JP2907355B2 - 紡機の停止方法 - Google Patents
紡機の停止方法Info
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- JP2907355B2 JP2907355B2 JP17434691A JP17434691A JP2907355B2 JP 2907355 B2 JP2907355 B2 JP 2907355B2 JP 17434691 A JP17434691 A JP 17434691A JP 17434691 A JP17434691 A JP 17434691A JP 2907355 B2 JP2907355 B2 JP 2907355B2
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Landscapes
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はリング精紡機、リング
撚糸機等の紡機におけるスピンドルの停止方法に関す
る。
撚糸機等の紡機におけるスピンドルの停止方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来精紡機の管換方法として、ボビンが
満管となるとリングレール7が下降して満ボビン12F
に胴巻10aと尻巻10bを行ない、次いで満ボビン1
2Fを抜上げて尻巻10bをスピンドル3にループ巻き
10cし、スピンドル3と満ボビン12F間で尻巻10
bを切断し、満ボビン12Fを所定の取出位置へ排出
し、代わって空ボビン12をスピンドル3へ装着するも
のが知られている(特開昭60−126334号、又は
図2)。
満管となるとリングレール7が下降して満ボビン12F
に胴巻10aと尻巻10bを行ない、次いで満ボビン1
2Fを抜上げて尻巻10bをスピンドル3にループ巻き
10cし、スピンドル3と満ボビン12F間で尻巻10
bを切断し、満ボビン12Fを所定の取出位置へ排出
し、代わって空ボビン12をスピンドル3へ装着するも
のが知られている(特開昭60−126334号、又は
図2)。
【0003】この方法では図2(b)から判るように、
スピンドル3にループ巻き10cされた尻巻のスピンド
ル3とトラベラ8間にわたる部分10dが空ボビン12
挿着時にその下端で押下げられてスネールワイヤ11か
ら下方の糸を引張るので、糸切れを生じないための適当
な糸のたるみ、即ちスナール25を生じるように満管停
止時のスピンドル回転速度が制御されていた。そして空
ボビン12の挿着でこのスナール25を伸ばして起動し
ていた。
スピンドル3にループ巻き10cされた尻巻のスピンド
ル3とトラベラ8間にわたる部分10dが空ボビン12
挿着時にその下端で押下げられてスネールワイヤ11か
ら下方の糸を引張るので、糸切れを生じないための適当
な糸のたるみ、即ちスナール25を生じるように満管停
止時のスピンドル回転速度が制御されていた。そして空
ボビン12の挿着でこのスナール25を伸ばして起動し
ていた。
【0004】しかし、このような管換方法を行なう精紡
機では、満管に至るまでの紡出途中において機台を停止
させる時(以下、中間停止時)にも前記満管時と同様の
スピンドル減速を行なっているので、バルーニングがゆ
るんでスナールを生じていた。停止原因を除去して再起
動すると、このスナール25がバルーニングをふくらま
せてスネールワイヤ11のスラブキャッチャに引掛り、
糸切れを生じるので、再起動前にリングレール7のみを
下降させてスナール25解きほぐしたり(特開昭63−
190029号)、あるいは機台を停止させる時に、ス
ピンドル3を駆動するチンプーリをブレーキによって急
停止させてスナール25を生じさせないようにしてい
た。
機では、満管に至るまでの紡出途中において機台を停止
させる時(以下、中間停止時)にも前記満管時と同様の
スピンドル減速を行なっているので、バルーニングがゆ
るんでスナールを生じていた。停止原因を除去して再起
動すると、このスナール25がバルーニングをふくらま
せてスネールワイヤ11のスラブキャッチャに引掛り、
糸切れを生じるので、再起動前にリングレール7のみを
下降させてスナール25解きほぐしたり(特開昭63−
190029号)、あるいは機台を停止させる時に、ス
