから、現在の負
荷状態をもとに、例えば、走行速度段がM3で、負荷率
がε1 であれば、負荷特性曲線Fiが選択され、この後
ステップ43において、前記曲線Fiに基づいた目標車
速の決定が行われ、次に、ステップ44で、設定回数n
がn+1とされる。
0において、車速と負荷率とが検出されて、RAM10
bにその値を取込み、また、ステップ41において、目
標車速設定回数がn=0であるか否かが判断され、イエ
スの場合、つまり最初に目標車速を設定する時には、ス
テップ42において、前記車速制御部10のROM10
c内に記憶した負荷特性曲線F1〜Fnから、現在の負
荷状態をもとに、例えば、走行速度段がM3で、負荷率
がε1 であれば、負荷特性曲線Fiが選択され、この後
ステップ43において、前記曲線Fiに基づいた目標車
速の決定が行われ、次に、ステップ44で、設定回数n
がn+1とされる。
【0049】また、前記ステップ41において、ノ−の
場合には、つまりn=0回以上の目標設定が行われてい
る場合には、ステップ45において、目標設定回数が
(n=1)であるか否かが判断され、イエスの場合に
は、ステップ46において、RAM10bに取込んだ車
速、負荷率から、次の演算式 ε1=α(v1−d)2 +β ε2=α(v2−d)2 +β に基づいて、車速及びエンジン負荷の変化状態を示す特
性曲線Sを求めるための変数α値とβ値とが算出される
と共に、前記RAM10bに取込んだ車速及び負荷率か
らROM10cに記憶している負荷特性曲線Fjを選択
して車速を決定し(ステップ47)、この後ステップ4
8で、設定回数nがn+1とされる。尚、前記演算式中
のdは、X軸方向の変位値で任意に定めた定数である。
場合には、つまりn=0回以上の目標設定が行われてい
る場合には、ステップ45において、目標設定回数が
(n=1)であるか否かが判断され、イエスの場合に
は、ステップ46において、RAM10bに取込んだ車
速、負荷率から、次の演算式 ε1=α(v1−d)2 +β ε2=α(v2−d)2 +β に基づいて、車速及びエンジン負荷の変化状態を示す特
性曲線Sを求めるための変数α値とβ値とが算出される
と共に、前記RAM10bに取込んだ車速及び負荷率か
らROM10cに記憶している負荷特性曲線Fjを選択
して車速を決定し(ステップ47)、この後ステップ4
8で、設定回数nがn+1とされる。尚、前記演算式中
のdは、X軸方向の変位値で任意に定めた定数である。
【0050】そして、前記ステップ45の判断結果がノ
−の場合には、ステップ49において、目標設定回数が
n=2であるか否かが判断され、イエスの場合には、ス
テップ50において、RAM10bに取込んだ車速負荷
率から、次の演算式、 ε1=α(v1−γ)2 +β ε2=α(v2−γ)2 +β ε3=α(v3−γ)2 +β に基づいて、前記特性曲線Sを求めるための変数α値と
β値及びγ値とが算出されると共に前記RAM10bに
取込んだ車速、負荷率からROM10c内に記憶してい
る負荷特性曲線Fkを選択し、この負荷特性曲線Fk上
にて車速を決定し(ステップ51)、次に、ステップ5
2で、設定回数nがn+1とされる。
−の場合には、ステップ49において、目標設定回数が
n=2であるか否かが判断され、イエスの場合には、ス
テップ50において、RAM10bに取込んだ車速負荷
率から、次の演算式、 ε1=α(v1−γ)2 +β ε2=α(v2−γ)2 +β ε3=α(v3−γ)2 +β に基づいて、前記特性曲線Sを求めるための変数α値と
β値及びγ値とが算出されると共に前記RAM10bに
取込んだ車速、負荷率からROM10c内に記憶してい
る負荷特性曲線Fkを選択し、この負荷特性曲線Fk上
にて車速を決定し(ステップ51)、次に、ステップ5
2で、設定回数nがn+1とされる。
【0051】また、前記ステップ49での判断結果がノ
−の場合、つまり、設定回数nが2回以上つまり3回以
上の場合には、ステップ53において、ε1〜εn及び
v1〜vnの各値により車速及びエンジン負荷の変化状
態を示す特性曲線Sが求められ、ステップ54におい
て、この特性曲線Sに基づいて車速の決定が行われる。
−の場合、つまり、設定回数nが2回以上つまり3回以
上の場合には、ステップ53において、ε1〜εn及び
v1〜vnの各値により車速及びエンジン負荷の変化状
態を示す特性曲線Sが求められ、ステップ54におい
て、この特性曲線Sに基づいて車速の決定が行われる。
【0052】尚、以上の切換制御ル−チンにおいて車速
が決定された後には、図4のステップ22に戻されて、
以後前記した流れの基に車速制御が行われる。
が決定された後には、図4のステップ22に戻されて、
以後前記した流れの基に車速制御が行われる。
【図1】本発明にかかる車速制御装置の車速とエンジン
負荷との関係を示す負荷特性グラフ。
負荷との関係を示す負荷特性グラフ。
【図2】同車速制御装置を示すブロック図。
【図3】同車速制御装置のフロ−チャ−ト図。
【図4】同車速制御装置のフロ−チャ−ト図。
【図5】同車速制御装置のフロ−チャ−ト図。
【図6】収穫機の一例として示すコンバイン全体の斜面
図。
図。
2……走行部 3,4……作業部 EN……エンジン
Claims (1)
- 【請求項1】 負荷の大小に拘わらず回転数を設定回転
数に維持するエンジンを備え、該エンジンにより走行部
及び作業部を駆動する構成とした収穫機に装備され、車
速とエンジン負荷との関係を予め複数の負荷特性として
記憶し、車速及びエンジン負荷の検出結果に基づいて前
記複数の負荷特性の一つを選択し、エンジン負荷が選択
された負荷特性上にて設定された目標値となるような目
標車速に制御するようにした収穫機の車速制御装置であ
って、前記目標車速において、前記エンジン負荷が前記
目標値に到達していない場合、先に選択した負荷特性に
従った制御の結果として生じる車速及びエンジン負荷の
変化状態を求める手段と、求められた変化状態に基づい
て車速を調節する手段とを備えていることを特徴とする
収穫機の車速制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2671496A JP2804936B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 収穫機の車速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2671496A JP2804936B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 収穫機の車速制御装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3560189A Division JP2767266B2 (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 収穫機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08228566A JPH08228566A (ja) | 1996-09-10 |
| JP2804936B2 true JP2804936B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=12201032
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2671496A Expired - Fee Related JP2804936B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 収穫機の車速制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2804936B2 (ja) |
-
1996
- 1996-02-14 JP JP2671496A patent/JP2804936B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08228566A (ja) | 1996-09-10 |
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