JP2929261B2 - 測温センサ - Google Patents

測温センサ

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JP2929261B2
JP2929261B2 JP6125535A JP12553594A JP2929261B2 JP 2929261 B2 JP2929261 B2 JP 2929261B2 JP 6125535 A JP6125535 A JP 6125535A JP 12553594 A JP12553594 A JP 12553594A JP 2929261 B2 JP2929261 B2 JP 2929261B2
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thermocouple
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辻彦 安田
誠 梅村
章祥 阪納
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測温センサに関する。
特に、測温センサの検温・取り替えに迅速性が要求され
る各種発電所及び石油化学プラント等のボイラ・配管温
度測定、及び、ポンプ・ファン・モータ等の軸受温度測
定等における使用に好適な温度センサに関する。
【0002】温度センサとは、熱電対、測温抵抗体等
の、シース測温体とリード線との間にリード線コネクタ
を必要とするものを意味する。
【0003】ここでは、温度センサとして、熱電対を例
に採り説明するが、これに限られるものではない。即
ち、図1に示す如く、保護管11の取付けボス部(フラ
ンジ部)13を介して被測温体15の壁部(取付け部)
15aに熱電対を取付ける場合を例に採り説明するが、
被測温体の壁部に、直接、熱電対を取付ける場合でも同
様である。
【0004】
【従来の技術】図1に従来の熱電対の一例を示す。
【0005】(1)基本的には、熱電対Tは、端子板1
7を備えたリード線コネクタ19と、前記端子板17と
結線されるシース測温体21と、リード線コネクタ19
に固着されシース測温体21の上側部を保持囲繞する筒
状アダプタ23とを備えた構成である。ここでシース測
温体21は、上方部にばね座部21aを介して押込検出
柱部22が形成されている。この押し込み検出柱部22
の突出で、保護管11内への押し込み完了有無の検出が
できる。
【0006】図例では、筒状アダプタ23はスプリング
ニップルで形成されている(図2参照)。
【0007】スプリングニップルは、ニップル本体25
の外周部の上端部及び下端部に、それぞれ、リード線コ
ネクタ19及び保護管取付けボス部13にねじ結合させ
るための雄ねじ部が形成され、上端雄ねじ部には、ロッ
クナット27が装着されている。また、ニップル本体2
5内周部の中間部には、シース測温体21のばね座部2
1aと係合する内鍔部29が形成され、上端部には環状
雄ねじ体であるばね押え31が装着され、ばね座部21
aとばね押え31との間には圧縮コイルばね33が介装
されている。
【0008】リード線コネクタ19は、上キャップ35
と横キャップ37とエルボ型のコネクタ本体39とから
なり、該コネクタ本体39は、上キャップ35が螺着さ
れる結線作業孔39aと横キャップ37が螺着されるリ
ード線導入孔39bと下側に形成されるアダプタ固着用
の雌ねじ部39cとを備えている。そして、該リード線
コネクタ19に内設される端子板17は、シース測温体
21の補償導線41及びリード線43とそれぞれ結線さ
れる。
【0009】(2)次に、上記熱電対の使用態様を説明
する。
【0010】まず、補償導線41を上端に備えたシース
測温体21を、筒状アダプタ(スプリングニップル)2
3に上方から挿入しばね押え31を筒状アダプタ23に
螺着することにより、シース測温体21の上側部を保持
囲繞する。
【0011】スプリングニップル23にコネクタ本体3
9をねじ込み、ロックナット27で固定した後、補償導
線41を端子板17の補償導線用端子17aに接続して
熱電対を組立てる(以下、「熱電対組立て体」と言
う。)。
【0012】次に、この熱電対組立て体を、保護管11
の取付けボス部13の内周に形成された熱電対取付け用
雌ねじ部13aに、スプリングニップル23の下端雄ね
じ部を介してねじ込んで、被測温体15の取付け部15
aに取付ける。
【0013】最後に、横キャップ37を嵌着したリード
線43を端子板17のリード線用端子17bに接続し、
横キャップ37及び上キャップ35を螺着して、熱電対
の取付け・結線を完了する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来構成