ピンドル3を駆動するチンプーリをブレーキによって急
停止させてスナール25を生じさせないようにしてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】リングレールのみを下
降させる方法はリングレール昇降のための専用駆動源等
を必要とするので、構造が複雑となるおそれがある。ま
たブレーキで急停止させる方法はスナール発生防止のた
めにはかなり有効であるが、ブレーキの損耗が激しい上
に、急制動によりスピンドル駆動系各所の軸受等に対す
る悪影響も大きく好ましくない。
降させる方法はリングレール昇降のための専用駆動源等
を必要とするので、構造が複雑となるおそれがある。ま
たブレーキで急停止させる方法はスナール発生防止のた
めにはかなり有効であるが、ブレーキの損耗が激しい上
に、急制動によりスピンドル駆動系各所の軸受等に対す
る悪影響も大きく好ましくない。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は前記した管換
を行なう精紡機等に用いて好適な停止方法を提供しよう
とするもので主モータとして可変周波数電源により駆動
されるモータを使用し、その主モータによってスピンド
ルを回転するようにしたリング精紡機、リング撚糸機等
の紡機において、管換のための満管停止時にはドラフト
ローラとトラベラ間にわたる糸に適当量のスナールを生
じさせる第1減速勾配で、また、満管に至るまでの紡出
途中での中間停止時には前記第1減速勾配より急で、前
記糸にスナールを殆んど発生させない別の減速勾配で夫
々スピンドルの回転速度が低下するように可変周波数電
源により主モータを変速駆動することを特徴とする。
を行なう精紡機等に用いて好適な停止方法を提供しよう
とするもので主モータとして可変周波数電源により駆動
されるモータを使用し、その主モータによってスピンド
ルを回転するようにしたリング精紡機、リング撚糸機等
の紡機において、管換のための満管停止時にはドラフト
ローラとトラベラ間にわたる糸に適当量のスナールを生
じさせる第1減速勾配で、また、満管に至るまでの紡出
途中での中間停止時には前記第1減速勾配より急で、前
記糸にスナールを殆んど発生させない別の減速勾配で夫
々スピンドルの回転速度が低下するように可変周波数電
源により主モータを変速駆動することを特徴とする。
【0007】
【作用】満管時には第1減速勾配で主モータを可変周波
数電源で制御し、適当量のスナールを発生させるため前
記のような管換作動が行われても糸切れの心配がない。
また、紡出途中の中間停止時には、第1減速勾配よりも
急な別の減速勾配で主モータを回転制御するので、スナ
ールが殆んど発生せず、再起動時の糸切れがない。
数電源で制御し、適当量のスナールを発生させるため前
記のような管換作動が行われても糸切れの心配がない。
また、紡出途中の中間停止時には、第1減速勾配よりも
急な別の減速勾配で主モータを回転制御するので、スナ
ールが殆んど発生せず、再起動時の糸切れがない。
【0008】
【実施例】図1において、精紡機1のスピンドルレール
2には、長手方向に所定ピッチで多数のスピンドル3が
支持してある。各スピンドル3は主モータ4で駆動され
るプーリ5から、ベルト6を介して回動駆動される。7
はリングレール、8はリングレール7上を周回可能なト
ラベラで、主モータ4により回動するドラフトローラ9
から紡出される糸10を、スネールワイヤ11を経てト
ラベラ8を介してボビン12回りに巻取るようになって
いる。
2には、長手方向に所定ピッチで多数のスピンドル3が
支持してある。各スピンドル3は主モータ4で駆動され
るプーリ5から、ベルト6を介して回動駆動される。7
はリングレール、8はリングレール7上を周回可能なト
ラベラで、主モータ4により回動するドラフトローラ9
から紡出される糸10を、スネールワイヤ11を経てト
ラベラ8を介してボビン12回りに巻取るようになって
いる。
【0009】主モータ4は可変周波数電源装置から成る
はん用のインバータ20を介して駆動制御される誘導電
動モータである。インバータ20の周波数設定端子a1
にはスイッチS1〜S3の夫々に、速度設定用抵抗器r
1〜r3を直列接続した速度設定回路30〜32が並列
接続してある。また加速勾配設定端子a2とコモン端子
a4間には後述の加速用リレーR1の接点R1aと加速