の熱電対の場合、下記のような問題点があることが分か
った。
【0015】(1)各種発電所及び石油化学プラント等
における熱電対の点検作業(通常、被測温体から熱電対
組立て体取り外して室温での正常作動の有無を検査す
る。)の際、熱電対はねじ込み式で被測温体に固定しで
あるため、上キャップを取り外し、リード線を端子板か
ら取り外してから、ねじを緩め、再びリード線を端子板
に接続して検査を行い、その後、再び、リード線を端子
板から取り外し、さらに、リード線を端子板のリード線
用端子に接続し、横キャップ及び上キャップを螺着する
必要があり、作業時間に多くの時間を要した。このよう
に多くの時間を要することは、特に、被爆時間を問題と
する原子力発電所のような場所では、重大な問題とな
る。
【0016】(2)また、上記の如く、熱電対組立て体
の取り替えの際、リード線を端子板から取り外し、か
つ、限定された作業姿勢でリード線の端子接続をする等
の必要があり、やはり、作業時間に多くを要した。
【0017】本発明は、上記にかんがみて、熱電対等の
測温センサの点検作業及び取り替え作業が短時間で済む
測温センサを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係る測温センサ
は、上記課題を、下記構成により解決するものである。
【0019】端子板を備えたリード線コネクタと、端子
板と結線されるシース測温体と、リード線コネクタに固
着され前記シース測温体の上側部を保持囲繞する筒状ア
ダプタとを備え、該筒状アダプタが、シース測温体取付
け側と被測温体取付け側とに上下に分割され、前記シー
ス測温体取付け側と被測温体取付け側とが、ワンタッチ
式カプラで結合され、更に、前記シース測温体取付側が
スプリングニツプルで形成され、前記シース測温体は、
上方部にばね座部を介して押込検出部を有するとともに
前記スプリングニップルの圧縮コイルばねにより下方へ
付勢され、前記筒状アダプタのシース測温体取付側を前
記被測温体取付側に押し込んだとき、シース測温体の先
端が筒状アダプタの筒底部と当接した後、圧縮コイルば
ねが圧縮されて押込検出部が突出するようにした、こと
を特徴とする。
【0020】
【実施例】次に、本発明を図3〜4に基づいて詳細に説
明をする。従来例と同一部分については、同一図符号を
付すとともに、それらの説明の全部または一部を省略す
る。
【0021】(1)基本的には、熱電対Tは、端子板1
7を備えたリード線コネクタ19と、前記端子板17と
結線されるシース測温体21と、リード線コネクタ19
に固着されシース測温体21を保持囲繞する筒状アダプ
タ23Aとを備えた構成である。ここまでは、従来例と
同一の構成である。
【0022】(2)上記構成において、筒状アダプタ2
3Aが、被測温体取付け側(保護管11)とシース測温
体取付け側(ニップル本体25)とに上下に分割され、
シース測温体取付け側であるニップル本体25と被測温
体取付け側である保護管11とがワンタッチ式カプラC
で結合されている。
【0023】ここで、ワンタッチ式カプラとは、ねじ込
まずにワンタッチで着脱可能な構成のカプラを言う。
【0024】例えば、嵌入部外周にロック溝51を備え
たプラグ部53と、該プラグにOリング55を介して嵌
着し、複数のロックボール57を保持するボール保持孔
59が形成された外嵌部を備えたソケット61と、該ソ
ケット部61に外嵌し、ばね56で付勢されてロックボ
ール57をロック溝51へ押え込み位置にあるロック解
除スリーブ63とからなる構成のものを使用可能である
(図4参照)。
【0025】そして、ワンタッチ式カプラCの下側は、
保護管取付けボス部13にねじ結合され、ワンタッチ式
カプラCの上側は、スプリングニップル45と螺着され
ている。
【0026】(3)次に、上記実施例の使用態様を説明
する。
【0027】予め、保護管11の取付けボス部13の内
周に形成された熱電対取付け用雌ねじ部13a(既設の
ものを使用可能である。)に、カプラCの下方部(図例
ではソケット部61)を螺着しておく。なお、ソケット
部61は、直接、取付けボス部13に溶接してもよい。
【0028】まず、補償導線41を備えたシース測温体
21を、スプリングニップル45の下端にワンタッチ式
カプラCの上方部(図例ではプラグ部53)が螺着され
た筒状アダプタ23Aに上方から挿入しばね押え31に
より固定して、筒状アダプタ23Aに保持・囲繞させ
る。
【0029】補償導線41を端子板17の補償導線用端
子17aに接続した後、スプリングニップル45にコネ
クタ本体39をねじ込み、ロックナット27で固定した
後、補償導線41を端子板17の補償導線用端子17a
に結線し、横キャップ37を嵌着したリード線43を端
子板17のリード線用端子17bに接続し、横キャップ
37及び上キャップ35を螺着して、熱電対を組立てる
(以下、「熱電対組立て体」と言う。)。
【0030】次に、この熱電対組立て体を、予め、保護
管取付けボス部13に螺着されたカプラCの下方部(図
例ではソケット部61)に、ロック解除スリーブをロッ
ク解除位置にスライドさせてばね力により戻すことによ
り、熱電対組付け体をワンタッチで嵌着して、被測温体
15に取付ける。こうして、熱電対の取付け・結線を完
了する。このとき、筒状アダプタ23Aのシース測温体
取付側(ニップル本体25)を被測温体取付側(保護管
11)に押し込むこととなり、シース測温体21の先端
が筒状アダプタ23Aの筒底部、即ち、保護管11の筒
底部と当接した後、圧縮コイルばね33が圧縮されて押
込検出柱部22が突出する。
【0031】
【発明の作用・効果】本発明の測温センサは、被測温体
取付けのための筒状アダプタが、ワンタッチ式カプラで
分割可能とされているため、予め、ワンタッチ式カプラ
の下側を被測温体の壁部取付けておけば、測温センサ
組立て体を、ねじる作業をすることなく、被測温体にワ
ンタッチで取付け・取り外しをすることができる。
【0032】従って、リード線を端子板に接続したま
ま、測温センサ組立て体を被測温体から取り外し可能、
また、取付け可能である。
【0033】よって、熱電対等の測温センサの点検作業
及び取り替え作業が短時間ですむ。
【0034】即ち、(1)原子力発電所等における熱電
対の点検作業(通常、被測温体から熱電対組立て体を取
り外して室温での正常作動の有無を検査する。)の際、
熱電対組立て体の被測温体に固定は、ねじ込み式でない
ため、従来のような、面倒な作業は不要である。即ち、
上キャップを取り外し、リード線の端子板から取り外し
てから、ねじを緩め、再びリード線を端子板に接続して
検査を行い、その後、再び、リード線を端子板から取り
外し、さらに、リード線を端子板のリード線用端子に接
続し、上キャップを螺着する必要がない。
【0035】(2)また、熱電対組立て体の取り替えの
際のリード線の端子接続作業が、熱電対組立て体を被測
温体に固定した後に限定されず、限定された作業姿勢で
リード線の端子接続をする等の必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の熱電対(温度センサ)の正面半断面
【図2】図1のコネクタ及びスプリングニップルの拡大
断面図
【図3】本発明の一実施例である熱電対の正面半断面図
【図4】図3に使用するワンタッチカプラの拡大部分断
面図
【符号の説明】
11 測温体保護管 13 取付けボス部 15 被測温体 17 端子板 19 リード線コネクタ 21 シース測温体 23 筒状アダプタ(スプリングニップル) 41 補償導線 43 リード線 C ワンタッチ式カプラ T 熱電対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−169329(JP,A) 特開 平6−229838(JP,A) 実開 平2−150534(JP,U) 実開 平3−30837(JP,U) 実開 昭59−27428(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01K 7/02 G01K 1/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子板を備えたリード線コネクタと、前
    記端子板と結線されるシース測温体と、前記リード線コ
    ネクタに固着され前記シース測温体を保持囲繞する筒状
    アダプタとを備え、該筒状アダプタが、シース測温体取
    付け側と被測温体取付け側とに上下に分割され、前記シ
    ース測温体取付け側と被測温体取付け側とが、ワンタッ
    チ式カプラで結合され、 更に、前記シース測温体取付側がスプリングニツプルで
    形成され、前記シース測温体は、上方部にばね座部を介
    して押込検出部を有するとともに前記スプリングニップ
    ルの圧縮コイルばねにより下方へ付勢され、前記筒状ア
    ダプタのシース測温体取付側を前記被測温体取付側に押
    し込んだとき、前記シース測温体の先端が前記筒状アダ
    プタの筒底部と当接した後、前記圧縮コイルばねが圧縮
    され前記押込検出部が突出するようにした、ことを特徴
    とする測温センサ。
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