勾配設定用の抵抗器VR1を直列接続した加速勾配設定
回路33が接続してある。減速勾配設定端子a3とコモ
ン端子a4間には満管停止時の第1減速勾配を設定する
抵抗器VR2と第1減速用リレーR2の接点R2aを直
列接続した第1減速勾配設定回路34と、中間停止時の
第2の減速勾配を設定する抵抗器VR3と第2減速用リ
レーR3の接点R3aとを直列接続した第2減速勾配設
定回路35とが並設接続されている。
はん用のインバータ20を介して駆動制御される誘導電
動モータである。インバータ20の周波数設定端子a1
にはスイッチS1〜S3の夫々に、速度設定用抵抗器r
1〜r3を直列接続した速度設定回路30〜32が並列
接続してある。また加速勾配設定端子a2とコモン端子
a4間には後述の加速用リレーR1の接点R1aと加速
勾配設定用の抵抗器VR1を直列接続した加速勾配設定
回路33が接続してある。減速勾配設定端子a3とコモ
ン端子a4間には満管停止時の第1減速勾配を設定する
抵抗器VR2と第1減速用リレーR2の接点R2aを直
列接続した第1減速勾配設定回路34と、中間停止時の
第2の減速勾配を設定する抵抗器VR3と第2減速用リ
レーR3の接点R3aとを直列接続した第2減速勾配設
定回路35とが並設接続されている。
【0010】第1減速勾配設定回路34の抵抗器VR2
は、図3に示す第1減速勾配DEC1を実現するように
その抵抗値が設定され、この減速勾配DEC1は満管信
号でインバータ減速に入って停止したときに、図2
(a)に示すようにドラフトローラ9とトラベラ8間に
わたる糸に適当量L1のスナール25が形成されるよう
に予め試紡によって決定されている。このスナール25
は、後述のように管換によって空管挿着時には伸ばされ
る量にしてある。
は、図3に示す第1減速勾配DEC1を実現するように
その抵抗値が設定され、この減速勾配DEC1は満管信
号でインバータ減速に入って停止したときに、図2
(a)に示すようにドラフトローラ9とトラベラ8間に
わたる糸に適当量L1のスナール25が形成されるよう
に予め試紡によって決定されている。このスナール25
は、後述のように管換によって空管挿着時には伸ばされ
る量にしてある。
【0011】次に第2減速勾配設定回路35の抵抗器V
R3は図4に示す第2減速勾配DEC2を実現するよう
にその抵抗値が設定され、第2減速勾配DEC2は前記
第1減速勾配DEC1よりも急勾配で、中間停止信号で
インバータ減速に入って停止したときに、図1に示すよ
うに糸10に殆んどスナールを生じないように、予め試
紡によって決定されている。尚、この中間停止時の減速
勾配は分玉に応じて更に複数設けてもよい。
R3は図4に示す第2減速勾配DEC2を実現するよう
にその抵抗値が設定され、第2減速勾配DEC2は前記
第1減速勾配DEC1よりも急勾配で、中間停止信号で
インバータ減速に入って停止したときに、図1に示すよ
うに糸10に殆んどスナールを生じないように、予め試
紡によって決定されている。尚、この中間停止時の減速
勾配は分玉に応じて更に複数設けてもよい。
【0012】インバータ20には、制御装置21が接続
してある。制御装置21には加速リレーR1、第1減速
リレーR2、第2減速リレーR3が接続されると共に、
フロントローラ9の回転から糸10の紡出量を側長し、
満管となると満管信号を出力する周知のオートカウンタ
22及び手動で操作され、中間停止信号を出力する中間
停止スイッチ23が接続され、予め記憶されたプログラ
ムに従って前記スイッチS1〜S3、接点R1a,R2
a,R3aを切換えるようになっている。
してある。制御装置21には加速リレーR1、第1減速
リレーR2、第2減速リレーR3が接続されると共に、
フロントローラ9の回転から糸10の紡出量を側長し、
満管となると満管信号を出力する周知のオートカウンタ
22及び手動で操作され、中間停止信号を出力する中間
停止スイッチ23が接続され、予め記憶されたプログラ
ムに従って前記スイッチS1〜S3、接点R1a,R2
a,R3aを切換えるようになっている。
【0013】スピンドル3にボビン12を挿着してイン
バータ20が起動され、制御装置21の加速リレーR1
が励磁して加速勾配設定回路33の接点R1aが閉じ、
かつ、スイッチS1が閉じて、図3に示すように速度V
1までスピンドル回転速度が上昇される。次に巻量に応
じてスイッチS2,S3が順に閉じて、スピンドル回転
速度が速度V2を経て速度V3の最高紡出速度に達す
る。
バータ20が起動され、制御装置21の加速リレーR1
が励磁して加速勾配設定回路33の接点R1aが閉じ、
かつ、スイッチS1が閉じて、図3に示すように速度V
1までスピンドル回転速度が上昇される。次に巻量に応
じてスイッチS2,S3が順に閉じて、スピンドル回転
速度が速度V2を経て速度V3の最高紡出速度に達す
る。
【0014】速度V3での紡出運転中に何らかの機台停
止事由が生じた時、作業者は中間停止スイッチ23を閉
じる。これにより中間停止信号が出力されると、加速リ
レーR1に代わって第2減速リレーR3が励磁され、そ
の接点R3aが閉じ、主モータ4は、スピンドル回転速
度が速度ゼロへ向かって、第2減速勾配設定回路35で
設定される第2減速勾配DEC2で減速するようにイン
バータ減速される。第2減速勾配DEC2によりスピン
ドル3は急激に減速されるので、慣性で回り続けようと
するトラベラ8に対して糸10を介してスピンドル3が
ブレーキをかけるように作用し、糸10が引張られ気味
となるため、バルーニングが小さくなり、停止時にはバ
ルーニングの緩みによるスナールは殆んど生じない。機
台停止事由が解除されて再起動されると、第2減速リレ
ーR3に代わって加速リレーR1が励磁され、スピンド
ル3は前記同様に速度V1,V2を経て速度V3まで加
速されるが、スナールが殆んど生じていないので、糸切
れ発生も殆んどない。しかもブレーキによる急停止でな
いので、ブレーキの損耗等もなく、スピンドル回転駆動
系に与える悪影響も少ない。
止事由が生じた時、作業者は中間停止スイッチ23を閉
じる。これにより中間停止信号が出力されると、加速リ
レーR1に代わって第2減速リレーR3が励磁され、そ
の接点R3aが閉じ、主モータ4は、スピンドル回転速
度が速度ゼロへ向かって、第2減速勾配設定回路35で
設定される第2減速勾配DEC2で減速するようにイン
バータ減速される。第2減速勾配DEC2によりスピン
ドル3は急激に減速されるので、慣性で回り続けようと
するトラベラ8に対して糸10を介してスピンドル3が
ブレーキをかけるように作用し、糸10が引張られ気味
となるため、バルーニングが小さくなり、停止時にはバ
ルーニングの緩みによるスナールは殆んど生じない。機
台停止事由が解除されて再起動されると、第2減速リレ
ーR3に代わって加速リレーR1が励磁され、スピンド
ル3は前記同様に速度V1,V2を経て速度V3まで加
速されるが、スナールが殆んど生じていないので、糸切
れ発生も殆んどない。しかもブレーキによる急停止でな
いので、ブレーキの損耗等もなく、スピンドル回転駆動
系に与える悪影響も少ない。
【0015】こうして速度V3で紡出運転を続け、巻量
が満管となるとオートカウンタ22が満管信号を出力す
る。この信号で加速リレーR1に代わって第1減速リレ
ーR2が励磁され、接点R2aが閉じ、スイッチS3が
開く。これによってスピンドル3は第1減速勾配設定回
路34で設定される第1減速勾配DEC1で速度ゼロへ
向かって減速する。この減速中にリングレール8が下降
し、満管12Fに胴巻10aと尻巻10bを施す。停止
すると、バルーニングが緩んで適当量L1のスナール2
5を生じる(図2(a))。次いで図示しない管換装置
で満管12Fをスピンドル3から抜き上げると、尻巻1
0bがほどけて、スピンドル3にループ巻き10cとな
り、次いでスピンドル3と満管12F間の尻巻が切断さ
れる。満管12Fを抜き上げる時、尻巻10bがほどけ
ると共に引張られて、スナール25が一部伸ばされて長
さL2となる(図2(b))。
が満管となるとオートカウンタ22が満管信号を出力す
る。この信号で加速リレーR1に代わって第1減速リレ
ーR2が励磁され、接点R2aが閉じ、スイッチS3が
開く。これによってスピンドル3は第1減速勾配設定回
路34で設定される第1減速勾配DEC1で速度ゼロへ
向かって減速する。この減速中にリングレール8が下降
し、満管12Fに胴巻10aと尻巻10bを施す。停止
すると、バルーニングが緩んで適当量L1のスナール2
5を生じる(図2(a))。次いで図示しない管換装置
で満管12Fをスピンドル3から抜き上げると、尻巻1
0bがほどけて、スピンドル3にループ巻き10cとな
り、次いでスピンドル3と満管12F間の尻巻が切断さ
れる。満管12Fを抜き上げる時、尻巻10bがほどけ
ると共に引張られて、スナール25が一部伸ばされて長
さL2となる(図2(b))。
【0016】次にボビン12をスピンドル3の上方から
挿入すると、スピンドル3とトラベラ8間にわたってい
る尻巻10dがボビン12の下端で下方へ押下げられ、
これによって残っていた長さL2のスナール25を殆ん
ど伸ばす。そして、機台は起動されるが、スナール25
が殆んど無い状態であるから、この時にも糸切れはな
い。
挿入すると、スピンドル3とトラベラ8間にわたってい
る尻巻10dがボビン12の下端で下方へ押下げられ、
これによって残っていた長さL2のスナール25を殆ん
ど伸ばす。そして、機台は起動されるが、スナール25
が殆んど無い状態であるから、この時にも糸切れはな
い。
【0017】尚、この実施例ではインバータ20の外部
に第1、第2減速勾配配設回路34,35を設けたもの
で説明したが、インバータ20自体に、このような減速
時の減速勾配を複数設定できる機能を備えている場合に
は、その減速勾配を切換えるようにしてもよい。
に第1、第2減速勾配配設回路34,35を設けたもの
で説明したが、インバータ20自体に、このような減速
時の減速勾配を複数設定できる機能を備えている場合に
は、その減速勾配を切換えるようにしてもよい。
【0018】次に図5,6で他の実施例を説明する。イ
ンバータ20の減速勾配設定回路35aは1つのみで、
抵抗器VR3は後述の段階的な速度間の減速が最も短時
間で行われるように設定してある。インバータ20の周
波数設定端子a1には、速度V3から速度ゼロへ向かう
速度をn段階に区切り各段階の速度VD1〜VDn(速
度ゼロ)を実現する周波数がマイクロコンピュータ21
aからD/A変換器28を介して入力される。また、イ
ンバータ20には各速度VD1〜VDnを保持して、第
1減速勾配DEC1、第2減速勾配DEC2を近似する
ための時間T1,t1がコンピュータ21aのプログラ
ムによって与えられる。
ンバータ20の減速勾配設定回路35aは1つのみで、
抵抗器VR3は後述の段階的な速度間の減速が最も短時
間で行われるように設定してある。インバータ20の周
波数設定端子a1には、速度V3から速度ゼロへ向かう
速度をn段階に区切り各段階の速度VD1〜VDn(速
度ゼロ)を実現する周波数がマイクロコンピュータ21
aからD/A変換器28を介して入力される。また、イ
ンバータ20には各速度VD1〜VDnを保持して、第
1減速勾配DEC1、第2減速勾配DEC2を近似する
ための時間T1,t1がコンピュータ21aのプログラ
ムによって与えられる。
【0019】このような構成によれば、速度VD1〜V
Dnを非常に細かく区分し、しかも時間T1とt1の切
換をするようにプログラムすることにより、満管時の第
1減速勾配DEC1と中間停止時の第2減速勾配DEC
2とを切換えることができる。尚、コンピュータ21a
の与える速度VD1〜VDnを実現する周波数を、バイ
ナリデータのまま、インバータ20へ入力するようにし
てもよい。
Dnを非常に細かく区分し、しかも時間T1とt1の切
換をするようにプログラムすることにより、満管時の第
1減速勾配DEC1と中間停止時の第2減速勾配DEC
2とを切換えることができる。尚、コンピュータ21a
の与える速度VD1〜VDnを実現する周波数を、バイ
ナリデータのまま、インバータ20へ入力するようにし
てもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のようにこの発明の方法によれば、
リング精紡機等の紡機において満管停止時と中間停止時
のスピンドル回転速度の減速勾配を切換え、インバータ
制御によって満管停止時には適当量のスナールを生じる
ようにし、また中間停止時にはスナール発生を防止する
ようにしたので、管換時に空ボビンによってスピンドル
とトラベラ間にわたる尻糸が引張られるような場合でも
糸切れなく管換ができる。しかも、中間停止時にスナー
ルが殆んど生じないので、再起動してもそのスナールが
スラブキャッチャに引掛って生じる糸切れも防止でき
る。また、中間停止時に、高速回転するスピンドルをブ
レーキで急制動しないので、ブレーキの損耗もなく、騒
音の発生やスピンドル駆動系への悪影響もなくなる。
リング精紡機等の紡機において満管停止時と中間停止時
のスピンドル回転速度の減速勾配を切換え、インバータ
制御によって満管停止時には適当量のスナールを生じる
ようにし、また中間停止時にはスナール発生を防止する
ようにしたので、管換時に空ボビンによってスピンドル
とトラベラ間にわたる尻糸が引張られるような場合でも
糸切れなく管換ができる。しかも、中間停止時にスナー
ルが殆んど生じないので、再起動してもそのスナールが
スラブキャッチャに引掛って生じる糸切れも防止でき
る。また、中間停止時に、高速回転するスピンドルをブ
レーキで急制動しないので、ブレーキの損耗もなく、騒
音の発生やスピンドル駆動系への悪影響もなくなる。
【図1】本発明の方法を実施する装置を示す図である。
【図2】管換動作時の説明図である。
【図3】スピンドルの回転速度線図である。
【図4】中間停止時のスピンドルの回転速度線図であ
る。
る。
【図5】他の実施例を示す図である。
【図6】図5の装置によるスピンドルの回転速度線図で
ある。
ある。
1 リング精紡機、 3 スピンドル、 4 主モー
タ、 8 トラベラ、9 ドラフトローラ、 20 イ
ンバータ、 22 オートカウンタ、23 中間停止ス
イッチ、 25 スナール、 DEC1 第1減速勾
配、DEC2 第2減速勾配
タ、 8 トラベラ、9 ドラフトローラ、 20 イ
ンバータ、 22 オートカウンタ、23 中間停止ス
イッチ、 25 スナール、 DEC1 第1減速勾
配、DEC2 第2減速勾配
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D01H 1/20 D01H 7/22
Claims (1)
- 【請求項1】 主モータとして可変周波数電源により駆
動されるモータを使用し、その主モータによってスピン
ドルを回転するようにしたリング精紡機、リング撚糸機
等の紡機において、管換のための満管停止時にはドラフ
トローラとトラベラ間にわたる糸に適当量のスナールを
生じさせる第1減速勾配で、また、満管に至るまでの紡
出途中での中間停止時には前記第1減速勾配より急で、
前記糸にスナールを殆んど発生させない別の減速勾配で
夫々スピンドルの回転速度が低下するように可変周波数
電源により主モータを変速駆動することを特徴とする紡
機の停止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17434691A JP2907355B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 紡機の停止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17434691A JP2907355B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 紡機の停止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04370224A JPH04370224A (ja) | 1992-12-22 |
| JP2907355B2 true JP2907355B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=15977038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17434691A Expired - Lifetime JP2907355B2 (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 紡機の停止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2907355B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-19 JP JP17434691A patent/JP2907355B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04370224A (ja) | 1992-12-22 |
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